JPH0534529Y2 - - Google Patents

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JPH0534529Y2
JPH0534529Y2 JP6413889U JP6413889U JPH0534529Y2 JP H0534529 Y2 JPH0534529 Y2 JP H0534529Y2 JP 6413889 U JP6413889 U JP 6413889U JP 6413889 U JP6413889 U JP 6413889U JP H0534529 Y2 JPH0534529 Y2 JP H0534529Y2
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JP
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net
grass
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lawn
golf
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JP6413889U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフ練習場のグリーン・フイール
ド等における芝生保護ネツトに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ゴルフ場の芝生の保護の為、従来、実公昭63−
40493の如く、適当な間隔で穴を設けた基片の表
面に細条片を起毛し、さらにその下部に芝生種子
を含む張芝体を張設した人造芝生板や、実公昭57
−12010の如く嵌合部を有した筒状体を縦横に複
数連設したゴルフ場の通路等における施設部材な
どがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ゴルフ練習場においては、多数のゴルフボール
が飛び交いそれらゴルフボールの落下地点はグリ
ーン部やフイールドの特定部分に集中する傾向が
ある為、特にグリーン部やフイールドの特定部分
の芝生の損傷が著しい。
さらに、ゴルフボールを回収する際、作業者が
フイールド上を歩行する為、踏み付けによる芝生
の損傷も発生する。
このように、ゴルフ練習場のグリーン及びフイ
ールドの芝生は傷みやすい環境におかれているに
もかかわらず、これを防止する為の対策はなされ
てないのが現状である。前述の従来技術は主にゴ
ルフ場の通路やテイーグランドを対象としてお
り、これら技術を仮にゴルフ練習場のグリーン及
びフイールドに応用したとしても施工の困難さ、
コストアツプ、落下したゴルフボールのはね返り
の不自然さ等が問題となる。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案はゴルフ練習場のグリーンおよびフイー
ルドの芝生を効果的に保護しうる保護ネツトを提
供せんとするものである。即ち本考案は、表面及
び裏面に保護層を有し、裏面保護層の表面に緩衝
層を有するネツトに、適宜間隔毎に縦又は横方向
で直線状の距離表示帯を設けてなるゴルフ練習場
等における芝生保護ネツトである。
〔実施例および作用〕
本考案に使用する芝生保護ネツト9は、第1図
に示したように、ネツト1および距離表示帯4か
ら構成される。距離表示帯4はネツト1aとネツ
ト1b間に設けられるものであり、ネツト1と距
離表示帯4とは接着、縫製、クリツプ等による結
合により接合されるが、特にかけつぎなどの縫製
が好ましい。ネツト1は第2図に示したように、
適当の強度を有した網地8の表面および裏面を、
耐水性および耐腐蝕性を有した素材からなる保護
層2で被覆し、さらに裏面の保護層2の表面に耐
水性および耐腐蝕性を有した素材からなる緩衝層
3を設けたものである。網地8の素材、目合いの
形状、目合いの大きさ、編網方法は特に限定しな
いが、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維をラ
ツセル編したものが特に好ましく、目合いの大き
さは通常10mmから25mm程度である。保護層2は耐
水性および耐腐蝕性を有した合成樹脂、天然高分
子化合物が使用されるが、特に塩化ビニル、ポリ
ウレタン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等が
好ましい。緩衝層3は、耐水性および耐腐蝕性を
有した合成樹脂の発泡体やエラストマーが使用さ
れるが、特に保護層2と同一種類の合成樹脂の発
泡体が好ましい。保護層2および緩衝層3には適
当な顔料もしくは染料を添加して着色することが
望ましく、また強度補強のため炭酸カルシウム等
の充てん剤を加えてもよい。距離表示帯4はプレ
ーヤーが打球の飛距離を容易に確認できるための
もので、耐水性および耐腐蝕性を有した合成樹脂
からなり、ネツト1と区別しうる色のテープ状、
布状、フイルム状、網状の材料が使用できるが、
特にネツト1より目合いの小さい網状の材料が好
ましい。例えばネツト1を緑色に、距離表示帯4
を白色に着色することにより、ゴルフ練習場の芝
生のイメージを損うことなく、飛距離の確認が容
易に達成されうる。またこの網状の材料を適当な
合成樹脂で被覆してもさしつかえない。
複数条設ける距離表示帯間の間隔は特に指定し
ないが各条の間隔が25ヤード程度が現実的であ
る。この保護ネツト7は第3図に示したように、
ゴルフ練習場のグリーン、フイールド上に、距離
表示帯4がテイーから適当な距離に位置する場所
の芝生の上を被うようにして設置される。芝生5
は保護ネツト7の開孔部より伸出するが、この芝
生5の伸出をより効果的に行う為には芝生5植生
時に保護ネツト7を施工することが望ましく、こ
のような施工方法を採用することにより地面6と
保護ネツト7の間の距離を小さくし、芝生5の保
護をより効果的に行うことが可能となる。
またゴルフ練習場以外の芝生面においても、例
えばグランド等に敷設し、距離表示帯を縦方向、
横方向に設けることによりコートの区画設定が可
能である。
〔考案の効果〕
本考案は下記のような特有の効果を奏する。
保護層により、ゴルフボールの落下や靴による
踏み付けから芝生を保護するにとどまらず、緩衝
層によりゴルフボールの自然なはね返りおよび保
護ネツトの移動の防止が達成される。また網状で
あるため、製品の軽量化、軟柔さが達成され、梱
包、運搬、施工が簡単に行なえる。さらに、距離
表示帯を設けることで、プレーヤーは自打球の飛
距離を容易に知ることができる。また保護層を芝
生に類似した色に着色した場合、芝生が変色する
冬期においても天然芝生に近い感覚をプレーヤー
に与えることが可能である。また本芝生保護ネツ
トはハサミ、ナイフ等で容易に切断可能であるこ
とから施工場所の地形に影響されず、また補修も
簡単である。さらに、網状の構造が有する柔軟性
及び緩衝層による緩衝作用から従来の芝生保護材
にない歩行の際の自然な踏感を得ることが可能で
ある。もちろん本考案は従来の芝生保護材の有す
る天然芝生の美観を損なわない、排水が良好で芝
生の根腐されを防止するといつた効果をも同時に
満足したものであることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
ネツト部分の断面図、第3図は本考案の使用例を
示す斜視図、第4図は第3図のA−A断面図であ
る。 1……ネツト、2……保護層、3……緩衝層、
4……距離表示帯、5……芝生、6……地面、7
……保護ネツト、8……網地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面及び裏面に保護層を有し、裏面保護層の表
    面に緩衝層を有するネツトに、適宜間隔毎に縦又
    は横方向で直線状の距離表示帯を設けてなるゴル
    フ練習場等における芝生保護ネツト。
JP6413889U 1989-05-31 1989-05-31 Expired - Lifetime JPH0534529Y2 (ja)

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JP6413889U JPH0534529Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31

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JP6413889U JPH0534529Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31

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Publication Number Publication Date
JPH033373U JPH033373U (ja) 1991-01-14
JPH0534529Y2 true JPH0534529Y2 (ja) 1993-09-01

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JPH033373U (ja) 1991-01-14

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