JPH0534070Y2 - - Google Patents
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- JPH0534070Y2 JPH0534070Y2 JP6399286U JP6399286U JPH0534070Y2 JP H0534070 Y2 JPH0534070 Y2 JP H0534070Y2 JP 6399286 U JP6399286 U JP 6399286U JP 6399286 U JP6399286 U JP 6399286U JP H0534070 Y2 JPH0534070 Y2 JP H0534070Y2
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- Japan
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- film
- housing
- pulled out
- cartridge
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Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、撮影済フイルムの現像、焼付等の処
理依頼を、無人でしかも自動的に行なえるフイル
ム現像・焼付受付機に関する。
理依頼を、無人でしかも自動的に行なえるフイル
ム現像・焼付受付機に関する。
この種のフイルム現像・焼付受付機は、商店
街、オフイス街、スーパーマーケツト等の店頭あ
るいは店内、さらには駅構内等というように、あ
らゆる場所に設置することができ、しかも夜間時
を含めて24時間稼働が可能であることから、顧客
にとつて、撮影済フイルムの現像・焼付等の処理
依頼の受付けを、人手を介さずに、どこででも、
またいつでも簡単かつ手軽に行なえ、便利さの面
で優れている等といつた利点を有している。その
一方において、DPE(現像・焼付・引伸し)店や
現像所側から見ても、上述したフイルムの現像・
焼付受付機は、撮影済フイルムの現像、焼付等の
処理依頼の受付業務を省力化し得るとともに、そ
の手軽さからDPE受付量の増大化をも見込める
ものであり、さらにその筐体外部にカメラや写真
関連商品等を始め、種々の商品の宣伝、広告媒体
としての機能をも発揮し得るなどといつた効果も
期待し得るもので、その有用性は大きく、広く普
及することが求められている。
街、オフイス街、スーパーマーケツト等の店頭あ
るいは店内、さらには駅構内等というように、あ
らゆる場所に設置することができ、しかも夜間時
を含めて24時間稼働が可能であることから、顧客
にとつて、撮影済フイルムの現像・焼付等の処理
依頼の受付けを、人手を介さずに、どこででも、
またいつでも簡単かつ手軽に行なえ、便利さの面
で優れている等といつた利点を有している。その
一方において、DPE(現像・焼付・引伸し)店や
現像所側から見ても、上述したフイルムの現像・
焼付受付機は、撮影済フイルムの現像、焼付等の
処理依頼の受付業務を省力化し得るとともに、そ
の手軽さからDPE受付量の増大化をも見込める
ものであり、さらにその筐体外部にカメラや写真
関連商品等を始め、種々の商品の宣伝、広告媒体
としての機能をも発揮し得るなどといつた効果も
期待し得るもので、その有用性は大きく、広く普
及することが求められている。
この種のフイルムの現像・焼付受付機として、
従来から種々の構成を有するものが提案されてお
り、最も一般的にはたとえば実公昭59−22628号
公報等に示されるように、顧客のコイン投入操作
により、撮影済フイルムを収容する注文袋を一個
づつ供給し、これに付設されている注文票に顧客
が必要事項を記入するとともに、顧客自身が注文
袋の内部に撮影済フイルムを収容して封印し、か
つその一部から引換券を切離した後、これを受付
機筐体に設けられた受付口から投入することで、
フイルムの現像・焼付等といつた処理依頼を受付
けるような構成とされていた。
従来から種々の構成を有するものが提案されてお
り、最も一般的にはたとえば実公昭59−22628号
公報等に示されるように、顧客のコイン投入操作
により、撮影済フイルムを収容する注文袋を一個
づつ供給し、これに付設されている注文票に顧客
が必要事項を記入するとともに、顧客自身が注文
袋の内部に撮影済フイルムを収容して封印し、か
つその一部から引換券を切離した後、これを受付
機筐体に設けられた受付口から投入することで、
フイルムの現像・焼付等といつた処理依頼を受付
けるような構成とされていた。
しかしながら、上述したような従来の現像・焼
付受付機では、受付機から送り出される注文袋内
に撮影済フイルムの収容して封印するとともに、
注文袋に添付される注文票に注文事項を記入し、
さらに引換券を切離し、しかる後封印した注文袋
を受付機内に投入するといつた注文処理作業を、
顧客自身が行わなければならず、顧客側での処理
作業がきわめて面倒かつ煩雑なものであつた。特
に、このような自動機に対して不慣れな顧客にと
つては、操作ミスを行ない易く、フイルムの現
像・焼付等の処理注文依頼を手軽にしかも確実に
行なえるとは言えないものであつた。
付受付機では、受付機から送り出される注文袋内
に撮影済フイルムの収容して封印するとともに、
注文袋に添付される注文票に注文事項を記入し、
さらに引換券を切離し、しかる後封印した注文袋
を受付機内に投入するといつた注文処理作業を、
顧客自身が行わなければならず、顧客側での処理
作業がきわめて面倒かつ煩雑なものであつた。特
に、このような自動機に対して不慣れな顧客にと
つては、操作ミスを行ない易く、フイルムの現
像・焼付等の処理注文依頼を手軽にしかも確実に
行なえるとは言えないものであつた。
また、上述したようなフイルムの現像・焼付受
付機を採用するうえで必要とされることは、たと
えば6時間、12時間などといつた所定時間毎の巡
回回収までの間に投入される多数本のフイルム
を、顧客との照合を行なえる状態で、効率よく収
納保管し得るような構成とすることであるが、上
