JPH05329393A - 竪型媒体撹拌粉砕機の摩耗防止構造 - Google Patents

竪型媒体撹拌粉砕機の摩耗防止構造

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JPH05329393A
JPH05329393A JP5009303A JP930393A JPH05329393A JP H05329393 A JPH05329393 A JP H05329393A JP 5009303 A JP5009303 A JP 5009303A JP 930393 A JP930393 A JP 930393A JP H05329393 A JPH05329393 A JP H05329393A
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vertical
magnet
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screw blade
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Yukito Nitta
幸人 新田
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理筒1内面及び羽根3表面の摩耗を防止す
る。 【構成】 竪型処理筒1内に、スクリュー軸2を設けて
粉砕媒体b及び被処理物aを充填した、その粉砕媒体b
及び被処理物aの少なくとも一方が着磁性である竪型媒
体撹拌粉砕機とする。スクリュー羽根3上面にその径方
向のリブ10を螺旋方向所要間隔に設け、その各リブ1
0間に磁石13を設ける。処理筒1内面には棚板14及
び棒15を所要間隔に設け、その棚板14、棒15間に
磁石13を設ける。リブ10、棚板14、棒15に囲ま
れる部分の着磁性粉砕媒体b等は磁石13に吸着し、そ
の吸着した粉砕媒体b等は磁化されてさらに粉砕媒体b
等を吸着する。この波及的な磁着によって、磁石13の
周りには粉砕媒体b等が積層される。これによって、リ
ブ10等で囲まれた部分には均一厚さのセルフライニン
グ層が形成され、処理筒1内面全域及び羽根3表面全域
に所要厚のセルフライニング層Aが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉・粒体を製造する
竪型媒体撹拌粉砕機の処理筒内面及びスクリュー羽根上
面の摩耗防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】この種の竪型媒体撹拌粉砕
機は、図1を参照して説明すると、竪型処理筒1内に、
上下方向のスクリュー軸2を設けるとともに鋼球等の粉
砕媒体bを充填したものであり、スクリュー軸2を回し
た状態で、処理筒1内に被処理物aを投入して粉砕媒体
bとともに上下方向に流動させ、この被処理物aを、そ
の相互間及び前記粉砕媒体bとの摩砕により微細な生産
粒子cとし、処理筒1内を通過する空気又は水等の搬送
流体dにその生産粒子cをのせて処理筒1外に導出す
る。
【0003】この粉砕機は、上述のように被処理物aと
粉砕媒体bを流動させるため、処理筒1内面及びスクリ
ュー羽根3表面に大きな摩擦力が働く。このため、その
内面及び表面を耐摩耗構造にする必要があり、従来では
耐摩耗性のライナーを張り付ける手段が一般的である。
【0004】しかし、より高い耐摩耗性のライナーはコ
スト的に高いものとなり、反面、低い耐摩耗性のライナ
ーは取替え作業が多くなって煩雑となる。
【0005】このような実情の下、本願出願人は、実願
平2−79114号(実開平4−37541号)におい
て、図9に示すように、上記スクリュー軸2のスクリュ
ー羽根3上面に、その径方向のリブ4を螺旋方向に所要
間隔に設けて、スクリュー羽根3の摩耗を減少させた考
案を提案した。
【0006】この技術は、上記流動時、リブ4により、
羽根3上の粉砕媒体b及び被処理物aの移動が阻止され
て、それらが滞留する。このため、流動する粉砕媒体b
等とはその滞留する粉砕媒体b等が接して擦れ合うこと
となり、羽根3上面には粉砕媒体b等との間に大きな摩
擦力が働かない。すなわち、粉砕媒体b等がセルフライ
