JPH05344854A - 炊飯処理装置 - Google Patents
炊飯処理装置Info
- Publication number
- JPH05344854A JPH05344854A JP4156273A JP15627392A JPH05344854A JP H05344854 A JPH05344854 A JP H05344854A JP 4156273 A JP4156273 A JP 4156273A JP 15627392 A JP15627392 A JP 15627392A JP H05344854 A JPH05344854 A JP H05344854A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- conveyor
- boiled
- mixing
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 炊飯処理装置は処理量に比べて装置が大型で
設置面積を要し、また大型になればなるほど、均一混合
性に欠けると共に、飯粒がつぶれるなどの欠点があっ
た。これらの点を解決する。 【構成】 炊飯投入ホッパー１とそれに続く撹拌送り装
置２と合せ酢や具等の混合装置３とをコンベア４上に配
置し、そのコンベアから順次下方へ炊飯冷却コンベア５
を配置してなる炊飯処理装置である。
設置面積を要し、また大型になればなるほど、均一混合
性に欠けると共に、飯粒がつぶれるなどの欠点があっ
た。これらの点を解決する。 【構成】 炊飯投入ホッパー１とそれに続く撹拌送り装
置２と合せ酢や具等の混合装置３とをコンベア４上に配
置し、そのコンベアから順次下方へ炊飯冷却コンベア５
を配置してなる炊飯処理装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、すし飯、まぜ飯あるい
は単なる米飯等炊飯の処理装置に関するものである。
は単なる米飯等炊飯の処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】すし飯は上質の白米を普通の飯よりやや
こわく炊き、これに主として酢と塩からなる合せ酢を混
ぜて作る。また、まぜ飯などの味付飯の場合は適当な具
を飯に混ぜる。いずれの場合も余分な水分があるとべと
つくので、速やかに乾燥・冷却するのがこつである。こ
れらすし飯や混ぜ飯に限らず、普通の飯においても、弁
当など他のおかずと共に折箱などに詰める場合、熱い飯
をおかずと一緒に入れると、おかずをいためる心配があ
って、早急に冷却する必要がある。
こわく炊き、これに主として酢と塩からなる合せ酢を混
ぜて作る。また、まぜ飯などの味付飯の場合は適当な具
を飯に混ぜる。いずれの場合も余分な水分があるとべと
つくので、速やかに乾燥・冷却するのがこつである。こ
れらすし飯や混ぜ飯に限らず、普通の飯においても、弁
当など他のおかずと共に折箱などに詰める場合、熱い飯
をおかずと一緒に入れると、おかずをいためる心配があ
って、早急に冷却する必要がある。
【０００３】従来、これら炊飯の混合、冷却処理には、
小規模の場合は手桶にとり、人手によって混ぜながら風
を送って冷却していた。処理量が多くなっても、大抵の
場合容量のスケールアップに留まっていた。本発明者は
すし飯の酢合せを機械化しようとして種々検討を重ね、
先に横型回転ドラムを利用した装置を提案した(特開平3
-119977号)。
小規模の場合は手桶にとり、人手によって混ぜながら風
を送って冷却していた。処理量が多くなっても、大抵の
場合容量のスケールアップに留まっていた。本発明者は
すし飯の酢合せを機械化しようとして種々検討を重ね、
先に横型回転ドラムを利用した装置を提案した(特開平3
-119977号)。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、桶でま
ぜる方式は、処理量に比べて桶が大型で設置面積を必要
とし、また、大型になればなるほど、均一混合性に欠け
ると共に、飯粒がつぶれるなどの欠点があった。後者の
横型回転ドラム式も実用化をしているが、回転による米
飯のべとつきがやや発生するのと、送風冷却のために合
せ酢が揮散して熟成がやや不十分なところがあった。ま
た、バッチ式であって連続的な作業には不向きであっ
た。本発明はこれらの欠点解消を目的に開発したもので
ある。
ぜる方式は、処理量に比べて桶が大型で設置面積を必要
とし、また、大型になればなるほど、均一混合性に欠け
ると共に、飯粒がつぶれるなどの欠点があった。後者の
横型回転ドラム式も実用化をしているが、回転による米
飯のべとつきがやや発生するのと、送風冷却のために合
せ酢が揮散して熟成がやや不十分なところがあった。ま
た、バッチ式であって連続的な作業には不向きであっ
た。本発明はこれらの欠点解消を目的に開発したもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の炊飯
処理装置は、炊飯投入ホッパー１とそれに続く撹拌送り
装置２と合せ酢や具等の混合装置３とをコンベア４上に
配置し、そのコンベア４から順次下方へ炊飯冷却コンベ
ア５を配置してなることを特徴とする。
処理装置は、炊飯投入ホッパー１とそれに続く撹拌送り
装置２と合せ酢や具等の混合装置３とをコンベア４上に
配置し、そのコンベア４から順次下方へ炊飯冷却コンベ
ア５を配置してなることを特徴とする。
【０００６】混合装置をボックス状とし、上方からコン
ベア４上で撹拌されている炊飯に対してスプレーから霧
状に散布する。この散布装置は混合装置が空のとき、洗
