JPH05344Y2 - - Google Patents

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JPH05344Y2
JPH05344Y2 JP1983123589U JP12358983U JPH05344Y2 JP H05344 Y2 JPH05344 Y2 JP H05344Y2 JP 1983123589 U JP1983123589 U JP 1983123589U JP 12358983 U JP12358983 U JP 12358983U JP H05344 Y2 JPH05344 Y2 JP H05344Y2
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JP
Japan
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mold
parts
sides
frame
mounting structure
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JP1983123589U
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JPS6032016U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は発泡成形用金型の取付構造に関し、
金型をズレなく良好に取付け得て、バリの出ない
発泡成形が行なえると共に金型寿命の延長にも役
立つようにしたものである。
従来より成形用金型の型窩内に発泡性熱可塑性
樹脂粒子を充填し、これを蒸気等の加熱媒体によ
り加熱膨脹させて発泡成形品を得る装置における
上記金型の取付けについては、第1図〜第3図に
示すように成形機の固定側フレーム1および移動
側フレーム2のそれぞれ下部に金型支え治具2
0,20′を発泡成形用金型3,4側へ張り出し
た状態で取付け、金型支え治具20,20′の張
り出し部分に取付けたボルト21,21′にて上
記金型3,4を支えていた。また金型3,4を開
いた時に金型3,4がフレーム1,2より外れる
のを防止するためにL形をなす四隅の金型固定具
5を金型両側の突起部aに合わせ、金型固定具5
の中間部をボルト6にて締付けることにより、各
フレーム1,2に金型3,4を固定していた(第
2図では金型外形を鎖線で示す)。
しかしながら発泡成形する場合、金型キヤビテ
イ中に発泡粒子を充填し、蒸気により加熱し(例
えば120℃前後)、その後、水をもつて冷却して
(例えば50℃程度)、発泡成形品を取出すが、金型
の材質がアルミ合金にて出来ているため、熱膨張
率が大きいことと、前記金型固定具5を全部均等
に締付け難く、仮に均等な締付けを行なえても冷
却、加熱を繰返す間に締付状態が緩んで来ること
等の理由によつて、金型支え治具20,20′で
金型3,4を支えていても、キヤビテイ型とコア
型による金型はフレーム中心よりズレを生じ、金
型どうしの嵌め合い部が損傷し、発泡成形品にバ
リを生ずる結果となつていた。
さらに、50〜60倍の発泡倍率による発泡成形品
(例えば魚函)であれば、0.5mm位の金型のズレは
さほど問題にならないが、発泡成形品が構造部材
の場合は致命傷となるし、また金型寿命も短くな
る欠点が有つた。
そこで、この考案においては上記した諸問題を
解決できるような発泡成形用金型の取付構造を提
供しようとしており、その構成については、キヤ
ビテイ型とコア型とからなる成形用金型の型窩内
に発泡性熱可塑性樹脂粒子を充填し、これを蒸気
等の加熱媒体にて加熱膨張させて発泡成形品を得
る発泡成形機において、それぞれ枠体形状をなす
固定側および移動側の各フレームの縦方向側とな
る両側部に金型用支承部を形成し、他方金型の縦
方向側となる両側部に被支承部を上記金型用支承
部と組み合わせ可能に設け、さらに枠体をなす固
定側および移動側の各フレームの横方向側となる
上下部と、金型の横方向側となる上下部には互い
に嵌合できる嵌合連結部を設け、金型用支承部と
金型の縦方向側となる両側部および上記嵌合連結
部と金型の横方向側となる上下部には、金型膨張
に対応する〓間を設け、各フレーム中心に各金型
を位置規制できるように構成したことを特徴とし
ている。
次いで、この考案の実施態様について第4図以
下を参照しながら以下に例示する。
1および2は成形機のうちそれぞれ枠体形状を
なす固定側フレームおよび移動側フレーム、3,
4はキヤビテイ型とコア型による発泡成形用金
型、5は従来から使用されていたL形をなす四隅
の金型固定具、6は金型固定具5を締付けている
ボルト、7は充填器、8はエジエクトピンを示し
ている。
そして金型3,4が熱膨張にて上下に移動する
のる防止する取付構造として、フレーム1,2の
枠体形状のうち縦方向側となる両側部中心のやや
下方付近に凸部11を有する金型用支承部12を
設け、金型3,4の縦方向側となる両側部中心部
分には上記凸部11上に載置される凸部11を有
する支持具を被支承部12′としてボルト13に
て金型側面に螺着してある。上記各フレーム側の
金型用支承部12の凸部11上に金型側の被支承
部12′となる凸部11′を載せて(特に第6図参
照)金型3,4を支えたとき、フレーム中心に金
型3,4が来るように支承部12および被支承部
12′は位置規制されており、金型3,4は常に
フレーム中心に懸垂されるようになつている。
なお、上記フレーム側の金型用支承部12と、
金型3,4の両側部との間には金型膨張に対応す
る〓間t1を設けておく(第5図参照)。
次に、金型3,4が熱膨脹にて左右に移動する
のを防止する取付構造としては、フレーム1,2
の枠体形状のうち横方向側となる上下面中心部に
凹部14を有する部品を嵌合連結部15として設
けておき、金型3,4の上下面の横方向側になる
上下面中心部に凸部14′からなる部品を嵌合連
結部15′として設け、この嵌合連結部15,1
5′どうしが互いに嵌合できるようにしてフレー
ム中心に金型3,4が来るように位置規制されて
ある。上記嵌合連結部15,15′については、
フレーム1,2および金型3,4とは別なものを
第7図のごとく取着する場合のほか、一体に形成
される場合もあり、凹部14と凸部14′の組合
せ方が逆になる場合のほか、嵌合連結部15,1
5′の形状についても図示されたものに限定され
ず種々実施可能である(例えば第8図参照)。
なお上記フレーム上下の嵌合連結部15と金型
上下部との間には金型膨脹に対応する〓間t2を設
