JPH05342090A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05342090A
JPH05342090A JP15190992A JP15190992A JPH05342090A JP H05342090 A JPH05342090 A JP H05342090A JP 15190992 A JP15190992 A JP 15190992A JP 15190992 A JP15190992 A JP 15190992A JP H05342090 A JPH05342090 A JP H05342090A
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JP
Japan
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data
bus
signal
byte
sysbus
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JP15190992A
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Inventor
Makoto Nakahara
誠 中原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のバス・マスタ及びバス・スレーブより
構成されるデータ処理装置に関し、データアライメント
処理回路をバス・マスタと独立して構成することによ
り、より少ないハードウェア量で使用効率の高いデータ
処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 n個のバス・マスタ1−1〜1−nと、m個
のバス・スレーブ3−1〜3−mと、主記憶装置5が、
システムバスSYSBUSを介して接続されたデータ処
理装置であって、システムバスSYSBUSに接続さ
れ、システムバスSYSBUS上の多バイト長データの
上位バイトを主記憶装置5の下位アドレスのバイトデー
タと対応させる処理、或いは、システムバスSYSBU
S上の多バイト長データの下位バイトを主記憶装置5の
下位アドレスのバイトデータと対応させる処理の何れか
の処理を行なうデータアライメント処理回路2を有して
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばプロセッサ、DM
A(Direct Memory Access)コントローラ等の複数のバ
ス・マスタ及びバス・スレーブより構成されるデータ処
理装置に係り、特に、データアライメント処理回路をバ
ス・マスタと独立して構成した、より少ないハードウェ
ア量で、使用効率の高いデータ処理装置に関する。
【0002】データ処理装置で扱うデータの単位は、シ
ステムの世代交代と共に8ビット、16ビット、32ビ
ット、…と、ビット数が増加の一途を辿っており、殆ど
のデータ処理装置では、これらのデータを混在して扱っ
ている。例えば、32ビットデータを扱うデータ処理装
置では、8ビット及び16ビットデータが混在して使用
されている。そのため、例えば、8ビットつまり1バイ
トデータを32ビット(4バイト)のデータ処理装置で
扱う場合、この1バイトデータを4バイトデータ中のど
のバイトに対応させるかを操作する必要性が生じてく
る。
【0003】現在、この操作はハードウェアで行なわれ
る場合が多いが、今後、扱うビット数が多くなってもそ
れに伴うハードウェア量が増加しないことが好ましい。
【0004】
【従来の技術】図7に、従来のデータ処理装置の構成図
を示す。同図において、データ処理装置は、n個のバス
・マスタ101−1〜101−nと、m個のバス・スレ
ーブ3−1〜3−mと、主記憶装置5とが、システムバ
スSYSBUSを介して接続された構成となっている。
尚、バス・マスタ101−1〜101−nには、データ
アライメント処理を行なうデータアライメント処理回路
102が内蔵されている。
【0005】また、図8に本従来例のデータ処理装置の
バスタイミングチャートを示す。図8(1)はライトア
クセス、図8(2)はリードアクセスである。ライトア
クセス時(図8(1)参照)には、バス・マスタ101
−i(i=1〜n)がバス権を獲得すると、T1サイク
ルでバス・マスタ101−iからシステムバスSYSB
USのアドレス信号ADDRにライトアドレス(Write
Address )が出力される。同時に、データのサイズを表
すサイズ信号SIZEに(Size)が出力される。このサ
イズ信号SIZEは、ライトデータ(Write Data)がバ
ス・スレーブ3−j(j=1〜m)に取り込まれるまで
有効値である。また、ライト期間中、リードライト信号
RDはネゲート(ライトであることを示す)であり、バ
