JPH0231726Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231726Y2 JPH0231726Y2 JP7292384U JP7292384U JPH0231726Y2 JP H0231726 Y2 JPH0231726 Y2 JP H0231726Y2 JP 7292384 U JP7292384 U JP 7292384U JP 7292384 U JP7292384 U JP 7292384U JP H0231726 Y2 JPH0231726 Y2 JP H0231726Y2
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- JP
- Japan
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- conductor
- section
- semicircular
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- rectangular
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- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 41
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000002500 effect on skin Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は導体接続部の構造に係り、特に配電盤
等の電力用機器における導体接続部の改良に関す
るものである。
等の電力用機器における導体接続部の改良に関す
るものである。
従来の技術
一般に、配電盤等の電力用機器に用いられる導
体の接続構造としては、第5図及び第6図に示す
如き構造が採られていた。第5図において、6,
6aは平角導体からなる母線、7は同様の平角導
体からなる分岐母線である。分岐母線7は母線
6,6aと直交して連結するための複数の透孔8
を有するとともに、該透孔8と合致するための透
孔9が母線6,6aに穿設されている。そして、
母線6,6a並びに分岐母線7との連結は、相互
に合致する各透孔8,9に座金10、ワツシヤ1
1を介しボルト12を挿通し、ナツト13で締結
した。この導体接続部の構造は、第7図に示す閉
鎖配電盤14の母線室15における電源母線と分
岐母線との接続部16の構成である。また、第6
図において、17は平角導体からなる母線、18
は負荷ケーブル18aの端部である。これらの母
線17及び端部18とは、それぞれ透孔19,2
0を介し、ボルト21、座金22、ワツシヤ23
及びナツト24で締結された。この導体接続部の
構造は、第5図に示す閉鎖配電盤14の負荷母線
室25における負荷母線17と負荷ケーブル18
aとの接続部26の構成である。
体の接続構造としては、第5図及び第6図に示す
如き構造が採られていた。第5図において、6,
6aは平角導体からなる母線、7は同様の平角導
体からなる分岐母線である。分岐母線7は母線
6,6aと直交して連結するための複数の透孔8
を有するとともに、該透孔8と合致するための透
孔9が母線6,6aに穿設されている。そして、
母線6,6a並びに分岐母線7との連結は、相互
に合致する各透孔8,9に座金10、ワツシヤ1
1を介しボルト12を挿通し、ナツト13で締結
した。この導体接続部の構造は、第7図に示す閉
鎖配電盤14の母線室15における電源母線と分
岐母線との接続部16の構成である。また、第6
図において、17は平角導体からなる母線、18
は負荷ケーブル18aの端部である。これらの母
線17及び端部18とは、それぞれ透孔19,2
0を介し、ボルト21、座金22、ワツシヤ23
及びナツト24で締結された。この導体接続部の
構造は、第5図に示す閉鎖配電盤14の負荷母線
室25における負荷母線17と負荷ケーブル18
aとの接続部26の構成である。
考案が解決しようとする問題点
上記の如き従来技術によれば、導体は全て平角
導体を用いており、しかも接続端部の加工をして
いないので、電気的特性のうち、機械的強度並び
に電界強度に弱い性質があり、閉鎖配電盤の縮小
化や安全性の向上を阻止していることは知られて
いる。この問題を解決する為、従来では、平角導
体の厚寸法を大きくすることによつて対処してい
るが、この場合交流電流の表皮効果により電流が
導体の内部に流れ難く表面に集中し、厚寸法を巾
寸法と略同一近くまで増大しなければならない欠
点がある。更に、導体の切断端面のエツジ部に電
解集中が生じアーク放電が生じて絶縁性が低下
し、かつ、溶融し易くなるので、エツジ部を丸く
加工し、又は断面円形のシールドリングを取付け
ていた。
導体を用いており、しかも接続端部の加工をして
いないので、電気的特性のうち、機械的強度並び
に電界強度に弱い性質があり、閉鎖配電盤の縮小
化や安全性の向上を阻止していることは知られて
いる。この問題を解決する為、従来では、平角導
体の厚寸法を大きくすることによつて対処してい
るが、この場合交流電流の表皮効果により電流が
導体の内部に流れ難く表面に集中し、厚寸法を巾
寸法と略同一近くまで増大しなければならない欠
点がある。更に、導体の切断端面のエツジ部に電
解集中が生じアーク放電が生じて絶縁性が低下
し、かつ、溶融し易くなるので、エツジ部を丸く
加工し、又は断面円形のシールドリングを取付け
ていた。
しかしながら、エツジ部を丸く加工し又はシー
ルドリングを取付ける作業が必要であつて、その
作業工数を要する点でコスト高となる問題があつ
た。
ルドリングを取付ける作業が必要であつて、その
作業工数を要する点でコスト高となる問題があつ
た。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は上記問題点を解決すべく、平角導体に
直交して断面半円形の半丸導体を両側面から挾
み、締付け部材にて締付け固定し、かつ、該締付
部材の両端部が半丸導体の断面内に埋込まれるよ
うにしたものである。かかる手段を採用すると、
平角導体と半丸導体との接続部の機械的強度並び
に電界強度が向上し、配電盤の安全な縮小化を図