ニング作用を行ない、流動する粉砕媒体b等が羽根3上
面と擦れ合うことはない。これによって、羽根3の摩耗
が阻止され、より長時間の連続運転が可能となる。
【0007】しかしながら、図9に示すように、スクリ
ュー軸2(羽根3)の回転方向(矢印方向)に対し、リ
ブ4は直角方向に位置して壁となり、その羽根3による
粉砕媒体b等の上昇力を低下させ、流動性の低下を招
く。また、同図のごとく、リブ4の後面は空洞5となり
がちであり、この空洞5は上記上昇力を生じさせないた
め、その低下を助長する。
【0008】また、処理筒1内面に、上記従来技術と同
様に粉砕媒体b等のセルフライニング層Aを形成させる
従来技術としては、特公昭44−29838号公報記載
のものがある。この技術は、図10に示すように処理筒
1内面に、上下方向のリブ(棒15)、及び周方向のリ
ブ(棚板14)を設けたものであり、このリブ14、1
5間に粉砕媒体b等を滞留させてセルフライニングす
る。
【0009】しかしながら、この技術においては、粉砕
媒体b等の自重により、上下方向においては、図11に
示すようにリブ(棚板)14上面から上方に向かうにつ
れてそのセルフライニング層Aの厚さが減少し、周方向
においては、図12に示すようにスクリュー軸2の回転
方向に向ってセルフライニング層Aの厚さが減少する。
このため、処理筒1内面全域に確実にセルフライニング
層Aを形成するには各リブ15、14(棒、棚板)の間
隔を狭くする必要があり、リブ15、14の数が多くな
れば、その取付け作業も煩雑となるうえに、そのリブ1
5、14の損傷も多くなって取替え数も多くなり、コス
トアップを招く。
【0010】一方、横型媒体撹拌粉砕機は、横向きの処
理筒自身をその筒軸でもって回転させるものであり、こ
のものの処理筒内面の摩耗防止阻止手段として、特公昭
58−5706号公報、米国特許第3913851号公
報、米国特許第4340616号公報等において、その
処理筒内面に磁石を設け、この磁石によって着磁性の粉
砕媒体、被処理物を磁着し、その粉砕媒体等の層、すな
わちセルフライニング層Aを処理筒内面に形成する技術
が開示されている。
【0011】しかしながら、この横型粉砕機は、処理筒
が回転し、磁石に吸着した粉砕媒体等もその回転につれ
て上下に変動するため、磁石への吸着・離脱を繰り返
し、セルフライニング層Aの形成が有効になされていな
いのが実情である。
【0012】このような実情の下、本願発明者は、この
発明が対象とする竪型媒体撹拌粉砕機においては、上述
の処理筒内面及びスクリュー羽根上面に形成される粉砕
媒体等によるセルフライニング層Aは上記粉砕媒体b等
の流動に対し不動ゾーンとなっていることに着目し、そ
のセルフライニング層Aを安価にしてかつ確実に形成す
る手段を発明した。
【0013】すなわち、この発明は、上述の竪型媒体撹
拌粉砕機において、上記セルフライニング層Aを安価に
してかつ確実に形成することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明にあっては、まず、粉砕媒体及び被処理
物の少なくとも一方が着磁性である上述の竪型媒体撹拌
粉砕機を対象とし、スクリュー羽根の摩耗防止を図る発
明にあっては、スクリュー羽根上面に、その螺旋方向所
要間隔に磁石を設けた構成としたのである。
【0015】このスクリュー羽根摩耗防止構造において
は、スクリュー羽根上面にその径方向のリブを螺旋方向
所要間隔に設け、その各リブ間に上記磁石を設けた構成
とすることができる。
【0016】また、処理筒内面の摩耗防止を図る発明に
あっては、処理筒内面に、所要間隔をもって磁石を設け
た構成としたのである。
【0017】この処理筒内面の摩耗防止構造において
は、処理筒内面に、上下方向のリブ及び周方向のリブの
少なくとも一方を所要間隔に設けるとともに、各リブ間
に上記磁石を設けた構成とすることができる。
【0018】上記スクリュー羽根摩耗防止構造と処理筒
内面摩耗防止構造を組合わせればより有効である。
【0019】
【作用】このように構成するこの発明は、磁石の吸着力
により、その磁石に着磁性の粉砕媒体、被処理物が吸着
し、その吸着した粉砕媒体等は磁化されてさらに粉砕媒
体等を吸着する。この波及的な磁着によって、磁石の周
