JPH0534207Y2 - - Google Patents

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JPH0534207Y2
JPH0534207Y2 JP1987046809U JP4680987U JPH0534207Y2 JP H0534207 Y2 JPH0534207 Y2 JP H0534207Y2 JP 1987046809 U JP1987046809 U JP 1987046809U JP 4680987 U JP4680987 U JP 4680987U JP H0534207 Y2 JPH0534207 Y2 JP H0534207Y2
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gear housing
worm wheel
worm
opening
motor
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、水のかかる場所に設置されて被駆
動体を駆動する装置、例えばパワーウインド装
置、スライデイングルーフ装置、ワイパモータ装
置などに利用するのに好適な減速機構付きモータ
に関するものである。 (従来の技術) 従来、上記のような減速機構付きモータとして
は、例えば第4図に示す構造のものがあり、ここ
ではパワーウインド装置に利用するウオーム減速
機構付きモータを例に挙げて説明する。 すなわち、モータ軸101の先端に形成したウ
オーム102と噛合つてウオーム減速機構103
を構成するウオームホイール104を、ギヤハウ
ジング105内に設けた支持突起106で支持す
ると共に、出力軸107に係合可能にする内側リ
ング108と、前記ウオームホイール104の内
周面に等間隔で複数設けた係合孔109に係合可
能にする爪片110を有する外側リング111と
を緩衝材112で連結して緩衝装置113を形成
し、この緩衝装置113をウオームホイール10
4に係合すると共に出力軸107に係合固定し、
前記ギヤハウジング105の開口の周囲にゴムパ
ツキン114を設け、前記ギヤハウジング105
の開口をカバー115で被うと共に、前記カバー
を加締めて固定し、ギヤハウジング105内に水
が侵入するのを防止する構造のものがあつた。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した従来の減速機構付きモータ
では、ギヤハウジング105内に水が浸入するの
を防止するためにゴムパツキン114を使用して
いるが、作業に手間がかかると共に、コストがか
かるという問題点があつた。 また、ギヤハウジング105の開口を被うため
にカバー115を加締めによつて固定している
が、作業に手間がかかり、ゴムパツキン114の
不具合などで確実に防水ができないことがありう
るという問題点があつた。 さらに、作動中にウオームホイール104が支
持突起106に対してその軸方向に移動すること
によつて、作動音が大きくなる可能性があるとい
う問題点を有していた。 (考案の目的) そこでこの考案は、上述した従来の問題点を着
目してなされたもので、一つの作業でギヤハウジ
ングの開口を塞ぐことができると共に、ゴムパツ
キンなどを使用せずに確実な防水ができ、加え
て、ウオームホイールが移動することによつて作
動音が大きくなつてしまうことを防止することが
可能である減速機構付きモータを提供することを
目的としている。
【考案の目的】
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するためのこの考案に係る減
速機構付きモータの構成は、ウオームが取り付け
られた電機子軸を備えたモータ部と、前記ウオー
ムに噛み合うウオームホイールと、前記ウオーム
ホイールの回転が伝達される出力軸と、前記ウオ
ームおよびウオームホイールを収容する開口を有
しかつ前記出力軸を回転可能に軸支するギヤハウ
ジングと、前記ギヤハウジングの開口を塞ぐカバ
ーを備えた減速機構付きモータにおいて、前記ギ
ヤハウジングの底部には、前記ウオームホイール
に当接する突起部が形成され、前記カバーの周辺
部には、テーパ面とつば部とが形成されるととも
に断面略U字形に形成され、そのテーパ面が前記
ギヤハウジングの内壁面に弾性的に当接し、か
つ、つば部が前記ギヤハウジングの開口の周縁に
係止した状態で、その先端部が、前記ギヤハウジ
ングの底部に形成された突起部と協同して前記ウ
オームホイールのスラスト軸受となる凸部が連続
して形成されていることを特徴とするものであ
る。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第3図は、この考案に係る減速機構付
きモータの一実施例を示す図であり、ここではパ
ワーウインド装置に利用されるウオーム減速機構
付きモータを例に挙げて説明する。 第1図において、1はウオームである。このウ
オーム1は、電機子軸2の先端に取付けてあり、
ウオームホイール3と噛合つてウオーム減速機構
4を構成し、ギヤハウジング5内に収容してあ
る。 前記ギヤハウジング5は、第2図および第3図
にも示すように、モータ部6のエンドブラケツト
7に連続して形成してあり、ウオームホイール3
を無駄なく収容するために外径を略円形状にし、
内周側の中央部分に前記ウオームホイール3を回
転自在に支持する支持突起8を設け、第2図中左
側にウオームホイール3を収容するための開口9
を設けた構造のものである。なお、前記開口9の
間口径寸法Dはウオームホイール3の径寸法より
もやや大きくしてある。 一方、前記ウオームホイール3の内周面には等
間隔で複数の係合孔10が設けてあり、前記支持
突起8内にはメタル軸受11を介して出力軸12
が回転自在に嵌合している。そして、前記係合孔
10に係合した複数の爪片13を有する外側リン
グ14と、前記出力軸12に係合固定した内側リ
