JPH05340541A - 触媒燃焼装置 - Google Patents

触媒燃焼装置

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JPH05340541A
JPH05340541A JP14939792A JP14939792A JPH05340541A JP H05340541 A JPH05340541 A JP H05340541A JP 14939792 A JP14939792 A JP 14939792A JP 14939792 A JP14939792 A JP 14939792A JP H05340541 A JPH05340541 A JP H05340541A
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JP
Japan
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fuel
combustor
combustion
catalyst
gas turbine
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Application number
JP14939792A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yamada
正彦 山田
Toshiaki Tsuchiya
利明 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05340541A publication Critical patent/JPH05340541A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガスタービンを緊急停止する場合でもセラミッ
クによる触媒部の損傷を防止でき、それにより触媒寿命
の長期化が図れるようにする。 【構成】燃焼ガス流路にセラミックを基体とする触媒部
26を設けたガスタービン燃焼器21と、この燃焼器2
1の燃焼ガス流路の触媒部上下流に燃料供給を行う燃料
供給系統22と、ガスタービンの緊急停止時に燃焼器2
1への燃料供給系統を緊急閉止する遮断弁機構34とを
備える。燃焼器21の触媒部26の上流側へ燃料を供給
する燃料供給系統に対し、遮断弁機構34の緊急閉止時
における燃焼器21への燃料供給停止時期を一定時間遅
延させる燃料供給停止制御用の手段38を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン発電シス
テム等に適用される触媒燃焼装置に係り、とりわけガス
タービン燃焼器にセラミックを基体とする触媒部を設け
た触媒燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の見地から各種エネ
ルギ機器のCO2 放出問題が提起され、CO2 低減の方
法として高効率のエネルギ利用が推進されている。その
一環として、ガスタービンと蒸気タービンとを組合せた
コンバインドサイクルや、ガスタービンの排熱を利用し
て蒸気発生等の熱源とするコジェネレーションシステム
等が開発され、その需要は益々高まっている。
【0003】ところが、このような高効率のガスタービ
ン発電システムの運用段階で、酸性雨の原因物質の一つ
である窒素酸化物(NOx )の発生という新たな問題が指
摘されている。このため、さらにNOx 抑制技術が研究さ
れ、その一手段として例えば特公平1−28843号や
特開平2−52930号等で開示されているような触媒
燃焼装置が提案されている。
【0004】図5は、前記開示の触媒燃焼装置を例示し
たものである。
【0005】この触媒燃焼装置は、筒状のガスタービン
燃焼器(以下、単に燃焼器ともいう)1と、この燃焼器
1に燃料供給を行う燃料供給系統2とを備えている。
【0006】燃焼器1は、軸方向一端側から順に予燃焼
部3、予混合部4、および分割流路1a後の気相燃焼部
5を有する構成とされ、予混合部4と気相燃焼部5との
間に触媒部6が設けられている。
【0007】燃料供給系統2は、燃料母管7を燃焼器1
の各部に対応して、予燃焼燃料配管8、予混合燃料配管
9および気相燃焼燃料配管10に分岐した構成とされて
いる。予燃焼燃料配管8は予燃焼燃料ノズル11を介し
て予燃焼部3に接続され、予混合燃料配管9は予混合ノ
ズル12を介して予混合部4に接続され、気相燃焼燃料
配管10は気相燃焼燃料ノズル13を介して気相燃焼部
5に接続されている。
【0008】燃料母管7には、遮断弁14とその駆動部
である遮断信号発生部15とからなる遮断弁機構16が
設けられ、また予燃焼燃料配管8、予混合燃料配管9お
よび気相燃焼燃料配管10にはそれぞれ流量調節弁17
a,17b,17cが設けられている。
【0009】しかして運転時には、予燃焼燃料が予燃焼
燃料ノズル11から予燃焼部3に供給されて反応し、こ
の予燃焼により温度上昇した燃焼ガスは、予混合ノズル
12からの予混合燃料と予混合部4で混合された後、触
