JPH0533626B2 - - Google Patents

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JPH0533626B2
JPH0533626B2 JP62331519A JP33151987A JPH0533626B2 JP H0533626 B2 JPH0533626 B2 JP H0533626B2 JP 62331519 A JP62331519 A JP 62331519A JP 33151987 A JP33151987 A JP 33151987A JP H0533626 B2 JPH0533626 B2 JP H0533626B2
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JP
Japan
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cover
rotor
ultrasonic
center
ultrasound
Prior art date
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JP62331519A
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English (en)
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JPH01171533A (ja
Inventor
Takeshi Yokoi
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to US07/272,464 priority patent/US4957112A/en
Publication of JPH01171533A publication Critical patent/JPH01171533A/ja
Publication of JPH0533626B2 publication Critical patent/JPH0533626B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、体腔内への挿入部に超音波振動子を
設けて被検対象体を超音波走査する体腔内超音波
診断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
体腔内超音波診断装置は、挿入部の先端に超音
波振動子を設け、該超音波振動子からの超音波を
挿入方向中心軸に対して直交方向にラジアル走査
するための回転子を回転自在に設けている。該回
転子の周囲には超音波伝達媒体を充満させ、更に
それらの周囲には超音波入出射窓たるカバーを設
けている。
これらにおいて実開昭58−136106号公報に記載
のように挿入部中心軸と回転子中心軸がずれてい
るものにおいては、回転子の周囲を覆つているカ
バーは挿入部の外周と一致する超音波入出射窓を
持つており、カバーの中心軸とは一致しているが
回転子の中心軸からはずれていた。
挿入部の中心軸と回転子の中心軸とがずれてい
る構成の体腔内超音波診断装置においては次のよ
うな問題がある。つまり超音波振動子の周囲を覆
つているカバーの外周面と先端硬質部外周面が同
一面に形成されているとカバーの中心軸は挿入部
の中心軸と一致するものの、回転子の中心軸から
はずれる。第3図Aは上記の状態を示すもので、
超音波探触子12aと回転子(反射ミラー)13
aの背面側に観察光学系11aを設けたことによ
り、挿入部中心軸Xと回転子中心軸Yがずれてい
る。第3図Bは、正面から見た図であり、第3図
Cは、AのZ−Z断面図であるが、上記のごとき
構成の場合、カバー14aと回転子(反射ミラ
ー)13aとの距離および超音波のカバーに対す
る入射角がカバーの各位置によつて異なり、第3
図Dに示すごとくモニタ上の超音波画像はカバー
に対する入射角が小さい範囲内50では、おかし
なアーチフアクト(多重エコー)も生ぜず方位分
解能は良いが、入射角が大きい範囲51では屈折
反射により生じたアーチフアクト52が生ずると
ともに屈折により本来の位置からずれた位置にモ
ニタ表示されるため本来は丸いものでも横伸びし
て楕円53に表示されるなど方位分解能が悪いと
いう問題がある。なお、54はカバー外周の表示
であり、55は正規のアーチフアクトである。
本発明は、上記問題点を解決すべく提案される
もので、簡単な構成で超音波の出てゆく全ての方
向に関して、分解能が均一でおかしなアーチフア
クトのない良好な画像を得ることのできる機械走
査式の体腔内超音波診断装置を提供することを目
的としたものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明は、上記目的を達成するため挿入部に超
音波振動子からの送信波を出射する回転子を回転
自在に設けた機械式の体腔内超音波診断装置にお
いて、 挿入部の中心軸と回転子の回転中心とを径方向
にずらし回転中心と超音波入出射窓の曲率中心と
を一致させたものである。これにより超音波の出
