JPH0526937Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526937Y2 JPH0526937Y2 JP1987093874U JP9387487U JPH0526937Y2 JP H0526937 Y2 JPH0526937 Y2 JP H0526937Y2 JP 1987093874 U JP1987093874 U JP 1987093874U JP 9387487 U JP9387487 U JP 9387487U JP H0526937 Y2 JPH0526937 Y2 JP H0526937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive coil
- commutator
- lead wire
- commutator piece
- connection terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 3
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、薄型モータの整流子片の接続端子と
駆動コイルのリード線との接続構造に関する。
駆動コイルのリード線との接続構造に関する。
（従来の技術）
近年機器の高密度実装化および薄型化に伴つて
機器の駆動源となるモータも薄型化される傾向に
ある。
機器の駆動源となるモータも薄型化される傾向に
ある。
この種の一般的な薄型モータの構成は、第４図
の半断面図に示す如く、プレス成形にて椀型に形
成されたケーシング１には、偏平に巻回された駆
動コイル２が回転軸４に結合したブツシング１５
に樹脂１６でアウトサート成形等で固定され、更
に、整流子３が回転軸４に固定され軸受５にて回
転自在に支持されている。
の半断面図に示す如く、プレス成形にて椀型に形
成されたケーシング１には、偏平に巻回された駆
動コイル２が回転軸４に結合したブツシング１５
に樹脂１６でアウトサート成形等で固定され、更
に、整流子３が回転軸４に固定され軸受５にて回
転自在に支持されている。
ヨークプレート６は、界磁磁路を閉じるための
磁性材料から形成され、軸受８を介して回転軸４
の他端を支持しケーシング１の開口を封止してい
る。また、このヨークプレート６は、下面に前記
した駆動コイル２と所定の間隔を有する永久磁石
７を載置すると共に、上記整流子３に給電するブ
ラシ９（一対）を搭載したプリント基板１１が取
付けられたブラシユニツト１０を載置している。
磁性材料から形成され、軸受８を介して回転軸４
の他端を支持しケーシング１の開口を封止してい
る。また、このヨークプレート６は、下面に前記
した駆動コイル２と所定の間隔を有する永久磁石
７を載置すると共に、上記整流子３に給電するブ
ラシ９（一対）を搭載したプリント基板１１が取
付けられたブラシユニツト１０を載置している。
なお、永久磁石７には多数の磁極（Ｎ極、Ｓ
極）が交互に着磁されているものである。また、
一対のブラシ９と整流子３の作用により切換えら
れて駆動コイル２を流れる電流と、永久磁石７の
磁束との協働によりトルクが発生して周知の薄型
モータが構成される。
極）が交互に着磁されているものである。また、
一対のブラシ９と整流子３の作用により切換えら
れて駆動コイル２を流れる電流と、永久磁石７の
磁束との協働によりトルクが発生して周知の薄型
モータが構成される。
（考案が解決しようとする問題点）
ところで、駆動コイル２と電気的に接続される
整流子３の接続態様は第５図に示す如く、駆動コ
イル２上で略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の接
続端子１２ａに対応して夫々独立のランド部が形
成された取付け基板１３に予め予備半田１４を塗
布した後、整流子３にそれと一体的に形成される
上記略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の接続端子
１２ａと、駆動コイル２のリード線２ａとを取付
け基板１３上にて半田付けする２工程を必要とす
るなど作業性が悪い。また、他の接続態様として
は、第６図に示す如く、整流子３にそれと一体的
に形成される略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の
接続端子１２ａを更にブラシ９側に屈曲し、これ
に駆動コイル２のリード線２ａを巻回した後、両
者を半田１４にて取付け基板１３上で接続するも
のであるが、リード線２ａの巻回作業が複雑であ
るに加えて、接続端子１２ａとブラシ９との間隔
が確保しにくく、この間隔を保つためにはモータ
自体の高さ寸法が大となるなどの問題点があつ
た。
整流子３の接続態様は第５図に示す如く、駆動コ
イル２上で略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の接
続端子１２ａに対応して夫々独立のランド部が形
成された取付け基板１３に予め予備半田１４を塗
布した後、整流子３にそれと一体的に形成される
上記略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の接続端子
１２ａと、駆動コイル２のリード線２ａとを取付
け基板１３上にて半田付けする２工程を必要とす
るなど作業性が悪い。また、他の接続態様として
は、第６図に示す如く、整流子３にそれと一体的
に形成される略Ｌ字状に屈曲した整流子片１２の
接続端子１２ａを更にブラシ９側に屈曲し、これ
に駆動コイル２のリード線２ａを巻回した後、両
者を半田１４にて取付け基板１３上で接続するも
のであるが、リード線２ａの巻回作業が複雑であ
るに加えて、接続端子１２ａとブラシ９との間隔
が確保しにくく、この間隔を保つためにはモータ
