JPH05329830A - 生コンクリートの混練り工程監視装置 - Google Patents

生コンクリートの混練り工程監視装置

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JPH05329830A
JPH05329830A JP13915892A JP13915892A JPH05329830A JP H05329830 A JPH05329830 A JP H05329830A JP 13915892 A JP13915892 A JP 13915892A JP 13915892 A JP13915892 A JP 13915892A JP H05329830 A JPH05329830 A JP H05329830A
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JP
Japan
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load
value
power value
kneading
load power
Prior art date
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Pending
Application number
JP13915892A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Yamada
文雄 山田
Shinya Ishida
晋也 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Oacs KK
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
Oacs KK
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Publication date
Application filed by Onoda Cement Co Ltd, Oacs KK filed Critical Onoda Cement Co Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生コンクリートの混練りミキサにおける負荷
電力値の瞬間値を負荷管理限界値の瞬間値と対比しなが
ら容易に読みとれるようにする。 【構成】 混練り工程の任意のバッチにおける混練りミ
キサから検出される負荷電力値の瞬間値と、その直前の
複数バッチから設定される負荷管理限界値を、負荷電力
値と混練時間の線図における負荷電力値の座標軸上に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生コンクリートの混練
り工程の状態を継続的に監視するための装置に関するも
のである。更に述べれば、該混練り工程の各バッチ毎の
スランプ値を管理するため、混練り時間に対する混練り
ミキサの負荷電力値の混練り時間に対する変化状態をコ
ンピュータのディスプレー等の表示器に表示する装置で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の混練り工程管理装置として
混練り工程におけるミキサの複数バッチの負荷電力値の
蓄積データから許容範囲カーブを設定し、この許容範囲
カーブの許容値が最新バッチ毎に更新されるようにし
て、この許容範囲カーブをスクリーン上に表示して、こ
れとは別に逐次検出される負荷電力値の検出カーブを同
じスクリーン上に重畳表示するようにしたものがある。
(特公昭63−43126参照)
【0003】しかし、この混練り工程管理装置は同一ス
クリーン上に上限値及び下限値間の間隔が、最新バッチ
毎に更新される許容範囲カーブに連続的に変動する負荷
電力値カーブが重畳しているので、混練り中の任意の混
練り時間における夫々の瞬間値を読みとる際は複数のカ
ーブと特定時間との交点を求め、その交点を通る水平線
を目分量で負荷電力値の座標軸まで延長し、その座標軸
に目盛られている負荷電力値を読みとることになる。
【0004】そのため、上記各カーブと特定時間の交点
及びそれらの交点の負荷電力値の座標軸の目盛を瞬間的
に正確に読みとることは極めて困難であり、可成りの熟
練を要する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は前記
従来のものにおいて新バッチ毎に更新される不安定な上
限値及び下限値を有する許容範囲カーブを表示しない
で、負荷平均電力曲線を逐次検出される負荷電力値曲線
と同一表示器に表示して該負荷電力値曲線を負荷平均電
力曲線と対比しながらその混練状態を継続的に監視でき
