JPH0533823U - エアーコンプレツサーに於ける除菌装置 - Google Patents

エアーコンプレツサーに於ける除菌装置

Info

Publication number
JPH0533823U
JPH0533823U JP9255491U JP9255491U JPH0533823U JP H0533823 U JPH0533823 U JP H0533823U JP 9255491 U JP9255491 U JP 9255491U JP 9255491 U JP9255491 U JP 9255491U JP H0533823 U JPH0533823 U JP H0533823U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
dust
air dryer
air compressor
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9255491U
Other languages
English (en)
Inventor
廣 福原
Original Assignee
株式会社フクハラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フクハラ filed Critical 株式会社フクハラ
Priority to JP9255491U priority Critical patent/JPH0533823U/ja
Publication of JPH0533823U publication Critical patent/JPH0533823U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】圧縮空気をろ過除菌する装置の除菌効果を向上
する。 【構成】エアーコンプレッサーの吐出配管1にエアード
ライヤー15を接続し、そのエアードライヤーの下流に
直接、上記エアードライヤーで除去できなかった水分を
外部へ除去できるドレントラップ28を有する除菌器1
7を接続し、しかも上記エアーコンプレッサーの吐出配
管と上記エアードライヤーとの間に除塵器2を設け、そ
の除塵器は塵除去膜6で除塵する前に水分を外部へ除去
できるドレントラップ13を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアーコンプレッサーに於ける除菌装置に係わり、更に詳しくは、 エアーコンプレッサーによって生成される圧縮空気中に含まれる水分を除去した 状態で除菌を行う手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、エアーコンプレッサーから吐出される圧縮空気中には細菌が生息 するといわれている。しかも圧縮空気は水分を含んでおり、そのため一般のフィ ルターで細菌を除去するにも圧縮空気がフィルターを通過する際にフィルター表 面にドレン水が付着してしまい、それが却って細菌の生育環境を生成してしまう ものであった。
【0003】 そこで、本出願人は、特許出願公告平成3年31485に示すように、上流よ り順にエアーコンプレッサー、エアードライヤー、除塵器、除菌器と配設し、上 記除塵器及び除菌器にドレントラップを有するようにした装置を提案した。
【0004】 上記装置は、エアードライヤーが除湿を行い水分を除去し、除塵器がドレント ラップにより水分を除去した後で除塵を行い、除菌器がドレントラップにより水 分を除去した後で除菌を行うものであった。
【0005】 ところで、圧縮空気の流れから見ると、圧縮空気はエアーコンプレッサーより 吐出され、エアードライヤー、除塵器、除菌器と流れていくものであり、ここで エアードライヤーに着目すると、その構成は、例えば冷凍式エアードライヤーの 場合は冷却パイプの周りに圧縮空気が流れることにより熱交換されて除湿される ものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上記、従来技術によれば、除菌ができると共に、除菌の前に水分を除去するの でフィルターにドレン水を付着させることなく、細菌の生育環境を生成すること のないものである。
【0007】 ところが、エアーコンプレッサーから直接エアードライヤーへ圧縮空気を流入 させたのでは、エアードライヤー内部の冷却パイプ等に圧縮空気に含まれる塵や 油分等が付着してしまいエアードライヤーの除湿効率が低下してしまう場合があ り、またエアードライヤー自体の故障の原因となり易いという問題点があった。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に、本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に 対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は、エアーコンプ レッサーの圧縮空気中に含まれる細菌を除去する手段に於いて、上記エアーコン プレッサーの吐出配管1にエアードライヤー15の下流に直接、上記エアードラ イヤー15で除去できなかった水分を外部へ除去できるドレントラップ28を有 する除菌器17を接続し、しかも上記エアーコンプレッサーの吐出配管1と上記 エアードライヤー15の間に除塵器2を設け、その除塵器2は塵除去膜6で除塵 する前に水分を外部へ除去できるドレントラップ13を有することを特徴とする エアーコンプレッサーに於ける除菌装置である。
