JPH05330135A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05330135A
JPH05330135A JP13941992A JP13941992A JPH05330135A JP H05330135 A JPH05330135 A JP H05330135A JP 13941992 A JP13941992 A JP 13941992A JP 13941992 A JP13941992 A JP 13941992A JP H05330135 A JPH05330135 A JP H05330135A
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light
emitting element
light emitting
edge
face
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JP13941992A
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Hajime Nakamura
中村  元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H01L33/00Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L33/02Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies
    • H01L33/20Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies with a particular shape, e.g. curved or truncated substrate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セルフォックレンズアレイなどの光学手段に起
因する光量むらを含む主走査方向の光量分布の改善が可
能となる画像形成装置を提供する。 【構成】選択的に発光/非発光制御される複数の端面発
光型EL発光素子11a〜11gを直線状に配列してな
る端面発光型EL発光素子プリントヘッド10からの光
をセルフォックレンズアレイによって感光体ドラムの表
面に導き、露光することにより、画像形成を行う端面発
光型ELプリンタなどの画像形成装置において、EL発
光素子11a〜11gはセルフォックレンズアレイの光
量むらに対応し、セルフォックレンズアレイの導く光量
の少ない部位には光強度の大なるEL発光素子、つまり
厚みの厚い発光層を有するEL発光素子が、セルフォッ
クレンズアレイの導く光量の多い部位には光強度の小な
るEL発光素子、つまり厚みの薄い発光層を有するEL
発光素子がそれぞれ対応するよう配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、端面発光型
EL(エレクトロ・ルミネッセンス)発光素子(端面発
光素子)を光源としたプリントヘッドを用いて電子写真
方式でプリントを行なう、いわゆる端面発光型ELプリ
ンタと称されるラインプリンタに適用して好適な画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を利用するなどして
開発されたプリンタの1つにラインプリンタが存在す
る。このラインプリンタとは、感光体ドラムの周面上に
帯電器、ライン状のプリントヘッド、現像器、転写器な
どの装置を近接配置したものであり、帯電器によって帯
電された感光体ドラムの周面上に、プリントヘッドに設
置された発光素子の選択的な発光動作で露光を行なうこ
とにより、静電潜像を形成し、この潜像を現像器から供
給されるトナーで現像して、そのトナー像を転写器で用
紙に転写するものである。
【0003】ところで、上記のようなプリントヘッドの
発光素子としては、一般に発光ダイオードなどが用いら
れているが、これは発光強度と応答性とを両立させるこ
とが困難であるなどの課題を有しているため、最近で
は、端面発光型EL発光素子を用いることが考えられて
いる。
【0004】端面発光型EL発光素子は、一般に薄膜技
術などで形成されるもので、表面発光に対し、光強度の
強い光が得られることが知られている。この発光の光強
度は、端面発光の発光素子の厚みによって変化する。端
面発光型EL発光素子については、たとえば下記文献
1,2に記載されている。
【0005】文献1…TFEL EDGE EMITTER ARRAY FOR OP
TICAL IMAGE BAR APPLICATIONS-Zolten K.Kun 他 Pro
c.SID,28/1,PP81-85(1987) 文献2…GRAY SCALE AND RESOLUTION CAPABILITIES OF
EDGE EMITTERIMAGING STATIONS Zolten K.Kun 他 -JAP
AN SOCEIT OF APPLIEDPHYSICS.KANSAI SECTION, SYMPOS
IUM 9-17-91,UMEDA OSAKA また、EL発光素子の主走査方向の均一性を向上させる
ために、EL発光素子単体で光量を測定し、EL発光素
子の一部を除去する方式も知られている(たとえば、特
開平 3-90370号公報参照)。
【0006】さらに、EL発光素子をプリンタの記録ヘ
ッドに適用し、感光体ドラムの外周面上に光センサを配
置し、光量を測定した結果を基にEL発光素子への印加
電圧を変える制御方法で光の強度を制御する方法も提案
されている(たとえば、特開平 3-259274 号公報参
照)。
【0007】また、端面発光型EL発光素子の発光効率
を改善するために、たとえば、特開平 2-184467 号公報
に示されるように、発光素子の端面に光導波路を連続し
て設けた例もある。
【0008】さらに、EL発光素子の発光の立上り特性
の改善のために、事前の発光動作の残光が存在するうち
に発光を開始するように制御した例もある(たとえば、
特開平 3-173658 号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、端面発光型E
L発光素子からの放射光をセルフォックレンズアレイ
(日本板硝子社の商品名)によって感光体上に結像する
エッジエミッタヘッドが提案されてきた。しかし、セル
フォックレンズアレイは、セルフォックレンズ素子の作
る像が、重なりあってできていて、セルフォックレンズ
素子は、フットボールを半分にしたような光量分布を持
っているため、レンズの配列ピッチに伴なう周期的な光
量むらを生じてしまう。
【0010】したがって、EL発光素子とセルフォック
レンズとを組合わせた場合、セルフォックレンズの光量
むらに起因して主走査方向の光強度の均一性が悪化して
しまうという問題があった。特に、中間調のプリントを
行なった時に、プリント品質に問題が生じてしまってい
た。
【0011】特開平 3-90370号公報に記載されているよ
うに、EL発光素子単体で光量分布を測定し、光量補正
を行なっても、セルフォックレンズに起因する光量むら
を解決できない。また、薄膜技術などで一旦形成したE
L発光素子をさらに加工するという手間が生じる。
