JPH05330356A - トランスファケースの出力軸開口部の閉塞構造 - Google Patents

トランスファケースの出力軸開口部の閉塞構造

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JPH05330356A
JPH05330356A JP4170290A JP17029092A JPH05330356A JP H05330356 A JPH05330356 A JP H05330356A JP 4170290 A JP4170290 A JP 4170290A JP 17029092 A JP17029092 A JP 17029092A JP H05330356 A JPH05330356 A JP H05330356A
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JP
Japan
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opening
plug
output shaft
transfer case
washer
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JP4170290A
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Yoji Miki
洋司 三木
Kazuo Uemoto
和夫 上本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たな設計変更や加工を加えたりすることな
くトランスファケースの開口部を閉塞でき、ひいては低
コストで4輪駆動から2輪駆動に仕様変更できるトラン
スファケースの出力軸開口部の閉塞構造を提供する。 【構成】 トランスミッションからの入力を、2輪駆
動,4輪駆動の何れかに切り換えて前輪,又は後輪に出
力するトランスファのトランスファケースを2輪駆動用
ケースに流用する際に、取出し部29の出力軸開口部2
9aを閉塞する。この場合に、上記開口部29aにプラ
グ40を配設するとともに、取出し部29の軸方向後部
の軸受部37にワッシャ41を係止させる。そしてワッ
シャ41と上記プラグ40とを連結部材42で締め付け
固定する。また上記プラグ40の外周面40aと上記開
口部29aのオイルシール面32との間にシール部材4
4を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスミッションを
経たエンジン動力を前輪,又は後輪に分配するための車
両用トランスファにおいて、車両を2輪,4輪駆動切換
えタイプから2輪駆動専用タイプに仕様変更する場合
に、トランスファケースの出力軸開口部を新たに設計変
更したり,加工を加えたりすることなく低コストで閉塞
できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、4輪駆動車においてエンジン動
力の一部をシフト機構により前輪,又は後輪に分配する
トランスファとして、従来、例えば実開昭60-102135 号
公報,実開平1-161822 号公報等に記載されているもの
がある。
【0003】ところで上記トランスファは、例えばオフ
ロード用ワゴン車に搭載されるがこの種のワゴン車にお
いては、ユーザーの多様な需要に対応するために2輪,
4輪駆動切換えタイプから2輪駆動専用タイプに仕様変
更する場合がある。このような場合、2輪駆動専用のト
ランスミッショッンを搭載すると大幅な設計変更を行う
必要が生じ、コスト的に不利である。そこで上記2輪,
4輪駆動切換えタイプのトランスファを備えたトランス
ミッションを2輪駆動専用タイプに流用することが考え
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記トランスファを備
えたトランスミッションを2輪駆動専用に流用する場
合、トランスファケースの出力軸取出し開口部を閉塞す
る必要がある。ここで上記トランスファケースの出力軸
取出し部の構造が図9に示すように、軸受ケース41に
リテーナ取付ボルト用穴42が形成された構造となって
いる場合は、これにカバープレート43をボルト締め固
定するだけで取り出し穴44を容易に閉塞できる。しか
し図9と異なる構造の場合には、ボルト座やシール面を
確保する必要があることから、専用のシール構造を新た
に設計したり,あるいはケースに新たな加工を加えたり
することになり、コストが上昇するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、新たに設計変更したり加
