JPH05346537A - 自動焦点制御装置 - Google Patents

自動焦点制御装置

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JPH05346537A
JPH05346537A JP18042092A JP18042092A JPH05346537A JP H05346537 A JPH05346537 A JP H05346537A JP 18042092 A JP18042092 A JP 18042092A JP 18042092 A JP18042092 A JP 18042092A JP H05346537 A JPH05346537 A JP H05346537A
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ccd
film
image
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area
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JP18042092A
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Mitsutoshi Iko
光俊 位高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動焦点制御装置において、フィルム画像の
エッジ部分を検出することにより、焦点調整を短時間に
行う。 【構成】 CCD54はフィルム(ネガフィルム)Fの
駒(画像が記録された領域)と空白領域との境界部分
(エッジ部分)の投影画像を検出する。CCD54から
の出力信号は、プリアンプ302、A/D変換器305
を介して、MPU35に入力される。MPU35のフォ
ーカス制御装痔351はこの信号に基づき、レンズ駆動
回路307に所定の信号を出力する。レンズ駆動回路3
07は投影レンズ8を所定位置に移動することにより、
CCD54上の投影画像は合焦状態となる。本発明によ
れば、フィルムFにおける駒のエッジ部分のコントラス
トを検出することにより、合焦動作時にエッジ部分を探
し出す必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動焦点制御装置、詳し
くはマイクロフィルムリーダ等に用いられる自動焦点制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりマイクロフィルムリーダ等にお
いて、マイクロフィルムのフィルム画像をスクリーン等
に結像させる際にフィルム画像を自動的に合焦させる自
動焦点制御装置(オートフォーカス機構)が知られてい
る。この自動焦点制御装置は、例えば特開昭62−23
8510号公報に示されるように、レンズを通過したフ
ィルム画像を検出するCCDラインセンサ等の受光素子
と、レンズ位置等を制御する制御装置と、を備えてい
る。CCDラインセンサにおけるフィルム画像が合焦し
た場合には、フィルム画像の明部と暗部との差(画像の
コントラスト)が最大となる。制御装置はCCDライン
センサが受光したフィルム画像の焦点が合うように、レ
ンズの位置を制御するものである。
【0003】CCDラインセンサが検出したフィルム画
像部分のコントラストが小さい場合(例えば、当該フィ
ルム画像部分にエッジ等が殆ど含まれていない場合)に
は、フォーカスが合っているかどうかを正確に判断する
ことが困難である。そこで、この自動焦点制御装置は、
オートフォーカス制御を正確に行うためにフィルム画像
中のコントラストが最も大きい部分を探し、当該画像部
分をCCDラインセンサにより検出している。
【0004】しかしながら、このような自動焦点制御装
置は、所定値以上のコントラストを有するフィルム画像
部分を探す必要がある。このため、オートフォーカス制
御のに要する時間が長くなるという問題が生じていた。
【0005】また、特開昭62−283323号公報に
示される自動焦点制御装置は、フィルム画像の欄外に記
録された画像検索用のブリップマークのエッジ部分を検
出することによりオートフォーカス制御を行うものであ
る。ブリップマークは、通常、フィルムの余白部分に記
録された矩形の図形であり、所望の駒を検索する際に用
いられるものである。
【0006】しかしながら、ブリップマークの位置およ
び大きさは、フィルムの種類等によって異なるものであ
る。このため、ブリップマークのエッジを検出する前
に、先ず、CCDラインセンサ等によりブリップマーク
の位置を探し出さなければならなかった。したがって、
この自動焦点制御装置にあっても焦点調整に要する時間
