JPH05337268A - ミシンにおける布の送り装置 - Google Patents
ミシンにおける布の送り装置Info
- Publication number
- JPH05337268A JPH05337268A JP15980491A JP15980491A JPH05337268A JP H05337268 A JPH05337268 A JP H05337268A JP 15980491 A JP15980491 A JP 15980491A JP 15980491 A JP15980491 A JP 15980491A JP H05337268 A JPH05337268 A JP H05337268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- sewing machine
- conveyor belt
- sewing
- rollers
- Prior art date
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- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縫製部分とベッド上の縫製以外の部分の布を
運針速度に応じて一緒に移動させて、正確な縫製を迅速
に行わせようとするものである。 【構成】 ミシン1におけるベッド2の挿設が自在な空
間部4を設けたフレ−ム5、5の両端にロ−ラ6、6を
設け、該ロ−ラには駆動ロ−ラ8に懸廻されたコンベア
ベルト10を張設してベッドをコンベア上面として走行
自在とし、該コンベアベルトの駆動はミシンの運針速度
と同期させ、フレ−ムはベッドに取付け自在としたミシ
ンにおける布の送り装置。
運針速度に応じて一緒に移動させて、正確な縫製を迅速
に行わせようとするものである。 【構成】 ミシン1におけるベッド2の挿設が自在な空
間部4を設けたフレ−ム5、5の両端にロ−ラ6、6を
設け、該ロ−ラには駆動ロ−ラ8に懸廻されたコンベア
ベルト10を張設してベッドをコンベア上面として走行
自在とし、該コンベアベルトの駆動はミシンの運針速度
と同期させ、フレ−ムはベッドに取付け自在としたミシ
ンにおける布の送り装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用ミシンの運針速度
に応じ縫製以外の部分のベッド上の布を順に送りだして
縫製作業を正確且つ迅速に行わせようとするものであ
る。
に応じ縫製以外の部分のベッド上の布を順に送りだして
縫製作業を正確且つ迅速に行わせようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来工業用ミシンによるカ−テンなどの
大きなものの縫製作業にあっては、縫製された部分は送
り機構により順に先に送っていくが、縫製されない他の
部分はそのままベッド状に停滞するので縫製部分は歪ん
だりする恐れが有る。
大きなものの縫製作業にあっては、縫製された部分は送
り機構により順に先に送っていくが、縫製されない他の
部分はそのままベッド状に停滞するので縫製部分は歪ん
だりする恐れが有る。
【0003】そのため作業者は縫製されない他の部分も
縫製部分の送りに応じて作業者の肘等により前方に押し
出す作業をしているのが一般的である。
縫製部分の送りに応じて作業者の肘等により前方に押し
出す作業をしているのが一般的である。
【0004】
【従来の技術の欠点】然し乍らこの方法によるときは肘
による押出し作業に気をとられて、両手による縫製部分
の押さえが疎かになる恐れが有り、又作業がし難い等の
欠点が有る。
による押出し作業に気をとられて、両手による縫製部分
の押さえが疎かになる恐れが有り、又作業がし難い等の
欠点が有る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を解消すべく開発されたもので、工業用のミシンにおけ
るベッドの挿設が自在な空間部を設けたフレ−ムの両端
にロ−ラを設け、該ロ−ラには駆動ロ−ラに懸廻された
コンベアベルトを張設してベッドをコンベア上面として
走行自在とし、該コンベアベルトの駆動はミシンの運針
速度と同期させ、フレ−ムはベッドに取付け自在とし
て、スム−ズな縫製作業ができると同時に正確、迅速な
作業をすることのできるようにしたものである。
を解消すべく開発されたもので、工業用のミシンにおけ
るベッドの挿設が自在な空間部を設けたフレ−ムの両端
にロ−ラを設け、該ロ−ラには駆動ロ−ラに懸廻された
コンベアベルトを張設してベッドをコンベア上面として
走行自在とし、該コンベアベルトの駆動はミシンの運針
速度と同期させ、フレ−ムはベッドに取付け自在とし
て、スム−ズな縫製作業ができると同時に正確、迅速な
作業をすることのできるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明を図示の実施例に
よって詳記すると、工業用のミシン1におけるベッド2
には高低の張設が自在な脚3が固定されているが、この
脚3を外した状態でベッド2の挿設が自在な空間部4を
設けたフレ−ム5、5の両端にロ−ラ6、6を設け、該
