JPH053290U - 移動式クレーン等建設機械の操作装置 - Google Patents

移動式クレーン等建設機械の操作装置

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JPH053290U
JPH053290U JP5833691U JP5833691U JPH053290U JP H053290 U JPH053290 U JP H053290U JP 5833691 U JP5833691 U JP 5833691U JP 5833691 U JP5833691 U JP 5833691U JP H053290 U JPH053290 U JP H053290U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は,操作レバーを備えたパイロット弁
手段を複数個連結してこれを運転室に配置してなる移動
式クレーン等建設機械の操作装置の改良に関するもので
ある。この種の操作装置の従来例は、隣接関係にあるパ
イロット弁手段の操作レバーの操作ノブの間隔Lをオペ
レータに最適の間隔に調整できなかった。本考案は、隣
接関係にある操作ノブの間隔を任意に調整できる操作装
置を提供しようとするものである。 【構成】 前記パイロット弁手段1の操作レバー3
を、その基端がパイロット弁に連結された基端部3a、
操作ノブ4を備えた先端部3b、および前記基端部3a
と先端部3b間に介装されて基端部3aと先端部3bを
偏心して略平行状に連結する連結具3cであって少なく
とも基端部3aに対し回転調節可能に螺合された連結具
3cとで以て構成してあることを特徴とする移動式クレ
ーン等建設機械の操作装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動式クレーン等建設機械の操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動式クレーン等の建設機械は、油圧アクチュエータ制御用の各切換弁を運転 室から操作するようにしているが、運転室のスペースが限られていることから前 記各切換弁を運転室外に配置すると共に、これら各切換弁を運転室内に配置した 複数のパイロット弁手段で以てパイロット操作するようにしている。 図1に示す如く、各パイロット弁手段1は、パイロット弁2とこのパイロット 弁2に基端を連結され操作ノブ4を備えた操作レバー3とで以て構成されている 。各パイロット弁手段1は、その操作レバー3が互いに近接した平行状態となる よう連結されて運転室内に配置されている。
【0003】 ところで、従来の操作装置にあっては、連結状態にある各パイロット弁手段1 の操作レバー3の間隔Lは変更できないものであり、このため、当該間隔Lは全 てのオペレータに適用できるよう汎用性を持たせた値に設定されている。 一方、操作ノブ4の間隔は、操作のし易さの面から言えばオペレータ毎に最適 の間隔が存在し、このためこの間隔Lを調節できれば建設機械の作業能率向上に 効果があるものてあるが、上記従来の操作装置にあっては、操作ノブ4の間隔L の調節ができないという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、操作ノブ4の間隔を容易に調節で きる操作装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の移動式クレーン等建設機械の操作装置は 次の如く構成する。 パイロット弁2とこのパイロット弁2に基部を連結され操作ノブ4を備えた操 作レバー3とからなるパイロット弁手段1の複数個を、これら各操作弁手段1の 操作レバー3が互いに近接した平行状態となるよう連結して運転室内に配置し、 これらのパイロット弁手段1により油圧アクチュエータ制御用の切換弁をパイロ ット操作するよう構成してなる移動式クレーン等建設機械の操作装置であって、 前記パイロット弁手段1の操作レバー3を、その基端がパイロット弁2に連結 された基端部、操作ノブ4を備えた先端部、および前記基端部と先端部間に介装 されて基端部と先端部を偏心して略平行状に連結する連結具であって少なくとも 基端部に対し回転調節可能に螺合された連結具とで以て構成してあることを特徴 とする移動式クレーン等建設機械の操作装置。
【0006】
【作用】
以上の如く構成した本考案の移動式クレーン等建設機械の操作装置は、操作レ バーの基端部に対する連結具の回転位置を調節することで、隣接する操作レバー の3操作ノブ4間の間隔Lを任意に調節できるので、操作ノブ4の間隔Lをオペ レータ毎に最適の値に調節できるのである。
【0007】
【実施例】
以下本考案の移動式クレーン等建設機械の操作装置の実施例を図2および図3 に基づいて説明する。 本考案に移動式クレーン等建設機械の操作装置は、図1に示し上述した従来の 操作装置に比べ、互いに連結状態にあるパイロット弁手段1の操作レバー2の構 成に特徴があるものであるから、上記従来技術の説明において用いた符号は同義 のものとして以下の説明に援用するものとする。
【0008】 図2および図3において、互いに連結状態にあるパイロット弁手段1の各操作 レバー3は、その基端がパイロット弁2に連結された基端部3a、操作ノブ4を 備えた先端部3b、および前記基端部3aと先端部3b間に介装されて基端部3 aと先端部3bを偏心して略平行状に連結する連結具3cで構成している。操作 レバー3の前記基端部3aと連結具3cの連結は、連結具3cが基端部3aの軸 線回りで回転調節できるようになっている。
