JPH0532988Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532988Y2 JPH0532988Y2 JP1985181072U JP18107285U JPH0532988Y2 JP H0532988 Y2 JPH0532988 Y2 JP H0532988Y2 JP 1985181072 U JP1985181072 U JP 1985181072U JP 18107285 U JP18107285 U JP 18107285U JP H0532988 Y2 JPH0532988 Y2 JP H0532988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- shaped core
- circuit board
- printed circuit
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000005476 soldering Methods 0.000 claims description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 10
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は磁気回路要素を含む回路部品をプリン
ト基板上に実装して構成した回路装置に関するも
のである。
ト基板上に実装して構成した回路装置に関するも
のである。
第２図は本考案を適用すべき回路の構成例で所
謂、位相制御形の放電灯点灯回路である。第２図
回路は、交流電源V1、双方向性サイリスタQ1、
インダクタンスL1、始動に高圧を要する放電灯
DL、放電灯DLの始動時に高圧パルスを印加する
為のパルストランスPTで主点灯回路を形成して
いる。主点灯回路の動作については衆知であるの
で説明を省略する。またコンデンサC1、電圧応
答スイツチQ2、抵抗R1及び上記パルストランス
PTにて放電灯DLのイグナイタ回路を形成してい
る。双方向性サイリスタQ1の導通時期制御回路
Ａ及び放電灯DLの電圧検出回路Ｂで双方向性サ
イリスタQ1の制御部X1を形成している。第３図
はこの制御部X1の一例で、電源トランスTF、全
波整流器DB1、DB2、抵抗R2〜R8、コンデンサ
C2〜C5、ダイオードD1〜D3、双方向性サイリス
タQ1のトリガ用パルストランスTG、汎用タイマ
IC回路IC1で構成されている。制御部X1の動作に
ついては衆知であり、かつ本考案の内容との関連
が小さいので詳しい説明は省略するが、その目的
とするところは、電圧検出回路Ｂにより検出した
放電灯DLの管電圧を導通時制御回路Ａの汎用タ
イマIC回路IC1へ帰還することにより、放電灯DL
の管電圧に対応した時期で双方向性サイリスタ
Q1を導通させることにより、放電灯DLを定管電
圧又は定管電力等で動作させることにある。
謂、位相制御形の放電灯点灯回路である。第２図
回路は、交流電源V1、双方向性サイリスタQ1、
インダクタンスL1、始動に高圧を要する放電灯
DL、放電灯DLの始動時に高圧パルスを印加する
為のパルストランスPTで主点灯回路を形成して
いる。主点灯回路の動作については衆知であるの
で説明を省略する。またコンデンサC1、電圧応
答スイツチQ2、抵抗R1及び上記パルストランス
PTにて放電灯DLのイグナイタ回路を形成してい
る。双方向性サイリスタQ1の導通時期制御回路
Ａ及び放電灯DLの電圧検出回路Ｂで双方向性サ
イリスタQ1の制御部X1を形成している。第３図
はこの制御部X1の一例で、電源トランスTF、全
波整流器DB1、DB2、抵抗R2〜R8、コンデンサ
C2〜C5、ダイオードD1〜D3、双方向性サイリス
タQ1のトリガ用パルストランスTG、汎用タイマ
IC回路IC1で構成されている。制御部X1の動作に
ついては衆知であり、かつ本考案の内容との関連
が小さいので詳しい説明は省略するが、その目的
とするところは、電圧検出回路Ｂにより検出した
放電灯DLの管電圧を導通時制御回路Ａの汎用タ
イマIC回路IC1へ帰還することにより、放電灯DL
の管電圧に対応した時期で双方向性サイリスタ
Q1を導通させることにより、放電灯DLを定管電
圧又は定管電力等で動作させることにある。
第２図回路に於いて、パルストランスPTは放
電灯DL始動用の高圧パルスを発生するもので、
