JPH05343024A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPH05343024A
JPH05343024A JP4174909A JP17490992A JPH05343024A JP H05343024 A JPH05343024 A JP H05343024A JP 4174909 A JP4174909 A JP 4174909A JP 17490992 A JP17490992 A JP 17490992A JP H05343024 A JPH05343024 A JP H05343024A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン注入装置の被処理体保持台の回動軸
を、真空室の気密性を低下させることなく真空室内に取
り付けると共に、被処理体保持台を傾けるためのチルト
軸を回動軸内に設ける構造であっても、被処理体保持台
の左右の位置調整ができるようにすること。 【構成】 第1の回動軸部31を真空室1の一方の側壁
13に軸支部34を介して軸支すると共に、第2の回動
軸部31の軸支部7をベローズ体72を介して他方の側
壁14に取り付ける。これら回動軸部31、32を互い
に摺動自在に、かつ一体に回動するよう構成し、回動軸
部31側に位置固定された位置調整用ナット60に回動
軸部32を螺合させ、このナット60により回動軸部3
1、32を相対的に摺動させる。回動軸部31、32内
に夫々チルト軸部51、52を軸支し、これらを互いに
摺動自在に一体に回動するよう連結し、回動軸32側に
ウエハを保持するためのプラテン部4を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン注入装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスにおい
て、半導体ウエハにイオンを注入するためには、一般に
イオン源から引き出されたイオンを質量分析マグネット
等を通した後、X、Y方向に走査して、所定のパターン
で半導体ウエハに注入するイオン注入装置が知られてい
る。このようなイオン注入装置においてウエハを真空室
内にセッティングする部分は、従来例えば図6に示すよ
うに構成されている。即ち図6中9は真空室であり、こ
の真空室9の両側には夫々ロードロック室9A、9Bが
設置されると共に、真空室9の両側壁間に水平な回動軸
91が架設されて、当該回動軸91に、ウエハ押え部材
92を備えたウエハ保持台93が取り付けられており、
このウエハ保持台93は、回動軸91を駆動部90によ
り回動することによって、水平な状態と起立した状態と
の間で回動できるように構成されている。図6中Ga〜
Gdはゲートバルブである。また前記回動軸91は、軸
支部94、95に図示しないベアリングを介して軸支さ
れると共に、これら軸支部94、95は、真空室9の両
側壁に夫々Oリング(図示せず)などのシール部材を介
して気密に設けられている。
【0003】そして前記ウエハ保持台93にウエハを保
持するためには、ウエハ保持台93を水平に倒した状態
とし、図示しない搬送機構によりロードロック室9A
(9B)内のウエハWをウエハ保持台93に搬送し、押
え部材92で当該ウエハWを押えた後、ウエハ保持台9
3を起立させ、ウエハWに対して所定のイオンビームを
照射してイオン注入が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで回転軸91が
円滑に回転するためには、回転軸の軸線とベアリングの
軸線との平行度が高くなければならないし、また軸支部
94、95と真空室9の側壁との間のシール性を高くす
るためには、軸支部94、95の軸線と真空室9の壁面
との直交性が高いことが必要であり、このことは即ち真
空室9の両側壁間の高精度の平行性が要求されているこ
とである。
【0005】一方真空室9は、大きな強度を得るために
肉厚の大きい例えばアルミニウムなどの板材を溶接して
作られており、しかもウエハのサイズが6インチから8
インチへと大口径化しつつあるので真空室9も大型化
し、このため真空室9の側壁の平行度を高くしようとす
ると製作が非常に難しいという問題点があった。
【0006】また本発明者は、ウエハ保持台93を回転
軸91と直交する軸のまわりに回転させて、イオンビー
ムに対するウエハ表面の角度(イオンビーム入射角度)
を任意に設定できるチルト機構を検討しているが、この
場合には次のような問題もある。即ち自動搬送制御を容
易に行うためには、保持台93をロードロック室9A、
9Bの中央に位置させることが必要であり、このためウ
エハ保持台93を回転軸91に対してスライドさせる機
構が必要であるが、回転軸91の中にチルト軸を配置し
ているため、真空室9の気密性を低下させることなくス
ライドさせることは非常に構造が複雑になるという問題
もあった。
【0007】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は、回転軸を備えた真空室1の製
作が容易で、しかも気密性の優れたイオン注入装置を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、被処理体保持台がチ
ルト可能なイオン注入装置において真空室内の気密性を
