JPH0533249U - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JPH0533249U
JPH0533249U JP8732491U JP8732491U JPH0533249U JP H0533249 U JPH0533249 U JP H0533249U JP 8732491 U JP8732491 U JP 8732491U JP 8732491 U JP8732491 U JP 8732491U JP H0533249 U JPH0533249 U JP H0533249U
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JP
Japan
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volatile memory
area
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signal line
memory
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JP8732491U
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Inventor
晶介 来住
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 不揮発性メモリ13に対して、指示手段14
は、固有の情報を保護するために、書込不可能域を設定
するか否かの指示を行う。アドレスデコーダ15は、不
揮発性メモリ13に対して与えられるアドレスから、不
揮発性メモリ13の書込可能域と書込不可能域を決定す
る。例えば、指示手段14が所定の書込不可能域を設定
し、かつアドレスデコーダ15の出力が書込不可能域を
示す信号であった場合、書込制御手段16は、不揮発性
メモリ13への情報の書込を禁止する。 【効果】 予め不揮発性メモリに固有の情報を書き込ん
だ後、以後その部分への書込を禁止できる。また、その
書込禁止を解除し、固有の情報を変更することもでき
る。これにより、メモリ資源の有効利用も図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータ等の情報処理装置に使用される情報記憶装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
情報処理装置の中には、その装置に固有の情報を継続的に記憶しておく必要が あるものがある。例えば、このような固有の情報としては、装置のシリアル番号 、ローカル・エリア・ネットワーク機器等においてはMAC(メディア・アクセ ス・コントロール)アドレス等の情報がある。これらの情報は、装置に固有であ るという特徴の他に、次の二つの特徴がある。 先ず、第1は、装置上のソフトウェアによって書換えられてはならないという ことである。即ち、上記のMACアドレス等は、公的な機関によって管理される ものであり、装置の使用者がソフトウェア等によって勝手に書き換えることは許 されていない。第2に、この種の情報は、情報量としてはさほど多くないという ことである。例えば、この情報量は通常は100バイト程度である。
【0003】 このような理由から、上述した情報を保持するのに、従来では以下の2種類の 方法が用いられていた。 第1の方法は、ROM(リード・オンリ・メモリ)にこの種の情報を書き込ん で各々の装置に搭載する方法である。この場合には、装置毎に内容の異なるRO Mを予め用意する必要がある。 第2の方法は、必要なビット数のショート端子等を設け、このショート端子の 接続または非接続により、装置に固有の情報を作成するものである。
【0004】 図2に、上記第2の方法の回路図を示す。 図の回路は、複数のショート端子(あるいは基板上のパタン)1、2、3、4 と、ショート端子1、2、3、4の一端側に接続されたプルアップ抵抗5と、ゲ ート6とからなる。ショート端子1、2、3、4の一端側には、プルアップ抵抗 5が接続され、ゲート6の入力端子に接続されている。また、ショート端子1、 2、3は接地状態であり、ショート端子4は非接地状態となっている。ゲート6 の制御入力には読出し信号線7が接続され、ゲート6の出力端子にはぞれぞれ読 出しデータ線8、9、10、11が接続されている。また、プルアップ抵抗5の 他端側の端子12には、レベル「1」の信号が与えられている。これにより、ゲ ート6は、読出し信号線7より読出し信号が印加された場合に、ショート端子1 、2、3、4の状態をデータ線8、9、10、11に出力するよう構成されてい る。
【0005】 このように構成された回路において、ショート端子1、2、3、4に情報を設 定しておくことにより、読出し信号を印加した場合に、この情報がデータ線8、 9、10、11に読み出される。例えば、図2の状態では、ショート端子1、2 、3が接地状態、ショート端子4が非接地状態であるため、データ線8〜11に は順にレベル「0」「0」「0」「1」のデータが読み出される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の方法では、以下に述べる問題点があった。 第1に、ROMを用いる方法では、内容の異なるROMを装置毎に揃えなけれ ばならないため、非効率的であり、コストアップの要因となっていた。また、上 述した情報は、通常、ROMの一部分を使用するだけで足りてしまうため、RO Mの大部分は未使用のままであり、メモリ資源の有効利用が行われていなかった 。 第2に、ショート端子等を用いた回路では、多数個のショート端子の設定、あ るいは基板上のパタンの削除を行わなければならず、多くの手間を要すると共に 、設定の誤りも発生し易いといった問題点を有していた。 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、メモリ資源の 有効利用を図ると共に、効率的な情報記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の情報記憶装置は、入力された情報を記憶する不揮発性メモリと、前記 不揮発性メモリに対して、書込不可能域を設定するか否かを指示する指示手段と 、前記不揮発性メモリに対して与えられるアドレスから、当該不揮発性メモリの 書込可能域と書込不可能域を決定するための識別信号を出力するアドレスデコー ダと、前記指示手段からの指示を受け、当該指示が、書込不可能域を設定するも のであり、かつ前記識別信号が書込不可能域を示すものであった場合、前記不揮 発性メモリに対する書込を禁止する書込制御手段を備えたものである。