自体の高さ寸法が大となるなどの問題点があつ
た。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記従来の問題点を除去するために
なされたものであり、偏平に巻回された駆動コイ
ル、整流子、回転軸からなるロータと、上記回転
軸の一端を支持するケーシングと前記駆動コイル
と対向した永久磁石と前記整流子に給電するブラ
シとを備えると共に界磁磁路を閉じるための磁性
材料から形成され上記回転軸の他端を支持するヨ
ークプレートよりなる薄型モータにおいて、前記
整流子に設けられた整流子片と前記駆動コイルと
の間に前記整流子片と前記駆動コイルのリード線
を接続するための取付け基板を設け、一方、前記
整流子片の接続端子の端部に形成した段差部によ
り前記整流子片の接続端子と前記取付け基板との
間に前記駆動コイルのリード線の径寸法に対応し
た間〓を形成し、この間〓内に前記駆動コイルの
リード線を挾持し前記整流子片の接続端子と前記
駆動コイルのリード線とを半田付けしてなる薄型
モータの整流子片の接続端子と駆動コイルのリー
ド線との接続構造を提供するものである。
なされたものであり、偏平に巻回された駆動コイ
ル、整流子、回転軸からなるロータと、上記回転
軸の一端を支持するケーシングと前記駆動コイル
と対向した永久磁石と前記整流子に給電するブラ
シとを備えると共に界磁磁路を閉じるための磁性
材料から形成され上記回転軸の他端を支持するヨ
ークプレートよりなる薄型モータにおいて、前記
整流子に設けられた整流子片と前記駆動コイルと
の間に前記整流子片と前記駆動コイルのリード線
を接続するための取付け基板を設け、一方、前記
整流子片の接続端子の端部に形成した段差部によ
り前記整流子片の接続端子と前記取付け基板との
間に前記駆動コイルのリード線の径寸法に対応し
た間〓を形成し、この間〓内に前記駆動コイルの
リード線を挾持し前記整流子片の接続端子と前記
駆動コイルのリード線とを半田付けしてなる薄型
モータの整流子片の接続端子と駆動コイルのリー
ド線との接続構造を提供するものである。
（実施例）
第１図は、本考案になる薄型モータの整流子片
の接続端子と駆動コイルのリード線との接続構造
の要部を示す拡大半断面図、第２図は、同整流子
部の平面図、第３図は、本考案になる薄型モータ
の半断面図である。なお、本考案の実施例におい
て、第４図〜第６図に示した従来例等と同一の部
分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略
する。
の接続端子と駆動コイルのリード線との接続構造
の要部を示す拡大半断面図、第２図は、同整流子
部の平面図、第３図は、本考案になる薄型モータ
の半断面図である。なお、本考案の実施例におい
て、第４図〜第６図に示した従来例等と同一の部
分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略
する。
第１図に示す如く、整流子３は樹脂部３ａと整
流子片１２′からなり上記した駆動コイル２のリ
ード線２ａと接続される整流子片１２′の取付け
基板１３上に延在した接続端子１２a′の端部に
は、前記取付け基板１３側であつて、かつ、この
取付け基板１３との間に、駆動コイル２のリード
線２ａの径寸法に対応した間〓である。所定長さ
の段差部１２b′を形成すると共に、この接続端子
１２a′の先端部には、駆動コイル２のリード線２
ａの挿入を容易にするために若干上方に屈曲させ
た屈曲先端部１２c′が形成されている。
流子片１２′からなり上記した駆動コイル２のリ
ード線２ａと接続される整流子片１２′の取付け
基板１３上に延在した接続端子１２a′の端部に
は、前記取付け基板１３側であつて、かつ、この
取付け基板１３との間に、駆動コイル２のリード
線２ａの径寸法に対応した間〓である。所定長さ
の段差部１２b′を形成すると共に、この接続端子
１２a′の先端部には、駆動コイル２のリード線２
ａの挿入を容易にするために若干上方に屈曲させ
た屈曲先端部１２c′が形成されている。
従つて、このように形成した整流子片１２′の
接続端子１２a′と駆動コイル２のリード線２ａと
を接続する場合には、このリード線２ａを屈曲先
端部１２c′をガイドとして、このリード線２ａの
径寸法に対応した間〓である段差部１２b′内に挾
み込む如く挿入した後、例えば上方より半田１４
にて両者を接続することにより、第２図に併せて
示す如く電気的に接続される。
接続端子１２a′と駆動コイル２のリード線２ａと
を接続する場合には、このリード線２ａを屈曲先
端部１２c′をガイドとして、このリード線２ａの
径寸法に対応した間〓である段差部１２b′内に挾
み込む如く挿入した後、例えば上方より半田１４
にて両者を接続することにより、第２図に併せて
示す如く電気的に接続される。
このように構成したことにより、両者の接続作
業が容易となるばかりか、整流子片１２′の接続
端子１２a′の高さ寸法を小とし得るので、モータ
本体を薄く形成し得る。
業が容易となるばかりか、整流子片１２′の接続
端子１２a′の高さ寸法を小とし得るので、モータ
本体を薄く形成し得る。
（考案の効果）
以上詳述した如く、本考案になる薄型モータの
整流子片の接続端子と駆動コイルのリード線との
接続構造によれば、駆動コイルのリード線と整流
子片とを接続する際、従来の如くの予備半田作業
や巻回作業を要することなく両者の接続が容易と
なり、しかも、整流子と駆動コイルとを接続する
整流子片の接続端子の端部に形成した段差部によ
り、前記整流子片の接続端子と取付け基板との間
に駆動コイルのリード線の径寸法に対応した間〓
を形成したことにより、この間〓内に挿入された
リード線は半田付け前の工程では挾持された状態
となつて容易に離脱するようなことはなく、その
作業工程上すこぶる良好であり、固定における電
気的・機械的な信頼性が向上し、しかも、予め半