維持しながら被処理体保持台をスライドさせることので
きるイオン注入装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被処
理体を載置して保持する被処理体保持台を、真空室内に
配置された回動軸により回動させることによって、被処
理体の受け渡し時には被処理体の載置面を横倒し姿勢と
し、イオン注入時には当該載置面を起立姿勢にするイオ
ン注入装置において、前記回動軸の一端を軸支する軸支
部を、当該回動軸の長手方向に伸縮可能なベローズ体を
介して真空室の側壁部に取り付けたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のイオン
注入装置において前記被処理体保持台を前記回動軸と直
交する軸のまわりに回動させて被処理体のイオンビーム
入射角度を変更するためのチルト軸を、前記回動軸の中
に当該回動軸の軸方向に伸びるように配置して軸支し、
前記回動軸を、長手方向に第1の回動軸部と第2の回動
軸部とに分割して、これらの回動軸部の各一端側を互い
に摺動可能にかつ一体に回動するように連結し、第2の
回動軸部の他端側の軸支部をベローズ体に取り付けると
共に当該第2の回動軸部に被処理体保持台を設け、前記
チルト軸を長手方向に第1のチルト軸部と第2のチルト
軸部とに分割して、各チルト軸部の一端側を互いに摺動
可能にかつ一体に回動するように連結し、前記第1の回
動軸部に対する第2の回動軸部の位置を固定するための
位置固定手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】回転軸を真空室の側壁間に設置するにあたっ
て、両側壁の平行度が悪かったとしても、その平行度の
ずれ分はベローズ体が傾くことにより吸収されるため、
回動軸と真空室の側壁とが直交していない状態でありな
がら、回動軸の軸支部と真空室の側壁との間の気密性を
高くすることができる。
【0012】またベローズ体の伸縮により、第1の回動
軸部及び第1のチルト部に対する第2の回動軸部の移動
分を吸収できるので、第2の回動軸部第1の回動軸部に
対して摺動させることによって被処理体保持台の左右位
置を調整することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係るイオン注入装
置において、被処理体である半導体ウエハを装置本体内
に対して搬出入する部分の外観を示す図である。同図中
1は真空室であり、この真空室1の正面側(図1中手前
側)は、ウエハを後述のプラテン部に搬送し、ウエハに
イオン注入を行う処理室11として構成されている。こ
の処理室11の両側には、夫々ロードロック室2A、2
Bが連設されると共に、当該処理室11の後面側には、
図示しないイオン源よりのイオンビームIBが通るビー
ム通路室12が例えば処理室11の側壁面に対して水平
方向に所定の角度θだけ傾斜して連設されている。
【0014】前記処理室11内には、図2の概観図に示
すように、処理室11の両側壁間に水平に伸びる回動軸
3が設けられ、この回動軸3の中央部に、ウエハを載置
して保持する被処理体保持台であるプラテン部4が取り
付けられている。このプラテン部4はウエハの載置面が
横倒しの状態例えば水平な状態と起立した状態例えば垂
直な状態との間で回動できるように、当該回動軸3に取
り付け部41を介して取り付けられている。
【0015】また前記回動軸3は筒状体により構成され
ており、後で詳述する如くウエハをイオンビームに対し
て所定の角度に設定できるようにするためのチルト軸5
が内部に軸支されている。そして前記プラテン部4は、
水平な状態になっているとき(図2の鎖線の状態)に
は、前記ロードロック室2A、2B間に形成されたウエ
ハ搬送路上に位置し、図示しないクランプ機構などの搬
送機機によりロードロック室2A(2B)の載置台21
上のウエハWを受け取って図2では示さない押え部材に
よりプラテン部4側に押え、またプラテン部4上の処理
済みのウエハWを搬送機構によりロードロック室2A
(2B)の載置台21上に搬送する。
【0016】ここで前記回動軸3の構造について図3に
より詳細に説明すると、図3はイオンビームの照射方向
から回動軸3及びプラテン部4を見た図であり、前記回
動軸3は内部が中空に形成されると共に長さ方向に第1
の回動軸部31と第2の回動軸部32とに分割されてい
る。前記第1の回動軸部31は、筒状の軸支部33にベ
アリング34を介して軸支されており、この軸支部33
は、処理室11(真空室1)の一方の側壁13にOリン
グ(図示せず)などにより気密に固定されている。
【0017】また前記チルト軸5についても長さ方向に
第1のチルト軸部51と第2のチルト軸部52とに分割
されており、第1の回動軸部31内には第1のチルト軸
部51が同軸上にベアリング50を介して軸支されてい
る。前記軸支部33と第1の回動軸部31との間及び第
1の回動軸部31と第1のチルト軸部51との間は、夫
々磁気シール部35、53により気密にシールされてい
る。
【0018】前記第1の回動軸部31の一端側には第2
の回動軸部32の一端側が摺動自在に外嵌して設けられ
ており、これら回動軸部31、32の間には、回動軸部
31、32が周方向にすべることなく一体的に回動する
ようにすべり抑え部材6が介在している。
