JPH05328653A - ブラシレスモータの固定子巻線接続構造 - Google Patents

ブラシレスモータの固定子巻線接続構造

Info

Publication number
JPH05328653A
JPH05328653A JP13240592A JP13240592A JPH05328653A JP H05328653 A JPH05328653 A JP H05328653A JP 13240592 A JP13240592 A JP 13240592A JP 13240592 A JP13240592 A JP 13240592A JP H05328653 A JPH05328653 A JP H05328653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
circuit board
motor
conductive pin
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13240592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Sugiyama
忠夫 椙山
Hirobumi Narita
博文 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13240592A priority Critical patent/JPH05328653A/ja
Publication of JPH05328653A publication Critical patent/JPH05328653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コスト的に安価で経済的な固定子巻線と、モー
タ回路板の回路ランドとの電気的接続構造に関する。 【構成】接続枠4より導電性ピン5を真直ぐ突出させて
設け、この導電性ピン5に固定子巻線3端末を巻付け、
さらにこの導電性ピン5をモータ回路板10の導電性ピ
ン挿入孔13に挿着するとともにこの導電性ピン挿入孔
の外周部に設けた回路ランド14との間で、固定子巻線
3端末と導電性ピン5及び回路ランド14間を半田23
により半田付けすることにより達成される。 【効果】導電性ピンを介して固定子巻線とモータ回路板
の回路ランド間を半田付けにより確実に電気的接続が可
能となり、余分な接続用リード線、またピンの折曲等を
必要とせず、経済的で安価な接続構造の提供が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータの固
定子巻線の端末部をモータ回路板の回路に接続するため
の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定子に対し回転子を回転駆動させるブ
ラシレスモータに於いて、その固定子に設けた固定子鉄
芯の絶縁枠に巻線した固定子巻線端末と、モータ回路板
の回路を電気的に接続する構造として、直接固定子巻線
端末を回路ランドに半田付するか、もしくは実開平3−
26253号公報に示す様に、絶縁枠からピンを突出さ
せて設け、このピンに固定子巻線の端末部を巻付けモー
タ回路板に設けた挿通孔を通して、回路を設けた側に突
出するようにせしめ、さらに、回路ランドに半田付けし
て導出したり、リード線の端部を固定子巻線の上からピ
ンに巻付け、半田付けせしめるか、軟銅線等によるピン
に固定子巻線端末部を巻付け、ピンと固定子巻線を半田
付けし、さらにピンを折り曲げて、その先端を回路に接
続半田付けをし、固定子巻線とモータ回路板の回路を電
気的に接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにピンに固定
子巻線端末及び回路ランドに半田付けしたリード線を巻
付けするか、ピンに固定子巻線を巻付け、半田付けしピ
ンを折り曲げ、回路ランド面に半田付けする等の従来技
術はコストの点で配慮されておらず、別部品のリード線
の使用、ピンの折り曲げ作業、さらには半田付け作業が
2回必要な為、部品及び作業工程が増す等、製品の原価
高につながるなど経済的な面で問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みリード線等の別部
品、ピンの折り曲げ等を必要とせず、コスト面で安価な
作業性で固定子巻線接続構造を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るブラシレスモータの固定子巻線接
続構造は固定子鉄芯を覆う絶縁枠に固定子巻線を巻線す
るとともに絶縁枠から導電性ピンを突出させ設け、固定
子巻線の端末部を導電性ピンに巻付けて、このピンをモ
ータ回路板の回路ランド面に直接半田付け固定せしめた
ことを特徴をするものである。
【0006】
【作用】本発明に於いては絶縁枠に突出させて設けた導
電性ピンに固定子巻線端末部を巻付け、さらにモーター
回路板にこの導電性ピンの挿入孔を設け、この挿入孔の
外周部に回路ランド形成し、導電性ピンを挿入孔に挿入
した状態で、ピンと固定子巻線さらには回路ランド間を
直接半田付けすることにより、固定子巻線とモータ回路
板の回路を電気的に接続することが出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図6により説明
する。
【0008】固定子1は固定子鉄芯2に絶縁性プラスチ
ック材による絶縁枠4にて覆い、この絶縁枠4に固定子
巻線3を巻線するとともに、絶縁枠4の片側に軟銅線等
による導電性ピン5を複数個突出させて設け、この導電
性ピン5に固定子巻線3端末部を巻き付け形成せしめて
いる。
【0009】回転子6は、磁極を有するモータ用マグネ
ット7と、回転数制御を目的とした速度検出用多極FG
マグネット8を鋼板性ロータヨーク9に接着剤により接
着固定し、磁気回路を構成せしめている。
【0010】次にモータ回路板10は片面に回路パター
ン及びFGパターン11等を施した基板とし、モータ用
マグネット7の磁極を検出するホール素子12、さらに
は電源線15等を実装せしめるとともに、固定子1の複
数個の導電性ピン5に相対する位置に導電性ピン5が支
障なく挿入できる程度の若干大きい挿入孔13を設ける
とともに、その外周面に半田付けが可能な回路ランド1
4を配置せしめている。
【0011】さらにこのモータ回路板10はモータフレ
ーム19に回路板固定ネジ20により固定している。
【0012】なお回転子6はモータフレーム19に装着
された玉軸受17、スラストバネ18等を介して、モー
タ回転軸16にローレット部に圧入固定され支持されて
いる。
【0013】上記した構成に於いて、モータフレーム1
9にまず、モータ回路板10を回路板固定ネジ20で固
定した後図3、図4に示す固定子1の導電性ピン5が導
電性ピン挿入孔13に挿入出来る様位置合わせを行いな
がら、固定子1をモータフレーム19に接着剤により接
着固定せしめ、この状態により、導電性ピン5に巻付け
た固定子巻線3の端末部と、回路ランド14間を同時に
半田23により半田付し、電気的に接続ができるもので
ある。
【0014】なお、この場合固定子巻線3の絶縁皮膜を
事前にはがさなくとも半田付け時皮膜がはがせて作業が
出来るウレタン皮膜等のエナメル線を使用することによ
り、より一層の作業工程を短縮することが出来、経済的
である。
【0015】以上により、特別なリード線さらには導電
性ピン5を曲げることなく、導電性ピン5を介して、固
定子巻線3と、モータ回路板10の回路ランド14を電
