JPH05342073A - ファイル記憶媒体およびファイル管理システム - Google Patents

ファイル記憶媒体およびファイル管理システム

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JPH05342073A
JPH05342073A JP4177508A JP17750892A JPH05342073A JP H05342073 A JPH05342073 A JP H05342073A JP 4177508 A JP4177508 A JP 4177508A JP 17750892 A JP17750892 A JP 17750892A JP H05342073 A JPH05342073 A JP H05342073A
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JP
Japan
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data
file
file data
storage medium
generation management
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JP4177508A
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English (en)
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Koichi Kobayashi
幸一 小林
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクスペースのないコンピュータでもフ
ァイルデータの世代管理を可能とする。 【構成】 動作判断部2は入力装置1からの命令を切り
分け、その判断結果に応じた処理指示を登録処理部3と
ロード処理部4と一覧表示部5とに夫々通知する。登録
処理部3はデータ追加部9によってファイルデータを着
脱自在な記憶媒体12に登録し、媒体内ヘッダ書き換え
部6によってその修正内容を示す世代管理情報で記憶媒
体12内の世代管理情報を更新する。ロード処理部4は
媒体内ヘッダ読み取り部7によって記憶媒体12から世
代管理情報を読み取り、データロード部10を用いて記
憶媒体12から磁気ディスク13にファイルデータをロ
ードする。一覧表示部5は媒体内ヘッダ読み取り部8を
用いて記憶媒体12から世代管理情報を読み取り、その
世代管理情報を表示部11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はファイル記憶媒体およびファイル
管理システムに関し、特にコンピュータで作成されたフ
ァイルデータの世代管理に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ファイルデータの世代管理は、該フ
ァイルデータを作成したコンピュータ内に設けられたデ
ィスク内で行われている。すなわち、元となるファイル
データと該ファイルデータを修正したファイルデータと
の差分をとって、元となるファイルデータと差分とを一
つのファイルとしてディスクに登録する方法や、修正が
行われる毎にファイル名を変えてディスクに登録する方
法などによって、ディスク内で世代管理を行っている。
【0003】元となったファイルデータと差分とを一つ
のファイルとしてディスクに登録する方法の場合、図6
に示すように、元となるバージョン1のファイルデータ
と、バージョン1のファイルデータとバージョン2のフ
ァイルデータとの差分と、バージョン2のファイルデー
タとバージョン3のファイルデータとの差分と、バージ
ョン3のファイルデータとバージョン4のファイルデー
タとの差分とが一つの世代管理ファイル14aとしてデ
ィスク14に登録される。
【0004】例えば、バージョン1のファイルデータの
内容が「ABC」で、バージョン2のファイルデータの
内容が「ABCD」であった場合、バージョン1のファ
イルデータの内容「ABC」と、バージョン1のファイ
ルデータとバージョン2のファイルデータとの差分
「D」とが一つの世代管理ファイル14aとしてディス
ク14に登録される。
【0005】また、修正が行われる毎にファイル名を変
えてディスクに登録する方法の場合、図7に示すよう
に、ディスク15の領域15aにバージョン1のファイ
ルデータがファイル名「file.1」で登録され、領
域15bにバージョン2のファイルデータがファイル名
「file.2」で登録される。また、ディスク15の
