JPH05337609A - 連続鋳造装置 - Google Patents
連続鋳造装置Info
- Publication number
- JPH05337609A JPH05337609A JP14436392A JP14436392A JPH05337609A JP H05337609 A JPH05337609 A JP H05337609A JP 14436392 A JP14436392 A JP 14436392A JP 14436392 A JP14436392 A JP 14436392A JP H05337609 A JPH05337609 A JP H05337609A
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- Japan
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- ingot
- continuous casting
- breakout
- molten metal
- casting apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳塊の異常をあらゆる鋳造条件において汎用
的に検出して、ブレークアウトによる溶融金属の吐出を
防止し、鋳造装置の被害を最小限にとどめ、操業上の安
全性を高めることができる連続鋳造装置を得る。 【構成】 溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固さ
せ、生成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳
造装置において、黒鉛鋳型３出口にブレークアウト監視
装置１０を設け、鋳塊５の異常を空気圧センサー１１、
１２により空気圧の変化として検出し、この異常を牽引
装置に伝えてピンチロール６による鋳塊５の牽引を自動
的に停止する連続鋳造装置。
的に検出して、ブレークアウトによる溶融金属の吐出を
防止し、鋳造装置の被害を最小限にとどめ、操業上の安
全性を高めることができる連続鋳造装置を得る。 【構成】 溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固さ
せ、生成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳
造装置において、黒鉛鋳型３出口にブレークアウト監視
装置１０を設け、鋳塊５の異常を空気圧センサー１１、
１２により空気圧の変化として検出し、この異常を牽引
装置に伝えてピンチロール６による鋳塊５の牽引を自動
的に停止する連続鋳造装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、連続鋳造装置、特に
銅系合金の連続鋳造装置に関するものである。
銅系合金の連続鋳造装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の連続鋳造装置を示す断面
図である。図において、１は溶融金属２を保温する保温
炉、３は溶融金属２を導入して鋳造を行う黒鉛鋳型、４
はこの黒鉛鋳型３を冷却する水冷ジャケット、５は溶融
金属２の冷却により生成する鋳塊、６はこの鋳塊５を牽
引するピンチロールである。１０はブレークアウト監視
装置であり、黒鉛鋳型３に埋込まれた一対の温度センサ
ー７、８から構成されている。
図である。図において、１は溶融金属２を保温する保温
炉、３は溶融金属２を導入して鋳造を行う黒鉛鋳型、４
はこの黒鉛鋳型３を冷却する水冷ジャケット、５は溶融
金属２の冷却により生成する鋳塊、６はこの鋳塊５を牽
引するピンチロールである。１０はブレークアウト監視
装置であり、黒鉛鋳型３に埋込まれた一対の温度センサ
ー７、８から構成されている。
【０００３】このような連続鋳造装置においては、保温
炉１で保温されている溶融金属２を黒鉛鋳型３の内部に
導入し、水冷ジャケット４により黒鉛鋳型３を冷却して
溶融金属２を凝固させ、生成する鋳塊５をピンチロール
６により間欠的あるいは連続的に牽引し、連続的に鋳塊
５を鋳造する。
炉１で保温されている溶融金属２を黒鉛鋳型３の内部に
導入し、水冷ジャケット４により黒鉛鋳型３を冷却して
溶融金属２を凝固させ、生成する鋳塊５をピンチロール
６により間欠的あるいは連続的に牽引し、連続的に鋳塊
５を鋳造する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水冷ジャケ
ット４の冷却能力に異常が生じたり、保温炉１の加熱に
