JPH05336014A - 局発信号発生器の周波数安定化方式 - Google Patents

局発信号発生器の周波数安定化方式

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JPH05336014A
JPH05336014A JP14378192A JP14378192A JPH05336014A JP H05336014 A JPH05336014 A JP H05336014A JP 14378192 A JP14378192 A JP 14378192A JP 14378192 A JP14378192 A JP 14378192A JP H05336014 A JPH05336014 A JP H05336014A
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JP
Japan
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frequency
signal
station
local oscillator
signal generator
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JP14378192A
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Takashi Nakazawa
敬 中澤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、中間中継局にある局発信号発生器
の周波数安定性を高め、且つ小型化し、中間中継局等の
小型化に益する周波数安定化方式を提供する。 【構成】 対向局である送信端局20及び受信端局22
に高安定な局発信号発生器1,4を備え、さらにこの高
安定局発信号発生器1,4の局発信号を検波してnビッ
トの周波数制御信号に変換する周波数検波器15を各端
局20,22に備え、このnビットの周波数制御信号を
対向局である中間中継局21に伝送し、このnビットの
周波数制御信号を制御回路7,8でD/A変換した信号
で局発信号発生器2,3を制御して、発振周波数を安定
化させる。これにより中間中継局における局発信号発生
器2,3の周波数安定化のための回路を削減でき、対向
局の小型化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルマイクロ波通
信方式に関し、特に中間中継局の局発信号の周波数を安
定化させる局発信号発生器の周波数安定化方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の局発信号発生器の安定化方式はそ
れぞれの局で独立的に行っており、例えば図2に示すよ
うに、端局20,22及び中間中継局21に区別なく、
高安定局発信号発生器13を備えている。そして、送信
する入力信号100は端局20において、高安定局発信
号発生器13の出力する局発信号103と周波数変換器
14にて混合され周波数変換される。この周波数変換さ
れたRF帯信号はアンテナ23によって空中に放射され
る。中間中継局21はこの電波をアンテナ24によって
受信して周波数変換器14に入力させる。また、中間中
継局21は受信用/送信用にそれぞれ独立した高安定局
発信号発生器13を備え、受信した上記RF帯信号を、
第一の周波数変換器14で局発信号104を混合して周
波数変換する。さらにこの周波数変換した信号を第二の
周波数変換器14で局発信号105と混合して周波数変
換して再度RF帯信号にする。そしてアンテナ25より
空中に電波102として放射する。この放射された電波
102はアンテナ26を介して受信端局22が受信し、
同じように周波数変換器14に入力する。この周波数変
換器14は、高安定局発信号発生器13による局発信号
106で周波数変換して出力信号を得ている。この様
に、中間中継局21では高安定局発信号発生器13を少
なくとも2台かならず必要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の周波数
安定化方式において、中間中継局が非再生中継方式であ
り、しかも発信端局から受信端局までの間に複数局ある
場合、接続されているそれぞれの局発信号発生器の周波
数偏差の総和がシステム全体の周波数偏差となるため、
各局発信号発生器は周波数偏差の許容範囲である所要偏
差の1/n(nは接続されている局発信号発生器の数)
の安定度を持つ高安定局発信号発生特性が必要とする。
このため、中間中継局では、この局発信号発生部の構成
が大型になり、経済性にも問題があった。
【0004】本発明の目的は、このような従来の問題点
を除去して、局発信号発生器の安定性を高めると共に小
型化し、中間中継局等のより小型化を可能とする局発信
