JPH05341974A - 状態遷移情報の変更評価方式 - Google Patents

状態遷移情報の変更評価方式

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JPH05341974A
JPH05341974A JP4145237A JP14523792A JPH05341974A JP H05341974 A JPH05341974 A JP H05341974A JP 4145237 A JP4145237 A JP 4145237A JP 14523792 A JP14523792 A JP 14523792A JP H05341974 A JPH05341974 A JP H05341974A
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JP
Japan
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state
series
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Application number
JP4145237A
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English (en)
Inventor
Akiko Mukoyama
晶子 向山
Hiroshi Majima
宏 馬嶋
Yasusuke Tanida
耕救 谷田
Tetsuji Ono
哲司 大野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 状態遷移情報を変更した際の、状態遷移情報
の妥当性評価を簡単にかつ漏れなく行えるようにした状
態遷移情報の変更評価方式を提供すること。 【構成】 状態遷移情報の妥当性を連続した遷移で確認
する際に、状態遷移情報データから遷移系列を生成する
遷移系列生成システムを用いて確認した遷移系列を記憶
しておき、妥当性確認後に変更された状態遷移情報に対
して、前記記憶しておいた遷移系列の中から、前記変更
が影響する変更前の遷移系列を抽出し、更に、それに対
する変更後の遷移系列を生成し、前記変更の前後の遷移
系列を表示することを特徴とする状態遷移情報の変更評
価方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は状態遷移表,状態遷移図
等の状態遷移情報の変更評価方式に関し、特に、妥当性
の確認後に変更した状態遷移情報において、状態遷移情
報データから遷移系列を生成する遷移系列生成システム
を用いて、その変更の妥当性を評価し易くする状態遷移
情報の変更評価方式に関する。
【0002】
【従来の技術】システムの動作は、システムの各状態
と、それに対して何等かの事象が起こったときに行われ
る動作と遷移する状態との関係で表わされ、それを表形
式で表わしたものが状態遷移表であり、図で表わしたも
のが状態遷移図、また、複数遷移の連続したつながりを
表わしたものが遷移系列である。上述の状態遷移表の一
例を、図9に示す。図において、13は状態欄であり、
各状態(ST1〜ST3)を記述する欄である。また、1
4は事象欄であり、各事象(EV1〜EV3)を記述する
欄である。状態欄,事象欄以外の欄を遷移欄といい、各
遷移欄内には、動作(ACT1〜ACT7)と、これに関
連して次に移る状態(ST1〜ST3)が記述される。例
えば、15の状態ST3で16の事象EV1が起こった
とき、17の動作ACT3が行われ、状態が18の状態
ST1に移る。このような遷移のつながりを表わした遷
移系列の一例を、図10(a)〜(c)に示す。図10は、
図9上での遷移系列の一例を表わしているものであり、
例えば、図10(a)では、20の状態ST1に21の事
象EV1が起こったとき、22の動作ACT1が行わ
れ、23の状態ST2に移ることを示している。なお、
状態遷移情報の評価方式については、例えば、特開平3-
14034号 公報に開されている技術が参考になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、上述の如き、状
態遷移表,状態遷移図等の状態遷移情報の妥当性の評価
は、状態遷移情報上の遷移を連続した遷移系列となるよ
うに辿っていき、その中で、各状態と事象との関係と、
遷移するときに行う動作が正しいことをチェックするこ
とにより行う。ここで、状態遷移情報の妥当性の確認を
行った後、その状態遷移情報を変更した場合には、その
変更が影響を及ぼした遷移系列の妥当性を漏れなく再確
認する必要性がある。しかしながら、従来は、変更が影