【0009】
【作用】
上記構成に基づくと、エアーコンプレッサーで生成された圧縮空気は、吐出配 管1より除塵器2へ流入し、その除塵器2で水分を除去された後で除塵され、エ アードライヤー15で除湿され、次いで除菌器17で水分を除去された後で除菌 され、外部へ向けて吐出されるものである。
【0010】
【実施例】
次に添付図面に従い本考案の好適な実施例を詳述する。図1は本考案の第1実 施例を示しており、エアーコンプレッサーの吐出配管1に対して上流から除塵器 2、エアードライヤー15、除菌器17が直列的に接続されている。圧縮空気は 図示せざるエアーコンプレッサーより吐出され、除塵器2、エアードライヤー1 5、除菌器17を通過し、外部へ流出するように構成されている。
【0011】 上記除塵器2は、トップカバー5とこのトップカバー5の下方に着脱自在に取 着されたハウジング11より成り、上記ハウジング11内には通口を有する円筒 状の塵除去膜支持体7が下方に連設され、この円筒状の塵除去膜支持体7の周り に円筒状の塵除去膜6が挿脱自在に取着されている。また、上記トップカバー5 に円筒状の塵除去膜6に対向することなく、その外側域に連なる圧縮空気の流入 口3が形成されていると共に、円筒状の塵除去膜支持体7の内側に連なる流出口 4が形成されている。
【0012】 そして、上記ハウジング11の底部と、上記円筒状の塵除去膜6の下方端末と の間には、ドレン溜り12が形成され、このドレン溜り12に連なるようにして ドレントラップ13が取着しているものである。
【0013】 要するに流入口3は、円筒状の塵除去膜6に対向することなく、その外側域に 連なるものであり、且つドレン溜り12は塵除去膜6を介してのみ流出口4に連 なる。
【0014】 上記の円筒状の塵除去膜6を円筒状の塵除去膜支持体7に対して挿脱自在にす る手段は、トップカバー5に螺着できるボルト8と塵除去膜支持体7の端末を下 方から保持できる板9とナット10を接続するものである。
【0015】 上記エアードライヤー15は、冷凍式エアードライヤーで構成されている。尚 、エアードライヤー2は吸着式エアードライヤーでも可能である。
【0016】 上記除菌器17は上記除塵器2と同様の構造をしており、この除菌器17を構 成する細菌除去膜21は、通常0.1ミクロンメータから5ミクロンメータ程度 のものがあるが、一般細菌類、カビ、酵母などの真菌類の除菌を可能にするため 、0.1ミクロンメータから0.4ミクロンメータ程度のものを用いる。そして 、上記細菌除去膜21には、限外濾過膜、メンブランフィルター、微多孔質中空 系膜、極小繊維フィルター等のものが考えられる。
【0017】 次に上記構成の除菌装置の作用について述べる。まず、エアーコンプレッサー で生成された圧縮空気がエアーコンプレッサー吐出配管1を通って除塵器2へと 流入する。上記除塵器2の流入口3より流入した圧縮空気は除塵器2内の円筒状 の塵除去膜6の外側域に流入し、ここに巻いて外気によって冷却されたり、ここ より塵除去膜6を通りその抵抗等によりドレン水が生じ、このドレン水となった 水分はドレン溜り12に沿ってドレントラップ13により外部へ排出される。
【0018】 他方圧縮空気が塵除去膜6を通過することによって塵、油分等が塵除去膜6の 表面に捕集され除塵された圧縮空気は塵除去膜支持体7の通口を通り、円筒状の 内部より流出口4を通り、配管14を介してエアードライヤー15へと流入する 。
【0019】 そのエアードライヤー15で圧縮空気が冷却され除湿され、その除湿された圧 縮空気は配管16を通って除菌器17へと流入する。上記除菌器17では上記除 塵器2と同様に、流入口18より流入した圧縮空気は除菌器17内の円筒状の細 菌除去膜21の外側域に流入し、ここに於いて外気によって冷却されたり、ここ より細菌除去膜21を通り、その抵抗等によりドレン水が生じ、このドレン水と なった水分はドレン溜り27に沿ってドレントラップ28により外部へ排出され る。
【0020】 他方圧縮空気が細菌除去膜21を通過することによって細菌は細菌除去膜21 の表面に捕集され、除菌された圧縮空気は細菌除去膜支持体22の通口を通り、 円筒状の内部より流出口19を通り外部へと流出する。従って上記細菌除去膜2 1は圧縮空気中に含まれるドレン水粒子によって目詰まりすることもなく、また 細菌除去膜21にドレン水粒子が付着して細菌増殖環境がかえって生ずるような こともないものである。
【0021】 以上のように、この除菌装置は、エアーコンプレッサーより吐出される圧縮空 気中の水分をドレントラップ28で除去した後に、圧縮空気中に含まれる細菌を 細菌除去膜21で除去し、除菌された圧縮空気を外部へ吐出するのは勿論、エア ードライヤー15の上流に除塵器2を設けることによって、エアーコンプレッサ ーの吐出配管1より吐出される圧縮空気中に含まれる塵や油分等をエアードライ ヤー15へと流入させることがないので、エアードライヤー15の除湿効率を低 下させる原因を生じにくく、また故障をより少なくし易いものである。