りには粉砕媒体等によるセルフライニング層が形成され
る。すなわち、磁石を所要間隔に配置すれば、図10に
示したリブによるもののように層厚に偏りは生じない。
【0020】この状態で、流動による摩砕作用が行われ
ると、処理筒内面及びスクリュー羽根上面は不動ゾー
ン、すなわち、処理筒を回転させる横型粉砕機のよう
に、その内面及び上面のレベルは、必然的に上下に変動
することはなく、不動であるため、磁着力で十分に流動
する粉砕媒体等との摩擦力に抗してそのセルフライニン
グの層厚を維持する。
【0021】このとき、リブが併用されておれば、この
リブにより、セルフライニング層の移動が確実に阻止さ
れ、その層厚はより確実に維持される。すなわち、リブ
の抗力及び磁石に基づく磁着力の相乗作用でもって、ス
クリュー羽根表面全域及び処理筒内面全域に、粉砕媒体
等からなる均一厚さのセルフライニング層が形成され
る。このようにセルフライニング層が全域に亘って均一
に形成されると、前述の空洞5は生じず、セルフライニ
ング層内にリブも埋まり、粉砕媒体b等の上昇作用に支
障を生じさせない。
【0022】
【実施例】図1に示すように、竪型円筒状処理筒1内中
心軸上に、二条の螺旋状羽根3を有するスクリュー軸2
が設けられ、処理筒1上部には、被処理物aの投入口6
及び生産粒子cの導出口(吸気口)7が設けられてい
る。投入口6にはロータリーバルブ6aが設けられてお
り、このバルブ6aにより、被処理物aがほぼ気密状態
を保って処理筒1内に投入される。導出口7には、バグ
フィルター、サイクロン等の製品捕集器8を介して吸気
ファン9が接続されており、このファン9により、中空
のスクリーン軸2を通って処理筒1、捕集機8を流れる
空気循環路が形成される。
【0023】羽根3上面は、図3に示すように、リブ1
0が、薄片プレートを溶接することより設けられてお
り、その外周縁に従来と同様にライナー11をボルト締
めしている。リブ10の高さ及び間隙は、粉砕媒体b等
の径及びその滞留度合等を考慮して適宜に決定する。こ
のライナー11は除去し得る。
【0024】ライナー11及びリブ10の取付けは、図
7に示すように、副板12を介してリブ10とライナー
11を一体にし、その副板12を羽根3に溶接又はボル
ト締めして行うこともできる。
【0025】また、上記リブ10間には永久磁石13が
ビス止めされている。この磁石13は各リブ10間に入
った粉砕媒体b・被処理物aを吸着し、その粉砕媒体b
等の層厚を均一に維持する役目を果す。このため、磁石
13の大きさ・数及び位置は、その均一作用を考慮して
適宜に決定する。磁石13はビス止めによらずとも、例
えば溶接、接着、凹凸による嵌合等の周知の手段によっ
て固定し得る。嵌合はアリ溝構造とするとよい。磁石1
3はゴム等の合成樹脂製、金属製等の周知のものを採用
し得る。
【0026】処理筒1内面は、図1、図2、図4に示す
ように、横方向のリブとなる棚板14が上下方向所要間
隔に配置され、この棚板14は、縦方向のリブとなる棒
15により筒状スペーサ16を介して固定されている。
棚板14、棒15はゴム、プラスチックス、鋳鉄等で製
作する。
【0027】棚板14と棒15で囲まれる区画内には、
前述の磁石13が固着されており、区画内の粉砕媒体b
等を吸着し、図5、図6に示すようにその粉砕媒体b等
の層厚を均一に維持する役目を果す。磁石13の形状
(前述の羽根3上の磁石13も含め)は図4に示すよう
に円形、四角形等、特に制約はなく、大きさ等も前述と
同様に適宜である。磁石13はリブ10、棚板14、棒
15にも取付けることができ、それら10、14、15
を磁石とすることもできる。
【0028】この実施例に係る処理筒1内面及びスクリ
ュー羽根3上面の摩耗防止構造は、従来のごとく処理筒
1の内面全面及び羽根3上面全面に耐摩耗性ライナーを
設ける場合に比べ、磁石13及び棚板14、棒15の取
付箇所も点在して部分的でよいため、作業時間及び費用
は10分の1以下であった。また、耐久性において、前
者に対し、実施例は約3倍以上であった。さらに、リブ
10、棒15、棚板14を除去してもセルフライニング
層Aの形成に大きな支障はなく、耐摩耗性の効果は持続
して得ることができた。
【0029】また、この実施例では、図5、6に示すよ