るようにすると共に、任意の時間における負荷電力値の
瞬間値及び負荷管理限界値の瞬間値を熟練を要せずに正
確に読みとり、管理し易くすることである。
【0006】他の目的は前述の負荷電力値曲線から推定
されるスランプ値を、直前の少なくとも5バッチのスラ
ンプ値傾向値と同一表示器に表示して、砂の表面水の推
移を予測できるようにすることである。
【0007】また他の目的は予測される表面水分値によ
って次のバッチの或いは場合によっては現バッチの設定
水分を予測できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の混練り工程の
監視装置はその混練り工程における混練りミキサの複数
バッチの混練り時間毎の負荷電力値の蓄積データから負
荷平均電力値と負荷管理限界値を設定し、その後の各バ
ッチにおいて逐次検出される。
【0009】負荷電力値曲線と、前記負荷平均電力値に
基づく負荷平均電力値曲線を同一表示器に表示すると共
に、該負荷電力値と負荷管理限界値の各瞬時値を上記表
示器上における負荷電力値を目盛る座表軸上に表示する
ものである。
【0010】又、上記混練り工程の監視装置において、
負荷電力値から推定されるスランプ値とその混練り工程
の直前における5バッチ以上のスランプ傾向値を、前記
表示器上に同時に表示するものである。
【0011】さらに上記混練り工程の監視装置におい
て、混練り工程における水分計からの表面水分率と該混
練り工程の直前における5バッチ以上の表面水分率傾向
値を前記同一表示器上に同時に表示するものである。
【0012】
【作用】逐次検出して表示される負荷電力値曲線を予め
表示されている負荷平均電力値曲線と対比しながら、混
練開始時間から混練終了時間まで、継続的に監視する。
【0013】表示器上における負荷電力値を目盛る座標
軸に表示されている負荷電力値の瞬間値を、その座標軸
の目盛で読みとると共に、それを同一座標軸上に表示さ
れている負荷管理限界値の上限値、及び下限値と比較し
ながら監視する。
【0014】
【実施例】添付図面に示す如く、混練りミキサMの供給
側に1個又は複数個の砂ホッパHを砂重量計量器Kを介
して接続し、又注水タンクWを接続し、該混練りミキサ
Mに砂ホッパHからセメントと砂と骨材を供給すると共
に、注水タンクWから水を供給して、その混練りミキサ
MをミキサモータMmで駆動して、混練りミキサM内の
上記コンクリート材料を混練する。
【0015】混練りミキサMによる混練りを少なくとも
5バッチの複数バッチ繰り返して行う。その際、各バッ
チにおける混練り時間S毎の負荷電力値Aの蓄積データ
から負荷平均電力値と負荷管理限界値を設定する。
【0016】その後の各バッチにおいて逐次検出される
負荷電力値曲線11と、前記負荷平均電力値に基づく負
荷平均電力値曲線12を同一表示器7上に表示すると共
に、該負荷電力値の瞬間値11S、上限負荷電力値11
a及び下限負荷電力値11bとの間で示される負荷管理
限界値11dの瞬間値を上記表示器7上における前記負
荷電力値曲線11と負荷平均電力値曲線12の負荷電力
値Aの目盛り14を同一座標軸Y上に表示する混練り工
程監視装置である。
【0017】上述の混練り装置の混練工程を説明する
と、図1の混練ミキサMの該ミキサモータMmにモータ
電力値検出器3を介して中央演算処理装置4を電気的に
接続し、ミキサモータMmの負荷を検出器3で電力値に
変換すると同時にアナログ信号からデジタル信号に変換
して、中央演算処理装置4に入力するものである。
【0018】前記砂ホッパH内に砂表面水水分計センサ
1を挿入し、その水分計センサ1に順次水分計制御ユニ
ット2、及びプラント制御盤Cを介して中央演算処理装
置4を接続すると共に該水分計ユニット2と中央演算処
理装置4とを接続する。
【0019】砂重量計量器Kの排出手段Ka及び注水タ
ンクWの注水手段Waを前述のプラント制御装置Cと接
続する。
【0020】さらに該中央演算処理装置4に装置本体1
0を構成するディスクユニット5、キーボード6、ディ
スプレー7及びプリンタ8を夫々に接続する。
【0021】砂ホッパHに挿入された水分計センサ1か
らのアナログ信号は水分計2aを具備する水分計制御ユ
ニット2に入力され、該制御ユニット2内で信号の線形
化と、アナログ信号からデジタル信号へ変換した後本装
置10内に入力される。
【0022】またミキサモータMmの電力値はモータ電
力値検出器3で検出されると同時にここでアナログ信号
からデジタル信号に変換され、中央演算処理装置4に入
力される。
【0023】注水タンクWから注水手段Waを経て混練
りミキサMに注水を開始し、砂重量計量器Kの排出手段
Kaからの排出開始の信号をプラント制御盤Cを経て中
央処理装置4に入力する。