ることができ、また丸加工やシールドリングを要
しないので取付作業が簡便迅速かつ容易となり、
能率的であつてコスト低下をもたらすなどの作用
がある。
直交して断面半円形の半丸導体を両側面から挾
み、締付け部材にて締付け固定し、かつ、該締付
部材の両端部が半丸導体の断面内に埋込まれるよ
うにしたものである。かかる手段を採用すると、
平角導体と半丸導体との接続部の機械的強度並び
に電界強度が向上し、配電盤の安全な縮小化を図
ることができ、また丸加工やシールドリングを要
しないので取付作業が簡便迅速かつ容易となり、
能率的であつてコスト低下をもたらすなどの作用
がある。
実施例
以下に本考案の一実施例を第1図から第4図に
基づき説明する。第1図は斜視図、第2図は平面
図、第3図は正面図、第4図は第3図A−A線断
面図である。図において、1は平角導体で、その
切断端部に断面半円形の半丸導体2が直交して締
結固定されている。半丸導体2は略半円形の断面
を有し、好ましくは端縁部が丸く加工されてい
る。半丸導体2はその半径方向断面に穴3と、穴
3に続く透孔4を有し、ボルト5が貫通できる。
ボルト5の頭部並びにナツト6は穴3から半丸導
体2の断面からはみださないように埋込み固定で
きる。したがつて、平角導体1は一対の半丸導体
2,2で直交して挾持され、接続部の機械的強度
が向上するとともに、通電時に生じる発熱は表面
積の増大によつて効率高く冷却される。
基づき説明する。第1図は斜視図、第2図は平面
図、第3図は正面図、第4図は第3図A−A線断
面図である。図において、1は平角導体で、その
切断端部に断面半円形の半丸導体2が直交して締
結固定されている。半丸導体2は略半円形の断面
を有し、好ましくは端縁部が丸く加工されてい
る。半丸導体2はその半径方向断面に穴3と、穴
3に続く透孔4を有し、ボルト5が貫通できる。
ボルト5の頭部並びにナツト6は穴3から半丸導
体2の断面からはみださないように埋込み固定で
きる。したがつて、平角導体1は一対の半丸導体
2,2で直交して挾持され、接続部の機械的強度
が向上するとともに、通電時に生じる発熱は表面
積の増大によつて効率高く冷却される。
考案の効果
以上に説明した本考案によれば、導体を断面半
円形の半丸導体とし、この一対で平角導体を対向
して挾持するとともに、締結部材の両端部が半丸
導体の断面からはみ出さないようにしたので、シ
ールドリングや丸加工を要せず電界強度が向上
し、又機械的強度が向上し、配電盤等の安全な縮
小化を図ることができる。その上、一対の半丸導
体で平角導体を挾むので通電時の発熱を冷却する
効果は高く、熱膨張や収縮による接続部の損傷を
生じることがない。そして、従来に比べ本考案は
部品点数少なく構成できるので、取付作業が簡便
迅速かつ容易になされ、コスト低下をもたらす、
等の効果を奏する。
円形の半丸導体とし、この一対で平角導体を対向
して挾持するとともに、締結部材の両端部が半丸
導体の断面からはみ出さないようにしたので、シ
ールドリングや丸加工を要せず電界強度が向上
し、又機械的強度が向上し、配電盤等の安全な縮
小化を図ることができる。その上、一対の半丸導
体で平角導体を挾むので通電時の発熱を冷却する
効果は高く、熱膨張や収縮による接続部の損傷を
生じることがない。そして、従来に比べ本考案は
部品点数少なく構成できるので、取付作業が簡便
迅速かつ容易になされ、コスト低下をもたらす、
等の効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、
第4図は第3図A−A線断面図、第5図及び第6
図は従来例の分解斜視図、第7図は接続導体を有
する閉鎖配電盤の一例を示す概略側断面図であ
る。 1……平角導体、2……半丸導体、3……穴、
5……ボルト(締結部材)。
図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、
第4図は第3図A−A線断面図、第5図及び第6
図は従来例の分解斜視図、第7図は接続導体を有
する閉鎖配電盤の一例を示す概略側断面図であ
る。 1……平角導体、2……半丸導体、3……穴、
5……ボルト(締結部材)。
Claims (1)
- 平角導体に直交して断面半円形の半丸導体を両
側面から挾み、締付け部材にて締付け固定し、か
つ、該締付部材の両端部が半丸導体の断面内に埋
込まれる如くしたことを特徴とする導体接続部の
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292384U JPS60186670U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 導体接続部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292384U JPS60186670U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 導体接続部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186670U JPS60186670U (ja) | 1985-12-11 |
JPH0231726Y2 true JPH0231726Y2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=30611797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7292384U Granted JPS60186670U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 導体接続部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60186670U (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7292384U patent/JPS60186670U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60186670U (ja) | 1985-12-11 |
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