JPH05331411A - 電気機器絶縁処理用樹脂組成物 - Google Patents
電気機器絶縁処理用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH05331411A JPH05331411A JP14269092A JP14269092A JPH05331411A JP H05331411 A JPH05331411 A JP H05331411A JP 14269092 A JP14269092 A JP 14269092A JP 14269092 A JP14269092 A JP 14269092A JP H05331411 A JPH05331411 A JP H05331411A
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- Japan
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- resin
- resin composition
- unsaturated polyester
- acid
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- Pending
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モートル、トランスなどの電気機器コイルの
耐湿性を向上させる絶縁処理用樹脂組成物を提供する。 【構成】 (A)不飽和ポリエステル樹脂100重量部
および(B)トルエン・ホルムアルデヒド樹脂3〜40
重量部を含有してなる電気機器絶縁処理用樹脂組成物。
耐湿性を向上させる絶縁処理用樹脂組成物を提供する。 【構成】 (A)不飽和ポリエステル樹脂100重量部
および(B)トルエン・ホルムアルデヒド樹脂3〜40
重量部を含有してなる電気機器絶縁処理用樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器絶縁処理用樹脂
組成物に関し、更に詳しくは、モートル、トランスなど
の電気機器用コイルの耐湿性を向上させる電気機器絶縁
処理用樹脂組成物に関する。
組成物に関し、更に詳しくは、モートル、トランスなど
の電気機器用コイルの耐湿性を向上させる電気機器絶縁
処理用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】不飽和ポリエステルと架橋性単量体から
なる不飽和ポリエステル樹脂は、機械的、電気的、熱的
特性、作業性、経済性などの点で調和がとれているた
め、FRP積層板をはじめ多くの用途に使用されてい
る。また、この樹脂は、電気絶縁用としても特性及び作
業性に優れているため、モートル、トランスなどのコイ
ル、コアの固着、コアの防錆、防湿、絶縁などを目的に
含浸用ワニスとして広く用いられている。しかしなが
ら、従来ワニスで処理したコイルは、高湿度下で使用さ
れる場合や、長期間、密閉状態に近い状態で保管された
場合に、水分や酸素などによってコイルのエナメル線導
体が腐食し、エナメル線の絶縁破壊電圧が低下する傾向
があり、信頼性が低下する問題がある。また、この時、
コアにも錆が発生しやすくなり、商品価値の低下や、稼
働時の鉄損が大きくなるなどの欠点がある。
なる不飽和ポリエステル樹脂は、機械的、電気的、熱的
特性、作業性、経済性などの点で調和がとれているた
め、FRP積層板をはじめ多くの用途に使用されてい
る。また、この樹脂は、電気絶縁用としても特性及び作
業性に優れているため、モートル、トランスなどのコイ
ル、コアの固着、コアの防錆、防湿、絶縁などを目的に
含浸用ワニスとして広く用いられている。しかしなが
ら、従来ワニスで処理したコイルは、高湿度下で使用さ
れる場合や、長期間、密閉状態に近い状態で保管された
場合に、水分や酸素などによってコイルのエナメル線導
体が腐食し、エナメル線の絶縁破壊電圧が低下する傾向
があり、信頼性が低下する問題がある。また、この時、
コアにも錆が発生しやすくなり、商品価値の低下や、稼
働時の鉄損が大きくなるなどの欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術の欠点を除去し、高湿度下での電気機器のコイル用
エナメル線導体の腐食及び電気機器のコアの錆を防止す
る電気機器絶縁処理用樹脂組成物を提供するものであ
る。
技術の欠点を除去し、高湿度下での電気機器のコイル用
エナメル線導体の腐食及び電気機器のコアの錆を防止す
る電気機器絶縁処理用樹脂組成物を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、不飽和ポリエステル樹脂にトルエン・ホルムアル
デヒド樹脂を混合することによって、従来の不飽和ポリ
エステルワニスよりも、高湿度下に放置された場合の電
気機器のコイル用エナメル線導体の腐食及びコアの錆発
生を著しく防止することができることを見出した。本発
