JPH0534532B2 - - Google Patents

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JPH0534532B2
JPH0534532B2 JP1025414A JP2541489A JPH0534532B2 JP H0534532 B2 JPH0534532 B2 JP H0534532B2 JP 1025414 A JP1025414 A JP 1025414A JP 2541489 A JP2541489 A JP 2541489A JP H0534532 B2 JPH0534532 B2 JP H0534532B2
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JP
Japan
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adjustment
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Kazuyoshi Ooshima
Tatsuya Hayakawa
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、ポリイソブチレン等の高分子粘性流
体、その他の粘性流体を用い、その粘性剪断抵抗
を利用することにより、抵抗力を得るようにし、
当該抵抗力によつて外力に対する緩衝作用、即ち
制動力を発揮させる制動力を発揮させるようにし
た多板式ダンパーにつき、その構成部材相間もの
摩擦力を調節することにより、当該抵抗力を調節
しようとする方法に関する。
《従来の技術》 従来、この種のダンパーとしては、第6図イ,
ロに示した如く、ハウジングa内に、外力により
回転自在とした回転軸bと、これと共に回転可能
なるよう当該回転軸bに直交状となるよう固定し
た所要枚数の可動デイスクc,c′,c″……と、こ
れらの可動デイスクc,c′,c″……と交互配置と
して、ハウジングaとの係合により回転軸bの回
転に対して非連動であるが、板厚方向へは変動自
在となつている所要枚数の固定デイスクd,d′,
d″……とを配設し、これらの可動デイスクc,
c′,c″……と固定デイスクd,d′,d″……の板面
間に、ハウジングa内に充填された粘性流体eを
介在させるようにしたもの、そして、さらに本願
人により提案された第7図に示す下記の如きもの
がある。
上記後者による構成は、固定デイスクd,d′,
d″……がハウジングaとの係合により、回転軸b
の回転には非連動であるが、板厚方向(軸方向)
へは変動自在であり、かつ可動デイスクc,c′,
c″……もその板厚方向へは変動自在であるように
したものである。
従つて、前者にあつては、回転軸bに回転力と
しての外力が加えられることにより、当該回転軸
bと共に回転する可動デイスクc,c′,c″……と
ハウジングaに係設の固定デイスクd,d′,d″…
…とが相対運動し、このとき両デイスクc,c′,
c″……、d,d′,d″……間の粘性流体による粘性
剪断抵抗を利用して、当該外力に対する緩衝作用
を発揮させ得ることとなるのに対し、後者では回
転軸bに可動デイスクc,c′,c″……が、その板
厚方向へ変動自在である相違点に基因して、固定
デイスクと可動デイスクの離間距離が当該回転時
にあつて均等化されるといつた利点があるが、何
れにしても可動デイスクc,c′,c″……が回転軸
bと共に回転されることは同じである。
《発明が解決しようとする課題》 従つて、上述何れのダンパーにあつても、抵抗
力の決定要因となる可動デイスクc,c′,c″……
と固定デイスクd,d′,d″……とを相対運動させ
た際における両デイスク間の粘性流体による粘性
剪断抵抗は一定となるから、例えば、外力による
回転軸bへの回転トルクが変化した場合、一定の
速度で回転するように調節しようとすれば、可動
デイスクc,c′,c″……、固定デイスクd,d′,
