JPH05341000A - 半導体チップの試験方法 - Google Patents

半導体チップの試験方法

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JPH05341000A
JPH05341000A JP4145831A JP14583192A JPH05341000A JP H05341000 A JPH05341000 A JP H05341000A JP 4145831 A JP4145831 A JP 4145831A JP 14583192 A JP14583192 A JP 14583192A JP H05341000 A JPH05341000 A JP H05341000A
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JP
Japan
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chip
test
chips
sheet
semiconductor chip
Prior art date
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JP4145831A
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English (en)
Inventor
Kenji Togashi
健志 冨樫
Masato Watanabe
真人 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体チップの試験方法に関し、
スクライブ後のICチップを効率良く試験することがで
き、しかもICチップでの保証を十分取ることができる
半導体チップの試験方法を提供することを目的とする。 【構成】 ウエーハをチップ毎にスクライブし、スクラ
イブされた複数個の該チップ1を支持部材2上の所定位
置に固定した後、固定された複数個の該チップ1を試験
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップの試験方
法に係り、詳しくは、スクライブ後のICチップの出荷
試験に適用することができ、特に、スクライブ後のIC
チップを効率良く試験することができる半導体チップの
試験方法に関する。半導体装置の出荷形態としては、T
ABやパッケージされたICチップを出荷するのが一般
的であるが、近年、実装技術の進展に伴い、顧客への供
給形態としてスクライブ後のICチップ状態で出荷する
要求が増えてきている。このため、出荷試験方法として
ICチップ状態での試験が要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体チップの試験方法では、例
えばスクライブ後のICチップを1個ずつ試験用キャリ
アケースに入れて試験する方法を採る方法や、ICチッ
プでの試験をせずにウエーハ状態での試験で済ませる方
法が採られていた。或いは特開昭59−4043号公報
に報告された試験方法では、接着テープにウエーハを貼
り付け、貼り付けた状態のウエーハをチップ毎にスクラ
イブし、スクライブされた状態のICチップをそのまま
1個ずつ多数の針状の端子を有する試験用プローバで試
験するという方法も報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらスクライ
ブ後のICチップを1個ずつ試験用キャリアケースに入
れて試験する方法では、試験工程に非常に手間がかか
り、効率が悪いという問題があった。次に、上記したウ
エーハ状態での試験で代用する方法では、出荷形態の個
々に分割されたICチップでの試験ではないため、IC
チップ単体での保証をするには不十分であるという問題
があった。
【0004】一方、上記した公報での試験方法では、ス
クライブ後のICチップを複数個そのままの状態で1個
ずつ多数の針状の端子を有する試験用プローバで試験し
ている。しかしながらその後バーンイン等のチップ単位
の試験を行う場合には、接着テープ上からチップを個々
に取り出すことになるため、最終的にチップの出荷試験
などを行なう際には、前述したように試験工程に手間が
かかり、結局効率が悪いという問題があった。
【0005】そこで本発明は、スクライブ後のICチッ
プを効率良く試験することができ、しかもICチップで
の保証を十分取ることができる半導体チップの測定方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体チッ
プの試験方法は上記目的達成のため、シート上に固定し
たウエーハをチップ毎にスクライブし、スクライブされ
た複数個の該チップ(1)を該シート上から個々に取り
出す工程と、複数個の該チップ(1を)支持部材(2)
上の所定位置に再固定した後、固定された複数個の該チ
ップ(1)の試験を行うものである。
【0007】本発明においては、前記支持部材は前記チ
ップが固定される側に粘着剤含有基材を有するシートあ
るいはトレイである場合が好ましく、この場合、支持部
材にチップを容易に、しかも確実に固定することができ
る。また、前記支持部材には、前記チップを所定の位置
に固定するための位置合わせマークが形成されている場
合、あるいは前記チップを支持部材上の所定位置に固定
するのは、メモリにアドレスが格納された自動搭載装置
により行われる場合が好ましく、これらの場合、支持部
材の所定位置にチップを容易に、しかも確実に固定する
ことができる。
【0008】本発明においては、外観試験を行うのみな
らず、前記試験は、試験用のプローバによる電気的試験
である場合に好ましく適用させることができる。そし
て、前記試験用プローバは、前記チップ毎に位置合わせ
できる位置合わせ装置を有する場合が好ましく、この場
合、試験用プローバで各チップと試験用プローバとの位
置ずれ補正を行うことができる。
【0009】
【作用】本発明では、シート上に貼り付けた基板をスク
ライブし、シート上のチップを個々に取り出した後、例
えばバーンイン等のチップ単位の試験を行った後、支持
部材上に貼り直す。このように本発明では、後述する実
施例1の図1、2に示す如く、まずシートに貼り付けた
基板をスクライブし、シート上のチップを個々に取り出
した後、バーンイン等のチップ単位の試験を行う。そし
て、チップ単位の試験が行われた複数個のICチップ1
をまとめて支持部材2上の所定位置に再固定した後、試
験用プローバにより電気的試験(出荷試験)を行うよう
にしたため、従来のウエーハ状態でプローバ試験を行う
場合と同様効率良く試験することができるとともに、従
来のICチップ状態でそのまま試験を行う場合やICチ
ップを1個ずつキャリアケースに入れて試験を行う場合
よりも効率良く試験することができる。しかも、ICチ
ップ1状態で試験するようにしたため、従来のウエーハ
状態での試験で代用する場合よりもICチップ1での保
証を十分取ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1に則した支持部材
上にICチップが固定された様子を示す斜視図である。
図1において、1はICチップであり、2はICチップ
1が固定される側に粘着剤含有基材を有するシート(ト