述した従来構造ではフイルムを収納した注文袋
を、保管部に単に落下させて集積保管するだけで
あり、収納効率の面で問題で、実用面で問題をも
つものであつた。
付機を採用するうえで必要とされることは、たと
えば6時間、12時間などといつた所定時間毎の巡
回回収までの間に投入される多数本のフイルム
を、顧客との照合を行なえる状態で、効率よく収
納保管し得るような構成とすることであるが、上
述した従来構造ではフイルムを収納した注文袋
を、保管部に単に落下させて集積保管するだけで
あり、収納効率の面で問題で、実用面で問題をも
つものであつた。
特に、この種のフイルムの現像・焼付受付機に
あつては、無人状態で使用に供されるため、その
筐体内部に保管される依頼済のフイルムや筐体内
部に付設される各種機構部を、いたずら等から保
護することが必要とされる。すなわち、いたずら
等でフイルム以外の異物が、筐体内に収納される
と、内部に保管した依頼済フイルムや内部機構部
等が損傷されたりする虞れがあるもので、このよ
うないたずら等での問題をも含めた上述した問題
点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望ま
れている。
あつては、無人状態で使用に供されるため、その
筐体内部に保管される依頼済のフイルムや筐体内
部に付設される各種機構部を、いたずら等から保
護することが必要とされる。すなわち、いたずら
等でフイルム以外の異物が、筐体内に収納される
と、内部に保管した依頼済フイルムや内部機構部
等が損傷されたりする虞れがあるもので、このよ
うないたずら等での問題をも含めた上述した問題
点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望ま
れている。
また、この種のフイルムの現像・焼付受付機に
あつては、操作途中で顧客が取消し操作を行つた
ときには、フイルムの受付を中止し、投入されて
いたフイルムを返却するといつた機能も備えるこ
とが必要とされており、このような点についての
配慮も必要とされている。
あつては、操作途中で顧客が取消し操作を行つた
ときには、フイルムの受付を中止し、投入されて
いたフイルムを返却するといつた機能も備えるこ
とが必要とされており、このような点についての
配慮も必要とされている。
このような要請に応えるために本考案に係るフ
イルムの現像・焼付受付機は、筐体の前面開口か
ら引出し可能に配設され引出し時において上端部
に開口される撮影済パトローネフイルムのフイル
ム受入口を有するフイルム投入口部材と、これを
筐体内に押込んだ時に前記フイルム受入口から落
下するフイルムを一時的に係止保持しフイルムの
受付、取消しを選択可能とする保持部と、この保
持部の下方に設けられ保持部での係止解除によつ
て落下するフイルムを筐体前面下側に開口してい
る送出口に返却させる機能を有するダクトと、前
記保持部で係止保持された受付すべきフイルムの
みを移送する移送機構と、この移送機構で移送さ
れたフイルムを積層状態で収納保持するフイルム
収納部を備えてなり、前記フイルム受入口を、撮
影済パトローネフイルムのみを縦方向に挿入し得
るようなパトローネフイルムの断面形状に合わせ
た形状をもち、下端側がフイルム投入口部材の引
出し時に筐体外側に位置する下端部にかけて貫通
するように形成するとともに、このフイルム投入
口部材の下端部に、その引出し時においてフイル
ム受入口の一部を塞ぐように臨んでフイルムの脱
落を係止し、筐体内に押し込んだ時にフイルム受
入口下端側開口からのフイルムの脱落を許容する
係止手段を付設するようにしているものである。
イルムの現像・焼付受付機は、筐体の前面開口か
ら引出し可能に配設され引出し時において上端部
に開口される撮影済パトローネフイルムのフイル
ム受入口を有するフイルム投入口部材と、これを
筐体内に押込んだ時に前記フイルム受入口から落
下するフイルムを一時的に係止保持しフイルムの
受付、取消しを選択可能とする保持部と、この保
持部の下方に設けられ保持部での係止解除によつ
て落下するフイルムを筐体前面下側に開口してい
る送出口に返却させる機能を有するダクトと、前
記保持部で係止保持された受付すべきフイルムの
みを移送する移送機構と、この移送機構で移送さ
れたフイルムを積層状態で収納保持するフイルム
収納部を備えてなり、前記フイルム受入口を、撮
影済パトローネフイルムのみを縦方向に挿入し得
るようなパトローネフイルムの断面形状に合わせ
た形状をもち、下端側がフイルム投入口部材の引
出し時に筐体外側に位置する下端部にかけて貫通
するように形成するとともに、このフイルム投入
口部材の下端部に、その引出し時においてフイル
ム受入口の一部を塞ぐように臨んでフイルムの脱
落を係止し、筐体内に押し込んだ時にフイルム受
入口下端側開口からのフイルムの脱落を許容する
係止手段を付設するようにしているものである。
本考案によれば、撮影済パトローネフイルムま
たはこれに類する略々同等の形状と大きさとを有
するもののみが、フイルム投入口部材に対しその
引出し時にフイルム受入口から投入可能で、しか
もその下端側が係止手段にて係止されるととも
に、フイルム投入口部材を筐体内に押し込んで閉
じることで、筐体内に設けられたフイルム導入路
側に落下導入され、保持部にて受付、取消しを選
択し得るように一時的に係止保持され、その後保
管すべきフイルムのみを移送機構にてフイルム収
納部に移送されて収納されたり、取消し時には保
持部下方のダクトを介して送出口から筐体外部に
返却し得るものである。
たはこれに類する略々同等の形状と大きさとを有
するもののみが、フイルム投入口部材に対しその
引出し時にフイルム受入口から投入可能で、しか
もその下端側が係止手段にて係止されるととも
に、フイルム投入口部材を筐体内に押し込んで閉
じることで、筐体内に設けられたフイルム導入路
側に落下導入され、保持部にて受付、取消しを選
択し得るように一時的に係止保持され、その後保
管すべきフイルムのみを移送機構にてフイルム収
納部に移送されて収納されたり、取消し時には保
持部下方のダクトを介して送出口から筐体外部に