d″……間の〓間や、これらのデイスクc,c′,
c″……、d,d′,d″……の板面積を変えるなどし
て、粘性剪断抵抗自体を変化させ、これにより制
動力を調節するようにしており、従つて結局上記
〓間を変化したり、板面積を変化させるため、デ
イスクを増減することとなり、この結果制動力を
調節するのに時間と手間がかかるだけでなく、そ
の調節は段階的となつて無段階に行なうことがで
きないから、トルクの変化に対して一定の速度で
回転するようにしたり、一定のトルクに対し回転
速度を変化させようとするとき、また、この種の
ダンパーは温度変化によつて制動力が変化するの
で、このような場合には制動力を一定化させたい
が、これら何れの場合にも制動力の微調整ができ
ないこととなる。
本発明は、上記従来のダンパーが有する問題点
に鑑みてなされたもので、可動デイスクは板厚方
向(軸方向)に変動自在で、かつ可動軸と周方向
へ係合され、一方、固定デイスクは板厚方向、周
方向共に変動自在であり、これらの各固定デイス
ク間に配され、かつ板厚方向へ変動自在であるよ
う調節ブロツクを配設し、上記可動デイスクと共
に、粘性流体を媒体として回転する固定デイスク
につき、調節ネジの締め付けることにより、上記
調節ブロツクを介して挟持され、その摩擦力で固
定デイスクを自由に回転する状態から、全く回転
しなくなる状態まで調整することで、当該固定デ
イスクと可動デイスクとによる粘性流体に基づく
抵抗力を、無段階にて調節できるようにしようと
するのが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記目的を達成するため、蓋板で密
閉されたハウジング内に、外力により回転自在と
した可動軸と共に回転される所要枚の可動デイス
クと、所要枚の固定デイスクとが隣接配置にて設
けられ、当該ハウジング内の粘性流体が、上記可
動デイスクと固定デイスク間に介在されているダ
ンパーにあつて、上記各可動デイスクは板厚方向
へ変動自在であるよう上記可動軸に係合され、一
方、上記各固定デイスクは板厚方向、周方向へ変
動自在であるよう配置され、これらの各固定デイ
スク間の配置にて、かつ少なくとも板厚方向へ変
動自在である1枚以上の調節ブロツクを配設する
と共に、上記ハウジングもしくは蓋板には、上記
調節ブロツクと固定デイスクとを挟持自在とした
調節ネジを螺設しておき、当該調節ネジを締め付
けることにより、上記調節ブロツクを介して挟持
された固定デイスクを、自由に回転可能な状態か
ら、全く回転しなくなる状態までの範囲内で、任
意に調整するようにしたことを特徴とする粘性流
体を用いた多板式ダンパーの抵抗力調整方法を提
供するものである。
《作用》 外力が可動軸に回転力として加えられること
で、可動軸は回転され、当該可動軸に、板厚方向
(軸方向)へ変動自在で、かつ周方向へ係設され
ている可動デイスクが、ハウジングの粘性流体内
にて可動軸と共に回転されることとなり、この
際、可動軸にもハウジングにも係合されておら
ず、板厚方向、周方向へ変動自在である固定デイ
スクは粘性流体を媒体として可動デイスクと共に
回転されることとなる為、粘性剪断抵抗はケーシ
ングと可動デイスクの両端面との間に存するだけ
で実質的に生じない状態に近いこととなる。
調節ネジを締めると、可動デイスクと共に回転
している固定デイスクが、当該調節ネジと調節ブ
ロツクとにより挟持され、この場合の締め付け程
度によつて決定される摩擦力により、固定デイス
クは可動デイスクより遅速で回転することとな
り、強く締め付けることで、遂には固定デイスク
が静止状態となり、ここで隣装の可動デイスクの
みが回転することになるから、粘性流体を媒体と
して最も大きな粘性剪断抵抗を発揮することとな
り、このようにして調整された粘性剪断抵抗力
が、外力に対する抵抗として作用することでダン
パーとしての効用を果すことになる。
このようにして、摩擦力を加減することによる
固定デイスクの回転速度の調整により、可動軸に