【0009】 この実施例では、操作レバー3の基端部3aの上端に当該基端部3aの軸線に 沿って雌ネジ穴5を設けると共に、この雌ネジ穴5に連結具3cの雄ネジ棒6を 螺合することで、連結具3Cが基端部3aの軸線回りで回転できるようにしてい る。連結具3cの回転位置は、連結具3cの前記雄ネジ棒6に螺合したロックナ ット7によって固定できるようになっている。また、操作ノブ4を備えた先端部 3bは、操作ノブ4の下端(先端部3bの下端)に雌ネジ穴8を設けると共に、 この雌ネジ穴8に連結具3cの雄ネジ棒9を螺合することで、連結具3cと先端 部3b(操作ノブ4)を連結している。この連結は、雄ネジ棒9に螺合したロッ クナット10で固定できるようになっている。
【0010】 次に作用を説明する。各操作レバー3の操作ノブ4間の間隔Lを調節する場合 には、ロックナット7を緩めて基端部3aに対して連結具3cを適宜回転させる 。この回転により操作レバー3の操作ノブ4間の間隔Lが変化するので、最適の 間隔となった状態でロックナット7を締めつけて固定するのである。
【0011】 尚、上記実施例では操作レバー3の基端部3aと連結具3c間の連結が、雌ネ ジ穴5、雄ネジ棒6およびロックナット7で構成されているので、雌ネジ穴5に 対する雄ネジ棒6の螺入量を調節することで操作ノブ4の高さを併せて調節でき るようになっている。このため上記の実施例では、隣接する操作ノブ4の高さに 高低差を設けてより操作し易い操作装置とすることができるという効果をもって いる。
【0012】 次に操作ノブ4内にスイッチ、ステップモータ、ソレノイド等を配置する場合 がある。そしてこの操作ノブ4内に配置したスイッチは、切換弁のパイロット操 作以外の操作をこのスイッチの操作で行うようにしたり、操作ノブ4内に配置し たステップモータ、ソレノイド等は、操作レバー3で操作された油圧アクチュエ ータの駆動状況を直接操作ノブに配置したステップモータ、ソレノイド等で手に 直接触覚感覚として与えるものして配置している。ところが図1に図示するよう な従来の操作装置のように操作レバー3が直線上になったものは、操作ノブ4内 に配置したスイッチ、ステップモータ、ソレノイド等の信号線を操作レバー3の 側方に穴を開け外部に導出するしかできなかった。しかし本考案のものは、操作 ノブ4内にスイッチ、ステップモータ、ソレノイド等を配置する場合、それらか らの配線の取り出しを容易にすることができるという効果も持っている。例えば 、図2に図示するように、操作ノブ4内にスイッチ11を配置し、このスイッチ 11からの信号用線12を操作ノブ4の雌ネジ穴8、雄ネジ棒9内に開けた穴を 経過させ、連結具3cと雄ネジ棒9の連結部より簡単に外部に導出できる。
【0013】
【考案の効果】
以上の如く構成した本考案の移動式クレーン等建設機械の操作装置は、簡単な 構成のもと隣接する操作レバーの3操作ノブ4間の間隔Lを任意に調節できるの で、操作ノブ4の間隔Lをオペレータ毎に最適の値に調節でき、移動式クレーン 等建設機械の作業能率の向上に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の移動式クレーン等建設機械の操作装置の
説明図
【図2】本考案の移動式クレーン等建設機械の操作装置
の説明図
【図3】図2のX−X矢視図
【符号の説明】
1 パイロット弁手段 2 パイロット弁 3 操作レバー 3a 基端部 3b 先端部 3c 連結具 4 操作ノブ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 パイロット弁とこのパイロット弁に基端
    を連結され操作ノブを備えた操作レバーとからなるパイ
    ロット弁手段の複数個を、これら各操作弁手段の操作レ
    バーが互いに近接した平行状態となるよう連結して運転
    室内に配置し、これらのパイロット弁手段により油圧ア
    クチュエータ制御用の切換弁をパイロット操作するよう
    構成してなる移動式クレーン等建設機械の操作装置であ
    って、前記パイロット弁手段の操作レバーを、その基端
    がパイロット弁に連結された基端部、操作ノブを備えた
    先端部、および前記基端部と先端部間に介装されて基端
    部と先端部を偏心して略平行状に連結する連結具であっ
    て少なくとも基端部に対し回転調節可能に螺合された連
    結具とで以て構成してあることを特徴とする移動式クレ
    ーン等建設機械の操作装置。
JP1991058336U 1991-06-28 1991-06-28 建設機械に用いられる操作レバ− Expired - Fee Related JP2578117Y2 (ja)

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JPH053290U true JPH053290U (ja) 1993-01-19
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120810A (ja) * 1982-12-27 1984-07-12 Ricoh Co Ltd 傾斜角検出装置
JPS60104922U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 株式会社神戸製鋼所 操作レバ−のロツク機構
JPH0285669U (ja) * 1988-12-21 1990-07-05

Patent Citations (3)

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