JPH05333024A - 糞便採取用容器 - Google Patents
糞便採取用容器Info
- Publication number
- JPH05333024A JPH05333024A JP13948692A JP13948692A JPH05333024A JP H05333024 A JPH05333024 A JP H05333024A JP 13948692 A JP13948692 A JP 13948692A JP 13948692 A JP13948692 A JP 13948692A JP H05333024 A JPH05333024 A JP H05333024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- absorbent paper
- water
- feces
- dejection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/54—Labware with identification means
- B01L3/545—Labware with identification means for laboratory containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/505—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes flexible containers not provided for above
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 被担持物である糞便が塗沫される吸水紙13、
糞便懸濁用液体等の中に抗菌剤を含む糞便採取用容器。 【効果】 夏場等においても大腸菌等の雑菌により悪影
響を受けることがない糞便採取用容器が提供される。
糞便懸濁用液体等の中に抗菌剤を含む糞便採取用容器。 【効果】 夏場等においても大腸菌等の雑菌により悪影
響を受けることがない糞便採取用容器が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検査用糞便を採取する
ための糞便採取用容器に関する。
ための糞便採取用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査の分野において、糞便中の潜血
を測定することは、消化器系の異常、例えば癌、潰瘍等
を早期発見するために有用である。従来、検査用糞便を
採取するための糞便採取用容器としては、蓋パネルと裏
パネルの間に糞便が塗沫される吸水紙を収容している検
査用糞便包装体(実開昭62-150661 号公報)、糞便懸濁
用液体を収容する糞便採取用容器(実開平2-21557号公
報)等が知られている。
を測定することは、消化器系の異常、例えば癌、潰瘍等
を早期発見するために有用である。従来、検査用糞便を
採取するための糞便採取用容器としては、蓋パネルと裏
パネルの間に糞便が塗沫される吸水紙を収容している検
査用糞便包装体(実開昭62-150661 号公報)、糞便懸濁
用液体を収容する糞便採取用容器(実開平2-21557号公
報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の糞便採取用容器
では、夏場等、温度が上昇した雰囲気下にて大腸菌等の
雑菌が繁殖し、検査不能の場合が生じるという問題点が
あった。本発明は、夏場等においても大腸菌等の雑菌に
より悪影響を受けることがない糞便採取用容器を提供す
ることを目的とする。
では、夏場等、温度が上昇した雰囲気下にて大腸菌等の
雑菌が繁殖し、検査不能の場合が生じるという問題点が
あった。本発明は、夏場等においても大腸菌等の雑菌に
より悪影響を受けることがない糞便採取用容器を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被担持物中に
抗菌剤を含むことを特徴とする糞便採取用容器である。
本発明において、被担持物は、吸水紙等の固体、糞便懸
濁用液体等の液体のいずれでもよい。
抗菌剤を含むことを特徴とする糞便採取用容器である。
本発明において、被担持物は、吸水紙等の固体、糞便懸
濁用液体等の液体のいずれでもよい。
【0005】被担持物が吸水紙等の固体であるものとし
ては、例えば、被担持物としての糞便が塗沫される吸水
紙と、該吸水紙をその間に収容する蓋パネル及び裏パネ
ルとを有し、該吸水紙を固定するとともに該吸水紙の糞
便が塗沫される部位に切れ目線で取り囲まれたサンプル
採取部を設けた糞便採取用容器において、該吸水紙が抗
菌剤を含む糞便採取用容器が挙げられる。 また、被担
持物が糞便懸濁用液体等の液体であるものとしては、例
えば、被担持物としての糞便懸濁用液体を収容する糞便
採取用容器において、該糞便懸濁用液体が抗菌剤を含む
糞便採取用容器が挙げられる。