媒部6に達し、触媒入口温度を触媒燃焼が開始可能な温
度まで上昇させる。
【0010】温度上昇した触媒部6では触媒反応が起
り、予混合燃料の供給量の調節により1000℃以下の酸化
反応温度に調整される。触媒部6を通過して部分的に酸
化され、未燃焼分を多量に含んだ燃焼ガスには気相部燃
料3が混合され、気相燃焼部11で完全燃焼が行われ
る。
【0011】以上の燃焼により、サーマルNOx の発生源
である高温度の燃焼領域が無くなり、NOx の発生が大幅
に抑制される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、ガスタービンの緊急停止時に問題
が生じる。すなわち、ガスタービンを緊急停止する場
合、通常は発電機等の負荷がガスタービンから切離され
る。この場合、燃焼器で燃焼が持続すると、そのエネル
ギがタービンロータの加速方向に作用し、タービンロー
タが設計された危険回転数を超える高速回転、いわゆる
オーバスピード状態になる可能性がある。
【0013】そこで、オーバスピード状態にならないよ
うに、燃焼装置の遮断弁を最短時間で閉とし、燃料の遮
断によるガスタービン自身の抵抗で制動効果を高めてい
る。
【0014】一方、触媒燃焼では1000℃もの高温燃焼と
なることから、触媒部がセラミック部材を基体とし、そ
の表面に貴金属触媒を塗布した高温強度の高い構成とさ
れている。
【0015】しかし、セラミックは熱伝導度が低く、急
激な温度変動に対して熱応力が大きくなる欠点を持って
いる。そのため、上記のように通常の緊急停止方法を採
用して最短時間で燃料を遮断すると、セラミック部材に
熱衝撃によるクラックが生じ、数回の緊急停止で触媒の
破壊に至るという問題が生じるものである。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ガスタービンを緊急停止する場合でもセラミッ
クによる触媒部の損傷を防止でき、それにより触媒寿命
の長期化が図れる触媒燃焼装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、燃焼ガス流路にセラミックを基体とする
触媒部を設けたガスタービン燃焼器と、この燃焼器の燃
焼ガス流路の前記触媒部上下流に燃料供給を行う燃料供
給系統と、ガスタービンの緊急停止時に前記燃焼器への
燃料供給系統を緊急閉止する遮断弁機構とを備えた触媒
燃焼装置において、前記燃焼器の触媒部の上流側へ燃料
を供給する燃料供給系統に対し、前記遮断弁機構の緊急
閉止時における前記燃焼器への燃料供給停止時期を一定
時間遅延させる燃料供給停止制御用の手段を設けたこと
を特徴とする。
【0018】なお、燃料停止速度制御用の手段は望まし
くは、遮断弁機構の閉止速度を遅延させる弁制御装置、
または燃料供給系統の遮断弁機構の下流側に設けたバッ
ファタンクとして構成される。
【0019】
【作用】発明者において、ガスタービン緊急停止時の触
媒部の冷却原因を検討したところ、遮断弁機構も緊急に
閉となることにより、触媒部に燃料を含まない空気が通
過することにあることが判った。
【0020】すなわち、燃焼器に供給される空気温度は
圧縮機吐出温度であり、通常400 ℃前後である。一方、
触媒部は上述したように運転中、約1000℃に加熱されて
いる。セラミック部材は前記の如く高温強度は高いが、
熱伝導度が低く、熱衝撃に比較的弱い。発明者の回析結
果では、温度降下時間が2秒以下の場合、セラミック部
材の許容応力以上の熱応力が発生し、破損することが明
らかになっった。
【0021】そこで、上述した本発明の構成は、ガスタ
ービンが緊急停止した場合に触媒部の上流側に供給され
る燃料の供給停止に至る時間に積極的に遅れを生じさ
せ、燃料供給量を徐々に減少させるようにして、触媒部
を通過する空気によるセラミックの冷却速度を緩和した
ものである。
【0022】したがって、本発明によると、触媒部を構
成するセラミックの温度変化が緩和され、熱衝撃が抑制
されて破壊が有効的に回避されるものである。
【0023】なお、触媒部の下流側に供給される燃料は
最短時間で遮断させればよい。この燃料は気相燃焼燃料
で、熱エネルギの供給源である燃焼器の半分以上を閉め
る燃料であり、この燃料を最短時間で遮断することによ
り、ガスタービンのロータはオーバスピード状態になら
ず、停止に向かうことになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。
【0025】本実施例の触媒燃焼装置は、図1に示すよ
うに、筒状の燃焼器21と、この燃焼器21に燃料供給
を行う燃料供給系統22とを備えている。
【0026】燃焼器21は、軸方向一端側から順に予燃
焼部23、予混合部24、および分割流路21a後の気
相燃焼部25を有する構成とされ、予混合部24と気相
燃焼部25との間に触媒部26が設けられている。
【0027】触媒部26は、セラミックを基体とするハ
ニカム部材の表面に、貴金属材料による酸化触媒を形成
したもの(セラミック触媒)によって構成されている。