【0012】特開平 3-259274 号公報では、感光体の外
周面上に光センサを配置し、その結果を基にEL発光素
子の光量を制御する方法が提案されている。この方法に
よって、EL発光素子が劣化しても当初の光量を維持す
ることが可能である。
【0013】しかし、この方法では、感光体に潜像を形
成するEL発光素子そのものの光量を検知することは原
理上不可能である。また、現像剤の飛散の影響で光セン
サの検知部が汚染された場合、光量を正確に検知するこ
とができず、EL発光素子に過大な電圧を印加してしま
うという問題がある。
【0014】一方、端面発光型EL発光素子は、表面発
光と比較して光強度が大きな光を得ることができるが、
電圧印加後の発光の立上り特性が悪いという問題があっ
た。このため、事前の発光動作の残光が存在するうちに
発光動作を開始するといった駆動方法の工夫がなされて
いた。
【0015】しかし、この方法では、事前の画像データ
が発光を要しない場合、実現することができないという
問題があった。すなわち、白から黒というプリントを行
なうときには、光の立上り特性が悪いままで改善するこ
とができない。
【0016】さらに、発光の立上りが直ぐに立上らず、
また、印加電圧がオフとなっても残光が存在するEL発
光素子特有の問題から、感光体の駆動にパルスモータを
使用した場合、エッジエミッタ1ラインごとの濃度変動
とパルスモータの速度変動との相乗効果によって副走査
方向にプリント濃度のむらが生じるという問題点があっ
た。
【0017】そこで、本発明は、セルフォックレンズア
レイなどの光学手段に起因する光量むらを含む主走査方
向の光量分布の改善が可能となる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】また、本発明は、端面発光素子の発光立上
り特性の改善が可能となる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0019】さらに、本発明は、端面発光素子の劣化を
検出し、その劣化による光量の補正が可能となる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る画像形
成装置は、エレクトロルミネッセンス現象を利用して端
面から発光動作を行なう端面発光素子を複数個直線状に
配置した光源と、この光源からの光を被露光部に導く光
学手段と、この光学手段にて導かれた前記被露光部の光
により画像を形成する画像形成手段とを具備し、前記光
源において、前記端面発光素子は前記光学手段の光量む
らに対応し、前記光学手段の導く光量の少ない部位には
光強度の大なる端面発光素子が、前記光学手段の導く光
量の多い部位には光強度の小なる端面発光素子がそれぞ
れ対応して配置されていることを特徴とする。
【0021】第2の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子を複数個直線状に配置した光源と、
この光源からの光を被露光部に導く第1の光学手段と、
この第1の光学手段にて導かれた前記被露光部の光によ
り画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置
において、前記第1の光学手段の光軸上に前記第1の光
学手段の光量むらを補正する第2の光学手段を具備した
ことを特徴とする。
【0022】第3の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子を複数個直線状に配置した光源と、
この光源からの光を被露光部に導く光学手段と、この光
学手段にて導かれた前記被露光部の光により画像を形成
する画像形成手段とを有する画像形成装置において、前
記端面発光素子を外気より遮断する保護膜を具備し、こ
の保護膜の前記端面発光素子側の光透過率が前記光学手
段の光量むらを補正するように変化されていることを特
徴とする。
【0023】第4の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なうもので、第1の厚さT1の発光開始部位、およ
び、この第1の厚さT1の部位よりも厚く、かつ、前記
第1の厚さT1の部位よりも端面部に位置する第2の厚
さT2の第2の部位を有する端面発光素子と、前記発光
開始部位を挟み、電圧を印加する第1の電極と、前記第
2の部位を挟み、電圧を印加する第2の電極と、前記端
面発光素子を発光させる際に、前記第1の電極から電圧
を印加した後、前記第2の電極から電圧を印加する電源
手段と、この電源手段の電圧印加により発光する前記端
面発光素子からの光を用いて画像を形成する画像形成手
段とを具備している。
【0024】第5の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子と、この端面発光素子に、複数のパ
ルス電圧の印加にて発光強度がピークとなるよう、パル
ス電圧を印加する電圧印加手段と、前記端面発光素子か
らの光を用いて画像を形成する画像形成手段とを具備
し、前記電圧印加手段が、発光強度がピークに達するま
での間に印加するパルス電圧を、電圧印加開始からV
1,V2,…,Vnとすると、V1≧V2≧…≧Vnの
関係となることを特徴とする。
【0025】第6の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子と、この端面発光素子に、複数のパ
ルス電圧の印加にて発光強度がピークとなるよう、パル
ス電圧を印加する電圧印加手段と、前記端面発光素子か
らの光を用いて画像を形成する画像形成手段とを具備
し、前記電圧印加手段が、発光強度がピークに達するま
での間に印加するパルス電圧の周期を、電圧印加開始か
らT1,T2,…,Tnとすると、T1>T2>…>T
nの関係となることを特徴とする。
【0026】第7の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子と、この端面発光素子からの光を用
いて画像を形成する画像形成手段と、前記端面発光素子
から出力される放電電流から前記端面発光素子の発光強
度を検出する検出手段と、この検出手段にて検出される
発光強度が劣化している場合、前記端面発光素子の交換
を促す手段とを具備している。
【0027】第8の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子を複数個直線状に配置した光源と、
この光源からの光を用いて画像を形成する画像形成手段
と、前記端面発光素子から出力される放電電流から前記
端面発光素子の発光強度を検出する検出手段と、この検
出手段にて検出される発光強度に基づき、前記光源の直
線状に配置された複数個の前記端面発光素子それぞれの
光量を補正する補正手段とを具備している。
【0028】第9の発明に係る画像形成装置は、エレク
トロルミネッセンス現象を利用して端面から発光動作を
行なう端面発光素子と、この端面発光素子からの光を用
いて画像を形成する画像形成手段と、前記端面発光素子
から出力される放電電流から前記端面発光素子の発光強
度を検出する検出手段と、この検出手段にて検出される
発光強度に基づき、前記端面発光素子の経年変化による
光量の変化を補正する補正手段とを具備している。
【0029】
【作用】第1の発明によれば、光源の各端面発光素子を
