JPH05336154A - Ａｔｍ伝送装置 - Google Patents
Ａｔｍ伝送装置Info
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- JPH05336154A JPH05336154A JP13835792A JP13835792A JPH05336154A JP H05336154 A JPH05336154 A JP H05336154A JP 13835792 A JP13835792 A JP 13835792A JP 13835792 A JP13835792 A JP 13835792A JP H05336154 A JPH05336154 A JP H05336154A
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- timing cell
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変レート情報をＡＴＭ伝送する場合、情報
のタイミング再生のため必要とされた送信側でのダミー
情報付加による情報の固定レート化を、タイミングセル
を送信して受信側で可能とし、伝送情報量を低減する。 【構成】 タイミングセル生成部１０４によりタイミン
グセルを生成し、その生成間隔を入力情報のソースクロ
ック数の情報として持たせ、有意情報セルとともに送信
する。タイミングセル受信時には、ダミー情報付加量検
出部１１１で生成間隔と受信有意情報との差分を検出
し、ダミー情報付加部１１２で差分のダミー情報を有意
情報に付加してクロック再生部１１３へ入力し、クロッ
ク再生部１１３では、情報を読みだしダミー情報除去部
１１４では、読みだした情報よりダミー情報を除去し、
再生情報１１５を得る。
のタイミング再生のため必要とされた送信側でのダミー
情報付加による情報の固定レート化を、タイミングセル
を送信して受信側で可能とし、伝送情報量を低減する。 【構成】 タイミングセル生成部１０４によりタイミン
グセルを生成し、その生成間隔を入力情報のソースクロ
ック数の情報として持たせ、有意情報セルとともに送信
する。タイミングセル受信時には、ダミー情報付加量検
出部１１１で生成間隔と受信有意情報との差分を検出
し、ダミー情報付加部１１２で差分のダミー情報を有意
情報に付加してクロック再生部１１３へ入力し、クロッ
ク再生部１１３では、情報を読みだしダミー情報除去部
１１４では、読みだした情報よりダミー情報を除去し、
再生情報１１５を得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信間のタイミング
合わせを必要とする映像、音声等の実時間メディアの情
報をセル化して伝送するＡＴＭ伝送装置に関するもので
ある。
合わせを必要とする映像、音声等の実時間メディアの情
報をセル化して伝送するＡＴＭ伝送装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、多様なメディアの情報を、セルと
呼ばれる一定長の情報ブロックに分割し、メディアの区
別なしに一元的に伝送処理するＡＴＭ伝送方式が注目さ
れている。
呼ばれる一定長の情報ブロックに分割し、メディアの区
別なしに一元的に伝送処理するＡＴＭ伝送方式が注目さ
れている。
【０００３】ＡＴＭ伝送方式では、情報はセル化により
時間軸方向に圧縮され伝送される。しかも、伝送中に他
の情報のセルとの多重分離を繰り返すため、セルの受信
間隔が揺らぐ。このため、映像や音声などの実時間メデ
ィアを伝送するためには、受信側に送信前のタイミング
を即時に復元する機能が必要となる。ＡＴＭ伝送を対象
とした情報のタイミング再生方法としては、受信バッフ
ァの蓄積情報量を一定に保つように情報を読み出す方法
がある。
時間軸方向に圧縮され伝送される。しかも、伝送中に他
の情報のセルとの多重分離を繰り返すため、セルの受信
間隔が揺らぐ。このため、映像や音声などの実時間メデ
ィアを伝送するためには、受信側に送信前のタイミング
を即時に復元する機能が必要となる。ＡＴＭ伝送を対象
とした情報のタイミング再生方法としては、受信バッフ
ァの蓄積情報量を一定に保つように情報を読み出す方法
がある。
【０００４】以下、この方法を用いた従来のＡＴＭ伝送
装置について図面を参照しながら説明する。図４は従来