が長くなるという問題が生じていた。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は、自動焦点制御装置に
おいて、フィルム画像のエッジ部分を検出することによ
り、焦点調整に要する時間を短縮することを、その目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動焦点制
御装置は、画像が記録された画像領域および当該画像領
域に隣接した空白領域を備えたネガフィルムの透過光を
投影面に投影する投影光学系と、フィルムの画像領域と
空白領域との境界部分の透過光を検出し、検出信号を出
力する検出手段と、検出手段が検出した上記境界部分の
透過光のコントラストが略最大となるよう投影光学系を
検出信号に基づき調整することにより投影面に投影され
た画像を合焦させる制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明に係る自動焦点制御装置において、投影
光学系はネガフィルムの透過光を投影面に投影する。こ
のネガフィルムは画像が記録された画像領域と当該画像
領域に隣接した空白領域を備えている。検出手段は、フ
ィルムの画像領域と空白領域との境界部分(エッジ部
分)の透過光を検出する。検出手段が検出した境界部分
の焦点が合っている場合には、検出手段が検出した境界
部分のコントラストは最大となる。制御手段は検出手段
から出力された検出信号に基づき、境界部分のコントラ
ストが略最大となるよう投影光学系を調整することによ
り、投影面に投影された画像を合焦させる。
【0010】このように、本発明によれば、ネガフィル
ムの境界部分(エッジ部分)のコントラストを検出する
ことにより自動焦点調整を行っているため、ブリップマ
ーク等が記録されていないネガフィルムにおいても自動
焦点調整を行うことができるものである。また、画像領
域内のエッジ部分等を探し出した後に自動焦点調整をす
る必要もないため、自動焦点調整が短時間に行われると
いう利点もある。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例に係る自動焦点制御装置を
図面を参照しながら以下に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る自動焦点制
御装置を用いたマイクロフィルムリーダを示す斜視図で
ある。このマイクロフィルムリーダは本体下部1に画像
照射用のランプ(光源)とランプによって投影された画
像をプリントするためのプリンタを内蔵している。ま
た、本体下部1の前面にはプリントボタンB1、ズーム
ボタンB2、オートフォーカスボタンB3等所定の操作ボ
タンが配されている。
【0013】本体上部5の内部には光学系が配設され、
本体上部5の前面にはフィルム画像が投影されるスクリ
ーン6が設けられている。このスクリーン6の下方には
フィルムキャリヤ装着空間Aが設けられており、この空
間Aには駒検索機能を備えたフィッシュフィルム用キャ
リヤ7が装着されている。フィッシュフィルム用キャリ
ヤ7は交換自在に構成され、本体前方に引き出すことが
できる。フィッシュフィルム用キャリヤ7の前面にはフ
ィッシュフィルムの挿入口9が形成されている。この空
間Aにはフィッシュフィルム用キャリヤ7に代えてロー
ルフィルム用キャリヤを装着することも可能である。
【0014】本体に装着されたフィッシュフィルム用キ
ャリヤ7の上面の中央には、投影光路の一部を形成する
投影レンズ8が配設されている。そして、フィッシュフ
ィルム用キャリヤ7には接続コードを介してコントロー
ラ10が接続されている。コントローラ10は駒送りキ
ーB4等から入力された駒番号に従い、検索目的とする
フィルムの駒を検索するものである。
【0015】図2はマイクロフィルムリーダ内部の投影
光学系を示す図である。図中、46はランプ、47は凹
面鏡、48a、48bはコンデンサレンズ、49は照明
ミラーである。フィルムホルダ17、18は図示されて
いないフィシュフィルム用キャリヤ7の内部に配設され
ている。これらのフィルムホルダ17、18はフィルム
Fを挟持するものである。ランプ46から発せられた光
はコンデンサレンズ48bを通過し、フィルムホルダ1
7、18に挟持されたフィルムFに照射される。そし
て、フィルムFを透過した光は投影レンズ8を経てミラ
ー51に至る。
【0016】ミラー51は、その中央部を軸として回動
自在に構成されており、その回動角度によって2つの光
路のいずれかが選択される。第1の光路は、ミラー52
に反射した後、スクリーン6に至る光路である。そし
て、第2の光路は、ミラー51に反射した後、ミラー5
5〜57を経て感光体ドラム58に至る光路である。第
