JPH05330612A - 物品収納装置 - Google Patents

物品収納装置

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JPH05330612A
JPH05330612A JP16396092A JP16396092A JPH05330612A JP H05330612 A JPH05330612 A JP H05330612A JP 16396092 A JP16396092 A JP 16396092A JP 16396092 A JP16396092 A JP 16396092A JP H05330612 A JPH05330612 A JP H05330612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotating
disc
gear
article storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP16396092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yakou
猛 谷古宇
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH05330612A publication Critical patent/JPH05330612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品収納箱の姿勢を常に一定に保つことがで
き、しかも小動力で駆動できるようにする。 【構成】 第1円板軸5と第2円板軸6とは、両者のそ
れぞれの軸芯が平行かつ所定の軸間距離だけ離間して配
設されている。第1円板軸5および第2円板軸6のそれ
ぞれの先端部には同形状の第1歯車9および第2歯車1
0がそれぞれ一体的に設けられており、両者には中間歯
車11が噛合されている。これによりサーボモータ4を
起動すると第1円板7および第2円板8は同方向へ同一
速度で回転する。第1物品収納箱12の第1支軸12a
は第1円板7の外周近傍に軸受7aを介して回転自在に
支持されており、前記第1支軸12aと軸芯が前記軸間
距離xと同一距離離間された第2支軸12bは第2円板
8の外周近傍に軸受8aを介して回転自在に支持されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立工場の組立作業現
場等において使用される物品収納装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品収納装置としては、
次に記載するものがある。
【0003】(イ)部品を収納した部品箱を上下方向に
積重ねた状態で収納する部品供給装置であって、前記積
重ねた状態の部品箱全体を上下方向へ移動させて最上段
の部品箱を位置決めするもの(特開昭59−11422
1号公報参照)。
【0004】(ロ)観覧車の如く、回転輪の外周部に沿
って複数の収納箱を振子状に配設したものであって、回
転輪を回転させて任意の収納箱を取出位置へ移動させて
位置決めするもの。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のう
ち、(イ)は積重ねられた部品箱全体を上下方向へ移動
させて位置決めするため、大動力を必要とするとともに
装置も大型なものとなるという問題点がある。
【0006】また、(ロ)は回転駆動であるので小動力
ですむものの、供給箱はその重力により姿勢が保たれて
いるだけなので、回転中に遠心力により外方へ揺動した
り、停止時に振動することは避けられず、このため収納
箱の姿勢を一定に保つことが困難であるという問題点が
ある。
【0007】本発明は上記従来の技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであって、物品収納箱の姿勢を常に
一定に保つことができ、しかも小動力で駆動できる物品
収納装置を実現することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の物品収納装置は、支持部材によりそれぞれ
の回転軸芯が平行かつ所定の軸間距離だけ離間した部位
に回転自在に支持された一対の回転体と、前記一対の回
転体を同方向へ等速で回転させるための回転駆動手段を
備え、一方の回転体の外周部近傍には物品収納箱の一側
壁に突設された一方の支軸が回転自在に支持され、他方
の回転体の外周部近傍には前記物品収納箱の前記一側壁
と対向する側壁に突設された他方の支軸が回転自在に支
持され、しかも前記両支軸の軸芯は前記一対の回転体の
回転軸芯の前記軸間距離と同じ距離だけ同方向に離間さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】また、複数の物品収納箱が互いに干渉しな
い部位にそれぞれ配設したり、一対の回転体を同方向へ
等速で回転させるための回転駆動手段が、前記一対の回
転体のいずれか一方の回転体の回転軸を回転させる駆動
源と、前記一方の回転体の回転軸に一体的に設けられた
