JPH05328558A - ケ−ブル布設装置 - Google Patents

ケ−ブル布設装置

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JPH05328558A
JPH05328558A JP22968791A JP22968791A JPH05328558A JP H05328558 A JPH05328558 A JP H05328558A JP 22968791 A JP22968791 A JP 22968791A JP 22968791 A JP22968791 A JP 22968791A JP H05328558 A JPH05328558 A JP H05328558A
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JP
Japan
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cable
slide
vertical frame
feed screw
slide arms
Prior art date
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Pending
Application number
JP22968791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Arai
秀男 新井
Kikuo Sasada
喜久雄 笹田
Takahiro Kawahara
孝裕 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OCC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
OCC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH05328558A publication Critical patent/JPH05328558A/ja
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  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信ケ−ブルをマンホ−ルを介して地下に付
設されている配設管内に導入するための作業用付設装
置。 【構成】 横フレ−ム10と縦フレ−ム20を備え、こ
の縦フレ−ムには複数本のスライドア−ム32〜37を
設け、このスライドア−ムがハンドル12を操作する事
により、リンク40によって相互の間隔が伸縮するよう
に取り付けられている。この付設装置をマンホ−ル内に
垂下してガイドロ−ラ31〜37(C)で通信ケ−ブル
を案内すると、ホ−ル内の所定の高さに設けられている
配設管の入口に通信ケ−ブルを容易に導入することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信ケーブルや電力
線ケーブルを布設する際に、ケーブルを所定の位置に容
易に案内することができるケーブル布設装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】地下坑等に敷設されている配設管内にケ
ーブルを導入する様な布設工事は、通常、地上に搬送さ
れて来たケーブルドラムからケーブルの先端を引き出
し、その先端部をマンホール等内に受入口を有するよう
に埋設されている配設管内に導入し、この配設管内にあ
らかじめ引き込まれているワイヤと結合して、出口側か
ら引き出すか、又は配設管に沿ってケーブルを押出すよ
うな布設作業が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配設管内に
挿入するケーブルは或る程度の剛直性性を備えているか
ら、地上から地下坑内にある配設管の入口に対して、ケ
ーブルを円滑に誘導するためには、ケーブルドラムから
引き出されたケーブルを少なくとも2〜3人の作業員が
保持し、適当な曲げを与えながら、ケーブル配設管の入
口迄送り出す必要があった。そのため、ケーブル布設作
業は作業人数が増加すると共に、人手によってケーブル
を配設管の入口迄送り出す必要があり、布設作業が煩雑
になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル布設装
置は、かかる問題点を解消するために、縦長のフレーム
部材に沿って摺動するようなスライドアームを複数個設
け、このスライドアームの上端にケーブルを案内するた
めのガイドドラムを回動可能に取り付けると共に、スラ
イドアームの下側を、各スライドアームが所定の間隔で
伸縮できるようなリンク機構で結合し、かつ、このリン
ク機構がハンドルによって回動するフィードスクリュー
軸によって駆動されるように構成したものである。
【0005】
【作用】縦長のフレーム部材をケーブルが導入されるマ
ンホール(ハンドホール)等に沿って垂下、固定し、ハ
ンドルを回動して各スライドアームの間隔を調整するこ
とにより、スライドアームに設けられているガイドドラ
ムの位置が、ケーブルを所定の位置に案内する曲線形状
を形成する。したがって、このガイドドラムに沿って布
設すべきケーブルをセットすると、地上のケーブルドラ
ムから引き出されたケーブルが、円滑に配設管の入口迄
誘導できる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明のケーブル布設装置の主要部
を全体的な斜視図で示したものである。この図で、10
は横方向に適当な寸法で延伸している横フレーム、20
はこの横フレーム10のほぼ中間点から下方に垂下する
ように取付けられている縦フレームを示し、この縦フレ
ーム20はあとで延べるように中央部内にハンドルによ
って回動するフィードスクリュー軸が貫通するようにな
されている。又、縦フレーム20の側面には複数のスラ
イドアーム32,33,34,35,36,37を垂直
状態に保持してスライドさせるための2本の凹溝20
A,20Bが刻設されている。
【0007】なお、31は横フレ−ム10と縦フレーム
20の交差する位置に固定されている固定アームであ
り、ア−ム板31A、31B、ガイドドラム31C、お
よび、ガイドロ−ラ31Dを備えている。前記各スライ
ドアームは1対の対抗する一対のスライドアーム板32
(A,B),33(A,B),34(A,B),35
(A,B),36(A,B),37(A,B)で構成さ
れ、図示されているように両端部より中央部側になるに
したがって、長くなるように設定されている。そして、
このスライドアーム板の各上端に設けられているガイド
ドラム32C,33C,34C,35C,36C,37
Cの高さ位置は、常にマウン形状となるように構成され
ている。
【0008】32D,33D,34D,35D,36
D,37Dはスライドアームの最先端に設けられている
ガイドローラを示し、このガイドローラ32D(33
D,34D,35D,36D,37D)と前記ガイドド
ラム32C(33C,34C,35C,36C,37
C)の間に布設するケーブルが導入される。40,40
・・・・は前記スライドアーム32(33,34,3
5,36,37)の下端側で交叉してリンク軸41、4
1、・・・・・で軸支されている複数個のリンク板を示
し、このリンク板40の両端は、隣接するリンク板の両
端部とリンクピン42,42・・・・・で回動可能に軸
支されている。
【0009】11は前記縦フレーム20の中を下方に貫
通しているフィードスクリュー軸(先端部)を示し、こ
のフィードスクリュー軸11の先端部にはハンドル12
が係合されている。そして、このフィードスクリュー軸
11は後で述べるように縦フレーム20の中で前記スラ
イドアームを1個、例えば、スライドア−ム34を担持
している1個の送りナットに螺合し、フィードスクリュ
