JPH05264092A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05264092A
JPH05264092A JP4063309A JP6330992A JPH05264092A JP H05264092 A JPH05264092 A JP H05264092A JP 4063309 A JP4063309 A JP 4063309A JP 6330992 A JP6330992 A JP 6330992A JP H05264092 A JPH05264092 A JP H05264092A
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Yoshikazu Sato
義和 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気の汚れ等に応じた最適な換気を自動
的にし、無駄な調和空気の排出がなくして冷暖房コスト
の低減を図る。 【構成】 外気用の1次熱交換器2,吸気ファン3,排気
ファン4をもつ熱交換型換気装置1と、室内熱交換器
9,室内ファン7をもつ空気調和機14とを備えた空気
調和装置。複合センサ15で室内10の空気の汚れ,湿
度,酸素濃度のうち少なくとも1つを検出する。吸気フ
ァン3と空気調和機14を接続する外気ダクト12に外
気風速センサ16を設け、室内空気を空気調和機14を
経て循環させる循環ダクト11a〜11cの吸込側11a
に循環風速センサ17を設ける。両風速センサ16,1
7から求まる風量比が、最適比率になるように、マイコ
ン18により、吸気ファン3と室内ファン7の回転数
と、合流する吸込外気と循環内気の流量比を調整するダ
ンパ6の開度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器を有して室内
空気と外気の換気を行なう熱交換型換気装置と、室内空
気を循環させつつ空気調和する室内空気調和機をダクト
で接続してなる空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置として、未公開ではある
が、本出願人が最近提案した図5に示すようなものがあ
る(特願平3−2612号)。この空気調和装置は、フィ
ルタ52,熱交換器53,ファン54をもつ熱交換型換気
装置51により、外気ダンパ56を介設した外気取入ダ
クト55を経て外気を取り入れて、吹出ダクト57の各
分岐先端のVAVユニット58,58…(風量調節ダン
パ)を経て室内の各ゾーンZへ調和空気を吹き出す一
方、排気ファン59により排気ダクト60を経て室内空
気を屋外へ排出するとともに、排気ダクト60のファン
下流側に切換ダンパ61を設け、この箇所と熱交換型換
気装置51の吸込側を、内気ダンパ63をもつ還流ダク
ト62で接続している。そして、制御ユニット64は、
各VAVユニット58が要求する目標風量Qiを合計
し、求めた合計風量ΣQiを、ファン54のH,M,Lの
各タップでの風量特性カーブ(横軸:風量,縦軸:機外静
圧)と所定の機外静圧カーブ(同上)との交点で決まる設
定風量と比較し、合計目標風量ΣQiが設定風量を越え
て変化したときに、上記ファン54のタップ切換を行な
うようになっている。
【0003】さて、本発明の対象である熱交換型換気装
置と室内空気調和機とからなる従来の空気調和装置は、
上記図5の装置のVAVユニット58を、ファンと熱交
換器からなる室ごとの空気調和機に置き換えた点のみが
異なり、室ごとのファンの回転数に対して熱交換型換気
装置51のファン54のタップが、上述と同様に切換え
制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
空気調和装置は、各室ファンの要求する目標風量の合計
値にファン54のタップを所定の機外静圧条件下で切換
制御するにすぎず、屋外から取り入れる取入外気量と、
室内を循環させる循環内気量の比率を積極的に制御する
ものではない。即ち、取入外気量と循環内気量の比率制
御は、操作者が、排気ダクト60に対する還気ダクト6
2の開度を切換ダンパ61で調整し、外気の取入量を外
気取入ダンパ56で調整し、還気ダクト62を流れる還
気量を内気取入ダンパ63で調整してマニュアルで行な
われ、いわば成り行き任せになっている。そのため、各
室の要求風量は満たせても、導入外気量が少なくて換気
過小となると、室内空気が喫煙で汚れたり、高湿度や酸
欠状態になる一方、導入外気量が多くて換気過多となる
と、調和空気の無駄な排出により冷暖房コストの増大を