スビジー信号BUSY#はアサート(システムバスSY
SBUSが使用されていることを示す)である。
【0006】次にT2サイクルで、バス・マスタ101
−iからシステムバスSYSBUSのデータ信号DAT
Aにライトデータ(Write Data)が出力され、ライトイ
ネーブル信号WE#がアサートされる。バス・スレーブ
3−jは、ライトイネーブル信号WE#がアサートであ
る間にライトデータ(Write Data)を取り込む。
【0007】リードアクセス時(図8(2)参照)に
は、T1サイクルでバス・マスタ101−iからシステ
ムバスSYSBUSのアドレス信号ADDRにリードア
ドレス(Read Address)が出力される。同時に、サイズ
信号SIZEに(Size)が出力される。また、リード期
間中、リードライト信号RDはアサート(リードである
ことを示す)であり、バスビジー信号BUSY#はアサ
ートである。
【0008】次にT2サイクルで、バス・スレーブ3−
jからシステムバスSYSBUSのデータ信号DATA
にリードデータ(Read Data )が出力される。バス・マ
スタ101−iは、このサイクル(リードアドレスを出
力した次のサイクル)中にシステムバスSYSBUS上
のリードデータ(Read Data )を取り込む。
【0009】この従来のデータ処理装置においては、デ
ータアライメント処理はバス・マスタ101−1〜10
1−n自身で行なわれていた。このデータアライメント
処理には、2つのタイプがあり、1つは多バイト長デー
タの下位バイトを主記憶装置5の下位アドレスのバイト
データと対応させる処理形式であり、リトルエンディア
ン形式と呼ばれ、またもう1つは、多バイト長データの
上位バイトを主記憶装置5の下位アドレスのバイトデー
タと対応させる処理形式であり、ビッグエンディアン形
式と呼ばれている。
【0010】図9〜図14に、具体例として、32ビッ
トデータ(4バイトデータ)を扱うデータ処理装置にお
いて、それぞれの形式により1バイト、2バイト、及び
3バイトデータをリード或いはライトアクセスする場合
のデータアライメント処理の処理仕様を示す。
【0011】ところで、データ処理装置の基本構成は、
バス・マスタとバス・スレーブとが1対1で対応される
ものであるが、昨今のデータ処理装置においては、複数
のバス・マスタ101−1〜101−nと各バス・スレ
ーブ3−1〜3−mを対応させる構成(以下、マルチマ
スタシステムと呼ぶ)が増えてきている。このマルチマ
スタシステムにおいて、データアライメント処理はシス
テムを構成する各バス・マスタ101−1〜101−n
内に内蔵されるデータアライメント処理回路102によ
り行なわれていた。
【0012】しかし、マルチマスタシステムでは、シス
テムバスSYSBUSを共有していることから、各バス
・スレーブ3−1〜3−mへのアクセスは、システムを
構成する各バス・マスタ101−1〜101−nが同時
に行なうことは許されていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のマルチ
マスタシステムのデータ処理装置では、各バス・マスタ
内にデータアライメント処理回路が内蔵されており、一
方で各バス・スレーブへのアクセスは同時に行なうこと
は許されていないため、データアライメント処理回路の
使用効率が悪いという問題があった。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するもので、
データアライメント処理回路をバス・マスタと独立して
構成することにより、より少ないハードウェア量で使用
効率の高いデータ処理装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴のデータ処理装置は、図1に示
す如く、n個のバス・マスタ1−1〜1−nと、m個の
バス・スレーブ3−1〜3−mと、主記憶装置5が、シ
ステムバスSYSBUSを介して接続されたデータ処理
装置であって、前記システムバスSYSBUSに接続さ
れ、前記システムバスSYSBUS上の多バイト長デー
タの上位バイトを前記主記憶装置5の下位アドレスのバ
イトデータと対応させる処理、或いは、前記システムバ
スSYSBUS上の多バイト長データの下位バイトを前
記主記憶装置5の下位アドレスのバイトデータと対応さ
せる処理の何れかの処理を行なうデータアライメント処
理回路2を有して構成する。
【0016】また、本発明の第2の特徴のデータ処理装
置は、図2に示す如く、システムバスSYSBUSに接
続されたn個のバス・マスタ1−1〜1−nと、システ
ムバスSYSBUS及び第2バスBUS2に接続された
m個のバス・スレーブ3−1〜3−m、及び主記憶装置
5とを備えるデータ処理装置であって、前記システムバ
スSYSBUS及び第2バスBUS2に接続され、前記