異常が生じたり、黒鉛鋳型３と鋳塊５の凝固殻の間の熱
交換や摺動に異常が生じたり、またはピンチロール６の
駆動に異常が生じたりした場合には、鋳塊５の凝固殻の
形成に異常が生じ、鋳塊５の部分欠損や鋳塊５表面の凹
み等が発生する。そのままの状態でピンチロール６によ
る牽引を続けると、ブレークアウトが生じ、鋳塊５の凝
固殻が形成されなくなり、保温炉１内の溶融金属２が黒
鉛鋳型３出口から吐出し、鋳造ラインの装置に多大な損
傷を与えるばかりでなく、操業上の安全性が脅かされ
る。
ット４の冷却能力に異常が生じたり、保温炉１の加熱に
異常が生じたり、黒鉛鋳型３と鋳塊５の凝固殻の間の熱
交換や摺動に異常が生じたり、またはピンチロール６の
駆動に異常が生じたりした場合には、鋳塊５の凝固殻の
形成に異常が生じ、鋳塊５の部分欠損や鋳塊５表面の凹
み等が発生する。そのままの状態でピンチロール６によ
る牽引を続けると、ブレークアウトが生じ、鋳塊５の凝
固殻が形成されなくなり、保温炉１内の溶融金属２が黒
鉛鋳型３出口から吐出し、鋳造ラインの装置に多大な損
傷を与えるばかりでなく、操業上の安全性が脅かされ
る。
【０００５】従って、溶融金属２の吐出を事前に防止す
るため、従来の連続鋳造装置においては、温度センサー
７、８を設けて黒鉛鋳型３の温度を監視し、あらかじめ
設定された温度または温度変化率の限界を超えると、こ
の異常を電気信号として牽引装置に伝え、ピンチロール
６による鋳塊５の牽引を停止するようにしていた。
るため、従来の連続鋳造装置においては、温度センサー
７、８を設けて黒鉛鋳型３の温度を監視し、あらかじめ
設定された温度または温度変化率の限界を超えると、こ
の異常を電気信号として牽引装置に伝え、ピンチロール
６による鋳塊５の牽引を停止するようにしていた。
【０００６】しかしながら、鋳造する合金の種類によっ
てはその品質から種々の冷却条件を設定する必要がある
ため、鋳塊５の異常やブレークアウトを汎用的に検出で
きないという問題点があった。また鋳塊５の凝固殻の異
常による黒鉛鋳型３の温度変化と保温炉１の加熱等の外
乱による黒鉛鋳型３の温度変化が同じレベルになり、鋳
塊５の凝固殻の異常の検出が黒鉛鋳型３の温度変化によ
っては捉えられない場合が生じ、その場合には事前に溶
融金属２の吐出が防止できないという問題点があった。
てはその品質から種々の冷却条件を設定する必要がある
ため、鋳塊５の異常やブレークアウトを汎用的に検出で
きないという問題点があった。また鋳塊５の凝固殻の異
常による黒鉛鋳型３の温度変化と保温炉１の加熱等の外
乱による黒鉛鋳型３の温度変化が同じレベルになり、鋳
塊５の凝固殻の異常の検出が黒鉛鋳型３の温度変化によ
っては捉えられない場合が生じ、その場合には事前に溶
融金属２の吐出が防止できないという問題点があった。
【０００７】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、鋳塊の異常またはブレークア
ウトの発生をあらゆる鋳造条件において汎用的に検出す
ることができ、しかも鋳塊の牽引を自動的に停止させ、
溶融金属の吐出を防止することができる連続鋳造装置を
提供することを目的としている。
るためになされたもので、鋳塊の異常またはブレークア
ウトの発生をあらゆる鋳造条件において汎用的に検出す
ることができ、しかも鋳塊の牽引を自動的に停止させ、
溶融金属の吐出を防止することができる連続鋳造装置を
提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は次の連続鋳造
装置である。 （１）溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固させ、生
成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳造装置
において、鋳型出口に、鋳塊の異常を空気圧センサーに
より空気圧の変化として検出するブレークアウト監視装
置を備えた連続鋳造装置。 （２）溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固させ、生
成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳造装置
において、鋳型出口に、鋳塊のブレークアウトを光検出
センサーにより透過光として検出するブレークアウト監
視装置を備えた連続鋳造装置。
装置である。 （１）溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固させ、生
