JPH05338833A - 防湿給紙装置 - Google Patents

防湿給紙装置

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Publication number
JPH05338833A
JPH05338833A JP4177385A JP17738592A JPH05338833A JP H05338833 A JPH05338833 A JP H05338833A JP 4177385 A JP4177385 A JP 4177385A JP 17738592 A JP17738592 A JP 17738592A JP H05338833 A JPH05338833 A JP H05338833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
bottom plate
heater
moisture
feed tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP4177385A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4177385A priority Critical patent/JPH05338833A/ja
Publication of JPH05338833A publication Critical patent/JPH05338833A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙を収容する給紙トレイにおいて、ボトム
プレートの下部にヒータを、用紙の周囲の部分に対して
のみ強く加熱作用を発揮できるように配置し、吸湿しや
すい用紙の周囲の部分に対して、除湿を良好に行い得る
ようにする。 【構成】 給紙トレイ1に収容される用紙Pを支持する
ボトムプレート4には、用紙の送り出し側の先端部と、
基準線側の側部にヒータ21を配置している。また、用
紙の他の側部を規制する移動ガイド部材10、13に
は、ガイド部材と一体に移動されるヒータ23、24を
配置し、用紙の周囲の部分に対する加熱作用を発揮でき
るようにする。また、前記3つのヒータに対しては、そ
れぞれ給電線を接続するか、または、1つのヒータに対
して給電線を接続し、他のヒータに対しては摺動させて
給電できるように構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置等の装置
における用紙の防湿装置に関し、特に、給紙トレイに収
容されている用紙の湿気を除去するためのヒータを、用
紙のサイズに対応させて移動させ、用紙の周囲の側部か
ら加熱することができるように構成してなる防湿給紙装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等のように、電子写真方
式を用いる画像形成装置においては、給紙トレイや給紙
カセット等の部材に用紙を収容し、その給紙トレイ等を
給紙部に装着して、該給紙部に配置した給紙装置により
画像形成部に向けて用紙を送り出すような手段を用いて
いる。そして、前記画像形成装置では、感光体ドラムに
形成したトナー画像を用紙に転写し、そのトナー画像を
担持する用紙は、定着装置を通してコピーが作成され
る。
【0003】ところが、前記トナー画像を用紙に転写す
る際に、用紙が湿気を多く含んでいると、そのトナー画
像の転写に障害が発生するという問題がある。つまり、
感光体ドラムに形成されたトナー画像を、転写コロトロ
ンからの放電により用紙に転写する際に、用紙が含有す
る湿気により、放電作用が円滑に行われずに、転写ムラ
が発生し、コピーの画質を良好に維持することができな
い場合がある。また、湿気を多く含んでいる用紙を、熱
ローラ方式の定着装置に通すと、その湿気により用紙に
しわが発生することがあり、そのようなしわの発生によ
り、コピーの品質が低下するという問題もある。
【0004】そこで、そのような問題を解決するため
に、例えば、特開昭63−225042号公報等に示さ
れるように、給紙トレイ内で用紙を支持するボトムプレ
ートに対して加熱部材を設け、用紙に対して加熱作用を
付与することにより、用紙の除湿を行うことが提案され
ている。前記従来例の給紙トレイでは、ボトムプレート
に対してヒータを一体に組み込み、制御装置で検知され
た装置内部の温度や、湿度等の情報により、ヒータに対
して通電し、給紙トレイ内部の温度を制御することによ
り、吸湿した用紙を加熱できるようにしている。
