JPH05339383A - ポリビニルアルコールを含有する水性プラスチック分散液の沈澱法 - Google Patents

ポリビニルアルコールを含有する水性プラスチック分散液の沈澱法

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JPH05339383A
JPH05339383A JP33626192A JP33626192A JPH05339383A JP H05339383 A JPH05339383 A JP H05339383A JP 33626192 A JP33626192 A JP 33626192A JP 33626192 A JP33626192 A JP 33626192A JP H05339383 A JPH05339383 A JP H05339383A
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precipitation
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Volker Matz
フオルカー・マッツ
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリビニルアルコールを含有する水性プラス
チック分散液の沈澱法 【構成】 ポリビニルアルコールを含有する水性プラス
チック分散液を、好ましくは廃水から沈澱及び重合固形
分を分離する方法において、該分散液に徹底的に混合し
ながら適切に次の成分 a)ホウ酸成分 b)PHをアルカリ性にするための塩基性化合物、次に c)鉄塩及び d)陽イオン高分子電解質 を添加しそしてアルカリ性媒体中で形成する沈澱物を単
離する方法。本発明による方法は、ポリビニルアルコー
ルを含有する重合体分散液が使用されるか又は廃棄物処
理されねばならずそしてポリビニルアルコールを含有す
る分散液が存在する廃水が後処理されねばならない技術
及び廃水処理の関連のある全ての分野に有利に使用する
ことができる。95%以上の澄明度を達成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリビニルアルコール
(PVAL)及び高分子分散剤の両方を単一操作におい
てポリビニルアルコールを含有する水性プラスチック分
散液から沈澱させることができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PVAL及び又、適切なら、保護コロイ
ドとしてのセルロースエステルを含有する高分子分散剤
は、生物学的下水処理装置において分解し難いと知られ
ている、極度に安定な分散系を形成することができる。
ドイツ連邦共和国の法令は、この様な分散液は廃水を介
しては廃棄物処理されてはならないことを規定してい
る。それゆえ分散液を適当な方法で、例えば物理化学的
方法で凝固させそして好ましくは邪まな有機化合物を固
体形に沈澱させそしてこれを水性相から分離することが
必要である。
【0003】鉄(III)及びアルカリ土類金属塩によるラ
テックスの沈澱によりラテックス含有廃水の精製に関す
る、特開昭60- 150880号公報による方法は、C
A103(24):200429d中に記載されてい
る。しかしこの方法は、PVAL- 安定化プラスチック
分散液の場合に容易には満足に適用できない。
【0004】PVALは、水性溶液から種々な方法によ
り分離することができる。例えば米国特許第41660
33号明細書は、鉄又はアルミニウム塩によるPVAL
の沈澱及びPVAL/ホウ酸錯塩の生成及び難溶性カル
シウム塩としてのその沈澱の両方を記載している。特開
昭52- 141060号公報は、PVALを水溶性ホウ
酸塩及び硫酸塩の添加により8以上のpH値において沈
澱させる方法を記載している。しかし分散液の場合、こ
の方法は分散したプラスチックの不完全な共沈しか達成
しない。重合反応中分散液の製造の際PVALがすで
に、例えば保護コロイドとして存在しているなら、グラ
フトベースとしてのPVALを有するグラフト重合体も
生成しそしてこれらは一般に上記のPVAL沈澱により
沈澱させることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、PVAL及び全部の分散剤の両方を単一方法でP
VALを含有する水性プラスチック分散液から完全に沈
