JPH0534388A - 誘電定数の測定方法 - Google Patents

誘電定数の測定方法

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JPH0534388A
JPH0534388A JP19530391A JP19530391A JPH0534388A JP H0534388 A JPH0534388 A JP H0534388A JP 19530391 A JP19530391 A JP 19530391A JP 19530391 A JP19530391 A JP 19530391A JP H0534388 A JPH0534388 A JP H0534388A
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dielectric constant
dielectric
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floating
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JP19530391A
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Akira Nakayama
明 中山
Kazuya Shimizu
和哉 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定の誤差の極力低減し、低誘電率、低誘電
正接の材料に対し精度のよい誘電定数を測定する方法を
提供する。 【構成】 一対の電極が両面に形成された平板状被測定
誘電体試料を内部導体および外部導体と電気的に接続し
て同軸線路を被測定試料で構成した平板コンデンサで終
端した回路を構成し、終端部における反射係数を測定し
て被測定試料の誘電定数(誘電率や誘電正接)を求める
測定方法において、一定の誘電率および誘電正接を有す
るサファイア等の単結晶を標準試料として試料周辺の残
留インピーダンスおよび浮遊アドミタンスを測定し、こ
れらの測定値により被測定試料の誘電率および誘電正接
の実測値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低誘電率、低損失の誘
電体セラミックスの複素誘電率の測定方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来より、誘電体材料として、低誘電率、
低損失の誘電体セラミックスは、電子回路基板、ICパ
ッケージ等の分野で多用されている。
【0003】このような誘電体の各種電子部品への適用
に際しては、用いる誘電体の誘電体特性を評価する必要
があり、その評価項目としては、誘電率、誘電正接、そ
の他誘電率の温度係数等が挙げられる。
【0004】これらの特性の測定方法としては、ブリッ
ジ法や電磁界共振器を利用した測定方法等が知られてい
る。ブリッジ法は10MHz以下の周波数帯域における
測定に、電磁界共振器法は数GHz以上の周波数帯域で
の測定に用いられており、精度の高い測定が行われてい
るが、これらの測定方法に比較して、10MHz〜数G
Hzの周波数帯域での誘電定数の測定法はいずれの方法
においても精度が悪く、特に低誘電率、低損失の誘電体
の測定法として満足できる方法は確立されていない。
【0005】1MHz〜1GHz領域の誘電率、誘電正
接を比較的簡便に求める方法としてコンデンサ終端型反
射波法が知られている。このコンデンサ終端型反射波法
は、図1に示すように表面に一対の電極1、2が形成さ
れた被測定試料3を内部導体4に接続された保持具5
と、外部導体6に接続された保持具7により挟持した測
定治具より測定され、これにより、同軸線路を測定試料
で構成された平板コンデンサで終端した回路を構成し、
その反射係数を測定して誘電率と誘電正接を求める方法
であり、特に誘電率、誘電正接の大きい材料に利用され
ている。
【0006】この反射波法の回路モデルを図2に示し
た。図中、Vgは信号源より発生する正弦波電圧、Zg
は信号源の内部インピーダンス、Zxは測定試料のイン
ピーダンスである。図2において、z=0〜l間の伝送
線路の特性インピーダンスをZoとし、終端部における
電圧反射係数をΓxとすると、Zxは、
【0007】
【数1】Zx=(1+Γx/1−Γx)Zo と表される。かかる数1によれば、Zoは既知(通常5
0Ω)であるから、Γxを測定してZxを求めることが
できる。
【0008】誘電体基板の両面に電極を付けて構成され
るコンデンサを測定試料とすると、Zxは、キャパシタ
ンスCxと誘電正接を表すコンダクタンスGxの等価並
列回路で表すことができ、下記数2
【0009】
【数2】1/Zx=Gx+jωCx となる。式中、jは虚数単位、ωは角周波数である。前
記数1、数2よりキャパシタンスCxを求め、平板コン
デンサにおけるキャパシタンスCxと誘電率εrとの次
の数3
【0010】
【数3】Cx=εrεoS/t より誘電率εrを求める。式中、εoは真空の絶対誘電