システムバスSYSBUSまたは第2バスBUS2上の
多バイト長データの上位バイトを前記主記憶装置5の下
位アドレスのバイトデータと対応させる処理、或いは、
前記システムバスSYSBUSまたは第2バスBUS2
上の多バイト長データの下位バイトを前記主記憶装置5
の下位アドレスのバイトデータと対応させる処理の何れ
かの処理を行なうデータアライメント処理回路2を有し
て構成する。
【0017】
【作用】本発明の第1の特徴のデータ処理装置では、図
1に示す如く、バス・マスタ1−1〜1−nと主記憶装
置5またはバス・スレーブ3−1〜3−m間のリードま
たはライトアクセスにおけるデータアライメント処理を
データアライメント処理回路2により行なう。尚、図1
では、バス・マスタ1−1のみを図示し、他のバス・マ
スタ1−2〜1−n及びバス・スレーブ3−1〜3−m
を省略している。
【0018】先ず、バス・マスタ1−1から主記憶装置
5へデータをライトする場合には、システムバスSYS
BUSを介して、バス・マスタ1−1からデータアライ
メント処理回路2にデータが転送され、データアライメ
ント処理回路2では、バス・マスタ1−1からの制御信
号に基づき所定のデータアライメント処理、即ち、多バ
イト長データの上位バイトを主記憶装置5の下位アドレ
スのバイトデータと対応させる処理、或いは、多バイト
長データの下位バイトを主記憶装置5の下位アドレスの
バイトデータと対応させる処理の何れかの処理を行な
う。そしてデータアライメント処理後のデータが、シス
テムバスSYSBUSを介して主記憶装置5に転送され
る。
【0019】また、主記憶装置5からバス・マスタ1−
1にデータをリードする場合には、システムバスSYS
BUSを介して、主記憶装置5からデータアライメント
処理回路2にデータが転送され、データアライメント処
理回路2では、バス・マスタ1−1からの制御信号に基
づき所定のデータアライメント処理を行い、そしてデー
タアライメント処理後のデータが、システムバスSYS
BUSを介してバス・マスタ1−1に転送される。
【0020】更に、バス・マスタ1−1〜1−nとバス
・スレーブ3−1〜3−m間のアクセスも同様にして行
なわれる。従って、データアライメント処理回路2をバ
ス・マスタ1と独立して構成することにより、より少な
いハードウェア量で使用効率の高いデータ処理装置を提
供することができる。
【0021】また、本発明の第2の特徴のデータ処理装
置では、図2に示す如く、バス・マスタ1−1〜1−n
と主記憶装置5またはバス・スレーブ3−1〜3−m間
のリードまたはライトアクセスにおけるデータアライメ
ント処理をデータアライメント処理回路2により行な
う。
【0022】先ず、バス・マスタ1−i(i=1〜n)
から主記憶装置5へデータをライトする場合には、シス
テムバスSYSBUSを介して、バス・マスタ1−iか
らデータアライメント処理回路2にデータが転送され、
データアライメント処理回路2では、バス・マスタ1−
iからの制御信号に基づき所定のデータアライメント処
理、即ち、多バイト長データの上位バイトを主記憶装置
5の下位アドレスのバイトデータと対応させる処理、或
いは、多バイト長データの下位バイトを主記憶装置5の
下位アドレスのバイトデータと対応させる処理の何れか
の処理を行なう。そしてデータアライメント処理後のデ
ータが、第2バスBUS2を介して主記憶装置5に転送
される。
【0023】また、主記憶装置5からバス・マスタ1−
iにデータをリードする場合には、第2バスBUS2を
介して、主記憶装置5からデータアライメント処理回路
2にデータが転送され、データアライメント処理回路2
では、バス・マスタ1−iからの制御信号に基づき所定
のデータアライメント処理を行い、そしてデータアライ
メント処理後のデータが、システムバスSYSBUSを
介してバス・マスタ1−iに転送される。
【0024】更に、バス・マスタ1−1〜1−nとバス
・スレーブ3−1〜3−m間のアクセスも同様にして行
なわれる。従って、第1の特徴のデータ処理装置の効果
に加えて、更に高速なデータ転送を行なうことができ
る。
【0025】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。 第1実施例 図1に本発明の第1実施例に係るデータ処理装置の構成
図を示す。
【0026】同図において、本実施例のデータ処理装置
は、バス・マスタ1−1、主記憶装置5、データアライ
メント処理回路2、及びバス・アービタ7から構成さ
れ、それぞれがシステムバスSYSBUSを介して接続
されている。
【0027】バス・マスタ1−1は、例えばプロセッ
サ、DMA(Direct Memory Access)コントローラ等で
あり、演算部とバスインタフェースから構成されている
ものとする。
【0028】バス・マスタ1のシステムバスSYSBU