光学手段の光量むらを補正するような光量分布を持つよ
うに構成することにより、セルフォックレンズアレイな
どの光学手段を付加した状態において、光学手段に起因
する光量むらを含む主走査方向の光強度の均一性を向上
することができる。
【0030】第2の発明によれば、セルフォックレンズ
アレイなどの光学手段に起因する光量むらを補正するフ
ィルタなどの別の光学手段をセルフォックレンズアレイ
などの光学手段の光軸上に配設することにより、光学手
段に起因する光量むらを改善し、端面発光素子の作成プ
ロセスにおいて光量調整を行なう必要がなくなる。
【0031】第3の発明によれば、端面発光素子の耐環
境性を保護する保護層の光透過率を、セルフォックレン
ズアレイなどの光学手段の光量むらを補正するように形
成することにより、光学手段の光軸上に光量むらを補正
する光学手段を配設することなく、光学手段に起因する
光量むらを改善することができる。
【0032】第4の発明によれば、端面発光素子の発光
開始を低電圧で行なうことができ、かつ、中間層におい
て所定の光量を得ることができる。したがって、端面発
光素子の立上り特性を改善することが可能となる。
【0033】第5の発明によれば、端面発光素子の発光
開始点から輝度の立上りを急峻にすることができ、輝度
の飽和領域の確保が容易になり、画像品質を向上するこ
とができる。
【0034】第6の発明によれば、端面発光素子に印加
する電圧を変えることなく、端面発光素子の輝度の立上
りを急峻にすることができる。したがって、電源電圧を
単一のものにすることができ、駆動回路などを安価にす
ることができる。
【0035】第7の発明によれば、端面発光素子からの
放電電流をモニタすることにより、端面発光素子の劣化
および残光の状況を、従来のように端面発光素子の光量
を検出する光検出素子を新たに設けることなく、検知す
ることが可能となる。この検知結果に基づき、端面発光
素子の経年変化による劣化を例えば表示し、使用者に端
面発光素子の交換を促すことができる。
【0036】第8の発明によれば、従来のように端面発
光素子の光量を検出する光検出素子を配設する場合と異
なり、実際の画像形成に影響する各端面発光素子の光量
を検知することができる。したがって、主走査方向の光
量分布を補正することが可能となる。
【0037】第9の発明によれば、従来のように端面発
光素子の光量を検出する光検出素子を配設する場合と異
なり、光検出素子が実際の光量を低く検知することによ
る端面発光素子への印加電圧のオーバーロードを防止す
ることができる。また、これにより、端面発光素子の経
年変化による劣化の光量を正確に補正制御することがで
きる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0039】まず、本発明に係る画像形成装置としての
端面発光型ELプリンタに用いる端面発光型EL発光素
子プリントヘッドについて説明する。
【0040】図1(a)は、各端面発光型EL発光素子
の発光層の厚みを変化させることにより、セルフォック
レンズアレイの光量むらを補正するように構成した端面
発光型EL発光素子プリントヘッドを示しており、10
は端面発光型EL発光素子プリントヘッド、11a〜1
1gは直線状に配列された端面発光型EL発光素子、1
2a〜12gはそれぞれ厚みの異なる発光層、13a〜
13gは誘電体層、14a〜14gは上部電極、15a
〜15gは下部電極である。
【0041】すなわち、端面発光型EL発光素子11a
〜11gは用いるセルフォックレンズアレイの光量むら
に対応し、セルフォックレンズアレイの導く光量の少な
い部位には光強度の大なるEL発光素子、つまり厚みの
厚い発光層を有するEL発光素子が、セルフォックレン
ズアレイの導く光量の多い部位には光強度の小なるEL
発光素子、つまり厚みの薄い発光層を有するEL発光素
子がそれぞれ対応するよう配設されている。
【0042】前記した文献1,2などにもあるように、
EL発光素子の発光層の厚みを変化させることにより、
物理的発光面積が増えることのみならず、光強度が強ま
る。これは、実験においても確認されている。
【0043】本実施例では、以下、たとえばA4サイズ
の用紙に300ドット/インチの密度でプリントする場
合について述べる。密度の解像度および記録対象である
用紙サイズは、他の数値でも応用可能であることはいう
までもない。300ドット/インチの密度でプリントす
る場合、各EL発光素子間のピッチは約85μmであ
る。
【0044】これに対し、セルフォックレンズアレイの
光量むらは、一般に下記数1で表される。
【0045】
【数1】 これは、セルフォックレンズの像の重なり度、およびセ
ルフォックレンズアレイが何列構成になっているかで異
なるが、上記数1で、その構成から光量むらのピッチを
表わすことが可能である。具体的には、EL発光素子を
発光させ、セルフォックレンズを通した結像面の光量む
らのピッチは、約1.5mm程度であることが実験によ
り確認された。したがって、約17セグメントで1周期
となるようにセグメント(発光層)の厚みを構成すれば
よい。
【0046】図2(a)は、端面発光型EL発光素子プ
リントヘッドの変形例を示すもので、この場合、端面発
光型EL発光素子の発光層の厚みは変えず、発光層の奥
行きを変えることにより、図1(a)の実施例と同様の
作用効果を得ることができる。これも、前記した文献
1,2などにより実験で確認されている。なお、10は
端面発光型EL発光素子プリントヘッド、21a〜21
gは端面発光型EL発光素子、22a〜22gはそれぞ
れ奥行きの異なる発光層、23a〜23gは誘電体層、
24a〜24gは上部電極、25a〜25gは下部電極
である。
【0047】以上、図1および図2を用いて説明したよ
うに、セルフォックレンズアレイの光量むら(図1、図
2のc参照)を相殺するように、端面発光型EL発光素
子の光強度分布(図1、図2のb参照)を対応すること
によって、プリントヘッドの照射像面における主走査方
向の光量分布(図1、図2のd参照)を均一にすること
ができる。
【0048】ところで、端面発光型EL発光素子の光強
度分布をセルフォックレンズアレイの光量むらに対応さ
せても、その分布の位相がセルフォックレズアレイの位
相と一致してしまうと、通常の場合よりも更に照射像面
における光量分布が増幅され、強調されてしまうという
問題がある。この様子を図3に示す。これを図4に示す
ように最適化するための実施例を以下に説明する。
【0049】図5および図6は、上記したように構成さ
れた端面発光型EL発光素子プリントヘッドを用いたプ
リントヘッドユニットを示すものである。すなわち、4
01はプリントヘッドユニットのベース部材であり、プ
リンタに装着するための取付穴405,406が設けら
れている。ベース部材401には、EL発光素子の駆動
回路402、端面発光型EL発光素子プリントヘッド4
03(図1、図2の端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッド10に相当)、および、セルフォックレンズアレイ
ユニット404などが組込まれている。
【0050】セルフォックレンズアレイユニット404
は、ベース部材401に固定用ねじ413で固定され
る。この場合、セルフォックレンズユニットベース40