明は、(A)不飽和ポリエステル樹脂および(B)トル
エン・ホルムアルデヒド樹脂を含有し、(B)成分を
(A)成分の100重量部に対して3〜40重量部とし
てなる電気機器絶縁処理用樹脂組成物に関する。
結果、不飽和ポリエステル樹脂にトルエン・ホルムアル
デヒド樹脂を混合することによって、従来の不飽和ポリ
エステルワニスよりも、高湿度下に放置された場合の電
気機器のコイル用エナメル線導体の腐食及びコアの錆発
生を著しく防止することができることを見出した。本発
明は、(A)不飽和ポリエステル樹脂および(B)トル
エン・ホルムアルデヒド樹脂を含有し、(B)成分を
(A)成分の100重量部に対して3〜40重量部とし
てなる電気機器絶縁処理用樹脂組成物に関する。
【0005】本発明に用いられる(A)成分は不飽和ポ
リエステルおよび架橋性単量体を含有する。不飽和ポリ
エステルは、下記の酸成分及びアルコール成分、さらに
必要に応じて変性成分を反応させて得られる。酸成分と
しては、例えばマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸
等の不飽和酸、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
無水フタル酸、アジピン酸、セバチン酸等の飽和酸、大
豆油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、トール油脂肪酸等の植物
油脂肪酸などが用いられる。アルコール成分としては、
例えばプロピレングリコール、エチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,3
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
が用いられる。変性成分としては、例えばアマニ油、大
豆油、トール油、脱水ヒマシ油、ヤシ油、ジシクロペン
タジエン、シクロペンタジエン等が用いられる。架橋性
単量体としては、例えばスチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、ターシャリーブチルスチレン、ジビ
ニルベンゼン、各種アクリル酸エステルおよび/または
メタクリル酸エステル、各種アリルエステル、各種アリ
ルエーテル等が挙げられる。架橋性単量体の使用量は、
不飽和ポリエステル樹脂25〜60重量部に対して75
〜40重量部の範囲とされ、これらの総量は、100重
量部とされる。
リエステルおよび架橋性単量体を含有する。不飽和ポリ
エステルは、下記の酸成分及びアルコール成分、さらに
必要に応じて変性成分を反応させて得られる。酸成分と
しては、例えばマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸
等の不飽和酸、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
無水フタル酸、アジピン酸、セバチン酸等の飽和酸、大
豆油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、トール油脂肪酸等の植物
油脂肪酸などが用いられる。アルコール成分としては、
例えばプロピレングリコール、エチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,3
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
が用いられる。変性成分としては、例えばアマニ油、大
豆油、トール油、脱水ヒマシ油、ヤシ油、ジシクロペン
タジエン、シクロペンタジエン等が用いられる。架橋性
単量体としては、例えばスチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、ターシャリーブチルスチレン、ジビ
ニルベンゼン、各種アクリル酸エステルおよび/または
メタクリル酸エステル、各種アリルエステル、各種アリ
ルエーテル等が挙げられる。架橋性単量体の使用量は、
不飽和ポリエステル樹脂25〜60重量部に対して75
〜40重量部の範囲とされ、これらの総量は、100重
量部とされる。
【0006】本発明に用いられる(B)成分のトルエン
・ホルムアルデヒド樹脂は、トルエンとホルムアルデヒ
ドとを強酸触媒下で反応させて得られるものであり、例
えば、ゼネラル石油化学工業(株)のゼネライト30、
50、100、150、250等がある。トルエン・ホ
ルムアルデヒド樹脂の使用量は、前記(A)成分100
重量部に対して、3〜40重量部とされる。トルエン・
ホルムアルデヒド樹脂が3重量部未満の場合には、電気
機器のコイルのエナメル線導体の腐食抑制効果及び電気
機器のコアの防錆効果が十分でなく、また、40重量部
を越えても、これらの効果の著しい向上はみられない。
・ホルムアルデヒド樹脂は、トルエンとホルムアルデヒ
ドとを強酸触媒下で反応させて得られるものであり、例
