JPH0534379U - 蛇腹付グロメツト - Google Patents
蛇腹付グロメツトInfo
- Publication number
- JPH0534379U JPH0534379U JP8304391U JP8304391U JPH0534379U JP H0534379 U JPH0534379 U JP H0534379U JP 8304391 U JP8304391 U JP 8304391U JP 8304391 U JP8304391 U JP 8304391U JP H0534379 U JPH0534379 U JP H0534379U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- bellows
- thin
- tubular
- grommet body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伸縮性を損なわずに、内部に端子付電線を通
す際の引っ掛かりを防止する。 【構成】 蛇腹部を有する筒状のグロメット本体の内部
に、該筒状のグロメット本体の内径よりも小径の内面平
滑な薄肉筒体を有し、前記薄肉筒体の基端が前記蛇腹部
の一端側でグロメット本体に固定されているとともに、
先端を前記蛇腹部の他端側でグロメット本体に対し自由
端としたことを特徴とする。
す際の引っ掛かりを防止する。 【構成】 蛇腹部を有する筒状のグロメット本体の内部
に、該筒状のグロメット本体の内径よりも小径の内面平
滑な薄肉筒体を有し、前記薄肉筒体の基端が前記蛇腹部
の一端側でグロメット本体に固定されているとともに、
先端を前記蛇腹部の他端側でグロメット本体に対し自由
端としたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、伸縮性を高めた蛇腹付グロメットに関する。
【0002】
蛇腹付グロメットの例として、実公平3−10574号公報に記載のものが知 られている。このグロメットは、図4あるいは図5に示すように、両端にパネル 嵌合部10あるいは11を持つ筒状のもので、長手方向中間部に伸縮性を高める ための蛇腹部1bを有している。
【0003】
ところで、このような蛇腹部1bを有するグロメットに、図3に示すように端 子13付の電線14を挿通させる場合、蛇腹部1bの内面の段差に端子13が引 っ掛かり、挿通作業がやりにくいという問題がある。
【0004】 そこで、これを改善するために、蛇腹部1bの内面を平滑にすることが考えら れるが、そうすると、蛇腹部の肉厚が大きくなり伸縮性が損なわれるおそれがあ る。
【0005】 本考案は、そのような事情を考慮し、伸縮性を損なうことなく、端子付電線の 挿通作業を容易に行うことができるようにした蛇腹付グロメットを提供すること を目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案は、蛇腹部を有する筒状のグロメット本体の 内部に、該筒状のグロメット本体の内径よりも小径の内面平滑な薄肉筒体を有し 、前記薄肉筒体の基端が前記蛇腹部の一端側でグロメット本体に固定されている とともに、先端を前記蛇腹部の他端側でグロメット本体に対し自由端としたこと を特徴とする。
【0007】
本考案のグロメットに端子付電線を挿入する場合、端子は内面平滑な薄肉筒体 の中を通るので、蛇腹部内面の段差に引っ掛かることがない。しかも、この薄肉 筒体は先端が自由端となっており拘束されていないので、蛇腹部によって得られ る伸縮性を損なうことがない。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1は実施例のグロメットGの断面を示す。このグロメットGは、両端にパネ ル嵌合部1a、中間に蛇腹部1bを有する筒状のグロメット本体1の内部に、内 面が平滑な薄肉筒体2を有し、この基端2aが蛇腹部1bの一端側でグロメット 本体1の一端開口3の内周に固定されているとともに、先端2bを上記蛇腹部1 bの他端側、換言すればグロメット本体1の他端開口4側で自由端としたもので ある。この場合、グロメット本体1と薄肉筒体2は、ゴムや軟質樹脂等の弾性材 料により一体に成形され、成形時の形状が上述の如く構成されている。但し、グ ロメット本体1と薄肉筒体2とを別体とし、薄肉筒体2の前記固定を接着で行な うこともできる。
【0010】 このグロメットGに、端子13の付いた電線14を挿通させる場合、図2に示 すように薄肉筒体2の基端2a側の開口3から挿入する。そうすると、端子13 付の電線14は、薄肉筒体2の平滑な内面に案内されて他端開口4まで導かれる ので、蛇腹部1bの内面の段差に引っ掛かることがない。また、この薄肉筒体2 は先端2bが自由端となっており拘束されていないので、蛇腹部1bの存在によ って生じる伸縮性を何ら損なうことがない。
【0011】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案のグロメットによれば、蛇腹部によって得られる 良好な伸縮性を損なうことなく、電線を通す際の端子等の引っ掛かりを防止して 挿通作業の容易化を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例のグロメットGの断面図であ
る。
る。
【図2】同実施例のグロメットGに、端子13付の電線
14を挿通させている状態を示す断面図である。
14を挿通させている状態を示す断面図である。
【図3】従来のグロメットに端子付電線を挿通させてい
る状態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
【図4】従来の蛇腹付グロメットの一例を示す外観図で
ある。
ある。
【図5】従来の蛇腹付グロメットの他の例を示す外観図
である。
である。
G グロメット 1 グロメット本体 1a パネル嵌合部 1b 蛇腹部 2 薄肉筒体 2a 基端 2b 先端 3 一端開口 4 他端開口
Claims (1)
- 【請求項1】 蛇腹部を有する筒状のグロメット本体の
内部に、該筒状のグロメット本体の内径よりも小径の内
面平滑な薄肉筒体を有し、前記薄肉筒体の基端が前記蛇
腹部の一端側でグロメット本体に固定されているととも
に、先端を前記蛇腹部の他端側でグロメット本体に対し
自由端としたことを特徴とする蛇腹付グロメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304391U JPH0534379U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 蛇腹付グロメツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304391U JPH0534379U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 蛇腹付グロメツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534379U true JPH0534379U (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13791178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8304391U Pending JPH0534379U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 蛇腹付グロメツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534379U (ja) |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP8304391U patent/JPH0534379U/ja active Pending
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