JPH05328342A - 映像信号処理装置および多地点間映像通信装置 - Google Patents

映像信号処理装置および多地点間映像通信装置

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JPH05328342A
JPH05328342A JP4133285A JP13328592A JPH05328342A JP H05328342 A JPH05328342 A JP H05328342A JP 4133285 A JP4133285 A JP 4133285A JP 13328592 A JP13328592 A JP 13328592A JP H05328342 A JPH05328342 A JP H05328342A
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video signal
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area
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JP4133285A
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Toshiyuki Akiyama
俊之 秋山
Fumio Noda
文雄 野田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】各端末の撮像装置A−1では、人物などの被写
体よりやや広い範囲を撮影しておく。そして通常は人物
を含む領域の映像を切り出して伝送する。また映像の切
り出し領域の指定を他端末からも指定可能にし、撮像装
置A−1で得た映像の中から見たい領域の映像信号を切
り出して伝送する。 【効果】領域を指定するだけで詳しく見ることのできる
良好な操作性の多地点間映像通信装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像入力装置から得た
映像信号のデータを圧縮する映像信号圧縮符号化手段を
有する映像信号処理装置、及び、この映像信号処理装置
を有する端末装置を接続して成るテレビ電話装置や多地
点テレビ会議システム等の多地点間映像通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ISDN等のパケット交換網を用いた多
地点間映像通信装置のシステム構成例を図13に示す
(特開昭63−276938号公報)。端末Aの撮像装置A―1
で得たm×nの画素数を持つ映像信号は、まず映像縮小
回路A―2に入力し、図14の様に画素数を1/(N−
1)に減らす。その後、通信路符号化装置A―3で符号
化し、パケット交換網1を通して他の端末B,C,…に
伝送する。一方、同様にして他の端末B,C,…で符号
化され伝送されてきた映像信号の符号化データは、通信
路復号化装置A―4で復号化する。復号化した各端末
B,C,…からの映像信号は表示映像合成装置A―5に
入力し、図15の様に、これらの映像が前もって定めら
れた位置に置かれるように合成する。そしてこの合成し
た映像を表示装置A―6に出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで図13の従来
の多地点間映像通信装置では、伝送する映像の画素数
は、通信に先立ち、互いに接続する端末数Nによって決
まる値に自動的に、あるいは手動で設定されてしまう。
そのため端末Aの操作者Aは、例えば、注目する特定の
人物の表情を詳しく見たいと考えても、これを実現する
ことはできない。また端末Aの操作者Aは、例えば、自
分自身の一部あるいは周辺に有るものを皆に詳しく見て
貰いたい時、撮像装置のヘッド部をその部分に近付ける
か、逆に見て貰いたいものを撮像装置のヘッド部に近付
けなければならない。
【0004】同様に操作者Bは、端末Aからの映像の中
に詳しくみたい部分がある時、操作者Aに同様の動作を
頼まなければならず、煩雑である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、撮像装置等の映像入力装置から得られ
る映像信号の画素数,空間解像度,フィールド数等の値