Sに対するインタフェース信号には、データ信号DAT
A、アドレス信号ADDR、データのサイズを表すサイ
ズ信号SIZE、アサートの時にバス・マスタ1が主記
憶装置5に対してリードアクセス、ネゲートの時にライ
トアクセスであることを示すリードライト信号RD、デ
ータ信号DATA上に有効なライトデータが乗っている
ことを示すライトイネーブル信号WE#、アサートの時
にデータのライトを禁止するライト禁止信号IH−W
R、データのアラインメント処理において符号拡張が必
要であることを示す符号拡張信号SIGNED#、並び
に、データのアライメント処理が必要であることを示す
アライメント信号ALIGN#がある。尚、信号名に続
く記号#は、その信号が負論理信号であることを示して
いる。
【0029】バス・アービタ7は、バス・マスタ1−1
〜1−n(バス・マスタ1−2〜1−nは図示せず)に
対してバス権の割当を行なうもので、バス・マスタ1−
1からバス権要求信号REQ1がアサートされた時に
は、バスビジー信号BUSY#がネゲートである(シス
テムバスSYSBUSが使用されていない)ことを確認
して、応答信号ACK1をアサートにしてバス・マスタ
1−1に返す。バス・マスタ1−1は、これを認識して
システムバスSYSBUSの使用を開始する。
【0030】データアライメント処理回路2のシステム
バスSYSBUSに対するインタフェース信号には、デ
ータ信号DATA、アドレス信号ADDR、サイズ信号
SIZE、符号拡張信号SIGNED#、及びアライメ
ント信号ALIGN#がある。
【0031】データアライメント処理回路2は、バス・
マスタ1−1〜1−nと主記憶装置5またはバス・スレ
ーブ3−1〜3−m(図示せず)間のリードまたはライ
トアクセスにおけるデータアライメント処理、即ち、多
バイト長データの上位バイトを主記憶装置5の下位アド
レスのバイトデータと対応させる処理、或いは、多バイ
ト長データの下位バイトを主記憶装置5の下位アドレス
のバイトデータと対応させる処理の何れかの処理を、サ
イズ信号SIZE及び符号拡張信号SIGNED#の制
御の基に行なう。また、アライメント信号ALIGN#
がアサートの時にのみ、データアライメント処理回路2
からアライメント処理後のデータがシステムバスSYS
BUS上に出力される。
【0032】次に、本実施例におけるバス・マスタ1−
1〜1−nと主記憶装置5間のリードまたはライトアク
セスの動作を説明する。先ず、バス・マスタ1−1から
主記憶装置5へデータをライトする場合には、システム
バスSYSBUSを介して、バス・マスタ1−1からデ
ータアライメント処理回路2にデータが転送され、デー
タアライメント処理回路2では所定のデータアライメン
ト処理を行い、そしてデータアライメント処理後のデー
タが、システムバスSYSBUSを介して主記憶装置5
に転送される。
【0033】図3のバスタイミングチャートを用いて詳
細に説明する。バス・マスタ1−1がバス権を獲得する
と、T1サイクルでシステムバスSYSBUSのアドレ
ス信号ADDRにライトアドレス(Write Address )を
出力する。同時に、データのサイズを表すサイズ信号S
IZEに(Size)が出力される。このサイズ信号SIZ
Eは、ライトデータ(Write Data)が主記憶装置5に取
り込まれるまで有効値である。また、ライト期間中、リ
ードライト信号RDはネゲート(ライトであることを示
す)であり、バスビジー信号BUSY#はアサート(シ
ステムバスSYSBUSが使用されていることを示す)
である。
【0034】次にT2サイクルで、バス・マスタ1−1
からシステムバスSYSBUSのデータ信号DATAに
ライトデータ(アライン前のデータ:Write Data)が出
力される。ここで、アライメント信号ALIGN#がア
サートされていれば、データアライメント処理回路2
は、システムバスSYSBUS上のデータ信号DAT
A、アドレス信号ADDR、サイズ信号SIZE、及び
符号拡張信号SIGNED#を同時に取り込み、データ
アライメント処理を行なう。
【0035】次にT3サイクルで、データアライメント
処理回路2からシステムバスSYSBUS上にデータア
ライメント処理を施したライトデータ(アライン後のデ
ータ:Write Data)が出力される。この時、ライトイネ
ーブル信号WE#がアサートされる。主記憶装置5は、
ライトイネーブル信号WE#がアサートである間にライ
トデータ(アライン後のデータ:Write Data)を取り込
む。
【0036】また、主記憶装置5からバス・マスタ1−
1にデータをリードする場合には、システムバスSYS
BUSを介して、主記憶装置5からデータアライメント
処理回路2にデータが転送され、データアライメント処
理回路2では所定のデータアライメント処理を行い、そ