うに、セルフライニング層Aの層厚の偏りを極力少なく
できるため、リブ10の間隔、棒15の間隔W、棚板1
4の間隔Hも大きくし得ることとなり、その取付け作業
も工数が減って容易かつ安価となる。
【0030】さらに、セルフライニング層Aが確実に形
成されれば、処理筒1内面及び羽根3表面の摩耗防止は
もちろんのこと、リブ10、棚板14及び棒15で囲ま
れる区域内全域にセルフライニング層Aが形成されてそ
れらは層A内に埋もれるため、それらも保護され、耐久
性が増す。このリブ10及び棚板14、棒15の耐久性
が増せば、処理筒1内面及び羽根3表面のメンテナンス
期間が長くなる。
【0031】なお、磁石13の吸着力で粉砕媒体b等の
落下・移動が阻止されるため、棚板14、棒15のどち
らか一方のみでもよく、図8に示すように、それらを部
分的に欠如することもできる。棒15に代えて、棚板1
4と同様なプレート板とすることもでき、この場合は棚
板14を棒とすることができる。そのプレート板、棚板
14は溶接によって処理筒1に直接に取付けることもで
きる。
【0032】また、実施例は搬送流体dを空気とした
が、他の気体は勿論のこと、水等の液体を搬送流体dと
した竪型媒体攪拌粉砕機においてもこの発明は採用し得
ることは言うまでもない。さらに、その各搬送流体d
は、従来周知のごとく、処理筒1の底部中央又は底部側
面から筒1内に送り込むようにし得る(前記実開平4−
37541号公報参照)。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上のように構成し、粉砕作
用における不動ゾーンにおいて、磁石によってその粉砕
媒体等によるセルフライニング層を形成するようにした
ので、従来のライナーの張設、棒及び棚板式の摩耗防止
手段に比べ、構造も簡単となって、その取付作業も容易
となり、安価なものとなる。また、処理筒内面及び羽根
表面の耐久性も増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略断面図
【図2】同実施例の切断平面図
【図3】同実施例の要部切断斜視図
【図4】同実施例の要部切断斜視図
【図5】同実施例の作用説明用部分正面図
【図6】同実施例の作用説明用部分側面図
【図7】他の実施例の要部切断斜視図
【図8】他の実施例の要部切断斜視図
【図9】従来例の要部切断斜視図
【図10】従来例の要部切断斜視図
【図11】従来例の作用説明用部分側面図
【図12】従来例の作用説明用部分正面図
【符号の説明】
1 処理筒 2 スクリュー軸 3 スクリュー羽根 4 リブ 5 空洞 6 被処理物投入口 7 導出口(吸気口) 8 製品捕集機 9 吸気ファン 10 リブ 11 ライナー 12 副板 13 磁石 14 棚板(周方向のリブ) 15 棒(上下方向のリブ) a 被処理物 b 粉砕媒体 c 生産粒子 d 搬送流体 A セルフライニング層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【作用】このように構成するこの発明は、磁石の吸着力
により、その磁石に着磁性の粉砕媒体、被処理物が吸着
し、その吸着した粉砕媒体等は磁化されてさらに粉砕媒
体等を吸着する。この波及的な磁着によって、磁石の周
りには粉砕媒体等によるセルフライニング層が形成され
る。すなわち、磁石を所要間隔に配置すれば、図に示
したリブによるもののように層厚に偏りは生じない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】処理筒1内面は、図1、図2、図4に示す
ように、横方向のリブとなる棚板14が上下方向所要間
隔に配置され、この棚板14は、縦方向のリブとなる筒
状スペーサ16、長ボルトの棒15により固定されてい
る。棚板14、棒15、スペーサ16はゴム、プラスチ
ックス、セラミックス、鋳鉄等で製作する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】棚板14と棒15で囲まれる区画内には、
前述の磁石13が固着されており、区画内の粉砕媒体b
等を吸着し、図5、図6に示すようにその粉砕媒体b等
の層厚を均一に維持する役目を果す。磁石13の形状
(前述の羽根3上の磁石13も含め)は図4に示すよう