例のＡＴＭ伝送装置のブロック図、図５はクロック再生
部の詳細構成図、図６は従来例のＡＴＭ伝送装置におけ
る信号処理のタイムチャートである。
装置について図面を参照しながら説明する。図４は従来
例のＡＴＭ伝送装置のブロック図、図５はクロック再生
部の詳細構成図、図６は従来例のＡＴＭ伝送装置におけ
る信号処理のタイムチャートである。
【０００５】図４において、４０１は入力情報、４０２
は入力情報４０１のソースクロック、４０３はセル構成
部、４０４はセル多重部、４０５はＡＴＭ伝送路、４０
６はセル分離部、４０７はセル分解部、４０８はクロッ
ク再生部、４０９は再生情報、４１０は再生ソースクロ
ックである。
は入力情報４０１のソースクロック、４０３はセル構成
部、４０４はセル多重部、４０５はＡＴＭ伝送路、４０
６はセル分離部、４０７はセル分解部、４０８はクロッ
ク再生部、４０９は再生情報、４１０は再生ソースクロ
ックである。
【０００６】図５において、５０１はバッファ、５０２
は情報量カウンタ、５０３はコンパレータ、５０４はロ
ーパスフィルタ、５０５は可変発振器である。図６にお
いて、６０１はセル構成部出力信号、６０２はセル多重
部出力信号、６０３はセル分離部出力信号、６０４はセ
ル分解部出力信号である。
は情報量カウンタ、５０３はコンパレータ、５０４はロ
ーパスフィルタ、５０５は可変発振器である。図６にお
いて、６０１はセル構成部出力信号、６０２はセル多重
部出力信号、６０３はセル分離部出力信号、６０４はセ
ル分解部出力信号である。
【０００７】入力情報４０１は、まずセル構成部４０３
において一定長の情報ブロックに分割され、セルに構成
される。さらにセル多重部４０４で他のメディアのセル
と多重され、ＡＴＭ伝送路４０５で送信される。
において一定長の情報ブロックに分割され、セルに構成
される。さらにセル多重部４０４で他のメディアのセル
と多重され、ＡＴＭ伝送路４０５で送信される。
【０００８】受信側では、受信セル列はセル分離部４０
６でメディア種別に分離され、さらにセル分解部４０７
において情報のみが取り出される。このセル単位のブロ
ック情報はクロック再生部４０８で時間平滑化され、再
生情報４０９となる。
６でメディア種別に分離され、さらにセル分解部４０７
において情報のみが取り出される。このセル単位のブロ
ック情報はクロック再生部４０８で時間平滑化され、再
生情報４０９となる。
【０００９】クロック再生部４０８では、ブロック情報
をバッファ５０１に入力し、その蓄積情報量を情報量カ
ウンタ５０２により監視する。得られた情報量はコンパ
レータ５０３でしきい値と比較し、結果の２値信号をロ
ーパスフィルタ５０４を通した後、可変発振器５０５の
制御信号として用いる。このようにして可変発振器５０
５の出力により入力のソースクロック４０２と同じレー
トの再生ソースクロック４１０が得られ、このクロック
４１０でバッファ５０１より情報を読み出し、入力情報
を再生する。つまり、バッファ５０１の蓄積情報量をし
きい値近くに一定に保つように情報を読み出し、固定レ
ートの情報４０９を再生する。
をバッファ５０１に入力し、その蓄積情報量を情報量カ
ウンタ５０２により監視する。得られた情報量はコンパ
レータ５０３でしきい値と比較し、結果の２値信号をロ
ーパスフィルタ５０４を通した後、可変発振器５０５の
制御信号として用いる。このようにして可変発振器５０
５の出力により入力のソースクロック４０２と同じレー
トの再生ソースクロック４１０が得られ、このクロック
４１０でバッファ５０１より情報を読み出し、入力情報
を再生する。つまり、バッファ５０１の蓄積情報量をし
きい値近くに一定に保つように情報を読み出し、固定レ
ートの情報４０９を再生する。
【００１０】これら一連の処理において、セル構成部４
０３、セル多重部４０４、セル分離部４０６、セル分解
部４０７の出力信号のタイムチャートはそれぞれ信号６
０１、信号６０２、信号６０３、信号６０４のようにな
る。
０３、セル多重部４０４、セル分離部４０６、セル分解
部４０７の出力信号のタイムチャートはそれぞれ信号６
０１、信号６０２、信号６０３、信号６０４のようにな
る。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、伝送される情報量と情報のソースクロッ