もたらし、また、他の機種では導入外気が室内の還気吸
込口から逆に吹き出すという欠点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、取入外気量と循
環内気量の比率を積極的に制御することにより、室内空
気の汚れ等に応じた最適な換気を自動的に行ない、導入
外気の逆吹き出しが防止でき、冷暖房コストの低減を図
ることができる空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の空気調和装置は、図3(B)に例示
するように、外気を1次熱交換器2を通して吸い込む吸
気ファン3と室内空気を屋外へ排出する排気ファン4を
有する熱交換型換気装置1と、室内熱交換器9と室内フ
ァン7を有して、室内空気を循環ダクト11a,11cを
介して循環させつつ空気調和する空気調和機14と、こ
の空気調和機14と上記吸気ファン3を接続する外気ダ
クト12と、上記排気ファン4と室内10を接続する排
気ダクト13を備えたものにおいて、上記室内10の空
気の汚れ,湿度,酸素濃度のうち少なくとも1つを検出す
る室内環境検出手段15と、上記外気ダクト12に設け
られた外気風速センサ16と、吸込側の上記循環ダクト
11aに設けられた循環風速センサ17と、上記室内環
境検出手段15の検出信号と室内空気調和負荷状況に基
づいて、上記循環風速センサ17および外気風速センサ
16の検出信号から求まる風量比が、最適比率になるよ
うに上記吸気ファン3と室内ファン7の回転数を制御す
る制御手段18を備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の空気調和装置は、
図1(A)に例示するように、外気を1次熱交換器2を通
して吸い込む吸気ファン3と室内空気を屋外へ排出する
排気ファン4を有する熱交換型換気装置1と、室内熱交
換器9と室内ファン7を有して、室内空気を循環ダクト
11a,11b,11cを介して循環させつつ空気調和する
空気調和機14と、この空気調和機14と上記吸気ファ
ン3を接続する外気ダクト12と、上記排気ファン4と
室内10を接続する排気ダクト13と、吸込外気と循環
内気の合流部に設けられ、両者の流量比を調整するダン
パ6を備えたものにおいて、上記室内10の空気の汚
れ,湿度,酸素濃度のうち少なくとも1つを検出する室内
環境検出手段15と、上記外気ダクト12に設けられた
外気風速センサ16と、吸込側の上記循環ダクト11a
に設けられた循環風速センサ17と、上記室内環境検出
手段15の検出信号と室内空気調和負荷状況に基づい
て、上記循環風速センサ17および外気風速センサ16
の検出信号から求まる風量比が、最適比率になるように
上記吸気ファン3と室内ファン7の回転数および上記ダ
ンパ6の開度を制御する制御手段18を備えたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の空気調和装置の制御手段18には、
室内10の種々の空気汚染度,湿度,酸素濃度について、
室内空気調和負荷も加味した実験で予め求められた取入
外気量と循環内気量の最適比率が、例えばデータとして
テーブルに記憶されている。上記制御手段18は、室内
環境検出手段15からの室内空気の汚れ,湿度,酸素濃度
の少なくとも1つを表わす検出信号を受けて、その時点
の熱交換型換気装置1や空気調和機14の熱交換器2,
9の運転率などによる室内空気調和負荷も加味し、上記
テーブルを参照して取入外気量と循環内気量の最適比率
を求め、この最適比率になるように熱交換型換気装置1
の吸気ファン3と空気調和機14の室内ファン7の回転
数を制御する。そして、外気ダクト12の外気風速セン
サ16および循環ダクト11aの循環風速センサ17か
らの検出信号から、実際の取入外気量と循環内気量およ
びこれらの比率を求め、この比率が上記最適比率になる
ように上記両ファン3,7の回転数を例えばフィードバ
ック制御する。従って、室内空気の汚れ等に応じた最適
な換気が自動的に行なわれ、導入外気の逆吹き出しが防
止でき、無駄な調和空気の排出がなくなって冷暖房コス
トを低減できる。
【0009】請求項2の空気調和装置の制御手段18に
も、上述と同様に取入外気量と循環内気量の最適比率
が、例えば、データとしてテーブルに記憶されている。
上記制御手段18は、室内環境検出手段15からの同様
の検出信号を受けて、室内空気調和負荷も加味し、上記
テーブルを参照して取入外気量と循環内気量の最適比率
を求め、この最適比率になるように熱交換型換気装置1
