JPH05329741A - 工作機械のクーラント供給カバー - Google Patents
工作機械のクーラント供給カバーInfo
- Publication number
- JPH05329741A JPH05329741A JP13902292A JP13902292A JPH05329741A JP H05329741 A JPH05329741 A JP H05329741A JP 13902292 A JP13902292 A JP 13902292A JP 13902292 A JP13902292 A JP 13902292A JP H05329741 A JPH05329741 A JP H05329741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coolant
- pipe
- square
- square pipe
- valve device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】角パイプ15、16、17、18により形成さ
れた枠組19と、この枠組19内には、クーラントおよ
び切屑の飛散防止のための遮蔽板21が取り付けられて
おり、角パイプ18にはクーラント取入口23が、角パ
イプ16にはクーラント取出口25が形成され、それぞ
れの角パイプ18、16を連通および遮断させるバルブ
装置40が角パイプ18、16にそれぞれ形成された連
通穴35、36に接続されており、クーラントが角パイ
プ18によりバルブ装置40を介して角パイプ16へと
流通する。 【効果】枠組19への単純配管で済み、長く、屈曲した
配管がなくなり、配管作業が非常に楽になり、すっきり
とし、見栄えよく、点検、修理が楽である。
れた枠組19と、この枠組19内には、クーラントおよ
び切屑の飛散防止のための遮蔽板21が取り付けられて
おり、角パイプ18にはクーラント取入口23が、角パ
イプ16にはクーラント取出口25が形成され、それぞ
れの角パイプ18、16を連通および遮断させるバルブ
装置40が角パイプ18、16にそれぞれ形成された連
通穴35、36に接続されており、クーラントが角パイ
プ18によりバルブ装置40を介して角パイプ16へと
流通する。 【効果】枠組19への単純配管で済み、長く、屈曲した
配管がなくなり、配管作業が非常に楽になり、すっきり
とし、見栄えよく、点検、修理が楽である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク加工時のクーラ
ント、切屑の飛散防止ならびに作業者に対する安全性を
確保するための工作機械のクーラント供給カバーに関す
るものである。
ント、切屑の飛散防止ならびに作業者に対する安全性を
確保するための工作機械のクーラント供給カバーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に従来における工作機械において
は、治具ベースと加工ユニットの周囲にクーラントおよ
び切屑の飛散防止のためのカバーが取り付けられてい
る。この種の工作機械においては、クーラントが供給さ
れるパイプがクーラント供給口から治具に形成されたク
ーラント取入口へと配管されており、このパイプは、作
業者位置で開閉されるバルブを経由することでクーラン
トの流通が制御されている。
は、治具ベースと加工ユニットの周囲にクーラントおよ
び切屑の飛散防止のためのカバーが取り付けられてい
る。この種の工作機械においては、クーラントが供給さ
れるパイプがクーラント供給口から治具に形成されたク
ーラント取入口へと配管されており、このパイプは、作
業者位置で開閉されるバルブを経由することでクーラン
トの流通が制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のものに
おいては、工作機械によって、治具ベースの形状および
加工ユニットの作動域が異なるために、クーラントを供
給するパイプは作業に支障をきたさないように配管しな
ければならないため、長く、かつ、屈曲した配管が多く
なるので、配管作業が困難である。また、パイプ上には
切屑が堆積しやすく、この切屑の侵入による機械の故障
もあり、かつ、パイプ下に入り込んだ切屑などは清掃し
ずらく、見逃しやすい。しかも、機械の点検、修理に際
しても長く曲がりくねって配管されたパイプは非常に作
業の妨げとなり、なおかつ、見栄えが悪いという問題が
あった。
おいては、工作機械によって、治具ベースの形状および
加工ユニットの作動域が異なるために、クーラントを供
給するパイプは作業に支障をきたさないように配管しな
ければならないため、長く、かつ、屈曲した配管が多く
なるので、配管作業が困難である。また、パイプ上には
切屑が堆積しやすく、この切屑の侵入による機械の故障
もあり、かつ、パイプ下に入り込んだ切屑などは清掃し
ずらく、見逃しやすい。しかも、機械の点検、修理に際
しても長く曲がりくねって配管されたパイプは非常に作
業の妨げとなり、なおかつ、見栄えが悪いという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、外側カバーの枠組を
形成するパイプと、前記パイプに形成されクーラントが
取り入れられる取入口と、クーラントが取り出される取
出口と、前記パイプに取り付けられ前記取入口から取出
口へと流れるクーラントの流れを流通ならびに遮断させ
るバルブ装置とを備えたものである。
決するためになされたものであり、外側カバーの枠組を
形成するパイプと、前記パイプに形成されクーラントが
取り入れられる取入口と、クーラントが取り出される取
出口と、前記パイプに取り付けられ前記取入口から取出
口へと流れるクーラントの流れを流通ならびに遮断させ
るバルブ装置とを備えたものである。
【0005】
【作用】上記構成により、ワークの加工面へと供給され
るクーラントは、パイプの取入口からパイプ内を通して
取出口から取り出されて供給される。そして、バルブ装
置により自在にクーラントの供給、遮断がなされる。
るクーラントは、パイプの取入口からパイプ内を通して
取出口から取り出されて供給される。そして、バルブ装