が、伝送する映像信号の値より大きいことを利用する。
【0006】すなわち、映像入力装置から得た映像の画
面全体を単に1/kに縮小するのではなく、その画面の
中から一つ以上の映像領域を切り出すようにする(その
一つが画面全体でも良い)。そして切り出した映像は、
映像領域毎に、1/k,1/k′(ただしk,k′≧
1)等の互いに独立な縮小率で縮小し、それぞれ映像信
号の情報量の圧縮(映像信号圧縮)を施した後、通信路
のための符号化を施して伝送するようにする。あるいは
出画する画面構成に従って前もって映像を重ねる等の方
法で1枚の画面を構成した後、この合成画面の映像信号
を圧縮符号化し、伝送するようにする。
【0007】また、これら切り出す映像領域,縮小率,
合成法,信号の圧縮率は、この映像入力装置が接続され
ている端末iの操作者i、あるいは他の端末jの操作者
jによって、直接、制御できるようにする。
【0008】
【作用】本発明による多地点間映像通信装置では、端末
Aの操作者Aは、自分の端末の操作装置を通し、端末B
から伝送する映像信号の画素数等の値を変更し制御でき
る。そのため、例えば、注目する特定の端末Bの人物の
表情を詳しく見たいと考えた端末Aの操作者Aは、端末
Bから送る映像信号の画素数を増やすよう、自分の端末
の操作装置を通して指示し、これを実現することができ
る。
【0009】また、例えば、自分自身の一部あるいは周
辺に有るものを皆に詳しく見て貰いたいと考えた端末A
の操作者Aは、単に、既に撮像装置から得ている映像の
中の望みの映像領域を指定して伝送するだけでよい。そ
のため、撮像装置のヘッド部を詳しく見せたい部分に近
付けたり、逆に見て貰いたいものを撮像装置のヘッド部
に近付ける等の繁雑な動作が不要になり、良好な操作性
を得ることができる。
【0010】また本発明による多地点間映像通信装置で
は、逆に、モニタに映っている相手(例えば端末Aの操
作者A)の映像の中の一部を詳しく見たい端末Bの操作
者Bは、直接、その領域を指定して詳しく見ることがで
きる。そのため、その都度相手に頼んで見せてもらう手
間が省け、良好な操作性を得ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例による多地点間映像通
信装置のブロックを図1に示す。図1の回路は、撮像装
置A―1等の映像入力装置から得た画面の中から一つ以
上の映像領域を切り出す映像切り出し手段A−7と、切
り出した映像領域毎に1倍以下の縮小率で縮小する映像
縮小手段A−2′と、これら切り出して縮小した映像信
号毎にデータを圧縮する映像信号圧縮符号化手段A−8
と、圧縮した映像情報を復号化する映像信号復号化手段
A−9を新たに設け、表示映像合成手段A−5′も含め
た各手段を、新たに設けた制御信号対応付け手段A−1
0を通して制御するように構成した点が、図13の従来
の回路と異なる。なお、以下各回路の図面では、回路図
が繁雑になるのを避けるため、主要なブロックと配線の
みを示す。
【0012】撮像装置A―1では、図2に示す様に、人
物などの被写体よりやや広い範囲を撮影しておく。映像
切り出し手段A−7では、ここで得た画素数m×nの映
像信号の中から、通常の操作時に操作者の顔が有ると予
想される位置の近傍に前もって定めた画素数mk×nk
の領域aの映像信号を切り出す。そして切り出した映像
信号は、映像縮小手段A−2′で、偶数番目の画素点の
信号を取り出す等の方法で映像信号の画素点を間引き、
1倍,1/4倍,1/9倍,1/16倍,…等段階的に
縮小する。あるいは内挿演算を施すためのマトリックス
演算等を用い、1/k(k≧1)の任意の割合で縮小
し、画素数pk×qkの映像信号に変換する。縮小した
映像信号は、映像信号圧縮符号化手段A−8で映像信号
のデータの圧縮を施した後、従来同様に通信路符号化装
置A―3で符号化し、パケット交換網1を通して他の端
末B,C,…に伝送する。
【0013】一方、この端末Aから伝送されてきたパケ
ットデータを受けた端末Bでは、通信路復号化装置B―
4と映像信号復号化手段B−9で復号化し、表示映像合
成手段A−5でプログラムリスト等の他の映像と合成し
た後、例えば、図3の様に、表示装置B―6に出力す
る。端末Aから送られてきた映像の中に、特に詳しく見
たい物がある時、端末Bの操作者Bは、キーボード,マ
ウス,タブレット等の操作装置B−11を用いて、詳し