【0022】 図2は本考案の第2実施例を示しており、第1実施例との差異についてのみ述 べる。この除菌装置のエアードライヤー15は、その内部に除塵室29が設けら れており、そこに除塵器30が配設されている。そして、冷凍器33が接続され ている冷却パイプ34が設置され、下部にはドレントラップ32が設置されてい る。従って圧縮空気は、エアードライヤー15内部に流入すると、まず除塵室2 9に入り、除塵器30によって除塵され、次いで除湿されエアードライヤー15 外部へ流出するものである。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述した如く、請求項1の考案によれば、エアーコンプレッサーより吐出 される圧縮空気を、除塵器で除塵した後に、エアードライヤーで除湿し、除菌器 で圧縮空気中の水分を除去した後で除菌を行い、細菌の生育環境を無くすことが でき、より良く除菌できるのは勿論、除塵した後でエアードライヤーに圧縮空気 を送るので、エアードライヤーの内部に塵、油分等を流入させることなく、従っ てエアードライヤーの除湿効率を下げにくく、またエアードライヤーを故障させ にくいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の除菌装置の構成図である。
【図2】第2実施例の除菌装置の構成図である。
【図3】細菌除去膜の断面図である。
【符号の説明】
1 エアーコンプレッサー吐出配管 2 除塵器 6 塵除去膜 13 ドレントラップ 14 配管 15 エアードライヤー 16 配管 17 除菌器 18 流入口 19 流出口 20 トップカバー 21 細菌除去膜 22 細菌除去膜支持体 23 ボルト 24 保持板 25 ナット 26 ハウジング 27 ドレン溜り 28 ドレントラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01D 63/06 8014−4D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーコンプレッサーの圧縮空気中に含
    まれる細菌を除去する手段に於いて、上記エアーコンプ
    レッサーの吐出配管1にエアードライヤー15を接続
    し、そのエアードライヤー15の下流に直接、上記エア
    ードライヤー15で除去できなかった水分を外部へ除去
    できるドレントラップ28を有する除菌器17を接続
    し、しかも上記エアーコンプレッサーの吐出配管1と上
    記エアードライヤー15の間に除塵器2を設け、その除
    塵器2は塵除去膜6で除塵する前に水分を外部へ除去で
    きるドレントラップ13を有することを特徴とするエア
    ーコンプレッサーに於ける除菌装置。
JP9255491U 1991-10-16 1991-10-16 エアーコンプレツサーに於ける除菌装置 Pending JPH0533823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255491U JPH0533823U (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアーコンプレツサーに於ける除菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255491U JPH0533823U (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアーコンプレツサーに於ける除菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533823U true JPH0533823U (ja) 1993-05-07

Family

ID=14057629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9255491U Pending JPH0533823U (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアーコンプレツサーに於ける除菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533823U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556217U (ja) * 1991-12-27 1993-07-27 株式会社フクハラ エアコンプレッサに於ける除菌装置
JPH07227514A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Fukuhara:Kk エアーコンプレッサーに於ける除菌装置
US6905085B2 (en) 2000-05-22 2005-06-14 Nara Machinery Co., Ltd. Particle processing apparatus
WO2015005435A1 (ja) * 2013-07-11 2015-01-15 電気化学工業株式会社 ドレンセパレータ、圧縮空気除湿システム及び粉粒体の搬送方法
JP6028155B1 (ja) * 2015-10-27 2016-11-16 株式会社フクハラ ドレントラップ用ストレーナ及びその製造方法