クレートとが一致する連続情報、つまり固定レートのメ
ディアにしか適用できない。このため、高能率符号化等
の処理により情報に有意部と無意部とが存在する可変レ
ート情報を伝送する場合でも、伝送情報の固定レート化
を図るため、有意情報にダミー情報を付加して伝送しな
ければならないという問題点があった。
来の構成では、伝送される情報量と情報のソースクロッ
クレートとが一致する連続情報、つまり固定レートのメ
ディアにしか適用できない。このため、高能率符号化等
の処理により情報に有意部と無意部とが存在する可変レ
ート情報を伝送する場合でも、伝送情報の固定レート化
を図るため、有意情報にダミー情報を付加して伝送しな
ければならないという問題点があった。
【００１２】本発明は、前記問題点を解決し、有意情報
と少量のタイミング情報のみの伝送で可変レート情報を
再生できるＡＴＭ伝送装置を提供することを目的とす
る。
と少量のタイミング情報のみの伝送で可変レート情報を
再生できるＡＴＭ伝送装置を提供することを目的とす
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、入力情報の有意情報ブロックの先頭位置
に同期してタイミングセルを生成し、前記生成したタイ
ミングセルに、一つ前に生成したタイミングセルとの生
成間隔を、前記入力情報のソースクロック数で書き込
み、前記有意情報ブロックより構成される有意情報セル
の前に多重して送信する手段と、前記タイミングセル受
信時に、書き込まれた生成間隔のシンボル長と、一つ前
のタイミングセル以後に受信した有意情報のシンボル長
との差分のダミー情報を生成する手段と、前記受信した
有意情報と前記生成したダミー情報とをバッファに蓄積
し、前記バッファの蓄積情報量としきい値情報量とを比
較し、前記比較結果により可変発振器を制御し、前記可
変発振器の出力によりソースクロックを再生する手段と
を備え、前記再生したソースクロックで前記バッファよ
り情報を読み出し、入力情報を再生するようにしたもの
である。
決するために、入力情報の有意情報ブロックの先頭位置
に同期してタイミングセルを生成し、前記生成したタイ
ミングセルに、一つ前に生成したタイミングセルとの生
成間隔を、前記入力情報のソースクロック数で書き込
み、前記有意情報ブロックより構成される有意情報セル
の前に多重して送信する手段と、前記タイミングセル受
信時に、書き込まれた生成間隔のシンボル長と、一つ前
のタイミングセル以後に受信した有意情報のシンボル長
との差分のダミー情報を生成する手段と、前記受信した
有意情報と前記生成したダミー情報とをバッファに蓄積
し、前記バッファの蓄積情報量としきい値情報量とを比
較し、前記比較結果により可変発振器を制御し、前記可
変発振器の出力によりソースクロックを再生する手段と
を備え、前記再生したソースクロックで前記バッファよ
り情報を読み出し、入力情報を再生するようにしたもの
である。
【００１４】本発明はあるいは、入力情報のソースクロ
ックの一定周期毎にタイミングセルを生成し、有意情報
セルに多重して送信する手段と、前記タイミングセル受
信時に、前記一定周期間隔のシンボル長と、一つ前のタ
イミングセル以後に受信した有意情報のシンボル長との
差分のダミー情報を生成する手段と、前記受信した有意
情報と前記生成したダミー情報とをバッファに蓄積し、
前記バッファの蓄積情報量としきい値情報量とを比較
し、前記比較結果により可変発振器を制御し、前記可変
発振器の出力によりソースクロックを再生する手段とを
備え、前記再生したソースクロックで前記バッファより
情報を読み出し、入力情報を再生するようにしたもので
ある。
ックの一定周期毎にタイミングセルを生成し、有意情報
セルに多重して送信する手段と、前記タイミングセル受
信時に、前記一定周期間隔のシンボル長と、一つ前のタ
イミングセル以後に受信した有意情報のシンボル長との
差分のダミー情報を生成する手段と、前記受信した有意
情報と前記生成したダミー情報とをバッファに蓄積し、
前記バッファの蓄積情報量としきい値情報量とを比較
し、前記比較結果により可変発振器を制御し、前記可変
発振器の出力によりソースクロックを再生する手段とを
備え、前記再生したソースクロックで前記バッファより
情報を読み出し、入力情報を再生するようにしたもので
ある。
【００１５】
【作用】本発明は、前記構成により、タイミングセルを