く見たい領域の中心位置を指定する。端末Bから入力し
た指定値は、端末Bの通信路符号化装置B―3で符号化
し、端末Aに伝送する。
【0014】このパケットデータを受けた端末Aでは、
そのパケットデータを通信路復号化装置A―4で復号化
し、制御信号対応付け手段A−10に入力する。制御信
号対応付け手段A−10では、入力した中心位置の指定
値と、前もって定めた映像領域の大きさ(mk′×n
k′画素)で決まる切り出すべき映像領域を求め、その
領域の映像信号を切り出すように映像切り出し手段A−
7を制御する制御信号を作成して出力する。また同時
に、伝送する映像信号の画素数が前もって定めた画素数
pk′×qk′になるように、切り出した領域bの映像
信号を1/k′に縮小するように映像縮小手段A−2′
を制御する制御信号を作成して出力する。この制御信号
を受けた映像切り出し手段A−7では、撮像装置A―1
で得た図2の映像信号を、一旦、記憶し、図4の様に、
その記憶した映像の中から領域aと領域bの映像信号を
切り出す。映像縮小手段A−2′では、制御信号対応付
け手段A−10から入力された制御信号に従い、領域a
の映像信号を1/kに、また領域bの映像信号を1/
k′に縮小する。そして、この縮小した二つの映像の信
号データを、それぞれ映像信号圧縮符号化手段A−8,
通信路符号化装置A―3,パケット交換網1を通して他
の端末B,C,…に改めて伝送する。
【0015】図5は、端末Bにおける新しい映像画面を
例示した物である。このように、詳しく見たい映像の位
置のみ指定する場合を用いて説明したが、領域aや領域
bの大きさ(画素の数mk×nkあるいはmk′×n
k′)を変更する指定も同様に実行しても良い。
【0016】これらの領域の位置,画素数,縮小率等の
値の指定法は各種のものが考えられる。例えば、画面の
一部に、図5の様に表示映像の大きさ指定用と縮小率指
定用(ズーム用)のスライドボタン(あるいは拡大ボタ
ンと縮小ボタン等),領域aや領域bの切り出し位置の
移動を指定する事を示すボタン,新たな領域を切り出す
事を指示するボタン等のスイッチを設ける。そして領域
の画素数と縮小率を変更する時は、マウス等の操作装置
を用いて変更したい映像を指定した後、画素数あるいは
縮小率変更用のスライドボタンの位置をマウスで指定す
るようにする。
【0017】また、既に表示されている映像領域の位置
を移動したい時は、切り出し位置移動用のボタンを指定
した後、改めて映像の中心に移動したい位置を、移動し
たい映像の中から選んでマウス等を用いて指定する。新
たな領域を切り出して表示したい時は、新たな領域の切
り出し指示用のボタンを指定した後、切り出したい領域
の中心位置を、その位置が表示されている映像の中から
選んでマウス等を用いて指定する。
【0018】この他、例えば、領域bの縮小率の変更
は、映像a内の切り出し範囲を示す破線をマウスで指定
したまま横にずらす(ドラッグする)等の方法で指定す
ることもできる。また、領域bの画素数の変更は、領域
bの映像の枠をマウスでドラッグする等の方法で指定す
ることもできる。
【0019】更に、切り出したい領域bの中心が領域a
の外にある時の位置指定を容易にするため、ボタンを指
定する毎に全画面と領域a、あるいは、領域bの映像を
交互に切り換える全画面トグルスイッチを設け、マウス
等を用いて映像を指定した後、この全画面トグルスイッ
チを指定することにより、全画面を表示して詳しく見る
位置を指定するようにしても良い。
【0020】既に入力されている指定の解除は、指定し
た端末の操作者自身が、別に設けた映像リセットボタン
を指定する、あるいは、新たな指定値の入力によって自
動的に解除するようにすれば良い。しかし機能を一人に
独占させたり無駄な情報の伝送を防止するため、前もっ
て定める一定時間で自動的に解除されるようにしておく
事が望ましい。
【0021】なお、指定を行なわない端末Cでは、指定
前と同じ領域aの映像信号のみ復号化して表示すること
により、端末Bの指定の有無によらず、常に前もって定
めた同じ領域の映像を見ることができる。
【0022】一方、端末Aの操作者A自身、特に詳しく
見せたい物が生じた時は、自分の表示装置A―6を見な
がら、操作者Bと同様の操作によって映像の位置,範
囲,縮小率を指定し、制御信号対応付け手段A−10を