率、Sは電極面積、tは基板厚みである。ここでは電界
の縁端効果は無視している。また、誘電正接tanδは
下記数4
【0011】
【数4】tanδ=1/ωCxRx の式より求めることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
反射波法においては、試料周辺の残留インピーダンス、
浮遊アドミタンスが誘電定数の測定精度に悪影響を及ぼ
すという問題がある。特に低誘電率、低誘電正接の材料
の測定においてはその影響が大きく、また周波数が大き
くなるに従いその影響は大きくなる。このような精度の
低下により誘電率、誘電正接の測定値に真値からの偏差
が生じるだけでなく、見掛け上の周波数効果も現れると
いう問題がある。
【0013】この現象をサファイアの測定例により以下
に説明する。サファイアの誘電率の測定値を図13に、
誘電正接を図14に示した。図中には、ブリッジ法によ
る1MHzの測定値と誘電円柱共振器法による10GH
z〜30GHzの測定値も示した。これらの測定値は反
射波法に比べて、充分精度のよい方法であり、その測定
値は測定周波数が4桁以上違うにも係わらず、良く一致
している。即ち、誘電率は9.4、誘電正接は1×10
-4以下と考えられる。
【0014】また、サファイアは単結晶であることから
1MHz〜10GHzの間でもこれらの誘電率や誘電正
接の値は大きく変化しないと予測されるが、反射波法に
よる測定値によれば、50MHz〜200MHzでは、
予想される値9.4に比較して15%程度大きな値を示
し、200MH〜1GHzでは周波数とともに急激に増
加している。誘電正接も周波数とともに増加する周波数
特性を示している。
【0015】本発明は、上記のような測定の誤差を極力
低減し、低誘電率、低誘電正接の材料に対し精度のよい
誘電定数を測定する方法を提供することを目的とするも
のである。
【0016】
【問題点を解決するための手段】本発明者は上記問題点
に対して検討を重ねた結果、反射波法において、上記の
ように測定誤差の要因となる残留インピーダンスおよび
浮遊アドミタンスは誘電率および誘電正接が一定の固定
値を有するサファイア等の単結晶を標準試料として用い
ることにより正確な測定ができ、この残留インピーダン
スおよび浮遊アドミタンスにより被測定試料の誘電率、
誘電正接の実測値を補正することにより、被測定試料の
正確な誘電定数の測定が可能となることを見出したもの
である。
【0017】まず、本発明において採用した反射波法に
おける残留インピーダンスと浮遊アドミタンスについて
説明する。図3は、同軸線路の終端部における残留イン
ピーダンスと浮遊アドミタンスの存在を示したものであ
る。図3によれば、残留インピーダンスとして、電極
1,2、保持具5,7及びそれらの接触を通して残留抵
抗Rrと残留インダクタンスLrが存在する。また、浮
遊アドミタンスとして、電極1,2、保持具5,7と外
部導体6との間に、浮遊コンダクタンスGsと浮遊キャ
パシタンスCsが存在する。残留インピーダンスZrを
Zr=Rr+jωLr、浮遊アドミタンスYsをYs=
Gs+jωCsとすると反射波法の同軸線路終端部の等
価回路は図4のようになる。
【0018】この図4によれば、浮遊アドミタンスのキ
ャパシタンス成分が測定試料のキャパシタンスに付加さ
れて、キャパシタンス測定値が一定量だけ増加する。さ
らに高周波領域では残留インピーダンスのインダクタン
ス成分が測定試料のキャパシタンスとLC共振を起こ
し、キャパシタンス測定値が周波数とともに増加する。
【0019】この結果、反射波法による誘電率の見かけ
の挙動が図13のようになる。また、図14に示したよ
うに誘電正接の測定値が周波数とともに増加すること
は、残留抵抗が表皮効果により増加する、あるいは接触
抵抗や浮遊コンダクタンスが周波数とともに増加するた
めと考えられる。
【0020】本発明によれば、上記要因分析に基づき、
まず、浮遊アドミタンスおよび残留インピーダンスを測
定する。これらの測定にあたり、本発明によれば、標準
試料として測定周波数範囲において一定の誘電率および
誘電正接を有すると仮定できる単結晶を用いることが重
要である。単結晶としては、サファイア、石英、酸化マ
グネシウム等が適当であり、補正精度を上げるためにこ
れらの中から特に被測定試料の誘電率と近似した単結晶
を用いることが望ましい。
【0021】具体的な測定方法について説明すると、ま
ず、図1において試料3を取り外し、 治具の導電性保持
具5、7を短絡すると、浮遊アドミタンスが無視できる
ので、インピーダンスZm(=Rm+jXm、Rm:抵
抗、Xm:リアクタンス)を測定することにより残留抵
抗Rr、残留インダクタンスLrを下記数5および数6
により求めることができる。
【0022】
【数5】Rr=Rm
【0023】
【数6】ωLr=Xm 次に電極を両面に焼き付けた単結晶円板を図1の終端治
具に装着し、インピーダンスZmを測定する。既知であ
る単結晶の誘電率と、誘電正接より(2)式におけるC
xとGxを決めると、下記数7および数8により浮遊コ