ては、例えば、被担持物としての糞便が塗沫される吸水
紙と、該吸水紙をその間に収容する蓋パネル及び裏パネ
ルとを有し、該吸水紙を固定するとともに該吸水紙の糞
便が塗沫される部位に切れ目線で取り囲まれたサンプル
採取部を設けた糞便採取用容器において、該吸水紙が抗
菌剤を含む糞便採取用容器が挙げられる。 また、被担
持物が糞便懸濁用液体等の液体であるものとしては、例
えば、被担持物としての糞便懸濁用液体を収容する糞便
採取用容器において、該糞便懸濁用液体が抗菌剤を含む
糞便採取用容器が挙げられる。
【0006】本発明に用いる抗菌剤としては、大腸菌等
の雑菌に対して抗菌作用を示すものであれば特に制限は
なく、例えば、銀ゼオライト、抗菌性金属含有溶解性ガ
ラス、銀添有活性炭、抗菌性ハイドロキシアパタイト
(ハイドロキシアパタイトに抗菌性金属(銀、亜鉛)イ
オンを交換吸着させ、固定化したもの)等の無機系抗菌
剤;バイナジン(ベントロン社)、ブレベントール(バ
イエル社)等の有機系抗菌剤が挙げられる。
の雑菌に対して抗菌作用を示すものであれば特に制限は
なく、例えば、銀ゼオライト、抗菌性金属含有溶解性ガ
ラス、銀添有活性炭、抗菌性ハイドロキシアパタイト
(ハイドロキシアパタイトに抗菌性金属(銀、亜鉛)イ
オンを交換吸着させ、固定化したもの)等の無機系抗菌
剤;バイナジン(ベントロン社)、ブレベントール(バ
イエル社)等の有機系抗菌剤が挙げられる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限
定されるものではない。本発明の一実施例である糞便採
取用容器の吸水紙をヒートシールにより接着する前の展
開図を図1に、吸水紙を裏パネルと窓を有する表パネル
との間にヒートシールにより接着する状態を示す断面図
を図2(A)及び(B)に示す。図1において、各パネ
ルは板紙からなり、蓋パネル1、裏パネル2、表パネル
3の順にそれぞれ折曲線5、6を介して連設されてい
る。表パネル3には長方形の大きな窓8が設けられてい
る。裏パネル2及び表パネル3にはミシン目等で切取り
可能になっている匙部7が設けられている。図2におい
て、2枚の吸水紙(濾紙)13の間14には抗菌剤が接着剤
とともに塗布又は噴霧等により付され、これが接着性樹
脂(例えばICI製メリネックス(商品名))12をコー
トしたポリエチレンテレフタレートフィルム11で表パネ
ル3の窓8に重なるようにヒートシールにより裏パネル
2と表パネル3との間に接着されている。表パネル3の
板紙3bの接着面側にはポリエチレン層3aが設けられ
ている。
施例を説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限
定されるものではない。本発明の一実施例である糞便採
取用容器の吸水紙をヒートシールにより接着する前の展
開図を図1に、吸水紙を裏パネルと窓を有する表パネル
との間にヒートシールにより接着する状態を示す断面図
を図2(A)及び(B)に示す。図1において、各パネ
ルは板紙からなり、蓋パネル1、裏パネル2、表パネル
3の順にそれぞれ折曲線5、6を介して連設されてい
る。表パネル3には長方形の大きな窓8が設けられてい
る。裏パネル2及び表パネル3にはミシン目等で切取り
可能になっている匙部7が設けられている。図2におい
て、2枚の吸水紙(濾紙)13の間14には抗菌剤が接着剤
とともに塗布又は噴霧等により付され、これが接着性樹
脂(例えばICI製メリネックス(商品名))12をコー
トしたポリエチレンテレフタレートフィルム11で表パネ
ル3の窓8に重なるようにヒートシールにより裏パネル
2と表パネル3との間に接着されている。表パネル3の
板紙3bの接着面側にはポリエチレン層3aが設けられ
ている。
【0008】図3に組立てた糞便採取用容器の蓋パネル
1を開けた状態の斜視図を示し、図4に蓋パネル1を閉
めた状態の斜視図を示す。図3に示すように、吸水紙
(濾紙)13には切れ目線で取り囲まれた円形のサンプル
採取部15が合計11箇所に設けられている。切れ目線は、
円形に限らず、三角形等の形に入れてもよい。表パネル
3の上縁部には、蓋パネル1の係止片10を差し込む開口
部9が設けられている。
1を開けた状態の斜視図を示し、図4に蓋パネル1を閉
めた状態の斜視図を示す。図3に示すように、吸水紙
(濾紙)13には切れ目線で取り囲まれた円形のサンプル
採取部15が合計11箇所に設けられている。切れ目線は、
円形に限らず、三角形等の形に入れてもよい。表パネル
3の上縁部には、蓋パネル1の係止片10を差し込む開口
部9が設けられている。
【0009】この糞便採取用容器は、吸水紙をヒートシ
ールにより固定できるので、従来の両面テープ又はホッ
トメルトによる固定よりも作業性が改善され、コストダ
ウンが可能となる。本発明の他の実施例である糞便採取
用容器の吸水紙を接着する前の展開図を図5に示す。各
パネルは板紙からなり、蓋パネル1、裏パネル2、表パ
ネル3、内パネル4の順にそれぞれ折曲線5、6、16を
介して連設されている。表パネル3には長方形の大きな