てゆく全ての方向に関して、均一な分解能が得ら
れるとともに屈折反射によるアーチフアクトのな
い画像を得ることができる。
〔実施例〕
第1図、第2図は本発明に係る体腔内超音波診
断装置の実施例を示すものである。
第1図に示すように、先端部1と彎曲部2と軟
性部3が順に連続して挿入部4を構成する。挿入
部4には内部に回転駆動手段を具えた超音波操作
部5と彎曲及び送気送水、吸引操作をするための
内視鏡操作部6が順に連続している。内視鏡操作
部6にはユニバーサルコード7を介して内視鏡コ
ネクタ8と電気ケーブルコード9を介して電気コ
ネクタ10が分岐されて連続している。内視鏡コ
ネクタ8はビデオプロセツサ(図示されない)
に、電気コネクタ10は超音波観測装置(図示さ
れない)にそれぞれ接続し、光学的画像、超音波
画像をモニタ(図示されない)上に映し出す。
第2図A〜Gは、先端部1の内部構成を示すも
のである。先端には内部に超音波振動子12を組
込んだ回転子13を設け、これをカバー14で覆
う。第2図FのA−A断面図である第2図B及び
第2図BのC−C断面図である第2図Eに示すご
とく、カバー14は、薄肉の硬質ポリエチレン製
の超音波入出射窓であるカバー外周体14aを具
え、回転子13の周囲には流動パラフインから成
る超音波伝達媒体31が充満している。先端硬質
部19には、外側面に照明レンズ15、対物レン
ズ系16、送気送水ノズル17、吸引口18を設
ける。第2図FのB−B断面図である第2図Cに
示すごとく照明レンズ15にはライトガイドフア
イバ32の出射端を対向させ、対物レンズ系16
には固体撮像素子33を対向させる。このライト
ガイドフアイバ32及び固体撮像素子33に接続
した信号ケーブル35はそれぞれ内視鏡コネクタ
8まで延在させる。
回転子13はベアリング20とスペーサ21を
介して先端硬質部19に回転自在に支持され、回
転子後部には超音波操作部5からの回転駆動力を
伝える可撓性の伝動軸22を連接する。超音波振
動子12から挿入部軸方向に延びる信号ケーブル
23は伝動軸22の内部を電気コネクタ10まで
延在する。カバー外周体14aは硬質部外周体1
9aより挿入方向中心軸寄りに三方向が凹部形成
し全体は硬質部より小径となつている。カバー1
4は側面全外周に設けた超音波入出射窓24と砲
頭状のカバー先端部25と先端硬質部凹凸部26
に嵌合するカバー凹凸部27を有し、カバー14
と先端硬質部19とは糸巻き接着部28で密封固
定されている。カバー先端部25には、Oリング
29を介してメクラネジ30が取り付けられてお
り、カバー14内部の超音波伝達媒体液31を密
封している。メクラネジ30の外周面はバフによ
り滑らかに仕上げ加工され、カバー先端部外周面
と同一面に形成されている。照レンズ15にはラ
イトガイドフアイバ32が光学的に連結されてお
り、このフアイバは挿入部4から内視鏡コネクタ
8まで延在している。対物レンズ16で得た光学
像は固体撮像素子33上に結像され、光電変換さ
れて信号ケーブル35を通じて内視鏡コネクタ8
を介してビデオプロセツサまで送られる。第2図
CのD−D断面図であるFに示されている36は
送気送水チユーブであり、37は吸引チヤンネル
である。また第2図CのE−E断面図であるGに
示されるごとく、先端硬質部19内に対物レンズ
枠38がOリング34を介して止めネジ39で固
定され、該止めネジ39の頭部にはシール剤40
が塗布されている。またライトガイドフアイバ3
2はカバー41により覆われている。なお、第2
図Dは第2図Aの先端正面図(X矢視図)であ
る。
このように挿入部中心軸と回転子中心軸とは径
方向にずれてはいるが回転子中心軸43とカバー
14の曲率中心43とは一致させてある。
回転子中心43とカバー14の曲率中心とが一
致しているため超音波ビームのずれや反射波の傾
きが生じなくなり、カバー14に影響されず均一
な分解能の画像が得られる。以下、このことを従
来のものと比較しながら第4図に従つて説明する
と、A,Cは本発明の場合であり、B,Dは従来
の場合である。従来は超音波ビームがカバー14
aに入射して透過する場合、入射角θ1が零となら
ないため出射方向とのずれ角αが生じる(α=θ3
−θ1)。これは境界条件の式であるn1sinθ1
n2sinθ2(n1、n2は屈折率、θ1は入射角、θ2は出射
角)により明らかである。例えば回転子13周囲
の超音波伝達媒体31aとして油(n1=1.48)を
用い、カバー14の材質をプラスチツク(n2
1.49)とし、体腔内壁との間の伝達媒体を水(n3
=1.33)とした時(n1〜n3は屈折率)、入射角θ1
=20゜の場合は、ずれ角α=2.4゜、θ2=10゜の場合
は、α=1.1゜となり、本来の位置とは別の位置の
情報をモニタ上で本来の位置に表示することとな
り、それが重なる位置では分解能が低下する。ま
た、カバー14aを通過する際の屈折により生じ
る反射波の傾きによるアーチフアクトがある。こ
れに対し本発明の場合は第4図A,Cに示すごと
く超音波ビームはカバー14に対して常に垂直に
入射するため超音波ビームのずれや反射波の傾き
が生ぜず、カバーのどの部分における超音波ビー