響するチェック済み遷移系列の検索,変更後の新しい遷
移系列の作成を人間の手作業で行っていたので、非常に
手間と時間がかかり、更に、チェック漏れを起こしやす
いという欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、従来の技術にお
ける上述の如き問題を解消し、状態遷移情報を変更した
際の、状態遷移情報の妥当性評価を簡単にかつ漏れなく
行えるようにした状態遷移情報の変更評価方式を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、状態遷
移情報の妥当性を連続した遷移で確認する際に、状態遷
移情報データから遷移系列を生成する遷移系列生成シス
テムを用いて確認した遷移系列を記憶しておき、妥当性
確認後に変更された状態遷移情報に対して、前記記憶し
ておいた遷移系列の中から、前記変更が影響する変更前
の遷移系列を抽出し、更に、それに対する変更後の遷移
系列を生成し、前記変更の前後の遷移系列を表示するこ
とを特徴とする状態遷移情報の変更評価方式により達成
される。
【0005】
【作用】本発明に係る状態遷移情報の変更評価方式にお
いては、状態遷移表,状態遷移図等の状態遷移情報の変
更が妥当であるかどうかを評価するために、まず、状態
遷移情報データから遷移系列を生成できる遷移系列生成
システムを用いて、状態遷移情報の妥当性を確認する際
に、上述の確認した遷移系列を記憶しておく。次に、妥
当性確認後に変更された状態遷移情報に対して、実際に
変更があった遷移を含んでいる遷移系列を、以前に記憶
しておいた変更前の遷移系列の中から抽出し、更に、そ
れに対する変更後の遷移系列を生成し、変更前の遷移系
列とともに表示する。これにより、妥当性確認後に変更
された状態遷移情報に対して、その変更が影響を及ぼ
す、すべての遷移系列の変更前・変更後を簡単に知るこ
とができ、変更によって、再確認の必要が生じた遷移系
列を漏れなく確認することが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例に係る処理シス
テムのブロック構成図である。図において、1はディス
プレイ装置、2はキーボード、3はマウス、4は状態遷
移表エディタ、5は状態遷移表データファイル、6はチ
ェック済み遷移系列群生成部、7はチェック済み遷移系
列群格納ファイル、8は遷移系列比較部、9は変更後影
響遷移系列生成部、10は影響遷移系列群格納メモリ、
11は影響遷移系列群表示部、12は遷移系列削除・登
録部を示している。キーボード2とマウス3は入力装置
であり、様々な情報,指示は、この装置を介して入力さ
れる。状態遷移表エディタ4は、状態遷移表データファ
イル5に格納されたデータを基に、ディスプレイ装置1
に状態遷移表を表示したり、また、ディスプレイ装置1
に表示されている状態遷移表を変更した場合、変更後の
状態遷移表のデータを状態遷移表データファイル5に格
納したりする。なお、状態遷移表エディタ4はディスプ
レイ装置1に表示されている、マウスでクリックされた
状態遷移表上のデータ等を取得することもできる。
【0007】図12は、本実施例における、上述のディ
スプレイ装置1上の表示画面の一例であり、妥当性を確
認し終わった図9の斜線部分を、図11のように変更し
たときに、本処理システムで生成,表示される画面を示
している。なお、図11は、図9の遷移ボックス内の1
8の状態ST1を状態ST2に、19の動作ACT7を
動作ACT8に変更したものである。図12において、
遷移系列28,30は、図9の状態遷移表に対して生成
される、変更前影響遷移系列を表わしている。また、遷
移系列29,31は、図9の状態遷移表を図11の状態
遷移表にしたときに、変更した状態,事象,動作を遷移
系列28,30に反映した、変更後影響遷移系列であ
る。以下、本実施例に係る処理システムの動作の概要を
説明する。本システムにおいて、ユーザは、状態遷移表
の正当性をチェックする際、ディスプレイ装置1に表示
されている状態遷移表上の遷移ボックスを、チェックす
る遷移系列の順にクリックする。前述の如く、ここで
は、図9の状態遷移表がディスプレイ装置1上に表示さ
れているとする。
【0008】チェック済み遷移系列群生成部6は、ユー
ザがチェックしながらマウスでクリックした、ディスプ
レイ装置1に表示されている状態遷移表上の遷移ボック
スの情報を、状態遷移表エディタ4を通じて取得し、図
10(a)〜(c)に示した如きチェック済みの遷移系列を
生成する。また、更に、チェック済み遷移系列群生成部
6は、状態遷移表データファイル5内のデータ(図9の
状態遷移表のデータ)を参照して、生成した遷移系列の