返却し得るものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図ないし第6図は本考案に係るフイルムの
現像・焼付受付機の一実施例を示すものであり、
これらの図において、全体を符号10で示すフイ
ルムの現像・焼付受付機は、たとえば第6図に例
示するような縦長ボツクス形状による受付機筐体
11の前面側上部に、フイルムFの現像・焼付注
文受付を行なう操作パネル部12を備えている。
この操作パネル部12には、フイルム投入口部材
13(第1図ないし第3図参照)、コイン投入口
14、レシート送出口15(フイルム返却口、コ
イン返却口を兼ねる)、および操作手順表示部1
6のうちの選択表示部16b,16c,16dに
対応する操作押釦17a,17b,17c、さら
には「取扱中」、「中止」等の操作表示部18a、
およびフイルム注文操作を途中で取消すための取
消し釦18b等が設けられている。
現像・焼付受付機の一実施例を示すものであり、
これらの図において、全体を符号10で示すフイ
ルムの現像・焼付受付機は、たとえば第6図に例
示するような縦長ボツクス形状による受付機筐体
11の前面側上部に、フイルムFの現像・焼付注
文受付を行なう操作パネル部12を備えている。
この操作パネル部12には、フイルム投入口部材
13(第1図ないし第3図参照)、コイン投入口
14、レシート送出口15(フイルム返却口、コ
イン返却口を兼ねる)、および操作手順表示部1
6のうちの選択表示部16b,16c,16dに
対応する操作押釦17a,17b,17c、さら
には「取扱中」、「中止」等の操作表示部18a、
およびフイルム注文操作を途中で取消すための取
消し釦18b等が設けられている。
なお、前記各操作手順表示部16a〜16e等
には操作手順を報知するランプが各表示部に対応
して操作パネル部12の裏面側等に付設されてい
る。また、操作押釦17aは符号19で示すサン
プルA,B,Cによるプリントタイプの選択釦、
操作押釦17bは六桁による任意の暗証番号入力
用のテンキー、操作押釦17は「受付」、「訂正」
の選択釦である。ここで、上述した暗証番号は顧
客の確認、照合を可能とし、名前等の記入、入力
を省略するためである。さらに、図中11aは各
種の宣伝、広告等が表示される広告表示部で、こ
れに照明装置(図示せず)等を付設することで、
夜間時等において操作パネル部12の照明に加え
て所要の広告効果を発揮し得る。
には操作手順を報知するランプが各表示部に対応
して操作パネル部12の裏面側等に付設されてい
る。また、操作押釦17aは符号19で示すサン
プルA,B,Cによるプリントタイプの選択釦、
操作押釦17bは六桁による任意の暗証番号入力
用のテンキー、操作押釦17は「受付」、「訂正」
の選択釦である。ここで、上述した暗証番号は顧
客の確認、照合を可能とし、名前等の記入、入力
を省略するためである。さらに、図中11aは各
種の宣伝、広告等が表示される広告表示部で、こ
れに照明装置(図示せず)等を付設することで、
夜間時等において操作パネル部12の照明に加え
て所要の広告効果を発揮し得る。
また、この受付機筐体11内には、コインが投
入されることで、前記フイルム投入口部材13か
らの撮影済パトローネフイルムFの投入を始めと
する受付け処理(押釦操作可能)等を可能としい
たずら等を防止するために制御機構(図示せず)
や、後述するフイルム収納部に収納保管されるこ
とで受付けされた依頼のフイルムFのデータ(店
名およびその電話番号、受付け日時および受付け
番号、プリントタイプ、暗証番号、フイルム収納
保管番地等)を印字したレシートRを顧客に対し
仕上り引換え券として発行すると同時に筐体11
内の記録レシートにも同様の記録印字を行なう小
型プリンタ等によるレシート発行部20等が内設
され、さらにそのレシート送出口15(送出口)
に対し前記フイルム投入口部材13等からフイル
ムFやそれ以外の異物、まらコイン等を落下させ
て返却するための排出、返却用のダクト21等が
設けられている。
入されることで、前記フイルム投入口部材13か
らの撮影済パトローネフイルムFの投入を始めと
する受付け処理(押釦操作可能)等を可能としい
たずら等を防止するために制御機構(図示せず)
や、後述するフイルム収納部に収納保管されるこ
とで受付けされた依頼のフイルムFのデータ(店
名およびその電話番号、受付け日時および受付け
番号、プリントタイプ、暗証番号、フイルム収納
保管番地等)を印字したレシートRを顧客に対し
仕上り引換え券として発行すると同時に筐体11
内の記録レシートにも同様の記録印字を行なう小
型プリンタ等によるレシート発行部20等が内設
され、さらにそのレシート送出口15(送出口)
に対し前記フイルム投入口部材13等からフイル
ムFやそれ以外の異物、まらコイン等を落下させ
て返却するための排出、返却用のダクト21等が
設けられている。
さて、本考案によれば、上述したフイルム投入
口部材13を、第1図ないし第3図に示されるよ
うに、その背面側のアーム部22下端を筐体11
内で回動可能に軸支することで、操作パネル部1
2前面開口から引出し可能に配設し、かつこのフ
イルム投入口部材13の引出し時において上端部
に露呈して開放されるフイルム受入口23を、撮
影済パトローネフイルムFを縦方向に挿入し得る
ようにパトローネ断面形状に合わせた形状をも
ち、しかも下端が前記筐体11の外部に露呈する
下端部にかけて貫通させて形成するとともに、こ
の投入口部材13下端部に、投入口部材13の引
出し時においてフイルム受入口23の下端側開口
の一部を塞ぐように臨んでフイルムFの下端を係
止し得る係止手段(本実施例では後述するストツ
パレバー24)を付設するようにしたところに特
徴を有している。
口部材13を、第1図ないし第3図に示されるよ
うに、その背面側のアーム部22下端を筐体11
内で回動可能に軸支することで、操作パネル部1
2前面開口から引出し可能に配設し、かつこのフ
イルム投入口部材13の引出し時において上端部
に露呈して開放されるフイルム受入口23を、撮
影済パトローネフイルムFを縦方向に挿入し得る