できる限り小形のものが望ましい。その様な条件
下でパルストランスPTのコアに例えばEI形コア
を用いて閉磁路のものとすると、少なく共低電流
領域ではある程度のインダクタンスを持つので、
双方向性サイリスタQ1が導通時の電流立上りが
緩やかになり、極端な場合には双方向性サイリス
タQ1の点弧失敗を引き起こすもとになる。この
回路において、本質的にパルストランスPTその
ものはトランス作用のみで良いため、上記の欠点
も考え合わせて、インダクタンスを減らす為Ｕ形
コアやＥ形コアなどの開磁路のコアを採用すると
都合がよい。第４図はパルストランスPTにＥコ
アを用いた場合の第２図回路主要部の実装状態を
真横から見た模擬的なスケツチであり、プリント
基板Ｐ上に実装されている。第２図の回路を第４
図のような形で実装して動作させると、誤動作を
生じ、放電灯DLがちらつくなどの問題を生じる
難点を有するものであつた。このような問題の最
も大きな原因は、パルストランスPTの形状及び
実装方法にあることが判つた。即ち、パルストラ
ンスPTのコアからの漏洩磁束は第５図の如くな
り、プリント基板Ｐ上のパターン配線に鎖交して
しまう。そこでこの鎖交磁束が汎用タイマIC回
路IC1の同期端子２などの外来ノイズに弱い部分
へのパターン配線に鎖交すると、誘導起電力によ
り電圧が誘起され、誤動作に致るというものであ
る。
電灯DL始動用の高圧パルスを発生するもので、
できる限り小形のものが望ましい。その様な条件
下でパルストランスPTのコアに例えばEI形コア
を用いて閉磁路のものとすると、少なく共低電流
領域ではある程度のインダクタンスを持つので、
双方向性サイリスタQ1が導通時の電流立上りが
緩やかになり、極端な場合には双方向性サイリス
タQ1の点弧失敗を引き起こすもとになる。この
回路において、本質的にパルストランスPTその
ものはトランス作用のみで良いため、上記の欠点
も考え合わせて、インダクタンスを減らす為Ｕ形
コアやＥ形コアなどの開磁路のコアを採用すると
都合がよい。第４図はパルストランスPTにＥコ
アを用いた場合の第２図回路主要部の実装状態を
真横から見た模擬的なスケツチであり、プリント
基板Ｐ上に実装されている。第２図の回路を第４
図のような形で実装して動作させると、誤動作を
生じ、放電灯DLがちらつくなどの問題を生じる
難点を有するものであつた。このような問題の最
も大きな原因は、パルストランスPTの形状及び
実装方法にあることが判つた。即ち、パルストラ
ンスPTのコアからの漏洩磁束は第５図の如くな
り、プリント基板Ｐ上のパターン配線に鎖交して
しまう。そこでこの鎖交磁束が汎用タイマIC回
路IC1の同期端子２などの外来ノイズに弱い部分
へのパターン配線に鎖交すると、誘導起電力によ
り電圧が誘起され、誤動作に致るというものであ
る。
第６図は本考案を適用すべき別の回路例として
の放電灯DLの直流点灯装置であつて、第２図回
路と同一要素に同一記号を付して説明は省略する
として、全波整流器DB3スイツチングトランジス
タQ3、インダクタンスL2、コンデンサC6、ダイ
オードD4等が第２図回路のものと異なり、スイ
ツチングトランジスタQ3は放電灯DLの電流を抵
抗R9にて検出し制御部X2へこの検出量を帰還し
てスイツチングトランジスタQ3のスイツチング
条件を調整するものである。この第６図回路の如
き構成にあつても、第４図の如き実装にあつては
第２図回路の場合と同様の難点を有するものであ
つた。
の放電灯DLの直流点灯装置であつて、第２図回
路と同一要素に同一記号を付して説明は省略する
として、全波整流器DB3スイツチングトランジス
タQ3、インダクタンスL2、コンデンサC6、ダイ
オードD4等が第２図回路のものと異なり、スイ
ツチングトランジスタQ3は放電灯DLの電流を抵
抗R9にて検出し制御部X2へこの検出量を帰還し
てスイツチングトランジスタQ3のスイツチング
条件を調整するものである。この第６図回路の如
き構成にあつても、第４図の如き実装にあつては
第２図回路の場合と同様の難点を有するものであ
つた。
第２図及び第６図の回路共所謂パルストランス
PTとして、Ｕ形コアやＥ形コアの様な開磁路を
有するコアを使用した場合について述べたが、こ
れはパルストランスPTより高圧パルスを発生す
るため、前述の漏れ磁束の影響が極端な例であ
り、例えば第６図回路に於いて、コンデンサC6