【0028】燃料供給系統22は、燃料母管27を燃焼
器21の各部23,24,25に対応して、予燃焼燃料
配管28、予混合燃料配管29および気相燃焼燃料配管
30に分岐した構成とされている。ただし、本実施例で
は燃料母管27から、まず気相燃焼燃料配管30が分岐
し、その母管27の分岐点下流側の延長管27aから、
さらに予燃焼燃料配管28および予混合燃料配管29が
分岐した構成とされている。
【0029】予燃焼燃料配管28および予混合燃料配管
29は、予燃焼燃料ノズル31および予混合ノズル32
を介して、それぞれ触媒部26上流側の予燃焼部23お
よび予混合部24に接続され、また気相燃焼燃料配管3
0は、気相燃焼燃料ノズル33を介して触媒部26下流
側の気相燃焼部25に接続されている。
【0030】そして、本実施例では燃料供給系統22に
遮断弁機構34が設けられている。すなわち、予燃焼燃
料配管28および予混合燃料配管29が統合する延長管
27aと、気相燃焼燃料配管30とに、それぞれ遮断弁
35,36が設けられている。これら遮断弁35,36
には、その駆動部である遮断信号発生器37が接続さ
れ、ガスタービン停止信号に基づいて、遮断信号発生器
37から弁閉止信号が各遮断弁35,36に出力される
ようになっている。さらに燃料停止速度制御用の手段と
して、予燃焼燃料配管28および予混合燃料配管29を
閉止する遮断弁35に、その閉止速度を遅延させる弁制
御装置、すなわち弁動作速度調節器38が設けられてい
る。
【0031】なお、予燃焼燃料配管28、予混合燃料配
管29および気相燃焼燃料配管30には、それぞれ流量
調節弁39a,39b,39cが設けられている。
【0032】次に作用を説明する。
【0033】通常運転の際には、予燃焼燃料が予燃焼燃
料ノズル31を通して予燃焼部23に供給され燃焼す
る。ここで得られた高温ガスが予混合部24に供給さ
れ、予混合ノズル32を通して供給される予混合燃料と
混合され、触媒入口条件に適合した温度・濃度の予混合
気が触媒部26に供給される。触媒部26では酸化反応
が促進され、1000℃以下の温度で燃料の一部が酸化す
る。
【0034】部分酸化した燃焼ガスは、分割流路21a
で気相燃焼燃料ノズル33から供給される気相燃焼燃料
と混合され、気相燃焼部25で完全燃焼する。
【0035】ガスタービン緊急停止時には、遮断信号発
生器37からの信号が気相燃焼燃料の遮断弁36に直接
的に入力される一方、予燃焼燃料および予混合燃料の遮
断弁35には弁動作速度調節器38を介して間接的に入
力され、この弁動作速度調節器38で遮断弁35の閉止
時間に一定の遅延が設定される。
【0036】すなわち、遮断信号発生器37から閉止信
号が出力されると、気相燃焼燃料の遮断弁36は最短時
間で閉められ、気相燃焼燃料ノズル33から吐出される
気相燃焼燃料は短時間のうちになくなり、気相燃焼部2
5の中の燃焼は燃料濃度不足により失火する。
【0037】一方、予燃焼燃料および予混合燃料の遮断
弁35は弁動作速度調節器38を介しているため時間を
かけて閉められ、予燃焼部23は通常の拡散燃焼のため
吹き消えの燃空比を下回ると失火するが、触媒部26で
は供給される予混合気の温度・濃度に応じた酸化反応が
維持される。
【0038】したがって、従来の装置であれば予混合燃
料が短時間のうちになくなり、触媒部に燃料を含まない
400 ℃程度の空気が通過し、約1000℃になっているセラ
ミック触媒は熱衝撃によって破損する。実験結果による
と、温度降下時間2秒以下の場合にセラミックの許容応
力以上の熱応力が発生し、破損することが明らかになっ
た。
【0039】これに対し、本実施例の装置においては、
弁動作速度調節器38が、遮断信号発生器37からの信
号を受けるた瞬間から2秒ないし2秒以上の設定された
時間をかけて遮断弁35が全閉になるような信号を発生
させた。この結果、触媒温度は設定時間をかけて徐々に
温度降下し、破損を免がれることが確認された。
【0040】本実施例において、燃料の一部を2秒以上
の時間をかけて遮断しても危険速度に到達しない理由を
図2を用いて説明する。
【0041】図2の横軸は時間、縦軸は燃料流量を定格
点燃料流量で割った値である。気相部燃料が0.2 秒で、
予燃焼燃料および予混合燃料が2秒で切られた場合につ
いて、ある想定された燃料配分の触媒燃焼器の挙動を示
している。
【0042】実線が燃焼している燃料割合、破線が説明
のための補助線である。Aの線が0.2 秒で切られた気相
燃料の流量を示し、Bの線が2秒で切られる予燃焼燃料
および予混合燃料を示す。
【0043】Cの線は、気相部が予混合燃焼に近い燃焼
をしているために、燃料が全閉になる前に、ある一定の
燃焼温度以下で失火することを示している。触媒部で
は、予混合燃料の一部分が未燃のまま通過するので、D
の線は発熱している燃料を示している。
【0044】この図から、本実施例による燃料制御によ
って、燃焼器で発生する熱エネルギは気相部の遮断時間
以内に定格点の30%以下になることが判る。この30
%という値は、ガスタービンの無負荷の燃料流量に略匹