ようにパトローネ断面形状に合わせた形状をも
ち、しかも下端が前記筐体11の外部に露呈する
下端部にかけて貫通させて形成するとともに、こ
の投入口部材13下端部に、投入口部材13の引
出し時においてフイルム受入口23の下端側開口
の一部を塞ぐように臨んでフイルムFの下端を係
止し得る係止手段(本実施例では後述するストツ
パレバー24)を付設するようにしたところに特
徴を有している。
なお、この投入口部材13をコインの投入にて
開けるようにすれば、いたずら等を防ぐうえで、
より一層効果的である。
開けるようにすれば、いたずら等を防ぐうえで、
より一層効果的である。
これを詳述すると、前記フイルム受入口23
は、第2図および第3図から明らかなように、パ
トローネフイルムFを縦方向に投入し得るような
パトローネ断面形状に合わせた形状と大きさをも
つて形成され、これにより少なくともそれ以上の
大きさのものは投入できないように構成されてい
る。また、このフイルム受入口23は、投入口部
材13の上下に貫通して形成され、この投入口部
材13の引出し時においてパトローネフイルムF
よりも小さなものやいたずらによる水等の流動物
は、そのまま筐体11外部で落下して排出される
ような構成とされている。
は、第2図および第3図から明らかなように、パ
トローネフイルムFを縦方向に投入し得るような
パトローネ断面形状に合わせた形状と大きさをも
つて形成され、これにより少なくともそれ以上の
大きさのものは投入できないように構成されてい
る。また、このフイルム受入口23は、投入口部
材13の上下に貫通して形成され、この投入口部
材13の引出し時においてパトローネフイルムF
よりも小さなものやいたずらによる水等の流動物
は、そのまま筐体11外部で落下して排出される
ような構成とされている。
さらに、この投入口部材13の下端部には、そ
の引出し時において正規のパトローネフイルムF
が下方に落下しないように受入口23下端側開口
の一部を塞ぐように開口内にわずかに臨んで係止
し得るストツパレバー24が、上述したフイルム
受入口23の下端側開口での係止手段として設け
られている。このストツパレバー24は、投入口
部材13の下端部前側で回動可能に支持され、か
つスプリング25によつて常時第3図中反時計方
向に付勢されるとともに、その一部には係合突起
24aが設けられ、投入口部材13を筐体11側
に押し込んで閉じたときに、筐体11内に設けら
れた係合部26に係合して回動され、これにより
フイルム受入口23の下端側開口を開放するよう
な構成とされている。
の引出し時において正規のパトローネフイルムF
が下方に落下しないように受入口23下端側開口
の一部を塞ぐように開口内にわずかに臨んで係止
し得るストツパレバー24が、上述したフイルム
受入口23の下端側開口での係止手段として設け
られている。このストツパレバー24は、投入口
部材13の下端部前側で回動可能に支持され、か
つスプリング25によつて常時第3図中反時計方
向に付勢されるとともに、その一部には係合突起
24aが設けられ、投入口部材13を筐体11側
に押し込んで閉じたときに、筐体11内に設けら
れた係合部26に係合して回動され、これにより
フイルム受入口23の下端側開口を開放するよう
な構成とされている。
そして、このような構成による投入口部材13
によれば、パトローネフイルムFのみを受入れて
筐体11内に導入し得るようになつているため、
簡単な構成にもかかわらず、いたずら等による筐
体11内部に損傷や収納保管している依頼済のフ
イルムFの損傷等を防止するうえで、その効果を
発揮し得るものである。
によれば、パトローネフイルムFのみを受入れて
筐体11内に導入し得るようになつているため、
簡単な構成にもかかわらず、いたずら等による筐
体11内部に損傷や収納保管している依頼済のフ
イルムFの損傷等を防止するうえで、その効果を
発揮し得るものである。
ここで、フイルム受入口23の下端側開口を、
投入口部材13の引出し時において一部を閉じる
ように臨んでフイルムFの落下を防ぐ係止手段と
してのストツパレバー24の構造等としては、
種々の変形例が考えられるものである。要は、投
入口部材13の引出し時においてフイルムFのみ
を受入口23内で一時的に係止し、閉じたときに
これを開放し得る係止手段であればよいものであ
る。
投入口部材13の引出し時において一部を閉じる
ように臨んでフイルムFの落下を防ぐ係止手段と
してのストツパレバー24の構造等としては、
種々の変形例が考えられるものである。要は、投
入口部材13の引出し時においてフイルムFのみ
を受入口23内で一時的に係止し、閉じたときに
これを開放し得る係止手段であればよいものであ
る。
なお、前述した筐体11前面の操作パネル部1
2において、押釦17a,17b,17cを、こ
の投入口部材13が閉じられたことを検知するこ
とにより、押圧操作可能な状態とするようにして
もよい。
2において、押釦17a,17b,17cを、こ
の投入口部材13が閉じられたことを検知するこ
とにより、押圧操作可能な状態とするようにして
もよい。
さらに、本実施例によれば、フイルム投入口部
材13のフイルム受入口23によつて筐体11内
に導入して落下される撮影済パトローネフイルム
Fを選別して一時的に係止保持しフイルムFの注
文、取消しを選択可能とする保持部30と、この
保持部30から受付すべきフイルムFのみを移送
する移送機構31と、この移送機構31により上
部開口32aから投入される複数個のフイルムF
を積層状態で収納保持し得るように筐体11内に
立設支持された複数本の筒状カートリツジ32か
らなるフイルム収納部33を、筐体11内に配設
するようにしている。ここで、このフイルム収納
部33に対しては、収納すべきフイルムFのカー
トリツジ番号およびその内部収納番地を検出する
検出機構34,35が付設されている。
材13のフイルム受入口23によつて筐体11内
に導入して落下される撮影済パトローネフイルム
Fを選別して一時的に係止保持しフイルムFの注
文、取消しを選択可能とする保持部30と、この
保持部30から受付すべきフイルムFのみを移送