の出力に放電灯DLと直列に平滑用の小さいイン
ダクタンス要素を挿入した場合、該インダクタン
ス要素をＵ形コアやＥ形コアの様な開磁路を有す
るコアを使用すれば上述同様の難点を生じるもの
である。
PTとして、Ｕ形コアやＥ形コアの様な開磁路を
有するコアを使用した場合について述べたが、こ
れはパルストランスPTより高圧パルスを発生す
るため、前述の漏れ磁束の影響が極端な例であ
り、例えば第６図回路に於いて、コンデンサC6
の出力に放電灯DLと直列に平滑用の小さいイン
ダクタンス要素を挿入した場合、該インダクタン
ス要素をＵ形コアやＥ形コアの様な開磁路を有す
るコアを使用すれば上述同様の難点を生じるもの
である。
本考案は、Ｕ形コア、Ｅ形コアなどに開磁路を
有するコアを鉄心として用いた巻線よりなる磁気
回路要素を回路部品としてプリント基板に取付け
る場合において、上記コアよりの漏れ磁束による
回路の誤動作を防止し、且つ同時に磁気回路要素
のＥ形コアの支持のための構成を特別に設ける必
要がない回路装置を提供することを目的とするも
のである。
有するコアを鉄心として用いた巻線よりなる磁気
回路要素を回路部品としてプリント基板に取付け
る場合において、上記コアよりの漏れ磁束による
回路の誤動作を防止し、且つ同時に磁気回路要素
のＥ形コアの支持のための構成を特別に設ける必
要がない回路装置を提供することを目的とするも
のである。
第１図は本考案実施例におけるパルストランス
PTのような磁気回路要素のプリント基板Ｐへの
実装構造を示し、第５図従来例における実装構造
とは、パルストランスPTのＥ形コアの開磁路部
分をプリント基板Ｐの反対側に設置した点におい
て相違している。
PTのような磁気回路要素のプリント基板Ｐへの
実装構造を示し、第５図従来例における実装構造
とは、パルストランスPTのＥ形コアの開磁路部
分をプリント基板Ｐの反対側に設置した点におい
て相違している。
そして実施例ではボビンＢに設けている巻線端
子ＴをＥ形コアに対して見て第５図の場合と逆方
向、つまりＥ形コアの底辺をプリント基板Ｐ側に
して固定しており、Ｅ形コアの開磁路と反対側の
部分をボビンＢとプリント基板Ｐとで挟むように
して固定すると、プリント基板Ｐのパターン配線
にボビンＢの巻線端子Ｔを半田接続するだけでＥ
形コアの固定ができ、Ｅ形コアの支持に特別な手
段を設ける必要をなくしている。かくてこの第１
図実施例においては、Ｅコアの開磁路がプリント
基板面より最とも離れた位置に位置することにな
るため、Ｅ形コアの開磁路付近における漏れ磁束
は第１図のようになつて、プリント基板Ｐのパタ
ーン配線への鎖交が殆どなくなり、従つてプリン
ト基板Ｐのパターン配線には上記漏れ磁束による
誘起電圧が発生せず、前記従来例のような不都合
が生じることがない。
子ＴをＥ形コアに対して見て第５図の場合と逆方
向、つまりＥ形コアの底辺をプリント基板Ｐ側に
して固定しており、Ｅ形コアの開磁路と反対側の
部分をボビンＢとプリント基板Ｐとで挟むように
して固定すると、プリント基板Ｐのパターン配線
にボビンＢの巻線端子Ｔを半田接続するだけでＥ
形コアの固定ができ、Ｅ形コアの支持に特別な手
段を設ける必要をなくしている。かくてこの第１
図実施例においては、Ｅコアの開磁路がプリント
基板面より最とも離れた位置に位置することにな
るため、Ｅ形コアの開磁路付近における漏れ磁束
は第１図のようになつて、プリント基板Ｐのパタ
ーン配線への鎖交が殆どなくなり、従つてプリン
ト基板Ｐのパターン配線には上記漏れ磁束による
誘起電圧が発生せず、前記従来例のような不都合
が生じることがない。
本考案はＥ形コアの中足に挿着された巻線端子
付ボビンに巻線を施し、開磁路部と反対側に位置
する上記Ｅ形コアの底辺を上記ボビンとプリント
基板とで挟み込む状態で上記巻線端子をパターン
配線に半田接続してあるから、特別な支持手段な
しにＥ形コアを固定することができ、また支持手
段なしにＥ形コアをプリント板に固定するため、
Ｅ形コアの底辺がプリント基板側に配置されるこ
とになり、結果磁気回路要素の開磁路がプリント
基板面より最も離れた位置になり、そのため開磁
路における漏れ磁束がプリント基板のパターン回
路に鎖交することが少なくなり、鎖交磁束による
誤動作のおそれを防止することができる利点を有
するものである。
付ボビンに巻線を施し、開磁路部と反対側に位置
する上記Ｅ形コアの底辺を上記ボビンとプリント