9に設けられた穴412が長穴になっていて、この穴4
12を介して固定用ねじ413で固定されている。これ
により、セルフォックレンズアレイユニット404をP
方向(上下)に移動することにより、セルフォックレン
ズアレイ407の焦点調整が可能な構成となっている。
これにより、端面発光型EL発光素子プリントヘッド4
03の像を照射像面における光強度の最適化を図ること
ができる。
【0051】セルフォックレンズユニットベース409
には、セルフォックレンズアレイ407が位置決めピン
410で位置決めされる。この位置決めピン410によ
って、セルフォックレンズアレイ407は、Q方向(左
右)には移動可能だが、P方向には固定されている。セ
ルフォックレンズアレイ407は、ばね411によって
加圧され、調整ねじ408によってその位置を調整でき
るようになっている。この調整幅は、セルフォックレン
ズアレイ407の光量むらのピッチ以内であれば、充分
にセルフォックレンズアレイ407の光量むらを相殺す
るようにすることができる。
【0052】以上説明したように、セルフォックレンズ
アレイの光量むらを補正するように、端面発光型EL発
光素子の形状を変化させるわけであるが、その形成は、
端面発光型EL発光素子プリントヘッドを薄膜技術など
によって生成する際に対応することができる。
【0053】また、セルフォックレンズアレイの光量む
らは、その構成によってあらかじめ算出/測定が可能で
あるから、プリントヘッドの光量分布を測定し、その結
果を基にレーザ光などによる後加工を施す必要がないと
いう利点がある。
【0054】以上、セルフォックレンズアレイの光量む
らに対応して、端面発光型EL発光素子プリントヘッド
の光量分布を変化させる例について説明したが、さら
に、端面発光型EL発光素子プリントヘッドの光強度分
布を変化させなくてもよい別の実施例について以下に説
明する。
【0055】図7は、本実施例に係るプリントヘッドユ
ニットを示すものである。すなわち、セルフォックレン
ズユニット404はP方向に調整可能で、セルフォック
レンズ407は位置決めピン410で位置決めされ、図
示されていない方法で固定されている。414はセルフ
ォックレンズアレイ407の光量むらを補正する光透過
率分布を持つ光学フィルタであり、たとえば、図8
(a)(b)に示すように、セルフォックレンズアレイ
407の光量むらを相殺するように、セルフォックレン
ズアレイ407の光軸上に配設されている。
【0056】なお、図示していないが、光学フィルタ4
14とセルフォックレンズアレイ407との相対位置を
Q方向に調整可能な構造とすれば、より効果的であるこ
とはいうまでもない。
【0057】以上説明したような構成であれば、端面発
光型EL発光素子プリントヘッドの均一性をより活用す
ることが可能となる。しかも、発光強度の周期的分布を
持つ端面発光型EL発光素子を作成する必要もない。
【0058】図9は、光量補正を端面発光型EL発光素
子の保護膜で行なった変形例を示すものである。端面発
光型EL発光素子は、耐環境性、特に湿度によって劣化
してしまうという性質を持つ。したがって、端面発光型
EL発光素子の周囲を囲むような保護膜を、たとえばシ
リコンオイルの封入で対処していた。また、各セグメン
ト間の遮光を目的として、保護膜を光を透過しない材料
によって形成した例もある。
【0059】そこで、本実施例では、この保護膜のEL
発光素子の端面発光面の光透過率分布を、セルフォック
レンズアレイの光量むらを相殺するように構成したもの
であり、603は発光層、604,605は誘電体層、
606は上部電極層、607は下部電極層、608は基
板、610は端面発光型EL発光素子、611は上部部
材、612は上記したように構成された保護膜である。
【0060】このような構成とすれば、EL発光素子の
劣化を防止することができるだけでなく、セルフォック
レンズアレイの光量むらを相殺することができる。した
がって、外部に光学フィルタなどを付加する必要性がな
くなる。
【0061】以上、主に主走査方向における光量分布の
改善について述べてきた。次に、端面発光型EL発光素
子の発光の時間的変化の特性改善、すなわち、副走査方
向の改善について述べる。
【0062】図10および図11は、上記特性改善を図
った端面発光型EL発光素子プリントヘッドを示してお
り、10は端面発光型EL発光素子プリントヘッド、7
01a〜701gは端面発光型EL発光素子、702は
発光層、703a,703b,703cは上部誘電体
層、704a,704b,704cは下部誘電体層、7
05a,705b,705cは上部電極、706a,7
06b,706cは下部電極である。
【0063】すなわち、この実施例では、各端面発光型
EL発光素子701a〜701gが、それぞれ発光層7
02の厚みの異なる3つの部分から構成されていて、こ
の厚みの異なる3つの部分それぞれに上部電極705
a,705b,705c、下部電極706a,706
b,706cが発光層702を挟み込むようにして設け
てある。
【0064】前記した文献1,2にもあるように、端面
発光型EL発光素子は、その発光層の厚みと発光開始の
スレシュホールド電圧とは比例関係にある。したがっ
て、各電極705a,705b,705c、706a,
706b,706c間に印加する電圧A,B,Cは、た
とえば図12に示すような関係となっている。端面発光
が表面発光と比較して光強度が強いのは、その発光層の
奥行きが長いため、発生した光が内部で伝搬するうちに
強度を増して行くことが知られている。そのため、端面
からの発光の開始は、電極に電圧を印加後の立上がり特
性が表面発光と比較して悪くなっていた。
【0065】そこで、図12に示すように、発光を比較
的低電圧で常に発光層702に加え(電圧A)、端面発
光が必要な場合に順次、電圧B,Cと加えることで発光
の立上がり特性を改善することができる。このとき、電
圧A,B,Cは、光の伝搬を妨げないように、位相が一
致するように各電極に加えられる。
【0066】また、端面発光における必要な光量は、電
極705b,706bで挟み込まれた発光層702が充
分な厚みを持つことで得ることが可能である。
【0067】さらに、端面部分の発光層702が端面に
近づくにつれ厚みを減少する構成とすることで、光を集
光する機能を持っている。これも、文献による実験結果
として報告されている。
【0068】以上説明したように、発光層の厚みを変え
た各部分に対応する複数の電極部を設けることにより、
低電圧であらかじめ駆動し、端面発光の立上がりを改善
することができる。また、発光端面を端面部に近づくに
つれ薄く発光層を形成することにより、集光された効率
の高い発光が得られる。このように、端面発光型EL発
光素子を構成することにより、事前の発光の残光を利用
する必要もない。
【0069】図13および図14は、前記特性改善を図
った端面発光型EL発光素子プリントヘッドの変形例を
示している。この場合、発光端面に近づくにつれ発光層
702が厚みを増す構成とすることで、発光強度の高い
光を得ることができる。また、電極および印加する電圧
の種類も2種類でよい。
【0070】さて、これまで主に端面発光型EL発光素
子の構造によって、その発光特性を改善した例を述べた
が、以下に端面発光型EL発光素子の駆動方法について
説明する。
【0071】図15および図16は、本実施例に基づく