に円形、四角形等、特に制約はなく、大きさ等も前述と
同様に適宜である。磁石13はリブ10、棚板14、棒
15、スペーサ16にも取付けることができ、それら1
0、14、15、16を磁石とすることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】さらに、セルフライニング層Aが確実に形
成されれば、処理筒1内面及び羽根3表面の摩耗防止は
もちろんのこと、リブ10、棚板14及び棒15で囲ま
れる区域内全域にセルフライニング層Aが形成されてそ
れらは層A内に埋もれるため、それらも保護され、耐久
性が増す。このリブ10及び棚板14、棒15の耐久性
が増せば、処理筒1内面及び羽根3表面のメンテナンス
の間隔が長くなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】なお、磁石13の吸着力で粉砕媒体b等の
落下・移動が阻止されるため、棚板14、棒15(スペ
ーサ16も含む)のどちらか一方のみでもよく、図8に
示すように、それらを部分的に欠如することもできる。
棒15(スペーサ16も含む)に代えて、棚板14と同
様なプレート板とすることもでき、この場合は棚板14
を棒とすることができる。そのプレート板、棚板14は
溶接によって処理筒1に直接に取付けることもできる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 処理筒 2 スクリュー軸 3 スクリュー羽根 4 リブ 5 空洞 6 被処理物投入口 7 導出口(吸気口) 8 製品捕集機 9 吸気ファン 10 リブ 11 ライナー 12 副板 13 磁石 14 棚板(周方向のリブ) 15 棒(上下方向のリブ)16 スペーサ(上下方向のリブ) a 被処理物 b 粉砕媒体 c 生産粒子 d 搬送流体 A セルフライニング層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型処理筒1内に、上下方向のスクリュ
    ー軸2を設けるとともに粉砕媒体b及び被処理物aを充
    填した、その粉砕媒体b及び被処理物aの少なくとも一
    方が着磁性である竪型媒体撹拌粉砕機において、 上記スクリュー軸のスクリュー羽根3上面に、その螺旋
    方向所要間隔に磁石13を設けたことを特徴とする竪型
    媒体撹拌粉砕機のスクリュー羽根摩耗防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の竪型媒体撹拌粉砕機のス
    クリュー羽根摩耗防止構造において、 上記スクリュー羽根3上面にその径方向のリブ10を螺
    旋方向所要間隔に設け、その各リブ10間に上記磁石1
    3を設けたことを特徴とする竪型媒体撹拌粉砕機のスク
    リュー羽根摩耗防止構造。
  3. 【請求項3】 竪型処理筒1内に、上下方向のスクリュ
    ー軸2を設けるとともに粉砕媒体b及び被処理物aを充
    填し、その粉砕媒体b及び被処理物aの少なくとも一方
    が着磁性である竪型媒体撹拌粉砕機において、 上記処理筒1内面に、所要間隔をもって磁石13を設け
    たことを特徴とする竪型媒体撹拌粉砕機の処理筒内面摩
    耗防止構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の竪型媒体撹拌粉砕機の処
    理筒内面摩耗防止構造において、 上記処理筒1内面に、上下方向のリブ15及び周方向の
    リブ14の少なくとも一方を所要間隔に設けるととも
    に、各リブ14、15間に上記磁石13を設けたことを
    特徴とする竪型媒体撹拌粉砕機の処理筒内面摩耗防止構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2のスクリュー羽根摩耗防
    止構造と請求項3又は4の処理筒内面摩耗防止構造を組
    合わせて成る竪型媒体撹拌粉砕機の摩耗防止構造。
JP5009303A 1992-03-30 1993-01-22 竪型媒体撹拌粉砕機の摩耗防止構造 Pending JPH05329393A (ja)

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