JPH05333462A - 像形成装置 - Google Patents
像形成装置Info
- Publication number
- JPH05333462A JPH05333462A JP14381092A JP14381092A JPH05333462A JP H05333462 A JPH05333462 A JP H05333462A JP 14381092 A JP14381092 A JP 14381092A JP 14381092 A JP14381092 A JP 14381092A JP H05333462 A JPH05333462 A JP H05333462A
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- JP
- Japan
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- light
- image
- patterns
- image forming
- wavelength
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- Pending
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- Optical Filters (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 波長選択特性が異なる複数のフォトクロミッ
ク材料で予め潜像パターンや可視化パターンが形成され
た媒体上に非接触で像を形成する場合に正確に像を形成
する。 【構成】 像形成媒体４にはバーグラフ用のパターン４
１〜４４がフォトクロミック材料４０で形成され、この
パターン４１〜４４の各材料は、ＵＶ光により全て発色
し、それぞれλ１〜λ４（ＵＶ波長＜λ１＜λ２＜λ３
＜λ４）の帯域で消色する。シャープカットフィルタ３
ａ〜３ｃは、これらの波長λ１〜λ４の間をカットオフ
波長としてその波長より長い光を透過する。１／４のバ
ーグラフ像を形成する場合、ＵＶ透過フィルタ５により
パターン４１〜４４の全てが発色して初期化され、つい
で波長λ２以上の光を透過するフィルタ３ａが配置さ
れ、パターン４２〜４４がそれぞれ波長λ２、λ３、λ
４の光で消色してパターン４１のみが発色した状態にな
る。
ク材料で予め潜像パターンや可視化パターンが形成され
た媒体上に非接触で像を形成する場合に正確に像を形成
する。 【構成】 像形成媒体４にはバーグラフ用のパターン４
１〜４４がフォトクロミック材料４０で形成され、この
パターン４１〜４４の各材料は、ＵＶ光により全て発色
し、それぞれλ１〜λ４（ＵＶ波長＜λ１＜λ２＜λ３
＜λ４）の帯域で消色する。シャープカットフィルタ３
ａ〜３ｃは、これらの波長λ１〜λ４の間をカットオフ
波長としてその波長より長い光を透過する。１／４のバ
ーグラフ像を形成する場合、ＵＶ透過フィルタ５により
パターン４１〜４４の全てが発色して初期化され、つい
で波長λ２以上の光を透過するフィルタ３ａが配置さ
れ、パターン４２〜４４がそれぞれ波長λ２、λ３、λ
４の光で消色してパターン４１のみが発色した状態にな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体上に非接触で像を
形成する像形成装置に関し、特に例えばプリペイドカー
ドや電子コインのようなデータキャリアに残高を記入す
る場合に好適な像形成装置に関する。
形成する像形成装置に関し、特に例えばプリペイドカー
ドや電子コインのようなデータキャリアに残高を記入す
る場合に好適な像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のデータキャリアでは、
データがリーダ／ライタから磁気や半導体メモリ等の記
憶媒体に記憶されるが、記憶内容をユーザに知らせるこ
とが必要とされる。一例として、プリペイドカードに残
高や残量を記入する場合には残高等に対応する位置にパ
ンチで穴を開けることが行われ、また、ＩＣカードの場
合には書き込みデータを液晶表示器やＬＥＤで表示する
ことが行われている。
データがリーダ／ライタから磁気や半導体メモリ等の記
憶媒体に記憶されるが、記憶内容をユーザに知らせるこ
とが必要とされる。一例として、プリペイドカードに残
高や残量を記入する場合には残高等に対応する位置にパ
ンチで穴を開けることが行われ、また、ＩＣカードの場
合には書き込みデータを液晶表示器やＬＥＤで表示する
ことが行われている。
【０００３】しかしながら、パンチで穴を開ける方法で
は、リーダ／ライタ内のパンチ機構がカードに接触して
所定の位置に穴を開けるので、リーダ／ライタ側にカー
ドの位置決め機構が必要になり、したがって、高価とな
るという問題点がある。また、液晶表示器やＬＥＤで表
示する方法においても同様に、データキャリア自体が電
池等の電源を必要とするので、高価となる。