の吸気ファン3,空気調和機14の室内ファン7の回転
数および吸込外気と循環内気の流量比を調整するダンパ
6の開度を制御する。従って、上述と同様の効果が奏さ
れるうえ、追加されたダンパ6の開度調整により、より
細かく精密に最適比率を制御することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1(A),(B)は、本発明の空気調和装置の第
1実施例を示す夫々回路図,外観斜視図である。この空
気調和装置は、ケース内に1次熱交換器2とこれを通し
て外気を吸い込む吸気ファン3と室内空気を屋外へ排出
する排気ファン4を収容した熱交換型換気装置1と、ダ
ンパ6と室内ファン7をケースに収容したファン・ダン
パユニット5と、室内熱交換器9をケースに収容したエ
アコンユニット8で構成される。上記ファン・ダンパユ
ニット5とエアコンユニット8は、室内10と順次循環
ダクト11a,11b,11cを介して接続され、吸気ファ
ン3とダンパ6は外気ダクト12で、排気ファン4と室
内10は排気ダクト13で夫々接続される。 なお、上
記室内ファン7と室内熱交換器9で室内側の空気調和機
14を構成する一方、上記ダンパ6は、図1(A)の矢印
の如く揺動して、外気ダクト12を経る取入外気(調和
外気)と循環ダクト11aを経る循環内気の流量比を調整
する。
【0011】上記室内10には、室内の空気の汚れ,湿
度,酸素濃度を検出する室内環境検出手段としての複合
センサ15を設ける一方、外気ダクト12に外気風速セ
ンサ16を、循環ダクト11aに循環風速センサ17を
夫々設けている。また、制御手段としてマイクロコンピ
ュータ(以下、「マイコン」と略称する)18を設ける。こ
のマイコン18は、上記外気風速センサ16および上記
循環風速センサ17の検出信号から実際の取入外気量と
循環内気量およびこれらの比率を求め、この比率が、上
記複合センサ15の検出信号が表わす室内空気の汚染
度,湿度,酸素濃度等に応じて予め与えられた換気のため
の最適比率になるように、吸気ファン3と室内ファン7
の回転数およびダンパ6の開度をフィードバック制御す
る。なお、上記最適比率は、室内の空気汚染度,湿度,酸
素濃度,室内空気調和負荷を種々に変化させ、調和空気
の無駄な排出や取入外気の室内への逆吹き出しがなく、
かつ適度な換気がなされる最適な取入外気と循環内気の
量比率を実験で求めたものであって、マイコン18の図
示しないメモリに、データテーブルとして上記パラメー
タと共に記憶される。また、図1(B)の外観斜視図にお
いて、19,20は、室内10の天井に開口する循環ダ
クト11a,11cの端部の夫々吸込口ユニットおよび吹
出口ユニットである。
【0012】上記構成の空気調和装置のマイコン18に
よる制御動作を、図2を参照しつつ次に述べる。マイコ
ン18は、リモコンからの指令を受けて制御動作を開始
し、ステップS1で、室内10の複合センサ15からの
空気の汚染度,湿度,酸素濃度を表わす検出信号を受け
て、その時点の熱交換器2,9の運転率および室温セン
サの検出した室温に応じた室内空気調和負荷と最低必要
換気量を加味し、メモリ中のデータテーブルを参照して
取入外気量と循環内気量の最適比率を求める。次に、ス
テップS2で、外気ダクト12の外気風速センサ16お
よび循環ダクト11aの循環風速センサ17からの検出
信号により、実際の取入外気量と循環内気量およびこれ
らの比率(実測比率)を算出する。そして、マイコン18
は、ステップS3で、上記最適比率に対する実測比率の
偏差が零になるように、ダンパ6の開度および吸気ファ
ン3と室内ファン7の回転数を決定し、決定した値に上
記開度と回転数を制御する。つまり、上記最適比率が達
成されるように、ダンパ6の開度とファン3,7の回転
数がフィードバック制御されるのである。
【0013】以上の制御によって、室内空気の汚れ,湿
度,酸素濃度に応じた最適な換気が自動的に行なわれ、
導入外気の吸込口から室内への逆吹き出しが防止でき、
無駄な調和空気の排出がなくなって、冷暖房コストを低
減することができる。また、ファンの回転数のみを制御
する後述の第2実施例に比して、ダンパの開度をも制御
するので、取入外気量と循環内気量の最適比率をより細
かく制御できるという利点がある。なお、上記第1実施
例では、実験で求めた取入外気量と循環内気量の最適比
率を、空気汚染度,湿度,酸素濃度等のパラメータと共に
マイコン18のメモリにデータテーブルとして格納した
が、これを制御手段が上記パラメータを含む数式で算出
するようにもできる。また、制御手段は、上記マイコン