2の光路が選択された場合には、感光体ドラム58に画
像が投影され、そして、図示されていない用紙に画像が
プリントされるものである。
【0017】第1の光路において、ミラー52とスクリ
ーン6との間にはハーフミラー53が配設されている。
そして、ハーフミラー52に対向する位置にラインセン
サ型のCCD54が設けられている。よって、第1の光
路を通過する光の一部はハーフミラー53により反射し
た後、CCD54に至るものである。ラインセンサ型の
CCD54は、受けた光を1次元座標で表された信号に
変換するものである。すなわち、CCD54上に一列に
並んだ各フォトトランジスタが受けた光に比例した電圧
がCCD54から順次出力される。
【0018】図3は、本実施例に係る自動焦点制御装置
を表すブロック図である。この図において、ランプ46
から発せられた光はフィルムFを透過し、投影レンズ8
等を通過した後、CCD54に至っている。CCD54
はCCDドライバ301により駆動されている。そし
て、CCDドライバ301には発振回路(OSC)30
8から出力された所定周波数のクロックが印加されてい
る。CCD54から出力された信号はプリアンプ302
において増幅された後、サンプルホールド等の処理が施
される。LPF(ローパスフィルタ)303はCCD5
4から出力された信号に含まれるクロック成分を除去す
るものである。
【0019】プロセス回路304は、黒レベル等の変動
を防止するためのクランプ回路等を含んで構成されてい
る。プロセス回路304から出力された信号はA/D変
換器305によりディジタル信号に変換された後、MP
U35に入力されている。MPU35はCPUのほかR
OM、RAM、CTC等を備えたものである。このMP
U35は、フォーカス制御手段351と露光制御手段3
52とを有している。フォーカス制御手段351はCC
D54から出力された信号に基づき、CCD54におい
て投影画像が合焦するように投影レンズ8の位置調整量
を算出するものである。そして、露光制御手段352
は、同様にCCD54から出力された信号に基づき、ラ
ンプ46の光量を制御するものである。
【0020】D/A変換器306はMPU35から出力
されたディジタル信号(フォーカス制御手段351およ
び露光制御手段352による算出値)をアナログ信号に
変換するためのものである。このD/A変換器306は
マルチプレクサを備えており、レンズ駆動回路307と
ランプ駆動回路308とのそれぞれに異なるアナログ信
号を出力可能である。レンズ駆動回路307はモータ等
よりなり、入力された信号に基づき投影レンズ8の位置
等を移動することにより焦点調整を行うものである。ま
た、ランプ駆動回路308はインバータ回路等を備え、
入力された信号に基づきランプ46のに印加する電力を
制御するものである。
【0021】図4は、フィルム(ネガフィルム)FとC
CD54による検出エリア540との位置関係を表す図
である。ここでは、ロールタイプのフィルムFを用いて
説明することにする。フィルムFは帯状をなし、その長
手方向(副走査方向)に複数の駒(画像領域)42が並
んでいる。フィルムFはネガフィルムであるため、駒4
2内の領域において、文書等の文字が記録された部分は
白色(透明)であり、文書等の余白の部分は黒色であ
る。通常の文書では余白の部分が大部分を占めるため、
駒42内の領域の大部分は黒色である。フィルムFにお
ける駒42以外の空白領域41には画像が記録されてい
ないので、空白領域41は透明である。よって、駒42
と空白領域41との境界部分(エッジ部分)における濃
度は白から黒へと急峻に変化している。図中、検出エリ
ア540は、CCD54が検出する領域を示している。
本発明にあっては、この検出エリア540の濃度差(コ
ントラスト)をCCD54により検出することにより、
合焦判断を行うものである。
【0022】図5はCCD54の出力電圧を示すグラフ
である。このグラフにおいて、横軸はCCD54上の各
画素の座標(主走査方向の位置)を表し、縦軸はCCD
54の各画素における出力電圧を示している。すなわ
ち、このグラフは、検出エリア540におけるフィルム
Fの輝度の分布を示すものである。
【0023】フィルムFの空白領域41は透明であるた
め、空白領域41を透過する光量はきわめて多い。一
方、駒42の大部分は黒色であるため、当該駒42を透
過する光量は少ない。よって、駒42のエッジ部分の濃
度は大きく変化する。CCD54上に投影された画像の
焦点がずれている場合には、エッジ部分のコントラスト
が低下するため、CCD54からの出力電圧は図中、曲
線503のような特性となる。投影レンズ8等を調整す
ることにより、CCD54上に投影された画像の焦点が
合うに従い、上記エッジ部分のコントラストは大きくな