澱させることができる方法を開発することであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り次の成分を分散液に徹底的に混合しながら適切に添加
する方法により達成することができ、すなわちまずホウ
酸又はホウ酸化合物を、次に塩基性化合物を、次に水溶
性鉄塩をそして最後に陽イオン高分子電解質を添加する
のである。鉄塩の添加後、分散した有機化合物の沈澱が
開始し、陽イオン高分子電解質との混合後容易に濾過可
能な固体形に完全に沈降させそしてさらに利用又は廃棄
物処理するために分離することができる。
【0007】それゆえ、本発明は、ポリビニルアルコー
ルを含有する水性プラスチック分散液を沈澱及び重合固
形分を分離する方法において、該分散液に徹底的に混合
しながら適切に次の成分 a)ホウ酸成分、 b)PHをアルカリ性にするための塩基性化合物、次に c)鉄塩及び d)陽イオン高分子電解質 を添加し、アルカリ性媒体中で形成する沈澱物を攪拌に
より分散させ、次に攪拌器を停止させ、沈澱物を沈降さ
せておきそして沈降物を単離することを特徴とす方法に
関する。
【0008】この方法は、全PVAL及び分散した有機
化合物の実際上完全な沈澱を達成することを可能にす
る。沈澱後得られる濾液を化学的酸素所要(COD)
は、95%より多い水性相の清澄化度に相当する、出発
分散液のCODの5%より少ない。他の廃水基準は、こ
の中に溶解した、有機的に結合した炭素の含有率(DO
C)の含有率である。この場合も出発分散液と比較して
95%より多いDOC値における低減率を達成すること
が可能である。さらに、濾液の生物学的酸素所要(BO
5 )は、出発分散液と比較して80%より多く低減さ
れる。
【0009】生物学的及び化学的酸素所要の分析値の係
数(BOD5 /COD)──これは一般的に1より小さ
く、1の理論的最高値を有することができそして良好な
生分解性の化合物に関して0.7である──は、廃水中
に含まれる不純物の生分解性の尺度であると知られてい
る。値が0.7に近ければ近いほどますます不純物を生
物学的下水処理法により完全に除去することができる。
驚くべきことに、本発明による方法は、この廃水パラメ
ータ−における著しい増大を例えば、出発分散液と比較
して、本発明による濾液の場合4倍可能にすにことが判
明した。
【0010】これは、本発明により沈澱及び濾過した廃
水中のそうでなくともすでに一層わずかな残余汚染は、
出発分散液を有する廃水と比較して、生物学的下水処理
装置において実質的に一層大なる程度に又分解可能であ
ることを意味する。この場合驚くべき態様は、本発明に
よる沈澱及び濾過後含まれる廃水の改善された生分解性
が、沈澱成分として本来殺菌性のホウ酸化合物を使用す
るのにかかわらず達成することができることである。
【0011】本発明による方法は、廃水に適する方法で
分散液を後処理するために、特に強制的な廃棄物処理に
付される、分散液を含有する廃水──該廃水は、分散
剤、好ましくは有機分散剤、好ましくは0.1乃至10
重量%及び、特に好ましくは0.2乃至2重量%を含有
する──の後処理に使用される。可能な分散剤は、好ま
しくはビニルエステル重合体、特にポリ酢酸ビニル又は
ポリプロピオン酸ビニルエステル共重合体、特に酢酸ビ
ニル/又はエチレン共重合体である。PVAL-安定化
重合体分散液において、PVALの割合は、有機分散剤
に対し、好ましくは1乃至12重量%、好ましくは3乃
至10重量%である。この場合PVALの分子量及び/
又はPVALのけん化度は、一般的に臨界量でないが、
しかし部分的にけん化したPVALは、好ましくはプラ
スチック分散液中の保護コロイドとして使用されること
が知られている。
【0012】使用されるホウ酸成分は、好ましくはホウ
酸及びホウ酸塩、例えばホウ砂又はアルカリ金属ホウ酸
塩である。沈澱されるべき分散液の固形分に対し2乃至
20重量%、特に5乃至10重量%のホウ酸成分を使用
するのが好ましい。ホウ酸成分は、好ましくは水性溶液
として使用される。
【0013】使用されるホウ酸成分は、好ましくは有機
塩基性化合物、特にアルカリ金属及びアルカリ土類金属
水酸化物である。これらは、好ましくは水性溶液の形で
使用される。水酸化カルシウムの20重量%水性懸濁液
(石灰乳)を使用するのが特に好ましい。
【0014】使用される水溶性鉄塩は、鉄-(III)塩及び