する移送機構31と、この移送機構31により上
部開口32aから投入される複数個のフイルムF
を積層状態で収納保持し得るように筐体11内に
立設支持された複数本の筒状カートリツジ32か
らなるフイルム収納部33を、筐体11内に配設
するようにしている。ここで、このフイルム収納
部33に対しては、収納すべきフイルムFのカー
トリツジ番号およびその内部収納番地を検出する
検出機構34,35が付設されている。
このような構成を採用すると、顧客がフイルム
投入口部材13を筐体11外部に引出し、そのフ
イルム受入口23に撮影済パトローネフイルムF
を挿入し、この投入口部材13を筐体11内に押
し込んで閉じることにより、このフイルム投入口
部材13の受入口23の下端側開口から、ストツ
パレバー24の係止解除によつて落下した撮影済
パトローネフイルムFは、その下側の保持部30
にて一時的に係止保持される。そして、この状態
において、顧客が、筐体11の前面に設けられた
操作パネル部12の操作押釦17a,17b,1
7cを押釦操作すると、撮影済パトローネフイル
ムFは、上述した保持部30から移送機構31を
介して、フイルム収納部33において自動的に番
地が指定されるカートリツジ32内の空所に移送
されて導入され、効率よく収納保管し得るもので
ある。一方、上述した保持部30での係止状態に
おいて、顧客が注文操作を取消したいと考えたと
きには、取消し釦18bの操作で保持部30での
係止を解除することにより、フイルムFを、その
下方のダクト21を介して前記送出口15から返
却し得るものである。
投入口部材13を筐体11外部に引出し、そのフ
イルム受入口23に撮影済パトローネフイルムF
を挿入し、この投入口部材13を筐体11内に押
し込んで閉じることにより、このフイルム投入口
部材13の受入口23の下端側開口から、ストツ
パレバー24の係止解除によつて落下した撮影済
パトローネフイルムFは、その下側の保持部30
にて一時的に係止保持される。そして、この状態
において、顧客が、筐体11の前面に設けられた
操作パネル部12の操作押釦17a,17b,1
7cを押釦操作すると、撮影済パトローネフイル
ムFは、上述した保持部30から移送機構31を
介して、フイルム収納部33において自動的に番
地が指定されるカートリツジ32内の空所に移送
されて導入され、効率よく収納保管し得るもので
ある。一方、上述した保持部30での係止状態に
おいて、顧客が注文操作を取消したいと考えたと
きには、取消し釦18bの操作で保持部30での
係止を解除することにより、フイルムFを、その
下方のダクト21を介して前記送出口15から返
却し得るものである。
したがつて、このような構成によれば、きわめ
て簡単かつ適切にフイルムFの現像・焼付依頼を
行なえるばかりでなく、多数本のフイルムFを判
別できる状態で収納することができ、さらに顧客
に対しその番地データ等を印字したレシートRを
引換え券として発行しておくことにより、対応す
る依頼フイルムFとの照会を簡単かつ正確に行な
える。
て簡単かつ適切にフイルムFの現像・焼付依頼を
行なえるばかりでなく、多数本のフイルムFを判
別できる状態で収納することができ、さらに顧客
に対しその番地データ等を印字したレシートRを
引換え券として発行しておくことにより、対応す
る依頼フイルムFとの照会を簡単かつ正確に行な
える。
ここで、上述した保持部30は、第1図に示さ
れるように、ソレノイド30aにより駆動される
アーム30bで回動される保持台30cからな
り、前記投入口部材13が筐体11内に押込まれ
ることでストツパレバー24が外れて落下するフ
イルムFを、その下側で受取りかつこれを一時的
に係止保持し得るような構成とされている。な
お、この保持部30にはフイルムセンサ36が付
設され、フイルムFが上方から落下してきたか否
かを検出できるようになつている。さらに、この
保持部30は前記取消し釦18bと連動してお
り、取消し時には、保持台30cが下方に回動し
てフイルムFを前記ダクト21を介して落下さ
せ、前記レシート送出口15にコイン等と共に落
下させて返却し得るようになつている。
れるように、ソレノイド30aにより駆動される
アーム30bで回動される保持台30cからな
り、前記投入口部材13が筐体11内に押込まれ
ることでストツパレバー24が外れて落下するフ
イルムFを、その下側で受取りかつこれを一時的
に係止保持し得るような構成とされている。な
お、この保持部30にはフイルムセンサ36が付
設され、フイルムFが上方から落下してきたか否
かを検出できるようになつている。さらに、この
保持部30は前記取消し釦18bと連動してお
り、取消し時には、保持台30cが下方に回動し
てフイルムFを前記ダクト21を介して落下さ
せ、前記レシート送出口15にコイン等と共に落
下させて返却し得るようになつている。
また、前記移送機構31は、モータ37aによ
つて水平方向において反転回動されるアーム37
と、その先端部に付設され前記保持部30で保持
されているフイルムFの外周部に対向してこれを
選択的に吸着する電磁石38とからなり、顧客に
よる受付釦の押圧操作により、フイルムF(ほと
んどのパトローネは鉄板製である)を吸着保持
し、その状態で反転回動することによりフイルム
Fを筐体11背面側の収納部33側に移送し、所
定のカートリツジ32の上部開口32aの上方で
フイルムFを切離し、その下側に位置するカート
リツジ32内に落下収納させ得るようになつてい
る。なお、この移送機構31としては、上述した
ようなフイルムFの移送が可能な構成であればよ
く、たとえばフイルムFを挾持することで移送す
るアーム構造等、種々の変形例が考えられる。
つて水平方向において反転回動されるアーム37
と、その先端部に付設され前記保持部30で保持
されているフイルムFの外周部に対向してこれを
選択的に吸着する電磁石38とからなり、顧客に
よる受付釦の押圧操作により、フイルムF(ほと
んどのパトローネは鉄板製である)を吸着保持
し、その状態で反転回動することによりフイルム
Fを筐体11背面側の収納部33側に移送し、所