してデータアライメント処理後のデータが、システムバ
スSYSBUSを介してバス・マスタ1−1に転送され
る。
【0037】図4のバスタイミングチャートを用いて詳
細に説明する。T1サイクルでバス・マスタ1−1から
システムバスSYSBUSのアドレス信号ADDRにリ
ードアドレス(Read Address)が出力される。同時に、
サイズ信号SIZEに(Size)が出力される。また、リ
ード期間中、リードライト信号RDはアサート(リード
であることを示す)であり、バスビジー信号BUSY#
はアサートである。
【0038】次にT2サイクルで、主記憶装置5からシ
ステムバスSYSBUSのデータ信号DATAにリード
データ(アライン前のデータ:Read Data )が出力され
る。ここで、アライメント信号ALIGN#がアサート
されていれば、データアライメント処理回路2は、シス
テムバスSYSBUS上のデータ信号DATA、アドレ
ス信号ADDR、サイズ信号SIZE、及び符号拡張信
号SIGNED#を同時に取り込み、データアライメン
ト処理を行なう。
【0039】次にT3サイクルで、データアライメント
処理回路2からシステムバスSYSBUS上にデータア
ライメント処理を施したリードデータ(アライン後のデ
ータ:Read Data )が出力される。バス・マスタ1−1
は、このサイクル(アライメント信号ALIGN#をア
サートとした次のサイクル)中にシステムバスSYSB
US上のリードデータ(アライン後のデータ:Read Dat
a )を取り込む。
【0040】更に、バス・マスタ1−1〜1−nとバス
・スレーブ3−1〜3−m間のアクセスも同様にして行
なわれる。以上のように本実施例によれば、データアラ
イメント処理回路2をバス・マスタ1と独立して構成す
ることにより、より少ないハードウェア量で使用効率の
高いデータ処理装置を提供することができる。
【0041】また、本実施例によれば、データをアライ
メントする必要がない場合は、データアライメント処理
回路2を介することなくデータ転送を行なうので、従来
に比べてより高速にデータ転送することが可能となる。
【0042】更に、バス・マスタが行なっていたデータ
アライメント処理が外部の負担となるので、バス・マス
タ内部の処理性能を向上させることが可能となる。 第2実施例 図2に本発明の第2実施例に係るデータ処理装置の構成
図を示す。
【0043】同図において、本実施例のデータ処理装置
は、バス・マスタ1−1〜1−n、データアライメント
処理回路2、バス・スレーブ3−1〜3−m、及び主記
憶装置5から構成され、それぞれがシステムバスSYS
BUS及び第2バスBUS2を介して接続されている。
尚、バス権の割当を行なうバスアービタ7は省略してい
る。
【0044】バス・マスタ1−1〜1−n、データアラ
イメント処理回路2、主記憶装置5、及びバス・スレー
ブ3−1〜3−mの機能及び構成は、第1実施例と同様
であり、それぞれのシステムバスSYSBUSに対する
制御信号群をCON1、CON2、CON3、及びCO
N4としている。また、ADATAは第2バスBUS2
上のデータ信号で、データアライメント処理回路2、主
記憶装置5、及びバス・スレーブ3−1〜3−m間でや
り取りされるデータ信号である。
【0045】次に、本実施例におけるバス・マスタ1−
1〜1−nと主記憶装置5間のリードまたはライトアク
セスの動作を説明する。先ず、バス・マスタ1−i(i
=1〜n)から主記憶装置5へデータをライトする場合
には、システムバスSYSBUSを介して、バス・マス
タ1−iからデータアライメント処理回路2にデータが
転送され、データアライメント処理回路2では、バス・
マスタ1−iからのサイズ信号SIZE及び符号拡張信
号SIGNED#に基づき所定のデータアライメント処
理、即ち、多バイト長データの上位バイトを主記憶装置
5の下位アドレスのバイトデータと対応させる処理、或
いは、多バイト長データの下位バイトを主記憶装置5の
下位アドレスのバイトデータと対応させる処理の何れか
の処理を行なう。そしてデータアライメント処理後のデ
ータが、第2バスBUS2を介して主記憶装置5に転送
される。
【0046】また、主記憶装置5からバス・マスタ1−
iにデータをリードする場合には、第2バスBUS2を
介して、主記憶装置5からデータアライメント処理回路
2にデータが転送され、データアライメント処理回路2
では、バス・マスタ1−iからのサイズ信号SIZE及
び符号拡張信号SIGNED#に基づき所定のデータア
ライメント処理を行い、そしてデータアライメント処理
後のデータが、システムバスSYSBUSを介してバス
・マスタ1−iに転送される。
【0047】更に、バス・マスタ1−1〜1−nとバス
・スレーブ3−1〜3−m間のアクセスも同様にして行
なわれる。図5及び図6のバスタイミングチャートを用
いて詳細に説明する。