基板とで挟み込む状態で上記巻線端子をパターン
配線に半田接続してあるから、特別な支持手段な
しにＥ形コアを固定することができ、また支持手
段なしにＥ形コアをプリント板に固定するため、
Ｅ形コアの底辺がプリント基板側に配置されるこ
とになり、結果磁気回路要素の開磁路がプリント
基板面より最も離れた位置になり、そのため開磁
路における漏れ磁束がプリント基板のパターン回
路に鎖交することが少なくなり、鎖交磁束による
誤動作のおそれを防止することができる利点を有
するものである。
第１図は本考案実施例の磁気回路要素固定構造
の正面図、第２図は本考案を適用すべき回路例と
しての放電灯装置の回路図、第３図は第２図回路
の要部の詳細回路図、第４図は第３図回路のプリ
ント基板実装状態の概略正面図、第５図は同上の
磁気回路要素の漏れ磁束の説明図、第６図は本考
案を適用すべき別の回路例としての直流点灯装置
の回路図であり、Ｐはプリント基板、Ｂはボビ
ン、Ｔは端子である。
の正面図、第２図は本考案を適用すべき回路例と
しての放電灯装置の回路図、第３図は第２図回路
の要部の詳細回路図、第４図は第３図回路のプリ
ント基板実装状態の概略正面図、第５図は同上の
磁気回路要素の漏れ磁束の説明図、第６図は本考
案を適用すべき別の回路例としての直流点灯装置
の回路図であり、Ｐはプリント基板、Ｂはボビ
ン、Ｔは端子である。
Claims (1)
- 開磁路を有するＥ形コアの中足に巻線を施した
磁気回路要素を含む複数の回路部品を、パターン
配線を施したプリント基板に装着して回路の全部
乃至一部を構成して成る回路装置において、上記
Ｅ形コアの中足に挿着された巻線端子付ボビンに
巻線を施し、開磁路部と反対側に位置する上記Ｅ
形コアの底辺を上記ボビンとプリント基板とで挟
み込む状態で上記巻線端子をパターン配線に半田
接続して成ることを回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985181072U JPH0532988Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985181072U JPH0532988Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289178U JPS6289178U (ja) | 1987-06-08 |
| JPH0532988Y2 true JPH0532988Y2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=31125609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985181072U Expired - Lifetime JPH0532988Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532988Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135058A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-11 | Hitachi Ltd | Electric parts |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019937Y2 (ja) * | 1978-10-09 | 1985-06-15 | トヨタ自動車株式会社 | 触媒コンバ−タの溶損防止装置 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP1985181072U patent/JPH0532988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135058A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-11 | Hitachi Ltd | Electric parts |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6289178U (ja) | 1987-06-08 |
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