浄水のスプレーに早変わりする。コンベア４に続いてす
のこ12があり、このすのこ12ですし飯がほぐされて次の
コンベア５へ落下する。そのとき、すし飯の反転も行な
われる。
ベア４上で撹拌されている炊飯に対してスプレーから霧
状に散布する。この散布装置は混合装置が空のとき、洗
浄水のスプレーに早変わりする。コンベア４に続いてす
のこ12があり、このすのこ12ですし飯がほぐされて次の
コンベア５へ落下する。そのとき、すし飯の反転も行な
われる。
【０００７】
【作用】このような装置であると、炊飯がホッパーから
撹拌送り装置２とコンベア４とで混合装置３へ移動し、
ここですし飯の場合は霧状に散布された合せ酢、まぜ御
飯の場合は具、更に、水等を上方から炊飯へ加えると、
撹拌送り装置２によって炊飯が混ぜられる。これにより
均一混合される。次に炊飯が適度な熟成を終えると、コ
ンベア４から順次下方の炊飯冷却コンベア５へと反転し
ながら移行して余分な水分の蒸発と共に温度が低下し冷
却される。上方から下方への移動冷却方式であるから自
然落下で無理なく移動するし、装置の設置面積が小さく
てすむ。更に、炊飯の層厚がないので、飯粒がつぶれな
い。
撹拌送り装置２とコンベア４とで混合装置３へ移動し、
ここですし飯の場合は霧状に散布された合せ酢、まぜ御
飯の場合は具、更に、水等を上方から炊飯へ加えると、
撹拌送り装置２によって炊飯が混ぜられる。これにより
均一混合される。次に炊飯が適度な熟成を終えると、コ
ンベア４から順次下方の炊飯冷却コンベア５へと反転し
ながら移行して余分な水分の蒸発と共に温度が低下し冷
却される。上方から下方への移動冷却方式であるから自
然落下で無理なく移動するし、装置の設置面積が小さく
てすむ。更に、炊飯の層厚がないので、飯粒がつぶれな
い。
【０００８】ボックス状の混合装置の中で合せ酢等を炊
飯器の上へ噴霧するので、混合が均一な上に十分に蒸さ
れて、極めて良好な混合ができる。その後、すのこによ
って塊がほぐされ、落下反転して次の冷却を容易にす
る。コンベア上に載せて移動しながらの混合であるの
で、混合条件を広範囲に変更可能である。合せ酢の噴霧
装置は、洗浄水に切り換えることにより装置の洗浄が極
めて簡単にできる。装置の制御は処理条件を設定すれ
ば、制御装置によって自動制御可能なことは言うまでも
ない。
飯器の上へ噴霧するので、混合が均一な上に十分に蒸さ
れて、極めて良好な混合ができる。その後、すのこによ
って塊がほぐされ、落下反転して次の冷却を容易にす
る。コンベア上に載せて移動しながらの混合であるの
で、混合条件を広範囲に変更可能である。合せ酢の噴霧
装置は、洗浄水に切り換えることにより装置の洗浄が極
めて簡単にできる。装置の制御は処理条件を設定すれ
ば、制御装置によって自動制御可能なことは言うまでも
ない。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の炊飯処理装置の平面図、図２
は側面図である。この装置は複数のフレームによって支
持し、上下方向に配置され、最上部左方に炊飯投入ホッ
パー１がある。炊飯投入ホッパー１内下部には撹拌送り
装置２の複数の回転送り羽根６がモータ７によつて回転
可能に設けられている。それに続いて混合装置３があ
る。混合装置３は複数の螺旋羽根3aが回転するようにな
っており、その上部に合せ酢の散布装置８がある。散布
装置８には合せ酢のタンク９がある。散布装置８とタン
ク９との間に切換バルブ10を設け、洗浄水パイプ11と切
換え、散布装置８を装置の洗浄にも使用可能にしてい
る。これらをコンベア４上に配置し、そのコンベアの先
端にすのこ12を設け、続いて順次下方へ炊飯冷却コンベ
ア5a〜5bを下り勾配で配置して、冷却処理後のすし飯等
を入れる容器に至るようになっている。
は側面図である。この装置は複数のフレームによって支
持し、上下方向に配置され、最上部左方に炊飯投入ホッ
パー１がある。炊飯投入ホッパー１内下部には撹拌送り
装置２の複数の回転送り羽根６がモータ７によつて回転
可能に設けられている。それに続いて混合装置３があ
る。混合装置３は複数の螺旋羽根3aが回転するようにな
っており、その上部に合せ酢の散布装置８がある。散布
装置８には合せ酢のタンク９がある。散布装置８とタン
ク９との間に切換バルブ10を設け、洗浄水パイプ11と切
換え、散布装置８を装置の洗浄にも使用可能にしてい
る。これらをコンベア４上に配置し、そのコンベアの先
端にすのこ12を設け、続いて順次下方へ炊飯冷却コンベ
ア5a〜5bを下り勾配で配置して、冷却処理後のすし飯等
を入れる容器に至るようになっている。
【００１０】ホッパー１、回転送り羽根６、混合装置３
のカバーケースや散布装置８などは取外し自在な構造と
し、他の混ぜご飯や単なるご飯の冷却にも対処できるよ
うになっている。また、コンベアの戻り側下方に給水パ
イプ付スポンジ13を配置し、通常は付着飯の掻き落しに
使用し、洗浄時には水を供給して洗浄具として使用す
る。
のカバーケースや散布装置８などは取外し自在な構造と
し、他の混ぜご飯や単なるご飯の冷却にも対処できるよ
うになっている。また、コンベアの戻り側下方に給水パ
イプ付スポンジ13を配置し、通常は付着飯の掻き落しに
使用し、洗浄時には水を供給して洗浄具として使用す
る。
【００１１】次に、すし飯の処理について具体的に説明
する。炊飯を熱いままホッパー１から投入すると、複数
の回転送り羽根６により撹拌されながら、コンベア４に
よって次の混合装置３へと移動する。混合装置はほぼ密
閉に近いボックスで覆われ、この閉空間内で炊飯は内部
のリボンタイプの螺旋羽根3aで混合されながら、上から
合せ酢が散布装置８によって均一に散布される。密閉空