は、リーダ／ライタ内のパンチ機構がカードに接触して
所定の位置に穴を開けるので、リーダ／ライタ側にカー
ドの位置決め機構が必要になり、したがって、高価とな
るという問題点がある。また、液晶表示器やＬＥＤで表
示する方法においても同様に、データキャリア自体が電
池等の電源を必要とするので、高価となる。
【０００４】ここで、近年では、電子コインと呼ばれる
データキャリアに半導体メモリを内蔵して予め価値を与
えたり、クレジットを与え、使用毎にリーダ／ライタが
電磁誘導方式でこの価値等を減算または加算することに
よりデータキャリア内の電池を省略した方法が提案され
ているが、このように電池が内蔵されておらず、また、
穴を開けることもできないデータキャリアの表面に書き
込みデータを非接触でかつ安価に表示する方法が望まれ
る。
データキャリアに半導体メモリを内蔵して予め価値を与
えたり、クレジットを与え、使用毎にリーダ／ライタが
電磁誘導方式でこの価値等を減算または加算することに
よりデータキャリア内の電池を省略した方法が提案され
ているが、このように電池が内蔵されておらず、また、
穴を開けることもできないデータキャリアの表面に書き
込みデータを非接触でかつ安価に表示する方法が望まれ
る。
【０００５】このような方法としては、フォトクロミッ
ク材料で予め潜像パターンや可視化パターンをデータキ
ャリア、すなわち媒体上に形成し、このフォトクロミッ
ク材料が発色または消色する波長の光を照射して潜像パ
ターンを可視化したり、可視化パターンを潜像化するこ
とにより、媒体上に非接触で像を形成することができ
る。また、媒体側の像形成用の電源を省略することがで
きるので、安価な像形成装置を実現することができる。
ク材料で予め潜像パターンや可視化パターンをデータキ
ャリア、すなわち媒体上に形成し、このフォトクロミッ
ク材料が発色または消色する波長の光を照射して潜像パ
ターンを可視化したり、可視化パターンを潜像化するこ
とにより、媒体上に非接触で像を形成することができ
る。また、媒体側の像形成用の電源を省略することがで
きるので、安価な像形成装置を実現することができる。
【０００６】ここで潜像とは、不可視ではあるが光など
の条件を加えると可視化できる像のことをいう。
の条件を加えると可視化できる像のことをいう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォト
クロミック材料自体の発色または消色が不安定である場
合や、外乱光や電磁波によりフォトクロミック材料が既
に発色または消色している場合には、書き込み時に正確
な像を形成することができないという問題点がある。
クロミック材料自体の発色または消色が不安定である場
合や、外乱光や電磁波によりフォトクロミック材料が既
に発色または消色している場合には、書き込み時に正確
な像を形成することができないという問題点がある。
【０００８】したがって、本発明は、波長選択特性が異
なる複数のフォトクロミック材料で予め潜像パターンや
可視化パターンが形成された媒体上に非接触で像を形成
する場合に正確に像を形成することができる像形成装置
を提供することを目的とする。
なる複数のフォトクロミック材料で予め潜像パターンや
可視化パターンが形成された媒体上に非接触で像を形成
する場合に正確に像を形成することができる像形成装置
を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、特定の波長で発色または消色する波長選択
性を有する複数のフォトクロミック材料で予めパターン
が形成された媒体に像を形成する像形成装置において、
像を形成する前に前記複数のフォトクロミック材料の発
色状態または消色状態を初期化する手段を備えたことを
特徴とする。
するために、特定の波長で発色または消色する波長選択
性を有する複数のフォトクロミック材料で予めパターン
が形成された媒体に像を形成する像形成装置において、
像を形成する前に前記複数のフォトクロミック材料の発
色状態または消色状態を初期化する手段を備えたことを
特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明は上記構成により、像を形成する前に複
数のフォトクロミック材料の発色状態または消色状態が
初期化されるので、フォトクロミック材料自体の発色ま
たは消色が不安定である場合や、外乱光や電磁波により
フォトクロミック材料が既に発色または消色している場
合にも正確な像を形成することができる。
数のフォトクロミック材料の発色状態または消色状態が
初期化されるので、フォトクロミック材料自体の発色ま
たは消色が不安定である場合や、外乱光や電磁波により
フォトクロミック材料が既に発色または消色している場
合にも正確な像を形成することができる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明に係る像形成装置の一実施例を示
す構成図、図２は、図１の像形成媒体上の像パターンの