定のカートリツジ32の上部開口32aの上方で
フイルムFを切離し、その下側に位置するカート
リツジ32内に落下収納させ得るようになつてい
る。なお、この移送機構31としては、上述した
ようなフイルムFの移送が可能な構成であればよ
く、たとえばフイルムFを挾持することで移送す
るアーム構造等、種々の変形例が考えられる。
そして、このような構成による保持部30およ
び移送機構31によつても、前述したフイルム投
入口部材13と共に、フイルムFの形状、寸法、
材質等についての選別を適切かつ確実に行なえる
もので、パトローネフイルムF以外のものが、フ
イルム収納部33におけるカートリツジ32内に
収納されることを殆ど防止でき、いたずら等によ
る不具合を一掃し得るものである。たとえば保持
部30でのフイルムFの有無を検出するフイルム
センサ36が作動しないときには、前記受入口2
3内に紙やスポンジ等といつた軟らかいものが詰
られているといつた状態にあることになる。この
ような場合には、フイルム投入口部材13が筐体
11内に押込まれて閉じている状態で、そのフイ
ルム受入口23に対応する部分に排出機構等を設
けておき、これを作動させることにより上記異物
を排出し、機器動作を復旧させるといつた対策を
講じるとよい。
び移送機構31によつても、前述したフイルム投
入口部材13と共に、フイルムFの形状、寸法、
材質等についての選別を適切かつ確実に行なえる
もので、パトローネフイルムF以外のものが、フ
イルム収納部33におけるカートリツジ32内に
収納されることを殆ど防止でき、いたずら等によ
る不具合を一掃し得るものである。たとえば保持
部30でのフイルムFの有無を検出するフイルム
センサ36が作動しないときには、前記受入口2
3内に紙やスポンジ等といつた軟らかいものが詰
られているといつた状態にあることになる。この
ような場合には、フイルム投入口部材13が筐体
11内に押込まれて閉じている状態で、そのフイ
ルム受入口23に対応する部分に排出機構等を設
けておき、これを作動させることにより上記異物
を排出し、機器動作を復旧させるといつた対策を
講じるとよい。
また、上述したフイルム収納部33としては、
たとえば第1図、さらには第4図および第5図か
らも明らかなように、モータ40で所定角度づつ
回動される回転円板41上で周方向に所定間隔を
おいて立設された複数本の筒状カートリツジ32
を有し、これらを一本づつ前記移送機構31によ
る移送位置に対応させ、フイルムFを順次収納し
て保管し得るような構成とするとよい。ここで、
これらカートリツジ32は、その軸線方向にフイ
ルムFを複数段積み重ねて収納するような筒状を
呈し、その上部開口32aには、収納したフイル
ムFがカートリツジ32を取外して持運ぶ際に脱
落しないような一方向弁構造による蓋体42が設
けられている。なお、本実施例では、カートリツ
ジ32として円筒状を示したが、角筒状であつて
もよく、さらにそのフイルムFの収納個数やカー
トリツジ32の本数等としても、実施例構造には
限定されず、筐体11の大きさや必要に応じて適
宜設定すればよい。
たとえば第1図、さらには第4図および第5図か
らも明らかなように、モータ40で所定角度づつ
回動される回転円板41上で周方向に所定間隔を
おいて立設された複数本の筒状カートリツジ32
を有し、これらを一本づつ前記移送機構31によ
る移送位置に対応させ、フイルムFを順次収納し
て保管し得るような構成とするとよい。ここで、
これらカートリツジ32は、その軸線方向にフイ
ルムFを複数段積み重ねて収納するような筒状を
呈し、その上部開口32aには、収納したフイル
ムFがカートリツジ32を取外して持運ぶ際に脱
落しないような一方向弁構造による蓋体42が設
けられている。なお、本実施例では、カートリツ
ジ32として円筒状を示したが、角筒状であつて
もよく、さらにそのフイルムFの収納個数やカー
トリツジ32の本数等としても、実施例構造には
限定されず、筐体11の大きさや必要に応じて適
宜設定すればよい。
また、上述した各カートリツジ32には、それ
ぞれを特定する番号が付けられており、それを識
別する検出機構34として、円板41下部に複数
個のオン・オフスイツチ43が付設され、第1図
に示されるように、カートリツジ32下部に任意
に突設された突部44によりオンまたはオフされ
るスイツチ信号でカートリツジ番号を特定するよ
うな構成とされている。さらに、各カートリツジ
32の両側には、軸線方向に所定間隔おいてフイ
ルムFを検出する受、発光素子45,46による
検出機構35が付設され、これにより何番目に収
納されるフイルムFであるかという番地を特定で
きるような構成となつている。
ぞれを特定する番号が付けられており、それを識
別する検出機構34として、円板41下部に複数
個のオン・オフスイツチ43が付設され、第1図
に示されるように、カートリツジ32下部に任意
に突設された突部44によりオンまたはオフされ
るスイツチ信号でカートリツジ番号を特定するよ
うな構成とされている。さらに、各カートリツジ
32の両側には、軸線方向に所定間隔おいてフイ
ルムFを検出する受、発光素子45,46による
検出機構35が付設され、これにより何番目に収
納されるフイルムFであるかという番地を特定で
きるような構成となつている。
そして、このような構成を採用すれば、多数本
保管することが必要とされるフイルムFを効率よ
く収納、保管し得るもので、機器筐体11の小型
化やコンパクト化等が可能となるばかりでなく、
その収納番地を簡単かつ適切に特定でき、これを
顧客に渡すレシートRで指定しておくことで、引
換え時にフイルムFとの照会が容易にしかも確実
に行なえる。
保管することが必要とされるフイルムFを効率よ
く収納、保管し得るもので、機器筐体11の小型
化やコンパクト化等が可能となるばかりでなく、
その収納番地を簡単かつ適切に特定でき、これを
顧客に渡すレシートRで指定しておくことで、引
換え時にフイルムFとの照会が容易にしかも確実
に行なえる。
したがつて、このようなフイルムの現像・焼付
受付機10によれば、撮影済フイルムFを、投入
口部材13を引出し、そのフイルム受入口23内