領域15cにバージョン4のファイルデータがファイル
名「file.4」で登録され、領域15dにバージョ
ン3のファイルデータがファイル名「file.3」で
登録される。
【0006】このような従来のファイルデータの世代管
理では、元となるファイルデータと該ファイルデータを
修正したファイルデータとの差分とを一つのファイルと
してディスクに登録する方法や、修正が行われる毎にフ
ァイル名を変えてディスクに登録する方法などで行われ
ているので、ディスクスペースがないコンピュータの場
合、ファイルデータの世代管理を行うことができないと
いう問題がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、ディスクスペースのな
いコンピュータでもファイルデータの世代管理を行うこ
とができるファイル記憶媒体およびファイル管理システ
ムの提供を目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明によるファイル記憶媒体は、デー
タの書込み読出し装置への着脱が自在なファイル記憶媒
体であって、前記データを格納するデータ格納領域と、
前記データに対する修正内容を示す世代管理情報を格納
する世代管理情報格納領域とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明によるファイル管理システムは、デ
ータを格納するデータ格納領域と、前記データに対する
修正内容を示す世代管理情報を格納する世代管理情報格
納領域とを含み、自装置への着脱が自在なファイル記憶
媒体と、前記データ格納領域に格納されたデータの修正
時に前記世代管理情報格納領域内の前記世代管理情報を
該データの修正に応じて更新する更新手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ファイルデータに対する命
令が入力装置1から入力されると、入力された命令は動
作判断部2で切り分けられる。
【0012】動作判断部2は該命令をファイルデータの
登録処理と判断すると、その処理指示を登録処理部3に
通知する。登録処理部3はデータ追加部9を用いてその
ファイルデータを記憶媒体12に登録するとともに、媒
体内ヘッダ書き換え部6を用いてそのファイルデータの
ヘッダ部を修正内容を示す世代管理情報で更新する。
【0013】動作判断部2は該命令をファイルデータの
ロード処理と判断すると、その処理指示をロード処理部
4に通知する。ロード処理部4は媒体内ヘッダ読み取り
部7を用いて該命令に対応するファイルデータのヘッダ
部から世代管理情報を読み取り、データロード部10を
用いてその世代管理情報に応じたファイルデータを記憶
媒体12から磁気ディスク13にロードする。
【0014】動作判断部2は該命令をファイルデータの
バージョンの一覧の表示処理と判断すると、その処理指
示を一覧表示部5に通知する。一覧表示部5は媒体内ヘ
ッダ読み取り部8を用いて該命令に対応する記憶媒体1
2のファイルデータのヘッダ部から世代管理情報を読み
取り、表示部11を用いてその世代管理情報の一覧を図
示せぬ画面上に表示する。尚、記憶媒体12は自装置へ
の着脱が自在となっている。
【0015】図2は図1の記憶媒体12の構成を示す図
である。図において、記憶媒体12はインデックス部a
と、ファイルデータ部b,cとから構成されている。こ
の記憶媒体12は磁気テープであり、記憶媒体12の先
頭に格納されたインデックス部aにはファイルデータ部
b,cに格納されたファイルデータ,の世代管理情
報が格納されている。
【0016】これらファイルデータ,に新たにファ
イルデータが追加される場合、追加されるファイルデー
タはファイルデータ部cに連続する領域に追加される。
【0017】図3は図2のインデックス部aの構成を示
す図である。図において、インデックス部aはキーワー
ドa1 と、ファイルデータ部b,c内のファイルデータ
,のファイル名a2 と、ファイルデータ,の世
代管理情報を格納する世代管理テーブルa3 とから構成
されている。尚、キーワードa1 には予め設定された文
字列が格納され、この文字列によってファイルデータが
世代管理テーブルa3の世代管理情報に基づいて管理さ
れていることを示めしている。
【0018】図4は図3の世代管理テーブルa3 の構成
を示す図である。図において、世代管理テーブルa3 に
はファイルデータの登録回数を示すバージョン数と、登
録されたファイルデータの有効/無効情報と、ファイル
データが登録された年月日を示す登録日と、ファイルデ
ータの修正箇所を示すコメントとが格納される。
