JPH05342262A - 機械翻訳装置 - Google Patents
機械翻訳装置Info
- Publication number
- JPH05342262A JPH05342262A JP4153233A JP15323392A JPH05342262A JP H05342262 A JPH05342262 A JP H05342262A JP 4153233 A JP4153233 A JP 4153233A JP 15323392 A JP15323392 A JP 15323392A JP H05342262 A JPH05342262 A JP H05342262A
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- JP
- Japan
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- document
- translation
- directory
- environment
- translation environment
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 翻訳環境設定の容易な機械翻訳装置を提供す
る。 【構成】 文書の翻訳環境を管理する文書単位翻訳環境
管理手段11と、階層的に文書を管理し、同時に、複数
の文書のまとまりに対して、1つの翻訳環境を設定可能
とする階層的文書管理手段10を備える。
る。 【構成】 文書の翻訳環境を管理する文書単位翻訳環境
管理手段11と、階層的に文書を管理し、同時に、複数
の文書のまとまりに対して、1つの翻訳環境を設定可能
とする階層的文書管理手段10を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの言語で表現され
た文章の内容を電子計算機を使って他の言語で再表現す
る機械翻訳装置に関する。
た文章の内容を電子計算機を使って他の言語で再表現す
る機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機械翻訳装置は、ある言語を他の
言語に翻訳するための装置として広く用いられており、
また、必ずしも自動翻訳にこだわることなく、「翻訳支
援装置」としての位置づけが標準化しつつある。そこで
の翻訳の方法としては、主として、(1)文書単位の翻
訳,(2)逐次翻訳の2種類が存在する。また、翻訳に
際しての環境(翻訳環境)としては、(1)文末表現
(です・ます調,である調),(2)辞書環境(利用す
る専門用語辞書,ユーザ辞書)など、様々なものがあ
り、ユーザはこれらの環境を、その都度設定する。
言語に翻訳するための装置として広く用いられており、
また、必ずしも自動翻訳にこだわることなく、「翻訳支
援装置」としての位置づけが標準化しつつある。そこで
の翻訳の方法としては、主として、(1)文書単位の翻
訳,(2)逐次翻訳の2種類が存在する。また、翻訳に
際しての環境(翻訳環境)としては、(1)文末表現
(です・ます調,である調),(2)辞書環境(利用す
る専門用語辞書,ユーザ辞書)など、様々なものがあ
り、ユーザはこれらの環境を、その都度設定する。
【0003】また、文書管理機能の拡張されたものとし
て、複数の文書を階層的に管理する機能が存在する。多
くの場合、この階層性は、2階層であり、「ディレクト
リ」,「キャビネット」,「分類」等の下に、希望する
複数の文書を配置して管理可能とするものである。ここ
では、以後、「ディレクトリ」という語彙を用いる。デ
ィレクトリは、ユーザが、任意に名前を付けて作成する
ことができる。このディレクトリは、複数の文書の論理
的な共通性等を表現するために、利用されることにな
る。たとえば、ディレクトリ名が「ユーザ名」を表現し
たり、あるいは、ディレクトリ名は、ある本の名前を表
現し、その下の文書名が「章別」を表現するといったよ
うにである。
て、複数の文書を階層的に管理する機能が存在する。多
くの場合、この階層性は、2階層であり、「ディレクト
リ」,「キャビネット」,「分類」等の下に、希望する
複数の文書を配置して管理可能とするものである。ここ
では、以後、「ディレクトリ」という語彙を用いる。デ
ィレクトリは、ユーザが、任意に名前を付けて作成する
ことができる。このディレクトリは、複数の文書の論理
的な共通性等を表現するために、利用されることにな
る。たとえば、ディレクトリ名が「ユーザ名」を表現し
たり、あるいは、ディレクトリ名は、ある本の名前を表
現し、その下の文書名が「章別」を表現するといったよ
うにである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の機械翻訳装置の
「翻訳環境」は、文書単位で管理されており(文書に付
随している)、同じディレクトリのもとに存在する文書
であったとしても、ユーザが、各文書単位に翻訳環境を
管理する必要がある。たとえば、大きな文書(本など)
を翻訳対象とした場合には、その文書を対象にディレク
トリを作成し、そのディレクトリの下に、章単位の文書
を作成することになる。この場合には、同一ディレクト
リ内の文書の翻訳環境は、同一となるはずである。しか
し、従来の機械翻訳装置の翻訳環境管理では、このよう
な場合でも、すべての文書に対して、同一の翻訳環境を
逐一設定する必要がある。この作業は、容易ではなく、
機械翻訳装置を利用するユーザに対して、多大な負担を
強いることとなる。