整合性を確認し、確認できた遷移系列(図10(a)〜
(c))をチェック済み遷移系列群格納ファイル7に格納
する。遷移系列比較部8は、チェック済み遷移系列群格
納ファイル7に格納されているチェック済み遷移系列群
の中で、状態遷移表データファイル5に格納されている
状態遷移表のデータと矛盾しているチェック済み遷移系
列を、状態遷移表の変更によって影響される変更前影響
遷移系列として抽出する。
【0009】ここでは、図9の状態遷移表が図11のよ
うに変更されているので、遷移系列比較部8により、図
12に示した変更前影響遷移系列28と30が抽出され
る。変更後影響遷移系列生成部9は、遷移系列比較部8
が抽出した変更前影響遷移系列28または30の状態遷
移表変更後の遷移系列である変更後影響遷移系列29ま
たは31を生成する機能を有するものである。影響遷移
系列群格納メモリ10は、遷移系列比較部8が抽出した
変更前影響遷移系列28または30と、変更後影響遷移
系列生成部9が生成した変更後影響遷移系列29または
31を対にして記憶する機能を有するものであり、その
内容を影響遷移系列群表示部11がディスプレイ装置1
へ表示する。ユーザは、これにより、図12に示すディ
スプレイ装置1上の表示を参照することにより、以前に
チェックした遷移系列のうち、再度チェックする必要が
ある遷移系列と、その遷移系列の変更後の形を簡単に知
ることができる。
【0010】遷移系列削除・登録部12は、ユーザが再
チェックを行う際、影響遷移系列群表示部11がディス
プレイ装置1上に表示した、変更前後の影響遷移系列2
9,31上の、該当する遷移系列が所属する領域をクリ
ックされることにより、その変更前遷移系列をチェック
済み遷移系列群格納ファイル7から削除し、更に、その
変更後遷移系列をチェック済み遷移系列群格納ファイル
7に登録する。例えば、ディスプレイ装置1上に図12
に示す画面が表示されているとき、ユーザが変更後影響
遷移系列29を再チェックし、その妥当性を確認し終え
たとする。そのとき、ユーザは、変更後影響遷移系列2
9が属している領域(斜線部分)をクリックすることで、
チェック済み遷移系列群格納ファイル7から変更前影響
遷移系列28を削除し、更に、チェック済み遷移系列群
格納ファイル7に変更後影響遷移系列29を登録するこ
とができる。
【0011】なお、本処理システムにおいては、ユーザ
は、再チェック作業を中断しても良く、チェック済み遷
移系列群格納ファイル7に状態遷移表データファイル5
中の状態遷移表と異なった状態,事象,動作がある遷移
系列が存在する限り、ディスプレイ装置1上に、変更前
後の影響遷移系列を変わらず表示できる。図12に示す
例の場合には、変更前後影響遷移系列28,29を削除
・登録した後、影響遷移系列群表示部11により、ディ
スプレイ装置1へ影響遷移系列群を表示させると、変更
前後影響遷移系列30,31だけが、がディスプレイ装
置1へ表示される。図1は、本実施例の動作を説明する
フローチャートである。以下、図1に基づいて動作の詳
細を説明する。今、ディスプレイ装置1上には図9の状
態遷移表が表示されているとする。まず、本処理システ
ムは、キーボード2,マウス3等の入力装置より、チェ
ック済み遷移系列を登録するのか、影響遷移系列の変更
前・変更後を表示するのかの指示を入力するようにユー
ザに促す(ステップ 101)。
【0012】ここでは、ユーザはチェック済み遷移系列
の登録を指示するとする。処理システムは、入力した指
示内容を参照した結果(ステップ 102)、登録の場合、チ
ェック済み遷移系列の登録(図3参照)へ分岐し(ステッ
プ 103)、ユーザによりマウスクリックで指定された一
遷移系列(図10(a))についての登録を行う。その後、
他に登録する遷移系列があるかどうかを判定し(ステッ
プ 104)、ある場合はステップ 103へ戻り、ステップ 10
3からステップ 104を繰り返すことにより、他の遷移系
列(図10(b)や(c))を登録する。再び、他に登録する
遷移系列があるかの判定をし(ステップ 104)、ない場合
はそのまま処理を終了する。ユーザは、ディスプレイ装
置1に表示されている図9の状態遷移表のチェックを一
通り行い、チェック済み遷移系列を登録し終えた後、図
9の状態遷移表を図11のように変更した場合、本処理
システムに影響遷移系列の表示を指示する。これによ
り、本処理システムは、変更前後影響遷移系列群の抽
出,生成(図4)へ分岐し(ステップ 105)、そのまま、変
更前後影響遷移系列群の表示(図6)へ進む(ステップ 10
6)。
【0013】ユーザは、ディスプレイ装置1上に表示さ
れた変更前後影響遷移系列群を参照し、図11の状態遷