対する粘性剪断抵抗力を無段階に調節でき、又、
可動デイスク、固定デイスク、調節ブロツクの数
を増加することで、粘性剪断抵抗力の調整範囲を
広くすることもできる。
《実施例》 以下に本発明につき図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本発明を実施するために用い
られる多板式ダンパーの第1実施例を示したもの
で、同図に示したように、断面略逆向き凹字形状
のハウジング1は、その頂壁1aの中心に軸孔1
bが貫通してあると共に、該軸孔1bを中心とし
た仮想円周線上に図示例では4個のネジ孔1c,
1c……が周方向へ等間隔だけ離して貫設してあ
る。
可動軸2は、その上端部が上記軸孔1bに嵌合
されていると共に、その下端部が、上記ハウジン
グ1の蓋板3にあつて、その中心に貫通した軸孔
3aに嵌合されていることにより、上記ハウジン
グ1の中心線上にあつて軸周り方向へ回転自在に
支持されている。
上記蓋板3は、上記ハウジング1における周壁
1dの下端内周に刻設された雌ネジ部1eに、螺
着されてて、ハウジング1を閉塞しており、その
軸孔3aと上記可動軸2及び上記軸孔1bと可動
軸2との間は、公知のシール手段により液密に保
持されている。
上記可動軸2の中心に貫通した角孔2aには、
これに適用するよう形成された角軸4が係合さ
れ、該角軸4の上記可動軸2の上端から突出した
角頭部4aの突出端には、外力としての回転力が
作用するアーム5の角孔5aが嵌合され、該アー
ム5の抜け出しを阻止する為、抜止ネジ6が、上
記角頭部4aの端面に穿設してある図示しないネ
ジ孔に螺着されている。
このようにして、蓋板3により閉成されたハウ
ジング1内には、例えばポリイソブチレン等によ
る高分子粘性体とか、ピツチ或いは高粘度の水ガ
ラス等による粘性流体Aが収容されると共に、当
該粘性流体A内には何れも所要枚数、即ち図示例
では4枚の可動デイスク7,7′,7″,7と、
3枚の固定デイスク8,8′,8″と、2枚の調節
ブロツク9,9′とが、上下方向へ交互配置とな
るよう、次のようにして配設されている。
すなわち、前記可動軸2の上記ハウジング1内
部に位置する外周面には図示例の場合、4個の係
合凹部2b,2b……が縦長凹溝条として、かつ
周方向へ等間隔だけ離して凹設されており、一
方、前記各可動デイスク7,7′,7″……には、
中心の軸溝7aが、可動軸2を嵌合可能なる寸法
で開口されて、当該軸孔7aの内周からは、上記
係合凹部2b……に適する4個の係合爪7b……
が周方向へ当間隔だけ離して中心方向へ向け突設
しており、当該係合爪7b……が、上記係合凹部
2b……と係合されることにより、可動軸2の回
転と共に当該可動デイスク7,7′,7″……も周
方向へ回転し、しかも板厚方向(軸方向)へも変
動自在となつている。
次に固定デイスク8,8′,8″……は、その中
心に軸孔8aが、可動軸2の嵌合を許容する内径
となるよう形成されていて、可動軸2の回転に非
連動であり、また前記ハウジング1に係合されて
おらず、これにより当該固定デイスク8,8′,
8″……は、板厚方向と周方向とに変動自在とな
つている。
すなわち、上記各固定デイスク8,8′,8″…
…は、可動軸2の回転に対して追随することはな
いが、該可動軸2の回転と共に、上記可動デイス
ク7,7′,7″……が回転することにより、粘性
流体Aを媒体として、通常は可動デイスク7,
7′,7″……の回転が伝達されるようになつてい
る。
上記可動デイスク7,7′,7″……と、固定デ
イスク8,8′,8″……は、上下方向へ交互配置
にて配設されているが、上記調節ブロツク9,
9′,9″……は、上記固定デイスク8,8′,
8″……に対してだけ上下方向へ交互配置にて介
設されている。
上記調節ブロツク9,9′,9″……は環状に
て、かつ厚肉に形成され、上記各固定デイスク
8,8′,8″……の周辺部と上下方向へ交互配置
にして、かつ上下方向の変動が自由となるように