鉄-(II) 化合物、特に塩化鉄-(III)、硫酸鉄-(III)、硫
酸鉄-(II) 及び塩化鉄-(II) である。塩は、好ましくは
水性液として使用される。使用されるFe塩の量は、沈
澱されるべき分散液の固形分に対し2乃至20重量%、
特に5乃至10重量%である。
【0015】本発明により、十分に沈降しそして容易に
濾過することができる固形への完全な沈澱除去されるべ
き分散液成分の陽イオン高分子電解質の添加を必要とす
る。本発明による可能な陽イオン高分子電解質は、好ま
しくは陽イオン重合体である。ポリジアルキルジメチル
アンモニウムクロリド(ポリ- DADMAC)を使用す
るのが特に好ましい。沈澱は、沈澱されるべき分散液の
固形分に対し、好ましくは0.1乃至3重量%、特に1
乃至2重量%の陽イオン高分子電解質を使用して実施さ
れる。高分子電解質は、好ましくは水性溶液として使用
される。
【0016】本発明により、使用されるべき反応成分に
おけるホウ酸成分対鉄塩の重量比は、好ましくは10:
1乃至1:10である。さらにホウ酸成分及び鉄塩の合
計対陽イオン高分子電解質の重量比は、好ましくは1:
0.5対1:0.05、特に1:0.1である。
【0017】本発明による方法は、PVALを含有する
重合体分散液が使用されるか又は廃棄物処理されねばな
らずそしてPVALを含有する分散液が存在する廃水が
後処理されねばならない技術及び廃水処理の関連のある
全ての分野に有利に使用することができる。
【0018】
【実施例】本発明を次の例により詳細に説明する。 例 分散液を沈澱させるための一般的実施指針 ホウ酸成分を攪拌しながら沈澱されるべき分散液に添加
する。次にpHを塩基の添加により12.3に調整す
る。分散液の部分的凝固がこのpHにおいて生ずる。鉄
塩溶液を攪拌(200回分、羽根式攪拌器)しながら徐
々に配量し、その際pHは9.5以下に低下させてはな
らない。適切なら、pHをさらに塩基の添加により調整
する。次に陽イオン高分子電解質を配量する。最初に形
成する密羊毛様沈澱物を、最適な沈澱を可能にしそして
攪拌器を停止させた後急速に沈降する適度に羊毛様な沈
澱物が得られる様に、さらに約10分間激しく攪拌させ
て分散させる。澄明なデカンテートが得られそして沈澱
物を、デカンテート及び濾液の様に、濾紙上で固形で容
易に分離することができ、さらに後からの廃棄物処理に
供給することができる。沈澱物は、好ましくは遠心分離
により分離することもできそして固形で回収することも
できる。一層著しく濃厚な分散液は、適切なら、好まし
くは沈澱処理前、水で稀釈する。 例 1 分散剤に対し5重量%のポリビニルアルコールで安定化
された、2重量%ポリ酢酸ビニル(PVAc)分散液
(固形分200g)10 lを3重量%水性ホウ酸溶液
300gと混合する。pHを20重量%水酸化カルシウ
ム(以下石灰乳と称する)の所要量の添加により12.
3に調整する。20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液100
gを、攪拌(200回分、羽根式攪拌器)下、pHが
9.5以下に低下しない様に、配量する。適切なら、p
Hをさらに石灰乳を添加して調整する。次に10重量%
水性ポリ- DADMAC溶液10mlを添加する。生成
する密羊毛様沈澱物をさらに約10分間攪拌させて分散
し、その後攪拌器を停止させそして混合物を沈降させ
た。澄明なデカンテートが沈降後得られる。沈澱物を濾
紙上で濾去しそして単離する。濾液をデカンテートと一
緒にしそして以下濾液と称する。式 により計算される沈澱の澄明度は97%である。
【0019】慣用法により実施された出発分散液及び濾
液の廃水分析は次の値を与える: COD BOD5 BOD5/ COD DOC mg O2/1 mg O2/1 mg C/1 ──────────────────────────────────── PVAc分散液 2重量% 32,400 11,200 ──────────────────────────────────── 例 1の濾液 850 345 ──────────────────────────────────── 例 2 分散剤に対し10重量%のポリビニルアルコールで安定
化された、2重量%ポリ酢酸ビニル(PVAc)分散液
(固形分200g)10 lを3重量%水性ホウ酸溶液
700gと混合する。pHを石灰乳の添加により12.