生成し、その生成間隔の情報をタイミングセルに持たせ
て伝送することで、タイミングセル受信時に、一つ前の
タイミングセルとの生成間隔、つまり固定レート情報を
伝送していた場合に一つ前のタイミングセルの受信以後
に受信されるべき情報量を知ることができる。この情報
量と実際に受信した有意情報量との差分をダミー情報と
して補うことで、実際には可変レート情報が伝送されて
いても、受信側でソースクロックレートに一致した固定
レート情報に疑似的に変換することができる。固定レー
ト情報の場合、受信情報をバッファに蓄積し、蓄積情報
量を一定に保つように情報を読みだすことでセル化情報
から固定レート情報を再生できるため、有意情報と少量
のタイミング情報のみの伝送でソースクロック、および
入力情報を再生することが可能となる。
生成し、その生成間隔の情報をタイミングセルに持たせ
て伝送することで、タイミングセル受信時に、一つ前の
タイミングセルとの生成間隔、つまり固定レート情報を
伝送していた場合に一つ前のタイミングセルの受信以後
に受信されるべき情報量を知ることができる。この情報
量と実際に受信した有意情報量との差分をダミー情報と
して補うことで、実際には可変レート情報が伝送されて
いても、受信側でソースクロックレートに一致した固定
レート情報に疑似的に変換することができる。固定レー
ト情報の場合、受信情報をバッファに蓄積し、蓄積情報
量を一定に保つように情報を読みだすことでセル化情報
から固定レート情報を再生できるため、有意情報と少量
のタイミング情報のみの伝送でソースクロック、および
入力情報を再生することが可能となる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すＡＴＭ伝送装置のブ
ロック図、図２、図３は本発明の実施例の信号処理のタ
イムチャートである。
る。図１は本発明の一実施例を示すＡＴＭ伝送装置のブ
ロック図、図２、図３は本発明の実施例の信号処理のタ
イムチャートである。
【００１７】図１において、１０１は入力情報、１０２
は入力情報のソースクロック、１０３は有意情報セル構
成部、１０４はタイミングセル生成部、１０５はタイミ
ングセル多重部、１０６はセル多重部、１０７はＡＴＭ
伝送路、１０８はセル分離部、１０９はタイミングセル
分離部、１１０は有意情報セル分解部、１１１はダミー
情報付加量検出部、１１２はダミー情報付加部、１１３
はクロック再生部、１１４はダミー情報除去部、１１５
は再生情報、１１６は再生ソースクロックである。 図
２、図３において、２０１は有意情報セル構成部出力信
号、２０２はタイミングセル多重部出力信号、２０３は
セル多重部出力信号、２０４はセル分離部出力信号、２
０５はダミー情報付加部出力信号、２０６はクロック再
生部出力信号である。
は入力情報のソースクロック、１０３は有意情報セル構
成部、１０４はタイミングセル生成部、１０５はタイミ
ングセル多重部、１０６はセル多重部、１０７はＡＴＭ
伝送路、１０８はセル分離部、１０９はタイミングセル
分離部、１１０は有意情報セル分解部、１１１はダミー
情報付加量検出部、１１２はダミー情報付加部、１１３
はクロック再生部、１１４はダミー情報除去部、１１５
は再生情報、１１６は再生ソースクロックである。 図
２、図３において、２０１は有意情報セル構成部出力信
号、２０２はタイミングセル多重部出力信号、２０３は
セル多重部出力信号、２０４はセル分離部出力信号、２
０５はダミー情報付加部出力信号、２０６はクロック再
生部出力信号である。
【００１８】以上のように構成された本実施例の動作に
ついて説明すると、まず、入力情報１０１は、有意情報
セル構成部１０３において、有意情報のみが一定長の情
報ブロックに分割され、セルに構成される。タイミング
セル生成部１０４では、有意情報のブロックの先頭位置
に同期したタイミングでタイミングセルを生成する。生
成されたタイミングセルには、一つ前に生成されたタイ
ミングセルとの生成間隔がソースクロック数Ｔｉ(i=0,
1,2,3・・・)で書き込まれる。タイミングセル多重部１０
５では、有意情報セルの前にタイミングセルが多重さ
れ、さらにセル多重部１０６で他のメディアのセルと多
重され、ＡＴＭ伝送路１０７に送出される。
ついて説明すると、まず、入力情報１０１は、有意情報