第1の歯車と他方の回転体の回転軸に一体的に設けられ
た前記第1歯車と同形状の第2の歯車と、前記第1およ
び第2の歯車相方に噛合する中間歯車とからなるものと
するとよい。
【0010】
【作用】一対の回転体が、同方向へ等速で回転すると、
これに伴って両回転体にそれぞれ回転自在に支持された
物品収納箱の両支軸は所定の軸間距離および方向を保っ
たまま回転移動するので、物品収納箱を常に一定の姿勢
で回転移動させて位置決めすることができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0012】図1は、第1実施例を示す模式部分断面
図、図2は第1実施例側の主要部を示す模式斜視図であ
る。
【0013】基台1上には一対の支持部材である第1支
柱2aおよび第2支柱2bが所定間隔をおいて立設され
ている。第1支柱2aは、一方の回転体である第1円板
7が一体的に設けられた第1円板軸5を軸受5bを介し
て回転自在に支持し、その側面に一体的に設けられたブ
ラケット3を介してサーボモータ4を支持する。そし
て、サーボモータ4の出力軸は第1円板軸5に直結され
ている。
【0014】第2支柱2bは、他方の回転体である第2
円板8が一体的に設けられた、第2円板軸6を軸受6b
を介して回転自在に支持する。
【0015】ここで、重要な点は一方の回転軸である第
1円板軸5と他方の回転軸である第2円板軸6とは両者
のそれぞれの軸芯が平行かつ所定の軸間距離x(図4参
照)だけ離間して配設されていることである。
【0016】第1円板軸5および第2円板軸6のそれぞ
れの先端部には小径部が形成されており、前記各小径部
を含めた先端部は、基台1に突設された図示しない支持
部により支持されているギアボックス14を互いに逆方
向から貫通し、それぞれギアボックス14の両側壁に嵌
着された軸受14a,14b,14c,14dにより回
転自在に支持されている。
【0017】そして、ギアボックス14内にあって、第
1円板軸5および第2円板軸6のそれぞれの小径部には
同一形状の第1歯車9および第2歯車10が一体的に設
けられ、第1歯車9および第2歯車10は、同じくギア
ボックス14内にあってその両側壁に軸受11b,11
cによって回転自在に支持された中間軸11aに一体的
に設けられた中間歯車11に噛合されている。
【0018】上記説明から明らかなように、サーボモー
タ4を起動して第1円板軸5および第1円板5を回転さ
せると、その回転駆動力は第1歯車9、中間歯車11お
よび第2歯車10を介して第2円板軸6に伝動され、そ
の結果、第2円板8は第1円板7と同一方向へ同一速度
(同一角度)で回転する。すなわち、前記サーボモータ
4、第1円板軸5、第1歯車9、中間歯車11、第2歯
車10および第2円板軸6により、第1円板7および第
2円板8を同一方向へ同一速度(同一角度)回転させる
ための駆動機構が構成されている。
【0019】第1物品収納箱12には、互いに対向する
側壁それぞれに第1支軸12aおよび第2支軸12bが
突設されており、しかも、第1支軸12aの軸芯と、第
2支軸12bの軸芯とは、上述した第1円板軸5の軸芯
と第2円板軸6の軸芯との間の軸間距離xだけ離間さ
れ、しかも両者の離間方向と同方向に離間されている。
そして第1支軸12aは第1円板7の外周近傍に軸受7
aを介して回転自在に支持され、第2支軸12bは第2
円板8の外周近傍に軸受8aを介して回転自在に支持さ
れている。
【0020】また、第2物品収納箱13は、前記第1収
納箱12と同一のものであって、その第1支軸13aが
軸受7bを介して第1円板7に回転自在に支持される位
置および第2支軸13bが軸受8bを介して第2円板8
に回転自在に支持される位置が前記第1収納箱12の第
1支軸12aおよび第2支軸12bの支持されている位
置と第1円板軸5および第2円板軸6をそれぞれ挟み径
方向反対側の位置である点が相違するのみである。
【0021】ここで、上記第1実施例の動作について説
明する。
【0022】サーボモータ4を起動して第1回転軸5お
よび第1円板7を回転させると、第1歯車9が図3の矢
印方向に回転し、中間歯車11を介して第2歯車10が
同方向(矢印方向)に回転する。その結果、第2円板軸
6とともに第2円板8も第1円板7と同方向(矢印方
向)に同一速度(同一角度)で回転する。
【0023】そこで、第1収納箱12に注目してその動
きについて説明する。
【0024】図4に示すように、第1円板7および第2
円板8がともに矢印方向に同一速度、同一角度で回転す
るので、第1支軸12aおよび第2支軸12bは軸間距
離xだけ同一方向に離間したまま一点鎖線で示す各位置
へ回転移動する。したがって、第1収納箱12は常に同
じ姿勢を保ったまま、第1円板7および第2円板8の回
転とともに回転移動する。すなわち、サーボモータ4の
回転角度を設定することにより、所定の位置に第1収納
箱12を位置決めして、その内部に収納された部品を取
出したり、あるいは、部品を収納したりすることができ
る。
【0025】第2収納箱13の動作も、第1収納箱12
に対して位相が180°ずれるのみで同様である。
【0026】次に第2実施例について説明する。