通して、映像切り出し手段,映像縮小手段を直接制御す
る事により、目的の領域の映像信号を伝送する。
【0023】この様に本実施例による多地点間映像通信
装置では、例えば、自分自身の一部あるいは周辺に有る
ものを皆に詳しく見て貰いたいと考えた端末Aの操作者
Aは、単に、既に撮像装置から得ている映像の中の望み
の映像領域を指定して伝送するだけでよい。そのため、
撮像装置のヘッド部を詳しく見せたい部分に近付けた
り、逆に見て貰いたいものを撮像装置のヘッド部に近付
ける等の繁雑な動作が不要になり、良好な操作性を得る
ことができる。また、モニタに映っている相手(例えば
端末Aの操作者A)の映像の中の一部を詳しく見たい端
末Bの操作者Bは、直接、その領域を指定して詳しく見
ることができる。そのため、その都度相手に頼んで見せ
てもらう手間が省け、良好な操作性を得ることができ
る。更にまた、本実施例による映像信号の伝送方法で
は、特に詳しく見たい一部分の映像信号だけを追加して
伝送すれば良く、高画質の全画面の映像信号を伝送する
場合に比べ、伝送する情報量を大幅に低減することがで
きる。また、例えば、注目する特定の端末Bの人物の表
情を詳しく見たいと考えた端末Aの操作者Aは、端末B
から送る映像信号の画素数を増やすよう、自分の端末の
操作装置を通して指示し、これを実現することができ
る。
【0024】本発明の第2の実施例による多地点間映像
通信装置の回路構成例を図6に示す。図6の回路は、切
り出して縮小した複数の領域の映像を並べるあるいは互
いに位置をずらして重ねることにより、1枚の映像を合
成する伝送映像合成手段A−12を新たに設けた点が、
図1の回路と異なる。
【0025】端末Aで第1の実施例と同様に処理し伝送
した映像信号のパケットデータを受けた端末Bの操作者
Bは、第1の実施例の操作者Bと同様にして、詳しく見
たい映像領域の位置,範囲,縮小率等を指定し、その指
定値を通信路符号化装置B―3で符号化して端末Aに伝
送する。
【0026】このパケットデータを受けた端末Aでは、
伝送されてきた指定値を制御信号対応付け手段A−10
で制御信号に変換し、映像切り出し手段A−7,映像縮
小手段A−2′,伝送映像合成手段A−12に出力す
る。この制御信号を受けた映像切り出し手段A−7と映
像縮小手段A−2′では、指定された領域b(画素数m
k′×nk′)の映像信号を切り出すと共に、画素数p
k′×qk′の映像信号に縮小する。
【0027】伝送映像合成手段A−12では、切り出し
て縮小した領域aと領域bの映像信号を、制御信号に従
って、例えば、図7(a)の様に横に並べ、1枚の映像
に合成する。あるいは、端末Bの表示映像合成手段B−
5′に対する指定値も同時に端末Aに伝送して制御信号
に変換する。そしてこの制御信号に従い、例えば、図7
(b)の様な、端末Bの表示装置B―6に表示するのと
同じ配置の1枚の映像に合成する。この合成した映像の
信号を、映像信号圧縮符号化手段A−8,通信路符号化
装置A―3,パケット交換網1を通して他の端末B,
C,…に改めて伝送する。
【0028】端末Bでは、通信路復号化装置B―4で、
改めて伝送されてきた合成映像のパケットデータを復号
すると共に、合成前の各映像信号に分離する(合成映像
内における領域aと領域bの映像信号の位置データも同
時に伝送しておく)。そして入手画像合成手段B−5′
で、ソフトウェアの編集画面等の他の映像と合成した
後、表示装置B―6に出力する。図7(b)の様に、表
示映像合成手段B−5′に対する指定値に従って既に合
成してある場合は、復号した合成映像をそのまま表示映
像合成手段B−5′に入力し、他の映像と合成して表示
装置B―6に出力する。端末Aの操作者Aが指定する際
も同様に実行する。
【0029】この様に本実施例による多地点間映像通信
装置でも、第1の実施例同様、詳しく見せたい物を撮像
装置のヘッド部に近付けたり、見たい物が生じる都度そ
の動作を頼む等の繁雑な動作が不要な、良好な操作性を
得ることができる。また映像信号は、特に詳しく見たい
一部分の映像信号だけを追加して伝送すれば良く、高画
質の全画面の映像信号を伝送する場合に比べ、伝送する
情報量を大幅に低減することができる。
【0030】本発明の第3の実施例による多地点間映像
通信装置の回路構成例を図8に示す。図8の回路は、制
御信号対応付け手段A−10で制御可能な、映像拡大手