ロ−ラには変速の調節自在な駆動源7により駆動自在な
駆動ロ−ラ8、反転ロ−ラ9、9に懸廻されたコンベア
ベルト10を張設してベッド2をコンベア上面として走
行自在とし、該コンベアベルト10の走行はミシン1の
図示しない送り機構(運針速度)の駆動と同期させ、フ
レ−ム5、5は前記ベッド2に固定すると共に、下端に
は取付板11を固定して前記脚3を固定してなるもので
ある。
よって詳記すると、工業用のミシン1におけるベッド2
には高低の張設が自在な脚3が固定されているが、この
脚3を外した状態でベッド2の挿設が自在な空間部4を
設けたフレ−ム5、5の両端にロ−ラ6、6を設け、該
ロ−ラには変速の調節自在な駆動源7により駆動自在な
駆動ロ−ラ8、反転ロ−ラ9、9に懸廻されたコンベア
ベルト10を張設してベッド2をコンベア上面として走
行自在とし、該コンベアベルト10の走行はミシン1の
図示しない送り機構(運針速度)の駆動と同期させ、フ
レ−ム5、5は前記ベッド2に固定すると共に、下端に
は取付板11を固定して前記脚3を固定してなるもので
ある。
【0007】フレ−ム5、5の両端のロ−ラ6、6は、
少なくとも手前側のロ−ラ6を上下一対の小径ロ−ラ1
2、12としてベッド2側面からの出っ張りを可及的に
少なくすると良い。
少なくとも手前側のロ−ラ6を上下一対の小径ロ−ラ1
2、12としてベッド2側面からの出っ張りを可及的に
少なくすると良い。
【0008】コンベアベルト10の上部両側縁部は隠蔽
板13、13により覆うようにして糸屑などの侵入を防
ぎ、且つ隠蔽板13、13は走行方向に先細りとして隠
蔽板とベルト間に挾まった糸屑を自動的にコンベアベル
ト走行方向の外部に排出できるようにする。
板13、13により覆うようにして糸屑などの侵入を防
ぎ、且つ隠蔽板13、13は走行方向に先細りとして隠
蔽板とベルト間に挾まった糸屑を自動的にコンベアベル
ト走行方向の外部に排出できるようにする。
【0009】ロ−ラ6、6の駆動源(モ−タ)7の変速
調節は、ミシン1における運針速度調節のペダル14に
連係した連係杆15によって行うようにし、この連係杆
15の上下の移動調整によって開閉する図示しないスイ
ッチにて抵抗値を変え、ミシン1のモ−タ16の回転速
度と駆動源7の回転速度(正確にはミシンの運針速度と
コンベアベルトの走行速度)を同期するようにすると良
い。
調節は、ミシン1における運針速度調節のペダル14に
連係した連係杆15によって行うようにし、この連係杆
15の上下の移動調整によって開閉する図示しないスイ
ッチにて抵抗値を変え、ミシン1のモ−タ16の回転速
度と駆動源7の回転速度(正確にはミシンの運針速度と
コンベアベルトの走行速度)を同期するようにすると良
い。
【0010】図中17は制御箱である。
【0011】
【発明の作用】本発明は以上の如く具現されるものであ
り、これを使用するには汎用の工業用ミシン1のベッド
2側の脚3を取外し、ベッド2をフレ−ム5、5の空間
部4に挿入し、所定位置においてフレ−ム5、5、ベッ
ド2、脚3を固定し、駆動源7の制御はミシン1のペダ
ル14に連係して行うようにする。
り、これを使用するには汎用の工業用ミシン1のベッド
2側の脚3を取外し、ベッド2をフレ−ム5、5の空間
部4に挿入し、所定位置においてフレ−ム5、5、ベッ
ド2、脚3を固定し、駆動源7の制御はミシン1のペダ
ル14に連係して行うようにする。
【0012】このように設定した後通常の方法でミシン
を作動させることにより、ミシンの運針速度、即ちペダ
ル14の踏み込み調節に応じてコンベアベルト10が変
速走行し、ベルト上の縫製以外の部分の布が運針速度に
応じて運針方向に自動的に移動する。
を作動させることにより、ミシンの運針速度、即ちペダ
ル14の踏み込み調節に応じてコンベアベルト10が変
速走行し、ベルト上の縫製以外の部分の布が運針速度に
応じて運針方向に自動的に移動する。
【0013】
【発明の効果】本発明は叙上の如く、ミシン1における
ベッド2の挿設が自在な空間部4を設けたフレ−ム5、
5の両端にロ−ラ6、6を設け、該ロ−ラには駆動ロ−
ラ8に懸廻されたコンベアベルト10を張設してベッド
をコンベア上面として走行自在とし、該コンベアベルト
の駆動はミシンの運針速度と同期させ、フレ−ムはベッ
ドに取付け自在としてあるので、汎用の工業用ミシンの
ベッドに簡単に取り付けられ、而も取付後コンベアベル
トはベッドの上部を安定した状態で揺動することなく走
行し、且つ、コンベアベルトの走行はミシンの運針速度
に同期して縫製部分以外の部分の布を縫製部分と一緒に
移動し、歪むことのない正確な縫製が簡単、迅速にでき
る。
ベッド2の挿設が自在な空間部4を設けたフレ−ム5、
5の両端にロ−ラ6、6を設け、該ロ−ラには駆動ロ−
ラ8に懸廻されたコンベアベルト10を張設してベッド
をコンベア上面として走行自在とし、該コンベアベルト
の駆動はミシンの運針速度と同期させ、フレ−ムはベッ
ドに取付け自在としてあるので、汎用の工業用ミシンの
ベッドに簡単に取り付けられ、而も取付後コンベアベル
トはベッドの上部を安定した状態で揺動することなく走
行し、且つ、コンベアベルトの走行はミシンの運針速度
に同期して縫製部分以外の部分の布を縫製部分と一緒に