置により自在にクーラントの供給、遮断がなされる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。図
1および図2において、1はベッドであり、このベッド
1上にはトランスファ装置により左方から運ばれてくる
ワークWを支持する治具ベース2が載置されている。こ
の治具ベース2の背面には、クーラントを取り入れるた
めのクーラント取入口28が形成されており、また、ク
ーラントを噴射する噴射ノズル29がワークWに面して
取り付けられている。
1および図2において、1はベッドであり、このベッド
1上にはトランスファ装置により左方から運ばれてくる
ワークWを支持する治具ベース2が載置されている。こ
の治具ベース2の背面には、クーラントを取り入れるた
めのクーラント取入口28が形成されており、また、ク
ーラントを噴射する噴射ノズル29がワークWに面して
取り付けられている。
【0007】前記治具ベース2の前面には、治具ベース
2に対してX方向およびY方向へと相対的に移動可能に
加工ユニット5が載置されている。前記治具ベース2お
よび加工ユニット5の周囲には側面壁8がベッド1上に
固定され、上部には天板9が固定されている。なお、前
記側面壁8の作業者M位置には、開閉自在なスライド扉
8aが形成されている。
2に対してX方向およびY方向へと相対的に移動可能に
加工ユニット5が載置されている。前記治具ベース2お
よび加工ユニット5の周囲には側面壁8がベッド1上に
固定され、上部には天板9が固定されている。なお、前
記側面壁8の作業者M位置には、開閉自在なスライド扉
8aが形成されている。
【0008】前記治具ベース2と加工ユニット5の間に
は、クーラント供給カバー10が設置されている。この
クーラント供給カバー10は、図3に示すように角パイ
プ15、16、17、18により形成された枠組19
と、この枠組19内に取り付けられた遮蔽板21とから
なる。前記角パイプ15、16、17、18は、それぞ
れの内孔(点線)が流通しないように四角形に接続され
ており、上下の角パイプ16、18は両端が閉塞されて
いる。
は、クーラント供給カバー10が設置されている。この
クーラント供給カバー10は、図3に示すように角パイ
プ15、16、17、18により形成された枠組19
と、この枠組19内に取り付けられた遮蔽板21とから
なる。前記角パイプ15、16、17、18は、それぞ
れの内孔(点線)が流通しないように四角形に接続され
ており、上下の角パイプ16、18は両端が閉塞されて
いる。
【0009】角パイブ18には、前記加工ユニット5側
に開口する取入口23が形成されており、この取入口2
3にはクーラント供給口30から配管されたパイプ31
が接続されるためのジョイント24が螺合されている。
また、上側の角パイプ16には、前記治具ベース2側に
開口する取出口25が形成されている。この取出口25
にはジョイント26が螺合され、このジョイント26に
前記治具ベース2の背面に形成されたクーラント取入口
28へと配管されているパイプ27が接続されている。
に開口する取入口23が形成されており、この取入口2
3にはクーラント供給口30から配管されたパイプ31
が接続されるためのジョイント24が螺合されている。
また、上側の角パイプ16には、前記治具ベース2側に
開口する取出口25が形成されている。この取出口25
にはジョイント26が螺合され、このジョイント26に
前記治具ベース2の背面に形成されたクーラント取入口
28へと配管されているパイプ27が接続されている。
【0010】また、前記角パイプ16、18にはそれぞ
れ加工ユニット5側に連通穴35、36が形成されてお
り、この連通穴35、36には角パイプ16、18の内
穴を連通あるいは遮断させるパルブ装置40を構成する
パイプ41がそれぞれジョイント42、43を介して接
続されており、このバルブ装置40には、レバー45の
動作によりパイプ41内を流通および遮断させるバルブ
46が取り付けられている。
れ加工ユニット5側に連通穴35、36が形成されてお
り、この連通穴35、36には角パイプ16、18の内
穴を連通あるいは遮断させるパルブ装置40を構成する
パイプ41がそれぞれジョイント42、43を介して接
続されており、このバルブ装置40には、レバー45の
動作によりパイプ41内を流通および遮断させるバルブ
46が取り付けられている。
【0011】前記遮蔽板21には、前記加工ユニット5
が挿入ならびに移動可能に開けられた作動穴20が形成
されている。上記構成の動作について説明する。トラン
スファ装置により左方から運ばれてきたワークWが治具
ベース2上に設置される。そして、このワークWを加工
するために加工ユニット5が移動されて、作動穴20を
通してワークWを加工する。この際、クーラント供給口
30からは常時クーラントが供給され、そして、パイプ
31から枠組19を形成する角パイプ18内へと供給さ
れる。この角パイプ18内に供給されたクーラントは連
通穴35、パイプ41および連通穴36を介して角パイ
プ16内へと流入する。
が挿入ならびに移動可能に開けられた作動穴20が形成
されている。上記構成の動作について説明する。トラン
スファ装置により左方から運ばれてきたワークWが治具
ベース2上に設置される。そして、このワークWを加工
するために加工ユニット5が移動されて、作動穴20を
通してワークWを加工する。この際、クーラント供給口
30からは常時クーラントが供給され、そして、パイプ
31から枠組19を形成する角パイプ18内へと供給さ
れる。この角パイプ18内に供給されたクーラントは連
通穴35、パイプ41および連通穴36を介して角パイ
プ16内へと流入する。
【0012】そして、クーラントは取出口25よりパイ
プ27を介して、治具ベース2の背面のクーラント取入
口28へと流入していき、治具ベース2内から噴射ノズ
ル29へと分配されて、ワークWの加工面へとクーラン
トが噴出される。なお、前記パルブ装置40は、図3の
ようにレバー45が下向きのときには角パイプ18より
角パイプ16へとクーラントを流通させているが、作業
者Mによりレバー45が点線で示される横向きにされる
と、角パイプ16へのクーラントの流入は遮断される。
よって、加工面へのクーラントの放出が止められる。