段A−13を新たに設けた点が、図1の回路と異なる。
【0031】端末Aで第1の実施例と同様に処理し伝送
した領域aの映像信号のパケットデータを受けた端末B
では、パケットデータを通信路復号化装置B―4で復号
化し、第1の実施例同様に表示装置B―6に出力する。
端末Aから送られてきた領域aの映像の中に特に詳しく
見たい物がある時は、復号化した領域a(あるいは全画
面)の映像信号を、映像拡大手段B−13で画素数pk
×qkより大きい面積を持つ一定の大きさ(例えば画素
数mk×nk等)の映像信号に拡大する。そして第1の
実施例の操作者Bと同様にして、拡大した領域a内の、
詳しく見たい映像領域の位置,範囲,縮小率等を指定
し、その指定値を通信路符号化装置B―3で符号化して
端末Aに伝送する。
【0032】このパケットデータを受けた端末Aでは、
そのパケットデータを通信路復号化装置A―4で復号化
し、制御信号対応付け手段A−10で制御信号に変換す
る。映像切り出し手段A−7では、この制御信号に従
い、領域aとは別に、その中に有る画素数mk″×n
k″の領域bの映像信号を切り出す。映像縮小手段A−
2′では、制御信号対応付け手段A−10から入力され
た制御信号に従い、領域aの映像信号を1/kに、ま
た、領域bの映像信号を画素数pk″×qk″の1/
k″(但しk″<k)の映像信号に縮小する。そしてこ
の縮小した二つの映像の信号データを、それぞれ映像信
号圧縮符号化手段A−8,通信路符号化装置A―3,パ
ケット交換網1を通して他の端末B,C,…に改めて伝
送する。
【0033】端末Bでは、通信路復号化装置B―4で、
改めて伝送されてきた合成映像のパケットデータを復号
する。そして復号化した領域aの映像信号は、映像拡大
手段B−13で、画素数pk×qkより大きい面積を持
つ一定の大きさ(例えば画素数mk×nk等)の映像信
号に拡大する。また、領域bの映像信号は、領域aの映
像と同じ大きさの像が得られる映像信号(例えば、画素
数mk″×nk″)に拡大する。そして表示映像合成手
段B−5′で、拡大した領域aの映像内の、領域bの映
像があった位置に重ねるように合成し、図9の様に表示
装置B―6に出力する。端末Aの操作者Aが指定する際
も、同様に実行する。
【0034】この様に本実施例による多地点間映像通信
装置では、領域aの映像信号は画素点数を大きく間引い
て情報圧縮して伝送するのに対し、領域a内の詳しく見
たいあるいは見て貰いたい領域bの映像信号は画素点数
をほとんど間引かずに伝送する。そして画質の劣る領域
aの映像に、高画質な領域bの映像を重ねて表示する。
また、この高画質の領域bの位置と範囲(画素数)及び
圧縮率は、任意の端末から指定できる。そのため、詳し
く見せたい物を撮像装置のヘッド部に近付けたり、見た
い物が生じる都度その動作を頼む等の繁雑な動作が不要
な、良好な操作性を得ることができる。また本実施例に
よる映像信号の伝送方法では、特に詳しく見たい領域の
映像信号だけを追加して伝送すれば良く、高画質の全画
面の映像信号を伝送する場合に比べ、伝送する情報量を
大幅に低減することができる。更に、本実施例による映
像信号の伝送方法と合成方法では、全体画面の中の位置
を常に確認しつつ目的の領域の映像を詳しく見ることが
でき、臨場感の有る操作性を得ることができる。
【0035】本発明の第4の実施例による多地点間映像
通信装置の回路構成例を図10に示す。図10の回路
は、制御信号対応付け手段A−10を通して指定する領
域毎に、異なる圧縮率での映像信号のデータ圧縮を施す
映像信号圧縮符号化手段A−8′を用いる点が、図1の
回路と異なる。なお、映像切り出し手段A−7と映像縮
小手段A−2′は無くても良い。そこで図10には、こ
れらの手段を除いた回路例を示す。
【0036】端末Aでは、撮像装置A―1で得た画素数
m×nの映像信号を、そのまま映像信号圧縮符号化手段
A−8′に入力する。そして、映像信号のデータの圧縮
を施した後、通信路符号化装置A―3で符号化し、パケ
ット交換網1を通して他の端末B,C,…に伝送する。
【0037】この端末Aから伝送されてきたパケットデ
ータを受けた端末Bでは、パケットデータを通信路復号
化装置B―4で復号化し、表示装置B―6に出力する。
操作者Bは、第3の実施例の操作者Bと同様にして、詳
しく見たい映像の領域bの位置と範囲等を指定し、その