端面発光型EL発光素子の駆動方法と、その発光特性を
示したタイミングチャートである。端面発光型EL発光
素子は、印加する電圧が高いほど発光強度が高いことが
実験で確認されている。この結果を図17に示す。この
結果を利用して、発光の立上がりの時点での印加電圧を
V1とし、以下、順次V2,V3…としたときにV1≧
V2≧V3≧…となる関係の電圧を端面発光型EL発光
素子に印加することにより、図15に示すように発光の
立上がりを改善することができる。さらに、発光開始当
初からピーク発光に近い光を得ることができ、面積階調
が容易なプリント品質のよいプリント画像が得られる。
【0072】同様に、図18は、印加するパルスの周波
数と端面発光型EL発光素子の発光強度との関係を示し
た実験結果である。この場合も、発光立上がりの時期の
印加パルス周波数をf1とし、以下、順次f2,f3,
…としたときにf1≧f2≧f3…とすれば、上記同様
の作用効果が得ることができる。すなわち、印加パルス
の周期をT1,T2,T3…とすると、T1≦T2≦T
3≦…の関係となる。このように、EL発光素子を駆動
した場合の駆動方法と発光強度のタイミングチャートを
図16に示す。
【0073】次に、感光体ドラムを駆動するパルスモー
タの励磁パルスと、端面発光型EL発光素子の駆動パル
スとの同期制御を行なうことによって、さらにプリント
品質を向上した実施例について、本発明に係る端面発光
型ELプリンタとともに説明する。
【0074】図19は、端面発光型ELプリンタの概略
構成を示すもので、以下それについて説明する。すなわ
ち、給紙カセット1709に収納された用紙は、給紙ロ
ーラ1708によって取出され、アライニングローラ1
710に送られる。一方、図示しないパルスモータによ
って回転駆動されている感光体ドラム1704は、その
表面が帯電器1702によって一様に電荷を与えられ
る。
【0075】そして、図示しないコントローラから、プ
リント画像データに基づく発光制御パルスがプリントヘ
ッドユニット1701の端面発光型EL発光素子プリン
トヘッドに入力されると、端面発光型EL発光素子プリ
ントヘッドは、その発光制御パルスに基づき複数のEL
発光素子の発光/非発光制御が行なわれ、感光体ドラム
1704の表面上に静電潜像が形成される。
【0076】感光体ドラム1704上の静電潜像は、現
像器1707によってトナーを付着されることにより現
像される。感光体1704上のトナー像は、アライニン
グローラ1710で姿勢を整えられて送られる用紙に転
写ローラ1706によって転写される。用紙に転写され
たトナー像は、定着器1705によって加熱定着され、
フラッパ1711によって転写面を上/下に選択された
後、それぞれの排紙ローラ1712あるいは1713に
送られ、上部の排紙部1714あるいは外部の排紙トレ
イ1715に排出される。
【0077】転写後の感光体ドラム1704上のトナー
像は、クリーニング補助ブラシ1703によって感光体
ドラム1704への付着力を弱められた後、現像器17
07で現像と同時にクリーニングされる。
【0078】図20は、上記のように構成された端面発
光型ELプリンタの制御部を示すもので、以下それにつ
いて説明する。すなわち、CPU(セントラル・プロセ
ッシング・ユニット)1820は、プリンタ全体の制御
を司る。メモリ(ROM)1821には、CPU182
0の制御プログラムおよびプリント領域の指定を行なう
テーブルデータなどが格納されている。
【0079】インタフェイス(I/F)回路1822
は、CPU1820の管理下にあり、本プリンタと外部
装置1823との間で行なう通信機能を有している。チ
ャンネル駆動回路1825は、発光/非発光制御回路1
827の制御に基づき、前記プリントヘッドユニット1
701内の端面発光型EL発光素子プリントヘッド18
24の発光/非発光制御を行なう。発光/非発光制御回
路1827は、画像処理回路1830からの画像データ
に基づきEL発光素子の発光/非発光制御を行なう。1
826はコモン駆動回路、1828は給紙された用紙の
先端を検知する用紙先端検知器である。
【0080】カウンタ1829は、I/F回路1822
を介して外部装置1823から伝送されてきたライン同
期信号(水平同期信号)Cをカウントする。タイミング
発生回路1838は、発光/非発光制御回路1827お
よび制御回路1837のために動作用のクロックを供給
する。制御パルス停止回路1839は、カウンタ182
9の値を参照し、ROM1821からテーブルデータを
取出し、端面発光型EL発光素子プリントヘッド182
4の発光制御パルスの停止制御を行なう。放電電流検出
回路1840は、端面発光型EL発光素子プリントヘッ
ド1824の少なくとも2つ以上のEL発光素子からの
放電電流をモニタし、その結果をCPU1820に出力
する。
【0081】駆動回路1836は、制御回路1837の
制御に基づき、前記給紙ローラ1708、現像器170
7、感光体ドラム1704、クリーニング補助ブラシ1
703、定着器1705をそれぞれ駆動制御する。
【0082】さて、外部装置1823から本プリンタに
画像データが入力されてこない場合、CPU1820
は、制御パルス停止回路1839に端面発光型EL発光
素子プリントヘッド1824への発光制御パルスを停止
するように指令する。
【0083】CPU1820は、外部装置1823から
I/F回路1822を介してプリント開始コマンドを受
取ると、給紙ローラ1708を駆動することにより用紙
を給紙する。用紙先端検知器1828が用紙の先端を検
知すると、CPU1820は、外部装置1823に対し
て画像データの転送を要求する。CPU1820は、こ
の時点で制御パルス停止回路1839に指令し、端面発
光型EL発光素子プリントヘッド1824への発光制御
パルス停止制御を解除する。
【0084】CPU1820からの転送要求により、外
部装置1823から、ライン同期信号Cに同期して画像
データが入力されると、画像処理回路1830で処理さ
れた後、発光/非発光制御回路1827に転送される。
このとき、CPU1820は、ROM1821のテーブ
ルからデータを取出し、そのデータ値によって端面発光
型EL発光素子プリントヘッド1824の発光開始画素
の位置を確定し、発光/非発光制御回路1827内でラ
イン同期信号C入力後の端面発光型EL発光素子プリン
トヘッド1824の駆動パルスを制御しながら、画像デ
ータを後段のコモン駆動回路1826、チャンネル駆動
回路1825へ転送することにより、画像データの用紙
に対する書込み位置、すなわち、用紙の左端書込み基準
位置およびエリア指定を行なっている。
【0085】次に、タイミング発生回路1838は、内
部で発生した同期制御された基準クロックを発光/非発
光制御回路1827、および制御回路1837に供給す
る。発光/非発光制御回路1827は、CPU1820
の管理下でタイミング発生回路1838から、副走査方
向の印字位置制御を行なう感光体ドラム駆動系モータ
(パルスモータ)の励磁パルスに同期されたタイミング
クロックを入力し、画像処理回路1830からの画像処
理後のデータを前記タイミングクロックと同期してコモ
ン駆動回路1826、チャンネル駆動回路1825へ転
送する。
【0086】コモン駆動回路1826、およびチャンネ