工を加えたりすることなくトランスファケースの開口部
を閉塞でき、ひいては低コストで4輪駆動から2輪駆動
に仕様変更できるトランスファケースの出力軸開口部の
閉塞構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の発明
は、トランスミッションからの入力を2輪駆動,4輪駆
動の何れかに切り換えて前輪,又は後輪に出力するトラ
ンスファのトランスファケースを2輪駆動用に流用する
際のトランスファケースの出力軸開口部を閉塞するため
の構造であって、上記開口部にプラグを配設するととも
に、該開口部の軸方向内部の軸受部にワッシャを係止さ
せ、該ワッシャと上記プラグとを連結部材で互いに軸方
向に移動不能に固定し、該連結部材,又は上記プラグの
外周面と上記開口部のオイルシール面との間にシール部
材を配設したことを特徴としている。
【0007】また、請求項2の発明は、上記開口部内に
碗状に形成されたプラグを、該プラグの外周面が上記開
口部内周面のオイルシール面に密接するように挿入し、
上記開口部の軸方向内部の軸受部にワッシャを係止さ
せ、該ワッシャと上記プラグとを連結部材で互いに軸方
向に移動不能に固定したことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1の発明に係るトランスファケースの出
力軸開口部の閉塞構造によれば、開口部をプラグで塞ぐ
とともに、該プラグと上記開口部の軸受部を利用して係
止したワッシャとを連結部材で締め付けて固定し、さら
に該連結部材又はプラグの外周面と上記開口部のオイル
シール面を利用して両者をシールしたので、また、請求
項2の発明では、上記開口部内周面に形成されたオイル
シール面を利用して碗状のプラグを圧入し、該プラグと
上記開口部の軸受け部を利用して係止したワッシャとを
連結部材で締め付けて固定したので、4輪駆動用トラン
スファケースを2輪駆動用に流用する際に、新たな設計
変更や加工を加えたりすることなく上記開口部を閉塞で
きる。またこの閉塞に際してオイルシール面,軸受部を
利用したので、簡単な形状の上記プラグ,ワッシャ及び
連結部材を準備するだけで済むことから、コストの上昇
を抑制できる。
【0009】また、上記プラグを連結部材を介してワッ
シャに連結する構造であるから、走行中の飛び石による
衝撃に対して連結部材がプラグの補強材として機能し、
従ってプラグの損傷,変形を回避でき、シール性を確保
してオイル漏れを防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図3は請求項1の発明の一実施例による
トランスファケースの出力軸開口部の閉塞構造を説明す
るための図である。本実施例では、FRベースの縦置き
エンジンのセミダイレクト式変速装置のトランスファを
2輪駆動に流用する場合を例にとって説明する。図にお
いて、1は2輪駆動専用に流用されるFRベースの縦置
きエンジンのセミダイレクト式変速装置であり、これは
前進5段,後退1段のトランスミッション2と、4輪駆
動低速(4L)−中立(N)−4輪駆動高速(4H)−
2輪駆動高速(2H)の間で切り換えることのできるシ
フト切り換え機構を備えたトランスファ3とから構成さ
れている。
【0011】上記トランスミッション2は、ミッション
ケース4内にクラッチ装置5が装着されたクラッチ軸6
を配設するとともに、多数の歯車7が回転自在に、シフ
ト用スリーブ8が軸方向移動可能にそれぞれ装着された
第1変速軸9を上記クラッチ軸6と同一軸線上に配置
し、さらに上記各歯車7と噛み合う多数の歯車10が一
体形成された第2変速軸11を上記第1変速軸9と平行
に配置して構成されている。なお、12aは上記各シフ
ト用スリーブ8を各変速位置に移動させるシフト機構で
あり、これは中間軸12bを介してシフトレバー12c
に接続されている。
【0012】また、上記トランスファ3は、トランスフ
ァケース14内に減速軸15,後輪出力軸16及び前輪
出力軸17をそれぞれ平行に、かつ軸受18によって回
転自在に配置して構成されている。上記減速軸15の両
歯車15a,15bはそれぞれ第1変速軸9のローギア
19,後輪出力軸16のハイギア20に噛合しており、
この両ギア19,20の間にはフォークギア21が配置
されている。またこのフォークギア21には軸方向に移
動可能にハイ・ローシフトスリーブ22が装着されてお
り、このスリーブ22は上記ローギア19,ハイギア2
0に噛合可能となっている。これにより上記ハイ・ロー
シフトスリーブ22を前,後に移動させると低速,高速
状態に切り換えられるハイ・ロー切り換え歯車装置23
aが構成されている。
【0013】上記後輪出力軸16には、前輪駆動出力取