セル構成部１０３において、有意情報のみが一定長の情
報ブロックに分割され、セルに構成される。タイミング
セル生成部１０４では、有意情報のブロックの先頭位置
に同期したタイミングでタイミングセルを生成する。生
成されたタイミングセルには、一つ前に生成されたタイ
ミングセルとの生成間隔がソースクロック数Ｔｉ(i=0,
1,2,3・・・)で書き込まれる。タイミングセル多重部１０
５では、有意情報セルの前にタイミングセルが多重さ
れ、さらにセル多重部１０６で他のメディアのセルと多
重され、ＡＴＭ伝送路１０７に送出される。
【００１９】受信側では、受信セル列はセル分離部１０
８でメディア種別に分離され、さらにタイミングセル分
離部１０９でタイミングセルと有意情報セルに分類され
る。有意情報セルは、有意情報セル分解部１１０におい
て有意情報が取り出される。同時に、その情報量が計数
される。タイミングセルは、ダミー情報付加量検出部１
１１で前のタイミングセルとの生成間隔Ｔｉが読み出さ
れ、生成間隔Ｔｉ相当のシンボル長と、受信有意情報量
のシンボル長との差分量が計算される。
８でメディア種別に分離され、さらにタイミングセル分
離部１０９でタイミングセルと有意情報セルに分類され
る。有意情報セルは、有意情報セル分解部１１０におい
て有意情報が取り出される。同時に、その情報量が計数
される。タイミングセルは、ダミー情報付加量検出部１
１１で前のタイミングセルとの生成間隔Ｔｉが読み出さ
れ、生成間隔Ｔｉ相当のシンボル長と、受信有意情報量
のシンボル長との差分量が計算される。
【００２０】ダミー情報付加部１１２では、計算された
量のダミー情報が受信有意情報に付加され、従来例と同
じ構成のクロック再生部１１３に入力、時間平滑化され
る。さらに、ダミー情報除去部１１４で情報の有意部を
示すイネーブル信号等を用いてバッファ出力情報よりダ
ミー情報が取り除かれ、再生情報１１５となる。同時に
ソースクロック１１６も再生される。なお、シンボルと
は、ビット、バイトなどソースクロックの１クロックに
対応する情報量の単位のことである。
量のダミー情報が受信有意情報に付加され、従来例と同
じ構成のクロック再生部１１３に入力、時間平滑化され
る。さらに、ダミー情報除去部１１４で情報の有意部を
示すイネーブル信号等を用いてバッファ出力情報よりダ
ミー情報が取り除かれ、再生情報１１５となる。同時に
ソースクロック１１６も再生される。なお、シンボルと
は、ビット、バイトなどソースクロックの１クロックに
対応する情報量の単位のことである。
【００２１】これら一連の処理において、有意情報セル
構成部１０３、タイミングセル多重部１０５、セル多重
部１０６、セル分離部１０８、ダミー情報付加部１１
２、クロック再生部１１３の出力信号のタイムチャート
は、それぞれ信号２０１、信号２０２、信号２０３、信
号２０４、信号２０５、信号２０６のようになる。
構成部１０３、タイミングセル多重部１０５、セル多重
部１０６、セル分離部１０８、ダミー情報付加部１１
２、クロック再生部１１３の出力信号のタイムチャート
は、それぞれ信号２０１、信号２０２、信号２０３、信
号２０４、信号２０５、信号２０６のようになる。
【００２２】以上のように本実施例によれば、有意情報
のセルとソースクロック再生用のタイミングセルのみを
伝送し、受信側でタイミングセルを用いてダミー情報を
付加し、受信情報量を情報のソースクロックレートに一
致させることが可能となる。従って、従来のクロック再
生方法と同様の方法でソースクロックの再生を行うこと
ができ、入力情報を復元できる。このため、有意情報以
外には少量のソースクロック情報を伝送するだけよく、
伝送情報量を低減することができる。
のセルとソースクロック再生用のタイミングセルのみを
伝送し、受信側でタイミングセルを用いてダミー情報を
付加し、受信情報量を情報のソースクロックレートに一
致させることが可能となる。従って、従来のクロック再
生方法と同様の方法でソースクロックの再生を行うこと
ができ、入力情報を復元できる。このため、有意情報以
外には少量のソースクロック情報を伝送するだけよく、
伝送情報量を低減することができる。
【００２３】また、タイミングセルの生成を入力情報の
ソースクロックの一定周期Ｔ毎とした場合にも、図３に
示すように同様の処理を経て入力情報、およびソースク
ロックを再生できる。ただし、タイミングセルの生成間
