JPH0533889U - 浄水器のカートリツジ - Google Patents

浄水器のカートリツジ

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JPH0533889U
JPH0533889U JP9229191U JP9229191U JPH0533889U JP H0533889 U JPH0533889 U JP H0533889U JP 9229191 U JP9229191 U JP 9229191U JP 9229191 U JP9229191 U JP 9229191U JP H0533889 U JPH0533889 U JP H0533889U
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cartridge
fiber membrane
water
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広幸 桑畑
敬介 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型コンパクトな浄水器のカートリッジを提
供する。 【構成】 中空糸膜4の先端部側を封止したケース1
に、通水路9を確保した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浄水器のカートリッジに係り、詳しくは、中空糸膜が収納されるカー トリッジを小型コンパクトに構成するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道水などの原水を浄化する浄水器は、一般にカートリッジの内部に中空糸膜 を収納して構成されており、原水を中空糸膜でろ過することにより、原水に含ま れる不純物を除去するようになっている。
【0003】 図8は従来の浄水器のカートリッジを示すものであって、外ケース101と内 ケース102があり、内ケース102にフィルター103を挟んで活性炭104 と中空糸膜105が収納されている。中空糸膜105の先端部は樹脂封止部10 6により封止されており、またその外方には蓋部107が装着されている。10 8は原水の流入口、109は浄水の流出口である。このものは、矢印で示すよう に、原水が流れることにより、原水は浄化される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記従来のカートリッジは、外ケース101と内ケース102の間に 原水の流入路110が確保されているため、外ケース101の外径がそれだけ大 きくなり、カートリッジを小型コンパクトに構成できない問題点があった。 したがって本考案は、小型コンパクトな浄水器のカートリッジを提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、中空糸膜4の先端部側を封止したケース1に、通水路9 を確保したものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、通水路9をケース1と一体的に設け、カートリッジを小型 コンパクトに構成できる。
【0007】
【実施例】
(実施例) 図1はカートリッジの断面図である。1は円筒形のケースであり、フィルター 2を挟んで、活性炭などの吸着材3と、中空糸膜4が収納されている。中空糸膜 4の先端部は樹脂封止部5により封止されており、またその外方には蓋部6が装 着されている。7は蓋板であり、パイプ8,9が一体的に形成されている。一方 のパイプ8は、原水を吸着材3内に導入する。他方のパイプ9はケース1を貫通 し、その一端部は上記蓋部6内に露呈する流入部9aとなっており、また他端部 は浄水を排出する排出部9bとなっている。10はパイプ8の内部に詰め込まれ た綿状体などのフィルター材であり、吸着材3が漏出するのを防止する。
【0008】 図中、矢印は水流方向を示しており、パイプ8から導入された原水中の殺菌剤 などの不純物は吸着材3により吸着除去され、フィルター2を通過して、中空糸 膜4側へ流入する。原水中の不純物は中空糸膜4に除去され、中空糸膜4の先端 部から蓋部6側へ流出し、流入部9aからパイプ9内に流入して、流出部9bか ら浄水排出部(図外)へ流出する。図示するように、浄水の通水路となるパイプ 9は、ケース1と一体的に組み付けられてケース1を貫通しているので、全体を 小型コンパクトに構成できる。
【0009】 図2は、上記カートリッジの組立方法を示している。まず、図2(a)に示す ように、パイプ8,9及びフィルター2が一体となった蓋板7をケース1に装着 するとともに、中空糸膜4を収納する。次に図2(b)に示すように中空糸膜4 の先端部に樹脂封止部5を形成することにより、先端部側を封止するとともに、 流入部9aを固定する。この場合、流入部9aに樹脂が侵入して流入部9aが詰 らないように、流入部9aの下端部には盲壁9cが形成されている。次に破線a に沿って樹脂封止部5をカットして中空糸膜4の先端面を露呈させる。この場合 、盲壁9cを同時にカットする。次に図2(c)に示すように、パイプ8から吸 着材3を投入するとともに、蓋部6を装着する。この蓋部6は、溶着手段や螺着 手段により装着される。次にパイプ8にフィルター10を装入すれば、カートリ ッジが完成する。
【0010】 (他の実施例) 図3において、19はケース1の中央部に設けられた通水路としてのチューブ であり、その一端部は樹脂封止部5に固定された筒状ピース20に接続されてお り、またその他端部は、蓋板17に装着された流出管16に接続されている。1 8は原水の導入管、16は蓋部である。したがってこのものも、実施例1と同様 にコンパクトに構成できる。また本実施例のように、チューブ19をケース1の 中央部に位置させることにより、2つ折りされてケース1に収納されることによ り空所が発生しがちな中空糸膜4の中央部のデッドスペースを活用できる。
【0011】 図4において、パイプ29はケース1の内壁に沿って形成されており、その一 端部の流入部29aは蓋部26内に露呈しており、その他端部の流出部29bか ら浄水が排出される。27は蓋板、28は流入管である。更には図5に示すもの は、浄水を排出するパイプ30はケース1の外壁面に沿って設けられている。
【0012】 図6は更に他の実施例の分解図、図7は組立状態の斜視図である。ケース31 の内部には、内ケース32が側方に偏位して設けられている。他方の側部は通水 路39となっており、吸着材3が収納されている。この内ケース32の内部には 中空糸膜4が収納されており、図において上部側が樹脂封止部となっている。3 7は中空糸膜4の先端部側に装着される蓋板であり、原水の流入部38と浄水の 排出部34が一体的に設けられている。36は蓋板37上に被着される円筒形の 蓋部であり、その内部には上記内ケース32に接合する短管35が設けられてい る。上記蓋板37は、溶着手段などにより、この蓋部36に装着される。33は 下蓋である。
【0013】 したがって流入部38から通水路39に流入した原水は、吸着材3により不純 物が吸着除去された後、内ケース32に流入し、中空糸膜4でろ過された後、流 出部34から排出される。このものも、通水路39はケース1に設けられており 、全体をコンパクトに構成できる。このように本考案は、種々の設計変更が考え られる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、通水路9をケース1と一体的に設けて、 小型コンパクトなカートリッジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカートリッジの断面図
【図2】本考案に係るカートリッジの組立工程の説明図
【図3】本考案の他の実施例に係るカートリッジの断面
【図4】本考案の他の実施例に係るカートリッジの断面
【図5】本考案の他の実施例に係るカートリッジの断面
【図6】本考案の他の実施例に係るカートリッジの分解
【図7】同組立状態の斜視図
【図8】従来のカートリッジの断面図
【符号の説明】
1,31 ケース 4 中空糸膜 5 樹脂封止部 6,16,26,36 蓋部 9,19,29,30,39 通水路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜4が収納されたケース1と、こ
    の中空糸膜4の先端部を封止する樹脂封止部5と、この
    樹脂封止部5の外方に装着される蓋部6とを備え、上記
    中空糸膜4の先端部側を封止した上記ケース1に、通水
    路9を確保したことを特徴とする浄水器のカートリッ
    ジ。
JP1991092291U 1991-10-15 1991-10-15 浄水器のカートリッジ Expired - Lifetime JP2566546Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0183489U (ja) * 1987-11-16 1989-06-02
JPH01143686A (ja) * 1987-11-30 1989-06-06 Nok Corp 浄水器
JPH01258790A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 濾過器

Patent Citations (3)

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