り出し用の前輪ギア24が回転自在に装着されており、
このギア24は上記前輪出力軸17に一体形成された前
輪出力ギア17aに図示しないチェーンベルトを介して
接続されている。また上記後輪出力軸16には2・4フ
ォークギア25が固定されている。このフォークギア2
5には軸方向に移動可能に2・4シフトスリーブ26が
装着されており、このスリーブ26は上記前輪ギア24
に噛合可能となっている。これにより2・4シフトスリ
ーブ26を前,後に移動させると2輪駆動,4輪駆動状
態に切り換えられる2・4切り換え歯車装置23bが構
成されている。なお、27はトランスファレバーであ
り、このレバー27を回動させることによって、4L−
N−4H−2Hの間で上記両切り換え歯車装置23a,
23bを切り換えるように構成されている。
【0014】ここで、上記トランスファケース14はフ
ロントケース14aにリヤケース14bを接続するとと
もにケースカバー14cを接続し、各ケースの合面をボ
ルト締め固定してなるものである。また、上記フロント
ケース14aの下部には略筒状の出力軸取出し部29が
一体に突出形成されており、この取出し部29の軸芯に
上記出力軸17が配置されている。この前輪出力軸17
にはジョイント30の軸部30aがスプライン嵌合され
ており、このジョイント30は図示しない伝達軸を介し
て前輪に接続されている。なお、31はブッシュであ
る。
【0015】また、上記取出し部29の後端開口部29
bの内周縁には軸受け部37が段状に形成されており、
この軸受け部37に上記軸受18が配設されている。ま
た上記取出し部29の前端開口部29aの内周縁には段
状のオイルシール面32が形成されており、該シール面
32と上記軸部30aとの間にはオイルシール33が配
設されている。さらに上記取出し部29の外周面にはダ
ストシール面34が形成されており、該シール面34に
はダストカバー35の周縁部35aが圧接している。こ
のダストカバー35と上記ジョイント30に装着された
ダストカバー36とのラビリンスで上記取出し部20の
開口部29aはシールされている。
【0016】このようなトランスファ3を2輪駆動専用
に流用するには、上記両切り換え歯車装置23a,23
b,トランスファレバー27,及び前輪出力軸17等を
取り除くことによりエンジン動力を後輪出力軸16から
後輪にのみ伝達することとなる。
【0017】そして、図1に示すように、上記取出し部
29の前端開口部29aのオイルシール面32内には本
実施例の特徴をなす円板状のプラグ40が挿入されてお
り、該プラグ40は上記オイルシール面32の段部に係
止している。このプラグ40の外周面40aには溝部4
0bが凹設されており、該溝部40b内にはシール部材
としてのOリング44が嵌着されている。このOリング
44により上記プラグ40とオイルシール面32との間
はシールされている。また、上記取出し部29の後端開
口部29bの軸受部37には円板状のワッシャ41が配
設されており、該ワッシャ41の外周縁は上記軸受部3
7の段部に係止している。
【0018】そして上記プラグ40には連結部材42が
取出し部29の軸芯を通るように植設されている。な
お、この連結部材42は上記プラグ40に一体形成して
もよく、あるいは溶接より接続してもよい。そして上記
連結部材42の他端部42bは上記ワッシャ41の孔4
1aを貫通して右方に突出しており、この突出部にナッ
ト43が螺着されている。これにより上記プラグ40と
ワッシャ41は互いに軸方向に移動不能に固定されてい
る。
【0019】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例構造は、上述のように例えばオフロード用
ワゴン車やギャブオーバー型車において2輪,4輪駆動
切換えタイプから2輪駆動専用タイプに仕様変更する際
の、出力軸取出し部29の開口部29aを閉塞する場合
に採用される。
【0020】そして本実施例構造によれば、上記開口部
29aにプラグ40を挿入するとともに、該プラグ40
の外周面40aとオイルシール面32とをOリング44
でシールしたので、開口部29aを閉塞することができ
る。そしてこの閉塞に際して、上記プラグ40を軸受部
37に配設されたワッシャ41に連結部材42で締め付
けて固定したので、設計変更や加工を加えたりすること
なく上記取出し部29をそのまま利用でき、上記プラグ
40,ワッシャ41及び連結部材42を準備するだけで
済む。従って上述のカバーを別途新設したり,ボルト座
やシール面の加工を加えたりする従来構造に比べてコス
トの上昇を抑制できる。
【0021】また、本実施例では、上記プラグ40の中
心部を連結部材42で支持したので、この連結部材42