えば、ゼネラル石油化学工業(株)のゼネライト30、
50、100、150、250等がある。トルエン・ホ
ルムアルデヒド樹脂の使用量は、前記(A)成分100
重量部に対して、3〜40重量部とされる。トルエン・
ホルムアルデヒド樹脂が3重量部未満の場合には、電気
機器のコイルのエナメル線導体の腐食抑制効果及び電気
機器のコアの防錆効果が十分でなく、また、40重量部
を越えても、これらの効果の著しい向上はみられない。
【0007】本発明になる電気機器絶縁処理用樹脂組成
物には、硬化剤として、例えばベンゾインパーオキサイ
ド、アセチルパーオキサイド等のアシルパーオキサイ
ド、ターシャリブチルパーオキサイド、キュメンヒドロ
パーオキサイド等のヒドロパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド、ジターシャリブチルパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等のジアルキル
パーオキサイド、ターシャリブチルパーオキシアセテー
ト等のオキシパーオキサイドなどを用いる。硬化剤の添
加量としては、(A)成分および(B)成分100重量
部に対して0.5〜5重量部が好ましい。
物には、硬化剤として、例えばベンゾインパーオキサイ
ド、アセチルパーオキサイド等のアシルパーオキサイ
ド、ターシャリブチルパーオキサイド、キュメンヒドロ
パーオキサイド等のヒドロパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド、ジターシャリブチルパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等のジアルキル
パーオキサイド、ターシャリブチルパーオキシアセテー
ト等のオキシパーオキサイドなどを用いる。硬化剤の添
加量としては、(A)成分および(B)成分100重量
部に対して0.5〜5重量部が好ましい。
【0008】また、必要に応じて促進剤及び重合禁止剤
を添加することもできる。促進剤としては、例えばナフ
テン酸マンガン、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、
オクテン酸コバルト等が用いられる。重合禁止剤として
は、例えばハイドロキノン、ターシャリブチルカテコー
ル、P−ベンゾキノン等のキノン類が用いられる。
を添加することもできる。促進剤としては、例えばナフ
テン酸マンガン、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、
オクテン酸コバルト等が用いられる。重合禁止剤として
は、例えばハイドロキノン、ターシャリブチルカテコー
ル、P−ベンゾキノン等のキノン類が用いられる。
【0009】本発明の樹脂組成物はエアコンファン、扇
風機、洗たく機等のモートル、テレビ、ステレオ、コン
パクトディスクプレーヤー等の電源トランス等の絶縁処
理に適用される。
風機、洗たく機等のモートル、テレビ、ステレオ、コン
パクトディスクプレーヤー等の電源トランス等の絶縁処
理に適用される。
【0010】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。下記例
中部は、重量部を意味する。 製造例1 プロピレングリコール836部(11モル)、イソフタ
ル酸498部(3モル)、無水マレイン酸392部(4
モル)、テトラヒドロ無水フタル酸456部(3モル)
およびハイドロキノン0.22部を4つ口フラスコに入
れ、210℃で10時間加熱縮合し、酸価21.5の不
飽和ポリエステルを合成した。この不飽和ポリエステル
40部、スチレン60部、8%ナフテン酸マンガン0.
5部を撹拌溶解し、不飽和ポリエステル樹脂Aを得た。 製造例2 エチレングリコール682部(11モル)、無水フタル
酸370部(2.5モル)、無水マレイン酸392部
(4モル)、テトラヒドロ無水フタル酸380部(2.
5モル)およびハイドロキノン0.24部を4つ口フラ
スコに入れ、200℃で8〜12時間加熱縮合し、酸価
20.8の不飽和ポリエステルを合成した。この不飽和
ポリエステル40部、スチレン60部、8%ナフテン酸
マンガン0.5部を撹拌溶解し、不飽和ポリエステル樹
脂Bを得た。
中部は、重量部を意味する。 製造例1 プロピレングリコール836部(11モル)、イソフタ
ル酸498部(3モル)、無水マレイン酸392部(4
モル)、テトラヒドロ無水フタル酸456部(3モル)
およびハイドロキノン0.22部を4つ口フラスコに入
れ、210℃で10時間加熱縮合し、酸価21.5の不
飽和ポリエステルを合成した。この不飽和ポリエステル
40部、スチレン60部、8%ナフテン酸マンガン0.
5部を撹拌溶解し、不飽和ポリエステル樹脂Aを得た。 製造例2 エチレングリコール682部(11モル)、無水フタル
酸370部(2.5モル)、無水マレイン酸392部
(4モル)、テトラヒドロ無水フタル酸380部(2.