けておく(第5図参照)。
上記したごとき金型両側部に対するフレームに
よる支承と、金型上下部に対するフレームによる
嵌合連結にて、金型3,4はフレームの中心にズ
レがなく取付けられるよう位置規制されることに
なり、従来のごとき下部での金型支え治具に比べ
はるかに安定し、キヤビテイ型とコア型による金
型どうしの嵌め合い部の損傷発生を防止し、発泡
成形品にバリが生じたりするのを防ぐとともに金
型寿命についてもこれを延長するのに好都合な取
付構造となるものである。
なお、実施上は上記したごとく金型両側部の被
支承部および金型上下部の嵌合連結部についても
それぞれ中心部分での均衡良き設置を示してある
が、金型がフレーム中心に位置規制されるもので
あれば中心部分でない複数位置に均衡よく設置し
て実施することも可能である。
そしてフレーム両側部の支承部と金型両側部の
被支承部の組合せについても、種々の構造が採用
でき、例えば一方が凹部で他方が凸部の嵌合連結
式の構造(例えば上下部で採用した嵌合連結構
造)を採用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造を示す一部切断平面
図、第2図は同上のフレーム正面図、第3図は同
上の側面図、第4図はこの考案を示す一部切断平
面図、第5図は同上のフレーム正面図、第6図は
要部の拡大斜視図、第7図は要部の斜視図、第8
図は上下の嵌合連結部の変更例を示す斜視図であ
る。 1……固定側フレーム、2……移動側フレー
ム、3,4……金型、11,11′……凸部、1
2……金型用支承部、12′……被支承部、13
……ボルト、14……凹部、14′……凸部、1
5,15′……嵌合連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤビテイ型とコア型とからなる成形用金型
    の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂粒子を充填し、
    これを蒸気等の加熱媒体にて加熱膨張させて発
    泡成形品を得る発泡成形機において、それぞれ
    枠体形状をなす固定側および移動側の各フレー
    ムの縦方向側となる両側部に金型用支承部を形
    成し、他方金型の縦方向側となる両側部に被支
    承部を上記金型用支承部と組み合わせ可能に設
    け、さらに枠体をなす固定側および移動側の各
    フレームの横方向側となる上下部と、金型の横
    方向側となる上下部には互いに嵌合できる嵌合
    連結部を設け、金型用支承部と金型の縦方向側
    となる両側部および上記嵌合連結部と金型の横
    方向側となる上下部には、金型膨張に対応する
    〓間を設け、各フレーム中心に各金型を位置規
    制できるように構成したことを特徴とする発泡
    成形用金型の取付構造。 2 フレーム両側部の金型用支承部が凸部からな
    り、金型両側部の被支承部が上記凸部上に載置
    される凸部からなつている上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の発泡成形用金型の取付構
    造。 3 フレーム両側部の金型用支承部および金型両
    側部の被支承部の一方が凹部で、他方が凸部の
    嵌合可能な組合せからなる上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の発泡成形用金型の取付構
    造。 4 フレーム上下部の嵌合連結部および金型上下
    部の嵌合連結部の一方が凹部で、他方が凸部の
    組合せからなる上記実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の発泡成形用金型の取付構造。 5 フレーム両側部の金型用支承部および金型両
    側部の被支承部が、各側部の中心部位置に設け
    られている上記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の発泡成形用金型の取付構造。 6 フレーム上下部の嵌合連結部および金型上下
    部の嵌合連結部が、上下部の中心部位置に設け
    られている上記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の発泡成形用金型の取付構造。
JP12358983U 1983-08-08 1983-08-08 発泡成形用金型の取付構造 Granted JPS6032016U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12358983U JPS6032016U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 発泡成形用金型の取付構造

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JP12358983U JPS6032016U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 発泡成形用金型の取付構造

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JPS6032016U JPS6032016U (ja) 1985-03-05
JPH05344Y2 true JPH05344Y2 (ja) 1993-01-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4679977B2 (ja) * 2005-06-17 2011-05-11 有限会社ジャパン通商 樹脂成形機および樹脂成形方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117632A (en) * 1980-02-21 1981-09-16 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Mold for thermoplastic resin foaming and its mounting

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JPS6032016U (ja) 1985-03-05

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