【0019】また前記第2のチルト軸部52は第2の回
動軸部32内にベアリング61、62を介して軸支され
ると共に、図4に示すように一端側がスプライン構造と
され、即ち各々長手方向に伸びる複数の突条部54が周
方向に形成され、当該第2のチルト軸部52の一端側に
第1のチルト軸部51の一端側が係合されて互いに長さ
方向に摺動してかつ一体に回動するように構成されてい
る。
【0020】そして前記第2の回動軸部32の一端側
(図3中左端側)の外周面にはネジ部30(図4参照)
が形成されており、このネジ部30と螺合するように第
2の回動軸部32には当該回動軸部32の位置を調整し
かつ固定するための位置固定手段であるナット60が取
り付けられている。
【0021】また第1の回動軸部31の一端側は、縦断
面形状がコ字形となるように、周縁部が折曲して形成さ
れると共に、前記ナット60の一端側に鍔部60aが形
成されており、この鍔部60aが第1の回動軸部31の
コ字形の空間内に挿入されて、コ字形の周縁部により軸
方向の移動が阻止されている。従ってこのナット60を
回動させれば第2の回動軸部32が第1の回動軸部31
に対して長さ方向に移動することになる。
【0022】前記第2のチルト軸部52にはウオームギ
ヤ55が形成される一方、前記取り付け部41内には、
回動軸3と直交するようにプラテン軸42が設けられて
おり、このプラテン軸42の下端には、前記ウオームギ
ヤ55に歯合されたウオームホイール56が設けられて
いる。そしてプラテン軸42の上端はプラテン部4が取
り付けられ、従ってチルト軸5が回動することによりプ
ラテン部4は回動軸3と直交する軸のまわりに回動する
ことになる。
【0023】前記プラテン部4には、ウエハの押え部材
43がエアー機構によりウエハの載置面に対して接離す
るように図示しないエアー機構により回動するように設
けられている。なお図3中63、64は前記エアー機構
におけるエアー管が接続される接続部である。
【0024】前記第2の回動軸部32の他端側(図3中
右端側)はベアリング65、66を介して軸支部7によ
り軸支され、この軸支部7の外端には図示しないOリン
グを介してフランジ71が気密に取り付けられている。
このフランジ71の内面と真空室1の側壁14との間に
は、例えばアルミニウム材を溶接して作ったベローズ体
72(図1、図3参照)が介設されると共に、フランジ
71には、前記側壁14から伸びるガイド棒73が遊貫
されており、従って軸支部7はベローズ体72の伸縮あ
るいは屈曲により側壁14に対して接離あるいは若干傾
くことができる。
【0025】前記軸支部7には、前記エアー機構に用い
られるエアーを取り込むためのエアー管接続部74が設
けられ、この内部は第2の回動軸部32を介して前記接
続部64に連通するように構成されている。また前記軸
支部7には、回動軸3とチルト軸5との間の空間を例え
ば10-3Torr程度に減圧するようその内部が前記空
間に連通した減圧管接続部75が設けられている。前記
空間を減圧することで、当該空間と真空室1内との圧力
差が小さくなり、シール性が向上するが、本発明では減
圧せずに大気圧としてもよい。
【0026】そして前記第1の回動軸部31の他端側に
はこれを回動するための駆動源の駆動ベルト15が掛け
られており、第1のチルト軸部51の他端側は、第1の
回動軸部31に取り付けられた図示しないモータに連続
されている。
【0027】また本実施例においては、図1に示すよう
に処理室11及びロードロック室2A、2B、の前面側
は着脱自在な共通のパネル81により構成されており、
このようにすれば、前記プラテン部とロードロック室2
A、2Bとの間でウエハを搬送する搬送機構などのメン
テナンスを行う場合にパネル81を取り外して行うこと
ができるので便利である。
【0028】更にロードロック室2A、2Bのゲートバ
ルブを作動させるためのエアー機構82、83や先述し
たウエハの押え部材のエアー機構などにエアーを供給す
るためのエアータンク84が真空室1内に組み込まれて
おり、この場合エアータンク84を別途設ける構成に比
べてスペースが小さくなる上、真空室1内の空間がエア
ータンク84の分だけ少なくなるので真空引きに要する
時間が短くなる。
【0029】次に上述実施例の作用について述べる。例
えばロードロック室2A内に外部からウエハを図示しな
い移載手段により搬入し、更に当該ウエハを図示しない
搬送手段により、水平に倒れているプラテン部4上に搬
送し、押え部材43によりウエハを押えた後、回動軸3
を回動してプラテン部4を垂直に起立させる。そしてチ
ルト軸5を回動してプラテン部4を、回動軸3と直交す
る軸のまわりに回動させ、これによりウエハの表面に対
するイオンビームの入射角を所定の角度に設定する。次
いで図示しないイオン源より所定の不純物のイオンビー
ムをウエハの表面に照射して不純物のイオンをウエハ内
に注入し、その後上述とは逆の操作でウエハをプラテン
部4上からロードロック室2Aあるいは2Bに搬送し、
更に外部に搬出される。
【0030】ここでプラテン部4は、例えば当該プラテ
ン部4とロードロック室2A、2Bとの間でウエハを搬
送する搬送機構の制御を容易なものとするためにロード
ロック室2A、2Bから等距離にあることが有利であ
り、そのため本実施例では、図3に示すナット60を回
動して図5に示すように第2の回動軸32を、位置固定