成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳造装置
において、鋳型出口に、鋳塊の異常を空気圧センサーに
より空気圧の変化として検出するブレークアウト監視装
置を備えた連続鋳造装置。 （２）溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固させ、生
成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続鋳造装置
において、鋳型出口に、鋳塊のブレークアウトを光検出
センサーにより透過光として検出するブレークアウト監
視装置を備えた連続鋳造装置。
【０００９】
【作用】この発明の請求項１の連続鋳造装置において
は、空気圧センサーから鋳型出口の鋳塊に空気を吹付
け、その空気圧を検出することにより、鋳塊の欠損や鋳
塊表面の凹み等の鋳塊の異常を、空気圧センサーにより
空気圧の変化として迅速に検出する。この異常は電気信
号として牽引装置に伝えられ、鋳塊の牽引は即座に停止
される。これによりブレークアウトは事前に監視され、
溶融金属の吐出は防止される。
は、空気圧センサーから鋳型出口の鋳塊に空気を吹付
け、その空気圧を検出することにより、鋳塊の欠損や鋳
塊表面の凹み等の鋳塊の異常を、空気圧センサーにより
空気圧の変化として迅速に検出する。この異常は電気信
号として牽引装置に伝えられ、鋳塊の牽引は即座に停止
される。これによりブレークアウトは事前に監視され、
溶融金属の吐出は防止される。
【００１０】この発明の請求項２の連続鋳造装置におい
ては、鋳塊のブレークアウトを、光検出センサーにより
透過光として迅速に検出する。この異常は電気信号とし
て牽引装置に伝えられ、鋳塊の牽引は即座に停止され
る。これによりブレークアウトは事前に監視され、溶融
金属の吐出は防止される。ここで使用される光として
は、可視光線のほか、レーザー、γ線その他の放射線で
もよい。
ては、鋳塊のブレークアウトを、光検出センサーにより
透過光として迅速に検出する。この異常は電気信号とし
て牽引装置に伝えられ、鋳塊の牽引は即座に停止され
る。これによりブレークアウトは事前に監視され、溶融
金属の吐出は防止される。ここで使用される光として
は、可視光線のほか、レーザー、γ線その他の放射線で
もよい。
【００１１】
【実施例】次にこの発明の実施例を図面により説明す
る。 実施例１ 図１は実施例１の銅系合金の水平連続鋳造装置を示す断
面図であり、図において、図２と同一符号は同一または
相当部分を示す。
る。 実施例１ 図１は実施例１の銅系合金の水平連続鋳造装置を示す断
面図であり、図において、図２と同一符号は同一または
相当部分を示す。
【００１２】図において、１は溶融金属２を保温する保
温炉、３は溶融金属２を導入して鋳造を行う黒鉛鋳型、
４はこの黒鉛鋳型３を冷却する水冷ジャケット、５は溶
融金属２の冷却により生成する鋳塊、６はこの鋳塊５を
牽引するピンチロールであり、これらは図２とほぼ同様
に構成されている。１０はブレークアウト監視装置であ
り、一対の空気圧センサー１１、１２から構成され、黒
鉛鋳型３出口の鋳塊５に両側から空気を吹付け、その空
気圧を検出するように設けられている。
温炉、３は溶融金属２を導入して鋳造を行う黒鉛鋳型、
４はこの黒鉛鋳型３を冷却する水冷ジャケット、５は溶
融金属２の冷却により生成する鋳塊、６はこの鋳塊５を
牽引するピンチロールであり、これらは図２とほぼ同様
に構成されている。１０はブレークアウト監視装置であ
り、一対の空気圧センサー１１、１２から構成され、黒
鉛鋳型３出口の鋳塊５に両側から空気を吹付け、その空
気圧を検出するように設けられている。
【００１３】このような連続鋳造装置においては、保温
炉１で保温されている溶融金属２を黒鉛鋳型３の内部に
導入し、水冷ジャケット４により黒鉛鋳型３を冷却して
溶融金属２を凝固させ、生成する鋳塊５をピンチロール
６により間欠的あるいは連続的に牽引し、連続的に鋳塊
５を鋳造する。この間、ブレークアウト監視装置１０の
空気圧センサー１１、１２から黒鉛鋳型３出口の鋳塊５
の両面に空気を吹付け、その空気圧の変化を検出する。
炉１で保温されている溶融金属２を黒鉛鋳型３の内部に
導入し、水冷ジャケット４により黒鉛鋳型３を冷却して
溶融金属２を凝固させ、生成する鋳塊５をピンチロール
６により間欠的あるいは連続的に牽引し、連続的に鋳塊
５を鋳造する。この間、ブレークアウト監視装置１０の
空気圧センサー１１、１２から黒鉛鋳型３出口の鋳塊５