るため、CCD54からの出力電圧は、図中502から
501へと変化する。
【0024】ここで、CCD54から出力された電圧に
対して2つの閾値電圧VL、VHを設定する。曲線501
〜503において、閾値電圧VL、VH間に対応する主走
査方向の距離はΔa、Δb、Δcとなる。したがって、
CCD54上に投影された画像の焦点が合うに従い、当
該距離はΔc〜Δaへと短くなる。
【0025】続いて、本自動焦点制御装置の動作を説明
する。先ず、CCD54上の投影画像の最大光量値が最
適値となるように、露光調整を行う。露光調整を行うの
は、以下の理由による。すなわち、CCD54は一般に
ガンマ値が”1”であるため受けた光量に比例した電圧
を出力するが、ある光量値以上においてはブルーミング
等の理由によりガンマ値が低下してしまう。よって、図
8に示されるように、光量が増大しても、CCD54の
出力電圧の最大値はほとんど増加しない(曲線81)。
すると、駒42のエッジ部分のコントラストは見かけ
上、低下するため、正確な合焦判断を行うことが困難と
なる。そこで、CCD54が受けた光に対して比例した
電圧を出力するよう、CCD54に照射する最大光量値
の調整(露光調整)を行うものである。
【0026】露光調整においては、図3に示されるCC
D54から出力された電圧の最大値が所定値以下となる
ように、露光制御手段352は最適な露光量を演算し、
D/A変換器306に出力する。さらに、D/A変換器
306から出力された信号はランプ駆動回路308に入
力される。ランプ駆動回路308はこの信号に従い、ラ
ンプ46に印加する電力を制御することにより、ランプ
46から最適な光量が発せれる。このようにして、CC
D54に投影された画像の最大光量値は所定値となる。
【0027】次に、焦点調整が以下に示される手順に従
い行われる。CCD54から出力された信号は、プリア
ンプ302、LPF303等を通過した後、A/D変換
器305によりディジタル信号に変換され、そして、M
PU35に入力される。MPU35において、フォーカ
ス制御手段351は入力された信号を所定時間毎にサン
プリングし、図6に示されるようなデータを生成する。
フォーカス制御手段351は、サンプリングされたデー
タのうち、閾値電圧VL、VH間にあるデータ数をカウン
トする。図6において、閾値電圧VL、VH間にあるデー
タ数は4個である。これを図7に示す。
【0028】閾値電圧VL、VH間のデータは、フィルム
Fの駒42のエッジ部分を表している。CCD54上に
投影された画像の焦点が合っている場合には、当該エッ
ジ部分のコントラストが大きくなる。この場合、図5に
示すグラフでの傾斜部分の傾きは急峻になるため、閾値
電圧VL、VHの範囲内にあるデータ数は減少する。一
方、CCD54上に投影された画像の焦点がずれている
場合には、閾値電圧VL、VHの範囲内にあるデータ数は
増加する。したがって、閾値電圧VL、VHの範囲内にあ
るデータ数をカウントすることにより、合焦判断を行う
ことが可能となる。すなわち、閾値電圧VL、VHの範囲
内にあるデータ数が最小となった場合に、投影画像が合
焦状態にあると判断できるものである。
【0029】フォーカス制御手段351は、閾値電圧V
L、VHの範囲内にあるデータ数が所定の数以下となるよ
う、投影レンズ8の移動量を演算する。この演算結果に
より得られたディジタルデータは、D/A変換器306
によりアナログ信号に変換され、レンズ駆動回路307
に入力される。レンズ駆動回路307は入力された信号
に従い、投影レンズ8を所定量だけ移動させる。このよ
うにして、CCD54に投影された画像が合焦状態とな
り、同時に、スクリーン6に投影された画像もまた合焦
状態となる。
【0030】従って、以上述べたように、本実施例に係
る自動焦点制御装置によれば、フィルムFの駒42のエ
ッジ部分のコントラストを検出することによりスクリー
ン6に投影された画像を合焦させることができる。フィ
ルムFにおいて、駒42の位置および大きさは予め定め
られているため、駒42のエッジ部分を探し出す必要が
ない。このため、合焦動作を短時間で行うことができる
ものである。
【0031】なお、駒42のエッジ部分の検出エリア
は、図9に示されるように複数であっても差し支えな
い。このように、複数箇所のコントラストを検出し、各
コントラストの平均値を用いて合焦動作を行うことによ
り、より精度のよい合焦動作が可能となるものである。
また、スクリーン6に投影された画像の一部のみの焦点
が大きくずれるのを防止することも可能となる。
【0032】また、ハーフミラー53を用いることな
く、CCD54をスクリーン6の背面に配設しても差し
支えない。この場合、合焦動作時においてのみ、CCD