【0005】また、前記ヒータに対する通電の制御を行
うために、例えば、特開昭59−163242号公報等
に示されるように、給紙部の近傍にセンサを配置し、該
センサで検知された湿度の情報により制御することも考
えられている。また、前記従来例では、ヒータを給紙ロ
ーラの付近に配置して、給紙トレイから送り出される用
紙に対して、加熱作用を付与できるような機構を設けて
おり、該ローラ部分を通過する用紙に対して、均一な加
熱作用を付与できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に給紙トレイに収
容されている用紙においては、その用紙の周囲の部分が
最も水分の含有率が高く、積み重ねられた用紙の中央部
では水分の含有率が少ないという傾向がある。つまり、
給紙トレイに収容されたままで、用紙が長時間保管され
ている場合に、その用紙が吸湿すると、その水分の分布
状態は、用紙の周囲の部分が最も高く、中央部に至るほ
ど、含水率が低くなっている。ところが、前記従来例に
示されたように、ボトムプレートに対して固定位置にヒ
ータを設けた場合には、該ボトムプレートに支持される
用紙に対して、全体に均一な加熱作用を行うために、最
も含水率が高い用紙の周囲の部分には、除湿作用が良好
に発揮できないという欠点がある。
【0007】また、前記用紙を収容する給紙トレイ等の
用紙収容装置では、定型サイズの用紙のみを収容するも
のと、任意のサイズの用紙を収容可能なユニバーサルタ
イプの給紙トレイが用いられる。しかし、ユニバーサル
タイプのトレイでは、ボトムプレートの固定位置にヒー
タを設けた場合には、用紙のサイズによっては、加熱効
率が良くないという問題がある。
【0008】したがって、前記従来例に示されるような
加熱機構を設けた場合には、図6のグラフにおいて、鎖
線で示される曲線Bのように、用紙の周囲の部分での含
水率が高く、中央部では含水率が低くなる。そして、前
述したように含水率の分布が不均一な用紙を用いて、ト
ナー画像を転写し、定着装置を通した場合には、画質に
欠陥が生じたり、用紙にしわが形成されたりして、コピ
ーの品質を良好に維持できないという問題につながる。
【0009】さらに、前記従来例の特開昭59−163
242号公報に示されたように、ヒータを給紙ローラの
付近に配置し、送り出される用紙に対する加熱作用を付
与する機構を設けた場合にも、用紙の含水率の分布状態
は、図6のグラフでの曲線Bのようになる。また、湿度
を検知するセンサが、ヒータの近傍に配置される場合に
は、湿度の検知値がヒータによる影響を受けるために、
用紙が含む湿気の状態を正確に測定できないという問題
がある。
【0010】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来の用紙の
除湿機構の問題を解消するもので、ボトムプレートに支
持される用紙に対して、その周囲の部分に対応させてヒ
ータを配置し、最も含水率の高い用紙の周囲の部分に対
して加熱作用を発揮できるようにし、用紙の含水率の分
布を均一にできるような防湿給紙装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、画
像形成装置の給紙部に装着され、用紙を支持するボトム
プレートを本体フレームと別体に設け、該ボトムプレー
トに対してエンドガイドおよびサイドガイドを移動可能
に設けてなる給紙トレイに関する。本発明の給紙トレイ
では、用紙を支持するボトムプレートの下部に加熱部材
を配置し、前記加熱部材に対して検知手段からの情報に
より給電する手段を配置し、前記加熱部材は、用紙の周
囲の部分に対して、ボトムプレートの下部から加熱作用
を加えるように構成している。
【0012】また、本発明の給紙トレイに設ける加熱部
材は、該給紙トレイからの用紙の送り出し側に配置する
固定ヒータと、エンドガイドおよびサイドガイドと連動
して移動される移動側ヒータとを組み合わせて設け、任
意のサイズの用紙に対して、ボトムプレートの下部から
用紙の周囲の部分に対する加熱作用を発揮させることが
できる。さらに、本発明の加熱部材は、給紙トレイに設
けるガイド部材に連動させ、ボトムプレートの下面に沿
って移動させる機構を用いることができ、エンドガイド
やサイドガイド等の移動ガイドにより位置決めされる用
紙に対して、側部の加熱作用を発揮させることができ
る。
【0013】前述したように、ボトムプレートに支持さ
れる用紙に対して、その周囲の部分に対応させてヒータ
を位置決めし、加熱作用を付与することにより、用紙の