窓8が設けられている。表パネル3及び内パネル4には
ミシン目等で切取り可能になっている匙部7が設けられ
ている。内パネル4には、接着する吸水紙(濾紙)の切
れ目線で取り囲まれたサンプル採取部に重なるように穴
17が設けられている。この糞便採取用容器の組立てた時
の蓋パネル1を開けた状態及び閉めた状態の外観は、前
述した糞便採取用容器についての図3及び図4とほぼ同
様になる。この糞便採取用容器では、吸水紙(濾紙)が
窓8を有する表パネル3と窓を有しない内パネル4の間
に接着されているので、内パネルにも窓を有する従来品
にみられるサンプルの染み出しを防止することができ
る。この糞便採取用容器における吸水紙(濾紙)の接着
(固定)手段としては、例えば、吸水紙(濾紙)を表パ
ネル3と内パネル4の間にヒートシールにより接着し、
内パネル4と裏パネル2を両面テープにより接着する方
法が挙げられる。
ールにより固定できるので、従来の両面テープ又はホッ
トメルトによる固定よりも作業性が改善され、コストダ
ウンが可能となる。本発明の他の実施例である糞便採取
用容器の吸水紙を接着する前の展開図を図5に示す。各
パネルは板紙からなり、蓋パネル1、裏パネル2、表パ
ネル3、内パネル4の順にそれぞれ折曲線5、6、16を
介して連設されている。表パネル3には長方形の大きな
窓8が設けられている。表パネル3及び内パネル4には
ミシン目等で切取り可能になっている匙部7が設けられ
ている。内パネル4には、接着する吸水紙(濾紙)の切
れ目線で取り囲まれたサンプル採取部に重なるように穴
17が設けられている。この糞便採取用容器の組立てた時
の蓋パネル1を開けた状態及び閉めた状態の外観は、前
述した糞便採取用容器についての図3及び図4とほぼ同
様になる。この糞便採取用容器では、吸水紙(濾紙)が
窓8を有する表パネル3と窓を有しない内パネル4の間
に接着されているので、内パネルにも窓を有する従来品
にみられるサンプルの染み出しを防止することができ
る。この糞便採取用容器における吸水紙(濾紙)の接着
(固定)手段としては、例えば、吸水紙(濾紙)を表パ
ネル3と内パネル4の間にヒートシールにより接着し、
内パネル4と裏パネル2を両面テープにより接着する方
法が挙げられる。
【0010】本発明の更なる実施例である糞便採取用容
器の蓋パネル1を開けた状態の斜視図を図6に示す。こ
の糞便採取用容器では、吸水紙の糞便が塗沫される部位
20を覆うように抗菌性フィルム18が接着部21で開閉可能
な状態で接着されている。これにより、抗菌性を増強す
ることができる。蓋パネル1には、フィルム押え部19が
設けられており、これにより、抗菌性フィルム18が吸水
紙の糞便が塗沫される部位20に接触しやすくなり、抗菌
性フィルム18の効果が確実になる。また、表パネル3に
は、蓋パネル1の係止片10を差し込む切込9’が設けら
れている。
器の蓋パネル1を開けた状態の斜視図を図6に示す。こ
の糞便採取用容器では、吸水紙の糞便が塗沫される部位
20を覆うように抗菌性フィルム18が接着部21で開閉可能
な状態で接着されている。これにより、抗菌性を増強す
ることができる。蓋パネル1には、フィルム押え部19が
設けられており、これにより、抗菌性フィルム18が吸水
紙の糞便が塗沫される部位20に接触しやすくなり、抗菌
性フィルム18の効果が確実になる。また、表パネル3に
は、蓋パネル1の係止片10を差し込む切込9’が設けら
れている。
【0011】前述した糞便採取用容器の使用に際して
は、被検者は蓋パネル1を開けて自己の糞便を備え付け
の匙部7を切取った匙等で吸水紙(濾紙)13に塗沫し、
蓋パネル1を閉めた後、検査機関まで持参又は郵送すれ
ばよい。検査機関においては、蓋パネル1を開け、適当
なサンプル採取部15をピンセットで摘む等することによ
り取ってこれを用いて測定に供する。
は、被検者は蓋パネル1を開けて自己の糞便を備え付け
の匙部7を切取った匙等で吸水紙(濾紙)13に塗沫し、
蓋パネル1を閉めた後、検査機関まで持参又は郵送すれ
ばよい。検査機関においては、蓋パネル1を開け、適当
なサンプル採取部15をピンセットで摘む等することによ
り取ってこれを用いて測定に供する。
【0012】また、被担持物が液体であるものとして
は、図7に示すように、筒状の容器本体22に被担持物と
しての糞便懸濁用液体23が収容されており、該糞便懸濁
用液体23に抗菌剤が含まれている糞便採取用容器が挙げ
られる。この糞便採取用容器では、筒状の容器本体22の
両方の端部に着脱可能な蓋体24,25が取付けられてお
り、一方の蓋体24には容器本体内部へと延びている糞便
採取棒26の一端が取付けられており、該採取棒の他端面
には糞便取込みのための凹部27が形成されており、他方
の蓋体25の取付けられている容器本体端部の先端に小孔
28が形成されており、該小孔28に隣接する容器本体内部
には糞便懸濁液濾過用のフィルター29が設けられてい
る。
は、図7に示すように、筒状の容器本体22に被担持物と
しての糞便懸濁用液体23が収容されており、該糞便懸濁