「翻訳環境」は、文書単位で管理されており(文書に付
随している)、同じディレクトリのもとに存在する文書
であったとしても、ユーザが、各文書単位に翻訳環境を
管理する必要がある。たとえば、大きな文書(本など)
を翻訳対象とした場合には、その文書を対象にディレク
トリを作成し、そのディレクトリの下に、章単位の文書
を作成することになる。この場合には、同一ディレクト
リ内の文書の翻訳環境は、同一となるはずである。しか
し、従来の機械翻訳装置の翻訳環境管理では、このよう
な場合でも、すべての文書に対して、同一の翻訳環境を
逐一設定する必要がある。この作業は、容易ではなく、
機械翻訳装置を利用するユーザに対して、多大な負担を
強いることとなる。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、翻訳
環境設定の容易な機械翻訳装置の提供を目的とする。
環境設定の容易な機械翻訳装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ディレクトリに対して翻訳環境を設定でき
るようにし、文書の翻訳環境は、その文書が含まれるデ
ィレクトリの翻訳環境を引き継ぐことができる構成を有
する。
するために、ディレクトリに対して翻訳環境を設定でき
るようにし、文書の翻訳環境は、その文書が含まれるデ
ィレクトリの翻訳環境を引き継ぐことができる構成を有
する。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、1つの翻訳文
書が、その長さなどの理由によって複数の文書に分けら
れていた場合などに、それらの文書を同一のディレクト
リ内に配置するので、文書単位に翻訳環境を設定する必
要がなくなり、翻訳環境の設定がただ一度だけで済むよ
うに作用する。
書が、その長さなどの理由によって複数の文書に分けら
れていた場合などに、それらの文書を同一のディレクト
リ内に配置するので、文書単位に翻訳環境を設定する必
要がなくなり、翻訳環境の設定がただ一度だけで済むよ
うに作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例における機械翻
訳装置の機能ブロック図であり、従来の機械翻訳装置の
構成に対して、本発明の対象であるディレクトリ単位に
翻訳環境を管理するための機能が付け加えられている。
従来の機械翻訳装置は、1から7までの構成要素によっ
て実現されている。
訳装置の機能ブロック図であり、従来の機械翻訳装置の
構成に対して、本発明の対象であるディレクトリ単位に
翻訳環境を管理するための機能が付け加えられている。
従来の機械翻訳装置は、1から7までの構成要素によっ
て実現されている。
【0010】1は原文を入力する入力手段、2は入力手
段1から入力された原文と翻訳結果を対応づけて記憶す
る原文・訳文記憶手段、3は原文・訳文記憶手段2に記
憶された原文と訳文を対応づけた表示を行なう表示手
段、4は翻訳を実行する翻訳実行手段、5は翻訳するた
めに必要な語彙に関する知識を提供する辞書(基本辞
書,専門用語辞書,ユーザ辞書など)、6は辞書5を検
索する辞書検索手段、7は翻訳するために必要な文法に
関する知識を提供する翻訳ルール、10入力手段1で入
力された原文およびその翻訳結果である訳文を、階層的
な文書として管理する階層的文書管理手段、11は文書
の翻訳環境を管理する文書単位翻訳環境管理手段であ
る。
段1から入力された原文と翻訳結果を対応づけて記憶す
る原文・訳文記憶手段、3は原文・訳文記憶手段2に記
憶された原文と訳文を対応づけた表示を行なう表示手
段、4は翻訳を実行する翻訳実行手段、5は翻訳するた
めに必要な語彙に関する知識を提供する辞書(基本辞
書,専門用語辞書,ユーザ辞書など)、6は辞書5を検
索する辞書検索手段、7は翻訳するために必要な文法に
関する知識を提供する翻訳ルール、10入力手段1で入
力された原文およびその翻訳結果である訳文を、階層的
な文書として管理する階層的文書管理手段、11は文書
の翻訳環境を管理する文書単位翻訳環境管理手段であ
る。
【0011】図2は本実施例の機械翻訳装置のハードウ
ェアブロック図であり、21はキーボード、22は中央
処理装置(以下、CPUという)、23は陰極線管ディ
スプレイ(以下、CRTという)、24はランダムアク
セスメモリ(以下、RAMという)、25はリードオン
リメモリ(以下、ROMという)である。
ェアブロック図であり、21はキーボード、22は中央
処理装置(以下、CPUという)、23は陰極線管ディ
スプレイ(以下、CRTという)、24はランダムアク
セスメモリ(以下、RAMという)、25はリードオン
リメモリ(以下、ROMという)である。
【0012】図1に示した入力手段1はキーボード21
によって、原文・訳文記憶手段2はRAM24によっ
て、表示手段3はCRT23によって、翻訳実行手段
4,階層的文書管理手段10,文書単位翻訳環境管理手
段11はCPU22がRAM24およびROM25とデ
ータのやりとりを行いながらROM25に記憶されたプ
ログラムを実行することによって、実現されている。ま
た、翻訳ルール7はRAM24に、辞書5はROM2
5,RAM24のいずれかに記憶されている。辞書検索
手段6はROM25に記憶されているプログラムをCP
U22が実行することによって実現される。
によって、原文・訳文記憶手段2はRAM24によっ
て、表示手段3はCRT23によって、翻訳実行手段
4,階層的文書管理手段10,文書単位翻訳環境管理手