周囲の部分での湿気を除去でき、用紙の含水率の分布状
態を均一に設定することができる。したがって、給紙ト
レイから画像転写部に向けて送り出される用紙は、含水
率の分布にムラが生じることがなく、トナー画像の転写
を良好に行い得るとともに、熱ローラ方式の定着装置を
通した場合にも、しわが発生したりすることを防止でき
る。
【0014】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の防湿給
紙装置を説明する。図1および図2に示される例は、ユ
ニバーサルタイプの給紙トレイを、1種類の用紙Pを収
容する専用トレイとして用いる場合を示しているもの
で、給紙トレイ1の周囲を規定するフレーム2内では、
用紙を支持するボトムプレート4を配置している。前記
ボトムプレート4は、一般の給紙トレイの場合と同様
に、トレイ内で上下動可能に構成することや、給紙部の
先端部を上下動させる機構を設け、用紙の送り出し側の
先端部を、給紙ローラに向けて押し上げ、用紙をローラ
に一定の圧力で押圧する機構を構成することができる。
前記ボトムプレート4に支持される用紙は、給紙トレイ
から給紙される方向(矢印Xで示す)の用紙の送り出し
側の先端部と、基準線側の側部を、フレームに押圧し、
他の2つの側面をガイド部材10、13により押圧する
状態で規制する。
【0015】前記2つのガイド部材は、エンドガイド1
0とサイドガイド13とから構成され、それ等のガイド
部材はボトムプレート4に設けた案内溝を介して移動可
能に設けられ、トレイの底板に設けた固定手段(図示を
省略)により係止保持され、用紙に対する位置決めを行
い得るようにされる。また、前記ボトムプレート4の下
面には、ヒータ20を配置しており、該ヒータ20をボ
トムプレートに支持される用紙Pの周囲の部分に対応さ
せて、環状に配置することにより、用紙の周囲の部分に
対する加熱作用を行い得るようにする。
【0016】前記ヒータ20に対して設けられる給電系
統には、制御装置6と、検知手段5とを配置し、該検知
手段5により得られた温度または湿度の情報を制御装置
6に入力し、それ等の検知情報により、制御装置6は電
源7から供給される電流を制御し、ヒータ20に対する
給電作用の制御を行うようにしている。なお、前記検知
手段5を温度センサで構成する場合には、画像形成装置
の給紙部のフレームの内側に配置して、装置内部の温度
の情報を得る手段を構成することができる。
【0017】また、前記検知手段5を湿度センサで構成
する場合には、給紙部の外側の任意の位置に配置し、空
中の湿度を検知した情報を、制御装置での制御情報とし
て用いることができる。さらに、前記検知手段を湿度と
温度との任意の情報を得る手段で構成した場合に、その
情報に対応する用紙の吸湿の情報を、制御装置6での制
御プログラムに組み込んでおくことにより、温度または
湿度の任意の情報により、用紙の吸湿の度合いを予測
し、ヒータに対する通電の制御を行うことができる。
【0018】前記図1、2に示される例において、ボト
ムプレート4に設けるヒータ20は、任意の発熱体を用
いることができるもので、例えば、電気抵抗の大きなセ
ラミック板部材を用いること、または、ニクロム線等を
組み合わせた発熱体として構成することができる。そし
て、前記ボトムプレートに対して1つの長いヒータ部材
を略四角形状に配置すること、または、4つのヒータ部
材を、ボトムプレートの下面のそれぞれの位置に取り付
けておき、それ等の4つの長い板状のヒータ部材を、そ
れぞれボトムプレートの下面に取り付けることもでき
る。さらに、前記ヒータ20を構成するヒータ部材は、
用紙の送り出し側と、基準線側のものを、ボトムプレー
ト4の下面の固定位置にそれぞれ取り付けておき、エン
ドガイドとサイドガイドとに対応するヒータは、それぞ
れのガイド部材と連動して移動し得るように設けること
ができる。
【0019】前記図1に示されるように、ボトムプレー
トの下面にヒータ20を設けておき、用紙の周囲の部分
に対して加熱する作用を付与する場合には、給紙トレイ
に収容された用紙の周囲の部分に対して、強い加熱作用
を発揮するが、その用紙の中央部分に対しては、強い加
熱作用は発揮されない。つまり、ボトムプレートに載置
されている用紙に対しては、その周囲の最も吸湿しやす
い部分に対して、除湿作用が加えられることになる。そ
して、図6のグラフにおいて、実線Aで示されるよう
に、用紙の幅方向の含水率の分布が均一になる。したが
って、前述したように、均一な含水率を有する用紙に対
して、感光体ドラムからのトナー画像を転写する場合に