指定値を通信路符号化装置B―3で符号化して端末Aに
伝送する。
【0038】この指定領域に関するパケットデータを受
けた端末Aでは、伝送されてきた指定値を制御信号対応
付け手段A−10で制御信号に変換し、映像信号圧縮符
号化手段A−8′に出力する。映像信号圧縮符号化手段
A−8′では、この制御信号に従い、指定された領域b
内の映像信号の情報を圧縮する際のフィールド数,空間
周波数帯域,信号レベルの量子化ビット数等の値を、そ
の他の領域に対する値より上げて(圧縮率を下げて)映
像信号の情報の圧縮を施す。そして通信路符号化装置A
―3,パケット交換網1を通し、他の端末B,C,…に
改めて伝送する。
【0039】端末Bでは、通信路復号化装置B―4で復
号化した後、映像信号復号化手段B−9′に入力する。
そして映像信号の各領域の圧縮法に合わせて復号し、図
9と同様の映像を表示装置B―6に出力する。端末Aの
操作者Aが指定する際も、同様に実行する。
【0040】この様に本実施例による多地点間映像通信
装置でも、高い圧縮率で情報圧縮されている領域aの中
の、詳しく見たいあるいは見て貰いたい領域bのみ低い
圧縮率で情報圧縮して伝送する。また、この高画質の領
域bの位置と範囲(画素数)及び圧縮率は、任意の端末
から指定できる。そのため、詳しく見せたい物を撮像装
置のヘッド部に近付けたり、見たい物が生じる都度その
動作を頼む等の繁雑な動作が不要な、良好な操作性を得
ることができる。また、本実施例による映像信号の伝送
方法では、特に詳しく見たい領域の映像信号だけを低い
圧縮率で情報の圧縮を実行すれば良く、高画質の全画面
の映像信号を伝送する場合に比べ、伝送する情報量を大
幅に低減することができる。更に本実施例によるの映像
信号の伝送方法と合成方法では、全体画面の中の位置を
常に確認しつつ目的の領域の映像を詳しく見ることがで
き、臨場感の有る操作性を得ることができる。
【0041】なお各実施例の各端末B,C,…から伝送
する領域aと領域bの中に、同一の映像部分が含まれる
時は、別に設けた不要信号除去手段により、圧縮率の高
い映像信号(例えば領域a)内の共通映像部分の映像信
号を、図11の様に、0レベル等の一定値にして取り除
いた後、圧縮して伝送するようにする。そしてこの信号
を受けた端末で、領域a内で除去した共通映像部分の映
像信号を、別に伝送した領域bの映像信号から必要に応
じて再び再生するようにする。あるいは逆に、伝送する
領域aの圧縮された映像信号で不足する信号成分(例え
ば領域aの画素点を間引いた映像信号と、領域bの映像
信号との差信号)のみを伝送するようにする。そしてこ
の信号を受けた端末で、領域b内の共通映像部分の映像
信号として伝送した信号成分(例えば上記の差信号)
と、別に伝送した領域aの映像信号から必要に応じて再
び再生するようにしても良い。これにより、伝送すべき
データ量を更に低減する事ができる。
【0042】また各実施例の各端末B,C,…から伝送
する領域a,領域b等の映像領域の映像信号内で、図1
2に例示する様に、他の端末で表示する際に互いに重な
り、他の映像の陰になり見えなくなる部分が生じる場合
は、この陰になる部分の映像信号値を0レベル等の一定
値にして取り除いた後、圧縮して伝送する。そしてこの
信号を受けた端末で、必要に応じて再び領域aと領域b
の映像信号を再生するようにしても良い。これにより、
伝送すべきデータ量を更に低減する事ができる。
【0043】また各実施例では、指定する領域数が一つ
の場合について説明したが、指定領域の数は複数であっ
ても良い。
【0044】また各実施例で、詳しく見たい映像領域を
指定した端末Bの表示装置B−6に、領域aと領域bの
映像を共に表示する場合について説明した。しかし、指
定した領域bの映像のみを表示するようにする、あるい
は更に、指定した領域bの映像を、全画面に拡大して表
示するようにしても良い。
【0045】また各実施例における各手段は、回路的に
構成しても、ソフト的に(計算機プログラムで)構成し
ても同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、注目する特定
の端末Bの人物の表情を詳しく見たいと考えた端末Aの
操作者Aは、端末Bから送る映像信号の画素数を増やす
よう、自分の端末の操作装置を通して指示し、これを実
現することができる。また被写体の一部を詳しく見て貰