移動し、歪むことのない正確な縫製が簡単、迅速にでき
る。
【0014】又コンベアベルト10はベッドをコンベア
上面として走行するのでコンベアベルト10は揺動する
ことなく安定した状態で走行し、布の送りがスム−ズに
行われる。
上面として走行するのでコンベアベルト10は揺動する
ことなく安定した状態で走行し、布の送りがスム−ズに
行われる。
【0015】請求項2のようにフレ−ムの少なくとも一
方、殊に作業者の位置側のロ−ラは、一対の小径ロ−ラ
を上下に軸承したものとすることにより、ベッドの縁よ
りの出っ張りが可及的に少なくなり、作業がしやすい。
方、殊に作業者の位置側のロ−ラは、一対の小径ロ−ラ
を上下に軸承したものとすることにより、ベッドの縁よ
りの出っ張りが可及的に少なくなり、作業がしやすい。
【0016】
【図1】本発明装置の側面説明図。
【図2】本発明装置の平面説明図。
【図3】本発明装置を取付けた状態の正面図。
1 ミシン 2 ベッド 3 脚 4 空間部 5 フレ−ム 6 ロ−ラ 7 駆動源 10 コンベアベルト 12 小径ロ−ラ
Claims (2)
- 【請求項1】 ミシン1におけるベッド2の挿設が自在
な空間部4を設けたフレ−ム5、5の両端にロ−ラ6、
6を設け、該ロ−ラには駆動ロ−ラ8に懸廻されたコン
ベアベルト10を張設してベッドをコンベア上面として
走行自在とし、該コンベアベルトの駆動はミシンの運針
速度と同期させ、フレ−ムはベッドに取付け自在とした
ミシンにおける布の送り装置。 - 【請求項2】 フレ−ムの少なくとも一方のロ−ラは、
一対の小径ロ−ラを上下に軸承した請求項1記載のミシ
ンにおける布の送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980491A JPH05337268A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | ミシンにおける布の送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980491A JPH05337268A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | ミシンにおける布の送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337268A true JPH05337268A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15701626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15980491A Pending JPH05337268A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | ミシンにおける布の送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337268A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115595737A (zh) * | 2021-07-08 | 2023-01-13 | 台州讯丰自动化科技有限公司(Cn) | 一种隐藏式张紧调节分体张紧固定板 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5642603A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of aggregate wood |
JPS57164130A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Toray Ind Inc | Production of heat-resistant resin molding |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP15980491A patent/JPH05337268A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5642603A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of aggregate wood |
JPS57164130A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Toray Ind Inc | Production of heat-resistant resin molding |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115595737A (zh) * | 2021-07-08 | 2023-01-13 | 台州讯丰自动化科技有限公司(Cn) | 一种隐藏式张紧调节分体张紧固定板 |
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