は、画像の転写にムラが発生することがなくなる。ま
た、そのような用紙を、熱ローラ方式の定着装置に通し
た場合には、用紙にしわが生じたりすることがなくな
り、コピーの品質を良好に維持させることができる。
【0020】前記図1に示されるものとは別に、本発明
の防湿給紙装置を、ユニバーサルタイプの給紙トレイに
適用する場合には、ヒータの取り付け方式を、図3、4
に示すようにすることができる。例えば、ユニバーサル
タイプの給紙トレイでは、ボトムプレート4に載置され
る用紙のサイズが一定しないために、その用紙サイズに
応じて、エンドガイド10とサイドガイド13とを、そ
れぞれ移動させることにより、用紙に対する位置決めを
行うようにしている。図3に示される給紙トレイは、サ
イドレジ方式の画像形成装置に使用されるもので、用紙
は基準線側の側部と、送り出し側の先端部とが、トレイ
のフレームに押圧される状態で位置決めされる。そこ
で、前記給紙トレイに位置決めされる用紙Pの先端部と
側部に対応させてヒータ21を配置し、エンドガイドと
サイドガイドとのそれぞれに対して、ヒータ23、24
を配置している。
【0021】前記移動側のヒータ23、24は、例え
ば、図4に示されるように、ガイド部材に対して一体に
取り付け、該ガイド部材とともに移動させ得るように設
けることができる。前記図4に示される例は、エンドガ
イド10に対してヒータを取り付けたものの例を示して
いるもので、該エンドガイド10は、トレイの底板とボ
トムプレート4との間に配置されるガイドロッド30に
沿って、移動させ得るように設けられる。前記エンドガ
イド10の下部には、スライダー31を設けており、該
エンドガイドの側部にレバー33とストッパ32とを組
み合わせた係止部材が配置される。そして、前記レバー
33を手で持ってストッパ32による係止を解除し、エ
ンドガイド10を移動させながら用紙の端部を規制し、
その後で、レバーを離すとストッパ32がガイドロッド
30に噛み合って、固定保持されるようにする。
【0022】前記エンドガイド10に対して一体に移動
可能に設けられるヒータ23は、例えば、スライダー3
1に対して取り付けたヒータ支持部材11に支持させる
機構を構成することができる。また、図3に示されるサ
イドガイド13に対しても、前記図4の場合と同様なヒ
ータの支持機構を設けることができる。そして、前記3
つのヒータ21、23、24のそれぞれに対して、給電
線をそれぞれ接続し、給電を行うことができるが、その
他に、各ヒータが相互に摺動されるように、ヒータの長
さと高さの関係を設定しておくことができる。したがっ
て、1つのヒータに対して、給電手段から給電し、他の
ヒータに対しては、隣接するヒータから給電されるよう
にすることも可能である。
【0023】また、前記図3に示されるように、2つの
ガイド部材を移動可能に設けたサイドレジ方式の給紙ト
レイの他に、図5に示されるようなセンターレジ方式の
ユニバーサルタイプを用いる場合でも、3つのガイド部
材に対してヒータをそれぞれ設けることができる。そし
て、前記図5に示されるユニバーサルタイプの給紙トレ
イでは、用紙を送り出す先端部の位置に対応させて、ボ
トムプレートの下面にヒータ22を配置する。また、該
給紙トレイに設けられる3つの移動ガイド部材10、1
3、15のそれぞれには、前記図4の場合と同様な支持
機構を設けたヒータ23〜25が配置される。前記移動
ガイド部材に設けられるヒータは、支持部材11、1
4、16を用いて支持させることができるが、その他
に、ヒータ部材を剛体のものとして構成し、支持部材を
省略することもできる。
【0024】さらに、前記4つのヒータに対して、それ
ぞれ給電線を接続することの他に、各ヒータを相互に摺
動させる機構を設けて、ヒータ22、25の端部に対し
て、制御装置6からの給電線を接続し、給電系統を構成
することができる。また、ヒータを相互に摺動させ、電
気的に接続する機構を設けた場合には、給電系統の構成
を簡素化することができる。そして、前記図5に示され
るように構成した場合には、給紙トレイに収容される用
紙に対して、その周囲の部分に対してのみ、強い加熱作
用を付与することができる。
【0025】前述したように構成されるユニバーサルタ
イプの給紙トレイでは、任意のサイズの用紙を収容する
ことができるものである。したがって、前記図3または
図5に示されるように、移動ガイド部材に対してヒータ
を各々取り付けておくことにより、任意のサイズの用紙
に対して、その周囲の部分を加熱する作用を付与するこ
とができる。また、前記移動ガイド部材に設けられるヒ