54をスクリーン6の背面に移動することにより、通常
の使用時にはCCD54がスクリーン6に投影された画
像を遮ることを防止できる。また、本実施例において
も、合焦動作時にのみ、ハーフミラー53を光路に移動
させても差し支えない。
【0033】本実施例に係る自動焦点制御装置において
は、投影レンズ8の位置を移動しながら、駒42のエッ
ジ部分のコントラストを検出しているが、CCD54を
光軸方向に移動させながら当該エッジ部分のコントラス
トを検出しても差し支えない。このように、CCD54
上に投影されたエッジ部分のコントラストが最大となっ
た際におけるCCD54の位置に基づき、スクリーン6
上の画像の合焦判断を行うことができる。
【0034】フォーカス制御手段351において、エッ
ジ部分のコントラストを算出するかわりに、FFT等の
処理を用いてエッジ部分の高域成分量を算出してもよ
い。当該高域成分量が最大となった場合に、CCD54
上の投影画像は合焦状態にあると判断することが可能で
ある。
【0035】さらに、投影画像読み取り用のCCDを有
するマイクロフィルムリーダ等においては、当該CCD
をコントラスト検出用として用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、自動焦点制御装置にお
いて、フィルム画像のエッジ部分を検出することによ
り、焦点調整に要する時間を短縮することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動焦点制御装置を用
いたマイクロフィルムリーダの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る自動焦点制御装置を用
いたマイクロフィルムリーダの透視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る自動焦点制御装置を表
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係るフィルムとCCDによ
る検出エリアとの位置関係を表す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るCCDの出力電圧を示
すグラフである。
【図6】本発明の一実施例に係るCCDの出力電圧を示
すグラフである。
【図7】本発明の一実施例に係るCCDの出力電圧を示
すグラフである。
【図8】本発明の一実施例に係るCCDの出力電圧を示
すグラフである。
【図9】本発明の一実施例に係るフィルムとCCDによ
る検出エリアとの位置関係を表す図である。
【符号の説明】
6 スクリーン(投影面) 8 投影レンズ(投影光学系) 41 空白領域 42 駒(画像領域) 46 ランプ(投影光学系) 54 CCD(検出手段) 307 レンズ駆動回路(制御手段) 351 フォーカス制御手段(制御手段) F フィルム
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 21/11 Z 7316−2K 27/32 C 9017−2K 27/34 9017−2K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が記録された画像領域および当該画
    像領域に隣接した空白領域を備えたネガフィルムの透過
    光を投影面に投影する投影光学系と、 フィルムの画像領域と空白領域との境界部分の透過光を
    検出し、検出信号を出力する検出手段と、 検出手段が検出した上記境界部分の透過光のコントラス
    トが略最大となるよう投影光学系を検出信号に基づき調
    整することにより投影面に投影された画像を合焦させる
    制御手段と、 を有することを特徴とする自動焦点制御装置。
JP18042092A 1992-06-15 1992-06-15 自動焦点制御装置 Pending JPH05346537A (ja)

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JP18042092A JPH05346537A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 自動焦点制御装置
US08/071,750 US5398096A (en) 1992-06-15 1993-06-09 Automated focus point control device

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Cited By (4)

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