ル駆動回路1825は、それぞれコモンパルス、および
チャンネルパルスを生成し、端面発光型EL発光素子プ
リントヘッド1824に供給する。
【0087】このように、副走査方向の印字位置制御を
行なう感光体ドラム駆動系モータの励磁パルスと端面発
光型EL発光素子プリントヘッド1824の発光制御パ
ルスとを同期制御することにより、感光体ドラム170
4上に画像データを忠実に再現した潜像の形成を行なう
ことが可能となる。
【0088】ここで、端面発光型EL発光素子プリント
ヘッド1824の各画素(EL発光素子)の発光/非発
光制御について説明する。
【0089】図21は、端面発光型EL発光素子プリン
トヘッド1824の回路図である。端面発光型EL発光
素子プリントヘッド1824は、6個のコモン電極と4
27個のチャンネル電極とでマトリクス構造となってい
る。コモン電極にはコモン駆動回路1826が、チャン
ネル電極には発光/非発光を制御するチャンネル駆動回
路1825がそれぞれ接続されている。
【0090】コモン駆動回路1826は、高電圧を順次
走査する駆動回路で、高電圧のスイッチング回路と各コ
モン電極に分配する分配回路とから構成されている。ま
た、発光/非発光の制御には、図22に示すように、コ
モン電極に印加されるコモンパルスと、チャンネル電極
に印加されるチャンネルパルスとの位相を制御すること
により行なわれ、同位相の場合は非発光、逆位相の場合
は発光する。
【0091】図23は、コモンパルスとチャンネルパル
ス、感光体ドラム駆動系モータの励磁パルスと端面発光
型EL発光素子プリントヘッド1824の発光状態を示
したものである。図示のように、端面発光型EL発光素
子プリントヘッド1824の発光制御パルスと感光体ド
ラム駆動系モータの励磁パルスとを同期制御させること
で、プリント画像のドット間隔は一定に保たれ、従来以
上の高画質を得ることができる。
【0092】図24は、端面発光型EL発光素子プリン
トヘッド1824のEL発光素子および放電電流検出回
路1840の等価回路を示したものである。2201は
EL発光素子の等価回路であり、C1,C3は誘電体層
の容量、C2は発光層の容量で表され、発光層と並行に
非線形抵抗R2が置かれたものである。この非線形抵抗
R2は、簡単には発光層に発光しきい値電圧以下が印加
されたときには無限大の抵抗値を持ち、発光しきい値以
上では抵抗値が「0」になるものとする。これは、発光
しきい値以上の電圧が印加されることによって電子なだ
れが発生し、発光層の容量C2に相当する部分が消滅す
る。また、この電子なだれにより発光層内は分極が起
る。
【0093】検出入力切換スイッチ2202は、B側に
接続したときにEL発光素子の放電電流を等価回路22
01から放電電流検出回路1840へ導き、検出を行な
うためのスイッチである。検出入力切換スイッチ220
2がA側に接続したとき、コモン電極とチャンネル電極
に電圧を印加すると、誘電体と発光層に強電界がかかり
発光する。ここで、次の発光までの時間を利用して検出
入力切換スイッチ2202をB側へ切換えると、発光強
度に対応した放電電流が、放電電流検出回路1840に
よって検出される。
【0094】したがって、端面発光型EL発光素子が劣
化し、光量が当初の強度を維持できなくなると、放電電
流検出回路1840からの情報をもとに、その旨を図示
しない表示部に表示する。
【0095】このようにして、端面発光型EL発光素子
の放電電流を検出することにより、発光強度を検出する
光学系を付加することなく、ユーザに端面発光型EL発
光素子の交換を促すことができる。
【0096】以上の説明は、端面発光型EL発光素子プ
リントヘッド1824のセグメント化された1つのEL
発光素子について説明を行なったが、検出入力切換スイ
ッチ2202を順次切換えていくことにより、プリント
領域を含むEL発光素子の全部について光量の検出を行
なうことができる。
【0097】このように、発光強度をセグメント化され
た端面発光型EL発光素子1つ1つについて検出し、端
面発光型EL発光素子に印加する電圧を制御することに
より、端面発光型EL発光素子プリントヘッドの主走査
方向の光量分布の改善も可能である。さらに、前述した
端面発光型EL発光素子の経年変化も同様に補正するこ
とが可能となる。
【0098】すなわち、従来のように光センサを感光体
面上に配置する方法とは違って、プリントに直接影響す
る端面発光型EL発光素子の発光光量を検知して適切な
制御が可能になる。
【0099】さらに、光センサを使用したときのよう
に、現像剤の飛散の影響で光センサの検知部が汚染され
た場合、光量を正確に検知することができず、EL発光
素子に過大な電圧を印加してしまうという問題をも防ぐ
ことができる。
【0100】以上説明したように上記実施例によれば以
下のような効果が期待できる。
【0101】(1)あらかじめ測定、あるいは計算され
たデータによってセルフォックレンズアレイを付加した
状態において、端面発光型EL発光素子プリントヘッド
の主走査方向の光強度の均一性を向上することができ
る。
【0102】(2)端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッドを形成するプロセスにおいて光強度の調整が可能な
ため、端面発光型EL発光素子プリントヘッドの後加工
をする必要がない。したがって、工程を大幅に短縮する
ことができ、コストの削減に寄与する。
【0103】(3)セルフォックレンズアレイと端面発
光型EL発光素子プリントヘッドを、主走査方向に両者
の相対位置を調整する機構を付加することにより、精度
よく光量むらを改善できる。たとえば、光量補正を行な
った端面発光型EL発光素子プリントヘッドの光強度分
布の位相とセルフォックレンズアレイの光量むらの位相
とが一致して、さらに光量むらを増幅してしまうことを
防ぐことができる。また、相対的な移動量は、セルフォ
ックレンズアレイの光量むらピッチ以下でよい。
【0104】(4)セルフォックレンズアレイに起因す
る光量むらを、セルフォックレンズの共役面に光学フィ
ルタを付加することで改善し、端面発光型EL発光素子
プリントヘッドの作成プロセスにおいて光量調整をする
必要がなくなる。
【0105】(5)端面発光型EL発光素子の耐環境性
を保護する保護層の光透過効率をセルフォックレンズア
レイの光量むらを補正するように形成することにより、
セルフォックレンズの光軸上に光量むらを補正する光学
素子を配置する必要がなくなる。
【0106】(6)端面発光型EL発光素子の発光開始
を低電圧で行なうことができ、かつ、中間層において所
定の光量を得ることができる。したがって、端面発光型
EL発光素子の立上がり特性を改善することが可能とな
る。
【0107】(7)端面発光型EL発光素子の発光端部
の形状を端面に近づくにつれ薄く形成することにより、
指向性の強い発光が得られ、発光効率が向上する。
【0108】(8)端面発光型EL発光素子を、発光を
開始する発光開始層、必要な光量を得るための中間発光
層、光を集光する先端発光層の少なくとも3分割構成と
することにより、発光の立上がり特性の向上、必要光量
の確保、発光効率の高い照射光を同時に得ることができ
る。
【0109】(9)端面発光型EL発光素子のそれぞれ
の発光層の厚みに対応した電圧を印加することにより、