間のために適度な蒸れ作用が働き、良好なすし飯とな
る。
する。炊飯を熱いままホッパー１から投入すると、複数
の回転送り羽根６により撹拌されながら、コンベア４に
よって次の混合装置３へと移動する。混合装置はほぼ密
閉に近いボックスで覆われ、この閉空間内で炊飯は内部
のリボンタイプの螺旋羽根3aで混合されながら、上から
合せ酢が散布装置８によって均一に散布される。密閉空
間のために適度な蒸れ作用が働き、良好なすし飯とな
る。
【００１２】混合装置３から出たすし飯は、塊状のもの
もあるので、すのこ12を通過中にほぐされ、同時に下の
コンベア5a上では、移動中に自然に冷却されるか、ある
いは冷却ファン等を取付けて強制的に冷却されるように
する。第３段目のコンベア5b上へ落下するときに反転さ
れて均一な冷却をし、容器14中へ貯えられることにな
る。
もあるので、すのこ12を通過中にほぐされ、同時に下の
コンベア5a上では、移動中に自然に冷却されるか、ある
いは冷却ファン等を取付けて強制的に冷却されるように
する。第３段目のコンベア5b上へ落下するときに反転さ
れて均一な冷却をし、容器14中へ貯えられることにな
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明の炊飯処理装置は、以上のような
構成及び作用により、炊飯の加工や冷却が連続的に効率
よく実施でき、竪型で設置面積をとらず、炊飯をホッパ
ーへ入れるだけで、後は最後まで何らの人手を要するこ
となく処理ができる。炊飯のすし飯、まぜご飯への加工
等はもとより白米ご飯の冷却にも利用でき、また、これ
に類する各種食品の加工冷却にも使用可能である。処理
後の装置の洗浄も容易で、合せ酢散布装置が洗浄水散布
装置を兼ね、衛生的に洗浄できる機能を備えた装置とな
っている。
構成及び作用により、炊飯の加工や冷却が連続的に効率
よく実施でき、竪型で設置面積をとらず、炊飯をホッパ
ーへ入れるだけで、後は最後まで何らの人手を要するこ
となく処理ができる。炊飯のすし飯、まぜご飯への加工
等はもとより白米ご飯の冷却にも利用でき、また、これ
に類する各種食品の加工冷却にも使用可能である。処理
後の装置の洗浄も容易で、合せ酢散布装置が洗浄水散布
装置を兼ね、衛生的に洗浄できる機能を備えた装置とな
っている。
【図１】本装置の平面図である。
【図２】同側面図である。
１ 炊飯投入ホッパー ２ 撹拌送り装置 ３ 混合装置 ４ コンベア ５ 炊飯冷却コンベア ６ 羽根 ７ モータ ８ 散布装置 10 切換バルブ 11 洗浄水パイプ 12 すのこ 13 スポンジ 14 容器
Claims (1)
- 【請求項１】 炊飯投入ホッパー１とそれに続く撹拌送
り装置２と合せ酢や具等の混合装置３とをコンベア４上
に配置し、そのコンベアから順次下方へ炊飯冷却コンベ
ア５を配置してなる炊飯処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156273A JPH05344854A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 炊飯処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156273A JPH05344854A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 炊飯処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344854A true JPH05344854A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15624209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4156273A Pending JPH05344854A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 炊飯処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05344854A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005029261A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Ishida Co Ltd | 製品包装システムおよび製品包装方法 |
| JP2015104371A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 株式会社アイホー | 供給システム |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156273A patent/JPH05344854A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005029261A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Ishida Co Ltd | 製品包装システムおよび製品包装方法 |
| JP2015104371A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 株式会社アイホー | 供給システム |
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