【0048】先ずライトアクセス時(図5参照)には、
バス・マスタ1−i(i=1〜n)がバス権を獲得する
と、T1サイクルで、バス・マスタ1−iはシステムバ
スSYSBUSのアドレス信号ADDRにライトアドレ
ス(Write Address )を出力する。同時に、サイズ信号
SIZEに(Size)が出力される。このサイズ信号SI
ZEは、ライトデータ(Write Data)がバス・スレーブ
3−j(j=1〜m)に取り込まれるまで有効値であ
る。また、ライト期間中、リードライト信号RDはネゲ
ートであり、バスビジー信号BUSY#はアサートであ
る。
【0049】次にT2サイクルで、バス・マスタ1−i
からシステムバスSYSBUSのデータ信号DATAに
ライトデータ(アライン前のデータ:Write Data)が出
力される。ここで、アライメント信号ALIGN#がア
サートされていれば、データアライメント処理回路2
は、システムバスSYSBUS上のデータ信号DAT
A、アドレス信号ADDR、サイズ信号SIZE、及び
符号拡張信号SIGNED#を同時に取り込み、データ
アライメント処理を行なう。データアライメント処理回
路2は、T2サイクル中に第2バスBUS2上のデータ
信号ADATAにデータアライメント処理を施したライ
トデータ(アライン後のデータ:Write Data)を出力す
る。このT2サイクルで従来と同様に、ライトイネーブ
ル信号WE#がアサートされており、バス・スレーブ3
−jは、ライトイネーブル信号WE#がアサートである
間にライトデータ(アライン後のデータ:Write Data)
を取り込む。
【0050】また、リードアクセス時(図6参照)に
は、T1サイクルでバス・マスタ1−iからシステムバ
スSYSBUSのアドレス信号ADDRにリードアドレ
ス(Read Address)が出力される。同時に、サイズ信号
SIZEに(Size)が出力される。また、リード期間
中、リードライト信号RDはアサートであり、バスビジ
ー信号BUSY#はアサートである。
【0051】次にT2サイクルで、バス・スレーブ3−
jから第2バスBUS2上のデータ信号ADATAにリ
ードデータ(アライン前のデータ:Read Data )が出力
される。ここで、アライメント信号ALIGN#がアサ
ートされていれば、データアライメント処理回路2は、
第2バスBUS2上のデータ信号ADATA、並びにシ
ステムバスSYSBUS上のアドレス信号ADDR、サ
イズ信号SIZE、及び符号拡張信号SIGNED#を
同時に取り込み、データアライメント処理を行なう。デ
ータアライメント処理回路2は、T2サイクル中にシス
テムバスSYSBUS上のデータ信号DATAにデータ
アライメント処理を施したリードデータ(アライン後の
データ:Read Data )を出力する。バス・マスタ1−i
は、このT2サイクル(従来と同様に、リードアドレス
を出力した次のサイクル)で、システムバスSYSBU
S上のリードデータ(アライン後のデータ:Read Data
)を取り込む。
【0052】以上のように本実施例によれば、第1実施
例のデータ処理装置の効果に加えて、第1実施例のバス
アクセスよりも1サイクル短いサイクル数でライト及び
リードアクセスを行なうことができ、更に高速なデータ
転送を行なうことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バス・マスタと主記憶装置またはバス・スレーブ間のリ
ードまたはライトアクセスにおけるデータアライメント
処理を、バス・マスタと独立して構成したデータアライ
メント処理回路により行なうこととしたので、より少な
いハードウェア量で、使用効率の高いデータ処理装置を
提供することができる。
【0054】また、データアライメント処理回路、主記
憶装置、及びバス・スレーブに接続する第2バスを構成
することにより、更に高速なデータ転送を行なうことの
可能なデータ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るデータ処理装置の構
成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るデータ処理装置の構
成図である。
【図3】第1実施例のデータ処理装置のライトアクセス
時のバスタイミングチャートである。
【図4】第1実施例のデータ処理装置のリードアクセス
時のバスタイミングチャートである。
【図5】第2実施例のデータ処理装置のライトアクセス
時のバスタイミングチャートである。
【図6】第2実施例のデータ処理装置のリードアクセス
時のバスタイミングチャートである。
【図7】従来のデータ処理装置の構成図である。
【図8】従来例のデータ処理装置のバスタイミングチャ
ートであり、図8(1)はライトアクセス、図8(2)
はリードアクセスである。