ー軸11の回転によってリンク機構が縦フレーム20に
沿って伸縮するようになされている。なお、24、24
・・・は上記縦フレーム20の下面に所定の間隔で複数
個設けられているアンカ(脚)を示す。
【0010】図2,図3は、本発明のケーブル布設装置
を正面及び側面からみた概要図を示したもので、縦フレ
ーム20は2枚の支板21A,21Bを対抗してアンカ
24の上面側22で結合し、支板21A、21Bの中間
部にはケーブルを通す縦に長い空間25が形成されてい
る。なお、空間25は適当に補強材23で支持される。
【0011】この空間25の上側1/3 〜1/2 の範囲には
上記したフィードスクリュー軸11が貫通しており、こ
のフィードスクリュー軸11の上端部は後で述べる図5
によく示されている様に、スラスト軸受部13によって
軸支されている。また、フィードスクリュー軸11の表
面に形成されている送りねじ(台形ねじ)は、中間部に
あるスライドアーム34と結合されている送りナット1
4と螺合し、フィードスクリュー軸11が図1に示した
ハンドル12によって回転されると、この送りナット1
4が縦フレーム20の長さ方向に沿って上下に移動し、
スライドアーム34も上下に摺動するようになされてい
る。なお、図2ではスライドア−ム33、34、35、
36、37に設けられているガイドドラムが省略されて
いる。
【0012】スライドアーム34と、他のスライドアー
ム32,33,35,36,37は上記したようにリン
ク板40,40・・・によって蛇腹状に結合されている
ため、スライドアーム34が移動すると、他のスライド
アーム32,33,35,36,37もリンク結合によ
って同時に移動し、各スライドアームの間隔が変化する
ことにより、伸縮作用を生じる。なお、送りナット14
の位置は前記各スライドアームのいづれか1個所に設け
ればよい。
【0013】図4は、1個のスライドアーム34の拡大
図を示したもので、上記したように左右のスライドアー
ム板34A,34Bの間にはガイドドラムが軸34Eに
よって軸支されており、ガイドロ−ラ34Dも回動可能
に軸支されている。そして、この両板を結合しているス
トレッチャ34F,34Gが設けられている。下段のス
トレッチャ34Gには前記したフィードスクリュー軸1
1と螺合する送りナット14がボルト34I、34Iに
よって固定されている。但し、他のスライドアーム3
2,33,35,36,37はこのような送りナットは
なく、単にフィードスクリュー軸11が遊嵌するような
穴を設けるか、又は全く何も設けないようにしている。
【0014】34J,34Jは左右のスライドアーム板
34A,34Bに内側から螺入されているスライドピン
を示し、このスライドピン34J,34J(但し下段の
スライドピンは2本使用されている)が凹溝20A,2
0Bに遊嵌してスライドアーム34を縦フレーム20の
長さ方向に摺動可能に保持している。
【0015】図5はフィードスクリュー軸11の部分を
示す1部破断図であって、第1の固定アーム31の下側
部にフィードスクリュー軸11を軸支する軸受部13が
横フレーム10に固定され、この軸受部13で支持され
ているフィードスクリュー軸11の前後には、カラー1
3A,13Aで軸方向の動きを規制している。このフィ
ードスクリュー軸11には途中から台形溝で形成されて
いる送りネジ13Bが外周面に設けられ、この送りネジ
13Bの部分が前述したスライドアーム34の下側に固
定されている送りナット14と螺合している。
【0016】又、この図面の1部にはリンク板40,4
0を軸支しているリンク軸41が表示されている。この
リンク軸41はディスタンスカラ41Aを介して前記し
たストレッチャ34Gに螺合、固定されている。
【0017】図6は、本発明のケーブル布設装置の使用
態様を説明する模式図である。この図にみられるよう
に、本発明のケーブル布設装置はマンホール内に布設さ
れている配設管50A,50B,50Cの中に地上から
ケーブルCa を挿通するときに、このマンホールに前述
した本発明のケーブル布設装置を設置する。
【0018】すなわち、図示されている横フレーム10
をホールの上端に懸架し、縦フレーム20の部分を垂下
して、ホールの壁面にアンカ24が当接するように配置
する。そして、ケーブルドラムDr からケーブルCa
引き出し、第1の固定アーム31のガイドローラとガイ
ドドラムの間に挿貫し、以下、各スライドアーム32,
33,34,35,36,37のガイドローラとガイド
ドラムの間にケーブルを挿貫して行く、そして、ハンド
ル12を回動して各スライドアームの間隔を広げ、最下
段のスライドアーム37がケーブルを布設する目的の配
設管、例えば50Bの近傍に位置するように調整する。
【0019】この状態にケーブル布設装置が配備されて
いると、ケーブルドラムDr より引き出されたケーブル
a は図示されているように円滑な形状で配設管50B
の入口まで誘導されることになるから、配設管50Bに
ケーブルCa を僅かな力によって押し出すことができ
る。なお、配設管長が長いときは、配設管の出口側から
挿入されている引き取りワイヤと挿入すべきケーブルを
接続し、他のホール側から引き出すようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
布設装置はリンク結合によって伸縮が可能とされている
複数個のスライドアームと、このスライドアームの上段
に結合されているガイドドラムによってケーブルを任意
の場所に誘導できるようになされているので、特に、作
業現場が狭いマンホール内や、地下坑などでケーブルを
布設する際に、ケーブルの移動系路が円滑になるように
ガイドすることができる。そのため作業工程が著しく簡
易化されると同時に、省人数で布設作業を行うことがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な概要を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図4】スライドア−ムの一部省略図である。
【図5】スライドア−ムの上面から見た一部省略図であ
る。
【図6】本発明の使用態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10は横フレ−ム 20は縦フレ−ム 11はフイ−ドスクリュ− 31、32、33、34、35、36、37はスライド
ア−ム 31C、32C、33C、34C、・・・・はガイドド
ラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 孝裕 東京都千代田内幸町一丁目1番6号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に延伸している横フレーム部材
    と、該横フレーム部材に対しほぼ直交する方向に配置さ
    れている縦フレーム部材と、 この縦フレーム部材の長さ方向に摺動可能とされ、その
    上端にガイドドラムが回動可能に供給されている複数の
    スライドアームと、前記複数のスライドアームのそれぞ
    れを結合し、かつ前記縦フレームに沿って一定の間隔で
    伸縮可能にするためのリンク機構と、 前記縦フレーム部材内を貫通し、前記複数のスライドア
    ームのいずれか1つと螺合しているフィードスクリュー
    軸とを備え、 前記フィードスクリュー軸を回転することにより、前記
    複数のスライドアームの間隔が伸縮するように構成した
    ことを特徴とするケーブル布設装置。
JP22968791A 1991-08-16 1991-08-16 ケ−ブル布設装置 Pending JPH05328558A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22968791A JPH05328558A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 ケ−ブル布設装置