移表に対して、確認作業を行う。その後、変更前後影響
遷移系列群の削除・登録(図8)へ進み(ステップ 107)、
処理を終了する。図3は、上述のチェック済み遷移系列
の登録動作を説明するフローチャートである。ユーザ
が、ディスプレイ装置1上に表示されている図9の状態
遷移表をマウスクリックした遷移ボックス群のデータを
状態遷移表エディタ4を介して入力する(ステップ 108)
と、チェック済み遷移系列群生成部6が、その入力した
データよりチェック済み遷移系列(図10(a)〜(c))を
生成し(ステップ 109)、状態遷移表データファイル5内
のデータ(図9の状態遷移表のデータ)と照らし合わせ
て、生成した遷移系列の整合性をチェックし(ステップ
110)、生成した遷移系列が正しいかどうかを判定する
(ステップ 111)。生成した遷移系列が正しくないときに
はエラーとし、正しい場合には、チェック済み遷移系列
群格納ファイル7に、その遷移系列を格納する(ステッ
プ 112)。
【0014】図4は、上述の変更前後影響遷移系列群の
抽出,生成動作を説明するフローチャートである。ま
ず、処理終了フラグをOFFにしておく(ステップ 11
3)。次に、変更前影響遷移系列の抽出(図5)の処理を行
い(ステップ 114)、その結果、処理終了フラグがONに
なったかどうかを判定し(ステップ 115)、ONになって
いれば、処理を終了する。また、OFFのままならば、
変更後の影響遷移系列の生成(図6)を行い(ステップ 11
6)、変更前後の影響遷移系列を影響遷移系列群格納メモ
リ10へ格納して(ステップ 117)、ステップ 114へ戻
る。図5は、上述の変更前影響遷移系列の抽出動作を説
明するフローチャートである。まず、遷移系列比較部8
は、状態遷移表データファイル5から、変更後状態遷移
表データ(図11の状態遷移表のデータ)を入力する(ス
テップ 118)。次に、遷移系列比較部8は、チェック済
み遷移系列群格納ファイル7中に、処理していない遷移
系列があるかどうか検索する(ステップ 119)。もし、な
ければ、処理フラグをONにして(ステップ 123)、処理
を終了する。
【0015】また、まだ処理していない遷移系列がある
場合には、チェック済み遷移系列群格納ファイル7から
チェック済み遷移系列を順次取り出し(ステップ 120)、
取り出したチェック済み遷移系列と、ステップ 118で入
力した変更後状態遷移表データを比較して(ステップ 12
1)、ステップ 120で取り出したチェック済み遷移系列
が、ステップ 118で入力した変更後状態遷移表データに
矛盾しているかを判定する(ステップ 122)。矛盾してい
ない場合は、ステップ 119へ戻り、矛盾している場合
は、変更前影響遷移系列が抽出できたものとして、処理
を終了する。前述の図10の例では、(a)〜(c)のう
ち、(a)は24の状態ST1が図11の状態遷移表では
26の状態ST2になり、(b)は25の動作ACT7が
図11の状態遷移表では27の動作ACT8になってい
るため、変更前影響遷移系列として抽出される。また、
(c)は何も変更がないので、変更前影響遷移系列として
は抽出されず、(a)と(b)の2つを抽出し終えた後、処
理フラグをONにして終了する。
【0016】図6は、上述の変更後影響遷移系列の生成
動作を説明するフローチャートである。まず、矛盾し
た、変更前影響遷移系列(図12の28または30)と変
更後状態遷移表データ(図11の状態遷移表)を入力する
(ステップ 124)。次に、入力した、変更前影響遷移系列
(図12の28または30)と変更後状態遷移表データ
(図11の状態遷移表)を基に、例えば、変更前影響遷移
系列28の32の状態ST1を状態ST2に、変更前影
響遷移系列30の33の動作ACT7を動作ACT8に
して、変更後影響遷移系列(図12の29または31)を
生成する。図7は、変更前後の影響遷移系列群の表示動
作を説明するフローチャートである。ここでは、影響遷
移系列群表示部11が、影響遷移系列群格納メモリ10
中のデータを編集し(ステップ 126)、そのデータ(図1
2)をディスプレイ装置1へ表示する(ステップ 127)。
【0017】図8は、変更前後影響遷移系列群の削除・
登録動作を説明するフローチャートである。まず、遷移
系列削除・登録部は影響遷移系列群表示部11が表示し
ている画面上のユーザがクリックした領域(斜線部分)の
データを入力する(ステップ 128)。次に、入力した領域
データ内の変更前影響遷移系列(図12の28)のデータ
を、チェック済み遷移系列格納ファイル7から削除し
(ステップ 129)、入力した領域データ内の変更後影響遷
移系列(図12の29)のデータを、チェック済み遷移系