一例を示す説明図である。この像形成装置は図１に示す
ように、紫外（ＵＶ）領域と可視領域の波長の白色光を
出射する光源１を有し、この光源１の光路に沿って、光
源１の出射光を平行化するコリメータレンズ２と、ＵＶ
光の波長帯域が透過するＵＶ透過フィルタ５と、干渉フ
ィルタやシャープカットフィルタのように特定の波長の
光を透過または吸収する複数の光学フィルタ３ａ〜３ｃ
が順次配置され、ＵＶ透過フィルタ５とフィルタ３ａ〜
３ｃはこの光路上に選択的に配置される。この光路上に
は、フォトクロミック材料４０でパターンが形成された
像形成媒体４が配置される。
する。図１は、本発明に係る像形成装置の一実施例を示
す構成図、図２は、図１の像形成媒体上の像パターンの
一例を示す説明図である。この像形成装置は図１に示す
ように、紫外（ＵＶ）領域と可視領域の波長の白色光を
出射する光源１を有し、この光源１の光路に沿って、光
源１の出射光を平行化するコリメータレンズ２と、ＵＶ
光の波長帯域が透過するＵＶ透過フィルタ５と、干渉フ
ィルタやシャープカットフィルタのように特定の波長の
光を透過または吸収する複数の光学フィルタ３ａ〜３ｃ
が順次配置され、ＵＶ透過フィルタ５とフィルタ３ａ〜
３ｃはこの光路上に選択的に配置される。この光路上に
は、フォトクロミック材料４０でパターンが形成された
像形成媒体４が配置される。
【００１２】フォトクロミック材料４０は公知のよう
に、例えば短波長の光の照射で着色して長波長の光の照
射で元に戻る波長選択性を有し、また、可逆性を有す
る。ここで、この種の材料は紫外線や可視光のみなら
ず、紫外線より波長が短い電磁波帯域で波長選択性を有
するので、電磁波反応性材料と呼ばれることもあるが、
本明細書では一括してフォトクロミック材料と呼ぶ。
に、例えば短波長の光の照射で着色して長波長の光の照
射で元に戻る波長選択性を有し、また、可逆性を有す
る。ここで、この種の材料は紫外線や可視光のみなら
ず、紫外線より波長が短い電磁波帯域で波長選択性を有
するので、電磁波反応性材料と呼ばれることもあるが、
本明細書では一括してフォトクロミック材料と呼ぶ。
【００１３】像形成媒体４には一例として、図２に示す
ようにバーグラフ用のパターン４１〜４４がフォトクロ
ミック材料４０で形成され、このパターン４１〜４４の
各材料は、ＵＶ光により全て発色し、また、それぞれλ
１〜λ４（ＵＶ波長＜λ１＜λ２＜λ３＜λ４）の帯域
で消色するものが選択されている。そして、図１に示す
フィルタ３ａ〜３ｃはそれぞれ、これらの波長λ１〜λ
４の間をカットオフ波長としてその波長より長い光を透
過するシャープカットフィルタが用いられている。
ようにバーグラフ用のパターン４１〜４４がフォトクロ
ミック材料４０で形成され、このパターン４１〜４４の
各材料は、ＵＶ光により全て発色し、また、それぞれλ
１〜λ４（ＵＶ波長＜λ１＜λ２＜λ３＜λ４）の帯域
で消色するものが選択されている。そして、図１に示す
フィルタ３ａ〜３ｃはそれぞれ、これらの波長λ１〜λ
４の間をカットオフ波長としてその波長より長い光を透
過するシャープカットフィルタが用いられている。
【００１４】つぎに、この像形成動作を説明する。例え
ばパターン４１のみを発色させて１／４のバーグラフ像
を形成する場合、まず、ＵＶ透過フィルタ５のみが光路
に配置され、したがって、パターン４１〜４４の全てが
発色する。ついで、ＵＶ透過フィルタ５が光路から除去
されるとともに、波長λ２以上の光を透過するシャープ
カットフィルタ３ａが配置される。したがって、パター
ン４２〜４４がそれぞれ波長λ２、λ３、λ４の光で消
色するので、パターン４１のみが発色した状態になる。
ばパターン４１のみを発色させて１／４のバーグラフ像
を形成する場合、まず、ＵＶ透過フィルタ５のみが光路
に配置され、したがって、パターン４１〜４４の全てが
発色する。ついで、ＵＶ透過フィルタ５が光路から除去
されるとともに、波長λ２以上の光を透過するシャープ
カットフィルタ３ａが配置される。したがって、パター
ン４２〜４４がそれぞれ波長λ２、λ３、λ４の光で消
色するので、パターン４１のみが発色した状態になる。
【００１５】同様に、パターン４１、４２を発色させて
１／２のバーグラフ像を形成する場合、まず、ＵＶ透過
フィルタ５を光路に配置してパターン４１〜４４の全て
を発色させる初期化を行い、波長λ３以上の光を透過す
るシャープカットフィルタ３ｂを配置することによりパ
ターン４３、４４をそれぞれ波長λ３、λ４の光で消色
させる。
１／２のバーグラフ像を形成する場合、まず、ＵＶ透過
フィルタ５を光路に配置してパターン４１〜４４の全て
を発色させる初期化を行い、波長λ３以上の光を透過す
るシャープカットフィルタ３ｂを配置することによりパ
ターン４３、４４をそれぞれ波長λ３、λ４の光で消色
させる。
【００１６】したがって、この実施例によれば、ＵＶ透
過フィルタ５によりパターン４１〜４４の全てを発色さ
せる初期化を行うので、フォトクロミック材料４０自体
の発色または消色が不安定である場合や、外乱光や電磁
