JPH05346252A - 厨房内の排気方法 - Google Patents

厨房内の排気方法

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JPH05346252A
JPH05346252A JP4153691A JP15369192A JPH05346252A JP H05346252 A JPH05346252 A JP H05346252A JP 4153691 A JP4153691 A JP 4153691A JP 15369192 A JP15369192 A JP 15369192A JP H05346252 A JPH05346252 A JP H05346252A
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grease filter
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kitchen
exhaust
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Hirotaka Shirato
弘貴 白土
Yoji Yamakado
洋二 山門
Mitsuharu Sato
光春 佐藤
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Nikken Sekkei Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Nikken Sekkei Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厨房内の排気手段において、排気用メインフ
ァンFの動力を節減すると共に、排気系統のダンパーd
およびシャッターsの使用取扱いを安易化した。 【構成】 厨房A内の排気手段として、グリースフィル
タ付フードaとグリースフィルタを使用しない一般式フ
ードbを混在させて共通の排気ダクトで排気するものに
おいて、グリースフィルタeを装備するフードaには、
該グリースフィルタeの抵抗による圧損分に相当する静
圧のブースタファンfを付設して該フードaの吸込量を
補填することにより上記共通排気ダクトDに使用するメ
イン排気ファンFを、前記グリースフィルタeによる圧
損分に相当する静圧を減じた小容量として、動力の使用
を節減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリースフィルタを装備
したフードと、グリースフィルタを装備しない一般式排
気設備のフードとを共通の排気ファンを備えた排気ダク
トに連通させた厨房の排気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】厨房の排気手段としては、図2(イ)で
示すように厨房A内に、グリースフィルタeを装備する
フードa…と、グリースフィルタeを装備しない一般形
式の排気設備のフードb…を混在させて設備し、これら
のフードa…、b…の排気系統を共通のメイン排気ファ
ンFを備えた一個の排気ダクトDとしたもの、或いは同
図(ロ)で示すように、グリースフィルタeを装備した
ものと、装備しないフードa…、b…とを、夫々各別の
排気ファンF1、F2を備えた2個の排気ダクトD1、D2
の排気系統とする場合がある。
【0003】尚、図2においてcはシャッターsを備え
た天井吹込口、dは各フードa…、b…に付設した風量
調節ダンパーを示す。上記の厨房排気手段における後者
のものは、使用する排気ファンF1、F2の各理論動力は
前者の手段におけるメイン排気ファンFのそれよりも小
さいが、2台のファンを使用するためまた排気ダクトも
2組を必要とするため設備スペースが大となり、これに
伴い建設費が嵩ばる結果、前者の一個の排気ダクトを使
用した一排気系統のものが多く採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来手段
の前者の場合にも次のような不利がある。
【0005】即ち、共通のメイン排気ファンの静圧を設
定するに際しては、フードおよび天井吸込口の圧損とし
ては、圧損の大きいグリースフィルタeを装備したフー
ドaの圧損を基準として決定するため、実際において排
気ファンFの稼動によれば、空気は抵抗による圧損の少
ないグリースフィルタeを備えないフードbおよび天井
吸込口cにおいて優先的に吸込まれ、抵抗による圧損が
大きいグリースフィルタeを備えたフードaでは所定量
の空気を吸込まない結果を生じ、この現象を無くすため
にダンパーd或いはシャッターsによってフードbおよ
び天井吸込口cの吸込風量を制御調整して、通常は25
〜35mmAgの抵抗を付与することが必要であった。
即ちメイン排気ファンFはフードbおよび天井吸込口c
の所定風量に対して上記25〜35mmAg分の無駄な
稼動を浪費していた。
【0006】この結果、ダンパー、シャッター等は本来
の風量調整と共にフード相互間の吸込み抵抗度をも考慮
して調整する面倒があった。かつ、近時、グリースフィ
ルタは種々と改良され、メッシュフィルタに代って、圧
損の大きいバッフルタイプが多用されて圧損率がさらに
高くなっている。
【0007】尚、上記共通のメイン排気ファンFを使用
したときの該排気ファンの無駄な動力(KWm)は、
【0008】
【数1】
【0009】で表わされる。
【0010】 b…グリースフィルタ無フード風量m3/min c…天井吸込口風量m3/min Se…グリースフィルタの静圧損失mmAg ηF…メイン排気ファンの静圧効率
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記、グリース
フィルタを装備するフードと、装備しないフードとを共
通のメイン排気ファンによる単一の排気系統で排気する
ものにおけるメイン排気ファンの無駄な仕事に要するエ
ネルギーの損失をなくし、厨房の排気を省力化したもの
で、グリースフィルタを装備したフードの各連通路に夫
々グリースフィルタによる圧損分に相当する静圧のブー
スタファンを付設し、メイン排気ファンの静圧を前記グ