【図9】リトルエンディアン形式における1バイトアク
セスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、図
9(1)はリードアクセス、図2(2)はライトアクセ
スである。
【図10】リトルエンディアン形式における2バイトア
クセスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、
図10(1)はリードアクセス、図10(2)はライト
アクセスである。
【図11】リトルエンディアン形式における3バイトア
クセスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、
図11(1)はリードアクセス、図11(2)はライト
アクセスである。
【図12】ビッグエンディアン形式における1バイトア
クセスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、
図12(1)はリードアクセス、図12(2)はライト
アクセスである。
【図13】ビッグエンディアン形式における2バイトア
クセスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、
図13(1)はリードアクセス、図13(2)はライト
アクセスである。
【図14】ビッグエンディアン形式における3バイトア
クセスのデータアライメント処理の仕様説明図であり、
図14(1)はリードアクセス、図14(2)はライト
アクセスである。
【符号の説明】
1−1〜1−n,101−1〜101−n…バス・マス
タ 2,102…データアライメント処理回路 3−1〜3−m…バス・スレーブ 5…主記憶装置 7…バス・アービタ SYSBUS…システムバス BUS2…第2バス DATA,ADATA…データ信号 ADDR…アドレス信号 SIZE…サイズ信号 RD…リードライト信号 WE#…ライトイネーブル信号 IH−WR…ライト禁止信号 SIGNED#…符号拡張信号 ALIGN#…アライメント信号 REQ1…バス権要求信号 BUSY#…バスビジー信号 ACK1…応答信号 CON1〜CON4…制御信号群 BCLK…基本クロック信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個のバス・マスタ(1−1〜1−n)
    と、m個のバス・スレーブ(3−1〜3−m)と、主記
    憶装置(5)が、システムバス(SYSBUS)を介し
    て接続されたデータ処理装置であって、 前記システムバス(SYSBUS)に接続され、前記シ
    ステムバス(SYSBUS)上の多バイト長データの上
    位バイトを前記主記憶装置(5)の下位アドレスのバイ
    トデータと対応させる処理、或いは、前記システムバス
    (SYSBUS)上の多バイト長データの下位バイトを
    前記主記憶装置(5)の下位アドレスのバイトデータと
    対応させる処理の何れかの処理を行なうデータアライメ
    ント処理回路(2)を有することを特徴とするデータ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 システムバス(SYSBUS)に接続さ
    れたn個のバス・マスタ(1−1〜1−n)と、システ
    ムバス(SYSBUS)及び第2バス(BUS2)に接
    続されたm個のバス・スレーブ(3−1〜3−m)、及
    び主記憶装置(5)とを備えるデータ処理装置であっ
    て、 前記システムバス(SYSBUS)及び第2バス(BU
    S2)に接続され、前記システムバス(SYSBUS)
    または第2バス(BUS2)上の多バイト長データの上
    位バイトを前記主記憶装置(5)の下位アドレスのバイ
    トデータと対応させる処理、或いは、前記システムバス
    (SYSBUS)または第2バス(BUS2)上の多バ
    イト長データの下位バイトを前記主記憶装置(5)の下
    位アドレスのバイトデータと対応させる処理の何れかの
    処理を行なうデータアライメント処理回路(2)を有す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
JP15190992A 1992-06-11 1992-06-11 データ処理装置 Withdrawn JPH05342090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140127A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Hitachi Ltd データ転送処理装置及び方法

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