ング15と、を緩衝材16で連結して緩衝装置1
7を構成することによつて、作動端に窓ガラスが
当接して停止した際に、出力軸12に伝わつた衝
撃を前記緩衝装置17で吸収し、ウオームホイー
ル3に歯欠けなどの不具合が生じるのを防止する
ようにしている。 他方、前記ギヤハウジング5の開口9には、外
側からカバー18が圧入してある。 前記カバー18の周辺部には、断面略U字形を
なす凸部19が連続して形成されており、この凸
部19には、カバー18をギヤハウジング5の開
口9に圧入した際に、このギヤハウジング5の開
口9の内壁面に弾性的に当接するテーパ面20
と、これに連続しかつ開口9の周縁に係止して凸
部19の先端部の位置決めを行うつば部23とが
形成されている。この場合、カバー18をギヤハ
ウジング5の開口9に圧入した状態において、凸
部19の先端部は、つば部23により位置決めさ
れてウオームホイール3の第1図左側面に当接す
るようになつており、この凸部19はギヤハウジ
ング5の底部に設けたウオームホイール3の第1
図右側面に当接する突起部21と協同してウオー
ムホイール3のスラスト軸受として機能するもの
としてある。また、テーパ面20の先端の外径寸
法Dは、開口9の間口寸法Dと同一にしてあり、
開口9への圧入を容易にすると共にギヤハウジン
グ5の内壁面との密着性を良くしている。 したがつて、前記ギヤハウジング5の開口9に
カバー18を圧入すると、凸部19のテーパ面2
0がギヤハウジング5の開口9の内壁面に弾性的
に当接して撓むため、テーパ面20がギヤハウジ
ング5の内壁面に圧着した状態になる。つまり、
カバー18自体の弾性によつてギヤハウジング5
の内壁面にテーパ面20が圧着しているため、ギ
ヤハウジング5内への水の浸入は阻止されること
となる。 また、上記の状態において、カバー18の凸部
19の先端部が、開口9の周縁に係止したつば部
23によつて位置決めされて、ウオームホイール
3の第1図左側面図に当接していると共に、ギヤ
ハウジング5内の突起部21が同じくウオームホ
イール3の第1図右側面に当接しているので、凸
部19と突起部21とが協同してウオームホイー
ル3のスラスト方向(すなわち、第2図中左右方
向)の移動を阻止することとなる。 さらに、カバー18は、第3図に示す状態にお
いて、ギヤハウジング5の外周縁に設けた複数の
凹部22にマイナス型ドライバーなどを差し込ん
で持ち上げると、簡単に取りはずすことができる
ため、ウオームホイール3や緩衝装置17などの
不具合を容易に直すことが可能になる。 さらに、上記した実施例では、減速機構付きモ
ータとして、パワーウインド装置用のウオーム減
速機構付きモータについて説明したが、スライデ
イングルーフ装置用のウオーム減速機構付きモー
タやワイパ装置用のウオーム減速機構付きモータ
などに利用した場合でも、また、平歯車やはすば
歯車などの減速機構を備えたモータに利用した場
合でもこの考案の技術的な範囲に含まれることは
言うまでもないことである。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係る減速
機構付きモータでは、上記した構成としたことに
より、ギヤハウジングの内壁面に凸部のテーパ面
が圧着するため、ギヤハウジングの開口の閉塞作
業が容易であるばかりでなく、ゴムパツキンなど
のシール材料を使用せずにギヤハウジング内への
水の浸入を確実に阻止することができるのに加え
て、作動音を小さく抑えることが可能であるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る減速機構付きモータの
一実施例による構造を示す垂直断面図、第2図は
カバーを取りはずした状態を示す垂直断面図、第
3図は全体構造を示す斜視図、第4図は従来の減
速機構付きモータの構造を示す垂直断面図であ
る。 1……ウオーム、2……電機子軸、3……ウオ
ームホイール、5……ギヤハウジング、6……モ
ータ部、9……開口、12……出力軸、18……
カバー、19……凸部、20……テーパ面、21
……突起部、23……つば部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウオームが取り付けられた電機子軸を備えたモ
    ータ部と、前記ウオームに噛み合うウオームホイ
    ールと、前記ウオームホイールの回転が伝達され
    る出力軸と、前記ウオームおよびウオームホイー
    ルを収容する開口を有しかつ前記出力軸を回転可
    能に軸支するギヤハウジングと、前記ギヤハウジ
    ングの開口を塞ぐカバーを備えた減速機構付きモ
    ータにおいて、 前記ギヤハウジングの底部には、前記ウオーム
    ホイールに当接する突起部が形成され、前記カバ
    ーの周辺部には、テーパ面とつば部とが形成され
    るとともに断面略U字形に形成され、そのテーパ
    面が前記ギヤハウジングの内壁面に弾性的に当接
    し、かつ、つば部が前記ギヤハウジングの開口の
    周縁に係止した状態で、その先端部が、前記ギヤ
    ハウジングの底部に形成された突起部と協同して
    前記ウオームホイールのスラスト軸受となる凸部
    が連続して形成されていることを特徴とする減速
    機構付きモータ。
JP1987046809U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0534207Y2 (ja)

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JPS63156551U JPS63156551U (ja) 1988-10-13
JPH0534207Y2 true JPH0534207Y2 (ja) 1993-08-30

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