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JPH05328558A true JPH05328558A (ja) 1993-12-10

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ID=16896127

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JP22968791A Pending JPH05328558A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 ケ−ブル布設装置

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JP (1) JPH05328558A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100759246B1 (ko) * 2007-02-28 2007-09-17 주식회사 서광이엔씨 연ㆍ긴선용 이도 보정 장치
CN109462188A (zh) * 2018-10-29 2019-03-12 国网江苏省电力有限公司南京供电分公司 高压长段电缆敷设导向装置
CN112993867A (zh) * 2021-04-30 2021-06-18 广东电网有限责任公司 一种电缆敷设转弯角度柔性调节装置
CN109462188B (zh) * 2018-10-29 2024-05-24 国网江苏省电力有限公司南京供电分公司 高压长段电缆敷设导向装置

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KR100759246B1 (ko) * 2007-02-28 2007-09-17 주식회사 서광이엔씨 연ㆍ긴선용 이도 보정 장치
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CN109462188B (zh) * 2018-10-29 2024-05-24 国网江苏省电力有限公司南京供电分公司 高压长段电缆敷设导向装置
CN112993867A (zh) * 2021-04-30 2021-06-18 广东电网有限责任公司 一种电缆敷设转弯角度柔性调节装置
CN112993867B (zh) * 2021-04-30 2023-02-17 广东电网有限责任公司 一种电缆敷设转弯角度柔性调节装置

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