隔内に複数の有意情報ブロックが存在した場合には、受
信時にこれらのブロック間の境界を認識できず、再生情
報では有意情報の時間位置が入力時と異なることにな
る。装置構成がより簡単なものとなるため、有意情報の
時間位置を保存する必要がないメディアを伝送する場合
や、装置のクロック再生機能のみを利用する場合に有効
となる。また、固定レート情報の伝送に対しても、付加
されるダミー情報が実質的になくなるだけでそのままの
装置構成で適用できる。
ソースクロックの一定周期Ｔ毎とした場合にも、図３に
示すように同様の処理を経て入力情報、およびソースク
ロックを再生できる。ただし、タイミングセルの生成間
隔内に複数の有意情報ブロックが存在した場合には、受
信時にこれらのブロック間の境界を認識できず、再生情
報では有意情報の時間位置が入力時と異なることにな
る。装置構成がより簡単なものとなるため、有意情報の
時間位置を保存する必要がないメディアを伝送する場合
や、装置のクロック再生機能のみを利用する場合に有効
となる。また、固定レート情報の伝送に対しても、付加
されるダミー情報が実質的になくなるだけでそのままの
装置構成で適用できる。
【００２４】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、有意情報
セルに加えて、ソースクロックレートの情報を有するタ
イミングセルを伝送することで、受信側では有意情報に
ダミー情報を付加してソースクロックレートに一致した
固定レート情報を疑似的に生成することができる。この
ため、従来の固定レート情報の伝送に用いられるクロッ
ク再生方法をそのまま用いてソースクロック、および入
力情報を再生することが可能となる。さらに、ダミー情
報の付加が受信側で行えるため、伝送情報量を低減でき
る。
セルに加えて、ソースクロックレートの情報を有するタ
イミングセルを伝送することで、受信側では有意情報に
ダミー情報を付加してソースクロックレートに一致した
固定レート情報を疑似的に生成することができる。この
ため、従来の固定レート情報の伝送に用いられるクロッ
ク再生方法をそのまま用いてソースクロック、および入
力情報を再生することが可能となる。さらに、ダミー情
報の付加が受信側で行えるため、伝送情報量を低減でき
る。
【図１】本発明の一実施例を示すＡＴＭ伝送装置のブロ
ック図
ック図
【図２】本実施例の信号処理のタイムチャート
【図３】本実施例の信号処理のタイムチャート
【図４】従来例のＡＴＭ伝送装置のブロック図
【図５】クロック再生ブロックの詳細構成図
【図６】従来例のＡＴＭ伝送装置における信号処理のタ
イムチャート
イムチャート
１０１ 入力情報 １０２ 入力情報のソースクロック １０３ 有意情報セル構成部 １０４ タイミングセル生成部 １０５ タイミングセル多重部 １０６ セル多重部 １０７ ＡＴＭ伝送路 １０８ セル分離部 １０９ タイミングセル分離部 １１０ 有意情報セル分解部 １１１ ダミー情報付加量検出部 １１２ ダミー情報付加部 １１３ クロック再生部 １１４ ダミー情報除去部 １１５ 再生情報 １１６ 再生ソースクロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺 貴久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内村 潔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】入力情報の有意情報ブロックの先頭位置に
同期してタイミングセルを生成し、前記生成したタイミ
ングセルに、一つ前に生成したタイミングセルとの生成
間隔を、前記入力情報のソースクロック数で書き込み、
前記有意情報ブロックより構成される有意情報セルの前
に多重して送信する手段と、前記タイミングセル受信時
に、書き込まれた生成間隔のシンボル長と、一つ前のタ
イミングセル以後に受信した有意情報のシンボル長との
差分のダミー情報を生成する手段と、前記受信した有意
情報と前記生成したダミー情報とをバッファに蓄積し、
前記バッファの蓄積情報量としきい値情報量とを比較
し、前記比較結果により可変発振器を制御し、前記可変
発振器の出力によりソースクロックを再生する手段とを
備え、前記再生したソースクロックで前記バッファより