【0019】例えば、元となるファイルデータが199
1年5月11日に記憶媒体12に登録されると、世代管
理テーブルa3 のバージョン1の欄に、有効を示す
「有」と、登録日を示す「910511」とが夫々格納
される。1991年5月12日にこのファイルデータの
100行目が修正されると、世代管理テーブルa3 のバ
ージョン2の欄に、有効を示す「有」と、登録日を示す
「910512」とが夫々格納されるとともに、コメン
トとして「100行目を修正」が格納される。
【0020】また、1991年5月15日にこのファイ
ルデータの20行目が修正されると、世代管理テーブル
a3 のバージョン3の欄に、有効を示す「有」と、登録
日を示す「910515」とが夫々格納されるととも
に、コメントとして「20行目を修正」が格納される。
その後、上記の修正が無効になると、有効/無効情報が
「無」に更新される。
【0021】さらに、1991年5月16日および5月
18日に夫々ファイルデータが修正され、後に5月18
日の修正が無効になると、バージョン4,5の欄に、有
効/無効を示す「有」,「無」と、登録日を示す「91
0516」,「910518」とが夫々格納される。
【0022】図5は本発明の一実施例におけるファイル
データの世代管理情報の一覧表示の一例を示す図であ
る。図においては、ファイル名毎に世代管理テーブルa
3 の内容がファイルデータの世代管理情報として表示さ
れる例を示している。
【0023】すなわち、ファイル名「××××」の場
合、1991年3月10日に登録された元となるファイ
ルデータが無効とされ、1991年4月20日に行われ
た該ファイルデータの100行目の修正と、1991年
4月30日に行われた該ファイルデータへの処理(1)
の追加と、1991年5月10日に行われた該ファイル
データへの処理(2)の追加とが夫々有効であることを
示している。
【0024】これら図1〜図5を用いて本発明の一実施
例の動作について説明する。まず、使用者が記憶媒体1
2にファイルデータの新規登録を行う場合、使用者は入
力装置1から該ファイルデータの登録命令を入力する。
このとき、該ファイルデータに関するコメントがあれ
ば、そのコメントも合わせて入力される。
【0025】入力装置1から入力された登録命令は動作
判断部2で切り分けられ、動作判断部2が記憶媒体12
への登録命令であると判断すると、この登録命令に対応
する処理指示が動作判断部2から登録処理部3に通知さ
れる。
【0026】登録処理部3は動作判断部2からの処理指
示を基に記憶媒体12のインデックス部aのファイル名
a2 を検索し、同一ファイル名があるか否かを判断す
る。すなわち、登録処理部3は同一ファイル名があるか
否かに応じて新規登録か追加登録かを判断する。
【0027】この場合、同一ファイル名がなければ新規
登録と判断し、同一ファイル名があれば追加登録と判断
する。ここで、ファイルデータが他の格納形態で記憶媒
体12に格納されいる場合には、インデックス部aのキ
ーワードa1 を見付けることができないので、新規登録
と判断する。
【0028】登録処理部3は新規登録と判断すると、媒
体内ヘッダ書き換え部6を用いて記憶媒体12にインデ
ックス部aを新規に書込む。ここで、インデックス部a
のキーワードa1 には新規登録されるファイルデータが
インデックス部aの世代管理テーブルa3 の世代管理情
報に基づいて管理されることを示すために予め設定され
た文字列を格納する。
【0029】また、インデックス部aのファイル名a2
には新規登録されるファイルデータのファイル名が格納
され、インデックス部aの世代管理テーブルa3 にはバ
ージョン1の欄に有効を示す「有」と、登録処理部3が
採取した登録日と、入力装置1から入力されたコメント
とが格納される。
【0030】この後に、データ追加部9によって記憶媒
体12のファイルデータ部bに新規登録されるファイル
データが書込まれる。このファイルデータ部bへの書込
み処理が終わると、記憶媒体12へのファイルデータの
新規登録が終了する。
【0031】次に、使用者が記憶媒体12にファイルデ
ータの追加登録を行う場合、使用者は入力装置1から該
ファイルデータの登録命令を入力する。このとき、該フ
ァイルデータに関するコメントがあれば、そのコメント
も合わせて入力される。
【0032】入力装置1から入力された登録命令は動作
判断部2で切り分けられ、動作判断部2が記憶媒体12
への登録命令であると判断すると、この登録命令に対応
する処理指示が動作判断部2から登録処理部3に通知さ
れる。
【0033】登録処理部3は動作判断部2からの処理指
示を基に記憶媒体12のインデックス部aのファイル名