の両面に空気を吹付け、その空気圧の変化を検出する。
【００１４】このとき、水冷ジャケット４の冷却能力に
異常が生じたり、保温炉１の加熱に異常が生じたり、黒
鉛鋳型３と鋳塊５の凝固殻の間の熱交換や摺動に異常が
生じたり、またはピンチロール６の駆動に異常が生じた
りして鋳塊５の凝固殻の形成に異常が発生し、鋳塊５の
部分欠損や鋳塊５表面の凹み等の鋳塊５の異常が生じる
と、このような異常を空気圧センサー１１、１２が空気
圧の変化として検出する。
異常が生じたり、保温炉１の加熱に異常が生じたり、黒
鉛鋳型３と鋳塊５の凝固殻の間の熱交換や摺動に異常が
生じたり、またはピンチロール６の駆動に異常が生じた
りして鋳塊５の凝固殻の形成に異常が発生し、鋳塊５の
部分欠損や鋳塊５表面の凹み等の鋳塊５の異常が生じる
と、このような異常を空気圧センサー１１、１２が空気
圧の変化として検出する。
【００１５】検出された異常は電気信号として牽引装置
に伝え、ピンチロール６による鋳塊５の牽引を自動的に
即座に停止する。これにより事前にブレークアウトを監
視し、溶融金属２の吐出を事前に防止することができ
る。従って、鋳造ラインの装置に損傷が生じることはな
く、また操業上の安全性も確保できる。
に伝え、ピンチロール６による鋳塊５の牽引を自動的に
即座に停止する。これにより事前にブレークアウトを監
視し、溶融金属２の吐出を事前に防止することができ
る。従って、鋳造ラインの装置に損傷が生じることはな
く、また操業上の安全性も確保できる。
【００１６】実施例２ 上記実施例１では、ブレークアウト監視装置１０とし
て、空気圧センサー１１、１２を設けて空気圧の変化に
より鋳塊５の異常を監視したが、空気圧センサー１１、
１２の代わりに投光器と光検出センサーからなるブレー
クアウト監視装置１０を黒鉛鋳型３出口に設けてもよ
い。この場合、投光器から投光された光を対向する位置
にある光検出センサーで検出することにより、ブレーク
アウトを透過光として検出する。ここで使用する光とし
ては可視光線でも、レーザー、γ線その他の放射線でも
よい。
て、空気圧センサー１１、１２を設けて空気圧の変化に
より鋳塊５の異常を監視したが、空気圧センサー１１、
１２の代わりに投光器と光検出センサーからなるブレー
クアウト監視装置１０を黒鉛鋳型３出口に設けてもよ
い。この場合、投光器から投光された光を対向する位置
にある光検出センサーで検出することにより、ブレーク
アウトを透過光として検出する。ここで使用する光とし
ては可視光線でも、レーザー、γ線その他の放射線でも
よい。
【００１７】検出されたブレークアウトは電気信号とし
て牽引装置に伝え、ピンチロール６による鋳塊５の牽引
を自動的に即座に停止する。これにより事前にブレーク
アウトを監視し、溶融金属２の吐出を事前に防止するこ
とができる。従って、鋳造ラインの装置に損傷が生じる
ことはなく、また操業上の安全性も確保できる。
て牽引装置に伝え、ピンチロール６による鋳塊５の牽引
を自動的に即座に停止する。これにより事前にブレーク
アウトを監視し、溶融金属２の吐出を事前に防止するこ
とができる。従って、鋳造ラインの装置に損傷が生じる
ことはなく、また操業上の安全性も確保できる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項１の連
続鋳造装置によれば、鋳型出口に空気圧センサーから構
成されるブレークアウト監視装置を設け、鋳塊の異常を
空気圧センサーにより空気圧の変化として検出するよう
にしたので、連続鋳造における鋳塊の異常をあらゆる鋳
造条件において汎用的に検出でき、この異常を牽引装置
に伝えて鋳塊の牽引を自動的に停止させることにより、
ブレークアウトによる溶融金属の吐出を防止し、鋳造装
置の被害を最小限にとどめ、操業上の安全性を高めるこ
とができる。
続鋳造装置によれば、鋳型出口に空気圧センサーから構
成されるブレークアウト監視装置を設け、鋳塊の異常を
空気圧センサーにより空気圧の変化として検出するよう
にしたので、連続鋳造における鋳塊の異常をあらゆる鋳
造条件において汎用的に検出でき、この異常を牽引装置
に伝えて鋳塊の牽引を自動的に停止させることにより、
ブレークアウトによる溶融金属の吐出を防止し、鋳造装
置の被害を最小限にとどめ、操業上の安全性を高めるこ
とができる。
【００１９】また、この発明の請求項２の連続鋳造装置
によれば、鋳型出口に光検出センサーにより構成される
ブレークアウト監視装置を設け、鋳塊のブレークアウト
を光検出センサーにより透過光として検出するようにし
たので、連続鋳造における鋳塊のブレークアウトをあら