ムの入射においても均一な分解能の超音波画像が
得られる。
本発明は以下の実施例に限定されるものではな
く、超音波ビームの入出射は第3図Aに示したご
ときミラーによる反射方式のものでもよい。また
挿入部先端にモータ、位置検出器を設けてもよい
し、カバー先端部、先端硬質部先端にバルーン付
設用のバンドを係止する溝を設けておいてもよ
い。
また、上述した実施例ではカバーを円筒状とし
たが、例えばセクタスキヤンのように円周の一部
分で超音波像を得る場合には、少なくとも超音波
入出射窓として機能する部分だけを円筒の一部を
以つて構成し、他の部分は任意の形状とすること
もできる。ただし、この場合にも円筒の一部で構
成される超音波入出射窓の曲率中心を回転軸線と
一致させることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によればカバー外周体と
体腔内壁との間に一定の距離を確保でき、超音波
観察装置のモニタ上に画像表示する場合、カバー
による多重エコーに影響されて良好な超音波断層
像が得られなくなるということを避けることがで
きる。更に簡単な構成で超音波の入射する全ての
方向について均一な分解能が得られるとともに屈
折反射によるアーチフアクト、観測装置のモニタ
上に表示される画像の位置が実際の位置とずれる
という状態を防止できることとなつた。
このため超音波画像の適正なモニタ表示がで
き、精度の高い超音波画像診断ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図A〜Gは本発明の体腔内超音波
診断装置の実施例図、第3図A〜Dは従来例を示
す図、第4図A〜Dは本発明と従来例の対比内容
を示す図である。 12……超音波振動子、19a……先端硬質部
外周面、24……超音波入出射窓、42……挿入
部中心軸、43……回転中心軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 挿入部に超音波振動子からの送信波を出射す
    る回転子を回転自在に設けた機械式の体腔内超音
    波診断装置において、 挿入部の中心軸と回転子の回転中心とを径方向
    にずらし回転中心と超音波入出射窓の曲率中心と
    を一致させたことを特徴とする体腔内超音波診断
    装置。
JP33151987A 1987-11-20 1987-12-26 体腔内超音波診断装置 Granted JPH01171533A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33151987A JPH01171533A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 体腔内超音波診断装置
US07/272,464 US4957112A (en) 1987-11-20 1988-11-17 Ultrasonic diagnostic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33151987A JPH01171533A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 体腔内超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171533A JPH01171533A (ja) 1989-07-06
JPH0533626B2 true JPH0533626B2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=18244555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33151987A Granted JPH01171533A (ja) 1987-11-20 1987-12-26 体腔内超音波診断装置

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JP (1) JPH01171533A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183840A (en) * 1981-05-07 1982-11-12 Olympus Optical Co Ultrasonic diagnostic apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183840A (en) * 1981-05-07 1982-11-12 Olympus Optical Co Ultrasonic diagnostic apparatus

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Publication number Publication date
JPH01171533A (ja) 1989-07-06

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