発光層の破壊を防止し、厚さに対応した必要な電圧を与
えることにより、効率の良い発光状態が得られる。
【0110】(10)端面発光型EL発光素子の発光を
開始する発光層に印加する電圧と中間発光層に印加する
電圧、および先端部に印加する電圧の位相を一致させる
ことにより、光導波現象を効率的にすることができる。
したがって、発光強度の高い光が得られる。
【0111】(11)端面発光型EL発光素子の発光を
開始する発光層に印加する電圧をV1、中間発光層に印
加する電圧をV2、先端部に印加する電圧をV3とした
とき、V1,V2,V3を順次加えることにより、消費
電力を削減することができる。
【0112】(12)端面発光型EL発光素子の発光を
開始する発光層に印加する電圧をV1、中間発光層に印
加する電圧をV2、先端部に印加する電圧をV3とした
とき、V1のみ常時電圧を加えることにより、発光立上
がり特性を順次加えた場合と比較して速くすることがで
きる。
【0113】(13)端面発光型EL発光素子の発光開
始時点より、端面発光型EL発光素子の輝度の立上がり
を急峻にすることができ、輝度の飽和領域の確保が容易
になり、プリント品質を向上することができる。
【0114】(14)端面発光型EL発光素子に印加す
る電圧を変えることなく、端面発光型EL発光素子の輝
度の立上がりを急峻にすることができる。したがって、
電源電圧を単一のものにすることができ、駆動回路を安
価にすることができる。
【0115】(15)端面発光型EL発光素子の発光制
御パルスと感光体ドラムを駆動するパルスモータの励磁
パルスとを同期制御することにより、プリント画像のラ
イン間隔を一定に保つことができ、プリント品質の向上
を実現することができる。特に、中間調表現の際の濃度
むらを効果的に抑えることが可能となる。
【0116】(16)端面発光型EL発光素子からの放
電電流をモニタすることにより、端面発光型EL発光素
子の劣化および残光の状況を、発光量を検出する光検出
素子を新たに設けることなく検知することが可能とな
る。この検知結果に基づき、端面発光型EL発光素子の
経年変化による劣化を表示し、ユーザに端面発光型EL
発光素子の交換を促すことができる。
【0117】(17)従来のように、感光体ドラムの表
面上に光センサを配置する場合と異なり、実際のプリン
トに影響するセグメント化された各端面発光型EL発光
素子の光量を検知することができる。したがって、プリ
ントヘッドの主走査方向の光量分布を補正することが可
能となる。
【0118】(18)従来のように、感光体ドラムの表
面上に光センサを配置する場合と異なり、光センサが現
像剤の飛散の影響で実際の光量を低く検出することによ
る端面発光型EL発光素子への印加電圧のオーバーロー
ドを防ぐことができる。また、これにより、端面発光型
EL発光素子の経年変化による劣化の光量を正確に制御
することができる。
【0119】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施可能なことは言うまでもないことである。
【0120】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
ルフォックレンズアレイなどの光学手段に起因する光量
むらを含む主走査方向の光量分布の改善が可能となる画
像形成装置を提供できる。
【0121】また、本発明によれば、端面発光素子の発
光立上り特性の改善が可能となる画像形成装置を提供で
きる。
【0122】さらに、本発明によれば、端面発光素子の
劣化を検出し、その劣化による光量の補正が可能となる
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端面発光型EL発光素子プリントヘッドを説明
するためのもので、(a)は端面発光型EL発光素子プ
リントヘッドの概略斜視図、(b)は端面発光型EL発
光素子プリントヘッドの光強度分布図、(c)はセルフ
ォックレンズアレイの光量むら特性図、(d)は照射像
面における主走査方向の光量分布図である。
【図2】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの変形
例を説明するためのもので、(a)は端面発光型EL発
光素子プリントヘッドの概略斜視図、(b)は端面発光
型EL発光素子プリントヘッドの光強度分布図、(c)
はセルフォックレンズアレイの光量むら特性図、(d)
は照射像面における主走査方向の光量分布図である。
【図3】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの光強
度分布とセルフォックレンズアレイの光量むらの位相に
よる照射像面の光量分布を示した説明図。
【図4】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの光強
度分布とセルフォックレンズアレイの光量むらの位相に
よる照射像面の光量分布を示した説明図。
【図5】端面発光型EL発光素子プリントヘッドを用い
たプリントヘッドユニットを概略的に示す構成図。
【図6】プリントヘッドユニットのセルフォックレンズ
アレイユニット部を詳細に示すもので、(a)は正面
図、(b)は下面図である。
【図7】プリントヘッドユニットの変形例を示すもの
で、(a)は正面図、(b)はセルフォックレンズアレ
イユニット部の下面図である。
【図8】光量むら補正用の光学フィルタの特性を説明す
るためのもので、(a)はセルフォックレンズアレイの
光量むらを示す特性図、(b)は光学フィルタの光透過
率分布を示す特性図である。
【図9】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの別の
変形例を示す縦断側面図。
【図10】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの他
の例を示す概略斜視図。
【図11】図10の端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッドの側面図。
【図12】図10の端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッドを駆動する駆動タイミング図。
【図13】図10の端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッドの変形例を示す側面図。
【図14】図13の端面発光型EL発光素子プリントヘ
ッドを駆動する駆動タイミング図。
【図15】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの駆
動方法を説明するタイミング図。
【図16】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの別
の駆動方法を説明するタイミング図。
【図17】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの印
加電圧と発光輝度との相関図。
【図18】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの入
力パルスと発光輝度との相関図。
【図19】端面発光型ELプリンタの概略構成図。
【図20】端面発光型ELプリンタの制御部を示すブロ