a2 を検索し、同一ファイル名があるか否かを判断す
る。この場合、記憶媒体12へのファイルデータの追加
登録なので、登録処理部3は追加登録するファイルデー
タのファイル名と同一のファイル名を検出し、この登録
命令を追加登録と判断する。
【0034】登録処理部3は追加登録と判断すると、媒
体内ヘッダ書き換え部6を用いて記憶媒体12から追加
登録するファイルデータのインデックス部aを読出す。
記憶媒体12からインデックス部aを読出すと、登録処
理部3はインデックス部aのキーワードa1 を参照し、
キーワードa1 に格納された文字列と予め設定した文字
列とを比較する。
【0035】この比較結果から、登録処理部3は追加登
録されるファイルデータと同一のファイル名を有するフ
ァイルデータがインデックス部aの世代管理テーブルa
3 の世代管理情報に基づいて管理されているか否かを判
定する。登録処理部3は該ファイルデータがインデック
ス部aの世代管理テーブルa3 の世代管理情報に基づい
て管理されていないと判定すると、エラーとして処理を
中断する。
【0036】登録処理部3は該ファイルデータがインデ
ックス部aの世代管理テーブルa3の世代管理情報に基
づいて管理されていると判定すると、媒体内ヘッダ書き
換え部6を用いてインデックス部aの世代管理テーブル
a3 に世代管理情報を書込む。すなわち、世代管理テー
ブルa3 に世代管理情報が格納されているバージョンの
次のバージョンの欄に有効を示す「有」と、登録処理部
3が採取した登録日と、入力装置1から入力されたコメ
ントとを格納する。
【0037】この後に、データ追加部9によって記憶媒
体12のファイルデータ部cの次の領域に、追加登録す
るファイルデータを書込む。このファイルデータ部cの
次の領域への書込み処理が終わると、記憶媒体12への
ファイルデータの追加登録が終了する。
【0038】ファイルデータが登録されている記憶媒体
12から指定したバージョンのデータを取出す場合、使
用者は入力装置1からファイルデータ取出し命令と、取
出すファイルデータのファイル名と、取出すファイルデ
ータのバージョンとを入力する。
【0039】入力装置1から入力された取出し命令は動
作判断部2で切り分けられ、動作判断部2が記憶媒体1
2からの取出し命令であると判断すると、この取出し命
令に対応する処理指示が動作判断部2からロード処理部
4に通知される。
【0040】ロード処理部4は入力装置1から入力され
たバージョンが登録可能なバージョンか否かを判定す
る。ロード処理部4は範囲外のバージョンが入力された
と判定すると、エラーとして処理を中断する。また、ロ
ード処理部4は範囲内のバージョンが入力されたと判定
すると、媒体内ヘッダ読み取り部7を用いて記憶媒体1
2からインデックス部aを読出す。
【0041】記憶媒体12からインデックス部aを読出
すと、ロード処理部4はインデックス部aのキーワード
a1 を参照し、キーワードa1 に格納された文字列と予
め設定した文字列とを比較する。
【0042】この比較結果から、ロード処理部4はファ
イルデータがインデックス部aの世代管理テーブルa3
の世代管理情報に基づいて管理されているか否かを判定
する。ロード処理部4はファイルデータがインデックス
部aの世代管理テーブルa3の世代管理情報に基づいて
管理されていないと判定すると、エラーとして処理を中
断する。
【0043】ロード処理部4はファイルデータがインデ
ックス部aの世代管理テーブルa3の世代管理情報に基
づいて管理されていると判定すると、インデックス部a
からファイル名a2 を取出して入力装置1から入力され
たファイル名と比較する。ロード処理部4はファイル名
が異なることを検出すると、エラーとして処理を中断す
る。
【0044】ロード処理部4はファイル名が一致してい
ることを検出すると、世代管理テーブルa3 に入力装置
1から入力されたバージョンが存在するか否かを判断す
る。ロード処理部4は世代管理テーブルa3 に入力装置
1から入力されたバージョンが存在しないと判断する
と、エラーとして処理を中断する。
【0045】ロード処理部4は世代管理テーブルa3 に
入力装置1から入力されたバージョンが存在すると判断
すると、そのバージョンが有効か無効かを判断する。ロ
ード処理部4はそのバージョンが無効と判断すると、そ
の旨を通知して処理を終了する。
【0046】ロード処理部4はそのバージョンが有効と
判断すると、データロード部10を用いてそのバージョ
ンのファイルデータを記憶媒体12から磁気ディスク1
3にロードする。このファイルデータが記憶媒体12か
ら磁気ディスク13にロードされると、記憶媒体12か