3に調整する。20重量%水性塩化鉄(III) 溶液100
gを、攪拌(200回分、羽根式攪拌器)下、pHが
9.5以下に低下しない様に、配量する。適切なら、p
Hをさらに石灰乳を添加して調整する。次に10重量%
水性ポリ- DADMAC溶液25mlを添加する。生成
する密羊毛様沈澱物を約10分間激しく攪拌させて分散
し、その後攪拌器を停止させそして混合物を沈降させ
た。澄明なデカンテートが沈降後得られる。沈澱物を濾
紙上で濾去しそして単離する。デカンテート及び濾液を
一緒にしそして以下濾液と称する。沈澱の澄明度は97
%である。例1に類似して実施された出発分散液及び濾
液の分析は次の値を与える: COD BOD5 BOD5/ COD DOC mg O2/1 mg O2/1 mg C/1 ──────────────────────────────────── PVAc分散液 2重量% 32,400 473 1・10-2 10,540 ──────────────────────────────────── 濾 液 820 50 6・10-2 526 ──────────────────────────────────── 例 3 市販PVAc分散液を脱イオン水で稀釈して製造された
及び分散剤に対し6重量%のポリビニルアルコールで安
定化された、2重量%ポリ酢酸ビニル(PVAc)分散
液(固形分200g)10 lを3重量%水性ホウ酸溶
液400gと混合する。pHを石灰乳の添加により1
2.3に調整する。20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液5
0gを、攪拌(200回分、羽根式攪拌器)下、pHが
9.5以下に低下しない様に、配量する。適切なら、p
Hをさらに石灰乳を添加して調整する。次に10重量%
水性ポリ- DADMAC溶液10mlを添加する。生成
する密羊毛様沈澱物を約10分間激しく攪拌させて分散
し、その後攪拌器を停止させそして混合物を沈降させ
た。澄明なデカンテートが沈降後得られる。沈澱物を濾
紙上で濾去しそして単離する。デカンテート及び濾液を
一緒にしそして以下濾液と称する。
【0020】沈澱の澄明度は97%である。 例 4 例3を繰り返すが、ただし20重量%水性塩化鉄(III)
溶液50gを20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液100g
の代わりに添加する。
【0021】沈澱の澄明度は96%である。 例 5 例5を繰り返すが、ただし20重量%水性硫酸鉄(III)
溶液50gを20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液100g
の代わりに使用する。
【0022】沈澱の澄明度は98%である。例3乃至5
の廃水分析は次の結果を与える: COD BOD5 BOD5/ COD DOC mg O2/1 mg O2/1 mg C/1 ──────────────────────────────────── 固形分2重量% に稀釈した、市 販のPVAL- 安定化PVAc の分散液 35,000 2,000 6・10-2 10,975 ──────────────────────────────────── 例 3の濾液 920 330 36・10-2 296 ──────────────────────────────────── 例 4の濾液 810 200 25・10-2 346 ──────────────────────────────────── 例 5の濾液 1,210 315 26・10-2 386 ──────────────────────────────────── 例 6 分散剤に対し8重量%のポリビニルアルコールで安定化
された、0.2重量%ポリ酢酸ビニル(PVAc)分散
液(固形分2g)1 lを3重量%水性ホウ酸溶液4g
と混合する。pHを石灰乳の添加により12.3に調整
する。20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液1gを、攪拌
(200回分、羽根式攪拌器)下、pHが9.5以下に
低下しない様に、配量する。適切なら、pHをさらに石
灰乳を添加して調整する。次に10重量%水性ポリ- D
ADMAC溶液0.1mlを添加しそして混合物を約1
0分間攪拌させる。生成する沈澱物を攪拌器を停止させ
た後徐々に沈降させそして澄明なデカンテートが得られ
る。
【0023】単離する沈澱の澄明度は98%である。 例 7 分散剤に対し10重量%のポリビニルアルコールで安定
化された、10重量%ポリ酢酸ビニル(PVAc)分散
液(固形分200g)2 lを3重量%水性ホウ酸溶液
600gと混合する。pHを石灰乳の添加により12.
