JPH0534180Y2 - - Google Patents

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JPH0534180Y2
JPH0534180Y2 JP1988156234U JP15623488U JPH0534180Y2 JP H0534180 Y2 JPH0534180 Y2 JP H0534180Y2 JP 1988156234 U JP1988156234 U JP 1988156234U JP 15623488 U JP15623488 U JP 15623488U JP H0534180 Y2 JPH0534180 Y2 JP H0534180Y2
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JP
Japan
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fitted
synthetic resin
covering
copper band
elastic synthetic
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JP1988156234U
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JPH0279122U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配電盤内において碍子上に架設され
る銅帯母線を被覆する絶縁カバーに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、配電盤内において碍子上に架設される銅
帯母線は、一般に絶縁被覆が行われていない。絶
縁被覆がない場合には、ネズミや小鳥等の小動物
が盤内に侵入して短絡事故を引き起こす虞れがあ
る。一般に、銅帯等を絶縁被覆する方法として、
直接絶縁物をコーテイングする方法があるが、こ
れはコスト高となるし、設置条件によつて、銅帯
母線の延長途上に接続される分岐線の数が異なる
ため、接続個所の被覆を剥ぐ必要があり、これに
柔軟に対応することができない。
(考案が解決しようとする課題) 従つて、本考案は、低コストで、しかも分岐線
の接続に柔軟に対処することができる銅帯母線の
短絡事故防止用絶縁カバーを提供することを課題
としている。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、
互いに開放部を対向させて嵌合させることによつ
て、銅帯母線11を挿通させる角筒を形成する弾
性合成樹脂製の一対の断面コ字状被覆体1,1
と、嵌合状態にある被覆体1,1の両端部外周に
装着される断面ほぼC字状の弾性合成樹脂製結束
体2とを具備させ、被覆体1には、相互嵌合状態
において分岐線18を貫通させるための複数の開
口3を形成する切欠き1aを設け、さらに、不必
要な場合には開口3を塞ぎ、必要に応じて閉塞端
を切り開くことにより、分岐線を貫通させること
ができる弾性合成樹脂製のキヤツプ4を開口3に
嵌合させて銅帯母線用の絶縁カバーを構成した。
(作用) 本考案の絶縁カバーは、銅帯母線11を挟ん
で、一対の被覆体1,1を、互いにその開放部を
対向させて嵌合させることによつて、銅帯母線1
1を被覆し、この被覆体1,1の両端部に、結束
体2をはめこんで、一対の被覆体1,1を結束す
る。銅帯母線11に分岐線18を接続する場合に
は、開口3を塞いでいるキヤツプ4の閉塞端を切
り開き、これに分岐線18を貫通させる。分岐線
18を接続する必要のない場合には、キヤツプ4
を開口3に嵌合させてこれを塞いでおく。
(実施例) 第1図乃至第5図に本考案の一実施例を示す。
第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は第2
図−断面図、第4図は第2図−断面図、
第5図はキヤツプの断面図である。
図において、銅帯母線11は、配電盤内におい
て碍子12,12上に架設されている。即ち、碍
子12上には、スペーサ13及び端子座14を介
して、断面L字状の支持端子15が、ボルト16
によつて固着されている。従つて、端子座14と
碍子12との間には、両側に隙間Sが形成され
る。そして、銅帯母線11は、支持端子15の側
面に、ボルト17によつて固着されている。18
は分岐線であり、銅帯母線11の延長途上の所要
個所に、ボルト19によつて固着される。分岐線
18は、盤によつて銅帯母線11に接続される本
数が異なる。
この実施例の銅帯母線用絶縁カバーは、対向一
対の弾性合成樹脂製被覆体1,1と、両端におい
てこの被覆体1,1を結束するための弾性合成樹
脂製結束体2と、分岐線18を貫通させるために
被覆体1に設けられた開口3を、不必要な場合に
塞ぐためのキヤツプ4とを備えている。
一対の被覆体1,1は、互いに開放部を対向さ
せて嵌合させることによつて、角筒を形成するよ
うに、断面コ字状を成している。また、被覆体1
は、延長途上に、分岐線貫通用の複数の開口3を
形成する切欠き1aを備えている。
結束体2は、断面が矩形のC字状を成し、嵌合
状態にある被覆体1,1の両端部外周に装着さ
れ、かつ碍子12上に支持されるものである。即