がプラグ40の補強部材としても機能し、従って走行中
の飛び石によるプラグ40の損傷,変形を回避でき、オ
イル漏れを確実に防止できる。
【0022】なお、上記実施例では、FRベースの縦置
きエンジンのセミダイレクト式変速装置に採用されるト
ランスファを例にとって説明したが、本考案は勿論これ
に限られるものではなく、他のトランスファにも適用で
きる。
【0023】図4及び図5は、上記実施例の変形例を説
明するための図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。図4に示す構造は、取出し部29の
開口部29aの端面にプラグ40を当接させ、該プラグ
40に連結部材42の一端部42aを固着するととも
に、他端部42bをワッシャ41に当接させ、この他端
部42aの軸芯に凹設されためねじにボルト45を螺挿
して上記プラグ40とワッシャ41とを締め付け固定
し、さらに上記連結部材42とオイルシール面32との
間にオイルシール44を配設して構成した例である。
【0024】また、図5に示す構造は、プラグ40の外
面にナット頭部46aを一体形成するとともに、内面に
めねじが凹設された軸部46bを一体形成し、ワッシャ
41に連結部材42の他端部42bを固着し、該部材4
2の一端部42aに形成されたおねじに上記軸部46b
を螺装してプラグ40とワッシャ41とを固定し、さら
に上記軸部46bとオイルシール面32との間にオイル
シール44を配設して構成した例である。この各例にお
いても、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0025】図6は、請求項2の発明の一実施例による
出力軸開口部の閉塞構造を説明するための図である。こ
の実施例は、取出し部29の開口部29aのオイルシー
ル面32内に碗状のプラグ50を圧入して構成されてい
る。このプラグ50は円板状の盲栓部50aの外周縁に
シール部50bを一体に折り曲げ形成してなる板金製の
もので、上記オイルシール面32の段部に係止してお
り、またこのプラグ50の外表面には図示しないゴム膜
が溶着により被覆形成されている。また上記プラグ50
のシール部50bの外周面は上記開口部29aのオイル
シール面32に密接しており、この両者の当接面は液体
パッキンと接着剤とからなるシール剤により固着されて
いる。また上記取出し部29の軸受部37には円板状の
ワッシャ51が係止されている。
【0026】また上記プラグ50の中心部には連結部材
52の一端部52aが固着されており、他端部52bは
上記ワッシャ51の孔51aを貫通して右方に突出して
おり、この突出部に螺着されたナット53により上記プ
ラグ50とワッシャ51は軸方向に移動不能に固定され
ている。
【0027】本実施例によれば、碗状のプラグ50のシ
ール部50bをオイルシール面32に圧入するととも
に、該プラグ50とワッシャ51とをシャフト52で締
め付けて固定したので、設計変更や加工を加えたりする
必要はなく、コストの上昇を抑制できるとともに、走行
中の飛び石によるプラグ50の損傷,変形を回避でき、
オイル漏れを確実に防止できる。
【0028】図7及び図8は、上記実施例の変形例を説
明するための図であり、図中、図6と同一符号は同一又
は相当部分を示す。図7に示す構造は、開口部29a内
に碗状のプラグ50を圧入するとともに、該プラグ50
に帯板を略U字状に折り曲げ形成してなる連結部材52
´の一端52aを固着し、該連結部材52´の他端部5
2bをワッシャ51にボルト54で締め付けて固定した
例である。
【0029】また、図8に示す構造は、上記連結部材5
2´の中央部にばね部55を屈曲形成し、このばね部5
5でプラグ50とワッシャ51との連結機能を向上させ
た例である。この各例においても、上記実施例と同様の
効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係るトラ
ンスファケースの出力軸開口部の閉塞構造によれば、開
口部にプラグを、軸受部にワッシャをそれぞれ配設し、
プラグとワッシャとを連結部材で締め付けて固定し、該
連結部材又はプラグの外周面と上記開口部内周面のオイ
ルシール面との間にシール部材を配設したので、また、
請求項2の発明では、上記開口部のオイルシール面に碗
状のプラグの外周面を密着させ、該プラグを軸受部に係
止されたワッシャに連結部材を介して固定したので、新
たな設計変更や加工を加えたりすることなく上記開口部
を閉塞でき、コストの上昇を抑制できる効果があり、ま
た飛び石等によるプラグの変形を防止してオイル漏れを
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例によるトランスファ