3に調整する。20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液40g
を、攪拌(200回分、羽根式攪拌器)下、pHが9.
5以下に低下しない様に、配量する。適切なら、pHを
さらに石灰乳を添加して調整する。次に10重量%水性
ポリ- DADMAC溶液8mlを添加しそして混合物を
10分間激しく攪拌させる。生成するゲルは徐々にしか
沈降しない。しかし良好に沈降する羊毛様固体沈澱物が
沈澱混合物を水で5回稀釈した後得られ、次にさらに1
0分間激しく攪拌させる。沈澱の澄明度は、5回稀釈し
た後者の変法の場合、98%である。 例 8 分散剤に対し6重量%のポリビニルアルコールで安定化
された、2重量%ポリ酢酸ビニル/エチレン共重合体分
散液(固形分200g)10 lを3重量%水性ホウ酸
溶液600gと混合する。pHを石灰乳の添加により1
2.3に調整する。20重量%水性硫酸鉄(III) 溶液1
00gを、攪拌(200回分、羽根式攪拌器)下、pH
が9.5以下に低下しない様に、配量する。適切なら、
pHをさらに石灰乳を添加して調整する。次に10重量
%水性ポリ- DADMAC溶液20mlを添加する。生
成する密羊毛様沈澱物を約10分間激しく攪拌させて分
散し、その後攪拌機を停止させそして混合物を沈降させ
た。澄明なデカンテートが沈降後得られる。沈澱物を濾
紙上で濾去しそして単離する。
【0024】沈澱の澄明度は97%である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による方法
は、ポリビニルアルコール及び全部の分散剤の両方を単
一方法でポリビニルアルコールを含有する水性プラスチ
ック分散液から完全に沈澱させることを可能にする長所
を有する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコールを含有する水性プ
    ラスチック分散液を沈澱及び重合固形分を分離する方法
    において、該分散液に徹底的に混合しながら適切に次の
    成分 a)ホウ酸成分、 b)PHをアルカリ性にするための塩基性化合物、次に c)鉄塩及び d)陽イオン高分子電解質 を添加し、アルカリ性媒体中で形成する沈澱物を攪拌に
    より分散させ、次に攪拌器を停止させ、沈澱物を沈降さ
    せておきそして沈降物を単離することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 沈澱されるべき分散液の固体濃度が分散
    液に対し0.1乃至10重量%、好ましくは0.2乃至
    2重量%である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 分散液がビニルエステル重合体又はビニ
    ルエステル共重合体、好ましくはポリ酢酸ビニル又はポ
    リプロピオン酸ビニル又は酢酸ビニル/エチレン共重合
    体を分散剤として含有する請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 塩基性化合物b)の添加後の分散液のp
    Hが9.5乃至13、好ましくは12.3である請求項
    1乃至3の1又はそれ以上に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ホウ酸成分a)対鉄塩c)の重量比が1
    0:1乃至1:10でありそしてホウ酸成分a)及び鉄
    塩c)の合計対陽イオン高分子電解質d)の重量比が
    1:0.5乃至1:0.05、好ましくは1:0.1で
    ある請求項1乃至4の1又はそれ以上に記載の方法。
  6. 【請求項6】 分散液の沈澱に使用される、沈澱される
    べき分散液の成分a)、c)及びd)を、それぞれの場
    合、沈澱されるべき分散液の固形分に対し、次の量、 a)ホウ酸成分:2乃至20重量%、 好ましくは5乃至10重量%、 c)鉄塩:2乃至20重量%、好ましくは5乃至10重
    量%及び d)陽イオン高分子電解質:0.1乃至3重量%、 好ましくは1乃至2重量% で添加する請求項1乃至5の1又はそれ以上に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 ホウ酸を沈澱成分a)として、水酸化カ
    ルシウムを塩基性成分b)として、塩化鉄(III) 、硫酸
    鉄(III) 又は硫酸塩(II)を沈澱成分c)として及びポリ
    ジアリルジメチル- アンモニウムクロリドを陽イオン高
    分子電解質d)としてそれぞれの場合、好ましくは水性
    溶液又は懸濁液として使用する請求項1乃至6の1又は
    それ以上に記載の方法。
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