に上端側開口から挿入した後、投入口部材13を
筐体11内に押し込みで閉じることにより、フイ
ルムFは、筐体11内において投入口部材13の
フイルム受入口23の下端側開口から落下させる
ことにより、その下側の保持部30にて一時的に
検止保持することが可能となる。そして、この状
態において、顧客が操作パネル部12によつて所
要の押釦操作を行なうだけで、フイルムFは保持
部30から移送機構31によつて自動的にフイル
ム収納部32を構成する任意のカートリツジ32
内に移送して収納され、これによりDPE受付が
完了するため、その操作がきわめて簡単に行なえ
る。さらに、このフイルムの現像・焼付受付機1
0では、フイルムやコイン等の返却口を兼るレシ
ート送出口15を備えているため、顧客のDPE
依頼に対する自由度を増大させ得るとともに、不
慣れな顧客等の注文ミスやDPE受付の取消し等
の要求に対しての対処も可能で、顧客に安心感を
持たせることができる。また、コインの投入によ
り各部を作動可能な状態とするような構成を採用
することで、いたずら等に対する保護機能を、よ
り一層発揮し得るものである。
受付機10によれば、撮影済フイルムFを、投入
口部材13を引出し、そのフイルム受入口23内
に上端側開口から挿入した後、投入口部材13を
筐体11内に押し込みで閉じることにより、フイ
ルムFは、筐体11内において投入口部材13の
フイルム受入口23の下端側開口から落下させる
ことにより、その下側の保持部30にて一時的に
検止保持することが可能となる。そして、この状
態において、顧客が操作パネル部12によつて所
要の押釦操作を行なうだけで、フイルムFは保持
部30から移送機構31によつて自動的にフイル
ム収納部32を構成する任意のカートリツジ32
内に移送して収納され、これによりDPE受付が
完了するため、その操作がきわめて簡単に行なえ
る。さらに、このフイルムの現像・焼付受付機1
0では、フイルムやコイン等の返却口を兼るレシ
ート送出口15を備えているため、顧客のDPE
依頼に対する自由度を増大させ得るとともに、不
慣れな顧客等の注文ミスやDPE受付の取消し等
の要求に対しての対処も可能で、顧客に安心感を
持たせることができる。また、コインの投入によ
り各部を作動可能な状態とするような構成を採用
することで、いたずら等に対する保護機能を、よ
り一層発揮し得るものである。
ここで、上述した受付機10内に装備される制
御部に対し、データ用クロツクや、受付メモリの
バツクアツプ機能等を付設したり、夜間時等にお
いて、表示部、操作釦部等を照明するような照明
装置のオン・オフスイツチ等を付設するようにす
れば、この種のフイルムの現像・焼付受付機10
としての機能をより一層発揮し得るものである。
また、上述した筐体11や保存フイルムFおよび
コイン取出し部等は、盗難等を防ぐうえで強固に
形成することが必要であることは勿論であり、さ
らにこれに警報装置等を付設するようにしてもよ
い。
御部に対し、データ用クロツクや、受付メモリの
バツクアツプ機能等を付設したり、夜間時等にお
いて、表示部、操作釦部等を照明するような照明
装置のオン・オフスイツチ等を付設するようにす
れば、この種のフイルムの現像・焼付受付機10
としての機能をより一層発揮し得るものである。
また、上述した筐体11や保存フイルムFおよび
コイン取出し部等は、盗難等を防ぐうえで強固に
形成することが必要であることは勿論であり、さ
らにこれに警報装置等を付設するようにしてもよ
い。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえばフイルムの現像・焼
付受付機の筐体11形状としては、種々の変形例
が考えられるもので、要は意匠的に優れ、顧客に
とつて見易い形状で形成すればよい。
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえばフイルムの現像・焼
付受付機の筐体11形状としては、種々の変形例
が考えられるもので、要は意匠的に優れ、顧客に
とつて見易い形状で形成すればよい。
以上説明したように本考案に係るフイルムの現
像・焼付受付機によれば、筐体の前面開口から引
出し可能に配設されたフイルム投入口部材を備
え、その引出し時において上端部に露呈されるフ
イルム受入口を、撮影済パトローネフイルムを縦
方向に挿入し得る形状をもつて筐体外部に露呈し
ている投入口部材下端部まで貫通して形成すると
ともに、この投入口部材下端部に、引出し時にお
いて受入口の一部を塞ぐように臨みフイルムを係
止する係止手段を付設するようにしたので、簡単
かつ安価な構成にもかかわらず、撮影済パトロー
ネフイルムのみを簡単かつ適切に選別して筐体
内、さらにはフイルム収納部に導入することがで
き、いたずら等による異物によつて筐体内の各機
構部や保管している依頼済フイルム等の損傷を未
然に防止し得る等といつた実用上種々優れた効果
がある。
像・焼付受付機によれば、筐体の前面開口から引
出し可能に配設されたフイルム投入口部材を備
え、その引出し時において上端部に露呈されるフ
イルム受入口を、撮影済パトローネフイルムを縦
方向に挿入し得る形状をもつて筐体外部に露呈し
ている投入口部材下端部まで貫通して形成すると
ともに、この投入口部材下端部に、引出し時にお
いて受入口の一部を塞ぐように臨みフイルムを係
止する係止手段を付設するようにしたので、簡単
かつ安価な構成にもかかわらず、撮影済パトロー
ネフイルムのみを簡単かつ適切に選別して筐体
内、さらにはフイルム収納部に導入することがで
き、いたずら等による異物によつて筐体内の各機
構部や保管している依頼済フイルム等の損傷を未
然に防止し得る等といつた実用上種々優れた効果
がある。
また、本考案によれば、フイルム投入口部材を
筐体内に押込んだ時にフイルム受入口から落下す
るフイルムを一時的に係止保持しフイルムの受
付、取消しを選択可能とする保持部と、この保持
部お下方に設けられ保持部での係止解除によつて
落下するフイルムを筐体前面下側に開口している
送出口に返却する機能を有するダクトと、前記保