ち、結束体2は、短四角筒の一面中央に軸線方向
の切り割2aを形成した形状であり、切り割2a
の両側には支持片2b,2bを備えている。
キヤツプ4は、軟性合成樹脂製で、銅帯母線1
1の延長途上に接続される分岐線18の端子部1
8aを被覆可能な形状を成し、被覆体1,1の開
口3に、これを塞ぐように嵌合固定される。そし
て、必要に応じて閉塞端を切り開くことにより、
分岐線18を貫通させることができ、この場合に
端子キヤツプとして機能するものである。
しかして、この実施例の絶縁カバーは、銅帯母
線11を挟んで、一対の被覆体1,1を、互いに
その開放部を対向させて嵌合させることによつ
て、銅帯母線11を被覆し、この被覆体1,1の
両端部に、結束体2をはめこんで、一対の被覆体
1,1を結束する。結束体2は、その弾性に抗し
て切り割2aを拡開した状態で、被覆体1,1の
両端部付近の外側に被せ、軸方向に摺動させて、
第2図に示すように、端子座14との隙間Sに支
持片2b,2bをはめ込んでおく。なお、被覆体
1,1の開口3には、キヤツプ4を嵌合させてお
く。このキヤツプは、第4図に示すように、必要
に応じて端部を切り開き、分岐線18を貫通させ
ることができるようにする。分岐線18を貫通さ
せる場合には、キヤツプ4が分岐線18の端子部
18aを被覆することになる。分岐線18のない
部分のキヤツプ4は、第5図に示すように、その
まま開口3を塞ぐように設置しておく。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、弾性合成樹
脂から成り、互いに開放部を対向させて嵌合させ
ることによつて、銅帯母線11を挿通させる角筒
を形成する一対の断面コ字状被覆体1,1と、嵌
合状態にある被覆体1,1の両端部外周に装着さ
れる断面ほぼC字状の弾性合成樹脂製結束体2と
を具備させ、被覆体1には、相互嵌合状態におい
て分岐線18を貫通させるための複数の開口3を
形成する切欠き1aを設け、さらに、不必要な場
合には開口3を塞ぎ、必要に応じて閉塞端を切り
開くことにより、分岐線を貫通させることができ
る弾性合成樹脂製のキヤツプ4を開口3に嵌合さ
せて銅帯母線用の絶縁カバーを構成したため、低
コストで得られ、装着が容易であり、また分岐線
18の接続に容易に対向できる銅帯母線11の短
絡事故防止用絶縁カバーを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は正面図、第3図は第2図−
断面図、第4図は第2図−断面図、第5図
はキヤツプの断面図である。 1……被覆体、2……結束体、2a……切り
割、2b……支持片、3……開口、4……キヤツ
プ、11……銅帯母線、12……碍子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 配電盤内において碍子上に架設される銅帯母線
    を被覆する絶縁カバーであつて、 弾性合成樹脂から成り、互いに開放部を対向さ
    せて嵌合させることによつて、前記銅帯母線を挿
    通させる角筒を形成する一対の断面コ字状被覆体
    と、 嵌合状態にある前記被覆体の両端部外周に装着
    される断面ほぼC字状の弾性合成樹脂製結束体と
    を具備し、 前記被覆体は、相互嵌合状態において分岐線を
    貫通させるための複数の開口を形成する切欠きを
    有し、 さらに、前記開口に嵌合され、不必要な場合に
    は開口を塞ぎ、必要に応じて閉塞端を切り開くこ
    とにより、分岐線を貫通させることができる弾性
    合成樹脂製のキヤツプを具備することを特徴とす
    る銅帯母線用絶縁カバー。
JP1988156234U 1988-11-30 1988-11-30 Expired - Lifetime JPH0534180Y2 (ja)

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JP1988156234U JPH0534180Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30

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JP1988156234U JPH0534180Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0279122U JPH0279122U (ja) 1990-06-18
JPH0534180Y2 true JPH0534180Y2 (ja) 1993-08-30

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ID=31434593

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032598U (ja) * 1973-07-18 1975-04-09

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JPH0279122U (ja) 1990-06-18

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