波によりフォトクロミック材料４０のパターン４１〜４
４が既に消色している場合にも正確な像を形成すること
ができる。
過フィルタ５によりパターン４１〜４４の全てを発色さ
せる初期化を行うので、フォトクロミック材料４０自体
の発色または消色が不安定である場合や、外乱光や電磁
波によりフォトクロミック材料４０のパターン４１〜４
４が既に消色している場合にも正確な像を形成すること
ができる。
【００１７】つぎに、この像形成装置の適用例を説明す
ると、例えば像形成媒体４には半導体メモリが内蔵さ
れ、この像形成装置は、像形成媒体４内の半導体メモリ
に対してデータの書き込み、読み出しを行うリーダ／ラ
イタ側に設けられる。そして、この半導体メモリとリー
ダ／ライタ側の間の通信は、電磁誘導方式すなわち非接
触で行われ、新しいデータが半導体メモリに書き込まれ
た場合にこの書き込みデータがフォトクロミック材料４
０で表示される。
ると、例えば像形成媒体４には半導体メモリが内蔵さ
れ、この像形成装置は、像形成媒体４内の半導体メモリ
に対してデータの書き込み、読み出しを行うリーダ／ラ
イタ側に設けられる。そして、この半導体メモリとリー
ダ／ライタ側の間の通信は、電磁誘導方式すなわち非接
触で行われ、新しいデータが半導体メモリに書き込まれ
た場合にこの書き込みデータがフォトクロミック材料４
０で表示される。
【００１８】そして、図３に示すように円グラフで表示
したり、図４に示すように多数桁の数字を並べて表示す
ることができる。この場合には例えばプリペイドカード
の残高を表示することができ、また、図２および図３に
示す例では、フォトクロミック材料７１〜７４の下に予
め可視像を印刷し、この可視像をフォトクロミック材料
７１〜７４を順に発色させて隠すことにより、定量的な
表示を行うことができる。
したり、図４に示すように多数桁の数字を並べて表示す
ることができる。この場合には例えばプリペイドカード
の残高を表示することができ、また、図２および図３に
示す例では、フォトクロミック材料７１〜７４の下に予
め可視像を印刷し、この可視像をフォトクロミック材料
７１〜７４を順に発色させて隠すことにより、定量的な
表示を行うことができる。
【００１９】さらに、図２および図３に示す例では定量
的な表示が行われるので、フォトクロミック材料７１〜
７４としてそれぞれ波長λ１＞λ２＞λ３＞λ４で発色
する材料を選択すれば、例えばフォトクロミック材料７
１、７２を発色させる場合、まず、波長λ１の光でフォ
トクロミック材料７１のみを発色させ、ついで波長λ２
の光でフォトクロミック材料７２を発色させる。
的な表示が行われるので、フォトクロミック材料７１〜
７４としてそれぞれ波長λ１＞λ２＞λ３＞λ４で発色
する材料を選択すれば、例えばフォトクロミック材料７
１、７２を発色させる場合、まず、波長λ１の光でフォ
トクロミック材料７１のみを発色させ、ついで波長λ２
の光でフォトクロミック材料７２を発色させる。
【００２０】ここで、フォトクロミック材料の特性は、
特定の波長で発色しても自然光等により消色するものが
一般的であるが、通常状態では発色して特定の波長で消
色する場合には、図２および図３に示す例では、まず、
波長λ４以下の光でフォトクロミック材料７４のみを消
色させ、ついで波長λ３の光でフォトクロミック材料７
３、７４を消色させることができる。
特定の波長で発色しても自然光等により消色するものが
一般的であるが、通常状態では発色して特定の波長で消
色する場合には、図２および図３に示す例では、まず、
波長λ４以下の光でフォトクロミック材料７４のみを消
色させ、ついで波長λ３の光でフォトクロミック材料７
３、７４を消色させることができる。
【００２１】また、フォトクロミック材料４０の色が材
料に応じて異なることを利用して、図５に示すようにフ
ォトクロミック材料７１〜７４を単に重畳することによ
りカラー像を形成することができる。例えばフォトクロ
ミック材料７１〜７４としてそれぞれ波長λ１＞λ２＞
λ３＞λ４で発色する材料を選択し、波長λ１を用いて
上の層のフォトクロミック材料７１からまず発色させ、
以下波長λ２〜λ４を順次選択することによりフォトク
ロミック材料７１〜７４の合成色でカラー像を形成する
ことができる。
料に応じて異なることを利用して、図５に示すようにフ
ォトクロミック材料７１〜７４を単に重畳することによ
りカラー像を形成することができる。例えばフォトクロ
ミック材料７１〜７４としてそれぞれ波長λ１＞λ２＞
λ３＞λ４で発色する材料を選択し、波長λ１を用いて
上の層のフォトクロミック材料７１からまず発色させ、
以下波長λ２〜λ４を順次選択することによりフォトク
ロミック材料７１〜７４の合成色でカラー像を形成する
ことができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像を形成する前に複数のフォトクロミック材料の発色状
態または消色状態が初期化されるので、フォトクロミッ
ク材料自体の発色または消色が不安定である場合や、外
