JPH0534239U - 幅 木 - Google Patents
幅 木Info
- Publication number
- JPH0534239U JPH0534239U JP8332291U JP8332291U JPH0534239U JP H0534239 U JPH0534239 U JP H0534239U JP 8332291 U JP8332291 U JP 8332291U JP 8332291 U JP8332291 U JP 8332291U JP H0534239 U JPH0534239 U JP H0534239U
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- JP
- Japan
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- skirting board
- front surface
- wall panel
- board
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床の不陸を吸収して取り付けることができる
ようにする。壁パネルの露出部分の高さを調整すること
ができるようにする。施工性を向上する。 【構成】 前面に模様用凹凸1を有する上幅木6と前面
がフラットな下幅木7とで構成する。上幅木6の下面乃
至下幅木7の上面の一方に背部側に上下方向に突出する
凸部8を設けると共に他方の背部側に凸部8が嵌合する
凹部9を設ける。上幅木6の前面の下端と下幅木7の前
面の上端との間で上幅木6または下幅木7に水平方向に
凹溝10を形成する。
ようにする。壁パネルの露出部分の高さを調整すること
ができるようにする。施工性を向上する。 【構成】 前面に模様用凹凸1を有する上幅木6と前面
がフラットな下幅木7とで構成する。上幅木6の下面乃
至下幅木7の上面の一方に背部側に上下方向に突出する
凸部8を設けると共に他方の背部側に凸部8が嵌合する
凹部9を設ける。上幅木6の前面の下端と下幅木7の前
面の上端との間で上幅木6または下幅木7に水平方向に
凹溝10を形成する。
Description
【0001】
本考案は、壁パネルと床面との間で壁パネルの下部の前面に沿って取り付ける 幅木の構造に関するものである。
【0002】
従来の壁パネルに用いる幅木A′にあっては、図3に示すように一体の大断面 積に形成され、必要に応じて前面に模様用凹凸1′を形成してあった。
【0003】
ところが、幅木A′が大断面積の一体物のとき、床の不陸を吸収できなく、ま た壁パネルの露出する部分の高さを調整できないという問題がある。つまり床に 不陸があると、幅木A′の上端が水平になるように施工できなく、また幅木A′ の上端の高さを調整できないので壁パネルの露出する部分の高さを調整できない 。また大断面積の幅木A′では反りの矯正が難しく、施工もしづらいという問題 がある。さらに図4(a)のように床面上の壁パネル2から延長して階段横に壁 パネル3が続く場合、幅木A′の模様用凹凸1′のラインが途絶え、かつその模 様用凹凸1′が階段11の側板4′と合わないため切断面が見えるという問題が ある。つまり、図4(a)に示すように幅木A′と階段の側板4′とを連続する ように設けた場合、幅木A′には模様用凹凸1を有するのに対し、側板4′は単 なる平板のため継ぎ目には図4(b)に示すように側板4′の端面の木口が見え る。図4(b)で4a′が側板4′の端面の木口、Aa′が幅木A′の木口であ る。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは床の不陸を吸収して取り付けることができると共に壁パネルの露出部分の高 さを調整することができ、しかも施工性を向上でき、さらに階段横に続く部分で も外観よく施工できる幅木を提供するにある。
【0005】
上記目的を達成するため本考案幅木Aは、前面に模様用凹凸1が形成された上 幅木6と前面がフラットに形成された下幅木7とで構成され、上幅木6の下面乃 至下幅木7の上面の一方に背部側に上下方向に突出する凸部8が設けられると共 に他方の背部側に凸部8が嵌合する凹部9が設けられ、上幅木6の前面の下端と 下幅木7の前面の上端との間で上幅木6または下幅木7に水平方向に凹溝10が 形成されたものである。
【0006】
凸部8と凹部9との嵌合深さを変えたりして上幅木6の上端の位置を上下に調 整することができる。これにより床に不陸があっても上幅木6の上端が水平にな るように取り付けることができ、床の不陸を吸収して施工できる。また上幅木6 の上端の位置を上下に調整することにより壁パネル2の露出する部分の高さも調 整することができる。また上幅木6と下幅木7とで形成されると共に上幅木6の 高さを調整できるようになっていても凹溝10にて継ぎ目が目立たなく外観がよ くなる。さらに上幅木6と下幅木7とに分割されていることにより反りの矯正が 従来よりしやすく施工性を向上できる。さらに階段11の部分でも上幅木6を階 段用の幅木として用いることにより外観よく施工できる。
【0007】
図1に示すように幅木Aは上幅木6と下幅木7とで構成されており、上幅木6 の前面には模様用凹凸1が形成されており、下幅木7の前面はフラットに形成さ れている。下幅木7の背部側の上端には上方に突出するように凸部8を設けてあ り、上幅木6の背部側の下端には凸部8に嵌合する凹部9を設けてある。上幅木 6の前面の下端には凹溝10を設けてある。しかして幅木Aを床面と壁パネルと の間に取り付けるにあたっては、下幅木7の下端を床面に載置して下幅木7を壁 パネルに沿わせて取り付け、下幅木7の上に上幅木6を配置して上幅木6を壁パ ネルに沿わせると共に凸部8と凹部9を嵌合し、上幅木6を壁パネルに取り付け る。このとき上幅木6と下幅木7は従来の幅木Aより断面積が小さいので反りの 矯正がしやすく施工がしやすい。また凸部8と凹部9の嵌合深さを変えることに より上幅木6を上下位置調整できるものであって、上幅木6の上端が水平になる ように取り付けることにより床の不陸を吸収して幅木Aを取り付けることができ 、また上幅木6の上端の高さを調整することにより幅木Aの高さを調整できて壁 パネルの露出する部分の高さを調整できる。このとき上幅木6を上下に調整して も上幅木6と下幅木7との継ぎ目の前面に凹溝10があるので外観上継ぎ目が目 立たない。