JP2019018162A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 株式会社クラレ 中空糸膜濾過装置の洗浄方法及び中空糸膜濾過装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559823A (en) * 1978-10-31 1980-05-06 Toshiba Corp Rust prevention apparatus
JPS61157320A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Fukuhara Seisakusho:Kk コンプレツサ−に於ける除菌装置
JPH0331485A (ja) * 1989-06-27 1991-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ほうろう基板及びそれを用いたサーマルヘッド、回路部品

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559823A (en) * 1978-10-31 1980-05-06 Toshiba Corp Rust prevention apparatus
JPS61157320A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Fukuhara Seisakusho:Kk コンプレツサ−に於ける除菌装置
JPH0331485A (ja) * 1989-06-27 1991-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ほうろう基板及びそれを用いたサーマルヘッド、回路部品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556217U (ja) * 1991-12-27 1993-07-27 株式会社フクハラ エアコンプレッサに於ける除菌装置
JPH07227514A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Fukuhara:Kk エアーコンプレッサーに於ける除菌装置
US6905085B2 (en) 2000-05-22 2005-06-14 Nara Machinery Co., Ltd. Particle processing apparatus
WO2015005435A1 (ja) * 2013-07-11 2015-01-15 電気化学工業株式会社 ドレンセパレータ、圧縮空気除湿システム及び粉粒体の搬送方法
JP6028155B1 (ja) * 2015-10-27 2016-11-16 株式会社フクハラ ドレントラップ用ストレーナ及びその製造方法
JP2019018162A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 株式会社クラレ 中空糸膜濾過装置の洗浄方法及び中空糸膜濾過装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5478379A (en) Air purification conversion cartridge for dehumidifier
US7101420B1 (en) Self cleaning air filtration machine and a method for using the same
JP2835491B2 (ja) エアーコンプレッサーに於ける除菌装置
KR20180029939A (ko) 습식 공기세척기
JP2671190B2 (ja) コンプレッサーに於ける除臭除菌装置
JPH0533823U (ja) エアーコンプレツサーに於ける除菌装置
JP2514133Y2 (ja) メンブランエアドライヤの制御装置及びコンプレッサに於ける除菌装置
JP2004190235A (ja) 大気中の水分を用いた浄水器
CN204902027U (zh) 等离子空间净化器
JPH0331485B2 (ja)
JPS6269033A (ja) 気体の除塵・除菌装置
JP2527812Y2 (ja) エアーコンプレッサーに於ける除菌装置
JP2561531Y2 (ja) エアコンプレッサに於ける除菌装置
JP3012037U (ja) 空調施設における冷却水浄化装置
JP3965489B2 (ja) 除菌フィルター付エアドライヤー
KR200278594Y1 (ko) 수처리식 먼지집진기 및 이를 이용한 공기청정기
CN217383236U (zh) 一种除湿消毒型空气净化器
KR200182218Y1 (ko) 분뇨차용탈취기
JPH11182435A (ja) 圧縮空気発生装置のドレン排出装置
JP2000296310A5 (ja)
KR20200000242A (ko) 공기 청정기용 필터 어셈블리
JP2527812Z (ja)
CN212511658U (zh) 一种负氧离子空气消毒净化器
CN212618879U (zh) 一种空气净化用uv装置
CN107218671A (zh) 具有除湿与净化两种功能的空气处理器