号発生器の周波数安定化方式を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、対向局と電波によって信号を授
受するディジタルマイクロ波通信方式を用いた複数の局
からなるシステムの局発信号発生器の周波数安定化方式
において、前記対向局の一方には、自局内に在る高安定
局発信号発生器の局発信号を検波してnビット(nは自
然数)の周波数制御信号を生成して通信対向局に伝送す
る周波数検波器を備え、前記通信対向局には、前記nビ
ットの周波数制御信号を受信して自局内の前記局発信号
発生器を制御する制御回路を備え、前記通信対向局の局
発信号発生器の局発信号の周波数を安定させる回路を簡
略化したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の局発信号発生器の周波数安定化方式を
用いたシステムは図1に示すような構成であり、対向局
の一方である自局20内にある高安定局発信号発生器1
が出力する信号103を周波数変換器9で入力信号10
0と混合してをRF帯信号に周波数変換し、アンテナ2
3より通信対向局である中間中継局に伝送する。このと
き、高安定局発信号発生器1の出力を信号分配器5で分
岐して周波数検波器15に入力し、周波数検波器15で
この高安定局発信号発生器1の出力信号を検波してnビ
ットの周波数制御信号を生成する。生成したnビットの
周波数制御信号は中間中継局21に伝送し、この中間中
継局21にある制御回路7に入力する。制御回路7はこ
のnビットの周波数制御信号をD/A変換した信号を用
いて、局発信号発生器2の局発信号を制御する。従っ
て、中間中継局21の局発信号発生器2は局20の高安
定局発信号発生器1の出力する局発信号に同期する。こ
れによって中間中継局21には局発信号発生器2の局発
信号の周波数を安定化させる複雑な回路を大幅に削減す
ることができる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について以下図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明の一実施例を用いたシ
ステム構成図であり、従来例と同一物には同一符号を付
す。この図1において、送信端局20は、入力信号10
0が接続入力される周波数変換器9と、この周波数変換
器9において入力信号100を周波数変換するための信
号を発生する高安定局発信号発生器1と、この高安定局
発信号発生器1の出力信号を分岐して一方は上記周波数
変換器9に接続出力し、他方は周波数検波器15に接続
出力する信号分配器5とから構成されている。周波数検
波器15は、高安定局発信号発生器1の出力信号を検波
してnビット(nは自然数)の周波数制御信号に変換
し、高安定局発信号発生器1を制御すると共に、反対方
向の回線の制御信号111を用いて中間中継局21の受
信部に上記nビットの周波数制御信号を伝送する。
【0008】中間中継局21には上記制御信号111を
受信する制御回路7があり、この制御回路7は局発信号
発生器2と接続され、さらに局発信号発生器2は周波数
変換器10と接続されている。またこの周波数変換器1
0にはアンテナ24が接続されており、アンテナ10に
よって受信したRF帯信号を周波数変換する。周波数変
換された信号は周波数変換器11に接続入力され、再度
RF帯信号に周波数変換される。この周波数変換器11
にはアンテナ25が接続されており、RF帯信号を空中
に電波102として放射する。また周波数変換器11に
は局発信号発生器3が接続され、局発信号発生器3には
この発生器3を制御する制御回路8が接続されている。
制御回路8は、受信端局22の周波数検波器15からの
制御信号112を受信する様に接続されている。
【0009】受信端局22は、この周波数検波器15と
接続される信号分配器6と、高安定局発信号発生器4
と、周波数変換器12とを備える。信号分配器6は、高
安定局発信号発生器4の出力信号を分岐し、一方は周波
数検波器15へ、他方は周波数変換器12へそれぞれ出
力するように接続されている。周波数変換器12はアン
テナ26で受信したRF帯信号を周波数変換して出力信
号110を出力する。
【0010】この様な構成において以下その動作につい
て説明する。各端局20,22または中間中継局21に
おける受信RF帯信号及び送信信号を周波数変換器9,
10,11,12によって周波数変換する方法は従来と
同様である。つまり、送信端局20においては、入力信
号100を周波数変換器9にて、高安定局発信号発生器
1の出力信号と混合してRF帯信号に変換し、さらにア
ンテナ23を用いて空中に電波101として放射する。
この電波101を中間中継局21はアンテナ24によっ
て受信し、受信したRF帯信号を周波数変換器10で、
局発信号発生器2の出力信号と混合して周波数変換し、
さらに周波数変換器11で再び局発信号発生器3の出力
信号と混合してRF帯信号に変換してアンテナ25より
空中に電波102として放射して信号を中継している。