田を挿入するようなスペースを確保する必要もな
く、かつ、接続部の高さ寸法を小とし得るので、
モータ自体を薄く形成し得るなど実用的な利点が
ある。
整流子片の接続端子と駆動コイルのリード線との
接続構造によれば、駆動コイルのリード線と整流
子片とを接続する際、従来の如くの予備半田作業
や巻回作業を要することなく両者の接続が容易と
なり、しかも、整流子と駆動コイルとを接続する
整流子片の接続端子の端部に形成した段差部によ
り、前記整流子片の接続端子と取付け基板との間
に駆動コイルのリード線の径寸法に対応した間〓
を形成したことにより、この間〓内に挿入された
リード線は半田付け前の工程では挾持された状態
となつて容易に離脱するようなことはなく、その
作業工程上すこぶる良好であり、固定における電
気的・機械的な信頼性が向上し、しかも、予め半
田を挿入するようなスペースを確保する必要もな
く、かつ、接続部の高さ寸法を小とし得るので、
モータ自体を薄く形成し得るなど実用的な利点が
ある。
第１図は、本考案になる薄型モータの整流子片
の接続端子と駆動コイルのリード線との接続構造
の要部を示す拡大半断面図、第２図は、同整流子
部の平面図、第３図は、本考案になる薄型モータ
の半断面図、第４図は、一般的なモータの半断面
図、第５図、第６図は、従来の整流子の接続端子
とこれに接続される駆動コイルのリード線との接
続状態を示す拡大半断面図である。 １…ケーシング、２…駆動コイル、２ａ…駆動
コイルのリード線、３…整流子、４…回転軸、６
…ヨークプレート、７…永久磁石、９…ブラシ、
１０…ブラシユニツト、１２′…整流子片、１２
a′…接続端子、１２b′…段差部、１３…取付け基
板。
の接続端子と駆動コイルのリード線との接続構造
の要部を示す拡大半断面図、第２図は、同整流子
部の平面図、第３図は、本考案になる薄型モータ
の半断面図、第４図は、一般的なモータの半断面
図、第５図、第６図は、従来の整流子の接続端子
とこれに接続される駆動コイルのリード線との接
続状態を示す拡大半断面図である。 １…ケーシング、２…駆動コイル、２ａ…駆動
コイルのリード線、３…整流子、４…回転軸、６
…ヨークプレート、７…永久磁石、９…ブラシ、
１０…ブラシユニツト、１２′…整流子片、１２
a′…接続端子、１２b′…段差部、１３…取付け基
板。
Claims (1)
- 偏平に巻回された駆動コイル、整流子、回転軸
からなるロータと、上記回転軸の一端を支持する
ケーシングと前記駆動コイルと対向した永久磁石
と前記整流子に給電するブラシとを備えると共に
界磁磁路を閉じるための磁性材料から形成され上
記回転軸の他端を支持するヨークプレートよりな
る薄型モータにおいて、前記整流子に設けられた
整流子片と前記駆動コイルとの間に前記整流子片
と前記駆動コイルのリード線を接続するための取
付け基板を設け、一方、前記整流子片の接続端子
の端部に形成した段差部により前記整流子片の接
続端子と前記取付け基板との間に前記駆動コイル
のリード線の径寸法に対応した間〓を形成し、こ
の間〓内に前記駆動コイルのリード線を挾持し前
記整流子片の接続端子と前記駆動コイルのリード
線とを半田付けしてなる薄型モータの整流子片の
接続端子と駆動コイルのリード線との接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987093874U JPH0526937Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987093874U JPH0526937Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63202166U JPS63202166U (ja) | 1988-12-27 |
| JPH0526937Y2 true JPH0526937Y2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=30956829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987093874U Expired - Lifetime JPH0526937Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526937Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57113741A (en) * | 1980-12-30 | 1982-07-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Rotor for flat motor |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5012203U (ja) * | 1973-05-30 | 1975-02-07 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP1987093874U patent/JPH0526937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57113741A (en) * | 1980-12-30 | 1982-07-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Rotor for flat motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63202166U (ja) | 1988-12-27 |
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