配設されている。
又、調節ブロツク9,9′,9″……は、図示例
の如く、ハウジング1にも、可動軸2にも係合さ
れておらず、上下方向と共に、周方向へも変動自
由であるように配設してもよく、又、その外周縁
に所要数の回止突片(図示せず)を突設し、当該
回止突片を、前記ハウジング1の周壁1dの内面
に凹設した図示しない縦長凹溝条に係合すること
により、周方向への回転のみが阻止されるように
することもできる。
又、図示例では、固定デイスク8,8′,8″…
…と、調節ブロツク9,9′,9″……を別体に形
成してあるが、固定デイスク8,8′,8″……の
周辺部に、上記調節ブロツク9,9′,9″……に
相当する肉厚部(図示せず)を一体に形成するこ
とにより、当該固定デイスク8,8′,8″……自
体に調節ブロツク9,9′,9″……の機能をもた
らせるようにすることも可能である。
又、前記ハウジング1に穿設してある4個のネ
ジ孔1c……には、上記固定デイスク8,8′,
8″……を上記調節ブロツク9,9′,9″……と
の間に挟持し、その摩擦力でハウジング1側へ固
定デイスク8,8′,8″……を固定する為の調節
ネジ10が、夫々螺合してあり、その先端が最上
部に配された固定デイスク8,8′,8″……の上
面周辺部に当接されるようになつている。
そこで、上述ダンパーを、例えばリフトハンガ
ー等に用いた際にあつて、外力がアーム5に回転
力として作用した際、可動軸2が回転すると、可
動デイスク7,7′,7″……は可動軸2と共に回
転することとなるが、本発明に係る方法により調
節ネジ10を締め付けない状態とすれば、第1図
に示す如く、可動デイスク7,7′,7″……と共
に粘性流体Aを媒体として固定デイスク8,8′,
8″……も自由に回転することとなるので、粘性
流体Aによる粘性剪断抵抗力は実質的に殆ど作用
しない。
次に、調節ネジ10を第1図の状態から第2図
の状態に締め付けると、可動デイスク7,7′,
7″……と共に、回転している固定デイスク8,
8′,8″……が調節ネジ10と調節ブロツク9,
9′,9″……とに挟圧され、当該挟圧力の大きさ
に応じた摩擦で固定デイスク8,8′,8″……は
ハウジング1側へ押圧されることとなる。
この場合、調節ネジ10を弱く締め付けたとき
は、固定デイスク8,8′,8″……が、最初の状
態よりも自由でなくなり、その回転速度が低下す
るから、固定デイスク8,8′,8″……と可動デ
イスク7,7′,7″……との回転速度差が大とな
り、それだけ粘性剪断抵抗力は作用するものの、
その力はまだ小さい。
調節ネジ10を、さらに強く締め付けて行け
ば、全固定デイスク8,8′,8″……は、図示例
の場合上記調節ネジ10……と、調節ブロツク
9,9′,9″……および蓋板3とにより固定され
てしまうこととなるので、可動軸2に伝える粘性
剪断抵抗力は最大の調整状態となる。
第4図、第5図は本発明の実施に供し得る多板
式ダンパーの第2実施例を示している。
同図に示したように、粘性流体Aの内部にあつ
て、前記ハウジング1内の上部に調節デイスク1
1が配設されている。
上記調節デイスク11は、その中心に軸孔11
aが、前記可動軸2の嵌合可能な寸法にて開口さ
れていると共に、その外周縁から複数個(図示例
では4個)の係合片11b……が、周方向へ等間
隔だけ離して突設されてあり、当該係合片11b
……を、前記ハウジング1における周壁1dの内
面に凹設した複数個(図示例では4個)の縦長凹
溝条1f……に係合され、軸孔11aに可動軸2
を遊嵌することにより、当該調節デイスク11は
上下方向へ変動自在で、可動軸2の回転に非連動
状態の配設となる。
又、調節デイスク11はハウジング1にあつ
て、その蓋板3側に配設させてあるから、当該蓋
板3の中心に貫通したネジ孔3bに調節ネジ10
を進退自在なるよう螺合することにより、その内
端を、上記調節デイスク11に当接させてある。
従つて、可動軸2の回転により、通常可動デイ
スク7,7′,7″……と共に回転している固定デ