【0008】 図2は幅木Aを床上の壁面と階段11横の壁面とに亙る部分に施工した状態を 示すものである。壁パネル2の下部には上記のように上幅木6と下幅木7よりな る幅木Aを取り付けてある。階段11の横の壁パネル3の下部には平板状の側板 4を取り付けてあり、側板4を壁パネル2の下幅木7に連続するようにしてある 。この側板4の上には上記上幅木6を階段用幅木Bとして用いて取り付けてあり 、この階段用幅木Bを壁パネル2の上幅木6に連続させてある。このように施工 すると、階段用幅木Bと上幅木6との継ぎ目で従来のように木口が目立つことな く外観よく施工できる。12は壁パネル2,3の上端に沿って設ける見切り縁で ある。
【0009】
本考案は上述のように前面に模様用凹凸が形成された上幅木と前面がフラット に形成された下幅木とで構成され、上幅木の下面乃至下幅木の上面の一方に背部 側に上下方向に突出する凸部が設けられると共に他方の背部側に凸部が嵌合する 凹部が設けられているので、凸部と凹部との嵌合深さを変えたりして上幅木の上 端の位置を上下に調整することができるものであって、床に不陸があっても上幅 木の上端が水平になるように取り付けることができて床の不陸を吸収して施工で きるものであり、しかも上幅木の上端の位置を上下に調整することにより壁パネ ルの露出する部分の高さも調整することができるものであり、また上幅木の前面 の下端と下幅木の前面の上端との間で上幅木または下幅木に水平方向に凹溝が形 成されているので、上幅木と下幅木とで形成されると共に上幅木の高さを調整で きるようになっていても凹溝にて継ぎ目が目立たないようにできて外観よくでき るものであり、さらに上幅木と下幅木とに分割されていることにより反りの矯正 が従来よりしやすく施工性を向上できるものであり、さらにまた階段の部分でも 上幅木を階段用の幅木として用いることにより外観よく施工できるものである。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】同上の階段近傍に施工した状態を示し、(a)
は正面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は
(a)のY−Y線断面図である。
は正面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は
(a)のY−Y線断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【図4】従来の階段近傍に施工した状態を示し、(a)
は正面図、(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
は正面図、(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
1 模様用凹凸 6 上幅木 7 下幅木 8 凸部 9 凹部 10 凹溝
Claims (1)
- 【請求項1】 前面に模様用凹凸が形成された上幅木と
前面がフラットに形成された下幅木とで構成され、上幅
木の下面乃至下幅木の上面の一方に背部側に上下方向に
突出する凸部が設けられると共に他方の背部側に凸部が
嵌合する凹部が設けられ、上幅木の前面の下端と下幅木
の前面の上端との間で上幅木または下幅木に水平方向に
凹溝が形成された幅木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083322U JP2551831Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 幅木の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083322U JP2551831Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 幅木の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534239U true JPH0534239U (ja) | 1993-05-07 |
JP2551831Y2 JP2551831Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13799194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991083322U Expired - Fee Related JP2551831Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 幅木の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551831Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232552U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-28 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP1991083322U patent/JP2551831Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232552U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551831Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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