乱光や電磁波によりフォトクロミック材料が既に発色ま
たは消色している場合にも正確な像を形成することがで
きる。
像を形成する前に複数のフォトクロミック材料の発色状
態または消色状態が初期化されるので、フォトクロミッ
ク材料自体の発色または消色が不安定である場合や、外
乱光や電磁波によりフォトクロミック材料が既に発色ま
たは消色している場合にも正確な像を形成することがで
きる。
【図１】本発明に係る像形成装置の一実施例を示す構成
図
図
【図２】図１の像形成媒体のパターンの一例を示す説明
図
図
【図３】図２のパターンの他の例を示す説明図
【図４】図２のパターンの他の例を示す説明図
【図５】波長選択特性が異なり、色が異なるフォトクロ
ミック材料を特性順に重畳した例を示す説明図
ミック材料を特性順に重畳した例を示す説明図
１：白色光源 ２：コリメータレンズ ３，３ａ〜３ｃ：光学フィルタ（シャープカットフィル
タ） ４：像形成媒体 ４１〜４４：パターン ４０，７１〜７４：フォトクロミック材料
タ） ４：像形成媒体 ４１〜４４：パターン ４０，７１〜７４：フォトクロミック材料
Claims (2)
- 【請求項１】特定の波長で発色または消色する波長選択
性を有する複数のフォトクロミック材料で予めパターン
が形成された媒体に像を形成する像形成装置において、 像を形成する前に前記複数のフォトクロミック材料の発
色状態または消色状態を初期化する手段を備えたことを
特徴とする像形成装置。 - 【請求項２】前記媒体が情報を電気的にまたは磁気的に
記憶する記憶手段を有し、前記像形成装置が前記記憶手
段の情報を書き込むための書き込み装置側に設けられ、
前記書き込み装置が前記記憶手段の情報を書き込んだ場
合に初期化を行った後書き込みデータの像を形成するこ
とを特徴とする請求項１記載の像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14381092A JPH05333462A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14381092A JPH05333462A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05333462A true JPH05333462A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15347504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14381092A Pending JPH05333462A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05333462A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6107010A (en) * | 1996-06-11 | 2000-08-22 | Gemplus S.C.A. | Method for printing on a portable data medium, particularly a smart card, and resulting printed data medium |
| USRE42343E1 (en) | 2002-06-28 | 2011-05-10 | Victor Company Of Japan | Optical storage medium |
| JP2016145082A (ja) * | 2009-12-16 | 2016-08-12 | ゴトーチ． コム インク． | フォトクロミック光学キー制御ディスペンサ |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14381092A patent/JPH05333462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6107010A (en) * | 1996-06-11 | 2000-08-22 | Gemplus S.C.A. | Method for printing on a portable data medium, particularly a smart card, and resulting printed data medium |
| USRE42343E1 (en) | 2002-06-28 | 2011-05-10 | Victor Company Of Japan | Optical storage medium |
| JP2016145082A (ja) * | 2009-12-16 | 2016-08-12 | ゴトーチ． コム インク． | フォトクロミック光学キー制御ディスペンサ |
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