ンダクタンスGs、浮遊キャパシタンスCsを求めるこ
とができる。
【0024】
【数7】
【0025】
【数8】
【0026】上記のようにして残留インピーダンスZr
の抵抗成分Rrとインダクタンス成分Lr、及び浮遊ア
ドミタンスYsのコンダクタンス成分Gsとキャパシタ
ンス成分Csを測定することができる。
【0027】次に、これらの残留インピーダンスZrお
よび浮遊アドミタンスYsに基づき、被測定試料の実測
値の補正について説明する。残留インピーダンスZrと
浮遊アドミタンスYsの効果を考慮すると、前記数2に
おける被測定試料のインピーダンスZxは次の数9、数
10のようになる。
【0028】
【数9】
【0029】
【数10】
【0030】有効的なインピーダンスZm=Rm+jX
mを測定して前記数3、数4、数9および数10より被
測定試料の誘電率と誘電正接を求めることができる。
【0031】
【実施例】96%アルミナ(Al2 3 )含有磁器、9
0%ムライト(3Al2 3 ・2SiO2 )含有磁器に
ついて図1に示した測定治具を用いて、前記方法により
誘電率および誘電正接を求めた。一方、標準試料とし
て、両面に銀ペーストを焼き付けたC軸平行カットのサ
ファイア円板(厚さ:1.0mm、径:8.0mm、電
極径:8.0mm)を用いて、前述した方法に基づき測
定、および算出した残留インピーダンスの抵抗成分Rr
の周波数特性を図5に、インダクタンス成分Lrの周波
数特性を図6に、浮遊アドミタンスのコンダクタンス成
分Gsの周波数特性を図7に、キャパシタンス成分Cs
の周波数特性を図8にそれぞれ示す。ただし、これらの
値はサファイアのC軸垂直の誘電率を9. 4、誘電正接
を1×10-5として測定した値である。又、 浮遊キャパ
シタンスCsの中にはサファイア円板コンデンサの電界
縁端効果による浮遊キャパシタンスも含まれている。
【0032】上記の結果に基づき、各磁器の誘電率およ
び誘電正接の周波数特性の測定値を補正した。アルミナ
の測定結果において誘電率を図9、誘電正接を図10に
示した。またムライトの測定結果において誘電率を図1
1、誘電正接を図12に示す。また、それぞれの図には
1MHzのブリッジ法(△)、10〜40MHzのLC
共振法(▽)、10GHz以上の空洞共振器法(□)の
測定値も併せて示した。残留インピーダンスと浮遊アド
ミタンスの条件を同じにするため、測定試料の寸法はサ
ファイアと同じ寸法に統一した。
【0033】図9に示したように、 アルミナの誘電率は
1MHz〜50MHzでは9. 2〜9. 3(ブリッジ
法、LC共振法)、10GHzでは9.2(空洞共振器
法)である。これらの値に対して、反射波法による残留
インピーダンスと浮遊アドミタンスを考慮していない実
測値(○)は、50MHz〜200MHzにおいて20
%程度大きく、200MHz以上から周波数とともに急
激に増加する傾向を示している。一方、残留インピーダ
ンスと浮遊アドミタンスを考慮した補正値(●)は、
9.4〜9.5の値を示しており、1MHz〜10GH
zの広い周波数領域において誘電率の顕著な周波数特性
は認められなかった。
【0034】図10に示すように、誘電正接の値は1M
Hzでは6×10-4(ブリッジ法)、10M〜50MH
zでは1〜4×10-4(LC共振法)、10GHz〜2
0GHzでは7. 0×10-4(空洞共振器法)である。
反射波法による実測値は−10〜25×10-4まで周波
数とともに増加しているが、補正後は(0〜8)×10
-4の値を示し、顕著な周波数特性は認められない。なお
図では誘電正接の補正値が計算上マイナスの値になると
きは測定限界を超えていると判断して0とし表示した。
【0035】次に、ムライトの測定結果である図11に
よれば、誘電率は1MHz〜50MHzでは6. 2〜
6. 4(ブリッジ法、LC共振法)、10GHzでは
6. 2(空洞共振器法)である。これらの値に対して反
射波法による実測値は100MHz〜200MHzでは
20%程度大きく、200MHz以上から周波数ととも
に急激に増加しており、図9に示した96%アルミナの
場合とまったく同じ傾向を示している。補正後の値は
6.2〜6.3の値を示し、1MHz〜10GHzの広
い周波数領域において誘電率の顕著な周波数特性は求め
られなかった。
【0036】図12によれば、ムライトの誘電正接の値
は1MHzでは19×10-4(ブリッジ法)、10MH
z〜50MHzでは(8〜12)×10-4(LC共振
法)、10GHzでは20×10-4(空洞共振器法)で
ある。反射波法による補正前の測定値は(0〜30)×
10-4まで周波数とともに増加しているが、補正後は
(0〜25)×10-4の値を示している。アルミナとム
ライトの反射波法による補正後の誘電正接は500MH
z〜1GHzでともに0付近に減少する傾向を示してい
るが、測定誤差を考慮すればこれが有意な周波数特性を
示したものかどうかを断定することは難しい。
【0037】次に、本発明の測定方法の測定精度、特に
誘電率が10程度の測定法の誘電率の精度を検討する。
ブリッジ法による1MHz以下の誘電率の測定精度はキ