持部で係止保持された受付すべきフイルムのみを
移送する移送機構およびこの移送されたフイルム
を積層状態で収納保持するフイルム収納部を備え
ているので、フイルムのみを必要に応じて収納保
管し、それ以外は筐体外部に返却または送出する
ことができるため、いたずら等に対しての保護機
能を発揮し得るとともに、操作性に面でも優れて
いる等の利点もある。さらに、本考案によれば、
パトローネフイルムのみを順次収納部に積層して
収納、保管することから、収納効率を増大させ得
るという利点もある。
筐体内に押込んだ時にフイルム受入口から落下す
るフイルムを一時的に係止保持しフイルムの受
付、取消しを選択可能とする保持部と、この保持
部お下方に設けられ保持部での係止解除によつて
落下するフイルムを筐体前面下側に開口している
送出口に返却する機能を有するダクトと、前記保
持部で係止保持された受付すべきフイルムのみを
移送する移送機構およびこの移送されたフイルム
を積層状態で収納保持するフイルム収納部を備え
ているので、フイルムのみを必要に応じて収納保
管し、それ以外は筐体外部に返却または送出する
ことができるため、いたずら等に対しての保護機
能を発揮し得るとともに、操作性に面でも優れて
いる等の利点もある。さらに、本考案によれば、
パトローネフイルムのみを順次収納部に積層して
収納、保管することから、収納効率を増大させ得
るという利点もある。
第1図は本考案に係るフイルムの現像・焼付受
付機の一実施例を示す概略構成図、第2図および
第3図は本考案を特徴づけるフイルム投入口部材
を示す概略斜視図およびその要部平面図、第4図
および第5図はフイルム収納部の概略斜視図およ
びその要部拡大斜視図、第6図は受付機筐体の外
観を示す概略斜視図である。 10……フイルムの現像・焼付受付機、11…
…受付機筐体、12……操作パネル、13……フ
イルム投入口部材、14……コイン投入口、15
……フイルム返却を兼るレシート送出口、20…
…レシート発行部、23……受入口、24……ス
トツパレバー(係止手段)、30……フイルム保
持部、31……移送機構、32……カートリツ
ジ、32a……上部開口、33……フイルム収納
部、34,35……検出機構、40……モータ、
41……回転円板、F……撮影済パトローネフイ
ルム、R……レシート。
付機の一実施例を示す概略構成図、第2図および
第3図は本考案を特徴づけるフイルム投入口部材
を示す概略斜視図およびその要部平面図、第4図
および第5図はフイルム収納部の概略斜視図およ
びその要部拡大斜視図、第6図は受付機筐体の外
観を示す概略斜視図である。 10……フイルムの現像・焼付受付機、11…
…受付機筐体、12……操作パネル、13……フ
イルム投入口部材、14……コイン投入口、15
……フイルム返却を兼るレシート送出口、20…
…レシート発行部、23……受入口、24……ス
トツパレバー(係止手段)、30……フイルム保
持部、31……移送機構、32……カートリツ
ジ、32a……上部開口、33……フイルム収納
部、34,35……検出機構、40……モータ、
41……回転円板、F……撮影済パトローネフイ
ルム、R……レシート。
Claims (1)
- 筐体前面に穿設された開口から引出し可能に配
設されかつ引出し時において上端部に露呈して開
口される撮影済パトローネフイルムのフイルム受
入口を有するフイルム投入口部材と、このフイル
ム投入口部材を筐体内に押込んで閉じたときに前
記フイルム受入口から落下するフイルムを一時的
に係止保持しフイルムの受付または取消しを選択
可能とする保持部と、この保持部の下方に設けら
れ保持部での係止解除によつて落下するフイルム
を前記筐体前面の下側に開口している送出口に返
却する機能を有するダクトと、前記保持部で係止
保持されている受付すべきフイルムのみを移送す
る移送機構と、この移送機構によつて移送された
フイルムを積層状態で収納保持するフイルム収納
部とを備えてなり、前記フイルム投入口部材のフ
イルム受入口は、撮影済パトローネフイルムのみ
を縦方向に挿入し得るようなパトローネフイルム
の断面形状に合わせた形状をもつて、その下端側
がフイルム投入口部材の引出し時に筐体外側に位
置する下端部にかけて貫通して形成されるととも
に、このフイルム投入口部材の下端部には、その
引出し時においてフイルム受入口の一部を塞ぐよ
うに臨んでフイルムの脱落を係止しかつ筐体内に
押し込んで閉じた時にフイルム受入口の下端側開
口からのフイルムの脱落を許容する係止手段が付
設されていることを特徴とするフイルムの現像・
焼付受付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6399286U JPH0534070Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6399286U JPH0534070Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179690U JPS62179690U (ja) | 1987-11-14 |
JPH0534070Y2 true JPH0534070Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=30899738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6399286U Expired - Lifetime JPH0534070Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534070Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6399286U patent/JPH0534070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62179690U (ja) | 1987-11-14 |
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