18に限らず、データテーブルまたは数式で求められた
最適比率に基づき、操作者が手動でファン3,7の回転
数やダンパ6の開度を調整するものであってもよい。
【0014】図3(A)は、図1で述べた第1実施例の第
1変形例を示す回路図である。この第1変形例では、室
内ファン7と室内熱交換器9を1つのケースに収容して
室内側の空気調和機14とし、外気ダクト12,循環ダ
クト11aに別々にダンパ21,22を設けた点がのみ異
なる。そして、マイコン18は、両ファン3,7の回転
数のほか上記両ダンパ21,22の開度を制御して、取
入外気と循環内気の量比率を最適比率に制御するように
なっている。従って、この第1変形例でも、上述の第1
実施例と同様の作用,効果が奏される。
【0015】図3(B)は、本発明の第2実施例を示す回
路図である。この第2実施例は、図3(A)の第1変形例
の2つのダンパ21,22を省略し、循環ダクト11aと
外気ダクト12を室内空気調和機14の後部のチャンバ
14aで合流させた点のみが異なる。そして、マイコン
18は、室内10の複合センサ15の検出信号と室内空
気調和負荷状況に基づいて、循環風速センサ17および
外気風速センサ16の検出信号から求まる風量比が、上
述の最適比率になるように吸気ファン3と室内ファン7
の回転数のみをフィードバック制御する。従って、この
制御によって、室内空気の汚れ,湿度,酸素濃度に応じた
最適な換気が自動的に行なわれ、導入外気の吸込口から
室内への逆吹き出しが防止でき、無駄な調和空気の排出
がなくなって、冷暖房コストを低減することができる。
また、この第2実施例は、取入外気量と循環内気量の最
適比率の細かな制御という点では第1実施例に劣るが、
ダンパの省略による装置コストの低減が図れるという利
点がある。
【0016】図4(A),(B)は、既述の第1実施例の第
2,第3変形例を示している。図4(A)の第2変形例で
は、図1(A)の第1実施例の室内熱交換器9を収容する
ケース8を大きくして、その入口側に取入外気用と循環
内気用のダンパ25,26を夫々設けて内,外気をここで
合流させるとともに、外気ダクト12a,12bの間に第
2吸気ファン23を、循環ダクト11a,11a'の間に室
内ファン24を夫々介設し、吐出側のダクト12b,11
a'に夫々外気風速センサ16,循環風速センサ17を設
けている。そして、マイコン18は、室内10の複合セ
ンサ15および両風速センサ16,17の検出信号等に
基づき、第1実施例と同様に両ファン23,24の回転
数および両ダンパ25,26の開度をフィードバック制
御する。 従って、この第2変形例でも、既述の第1実
施例と同様の作用,効果が奏されるうえ、取入外気用の
ファンとして第1,第2吸気ファン3,23の2つがある
ので、多量の外気を取り入れることができるという利点
があり、要求換気量の大きい室に適する。
【0017】図4(B)の第3変形例では、図4(A)の第
2変形例の取入外気側のダンパ25と吸気ファン23を
そのままとする一方、循環内気側の室内ファン24を分
流ダンパ27をもつケースに収容して循環ダクト11a
に介設し、ケースの一方の出口を循環ダクト11a'でエ
アコンユニット8に、他方の出口を排気ダクト13で排
気ファン4に夫々接続して、還気と排気に兼用してい
る。そして、マイコン18は、第1実施例と同様に両フ
ァン23,24の回転数および両ダンパ25,27の開度
をフィードバック制御する。従って、この第3変形例で
も、既述の第1実施例と同様の作用,効果が奏されるう
え、排気用のファンとして排気ファン4と室内ファン2
4の2つがあるので、多量の室内空気を排出することが
できるという利点があり、要求排気量の大きい室に適す
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
空気調和装置は、外気用の1次熱交換器,吸気ファン,排
気ファンをもつ熱交換型換気装置と、室内熱交換器,室
内ファンをもつ空気調和機とを備えたものにおいて、室
内環境検出手段で室内の空気の汚れ,湿度,酸素濃度のう
ち少なくとも1つを検出する一方、上記吸気ファンと空
気調和機を接続する外気ダクトに外気風速センサを設
け、室内空気を空気調和機を経て循環させる循環ダクト
の吸込側に循環風速センサを設けて、両風速センサから
求まる風量比が、最適比率になるように、制御手段によ
り上記吸気ファンと室内ファンの回転数を制御するよう
にしているので、室内空気の汚れ等に応じた最適な換気
が自動的にでき、室内への導入外気の逆吹き出しが防止
でき、無駄な調和空気の排出がなくなって冷暖房コスト