ャパシタンスの測定精度に支配され、相対誤差1%以内
となる。1M〜数十MHzの領域で採用したLC共振法
による相対誤差は2%程度である。ただし、この場合も
サファイアの誘電定数を既知として測定治具の残留イン
ピーダンスを測定し、その効果を補正している。補正を
行わなければ、測定値には反射波法と類似の見掛け上の
周波数特性が現れる。空洞共振器を利用した非破壊測定
法による10GHz以上の誘電率の測定精度は、厚さが
1mm以下の基板を測定試料とした場合、 1%以下の相
対誤差に収まる。これに対し、本発明における残留イン
ピーダンスと浮遊アドミタンスを考慮した反射波法の精
度は、反射係数の測定精度に支配され、1〜2%程度の
相対誤差を有するものと思われる。
【0038】表1に反射波法による96%アルミナの誘
電率の補正後の測定値と、繰り返し測定誤差(3回測定
の標準偏差)の一部を示す。
【0039】
【表1】 また、ブリッジ法の誘電正接の測定限界は1×10-4
度、LC共振法の測定限界は5×10-4である。空洞共
振器法の測定限界はTE011モードを利用した場合、
これより1桁小さく、1×10-5程度である。これらに
対し、本発明の反射波法の測定限界は1〜2×10-3
度であった。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の測定方法
によれば、低誘電率、低誘電正接のセラミックの反射波
法による誘電定数の測定にあたり、浮遊アドミタンスと
残留インピーダンスの測定を行い、これに基づき実測値
を補正することにより、数十〜数百MHzにおける精度
の高い誘電定数の測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射波法の測定治具を説明するための図であ
る。
【図2】反射波法の回路モデルを示す図である。
【図3】同軸線路の終端部における残留インピーダンス
と浮遊アドミタンスの存在を示した図である。
【図4】反射波法の残留インピーダンスと浮遊アドミタ
ンスを含めた同軸線路終端部の等価回路図である。
【図5】本発明の方法に基づく残留インピーダンスの抵
抗成分Rrの周波数特性を示す図である。
【図6】本発明の方法に基づく残留インピーダンスのイ
ンダクタンス成分Lrの周波数特性を示す図である。
【図7】本発明の方法に基づく浮遊アドミタンスのコン
ダクタンス成分Gsの周波数特性を示す図である。
【図8】本発明の方法に基づく浮遊アドミタンスのキャ
パシタンス成分Csの周波数特性を示す図である。
【図9】アルミナの誘電率の周波数特性を示す。
【図10】アルミナの誘電正接の周波数特性を示す。
【図11】ムライトの誘電率の周波数特性を示す。
【図12】ムライトの誘電正接の周波数特性を示す。
【図13】サファイアの誘電率の測定値を示す図であ
る。
【図14】サファイアの誘電正接の測定値を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2 電極 3 被測定試料 4 内部導体 5,7 保持具 6 外部導体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の電極が両面に形成された平板状被
    測定誘電体試料を内部導体および外部導体と電気的に接
    続して同軸線路を被測定試料で構成した平板コンデンサ
    で終端した回路を構成し、該終端部における反射係数を
    測定して被測定試料の誘電定数を求める測定方法におい
    て、一定の誘電率および誘電正接を有する単結晶を標準
    試料として試料周辺の残留インピーダンス、浮遊アドミ
    タンスを測定し、被測定試料の誘電率および誘電正接の
    実測値を補正することを特徴とする誘電定数の測定方
    法。
JP19530391A 1991-08-05 1991-08-05 誘電定数の測定方法 Pending JPH0534388A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005518547A (ja) * 2002-02-21 2005-06-23 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 閉じ込められている物体の位置を求める方法および装置
JP2010540961A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 ラム リサーチ コーポレーション 部品の誘電特性を測定するための装置
JP2012520442A (ja) * 2009-03-13 2012-09-06 コミサリア ア レネルジ アトミク エ オウ エネルジ アルタナティヴ 誘電率および/または透磁率を測定する方法および装置
WO2023119855A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 Emラボ株式会社 試料保持器およびそれを用いた開放形共振器

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