された第1の回動軸31に対して摺動させ、プラテン部
4をロードロック室2A、2Bから等距離となる位置に
設定する。ところでチルト軸5が回動軸3の中に配置さ
れていない構造の場合には、プラテン部4を左右に移動
させることは簡単であるが、チルト軸5が設けられてい
る場合には、プラテン部4を移動させる構造は極めて複
雑なものになると予想される。これに対し本実施例のよ
うにベローズ体72を設ければ、第2の回動軸部32の
長手方向の移動分はベロ−ズ体72の伸縮により吸収さ
れるので、真空室1の気密性を保持しながら簡単な構造
によりプラテン部4を移動させることができる点で非常
に有効である。
【0031】またベローズ体72を設けることによっ
て、真空室1の両側壁13、14の平行度が悪くても、
その平行度のずれ分はベローズ体72が吸収するので、
軸支部7とフランジ71とが密接し且つベローズ体72
の基端部も真空室1の側壁14に密接し、従って気密性
の低下のおそれがないし、またベアリングと回動軸3と
を同軸上に配置できるので、回動軸3が円滑に回動す
る。
【0032】なお本発明では、チルト軸を用いないイオ
ン注入装置に対しても適用することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回動軸の一端
を軸支する軸支部をベローズ体を介して真空室の側壁に
取り付けているため、真空室の両側壁の平行度が悪くて
も回動軸の軸支部と真空室の側壁部との間の気密性を低
下させるおそれがないし、また軸支部と回動軸とは同軸
上に配置できるので回動軸は円滑に回動する。
【0034】請求項2の発明によれば、被処理体保持台
を傾けるためのチルト軸を回動軸の中に設けた構造であ
っても、簡単な構造にして被処理体保持台の左右の位置
調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る装置の一部の外観を示す
斜視図である。
【図2】被処理体保持台であるプラテン部の動作を説明
する略解斜視図である。
【図3】本発明の実施例の要部を示す一部切欠断面図で
ある。
【図4】本発明の実施例の要部を示す斜視図である。
【図5】プラテン部の左右の調整の様子を示す説明図で
ある。
【図6】従来のイオン注入装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 真空室 2A、2B ロードロック室 3 回動軸 31 第1の回動軸部 32 第2の回動軸部 4 プラテン部 5 チルト軸 51 第1のチルト軸部 52 第2のチルト軸部 60 位置調整用ナット 72 ベローズ体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置して保持する被処理体保
    持台を、真空室内に配置された回動軸により回動させる
    ことによって、被処理体の受け渡し時には被処理体の載
    置面を横倒し姿勢とし、イオン注入時には当該載置面を
    起立姿勢にするイオン注入装置において、 前記回動軸の一端を軸支する軸支部を、当該回動軸の長
    手方向に伸縮可能なベローズ体を介して真空室の側壁部
    に取り付けたことを特徴とするイオン注入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイオン注入装置におい
    て、 前記被処理体保持台を前記回動軸と直交する軸のまわり
    に回動させて被処理体のイオンビーム入射角度を変更す
    るためのチルト軸を、前記回動軸の中に当該回動軸の軸
    方向に伸びるように配置して軸支し、 前記回動軸を、長手方向に第1の回動軸部と第2の回動
    軸部とに分割して、これらの回動軸部の各一端側を互い
    に摺動可能にかつ一体に回動するように連結し、 第2の回動軸部の他端側の軸支部をベロ−ズ体に取り付
    けると共に当該第2の回動軸部に被処理体保持台を設
    け、 前記チルト軸を長手方向に第1のチルト軸部と第2のチ
    ルト軸部とに分割して、各チルト軸部の一端側を互いに
    摺動可能にかつ一体に回動するように連結し、 前記第1の回動軸部に対する第2の回動軸部の位置を固
    定するための位置固定手段を設けたことを特徴とするイ
    オン注入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999009581A1 (en) * 1997-08-13 1999-02-25 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Scanning system with linear gas bearings and active counter-balance options
KR100393231B1 (ko) * 2001-08-16 2003-07-31 삼성전자주식회사 이온주입장치에서의 회전축과 회전체의 연결시스템
JP2005294331A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sumitomo Eaton Noba Kk ウエハスキャン装置

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