ゆる鋳造条件において汎用的に検出でき、この異常を牽
引装置に伝えて鋳塊の牽引を自動的に停止させることに
より、ブレークアウトによる溶融金属の吐出を防止し、
鋳造装置の被害を最小限にとどめ、操業上の安全性を高
めることができる。
によれば、鋳型出口に光検出センサーにより構成される
ブレークアウト監視装置を設け、鋳塊のブレークアウト
を光検出センサーにより透過光として検出するようにし
たので、連続鋳造における鋳塊のブレークアウトをあら
ゆる鋳造条件において汎用的に検出でき、この異常を牽
引装置に伝えて鋳塊の牽引を自動的に停止させることに
より、ブレークアウトによる溶融金属の吐出を防止し、
鋳造装置の被害を最小限にとどめ、操業上の安全性を高
めることができる。
【図１】実施例の水平連続鋳造装置を示す断面図であ
る。
る。
【図２】従来の連続鋳造装置を示す断面図である。
１ 保温炉 ２ 溶融金属 ３ 黒鉛鋳型 ４ 水冷ジャケット ５ 鋳塊 ６ ピンチロール ７、８ 温度センサー １０ ブレークアウト監視装置 １１、１２ 空気圧センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固
させ、生成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続
鋳造装置において、鋳型出口に、鋳塊の異常を空気圧セ
ンサーにより空気圧の変化として検出するブレークアウ
ト監視装置を備えたことを特徴とする連続鋳造装置。 - 【請求項２】 溶融金属を鋳型に連続的に導入して凝固
させ、生成する鋳塊を連続的に牽引するようにした連続
鋳造装置において、鋳型出口に、鋳塊のブレークアウト
を光検出センサーにより透過光として検出するブレーク
アウト監視装置を備えたことを特徴とする連続鋳造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14436392A JPH05337609A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14436392A JPH05337609A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 連続鋳造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337609A true JPH05337609A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15360370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14436392A Pending JPH05337609A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 連続鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337609A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997016273A1 (en) * | 1995-11-02 | 1997-05-09 | Comalco Aluminium Limited | Bleed out detector for direct chill casting |
| JP2008200681A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 溶融金属滴下検知器および溶融金属滴下検知方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14436392A patent/JPH05337609A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997016273A1 (en) * | 1995-11-02 | 1997-05-09 | Comalco Aluminium Limited | Bleed out detector for direct chill casting |
| JP2008200681A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 溶融金属滴下検知器および溶融金属滴下検知方法 |
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