用液体23に抗菌剤が含まれている糞便採取用容器が挙げ
られる。この糞便採取用容器では、筒状の容器本体22の
両方の端部に着脱可能な蓋体24,25が取付けられてお
り、一方の蓋体24には容器本体内部へと延びている糞便
採取棒26の一端が取付けられており、該採取棒の他端面
には糞便取込みのための凹部27が形成されており、他方
の蓋体25の取付けられている容器本体端部の先端に小孔
28が形成されており、該小孔28に隣接する容器本体内部
には糞便懸濁液濾過用のフィルター29が設けられてい
る。
【0013】この糞便採取用容器の使用に際しては、先
ず蓋体24を容器本体22から取り外し、該容器本体内に糞
便懸濁用液体23を所定量充填し、蓋体24を容器本体22に
装着する。なお、この操作は一般に検査機関側で行わ
れ、被検者には糞便懸濁用液体23が充填されていない状
態で容器が渡される。被検者は容器本体22から蓋体24を
取り外し、該蓋体を手で持って、該蓋体に取付けられて
いる糞便採取棒26を糞便に上方から突刺した後、引き上
げる。これにより、糞便採取棒26の下端面の凹部27に糞
便が取り込まれる。以上のようにして糞便を採取棒の凹
部27内に取り込んだ後、蓋体24を容器本体22に装着し
て、この状態で検査機関側に提出する。検査機関では、
以上のようにして被検者から提出された検体入り容器を
振とうさせて採取棒の凹部27内の糞便を液体23に懸濁さ
せる。次に、蓋体25を容器本体22から取り外した後、容
器本体22を側部から圧迫して下端部の小孔28から糞便懸
濁液を取り出す。この際、該懸濁液中の固形物はフィル
ター29で濾過され、懸濁液は液滴として滴下され、検査
試薬中に落下せしめられる。検査終了後、容器本体22に
蓋体25を装着して容器を密閉し、廃棄する。
ず蓋体24を容器本体22から取り外し、該容器本体内に糞
便懸濁用液体23を所定量充填し、蓋体24を容器本体22に
装着する。なお、この操作は一般に検査機関側で行わ
れ、被検者には糞便懸濁用液体23が充填されていない状
態で容器が渡される。被検者は容器本体22から蓋体24を
取り外し、該蓋体を手で持って、該蓋体に取付けられて
いる糞便採取棒26を糞便に上方から突刺した後、引き上
げる。これにより、糞便採取棒26の下端面の凹部27に糞
便が取り込まれる。以上のようにして糞便を採取棒の凹
部27内に取り込んだ後、蓋体24を容器本体22に装着し
て、この状態で検査機関側に提出する。検査機関では、
以上のようにして被検者から提出された検体入り容器を
振とうさせて採取棒の凹部27内の糞便を液体23に懸濁さ
せる。次に、蓋体25を容器本体22から取り外した後、容
器本体22を側部から圧迫して下端部の小孔28から糞便懸
濁液を取り出す。この際、該懸濁液中の固形物はフィル
ター29で濾過され、懸濁液は液滴として滴下され、検査
試薬中に落下せしめられる。検査終了後、容器本体22に
蓋体25を装着して容器を密閉し、廃棄する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、夏場等においても大腸
菌等の雑菌により悪影響を受けることがない糞便採取用
容器を提供することができる。
菌等の雑菌により悪影響を受けることがない糞便採取用
容器を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例である糞便採取用容器の吸水
紙をヒートシールにより接着する前の展開図である。
紙をヒートシールにより接着する前の展開図である。
【図2】吸水紙を裏パネルと窓を有する表パネルとの間
にヒートシールにより接着する状態を示す断面図であ
る。
にヒートシールにより接着する状態を示す断面図であ
る。
【図3】組立てた糞便採取用容器の蓋パネルを開けた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】組立てた糞便採取用容器の蓋パネルを閉めた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である糞便採取用容器の吸水
紙を接着する前の展開図である。
紙を接着する前の展開図である。
【図6】本発明の一実施例である糞便採取用容器の蓋パ
ネルを開けた状態の斜視図である。
ネルを開けた状態の斜視図である。
【図7】本発明の一実施例である糞便採取用容器を示す
断面図である。
断面図である。
1 蓋パネル 2 裏パネル 3 表パネル 4 内パネル 8 窓 13 吸水紙 15 サンプル採取部 18 抗菌性フィルム 19 フィルム押え部 22 容器本体 23 糞便懸濁用液体
Claims (8)
- 【請求項1】 被担持物中に抗菌剤を含むことを特徴と
する糞便採取用容器。 - 【請求項2】 被担持物としての糞便が塗沫される吸水
紙と、該吸水紙をその間に収容する蓋パネル及び裏パネ
ルとを有し、該吸水紙を固定するとともに該吸水紙の糞
便が塗沫される部位に切れ目線で取り囲まれたサンプル
採取部を設けた糞便採取用容器において、該吸水紙が抗