レイでもよい)等の支持部材である。
【0011】次に、図2は本発明の実施例1に則した半
導体チップの試験方法を説明するためのフローチャート
である。この図1、2を用いて半導体チップの試験方法
を説明する。まず、xmm角のウエーハを所望の寸法(χ
−αmm角)でチップ毎にスクライブした後、このスクラ
イブされたICチップをシート上から取り出して、種々
のチップ単位の試験を行う。その後、このスクライブさ
れたチップ単位の試験が行われた複数個のICチップ1
を支持部材2上の所定位置にICチップ1の粘着剤含有
基材により再固定する(図1)。この時の固定は、予め
支持部材2に形成された位置合わせマークに合わせて作
業者がICチップ1を固定してもよいし、あるいは、メ
モリにアドレスが格納された自動搭載装置により固定し
てもよい。
【0012】次に、図2のP1 に示す如く、支持部材2
上に固定された全てのICチップ1の位置情報を認識し
た後、図2のP2 に示す如く、この位置情報に基づいて
各ICチップ1の位置補正値を加味してICチップ1と
多数の針状の端子を有する試験用プローバの位置合わせ
を行う。この位置合わせは、ICチップ1側をずらして
合わせてもよいし、位置合わせ装置を有する試験用プロ
ーブ側をずらして合わせてもよいが、処理の容易さを考
慮すると後者で行うのが好ましい。
【0013】次に、図2のP3 に示す如く、位置合わせ
が終了されたICチップ1と試験用プローバを接触させ
て電気的機能試験を行う。そして、図2のP4 に示す如
く、この一連の試験を最終ICチップ1まで行う。な
お、不良ICチップ1についてはマークを施しておき、
出荷の時は良品ICチップ1のみを出荷するようにす
る。
【0014】このように、本実施例では、シートに貼り
付けた基板をスクライブし、シート上からの個々のチッ
プを取り出して例えばバーンイン等のチップ単位の試験
を行った後、このスクライブされチップ単位の試験が行
われた複数個のICチップ1をまとめて支持部材2上の
所定位置に再固定した後、試験用プローバにより電気的
試験(出荷試験)を行うようにしたため、従来のウエー
ハ状態でプローバ試験を行う場合と同様効率良く試験す
ることができるとともに、従来のICチップ状態でその
まま試験を行う場合やICチップを1個ずつキャリアケ
ースに入れて試験を行う場合よりも効率良く試験するこ
とができる。しかも、ICチップ1状態で試験するよう
にしたため、従来のウエーハ状態での試験で代用する場
合よりもICチップ1での保証を十分取ることができ
る。 (実施例2)図3は本発明の実施例2に則した半導体チ
ップの試験方法を説明するためのフローチャートであ
る。実施例1では、全てのICチップ1の位置情報を認
識した後で1個ずつICチップ1と試験用プローバを位
置合わせをして試験を行う場合であったが、実施例2の
ように、1個ずつICチップ1の位置情報を認識し、そ
の都度1個ずつICチップ1と試験用ブローバを位置合
わせをして全てのICチップ1に渡って試験を行う場合
であってもよい。本実施例も以上の他は実施例1と同様
に行えばよいので、実施例1と同様の効果を得ることが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、スクライブ後のICチ
ップを効率良く試験することができ、しかもICチップ
での保証を十分取ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に則した支持部材上にICチ
ップが固定された様子を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1に則したICチップの試験方
法を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施例2に則したICチップの試験方
法を説明するためのフローチャートである。
【従来の技術】
1 ICチップ 2 支持部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート上に固定したウエーハをチップ毎
    にスクライブし、スクライブされた複数個の該チップ
    (1)を該シート上から個々に取り出す工程と、複数個
    の該チップ(1)を支持部材(2)上の所定位置に再固
    定した後、固定された複数個の該チップ(1)の試験を
    行う工程とを有することを特徴とする半導体チップの試
    験方法。
  2. 【請求項2】 前記支持部材(2)は、前記チップ
    (1)が固定される側に粘着剤含有基材を有するシート
    あるいはトレイであることを特徴とする請求項1記載の
    半導体チップの試験方法。
  3. 【請求項3】 前記複数個のチップ(1)をシート上か
    ら個々に取り出す工程の後、該チップ(1)を個々に試
    験する工程を含み、その後該チップ(1)を支持部材
    (2)上に再固定することを特徴とする請求項1及2記
    載の半導体チップの試験方法。
  4. 【請求項4】 前記支持部材(2)には、前記チップ
    (1)を所定の位置に固定するための位置合わせマーク
    が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載
    の半導体チップの試験方法。
  5. 【請求項5】 前記チップ(1)を前記支持部材(2)
    上の所定位置に固定するのは、メモリにアドレスが格納
    された自動搭載装置により行われることを特徴とする請
    求項1乃至3記載の半導体チップの試験方法。
  6. 【請求項6】 前記試験は、試験用プローバによる電気
    的試験であることを特徴とする請求項1乃至5記載の半
    導体チップの試験方法。
  7. 【請求項7】 前記試験用プローバは、前記チップ毎に
    位置合わせできる位置合わせ装置を有することを特徴と
    する請求項1乃至6記載の半導体チップの試験方法。
JP4145831A 1992-06-05 1992-06-05 半導体チップの試験方法 Withdrawn JPH05341000A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0999583A2 (de) 1998-11-05 2000-05-10 Philips Corporate Intellectual Property GmbH Stabilisierung eines Substrats mittels Trägerelement
KR100681772B1 (ko) * 1998-12-01 2007-02-12 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 시험 방법 및 반도체 시험 장치
JP2012112776A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Micronics Japan Co Ltd チップ積層デバイス検査方法及びチップ積層デバイス再配列ユニット並びにチップ積層デバイス用検査装置

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