らのファイルデータの取出しが終了する。
【0047】ファイルデータが登録されている記憶媒体
12のインデックス部aに格納された有効/無効情報を
書き換える場合、使用者は入力装置1から有効/無効情
報の書き換え命令と、書き換えを行うバージョンおよび
ファイル名とを入力する。
【0048】入力装置1から入力された書き換え命令は
動作判断部2で切り分けられ、動作判断部2が記憶媒体
12のインデックス部aの有効/無効情報に対する書き
換え命令であると判断すると、この書き換え命令に対応
する処理指示が動作判断部2から登録処理部3に通知さ
れる。
【0049】登録処理部3は入力装置1から入力された
バージョンが書き換え可能なバージョンか否かを判定す
る。登録処理部3は範囲外のバージョンが入力されたと
判定すると、エラーとして処理を中断する。また、登録
処理部3は範囲内のバージョンが入力されたと判定する
と、媒体内ヘッダ書き換え部6を用いて記憶媒体12か
らインデックス部aを読出す。
【0050】記憶媒体12からインデックス部aを読出
すと、登録処理部3はインデックス部aのキーワードa
1 を参照し、キーワードa1 に格納された文字列と予め
設定した文字列とを比較する。
【0051】この比較結果から、登録処理部3はファイ
ルデータがインデックス部aの世代管理テーブルa3 の
世代管理情報に基づいて管理されているか否かを判定す
る。登録処理部3はファイルデータがインデックス部a
の世代管理テーブルa3 の世代管理情報に基づいて管理
されていないと判定すると、エラーとして処理を中断す
る。
【0052】登録処理部3はファイルデータがインデッ
クス部aの世代管理テーブルa3 の世代管理情報に基づ
いて管理されていると判定すると、インデックス部aか
らファイル名a2 を取出して入力装置1から入力された
ファイル名と比較する。登録処理部3はこれらのファイ
ル名が異なることを検出すると、エラーとして処理を中
断する。
【0053】登録処理部3はこれらのファイル名が一致
していることを検出すると、世代管理テーブルa3 に入
力装置1から入力されたバージョンが存在するか否かを
判断する。登録処理部3は世代管理テーブルa3 に入力
装置1から入力されたバージョンが存在しないと判断す
ると、エラーとして処理を中断する。
【0054】登録処理部3は世代管理テーブルa3 に入
力装置1から入力されたバージョンが存在すると判断す
ると、媒体内ヘッダ書き換え部6を用いて世代管理テー
ブルa3 に入力装置1から入力された有効または無効を
登録する。この世代管理テーブルa3 に有効または無効
の情報が登録されると、記憶媒体12のインデックス部
aの有効/無効情報の書き換えが終了する。
【0055】記憶媒体12に登録されているファイルデ
ータの一覧を表示する場合、使用者は入力装置1から記
憶媒体12に登録されているファイルデータの一覧の表
示命令を入力する。
【0056】入力装置1から入力された表示命令は動作
判断部2で切り分けられ、動作判断部2が記憶媒体12
に登録されているファイルデータの一覧の表示命令であ
ると判断すると、この表示命令に対応する処理指示が動
作判断部2から一覧表示部5に通知される。
【0057】一覧表示部5は媒体内ヘッダ読み取り部8
を用いて記憶媒体12からインデックス部aを読出す。
記憶媒体12からインデックス部aが読出されると、一
覧表示部5はインデックス部aのキーワードa1 を参照
し、キーワードa1 に格納された文字列と予め設定した
文字列とを比較する。
【0058】この比較結果から、一覧表示部5はファイ
ルデータがインデックス部aの世代管理テーブルa3 の
世代管理情報に基づいて管理されているか否かを判定す
る。一覧表示部5はファイルデータがインデックス部a
の世代管理テーブルa3 の世代管理情報に基づいて管理
されていないと判定すると、エラーとして処理を中断す
る。
【0059】一覧表示部5はファイルデータがインデッ
クス部aの世代管理テーブルa3 の世代管理情報に基づ
いて管理されていると判定すると、インデックス部aか
らファイル名a2 および世代管理テーブルa3 の世代管
理情報を取出して表示部11に表示する(図5参照)。
これらファイル名a2 および世代管理テーブルa3 の世
代管理情報が表示部11に表示されると、記憶媒体12
に登録されているファイルデータの一覧表示が終了す
る。
【0060】このように、自装置への着脱が自在な記憶
媒体12にファイルデータを格納するファイルデータ部
b,cと、該ファイルデータに対する修正内容を示す世
代管理情報を格納する世代管理テーブルa3 とを設ける
ことによって、ディスクスペースのないコンピュータで
