JPH0534392Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534392Y2
JPH0534392Y2 JP1988049609U JP4960988U JPH0534392Y2 JP H0534392 Y2 JPH0534392 Y2 JP H0534392Y2 JP 1988049609 U JP1988049609 U JP 1988049609U JP 4960988 U JP4960988 U JP 4960988U JP H0534392 Y2 JPH0534392 Y2 JP H0534392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
hole
liquid
operating lever
bottom valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988049609U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01152183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988049609U priority Critical patent/JPH0534392Y2/ja
Publication of JPH01152183U publication Critical patent/JPH01152183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534392Y2 publication Critical patent/JPH0534392Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案はタンクローリ、特に複数室を有するタ
ンクローリにおいて、排出時に排出すべき液種が
収容された室の底弁のみ開放操作できるようにし
たタンク底弁の操作装置に関する。
(b) 従来の技術 一般に複数室を有するタンクローリにおいては
各室毎に異液種(例えばガソリン、軽油、灯油
等)を収容して輸送するようになつている。
ところが各室の底弁は各室頂部に設けられてい
る操作ハンドルを回すことにより自由に開放でき
るようになつている。
(c) 考案が解決しようとする課題 前記構造のため、作業者の誤操作により排出す
べき液種とは異なる液種が排出されるという危険
があり、一旦誤操作が行なわれると異液種が混合
されて使用不可能になるという問題があつた。
そこでこの考案の目的は、排出時には排出すべ
き液種が収容された室の底弁のみ開放操作できる
ようにすることにある。
(d) 課題を解決するための手段 上記目的を解決するため、この考案はタンク頂
部に設けた操作レバーを回動させることによりタ
ンク底部の底弁を開閉するようにしたタンク底弁
の操作装置において、前記操作レバーにはタンク
側に設けた回動防止片に当接して操作レバーを閉
の位置にロツク状にすることができる作動片を取
付けるとともに液種に対応させた異なる形状の孔
を穿設した液種表示筒を外装し、前記孔には、こ
の孔に合致する結合ピンを挿入可能に設け、この
結合ピンを孔に挿入することにより前記作動片と
回動防止片との当接を解除させるようにしたこと
を特徴とする。
(e) 作用 排出液種に対応する形状の結合ピンを排出作業
者が受け取ればそのピン形状に合う形状の液種表
示筒の孔に結合ピンを挿入する。
すると結合ピンは操作レバーの表示筒の孔を貫
通して作動片を作動させる。
その後操作レバーを回動させて底弁を開くと、
液体は排出される。
(f) 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、1は複数の室2……を有するタンクであ
る。
前記各室2……の頂部に投入口3……が形成さ
れ、下部には底弁4……が設けられ、各底弁4…
…には排出管5が接続されている。
前記各底弁4……は各室2……頂部に設けられ
た操作装置6……により開閉操作されるようにな
つている。
前記各室2……の底弁4……及び操作装置5…
…は同一構造なのでそれぞれ1つについて以下に
説明する。
まず底弁4について説明すると、7は下部に排
出口8有する外弁体で、一対の第1連通口9,9
が穿設されている。
前記外弁体7内には前記操作装置6にロツド部
材10により連結された内弁体11が内装されて
おり、前記外弁体7の一対の第1連通口9,9対
応する位置に一対の第2連通口51,51が穿設
されている。
前記操作装置6を操作して前記第1連通口9,
9と第2連通口11,11とが連通すると底弁4
は開となり、非連通のときは閉とする。
次に操作装置6について説明すると、前記ロツ
ド部材10の先部をタンク1に固定した固定部材
12を貫通して突出させ、前記先部には断面矩形
状の矩形部13を形成するとともに先端にネジ部
14を形成している。
前記矩形部13にはボス15が嵌合され、この
ボス15には丸棒状の操作レバー16が固着され
ている。
前記操作レバー16はボス15側より大径部1
7と小径部18とネジ部19とより構成され、大
径部17よりの小径部18には上下方向に係合孔
20が貫通されている。
前記小径部18には円筒形状の液種表示筒21
が外装され、ネジ部19に設けたウエーブワツシ
ヤ22とナツト23により手動にて回転可能とし
てある。
前記表示筒21には第3図に示す如く60度毎に
灯油、軽油、ガソリンの文字が記載されている。
前記各文字の前方で前記係合孔20に対応する位
置には灯油に対しては丸、軽油に対しては四角、
ガソリンに対しては三角のそれぞれ異なる形状の
一対の孔22,23,24を設けてある。
25は液種判別用の結合ピンで、この結合ピン
25は液種毎に断面形状を異にし、灯油は丸、軽
油は四角、ガソリンは三角になつている。
前記操作レバー16の小径部18よりの大径部
17の下方には一対のブラケツト26,26が垂
設され、このブラケツト26,26間には作動片
27が回動自在に設けられている。
前記作動片27は短部28と長部29よりなる
への字形状をしており通常時には自重で長部28
が下方に位置し、短部29は表示筒21に当接
し、その先端は孔22に位置している。
30は作動片27の長部28の近接した位置の
タンク1に設けた回動防止材で、この防止材30
は第2図の操作レバー16の回動時、作動片27
の実線位置では当接し、鎖線位置では当接しない
ようになつている。
31はロツド部材10のネジ部14に螺合した
ナット、32は操作レバー16上方に設けたアイ
マーク、33は底弁4の閉位置マーク、34は底
弁4の開位置マーク、35は結合ピン25と一対
に連結された地下タンクキーである。
なお本実施例では操作レバーに係合孔を穿設し
ているが、係合孔をなくしてもよく第4図は係合
孔をなくした他の実施例で、表示筒36の先部右
側にプレート37を固着し、このプレート37に
液種に対応させた異なる形状の孔38を穿設して
あり、液種毎に表示筒36を交換する。
尚、この場合操作レバーの断面は角断面が望ま
しい。
前記孔38の下方には作動片39が設けられ、
作動片39の近接した位置には回動防止材40が
設けられている。
更に第5図及び第6図も係合孔をなくした他の
実施例で、表示筒41の先部に90度毎に3枚のプ
レート42……を設け、各プレート42……には
液種に対応させた異なる形状の孔43……を穿設
してあり、表示筒41は回転自在としてある。右
側のプレート42の下方には作動片44が設けら
れ、作動片44の近接した位置には回動防止材4
5が設けられている。