【0024】これと同時にこのプラント制御盤Cから混
練り中のコンクリートの配合と混練量の情報を中央演算
処理装置4に転送する。
【0025】上記中央処理装置4に入力される情報に基
づいて混練時間Sに対する負荷電力値Aの変化状態を示
す当該バッチにおける負荷電力値曲線11と、直前過去
の複数バッチにおける負荷電力値曲線の平均値を示す平
均負荷曲線12を、該中央処理装置4の出力側に接続さ
れているディスプレー等の表示装置7に重畳表示する。
【0026】またこれと同時に上記当該バッチにおける
負荷電力値曲線11の瞬間値11Sと平均負荷電力値曲
線12から算出される負荷管理限界値11dの瞬間値
を、夫々該負荷電力値曲線11の負荷電力値を示す座標
軸Y上に目盛14で表示する。
【0027】上述のように現在のバッチにおける負荷電
力値曲線11と、過去の複数バッチにおける平均負荷電
力値曲線12を重畳表示すると同時に、現在の負荷電力
値Aの瞬間値11Sと平均負荷管理限界値11dを目盛
14で表示できるので、生コンクリートの混練状態を直
前過去の平均負荷電力値曲線12と比較しながら継続的
に監視することができると共に、必要に応じて特定の時
間における負荷電力値の瞬間値11Sを、過去の負荷の
平均負荷管理限界値11dと比較しながら容易にかつ正
確に監視できる。
【0028】本発明の実施例は上述の通りであるが、本
発明はこの実施例のみに限定されるものでなく、部分的
構成の変更或は部分的構成の付加を行って実施すること
も可能であり、例えば上述の実施例における負荷電力値
Aに基づいて得られるスランプ値15と、混練中のバッ
チの直前の少なくとも5バッチのスランプ傾向値16を
前述の同一表示器7上に同時に表示して実施することも
可能である。
【0029】また前述の水分計2aからの表面水分率1
7と、混練中のバッチの直前の少なくとも5バッチの表
面水分率傾向値18を前述の同一表示器7上に同時に表
示して実施しても差支えない。
【0030】なお、図2中15aはスランプ値目盛、1
7aは次のバッチの表面水分率、19は設定水分率、2
0は予測水分率である。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであるので、表示
器上に逐次表示される負荷電力値曲線を、同一表示器上
に予め表示されている負荷平均電力値曲線と対比しなが
ら、混練開始時間からそれが終了する時間までに亙っ
て、継続的に監視することができるので、混練中のバッ
チのスランプ値を直前の複数バッチにおける既知のスラ
ンプと比較して予測することができる。
【0032】また、表示器上における負荷電力値の瞬時
値をその負荷電力値の座標軸上に表示したので、その値
を容易に読みとることができると共に、それを同一座標
軸上に表示されている負荷管理限界値と比較しながら監
視することができ、即ち、該限界値の上限値寄りか下限
値寄りかを読みとり、直前複数バッチにおける既知のス
ランプ値と比較してより正確に予測することができる。
【0033】また、負荷電力値の瞬時値が負荷管理限界
を越えた部分については負荷電力値曲線上の曲線の色を
赤色に変えており、時間軸に対する混練履歴をはっきり
と認識することができる。なお、負荷電力値曲線上にお
いて、負荷電力値の瞬時値が下限負荷管理限界に満たな
い部分を青色に、また、その上限負荷管理限界を越えた
部分を赤色に替えても良い。
【0034】さらに、混練工程における負荷電力値から
推定されるスランプ値と、その混練工程の直前における
5バッチ以上のスランプ傾向値を同一表示器上に同時に
表示することによって、このスランプ傾向値から砂の表
面水の推移を容易に予測できる。
【0035】例えば、スランプ値が連続して上昇してい
れば、砂の表面水は上昇傾向になっていることが予測で
き、このことから、次のバッチ混練するスランプ値をコ
ントロールすることが容易にできる。
【0036】また、水分計からの表面水分率と混練り工
程時の直前における5バッチ以上の表面水分率傾向値を
同一表示器に表示することにより、これらの予測水分か
らオペレータは次のバッチの設定水分を予測することが
できる。
【0037】現バッチの設定水分X、推定されるスラン
プ値SL、目標スランプ値SLM、砂の測定表面水分率
W1と次バッチの砂の測定表面水分率W2、 定数Kか
ら、監視装置内で次バッチの予測水分率XYを算出でき
るが、その算出には、次の式を用いる。 XY=W+Filter[X−W−K×(SLM−SL)] なお、Filter[ ]は[ ]の数値をフィルタ処
理することを意味する。この場合は、次バッチの予測で
あるが、現バッチについても砂の計量終了直後に再計量
が許される場合には、現バッチについての予測水分率を
算出することも可能である。また、これらの水分率の数