も、記憶媒体12の読出し書込みを行う媒体内ヘッダ書
き換え部6および媒体内ヘッダ読み取り部7,8を設置
することで、記憶媒体12を利用してファイルデータの
世代管理を行うことができる。
【0061】尚、本発明の一実施例では記憶媒体12と
して磁気テープを用いた例を示したが、読出し書込み装
置への着脱が自在なものであれば記憶媒体12としてフ
ロッピディスクや光ディスクなどを用いてもよく、これ
に限定されない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
装置への着脱が自在なファイル記憶媒体にデータを格納
するデータ格納領域と、該データに対する修正内容を示
す世代管理情報を格納する世代管理情報格納領域とを設
けることによって、ディスクスペースのないコンピュー
タでもファイルデータの世代管理を行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の記憶媒体の構成を示す図である。
【図3】図2のインデックス部の構成を示す図である。
【図4】図3の世代管理テーブルの構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例におけるファイルデータの世
代管理情報の一覧表示の一例を示す図である。
【図6】従来例におけるファイルデータの世代管理を示
す図である。
【図7】従来例におけるファイルデータの世代管理を示
す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 動作判断部 3 登録処理部 4 ロード処理部 5 一覧表示部 6 媒体内ヘッダ書き換え部 7,8 媒体内ヘッダ読み取り部 9 データ追加部 10 データロード部 11 表示部 12 記憶媒体 13 磁気ディスク a インデックス部 a1 キーワード a2 ファイル名 a3 世代管理テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの書込み読出し装置への着脱が自
    在なファイル記憶媒体であって、前記データを格納する
    データ格納領域と、前記データに対する修正内容を示す
    世代管理情報を格納する世代管理情報格納領域とを含む
    ことを特徴とするファイル記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記データと前記世代管理情報とが互い
    に対応付けられて格納されていることを示す識別情報を
    格納する識別情報格納領域を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のファイル記憶媒体。
  3. 【請求項3】 データを格納するデータ格納領域と、前
    記データに対する修正内容を示す世代管理情報を格納す
    る世代管理情報格納領域とを含み、自装置への着脱が自
    在なファイル記憶媒体と、前記データ格納領域に格納さ
    れたデータの修正時に前記世代管理情報格納領域内の前
    記世代管理情報を該データの修正に応じて更新する更新
    手段とを有することを特徴とするファイル管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記世代管理情報格納領域内の前記世代
    管理情報に基づいて前記データ格納領域から前記データ
    を読出す読出し手段を設けたことを特徴とする請求項3
    記載のファイル管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ファイル記憶媒体に設けられ、前記
    データと前記世代管理情報とが互いに対応付けられて格
    納されていることを示す識別情報を格納する識別情報格
    納領域と、前記識別情報の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に応じて前記ファイル記憶媒体
    に対するデータの書込み読出しを行う手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4記載のファイル
    管理システム。
JP4177508A 1992-06-11 1992-06-11 ファイル記憶媒体およびファイル管理システム Pending JPH05342073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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