本発明は前記の如き構成で次に作用について説
明すると、室2に液体を投入する場合には操作レ
バー16を閉位置マーク33に合わせて底弁4を
閉鎖しておく。
その後、投入口3より室2に液体を投入し、表
示筒21を回転させ当該液体の文字をアイマーク
32に合わせる。
次に液体を排出させる場合にはガソリンスタン
ド等に置かれている結合ピンの内、排出液種に対
応する形状の結合ピン25、例えば第3図に示す
如く地下タンクの灯油用のキー35のついた灯油
の結合ピン25を排出作業者が受け取れば、それ
をもつてタンク1上部に昇り、結合ピン25が灯
油に対応する丸形状であることから表示筒21…
…の孔22,23,24の内、丸形状を探し、そ
の孔22に結合ピン25を挿入する。
すると結合ピン25は結合孔20、下方の孔2
2を通つて作動片27を実線位置より鎖線位置へ
回動させる。
その後、操作レバー16を閉位置マーク33よ
り開位置マーク34へ回動させるが、この時、作
動片27は回転防止材30に当接しないので回動
させることができる。
するとロツド部材10を介して内弁体11が回
動し、外弁体7と内弁体11の第1連通口9,9
と第2連通口51,51とが連通し、底弁4が開
いて、液体が排出管5を通つて排出される。
前記丸形状の結合ピン25を誤つて四角や三角
の孔23,24に挿入しようとしても形状が異な
つていることにより挿入することができない。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案は排出すべき液種に対応する
形状の結合ピンをこのピン形状に合致する液種表
示筒の孔に挿入して作動片を作動させた後操作レ
バーを回動させるようにしたので、結合ピンは異
なつた液種の表示筒の孔には挿入することができ
ず、従来のように作業者の誤操作にて排出すべき
液体とは異なる液体を排出する危険がまつたくな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を装備したタンクの断面
図、第2図は操作装置と底弁との断面図、第3図
は操作説明図、第4図は他の実施例の平面図、第
5図は更に他の実施例の平面図、第6図は第5図
のA−A断面図である。 1はタンク、4は底弁、6は操作装置、16は
操作レバー、20は係合孔、21は液種表示筒、
22,23,24は孔、25は結合ピン、27は
作動片、30は回動防止片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク頂部に設けた操作レバーを回動させるこ
    とによりタンク底部の底弁を開閉するようにした
    タンク底弁の操作装置において、前記操作レバー
    にはタンク側に設けた回動防止片に当接して操作
    レバーを閉の位置にロツク状にすることができる
    作動片を取付けるとともに液種に対応させた異な
    る形状の孔を穿設した液種表示筒を外装し、前記
    孔には、この孔に合致する結合ピンを挿入可能に
    設け、この結合ピンを孔に挿入することにより前
    記作動片と回動防止片との当接を解除させるよう
    にしたことを特徴とするタンク底弁の操作装置。
JP1988049609U 1988-04-13 1988-04-13 Expired - Lifetime JPH0534392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988049609U JPH0534392Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988049609U JPH0534392Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01152183U JPH01152183U (ja) 1989-10-20
JPH0534392Y2 true JPH0534392Y2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=31275697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988049609U Expired - Lifetime JPH0534392Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534392Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59226784A (ja) * 1983-06-09 1984-12-19 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd タンクロ−リにおける底弁操作装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59226784A (ja) * 1983-06-09 1984-12-19 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd タンクロ−リにおける底弁操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01152183U (ja) 1989-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1269541A (en) Inline dispersal valve
DE3737431A1 (de) Kupplung fuer fluessigkeitsbehaelter
US3631896A (en) Lock for motor boat
JPH0534392Y2 (ja)
US4334578A (en) Well casing closure
US4896746A (en) Covered storage funnel
US5111537A (en) Toilet apparatus
DE2702255A1 (de) Verschlusskappe
DE2407325A1 (de) Dosiereinrichtung
JPH0518317Y2 (ja)
US4345617A (en) Lock apparatus for storage tanks
JPH0516144Y2 (ja)
DE2519688A1 (de) Vorrichtung zur verladung von fluessigkeiten
JPS6357669B2 (ja)
JPS59226785A (ja) タンクロ−リにおける底弁操作装置
DE801827C (de) Tankwagen-Umschalthahn
JPS6014071Y2 (ja) ハンドル施錠式球弁
GB2056517A (en) Dual flush cisterns
JPS6143751Y2 (ja)
JP3795962B2 (ja) 混油防止錠
DE941058C (de) Spuelvorrichtung fuer Klosetts und aehnliche Spuelanlagen
US2232250A (en) Spigot
AT157847B (de) Vorrichtung zun Eingießen von Milch durch eine Türöffnung.
US4800827A (en) Apparatus and improved method for dispensing matter into the ground
GB2215439A (en) Liquid discharge selection apparatus