【0008】
【作用】
本考案の情報記憶装置においては、不揮発性メモリに対して、指示手段は、固 有の情報を保護するために、書込不可能域を設定するか否かの指示を行う。アド レスデコーダは、不揮発性メモリに対して与えられるアドレスから、不揮発性メ モリの書込可能域と書込不可能域を決定する。例えば、指示手段が所定の書込不 可能域を設定し、かつアドレスデコーダの出力が書込不可能域を示す信号であっ た場合、書込制御手段は、不揮発性メモリへの情報の書込を禁止する。 従って、予め不揮発性メモリに固有の情報を書き込んだ後、以後その部分への 書込を禁止できる。また、その書込禁止を解除し、固有の情報を変更することも できる。これにより、メモリ資源の有効利用も図れる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。 図1は本考案の情報記憶装置の実施例を示す構成図である。 図の装置は、不揮発性メモリ13と、指示手段14と、アドレスデコーダ15 と、書込制御手段16とからなる。不揮発性メモリ13は、EEPROM(電気 的消去可能リード・オンリ・メモリ)や、電池等でバックアップされたRAM( ランダム・アクセス・メモリ)等からなる。 図3に、不揮発性メモリ13のメモリ状態図を示す。 この例においては、不揮発性メモリ13は、4Kバイトからなり、そのうちの 1Kバイトは、後述するように通常の動作時は書込不可能域13aとして用いら れる。尚、残りの3Kバイトは書込可能域13bとして構成されている。
【0010】 また、図1において、アドレス線17は、不揮発性メモリ13のアクセスのた めのアドレスを与えるための信号線であり、データ線18は、不揮発性メモリ1 3とのデータの入出力を行うための信号線である。 アドレスデコーダ15は、アドレス線17を介して不揮発性メモリ13に与え られるアドレスから、不揮発性メモリ13の書込可能域と書込不可能域とを決定 するための識別信号aを出力する回路である。具体的には、アドレスが書込不可 能域13aを参照している場合は、識別信号aのレベルを「1」とし、その他の 場合「0」とするものである。
【0011】 図4に、アドレスデコーダ15の真理値を示す。 即ち、アドレスが不揮発性メモリ13の書込不可能域13aを示している場合 は、識別信号a(信号線27上の信号)は「1」であり、その他のアドレスでは 、「0」を出力する。 図1の指示手段14は、不揮発性メモリ13に対して書込不可能域を設定する か否かを指示する手段で、端子19、20、線21とプルアップ抵抗22からな る。線21は、例えばショートプラグ等からなり、端子19、20に対して容易 に着脱できる。この線21の装着時は端子19、20が接続状態となり、未装着 時は端子19、20が遮断状態となる。また、プルアップ抵抗22の他端側の端 子23はレベル「1」に固定されている。これにより、指示手段14の指示信号 bの信号線24のレベルは、端子19、20の接続時には「0」、未接続時には 「1」となる。
【0012】 書込制御手段16は、アドレスデコーダ15から出力される識別信号aと、指 示手段14から出力される指示信号bとに基づき、不揮発性メモリ13に対する 書込の可否を制御する手段で、NANDゲート(否定論理積回路)25とAND ゲート(論理積回路)26から構成されている。NANDゲート25には、アド レスデコーダ15の信号線27(識別信号aの出力線)と、指示手段14の信号 線24とを接続し、その出力信号線28をANDゲート26の入力側に接続して いる。また、ANDゲート26の他方の入力には、書込信号線29が接続されて いる。ANDゲート26の出力信号線30は、不揮発性メモリ13のWE(ライ ト・イネーブル)端子に接続され、書込の可否を決定するようになっている。ま た、この実施例では、書込信号線29より与えられる書込信号cは、そのレベル が「1」の時に書込指示、レベル「0」の時に読出し指示が行われるものとする 。そして、信号線30で与えらえる書込制御信号dが「1」の時、不揮発性メモ リ13に対して書込指示が与えられる。尚、以上の構成において、アドレス線1 7、書込信号線29およびデータ線18は、本考案が対象とする情報処理装置上 のソフトウェアが制御している。
【0013】 次に、上記情報記憶装置の動作について説明する。 先ず、不揮発性メモリ13の書込不可能域13aへの情報の書込方法と動作を 説明する。 書込不可能域13aへの書込時には、端子19、20間を線21で接続する。 これにより、指示手段14の信号線24は、レベル「0」となるため、NAND ゲート25の出力信号線28は、常にレベル「1」となる。従って、信号線30 (書込制御信号d)には、ANDゲート26を通過した書込信号cの値がそのま ま伝えられる。これにより、アドレス線17の示すアドレスが書込可能域13b 、書込不可能域13aにかかわりなく、書込信号cの指示により不揮発性メモリ 13への読み書き動作が行われる。 図5に、その動作の説明図を示す。 即ち、書込信号線29がレベル「1」の場合は、信号線30もレベル「1」と なるため、書込不可能域13aに対しても、データ線18の値が不揮発性メモリ 13に書き込まれる。また、書込信号線29がレベル「0」の場合は、信号線3 0のレベルも「0」となるので、不揮発性メモリ13の内容がデータ線18上に 読み出される。