菌剤を含むことを特徴とする請求項1記載の糞便採取用
容器。 - 【請求項3】 吸水紙が裏パネルと窓を有する表パネル
との間にヒートシールにより接着されている請求項2記
載の糞便採取用容器。 - 【請求項4】 吸水紙が窓を有する表パネルと窓を有し
ない内パネルの間に接着されている請求項2記載の糞便
採取用容器。 - 【請求項5】 吸水紙の糞便が塗沫される部位を覆うよ
うに抗菌性フィルムが開閉可能な状態で設けられている
請求項2記載の糞便採取用容器。 - 【請求項6】 蓋パネルに、抗菌性フィルムを吸水紙の
糞便が塗沫される部位に接触せしめるようにフィルム押
え部が設けられている請求項5記載の糞便採取用容器。 - 【請求項7】 切取り可能な匙部を有する請求項2〜6
のいずれか1項に記載の糞便採取用容器。 - 【請求項8】 被担持物としての糞便懸濁用液体を収容
する糞便採取用容器において、該糞便懸濁用液体が抗菌
剤を含むことを特徴とする請求項1記載の糞便採取用容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13948692A JPH05333024A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 糞便採取用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13948692A JPH05333024A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 糞便採取用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333024A true JPH05333024A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15246377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13948692A Pending JPH05333024A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 糞便採取用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05333024A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5545560B1 (ja) * | 2013-12-09 | 2014-07-09 | 重雄 三浦 | 採便具 |
CN107149956A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-09-12 | 无锡市跨克微营养素有限公司 | 便于调节的高效试管架 |
CN107185620A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-09-22 | 无锡市跨克微营养素有限公司 | 便于清理积水的多功能试管架 |
CN109738658A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-05-10 | 新绎健康科技有限公司 | 一种大便采集装置、大便检测设备及马桶 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13948692A patent/JPH05333024A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5545560B1 (ja) * | 2013-12-09 | 2014-07-09 | 重雄 三浦 | 採便具 |
JP2015114117A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 重雄 三浦 | 採便具 |
CN107149956A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-09-12 | 无锡市跨克微营养素有限公司 | 便于调节的高效试管架 |
CN107185620A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-09-22 | 无锡市跨克微营养素有限公司 | 便于清理积水的多功能试管架 |
CN109738658A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-05-10 | 新绎健康科技有限公司 | 一种大便采集装置、大便检测设备及马桶 |
CN109738658B (zh) * | 2018-12-18 | 2023-09-26 | 新绎健康科技有限公司 | 一种大便采集装置、大便检测设备及马桶 |
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