プ27を介して、治具ベース2の背面のクーラント取入
口28へと流入していき、治具ベース2内から噴射ノズ
ル29へと分配されて、ワークWの加工面へとクーラン
トが噴出される。なお、前記パルブ装置40は、図3の
ようにレバー45が下向きのときには角パイプ18より
角パイプ16へとクーラントを流通させているが、作業
者Mによりレバー45が点線で示される横向きにされる
と、角パイプ16へのクーラントの流入は遮断される。
よって、加工面へのクーラントの放出が止められる。
【0013】なお、上記実施例では、バルブ装置40を
パイプ41とパイプ46とから構成し、角パイプ18、
16とに接続していたが、角パイプ18と接続した角パ
イプ17および角パイプ16と角パイプ17との内穴を
連通させて、角パイプ17にバルブ装置を組み込んで角
パイプ17内のクーラントの流通を制御してもよい。
パイプ41とパイプ46とから構成し、角パイプ18、
16とに接続していたが、角パイプ18と接続した角パ
イプ17および角パイプ16と角パイプ17との内穴を
連通させて、角パイプ17にバルブ装置を組み込んで角
パイプ17内のクーラントの流通を制御してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、治具ベースと加
工ユニットの周囲全体を覆うカバーの枠組をクーラント
が流れるパイプにより形成し、このパイプにはクーラン
トの流れを制御するバルブ装置が付けられた構成である
ため、クーラントを供給するための配管は枠組のパイプ
へと配管するだけの単純な配管でよいため、長く、ま
た、曲がりくねった配管がなくなり、すっきりとしたも
のとなり、見栄えもよく、点検、修理および作業に支障
をきたすことがない。
工ユニットの周囲全体を覆うカバーの枠組をクーラント
が流れるパイプにより形成し、このパイプにはクーラン
トの流れを制御するバルブ装置が付けられた構成である
ため、クーラントを供給するための配管は枠組のパイプ
へと配管するだけの単純な配管でよいため、長く、ま
た、曲がりくねった配管がなくなり、すっきりとしたも
のとなり、見栄えもよく、点検、修理および作業に支障
をきたすことがない。
【0015】また、配管およびカバー一体としたパッケ
ージ化が可能となり、組付性がよくなる。
ージ化が可能となり、組付性がよくなる。
【図1】本発明の実施例における平面図。
【図2】本発明の実施例における断面立面図。
【図3】図2のA−A失視図。
2 治具ベース 5 加工ユニット 8 側面壁 9 天板 10 クーラント供給カバー 15、16、17、18 角パイプ 19 枠組 21 遮蔽板 40 バルブ装置 46 バルブ 45 レバー 23 取入口 35、36 連通穴 25 取出口 W ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークを支持する治具ベースとワークを
加工する加工ユニットの周囲全体を、天板と側面壁とに
よって覆う外側カバーを備えた工作機械において、前記
外側カバーの枠組を形成するパイプと、前記パイプに形
成されクーラントが取り入れられる取入口と、クーラン
トが取り出される取出口と、前記パイプに取り付けられ
前記取入口から取出口へと流れるクーラントの流れを流
通ならびに遮断させるバルブ装置とを備えたことを特徴
とする工作機械のクーラント供給カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13902292A JPH05329741A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 工作機械のクーラント供給カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13902292A JPH05329741A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 工作機械のクーラント供給カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329741A true JPH05329741A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15235652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13902292A Pending JPH05329741A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 工作機械のクーラント供給カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002180A (zh) * | 2013-02-21 | 2014-08-27 | 发那科株式会社 | 具备流道的上部开放的切削液流道的机床 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13902292A patent/JPH05329741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002180A (zh) * | 2013-02-21 | 2014-08-27 | 发那科株式会社 | 具备流道的上部开放的切削液流道的机床 |
US9370850B2 (en) | 2013-02-21 | 2016-06-21 | Fanuc Corporation | Machining tool with cutting fluid passageway having opened upper portion |
DE102014102072B4 (de) | 2013-02-21 | 2021-08-26 | Fanuc Corporation | Werkzeugmaschine mit geöffnetem Schneideflüssigkeitsdurchgang im oberen Bereich |
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