値を制御盤へ送信出来る構造になっており、スランプ管
理の完全自動化を達成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の生コンクリートの混練り工程の監視
装置の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のの監視装置の一部分の詳細図である。
【図3】図1の一部分の概略正面図である。
【符号の説明】
W 注水タンク H 砂ホッパ K 砂重量計量機 Ka 排出手段 M 混練りミキサ Mm ミキサモータ C プラント制御盤 1 砂表面水水分計センサ 2 水分計制御ユニット 3 モータ電力値検出器 4 中央演算処理装置(CPU) 5 ディスクユニット 6 キイボード 7 表示器(CRT Display) 8 プリンタ 10 装置本体 11 負荷電力値曲線 12 負荷平均電力値曲線 14 目盛 15 スランプ値 15a スランプ値目盛 16 スランプ傾向値 17 表面水分率 18 表面水分率傾向値 19 設定水分 20 予測水分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練り工程における混練りミキサの複数
    バッチの混練り時間毎の負荷電力値の蓄積データから負
    荷平均電力値と負荷管理限界値を設定し、その後の各バ
    ッチから逐次検出される負荷電力値曲線を表示器上に表
    示すると共に該負荷電力値と負荷管理限界値の各瞬時値
    を上記表示器上における負荷電力値を目盛る座標軸上に
    表示することを特徴とする生コンクリートの混練り工程
    監視装置。
  2. 【請求項2】 混練り工程における混練りミキサの複数
    バッチの混練り時間毎の負荷電力値の蓄積データから負
    荷平均電力値と負荷管理限界値を設定し、その後の各バ
    ッチから逐次検出される負荷電力値曲線と、前記負荷平
    均電力値に基づく負荷平均電力値曲線を同一表示器上に
    表示すると共に該負荷電力値と負荷管理限界値の各瞬時
    値を上記表示器上における負荷電力値を目盛る座標軸上
    に表示することを特徴とする生コンクリートの混練り工
    程監視装置。
  3. 【請求項3】 混練り工程における負荷電力値から推定
    されるスランプ値とその混練り工程の直前における5バ
    ッチ以上のスランプ傾向値を前記同一表示器上に同時に
    表示することを特徴とする請求項2記載の生コンクリー
    トの混練り工程監視装置。
  4. 【請求項4】 混練り工程における水分計からの現バッ
    チ及び次バッチの砂表面水分率と該混練り工程の直前に
    おける5バッチ以上の表面水分率傾向値を前記同一表示
    器上に同時に表示することを特徴とする請求項2記載の
    混練り工程監視装置。
  5. 【請求項5】 混練り工程における負荷電力値曲線から
    推定されるスランプ値と目標スランプ値、並びに水分計
    からの現バッチの砂の表面水分率、及び設定表面水分率
    から次バッチ或いは次バッチの設定表面水分率を予測
    し、前記同一表示器上に同時に表示するとともに該設定
    表面水分率をプラント側へフィードバックしスランプ値
    制御を行うことを特徴とする請求項2記載の混練工程監
    視装置。
JP13915892A 1992-05-29 1992-05-29 生コンクリートの混練り工程監視装置 Pending JPH05329830A (ja)

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JP (1) JPH05329830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07227832A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Tokyo Electric Power Co Inc:The コンクリートの品質管理方法及び装置
JP2002018828A (ja) * 2000-07-05 2002-01-22 Grace Chemicals Kk 生コンスラッジ水の管理方法

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JPH07227832A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Tokyo Electric Power Co Inc:The コンクリートの品質管理方法及び装置
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