ここで、局発信号発生器2の出力は制御回路7によって
制御されるが、その制御方法は、端局20の周波数検波
器15より伝送されたnビットの周波数制御信号をD/
A変換し、この信号を用いて発信周波数を制御する。こ
れにより、局発信号発生器2は高安定局発信号発生器1
と同期し、同じ様な高い安定度を有し、しかも周波数の
制御信号を端局20より得るため、周波数を安定させる
ための各種回路を局発信号発生器2から大幅に削減で
き、小型化することができる。
【0011】また中間中継局21は、この様な高安定の
周波数を有する信号を周波数変換器10で、受信したR
F帯信号と混合して周波数変換し、さらに周波数変換器
11で局発信号発生器3の発信信号と混合して再度RF
帯信号に周波数変換する。この局発信号発生器3の局発
信号の周波数も、局発信号発生器2と同様に、受信端局
22の周波数検波器15より送出されたnビットの周波
数制御信号を用いて制御回路8によって制御される。周
波数変換器11で周波数変換されたRF帯信号はアンテ
ナ25によって空中に電波102として放射される。そ
うして、受信端局22はアンテナ26によってこの中継
されたRF帯信号を受信し、周波数変換器12で高安定
局発信号発生器4の出力信号と混合して周波数変換し、
出力信号110を得る。
【0012】この様に、対向端局で局発信せられる信号
からnビットの周波数制御信号を周波数検波器15で生
成し、このnビットの周波数制御信号を中継局に送り、
この中継局では、自局内の局発信号発生器2の周波数を
このnビットの周波数制御信号で制御するため、端局2
0,22での高安定局発信号発生器1,4と同等の高安
定化をはかることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の局発信号発
生器の周波数安定化方式によれば、送信または受信端局
のAPC電圧値を上りまたは下りの回線の制御信号とし
て伝送し、中継局の局発信号発生器を対向局の高安定局
発信号発生器に同期化することにより、中間中継局の局
発信号発生器は高安定化の必要がなく、小さな回路規模
で実現でき、かつ安定度において送信または受信端局の
特性と同じ特性が得られ高安定度の特性を得ることがで
きる。
【0014】従って中間中継局において、局発信号発生
器の発振周波数を安定させるために従来必要であった種
々の回路を省くことができ、より回路規模が小さく、し
かも高安定な局発信号発生器を実現でき、中間中継局の
規模を小型化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、本実施
例を用いたシステム構成図である。
【図2】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1,4 高安定局発信号発生器 2,3 局発信号発生器 5,6 信号分配器 7,8 制御回路 9,10,11,12 周波数変換器 13 高安定局発信号発生器 14 周波数変換器 15 周波数検波器 20 送信端局 21 中間中継局 22 受信端局 23,24,25,26 アンテナ 100 入力信号 101,102 電波 103 局発信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向局と電波によって信号を授受するディ
    ジタルマイクロ波通信方式を用いた複数の局からなるシ
    ステムの局発信号発生器の周波数安定化方式において、 前記対向局の一方には、自局内に在る高安定局発信号発
    生器の局発信号を検波してnビット(nは自然数)の周
    波数制御信号を生成して通信対向局に伝送する周波数検
    波器を備え、 前記通信対向局には、前記nビットの周波数制御信号を
    受信して自局内の前記局発信号発生器を制御する制御回
    路を備え、 前記通信対向局の局発信号発生器の局発信号の周波数を
    安定させる回路を簡略化したことを特徴とする局発信号
    発生器の周波数安定化方式。
JP14378192A 1992-06-04 1992-06-04 局発信号発生器の周波数安定化方式 Pending JPH05336014A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225742A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Nec Corp 人工衛星の基準信号発生方式
JPS5949031A (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 Nec Corp 多方向多重通信方式の子局搬送波周波数制御方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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