情報を読み出し、入力情報を再生するＡＴＭ伝送装置。 - 【請求項２】入力情報のソースクロックの一定周期毎に
タイミングセルを生成し、有意情報セルに多重して送信
する手段と、前記タイミングセル受信時に、前記一定周
期間隔のシンボル長と、一つ前のタイミングセル以後に
受信した有意情報のシンボル長との差分のダミー情報を
生成する手段と、前記受信した有意情報と前記生成した
ダミー情報とをバッファに蓄積し、前記バッファの蓄積
情報量としきい値情報量とを比較し、前記比較結果によ
り可変発振器を制御し、前記可変発振器の出力によりソ
ースクロックを再生する手段とを備え、前記再生したソ
ースクロックで前記バッファより情報を読み出し、入力
情報を再生するＡＴＭ伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13835792A JPH05336154A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ａｔｍ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13835792A JPH05336154A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ａｔｍ伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336154A true JPH05336154A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15220047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13835792A Pending JPH05336154A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ａｔｍ伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05336154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6944161B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-09-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and device for assigning cell data units to sequential storage positions of data frames using a pointer position estimation |
| JP2013062687A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Hitachi Ltd | データ多重伝送システム、多重伝送信号受信装置、多重伝送信号受信モジュール及び多重伝送信号送信装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13835792A patent/JPH05336154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6944161B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-09-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and device for assigning cell data units to sequential storage positions of data frames using a pointer position estimation |
| JP2013062687A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Hitachi Ltd | データ多重伝送システム、多重伝送信号受信装置、多重伝送信号受信モジュール及び多重伝送信号送信装置 |
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