リースフィルタを装備したフードのグリースフィルタの
圧損分に相当する静圧を減じたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては図1で示すように、共通のメ
イン排気ファンFの稼動により厨房A内における各フー
ドa…、b並びに天井吸込口cから厨房内の空気は吸引
されて、共通の排気ダクトDを経て排気され、各フード
a…、b…は夫々のダンパーdと、天井吸込口cはシャ
ッターsの開閉度により調節した風量の排気作動を行
い、この場合グリースフィルタeを装備したフードa…
は、その連絡通路に夫々設けたブースタファンf…によ
ってグリースフィルタeによる圧損分に相当する吸込量
を補填するようにし、従って、グリースフィルタeを装
備したフードa…のグリースフィルタeによる圧損分に
相当する静圧を減じた小容量のメイン排気ファンFの使
用により各フードa…、b…並びに天井吸込口c…の吸
込み時の抵抗差をなくし、かつ、ダンパーdおよびシャ
ッターsは単純に風量制御のみの操作となり使用が安易
となる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1によって説明する。
【0014】厨房A内にグリースフィルタeを装備した
フードaと、グリースフィルタeを装備しない一般形式
のフードbの夫々適数個を混在させて配設使用し、また
天井吸込口cの適数を設け、これらのフードa…、b…
と、C…とを共通の排気ダクトDに連通させて共通1基
のメイン排気ファンFの稼動により厨房内の排気作動を
行うものにおいて、各フードa、bには夫々ダンパーd
を付設し、また天井吸込口cには開閉シャッタsを設け
て、夫々風量制御を行うようにした。
【0015】以上の排気手段において、共通の排気ファ
ンFによる稼動によればグリースフィルタeを装備した
フードa…は該グリースフィルタeによる通風抵抗のた
め、その吸気作用は弱く、これに対しグリースフィルタ
eを装備しない一般式排気フードbおよび天井吸込口c
からの吸込みが優先して行われるため、従来は該一般式
排気フードbと天井吸込口cの吸込量を制御するため夫
々のダンパーdおよびシャッターsを絞ってグリースフ
ィルタ付フードaを含めて所定の吸気量となるように調
整しており、このため実質的にはメイン排気ファンFは
ダンパーdとシャッターsによる絞り分に相当する動力
量を無駄に使用していたばかりでなく、ダンパーdおよ
びシャッターsは風量調整と共に各フードの抵抗関係を
考慮しつつ調節しなければならない不都合があった。
【0016】本発明は、この不都合を排除するためグリ
ースフィルタeを装備したフードa…には夫々その連結
路に、該グリースフィルタeの圧損分に相当する吸込量
を補填する静圧のブースタファンfを設けることにより
該フードa…の吸込量を圧損分だけ増大するようにし、
従ってメイン排気ファンFとしては、グリースフィルタ
e…による圧損分に相当する静圧を減じた容量のファン
として省動力化ができると共に各フードa、bのダンパ
ーdは、グリースフィルタeによる圧損を特に考慮する
ことなく、風量調整のみに使用し得るから、その調整操
作を容易にすることができるようになった。
【0017】
【発明の効果】本発明によるときは、厨房内にグリース
フィルタを装備したフードと該フィルタを装備しないフ
ードとを混在させ、これを共通の排気系統により一基の
共用メイン排気ファンで排気作動を行う場合において、
グリースフィルタを装備するフードには、グリースフィ
ルタの抵抗による圧損分に相当する静圧のブースタファ
ンを付設して、その圧損分の吸込量を補填したので、共
通の排気用メインファンの容量を、該グリースフィルタ
による圧損分に相当する静圧を減じた小容量のものとす
ることができて、無駄な動力源の使用を節約し、かつ風
量制御のためのダンパーおよびシャッターの使用を安易
に行うことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による厨房排気装置の実施例を示す作
動系統図
【図2】 (イ)(ロ)共に従来の技術例を示す作動系
統図
【符号の説明】
a グリースフィルタを装備したフード b グリースフィルタを装備しない一般式フード c 天井吸込口 d 風量調整用ダンパー e ブースタファン s シャッター A 厨房 D 排気ダクト F メインファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 光春 神奈川県横浜市泉区弥生台22−3 グリー ンハイム弥生台4−104

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房内にグリースフィルタを装備したフ
    ードと、グリースフィルタを有しないフードとを混在さ
    せ、各フードをメイン排気ファンを備えた共通の排気路
    に連通接続させたものにおいて、グリースフィルタを装
    備したフードの各連通路に夫々グリースフィルタによる
    圧損分に相当する静圧のブースタファンを付設し、メイ
    ン排気ファンの静圧を、グリースフィルタを装備したフ
    ードのグリースフィルタの圧損分に相当する静圧を減じ
    たことを特徴とする厨房排気方法。
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JP2002206498A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Kajima Corp 排気ファン風量制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002206498A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Kajima Corp 排気ファン風量制御システム
JP4606601B2 (ja) * 2001-01-10 2011-01-05 鹿島建設株式会社 排気ファン風量制御システム

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