気的に接続出来るものである。
【0016】また、この導電性ピン5は絶縁枠4に対し
真直ぐ突出し設け、かつ突出長さは導電性ピン挿入孔1
3により2〜3mm程度出張ればよい。
【0017】次に、図6はモータ回路板(b)21に対
し回路ランド(b)22が固定子1と反対側に設けた場
合の実施例であるが、この場合は図3、図4に於いて導
電性ピン5に固定子巻線3の端末を巻付けた状態で半田
23により半田付けを行った後、回路ランド(b)22
と導電性ピン5を半田23により半田付けすることによ
り、電気的接続することが出来る。
【0018】
【発明の効果】以上本発明においては、絶縁枠に真直突
出させて設けた導電性ピンに固定子巻線の端末部を巻付
け、導電性ピン挿入孔に挿入した状態で回路ランドと同
時に半田付けするか、もしくは導電性ピンに端末部を巻
付け、この状態で半田付けを行うことにより、回路ラン
ドがどちらの面にあっても回路ランドと導電性ピンを半
田付けすることにより、特別なリード線の必要もなく、
また導電性ピンを折り曲げることなく、経済的に電気的
接続作業を容易に行うことができる。
【0019】さらに、回路ランドと導電性ピンの位置が
固定されるため半田付けの自動化も可能となるためより
経済的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブラシレスモータの縦断
側面図である。
【図2】図1のP部拡大図である。
【図3】図1に符号1で示す固定子の縦断側面図であ
る。
【図4】同上固定子1の正面図である。
【図5】図1に符号10で示すモータ回路板の正面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1…固定子、2…固定子鉄芯、3…固定子巻線、4…絶
縁枠、5…導電性ピン、6…回転子、7…モータ用マグ
ネット、8…速度検出用多極FGマグネット、9…ロー
タヨーク、10…モータ回路板、11…FGパターン、
12…ホール素子、13…導電性ピン挿入孔、14…回
路ランド、15…電源線、16…モータ回転軸、17…
玉軸受、18…スラストバネ、19…モータフレーム、
20…回路板固定ネジ、21…モータ回路板(b)、2
2…回路ランド(b)、23…半田。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子と固定子に回転自在に取り付けられ
    た回転子とを具備して形成されるブラシレスモータにお
    いて、固定子に設けた固定子鉄芯を覆う絶縁枠に固定子
    巻線を巻線すると共に絶縁枠から導電性ピンを真直ぐ突
    出させて設け、これに固定子巻線の端末を巻付け、モー
    タ回路板の導電性ピン挿入孔に挿着し、回路ランドと同
    時に半田付けして電気的接続して成るブラシレスモータ
    の固定子巻線接続構造。
  2. 【請求項2】導電性ピンに固定子巻線の端末を巻付けこ
    の状態で半田付けを行い、モータ回路板の導電性ピン挿
    入孔に挿着し、モータ回路板の任意の方向に回路ランド
    がある場合においても導電性ピンと回路ランドを半田付
    けすることにより固定子巻線とモータ回路板とを電気的
    接続して成るブラシレスモータの固定子巻線接続構造。
JP13240592A 1992-05-25 1992-05-25 ブラシレスモータの固定子巻線接続構造 Pending JPH05328653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13240592A JPH05328653A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ブラシレスモータの固定子巻線接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13240592A JPH05328653A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ブラシレスモータの固定子巻線接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05328653A true JPH05328653A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15080629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13240592A Pending JPH05328653A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ブラシレスモータの固定子巻線接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05328653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078789A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Mitsubishi Electric Corp ステータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078789A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Mitsubishi Electric Corp ステータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0163142B1 (en) Brushless motor
JPH0787696A (ja) モ−ルド電動機
US6815851B2 (en) Motor, terminal assembly for the motor, and electrical apparatus having the motor
JPH05236692A (ja) ブラシレスモータの固定子巻線接続構造
JPH05328653A (ja) ブラシレスモータの固定子巻線接続構造
JPH1056765A (ja) 直流ブラシレス電動機
JPS6116771Y2 (ja)
JPH0646543A (ja) 磁気ディスク駆動用スピンドルモータの巻線用端子および巻線方法
JP2589870Y2 (ja) ファンモータのリード線固定装置
JP2590753Y2 (ja) 回転電機の接続装置
JP2964110B2 (ja) フラットモータのステータ構造
JP2579341Y2 (ja) 回転電機のプリント基板取付け構造
JPS6116791Y2 (ja)
KR0137049Y1 (ko) 편평형 코어레스 모터용 구동코일
JPS608553Y2 (ja) サ−ボモ−タ
JP3396909B2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPS6188752A (ja) フラツトモ−タ
JPS6110466Y2 (ja)
JP2646653B2 (ja) モータ
JPH0279760A (ja) Dcブラシレスモータ
KR200144591Y1 (ko) 편평형 코어레스모터의 구동코일
JPH0526937Y2 (ja)
JPH0197159A (ja) ステッピングモータ
JP2805623B2 (ja) スロット形ステータの取付方法
KR200144590Y1 (ko) 편평형 코어레스모터의 구동코일