ータは、エンドガイドまたはサイドガイドと一体に設け
ることの他に、エンドガイドやサイドガイドの移動に追
従させて、ボトムプレートの下面に移動可能に設け、移
動ガイド部材により位置決めされる用紙に対して、その
周囲の部分に加熱する作用を発揮させることも可能であ
る。なお、ヒータをボトムプレートに対して摺動させる
機構を設ける場合には、該機構を任意の案内部材で構成
することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の防湿給紙装置は、前述したよう
に構成されるものであるから、ボトムプレートに支持さ
れる用紙に対して、その周囲の部分に対応させてヒータ
を位置決めし、加熱作用を付与することにより、用紙の
周囲の部分での湿気を除去でき、用紙の含水率の分布状
態を均一にすることができる。したがって、給紙トレイ
から画像転写部に向けて送り出される用紙は、含水率の
分布にムラが生じることがなく、トナー画像の転写を良
好に行い得るとともに、熱ローラ方式の定着装置を通し
た場合にも、しわが発生したりすることを防止できる。
また、本発明のヒータは、エンドガイド等の移動ガイド
部材と連動して移動させるために、任意の移動機構を設
けることができるものであり、用紙に対する加熱作用を
適正に制御できるものであるために、熱源を無駄に使用
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給紙トレイの平面図である。
【図2】 本発明の給紙トレイの断面図である。
【図3】 本発明の給紙トレイの別の実施例の平面図で
ある。
【図4】 エンドガイドの移動機構と、ヒータの支持機
構の説明図である。
【図5】 本発明の給紙トレイの他の実施例の平面図で
ある。
【図6】 加熱作用が付与される用紙の湿度の分布状態
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 給紙トレイ、 4 ボトムプレート、 5
検知手段、6 制御装置、 10 エンドガイド、
11 ヒータ支持部材、13・15 サイドガイ
ド、 20〜25 ヒータ、30 ガイドロッド、
31 スライダー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 305 309 7369−2H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の給紙部に装着され、用紙
    を支持するボトムプレートを本体フレームと別体に設
    け、該ボトムプレートに対して、エンドガイドおよびサ
    イドガイドを移動可能に設けてなる給紙トレイにおい
    て、 用紙を支持するボトムプレートの下部に加熱部材を配置
    し、前記加熱部材に対して検知手段からの情報により給
    電する手段を配置し、 前記加熱部材は、用紙の周囲の部分に対して、ボトムプ
    レートの下部から加熱作用を加えることを特徴とする防
    湿給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙トレイに設ける加熱部材は、該
    給紙トレイからの用紙の送り出し側に配置する固定ヒー
    タと、エンドガイドおよびサイドガイドと連動して移動
    される移動側ヒータとを組み合わせて設け、 任意のサイズの用紙に対して、ボトムプレートの下部か
    ら、用紙の周囲の部分に対して、加熱作用を発揮させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の防湿給紙装置。
JP4177385A 1992-06-11 1992-06-11 防湿給紙装置 Pending JPH05338833A (ja)

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JP4177385A JPH05338833A (ja) 1992-06-11 1992-06-11 防湿給紙装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9367015B2 (en) 2014-01-23 2016-06-14 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeder and image forming apparatus

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