イスク8,8′,8″……が、上記調節ネジ10の
締め付けにより、調節デイスク11は第4図にお
いて下方向へ押し下げられ、当該調節デイスク1
1と調節ブロツク9,9′,9″……とにより挟持
されることとなる。
又、この第2実施例では、ハウジング1を上述
第1実施例とは反対に、上向きとしてある。
尚、図において、11cは調節デイスク11に
貫通した粘性流体Aの通路孔を示す。
《発明の効果》 本発明は、以上説明したように実施するもので
あるから、可動軸の回転に連動する1枚以上の可
動デイスクと、これに隣接配置にて、かつ上下方
向、周方向共に変動自在であるよう配設した所要
枚の固定デイスクを、これらの固定デイスクと上
下方向へ交互配置にて、かつ少なくとも上下方向
へ変動自在に配設した複数の調節ブロツクと、ハ
ウジングないしは蓋板に螺挿した調節ネジとで挟
持し、その摩擦力で固定デイスクをハウジング側
へ調整自在なるよう所要の締め付け得るようにし
たことにより、上記調節ネジの締め付け力によつ
て固定デイスクの回転速度が調速され、このこと
によつて粘性流体Aに基づく粘性剪断抵抗力を実
質的に零としたり、その抵抗力が発揮される範囲
内においては、上記粘性剪断抵抗力を無段階に調
節することができる。
尚、固定デイスクはハウジングに係合するので
はなく、上下方向、周方向共に変動自在としてあ
り、これを調節ブロツクと調節ネジによつて上下
方向から挟持し、摩擦力で回転速度を加減するよ
うにしている為、過負荷時にはヒユーズ効果を発
揮し、ハウジングに負担がかかることはなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法を実施するのに供し
得る多板式ダンパーの第1実施例を示す無抵抗力
調節時の縦断正面図、第2図は同実施例における
抵抗力調節時の縦断正面図、第3図は同実施例の
分解斜視図、第4図、第5図は同上ダンパーの第
2実施例を示す夫々無抵抗力調節時の縦断正面図
と分解斜視図、第6図イ,ロは従来の粘性流体を
用いた多板式ダンパーを夫々示す縦断正面図と横
断平面図、第7図は従来の他の多板式ダンパーを
示す縦断正面図である。 1……ハウジング、2……可動軸、3……蓋
板、7,7′,7″……可動デイスク、8,8′,
8″……固定デイスク、9,9′,9″……調節ブ
ロツク、10……調節ネジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蓋板で密閉されたハウジング内に、外力によ
    り回転自在とした可動軸と共に回転される所要枚
    の可動デイスクと、所要枚の固定デイスクとが隣
    装配置にて設けられ、当該ハウジング内の粘性流
    体が、上記可動デイスクと固定デイスク間に介在
    されているダンパーにあつて、上記各可動デイス
    クは板厚方向へ変動自在であるよう上記可動軸に
    係合され、一方、上記各固定デイスクは板厚方
    向、周方向へ変動自在であるよう配設され、これ
    らの各固定デイスク間の配置にて、かつ少なくと
    も板厚方向へ変動自在である1枚以上の調節ブロ
    ツクを配設すると共に、上記ハウジングもしくは
    蓋板には、上記調節ブロツクと固定デイスクとを
    挟持自在とした調節ネジを螺設しておき、当該調
    整ネジを締め付けることにより、上記調節ブロツ
    クを介して挟持された固定デイスクを、自由に回
    転可能な状態から、全く回転しなくなる状態まで
    の範囲内で、任意に調整するようにしたことを特
    徴とする粘性流体を用いた多板式ダンパーの抵抗
    力調整方法。
JP1025414A 1989-02-03 1989-02-03 粘性流体を用いた多板式ダンパーの抵抗力調整方法 Granted JPH02209641A (ja)

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