5モル)およびハイドロキノン0.24部を4つ口フラ
スコに入れ、200℃で8〜12時間加熱縮合し、酸価
20.8の不飽和ポリエステルを合成した。この不飽和
ポリエステル40部、スチレン60部、8%ナフテン酸
マンガン0.5部を撹拌溶解し、不飽和ポリエステル樹
脂Bを得た。
【0011】実施例1〜6 不飽和ポリエステル樹脂AまたはBにゼネライト、30
または100(ゼネラル石油化学工業株式会社製トルエ
ン・ホルムアルデヒド樹脂)、ベンゾイルパーオキサイ
ドを表1に示す配合割合で溶解して本発明の樹脂組成物
を得た。これらの樹脂組成物について、ゲル化時間、乾
燥時間、体積抵抗率、コイルのエナメル線導体の腐食
性、コアの防錆能を後記の試験方法により評価し、その
結果を表1に示す。
または100(ゼネラル石油化学工業株式会社製トルエ
ン・ホルムアルデヒド樹脂)、ベンゾイルパーオキサイ
ドを表1に示す配合割合で溶解して本発明の樹脂組成物
を得た。これらの樹脂組成物について、ゲル化時間、乾
燥時間、体積抵抗率、コイルのエナメル線導体の腐食
性、コアの防錆能を後記の試験方法により評価し、その
結果を表1に示す。
【0012】比較例1〜2 不飽和ポリエステル樹脂AまたはBにベンゾイルパーオ
キサイドを表1に示す配合割合で溶解し、実施例と同様
に評価した。その結果を表1に示す。
キサイドを表1に示す配合割合で溶解し、実施例と同様
に評価した。その結果を表1に示す。
【0013】試験方法 (1) ゲル化時間 JIS C 2105のゲル化時間の試験方法に準じて
測定した。 (2) 乾燥時間 JIS C 2105の乾燥時間の試験方法に準じて測
定した。 (3) 体積抵抗率 120℃で2時間加熱して硬化させた2.0mmの樹脂
板を用い、JIS C2105に準じて25℃での体積
抵抗率を測定した。 (4) エナメル線導体の腐食性 φ0.5mm、2UEW(ポリウレタン銅線)のエナメ
ル線を用いて作製された電源トランス(コア寸法:66
×54×30mm)を樹脂組成物に2分間浸漬したあと
引上げ、空気中に10分間放置し、120℃で1時間硬
化させる。このワニス処理した電源トランスを60℃、
95%RHの恒温恒湿槽に放置し、エナメル線導体が腐
食する日数を求めた。エナメル線導体の腐食は、エナメ
ル線の変色(黒色、赤褐色などに変色する。)によって
判定した。 (5)コアの防錆能 (4)の試験において、恒温恒湿槽に放置してから5日
間放置したあと、電源トランスのコアの錆の発生状態を
観察し、下記基準により評価した。 ○:錆の発生なし △:コアの表面積に対して10〜20%程度錆が発生 ×:コアの表面積に対して40〜60%程度錆が発生
測定した。 (2) 乾燥時間 JIS C 2105の乾燥時間の試験方法に準じて測
定した。 (3) 体積抵抗率 120℃で2時間加熱して硬化させた2.0mmの樹脂
板を用い、JIS C2105に準じて25℃での体積
抵抗率を測定した。 (4) エナメル線導体の腐食性 φ0.5mm、2UEW(ポリウレタン銅線)のエナメ
ル線を用いて作製された電源トランス(コア寸法:66
×54×30mm)を樹脂組成物に2分間浸漬したあと
引上げ、空気中に10分間放置し、120℃で1時間硬
化させる。このワニス処理した電源トランスを60℃、
95%RHの恒温恒湿槽に放置し、エナメル線導体が腐
食する日数を求めた。エナメル線導体の腐食は、エナメ
ル線の変色(黒色、赤褐色などに変色する。)によって
判定した。 (5)コアの防錆能 (4)の試験において、恒温恒湿槽に放置してから5日
間放置したあと、電源トランスのコアの錆の発生状態を
観察し、下記基準により評価した。 ○:錆の発生なし △:コアの表面積に対して10〜20%程度錆が発生 ×:コアの表面積に対して40〜60%程度錆が発生
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明の電気機器絶縁処理用樹脂組成物
を電気機器に含浸させて絶縁処理することによって、高
湿度下においても、コイルのエナメル線導体の腐食抑制
及びコアの防錆能が著しく向上するため、耐湿性に優れ
た電気機器の製造が可能となる。
を電気機器に含浸させて絶縁処理することによって、高
湿度下においても、コイルのエナメル線導体の腐食抑制
及びコアの防錆能が著しく向上するため、耐湿性に優れ
た電気機器の製造が可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)不飽和ポリエステル樹脂および
(B)トルエン・ホルムアルデヒド樹脂を含有し(B)
成分を(A)成分の100重量部に対して、3〜40重
量部としてなる電気機器絶縁処理用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14269092A JPH05331411A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電気機器絶縁処理用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14269092A JPH05331411A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電気機器絶縁処理用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331411A true JPH05331411A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15321265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14269092A Pending JPH05331411A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電気機器絶縁処理用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331411A (ja) |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14269092A patent/JPH05331411A/ja active Pending
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