JPH05342920A - 鉄線鎧装ケーブル - Google Patents

鉄線鎧装ケーブル

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JPH05342920A
JPH05342920A JP4168293A JP16829392A JPH05342920A JP H05342920 A JPH05342920 A JP H05342920A JP 4168293 A JP4168293 A JP 4168293A JP 16829392 A JP16829392 A JP 16829392A JP H05342920 A JPH05342920 A JP H05342920A
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Japan
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iron wire
wire
optical fiber
tape
fiber core
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JP4168293A
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JP3237901B2 (ja
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Yoshihisa Asada
義久 浅田
Teruyoshi Tanabe
輝義 田辺
Shinichi Suzuki
晋一 鈴木
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電力ケーブル11の外周に、鎧装用の鉄線21と
共にテープ状光ファイバ心線25の入った中空鉄線23を撚
り合わせてなる鉄線鎧装ケーブルにおいて、鎧装用の鉄
線21は撚り返しありで、テープ状光ファイバ心線25の入
った中空鉄線23は撚り返しなしで撚り合わせたもの。 【効果】 テープ状光ファイバ心線に無理な力がかから
なくなり、テープ状光ファイバ心線の伝送損失の増加を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鎧装鉄線の撚り合わせ
層にテープ状光ファイバ心線入りの中空線が撚り合わさ
れている鉄線鎧装ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】海底電力ケーブルや海底送水管は一般
に、ケーブル本体の外周に鉄線鎧装を施した鉄線鎧装ケ
ーブルの形態となっている。この鉄線鎧装ケーブルに通
信機能をもたせるため、先に、鎧装用の鉄線と共に光フ
ァイバ心線の入った中空線を撚り合わせた構造の鉄線鎧
装ケーブルが提案されている(特願平1-35998 号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の鉄線
鎧装ケーブルの場合、中空線内に収納する光ファイバ心
線が、断面円形の光ファイバ心線である場合には何ら問
題ないが、テープ状光ファイバ心線である場合には光フ
ァイバに大きな伝送損失の増加が発生することが判明し
た。
【0004】次にその原因の検討結果を説明する。図5
はテープ状光ファイバ心線を複合した従来の鉄線鎧装ケ
ーブルを示す。符号11は電力ケーブルで、導体13、絶縁
体15、鉛被17などから構成されている。21は電力ケーブ
ル本体11の外周に座床19を介して撚り合わされた鎧装用
の鉄線、23は鉄線21と共に撚り合わされた中空鉄線、25
は中空鉄線23の中に収納されたテープ状光ファイバ心線
である。
【0005】この種の鉄線鎧装ケーブルを製造する場合
には、剛性の大きい鉄線21の撚り合わせ層をくずれ難く
するため、鉄線21に撚り返しをかけて撚り合わせるのが
普通である。このため鉄線21と共に撚り合わされる中空
鉄線23にも撚り返しがかけられている。その結果、中空
鉄線23の中に収納されているテープ状光ファイバ心線25
は、図5の位置で図示の状態にあったとすれば、それよ
り撚りが90°進んだ位置では図6のような状態になり、
さらに撚りが90°進んだ位置では図7のような状態にな
り、さらに撚りが90°進んだ位置では図8のような状態
になる。つまりテープ状光ファイバ心線25は、上下面が
入れ替わることなくそのままの状態でらせん状に成形さ
れた状態となる。
【0006】しかしこのような撚り合わせ構造にする
と、テープ状光ファイバ心線25は、撚り合わせ前は図9
のように中空鉄線23に収納されていたものが、撚り合わ
せ後は図10のように変形してしまい、これが、テープ状
光ファイバ心線25の特に両側に位置する光ファイバに大
きな損失増加をもたらす原因となっていたのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した鉄線鎧装ケーブルを提供するもので、そ
の構成は、電力ケーブルまたは送水管等のケーブル本体
の外周に、鎧装用の鉄線と共にテープ状光ファイバ心線
の入った中空線を撚り合わせてなる鉄線鎧装ケーブルに
おいて、鎧装用の鉄線は撚り返しありで、テープ状光フ
ァイバ心線の入った中空線は撚り返しなしで撚り合わさ
れていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このようにすれば、テープ状光ファイバ心線
は、ケーブル本体にテープを普通に巻き付けるような形
でらせん状に成形されることになり、無理な力がかから
ず、大きな損失増加が発生することがなくなる。また鉄
線には撚り返しがかけられているため、鎧装のくずれ難
さは従来と同じである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1ないし図4は本発明の一実施例を示し
ており、先に説明した図5ないし図8と同一部分には同
一符号を付してある。この鉄線鎧装ケーブルの特徴は、
電力ケーブル11の外周に座床19を介して、鎧装用の鉄線
21は撚り返しをかけて、テープ状光ファイバ心線25の入
った中空鉄線23だけは撚り返しをかけないで、撚り合わ
せたことである。
【0010】その結果、中空鉄線23の中に収納されてい
るテープ状光ファイバ心線25は、図1の位置で図示の状
態にあったとすれば、それより撚りが90°進んだ位置で
は図2のような状態になり、さらに撚りが90°進んだ位
置では図3のような状態になり(図1のときと上下面が
反転している)、さらに撚りが90°進んだ位置では図4
のような状態になる(図2のときと左右面が反転してい
る)。つまりテープ状光ファイバ心線25は、電力ケーブ
ル本体11に自然に巻き付けられたときと同じ状態にな
る。このためテープ状光ファイバ心線25に無理な力がか
からず、大きな損失増加が発生することがなくなるので
ある。
【0011】なお上記実施例はケーブル本体が電力ケー
ブルである場合を説明したが、ケーブル本体は送水管な
どである場合もある。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ープ状光ファイバ心線の入った中空線を鎧装用の鉄線と
共に撚り合わせた鉄線鎧装ケーブルにおいて、テープ状
光ファイバ心線の伝送損失の増加を防止できるという実
用上きわめて有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る鉄線鎧装ケーブル
の、ある位置における断面図。
【図2】 図1の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が90°進んだ位置における断面図。
【図3】 図1の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が 180°進んだ位置における断面図。
【図4】 図1の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が 270°進んだ位置における断面図。
【図5】 従来の鉄線鎧装ケーブルの、ある位置におけ
る断面図。
【図6】 図5の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が90°進んだ位置における断面図。
【図7】 図5の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が 180°進んだ位置における断面図。
【図8】 図5の鉄線鎧装ケーブルの、鉄線鎧装の撚り
が 270°進んだ位置における断面図。
【図9】 中空鉄線の中に収納されたテープ状光ファイ
バ心線の正常な状態を示す断面図。
【図10】 従来の鉄線鎧装ケーブルにおける、中空鉄
線の中に収納されたテープ状光ファイバ心線の状態を示
す断面図。
【符号の説明】
11:電力ケーブル 19:座床 21:鎧装用の鉄線
23:中空鉄線 25:テープ状光ファイバ心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力ケーブルまたは送水管等のケーブル本
    体の外周に、鎧装用の鉄線と共にテープ状光ファイバ心
    線の入った中空線を撚り合わせてなる鉄線鎧装ケーブル
    において、鎧装用の鉄線は撚り返しありで、テープ状光
    ファイバ心線の入った中空線は撚り返しなしで撚り合わ
    されていることを特徴とする鉄線鎧装ケーブル。
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