を低減することができる。
【0019】また、上記空気調和装置に、合流する取入
外気と循環内気の流量比を調整するダンパを追加し、上
記制御手段が、最適風量比率になるように吸気ファンと
室内ファンの回転数に加えて上記ダンパの開度をも制御
するようにすれば、上述の効果に加えてより細かく精密
に最適比率の制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空気調和装置の第1実施例を示す回
路図および外観斜視図である。
【図2】 上記第1実施例のマイコンの制御シーケンス
を示す図である。
【図3】 上記第1実施例の第1変形例および本発明の
第2実施例を示す回路図である。
【図4】 上記第1実施例の第2,第3変形例を示す回
路図である。
【図5】 従来の空気調和装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1…熱交換型換気装置、2…1次熱交換器、3…吸気フ
ァン、4…排気ファン、6…ダンパ、7…室内ファン、
9…室内熱交換器、10…室内、11a〜11c…循環ダ
クト、12…外気ダクト、13…排気ダクト、14…空
気調和機、14a…チャンバ、15…複合センサ、16
…外気風速センサ、17…循環風速センサ、18…マイ
コン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を1次熱交換器(2)を通して吸い込
    む吸気ファン(3)と室内空気を屋外へ排出する排気ファ
    ン(4)を有する熱交換型換気装置(1)と、室内熱交換器
    (9)と室内ファン(7)を有して、室内空気を循環ダクト
    (11a,11c)を介して循環させつつ空気調和する空気
    調和機(14)と、この空気調和機(14)と上記吸気ファ
    ン(3)を接続する外気ダクト(12)と、上記排気ファン
    (4)と室内(10)を接続する排気ダクト(13)を備えた
    空気調和装置において、 上記室内(10)の空気の汚れ,湿度,酸素濃度のうち少な
    くとも1つを検出する室内環境検出手段(15)と、上記
    外気ダクト(12)に設けられた外気風速センサ(16)
    と、吸込側の上記循環ダクト(11a)に設けられた循環
    風速センサ(17)と、上記室内環境検出手段(15)の検
    出信号と室内空気調和負荷状況に基づいて、上記循環風
    速センサ(17)および外気風速センサ(16)の検出信号
    から求まる風量比が、最適比率になるように上記吸気フ
    ァン(3)と室内ファン(7)の回転数を制御する制御手段
    (18)を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 外気を1次熱交換器(2)を通して吸い込
    む吸気ファン(3)と室内空気を屋外へ排出する排気ファ
    ン(4)を有する熱交換型換気装置(1)と、室内熱交換器
    (9)と室内ファン(7)を有して、室内空気を循環ダクト
    (11a,11b,11c)を介して循環させつつ空気調和す
    る空気調和機(14)と、この空気調和機(14)と上記吸
    気ファン(3)を接続する外気ダクト(12)と、上記排気
    ファン(4)と室内(10)を接続する排気ダクト(13)
    と、吸込外気と循環内気の合流部に設けられ、両者の流
    量比を調整するダンパ(6)を備えた空気調和装置におい
    て、 上記室内(10)の空気の汚れ,湿度,酸素濃度のう
    ち少なくとも1つを検出する室内環境検出手段(15)
    と、上記外気ダクト(12)に設けられた外気風速センサ
    (16)と、吸込側の上記循環ダクト(11a)に設けられ
    た循環風速センサ(17)と、上記室内環境検出手段(1
    5)の検出信号と室内空気調和負荷状況に基づいて、上
    記循環風速センサ(17)および外気風速センサ(16)の
    検出信号から求まる風量比が、最適比率になるように上
    記吸気ファン(3)と室内ファン(7)の回転数および上記
    ダンパ(6)の開度を制御する制御手段(18)を備えたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
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Cited By (8)

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