【0027】本実施例は、図5に示すように、第1実施
例の第1歯車9、中間歯車11および第2歯車10の代
わりに、同一形状の第1プーリ29および第2プーリ3
0とし、両者間にタイミングベルト31をかけ回したも
のである。その他の構成は第1実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0028】上記各実施例では2個の収納箱を設けたも
のを示したが、互いに干渉しない限り、その数は任意に
設定することができる。
【0029】また、第1実施例では1個のサーボモータ
を回転駆動源としたが、第1円板軸および第2円板軸を
それぞれ別個のサーボモータにより同方向へ等速(等角
度)回転駆動するようにすることもできる。この場合は
第1歯車、中間歯車および第2歯車は設ける必要がな
い。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0031】物品収納箱は、常にその姿勢が一定に保た
れて回転移動し、任意の位置へ位置決めすることができ
るとともに、その回転駆動源の必要とする動力も従来例
に比較して小動力ですみ省エネルギとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す模式部分断面図であ
る。
【図2】図1に示す第1実施例の主要部の模式斜視図で
ある。
【図3】図1のA−A線に沿う模式断面図である。
【図4】図1に示す第1実施例の動作の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の回転円板の回転駆動機構
の説明図である。
【符号の説明】
1 基台 2a,2b 支柱 4 サーボモータ 5 第1円板軸 5a,5b,6a,6b,7a,7b,8a,8b
軸受 6 第2円板軸 7 第1円板 8 第2円板 9 第1歯車 10 第2歯車 11 中間歯車 12 第1物品収納箱 12a 第1支軸 12b 第2支軸 13 第2物品収納箱 14 ギアボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材によりそれぞれの回転軸芯が平
    行かつ所定の軸間距離だけ離間した部位に回転自在に支
    持された一対の回転体と、前記一対の回転体を同方向へ
    等速で回転させるための回転駆動手段を備え、一方の回
    転体の外周部近傍には物品収納箱の一側壁に突設された
    一方の支軸が回転自在に支持され、他方の回転体の外周
    部近傍には前記物品収納箱の前記一側壁と対向する側壁
    に突設された他方の支軸が回転自在に支持され、しかも
    前記両支軸の軸芯は前記一対の回転体の回転軸芯の前記
    軸間距離と同じ距離だけ同方向に離間されていることを
    特徴とする物品収納装置。
  2. 【請求項2】 複数の物品収納箱が互いに干渉しない部
    位にそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1記載
    の物品収納装置。
  3. 【請求項3】 一対の回転体を同方向へ等速で回転させ
    るための回転駆動手段が、前記一対の回転体のいずれか
    一方の回転体の回転軸を回転させる駆動源と、前記一方
    の回転体の回転軸に一体的に設けられた第1の歯車と他
    方の回転体の回転軸に一体的に設けられた前記第1歯車
    と同形状の第2の歯車と、前記第1および第2の歯車相
    方に噛合する中間歯車とからなる請求項1または2記載
    の物品収納装置。
JP16396092A 1992-05-29 1992-05-29 物品収納装置 Pending JPH05330612A (ja)

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JP16396092A JPH05330612A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 物品収納装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16396092A JPH05330612A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 物品収納装置

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JPH05330612A true JPH05330612A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15784094

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16396092A Pending JPH05330612A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 物品収納装置

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