列格納ファイル7に格納する(ステップ 130)。他に、ユ
ーザが削除・登録する遷移系列があるかどうかを判定し
(ステップ 131)、ある場合にはステップ 128へ戻り、な
い場合は処理を終了する。上記実施例によれば、チェッ
ク後に状態遷移表を変更した場合における、変更した状
態,事象,動作が影響を及ぼすすべての遷移系列の変更
前・変更後を、簡単に表示・参照することができるよう
になる。これにより、同様の作業を人間が行う場合に問
題となる、作業の煩わしさ,再チェックする必要がある
遷移系列のチェック漏れ等の問題点が解決でき、変更後
の遷移系列が妥当であるかどうかの評価がし易くなると
いう効果が得られる。なお、上記実施例は本発明の一例
を示したものであり、本発明はこれに限定されるべきも
のではないことは言うまでもないことである。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、状態遷移情報を変更した際の、状態遷移情報の妥
当性評価を簡単にかつ漏れなく行えるようにした状態遷
移情報の変更評価方式を実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す処理システムの動作の
概要を説明するフローチャートである。
【図2】実施例に係る処理システムのブロック構成図で
ある。
【図3】実施例におけるチェック済み遷移系列の登録動
作を説明するフローチャートである。
【図4】実施例における変更前後影響遷移系列群の抽
出,生成動作を説明するフローチャートである。
【図5】実施例における変更前影響遷移系列の抽出動作
を説明するフローチャートである。
【図6】実施例における変更後影響遷移系列の生成動作
を説明するフローチャートである。
【図7】実施例における変更前後の影響遷移系列群の表
示動作を説明するフローチャートである。
【図8】実施例における遷移系列削除処理を説明するフ
ローチャートである。
【図9】状態遷移表の一例を示す図である。
【図10】遷移系列の一例を示す図である。
【図11】図9の状態遷移表の一部を変更した状態遷移
表である。
【図12】実施例における表示画面の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:ディスプレイ装置、4:状態態遷移表エディタ、
5:状態遷移表データファイル、6:チェック済み遷移
系列群生成部、7:チェック済み遷移系列群格納ファイ
ル、8:遷移系列比較部、9:変更後影響遷移系列生成
部、10:影響遷移系列群格納メモリ、11:影響遷移
系列群表示部、12:遷移系列削除・登録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 哲司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 状態遷移情報の妥当性を連続した遷移で
    確認する際に、状態遷移情報データから遷移系列を生成
    する遷移系列生成システムを用いて確認した遷移系列を
    記憶しておき、妥当性確認後に変更された状態遷移情報
    に対して、前記記憶しておいた遷移系列の中から、前記
    変更が影響する変更前の遷移系列を抽出し、更に、それ
    に対する変更後の遷移系列を生成し、前記変更の前後の
    遷移系列を表示することを特徴とする状態遷移情報の変
    更評価方式。
JP4145237A 1992-06-05 1992-06-05 状態遷移情報の変更評価方式 Pending JPH05341974A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4145237A JPH05341974A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 状態遷移情報の変更評価方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7844953B2 (en) 2005-06-30 2010-11-30 Fujitsu Limited Program, apparatus and method for verifying program

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7844953B2 (en) 2005-06-30 2010-11-30 Fujitsu Limited Program, apparatus and method for verifying program

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