段11はCPU22がRAM24およびROM25とデ
ータのやりとりを行いながらROM25に記憶されたプ
ログラムを実行することによって、実現されている。ま
た、翻訳ルール7はRAM24に、辞書5はROM2
5,RAM24のいずれかに記憶されている。辞書検索
手段6はROM25に記憶されているプログラムをCP
U22が実行することによって実現される。
【0013】図3は本実施例における処理の流れを表わ
すフローチャートである。以下、フローチャートに従い
説明する。
すフローチャートである。以下、フローチャートに従い
説明する。
【0014】まず、ステップAで、ディレクトリが作成
される。作成する際には、階層的文書管理手段10が用
いられている。
される。作成する際には、階層的文書管理手段10が用
いられている。
【0015】次に、ステップBで、ステップAの下に文
書が作成される。文書の作成方法としては、エディタで
作成した文章を保存する際に、文書化の手続きを行う方
法や、既に存在する文書をコピーするなどの方法があ
る。作成された文書は、文書管理手段の管理対象とな
る。次に、ステップCで、翻訳環境を設定する。ここで
は、同じ翻訳環境となるべき複数の文書が、特定のディ
レクトリのもとに配置されていることを想定しているの
で、翻訳環境の設定は、ディレクトリに対して行う。次
に、ステップDで、翻訳を実行する。特定の文書内の指
定された文を翻訳する場合,指定された文書を一括翻訳
する場合、いずれにおいても、その文書の翻訳環境が採
用される。
書が作成される。文書の作成方法としては、エディタで
作成した文章を保存する際に、文書化の手続きを行う方
法や、既に存在する文書をコピーするなどの方法があ
る。作成された文書は、文書管理手段の管理対象とな
る。次に、ステップCで、翻訳環境を設定する。ここで
は、同じ翻訳環境となるべき複数の文書が、特定のディ
レクトリのもとに配置されていることを想定しているの
で、翻訳環境の設定は、ディレクトリに対して行う。次
に、ステップDで、翻訳を実行する。特定の文書内の指
定された文を翻訳する場合,指定された文書を一括翻訳
する場合、いずれにおいても、その文書の翻訳環境が採
用される。
【0016】このように本実施例によると、ディレクト
リに対して翻訳環境を設定するので、同類の文書に関す
る翻訳環境設定が容易にできる。
リに対して翻訳環境を設定するので、同類の文書に関す
る翻訳環境設定が容易にできる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、文書単位だけでなく、ディレクトリ単位で翻
訳環境を設定・記憶することができるので、同じ翻訳環
境を持つ同類の文書が1つのディレクトリの下に配置さ
れている場合には、文書単位の翻訳環境をその都度考慮
することなく、一括して、複数文書の翻訳環境を設定で
きる機械翻訳装置を提供できる。
によると、文書単位だけでなく、ディレクトリ単位で翻
訳環境を設定・記憶することができるので、同じ翻訳環
境を持つ同類の文書が1つのディレクトリの下に配置さ
れている場合には、文書単位の翻訳環境をその都度考慮
することなく、一括して、複数文書の翻訳環境を設定で
きる機械翻訳装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例における機械翻訳装置の機能
ブロック図
ブロック図
【図2】同装置のハードウェアブロック図
【図3】同装置における翻訳処理を示すフローチャート
10 階層的文書管理手段 11 文書単位翻訳環境管理手段
Claims (1)
- 【請求項1】 文書の翻訳環境を管理する文書単位翻訳
環境管理手段と、階層的に文書を管理し同時に複数の文
書のまとまりに対して1つの翻訳環境を設定可能とする
階層的文書管理手段とを備えた機械翻訳装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153233A JPH05342262A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 機械翻訳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153233A JPH05342262A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 機械翻訳装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342262A true JPH05342262A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15557969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4153233A Pending JPH05342262A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 機械翻訳装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05342262A (ja) |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4153233A patent/JPH05342262A/ja active Pending
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