敵する。すなわちガスタービンがオーバスピード状態に
達することがないことを示している。
【0045】以上の実施例によれば、遮断信号発生器3
7の作用で燃料遮断時に触媒温度がセラミックの熱衝撃
許容時間である2秒以上で温度が降下する。そのために
セラミック触媒には破壊が発生しない。
【0046】また、触媒部26の下流側に供給される気
相燃焼燃料は、熱エネルギの供給源である燃焼器の半分
以上を閉める燃料であり、この燃料は最短時間で遮断す
るようにしたので、ガスタービンのロータはオーバスピ
ード状態にならず、停止に向かう。
【0047】なお、本発明は以上の実施例に限定され
ず、趣旨を変更しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0048】例えば図3に示すように、予燃焼燃料配管
31を気相燃焼燃料配管30の遮断弁36の下流側で分
岐し、予燃焼燃料および気相燃料の供給を最短時間で停
止するようにする一方、予混合燃料配管29の遮断弁3
5を弁動作速度調節器38で制御して、予混合燃料の供
給停止速度のみを低下させるようにしてもよい。
【0049】このような構成によれば、予燃焼部23で
は直ちに失火するが、触媒部は遮断前の高温度のために
触媒活性を保ち続け、予混合燃料は触媒燃焼する。した
がって、前記一実施例と同様に、セラミック触媒が2秒
以上の緩やかな温度降下をして熱衝撃を受けず、触媒寿
命を長く保つことができる。
【0050】また、燃料停止速度制御用の手段を、遮断
弁機構34の閉止速度を遅延させる弁制御装置38に代
え、例えば図4に示すように、燃料供給系統22の遮断
弁機構34の下流側に設けたバッファタンク40として
もよい。
【0051】バッファタンク40は燃料流路の途中に容
積をもたせたものであり、遮断弁35が短時間で閉めら
れても、燃焼器21内圧との差圧により、バッファタン
ク40内の燃料が2秒以上長く燃焼器21に供給され続
ける。
【0052】このように、燃料供給の停止時間の遅延を
機械的に行う構成によっても、前記一実施例と同様に、
セラミック触媒を2秒以上の緩やかな温度降下に設定で
き、熱衝撃を回避して、触媒部26の長寿命化が図れる
ものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガスタ
ービンが緊急停止した場合に触媒部の上流側に供給され
る燃料の供給停止に至る時間に遅れを生じさせ、燃料供
給量を徐々に減少させることにより、触媒部を通過する
空気によるセラミックの冷却速度を緩和するようにした
ので、ガスタービンを緊急停止する場合でもセラミック
による触媒部の損傷を防止でき、それにより触媒寿命の
長期化が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す系統構成図。
【図2】前記実施例の作用を示す特性図。
【図3】本発明の他の実施例を示す系統構成図。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す系統構成図。
【図5】従来例を示す系統構成図。
【符号の説明】 21 燃焼器(ガスタービン燃焼器) 22 燃料供給系統 26 触媒部 34 遮断弁機構 38 弁動作速度調節器(弁制御装置,燃料供給停止制
御用の手段) 40 バッファタンク(燃料供給停止制御用の手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼ガス流路にセラミックを基体とする
    触媒部を設けたガスタービン燃焼器と、この燃焼器の燃
    焼ガス流路の前記触媒部上下流に燃料供給を行う燃料供
    給系統と、ガスタービンの緊急停止時に前記燃焼器への
    燃料供給系統を緊急閉止する遮断弁機構とを備えた触媒
    燃焼装置において、前記燃焼器の触媒部の上流側へ燃料
    を供給する燃料供給系統に対し、前記遮断弁機構の緊急
    閉止時における前記燃焼器への燃料供給停止時期を一定
    時間遅延させる燃料供給停止制御用の手段を設けたこと
    を特徴とする触媒燃焼装置。
  2. 【請求項2】 燃料停止速度制御用の手段は、遮断弁機
    構の閉止速度を遅延させる弁制御装置、または燃料供給
    系統の遮断弁機構の下流側に設けたバッファタンクであ
    る請求項1に記載の触媒燃焼装置。
JP14939792A 1992-06-09 1992-06-09 触媒燃焼装置 Pending JPH05340541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111419A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Nippon Steel Corp 酸素分離ガスタービン複合システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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