ケースの出力軸開口部の閉塞構造を説明するための断面
図である。
【図2】上記実施例構造が採用されるトランスファケー
スの取出し部を示す断面図である。
【図3】上記実施例構造が採用されるトランスファが接
続された変速装置を示す側面図である。
【図4】上記実施例の変形例を示す断面図である。
【図5】上記実施例の他の変形例を示す断面図である。
【図6】請求項2の発明の一実施例によるトランスファ
ケースの出力軸開口部の閉塞構造を説明するための断面
図である。
【図7】上記図6の実施例の変形例を示す断面図であ
る。
【図8】上記図6の実施例の他の変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 トランスミッション 3 トランスファ 14 トランスファケース 29a 出力軸開口部 32 オイルシール面 37 軸受け部 40,50 プラグ 41,51 ワッシャ 42 連結部材 44 シール部材 52 連結部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例によるトランスファ
ケースの出力軸開口部の閉塞構造を説明するための断面
図である。
【図2】上記実施例構造が採用されるトランスファケー
スの取出し部を示す断面図である。
【図3】上記実施例構造が採用されるトランスファが接
続された変速装置を示す側面図である。
【図4】上記実施例の変形例を示す断面図である。
【図5】上記実施例の他の変形例を示す断面図である。
【図6】請求項2の発明の一実施例によるトランスファ
ケースの出力軸開口部の閉塞構造を説明するための断面
図である。
【図7】上記図6の実施例の変形例を示す断面図であ
る。
【図8】上記図6の実施例の他の変形例を示す断面図で
ある。
【図9】従来の閉塞構造を示す断面図である。
【符号の説明】 2 トランスミッション 3 トランスファ 14 トランスファケース 29a 出力軸開口部 32 オイルシール面 37 軸受け部 40,50 プラグ 41,51 ワッシャ 42 連結部材 44 シール部材 52 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションからの入力を、2輪
    駆動,4輪駆動の何れかに切り換えて前輪,又は後輪に
    出力するトランスファのトランスファケースを2輪駆動
    用ケースに流用する際のトランスファケースの出力軸開
    口部を閉塞するための構造であって、上記開口部にプラ
    グを配設するとともに、該開口部の軸方向内部の軸受部
    にワッシャを係止させ、該ワッシャと上記プラグとを連
    結部材で互いに軸方向に移動不能に固定し、該連結部
    材,又は上記プラグの外周面と上記開口部のオイルシー
    ル面との間にシール部材を配設したことを特徴とするト
    ランスファケースの出力軸開口部の閉塞構造。
  2. 【請求項2】 トランスミッションからの入力を、2輪
    駆動,4輪駆動の何れかに切り換えて前輪,又は後輪に
    出力するトランスファのトランスファケースを2輪駆動
    用ケースに流用する際のトランスファケースの出力軸開
    口部を閉塞するための構造であって、上記開口部内に碗
    状に形成されたプラグを、該プラグの外周面が上記開口
    部内周面のオイルシール面に密接するように挿入し、上
    記開口部の軸方向内部の軸受部にワッシャを係止させ、
    該ワッシャと上記プラグとを連結部材で互いに軸方向に
    移動不能に固定したことを特徴とするトランスファケー
    スの出力軸開口部の閉塞構造。
JP4170290A 1992-06-03 1992-06-03 トランスファケースの出力軸開口部の閉塞構造 Withdrawn JPH05330356A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002106688A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機ケース

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JP2002106688A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機ケース
JP4505970B2 (ja) * 2000-09-27 2010-07-21 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機ケース

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