ック図。
【図21】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの回
路図。
【図22】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの発
光/非発光制御を説明するタイミングチャート。
【図23】端面発光型EL発光素子プリントヘッドの発
光と感光体ドラムの駆動との同期制御を説明するタイミ
ングチャート。
【図24】端面発光型EL発光素子および放電電流検出
回路の等価回路図。
【符号の説明】
10……端面発光型EL発光素子プリントヘッド、11
a〜11g……端面発光型EL発光素子(端面発光素
子)、12a〜12g……発光層、403……端面発光
型EL発光素子プリントヘッド、404……セルフォッ
クレンズアレイユニット、407……セルフォックレン
ズアレイ(光学手段)、414……光学フィルタ、60
3……発光層、610……端面発光型EL発光素子、6
12……保護層、701a〜701g……端面発光型E
L発光素子、702……発光層、1701……プリント
ヘッドユニット、1702……帯電器、1704……感
光体ドラム、1705……定着器、1706……転写ロ
ーラ、1707……現像器、1708……給紙ローラ、
1709……給紙カセット、1820……CPU、18
24……端面発光型EL発光素子プリントヘッド、18
25……チャンネル駆動回路、1826……コモン駆動
回路、1827……発光/非発光制御回路、1830…
…画像処理回路、1838……タイミング発生回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子を複数個直線
    状に配置した光源と、 この光源からの光を被露光部に導く光学手段と、 この光学手段にて導かれた前記被露光部の光により画像
    を形成する画像形成手段とを具備し、 前記光源において、前記端面発光素子は前記光学手段の
    光量むらに対応し、前記光学手段の導く光量の少ない部
    位には光強度の大なる端面発光素子が、前記光学手段の
    導く光量の多い部位には光強度の小なる端面発光素子が
    それぞれ対応して配置されていることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子を複数個直線
    状に配置した光源と、 この光源からの光を被露光部に導く第1の光学手段と、 この第1の光学手段にて導かれた前記被露光部の光によ
    り画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置
    において、 前記第1の光学手段の光軸上に前記第1の光学手段の光
    量むらを補正する第2の光学手段を具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子を複数個直線
    状に配置した光源と、 この光源からの光を被露光部に導く光学手段と、 この光学手段にて導かれた前記被露光部の光により画像
    を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置におい
    て、 前記端面発光素子を外気より遮断する保護膜を具備し、
    この保護膜の前記端面発光素子側の光透過率が前記光学
    手段の光量むらを補正するように変化されていることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なうもので、第1の厚さT1の
    発光開始部位、および、この第1の厚さT1の部位より
    も厚く、かつ、前記第1の厚さT1の部位よりも端面部
    に位置する第2の厚さT2の第2の部位を有する端面発
    光素子と、 前記発光開始部位を挟み、電圧を印加する第1の電極
    と、 前記第2の部位を挟み、電圧を印加する第2の電極と、 前記端面発光素子を発光させる際に、前記第1の電極か
    ら電圧を印加した後、前記第2の電極から電圧を印加す
    る電源手段と、 この電源手段の電圧印加により発光する前記端面発光素
    子からの光を用いて画像を形成する画像形成手段とを具
    備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子と、 この端面発光素子に、複数のパルス電圧の印加にて発光
    強度がピークとなるよう、パルス電圧を印加する電圧印
    加手段と、 前記端面発光素子からの光を用いて画像を形成する画像
    形成手段とを具備し、 前記電圧印加手段が、発光強度がピークに達するまでの
    間に印加するパルス電圧を、電圧印加開始からV1,V
    2,…,Vnとすると、V1≧V2≧…≧Vnの関係と
    なることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子と、 この端面発光素子に、複数のパルス電圧の印加にて発光
    強度がピークとなるよう、パルス電圧を印加する電圧印
    加手段と、 前記端面発光素子からの光を用いて画像を形成する画像
    形成手段とを具備し、 前記電圧印加手段が、発光強度がピークに達するまでの
    間に印加するパルス電圧の周期を、電圧印加開始からT
    1,T2,…,Tnとすると、T1>T2>…>Tnの
    関係となることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子と、 この端面発光素子からの光を用いて画像を形成する画像
    形成手段と、 前記端面発光素子から出力される放電電流から前記端面
    発光素子の発光強度を検出する検出手段と、 この検出手段にて検出される発光強度が劣化している場
    合、前記端面発光素子の交換を促す手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子を複数個直線
    状に配置した光源と、 この光源からの光を用いて画像を形成する画像形成手段
    と、 前記端面発光素子から出力される放電電流から前記端面
    発光素子の発光強度を検出する検出手段と、 この検出手段にて検出される発光強度に基づき、前記光
    源の直線状に配置された複数個の前記端面発光素子それ
    ぞれの光量を補正する補正手段とを具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 エレクトロルミネッセンス現象を利用し
    て端面から発光動作を行なう端面発光素子と、 この端面発光素子からの光を用いて画像を形成する画像
    形成手段と、 前記端面発光素子から出力される放電電流から前記端面
    発光素子の発光強度を検出する検出手段と、 この検出手段にて検出される発光強度に基づき、前記端
    面発光素子の経年変化による光量の変化を補正する補正
    手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP13941992A 1992-05-29 1992-05-29 画像形成装置 Pending JPH05330135A (ja)

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