JPH05340822A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JPH05340822A
JPH05340822A JP15176792A JP15176792A JPH05340822A JP H05340822 A JPH05340822 A JP H05340822A JP 15176792 A JP15176792 A JP 15176792A JP 15176792 A JP15176792 A JP 15176792A JP H05340822 A JPH05340822 A JP H05340822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
metal case
wires
resistance
peripheral portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP15176792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sato
義之 佐藤
Hidefumi Sasaki
英文 佐々木
Etsuro Habata
悦朗 幅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15176792A priority Critical patent/JPH05340822A/ja
Publication of JPH05340822A publication Critical patent/JPH05340822A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温、強振動下において高い信頼性を必要と
する自動車の排気ガス等の温度を検知するために使用す
る温度センサに関し、要求耐熱によりコスト変動が伴わ
ず、かつ500℃から1000℃の高温下における強
度、耐雰囲気性等の信頼性の高い温度センサを提供する
ことを目的とする。 【構成】 取付ナット21と本体ユニットの金属ケース
18の円周部との接触部をレーザー溶接加工にて結合す
ることにより、気密性が高く、高温度の使用条件下でも
安定した信頼性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温・強振動の環境下
において、高い信頼性を必要とする、自動車の排気ガス
等の温度を検知するために使用する温度センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、温度センサは自動車産業等の分野
において、500℃から1000℃の高温、および強振
動の環境下で使用可能な、信頼性の高いものの需要が高
まっている。
【0003】以下にこのような従来の温度センサについ
て説明する。図4は従来の温度センサの断面を示すもの
である。図4において、1は耐熱金属管であり、この内
部には粉末状電気絶縁材2が充填固化されており、この
内部に一対の金属線3が貫通している。金属線3の一端
にはサーミスタ素子4が溶接部5bにより接続され、金
属線3の他端には絶縁被覆付リード線6が溶接部5aに
より接続されている。
【0004】7は金属ケースであり、前記耐熱金属管
1、粉末状電気絶縁材2、金属線3、サーミスタ素子
4、絶縁被覆付リード線6を収納している。
【0005】8はセメント材であり、サーミスタ素子4
を保護、固定している。9はゴムブッシュであり、これ
により、溶接部5aの絶縁と金属ケース7の内部の防水
性を確保している。
【0006】10は取付ナットであり、中心の貫通穴に
金属ケース7を挿入し、円周上のすき間にろう材11を
流し込み、ろう付け固定をしている。
【0007】以上のように構成された従来の温度センサ
について、以下その動作について説明する。
【0008】まず、サーミスタ素子4が測温したい位置
にくるように、温度センサを取付ナット10により固定
する。そして被測温物の温度が上昇するとサーミスタ素
子4の温度も上昇してサーミスタ素子4の抵抗値が変化
する。この信号を金属線3を介して絶縁被覆付リード線
6により外部に引き出して測定するように構成されたも
のであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、被測温物の温度が上昇すると取付ナット
10も高温(例えば600℃前後)になり、同時に強い
振動を受けたりもするものであった。このため、取付ナ
ット10と本体ユニットの接合をろう付けにより行って
いる構造上、耐熱性、強度、信頼性について考慮する場
合、取付ナット10や本体ユニットそのものの材質、形
状の他に、接合部に用いるろう材11の種類にかかわる
こところが大きく、耐熱のアップを試みると、ろう材1
1のコストが極端にアップしたり、ろう付け工法の性格
上、ろう材11の耐熱が取付ナット10や本体ユニット
の被接合部よりも1ランク低くなってしまい、500℃
から1000℃の高温下における接合強度、耐雰囲気性
の面において信頼上不安な要素となっていた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、要求耐熱によるコスト変動が無く、かつ500℃か
ら1000℃の高温下における接合強度、耐雰囲気性に
優れた温度センサを提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の温度センサは、本体ユニットを、軸方向に貫
通した穴をもつ取付ナットに貫通させた状態で、前記取
付ナットと前記本体ユニットの円周部の接触部をレーザ
ー溶接加工にて結合し、気密固定した構成としたもので
ある。
【0012】
【作用】この構成によって、取付ナットと本体ユニット
の結合部は、上記取付ナットと上記本体ユニットが溶融
して合金層を成すものであるので、結合部の耐熱は上記
取付ナットや本体ユニットの耐熱と同等にすることがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
【0013】また、結合材料として新たな材料を用いて
いないため、要求耐熱によりコストが変動することもな
く、安定した低コストを確保することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における温度
センサの断面を示すものである。図1において、12は
耐熱金属管であり、内部に粉末状電気絶縁材13が充填