【0014】 次に、通常の動作時について説明する。 先ず、通常の使用時には、端子19、20間は未接続としておく。即ち、線2 1は未装着とする。この時、指示手段14の信号線24は常にレベル「1」とな る。従って、NANDゲート25は、信号線27の値(識別信号aの値)を反転 して信号線28に出力する。ここで、アドレスが不揮発性メモリ13の書込不可 能域13aを参照した場合は、アドレスデコーダ15は信号線27にレベル「1 」を出力する。即ち、識別信号aの値を「1」とする。一方、信号線24のレベ ル「1」であるため、NANDゲート25は、信号線28にレベル「0」を出力 する。従って、ANDゲート26は、信号線29からの入力とは無関係に信号線 30をレベル「0」とする。その結果、不揮発性メモリ13は、信号線29の指 示とは無関係に、書込不可能域に対しては読出し動作のみを行い、書込動作を行 わない。
【0015】 また、アドレスが書込可能域13bを参照した場合には、アドレスデコーダ1 5は信号線27にレベル「0」を出力する。そこで、NANDゲート25は信号 線24はレベル「1」であるが、信号線28にはレベル「1」を出力する。従っ て、ANDゲート26は、信号線29の値をそのまま信号線30に出力する。そ の結果、不揮発性メモリ13は、書込可能域13bに対しては、信号線29の値 に従って読み書き動作を行う。 図6はこのような動作の説明図である。 このように、端子19、20の接続されていない通常使用時では、不揮発性メ モリ13の書込可能域13bでは、通常の書込、読出しが行われ、書込不可能域 13aでは信号線29の指示の如何にかかわらず、読出しのみが行われる。
【0016】 尚、上記実施例では、指示手段14として、端子19、20間を線21で装着 または未装着として、その指示を行わせるよう構成したが、これに限定されるも のではなく、例えば、端子19、20および線21の構成をオン/オフスイッチ 等で構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の情報記憶装置によれば、不揮発性メモリに対し 、書込不可能域の設定を指示する指示手段を設けると共に、不揮発性メモリへの アドレスから書込可能域と書込不可能域を決定するアドレスデコーダを設け、指 示手段の指示が書込不可能域の設定で、かつアドレスデコーダの出力が書込不可 能域であった場合は、不揮発性メモリに対する書込を禁止するようにしたので、 以下の効果がある。
【0018】 不揮発性メモリに情報を書き込んだ後、指示手段の指示により書込禁止とで きるため、従来のような装置に固有のROMや基板パタンのカットが不要となり 、効率的な情報記憶装置が得られる。 指示手段の指示により、自由に書込を禁止または可能とすることができるた め、後に書込不可能域となる部分への情報の変更も容易であり、従来のように情 報変更のためのROMの交換や基板パタンの追加等の必要がなく、コスト低減化 を図ることができる。 書込不可能域の大きさは、アドレスデコーダの構成によって自由に設定する ことができるため、メモリの使用が効率的に行える。即ち、必要とするだけの書 込不可能域の残りの領域は、読み書き可能な不揮発性メモリとして使用できるた め、様々な用途に利用することができ、メモリ資源の有効利用を図ることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の情報記憶装置の構成図である。
【図2】従来の情報記憶装置の構成図である。
【図3】本考案の情報記憶装置における不揮発性メモリ
のメモリ状態図である。
【図4】本考案の情報記憶装置におけるアドレスデコー
ダの真理値の説明図である。
【図5】本考案の情報記憶装置における指示手段の書込
不可能域非設定時の状態説明図である。
【図6】本考案の情報記憶装置における指示手段の書込
不可能域設定時の状態説明図である。
【符号の説明】
13 不揮発性メモリ 14 指示手段 15 アドレスデコーダ 16 書込制御手段 a 識別信号 b 指示信号 c 書込信号 d 書込制御信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された情報を記憶する不揮発性メモ
    リと、 前記不揮発性メモリに対して、書込不可能域を設定する
    か否かを指示する指示手段と、 前記不揮発性メモリに対して与えられるアドレスから、
    当該不揮発性メモリの書込可能域と書込不可能域を決定
    するための識別信号を出力するアドレスデコーダと、 前記指示手段からの指示を受け、当該指示が、書込不可
    能域を設定するものであり、かつ前記識別信号が書込不
    可能域を示すものであった場合、前記不揮発性メモリに
    対する書込を禁止する書込制御手段を備えた情報記憶装
    置。
JP8732491U 1991-09-30 1991-09-30 情報記憶装置 Pending JPH0533249U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8732491U JPH0533249U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 情報記憶装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8732491U JPH0533249U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 情報記憶装置

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JPH0533249U true JPH0533249U (ja) 1993-04-30

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ID=13911684

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JP8732491U Pending JPH0533249U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 情報記憶装置

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