固化しており、一対の金属線14が貫通している。金属
線14の一端にはサーミスタ素子15が溶接部16aに
より接続され、金属線14の他端には絶縁被覆付リード
線17が溶接部16bにより接続されている。18は金
属ケースであり、前記耐熱金属管12、粉末状電気絶縁
材13、金属線14、サーミスタ素子15、絶縁被覆付
リード線17を収納している。
【0016】19はセメント材であり、サーミスタ素子
15を保護、固定している。20はゴムブッシュであ
り、これにより、溶接部16bの絶縁と金属ケース18
の内部の防水性を確保している。21は取付ナットであ
り、中心の貫通穴に金属ケース18を挿入し、取付ナッ
ト21と金属ケース18の円周部の接触部をレーザー溶
接加工部22により気密固定している。
【0017】第1の実施例において取付ナット21と金
属ケース18の円周部の接触部をレーザー溶接加工部2
2により気密固定することにより、耐熱性、強度、耐雰
囲気性の面において信頼性が高く、耐熱要求によってコ
スト変動が伴わない温度センサの接合を得ることができ
る。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0019】図2は本発明の第2の実施例を示す温度セ
ンサの断面を示すものである。図2において23は耐熱
金属管、24は粉末状電気絶縁材、25は金属線、26
はサーミスタ素子、27a,27bは溶接部、28は絶
縁被覆付リード線、29は金属ケース、30はセメント
材、31はゴムブッシュ、32は取付ナット、33はレ
ーザー溶接加工部で、以上は上記第1の実施例に示した
図1の構成と同様なものである。
【0020】図1の構成と異なるのは取付ナット32の
中心の貫通穴に金属ケース29を挿入した状態で、取付
ナット32の一端面の内周部が金属ケース29の外周部
に密着するように、貫通穴の外周に沿った円周カシメ3
4を施し、金属ケース29と取付ナット32のクリアラ
ンスを無くし、密着固定した上でレーザー溶接加工部3
3を施した点である。
【0021】以上のように円周カシメ34を施し、金属
ケース29と取付ナット32のクリアランスを無くして
結合することにより、レーザー溶接加工部33の作業を
容易にすることができ、より安定した品質を保つことが
できる。
【0022】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0023】図3は本発明の第3の実施例を示す温度セ
ンサの断面を示すものである。図3において、35は耐
熱金属管であり、内部に粉末状電気絶縁材36が充填固
化しており、金属線37が貫通している。金属線37の
一端には金属パイプ電極38を埋め込んだサーミスタ素
子39が溶接部40aにより接続され、金属線37の他
端には絶縁被覆付リード線41が溶接部40bにより接
続されている。42は金属キャップでありサーミスタ素
子39を収納し、耐熱金属管35に円周レーザー溶接加
工部43により固定している。44は金属パイプであ
り、ゴムブッシュ45、保護チューブ46とともに溶接
部40bを保護している。
【0024】47は取付ナットであり、一端面に設けら
れた貫通穴と同一内径を有する円筒形の突起部分をカシ
メることにより耐熱金属管35に固定し、このカシメ部
の円周上にレーザー溶接加工部48を施すことにより気
密固定している。
【0025】このように構成される本実施例による温度
センサは、上記第2の実施例による温度センサと同様の
効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、取付ナットと本
体ユニットをレーザー溶接加工により気密固定すること
により、耐熱性、強度、耐雰囲気に優れた温度センサを
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における温度センサの構
成を示す断面図
【図2】本発明の第2の実施例における温度センサの構
成を示す断面図
【図3】本発明の第3の実施例における温度センサの構
成を示す断面図
【図4】従来の温度センサの構成を示す断面図
【符号の説明】
12 耐熱金属管 13 粉末状電気絶縁材 14 金属線 15 サーミスタ素子 16a,16b 溶接部 17 絶縁被覆付リード線 18 金属ケース 19 セメント材 20 ゴムブッシュ 21 取付ナット 22 レーザー溶接加工部 23 耐熱金属管 24 粉末状電気絶縁材 25 金属線 26 サーミスタ素子 27a,27b 溶接部 28 絶縁被覆付リード線 29 金属ケース 30 セメント材 31 ゴムブッシュ 32 取付ナット 33 レーザー溶接加工部 34 円周カシメ 35 耐熱金属管 36 粉末状電気絶縁材 37 金属線 38 金属パイプ電極 39 サーミスタ素子 40a,40b 溶接部 41 絶縁被覆付リード線 42 金属キャップ 43 円周レーザー溶接加工部 44 金属パイプ 45 ゴムブッシュ 46 保護チューブ 47 取付ナット 48 レーザー溶接加工部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属ケースに充填固化された粉末状電気絶
    縁材によって保持され、一端にサーミスタ素子を接続し
    他端には信号引出し用の絶縁被覆付リード線を接続した
    一対の金属線によって形成された本体ユニットと、この
    本体ユニットの上記金属ケースの外周部にはめ込まれて
    円周部の接触部がレーザ溶接加工により結合された取付
    ナットからなる温度センサ。
  2. 【請求項2】本体ユニットの金属ケースの外周部にはめ
    込まれた取付ナットが、一端面の内周部が上記金属ケー
    スの外周部に密着するように円周カシメされ、さらに金
    属ケースの外周との密着部がレーザ溶接加工により結合
    された構成である請求項1記載の温度センサ。
  3. 【請求項3】本体ユニットの金属ケースの外周部にはめ
    込まれた取付ナットが、片面の端面に上記金属ケースの
    外周部にはまり込む内径を有する円筒状の突起を有し、
    この円筒状の突起の外周部で円周カシメされ、さらにこ
    の円周カシメ部がレーザ溶接加工により金属ケースに結
    合された構成である請求項1記載の温度センサ。
JP15176792A 1992-06-11 1992-06-11 温度センサ Pending JPH05340822A (ja)

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