いたいと考えた端末Aの操作者A、あるいはモニタに映
っている相手(例えば端末Aの操作者A)の映像の中の
一部を詳しく見たい端末Bの操作者Bは、表示されてい
る映像の中から望みの映像領域を選んで指定するだけで
良い。そのため、詳しく見せたい物を撮像装置のヘッド
部に近付けたり、見たい物が生じる都度その動作を頼む
等の繁雑な動作が不要な、良好な操作性を得ることがで
きる。また、特に詳しく見たい一部分の映像信号だけを
追加して伝送すれば良く、高画質の全画面の映像信号を
伝送する場合に比べ、伝送する情報量を大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】通常処理の説明図。
【図3】通常処理時の映像の表示例の説明図。
【図4】注視する場合の処理の説明図。
【図5】注視領域の映像の表示例と操作パネル構成の説
明図。
【図6】第2の実施例のブロック図。
【図7】第2の実施例の処理の説明図。
【図8】第3の実施例のブロック図。
【図9】第3の実施例の表示例の説明図。
【図10】第4の実施例のブロック図。
【図11】重複する映像部分の伝送情報量の第1の低減
法の説明図。
【図12】表示画面で重なる映像部分の伝送情報量低減
法の説明図。
【図13】従来の回路のブロック図。
【図14】従来の処理の説明図。
【図15】従来処理における映像の表示例の説明図。
【符号の説明】 A―1…撮像装置、A―2…映像縮小回路、A−3…通
信路符号化装置、A−4…通信路復号化装置、A―5…
表示映像合成装置、A―6…表示装置、A―7…映像切
り出し手段、A−8…映像信号圧縮符号化手段、A−9
…映像信号復号化手段、A−10…制御信号対応付け手
段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像入力装置から得た画面の中から一つ以
    上の映像領域を切り出す映像切り出し手段、あるいは更
    に、切り出した映像領域毎に1倍以下の縮小率で縮小す
    る映像縮小手段と、これら切り出して縮小した映像信号
    毎に、互いに異なるあるいは同一の割合でデータを圧縮
    する映像信号圧縮符号化手段を有する事を特徴とする映
    像信号処理装置。
  2. 【請求項2】映像入力装置から得た画面の中から複数の
    映像領域を切り出す映像切り出し手段、あるいは更に、
    切り出した映像領域毎に1倍以下の縮小率で縮小する映
    像縮小手段と、これら切り出して縮小した複数の領域の
    映像を並べる、あるいは互いに位置をずらして重ねるこ
    とにより、1枚の映像を合成する伝送映像合成手段と、
    合成して得た映像信号のデータを圧縮する映像信号圧縮
    符号化手段とを有する事を特徴とする映像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、切り出して縮
    小した映像信号の内、出画する際に他方の映像の陰にな
    って見えなくなる領域の映像信号を取り除く、あるいは
    0レベル等の一定値に変更する不要信号除去手段を、映
    像信号のデータを圧縮する映像信号圧縮符号化手段より
    前の段に設ける映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】映像入力装置から得た画面を複数の映像領
    域に分け、分けた領域毎に、前もって定めた互いに異な
    るデータ圧縮法により、映像信号のデータを圧縮する映
    像信号圧縮符号化手段を有する事を特徴とする映像信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】複数地点に設置された映像会議端末を相互
    に接続し、前記端末相互間で通信会議を行なう多地点間
    映像通信装置において、請求項1から請求項4の第一の
    端末装置を、少なくとも一つ有し、前記第一の端末は、
    第二の端末に接続した操作装置から入力して前記第一の
    端末に伝送した指定値、あるいは前記第一の端末の操作
    装置から直接入力した指定値と、前記第一の端末が有す
    る映像切り出し手段,映像縮小手段,伝送映像合成手
    段,不要信号除去手段,映像信号圧縮符号化手段を制御
    する制御信号の内の少なくとも一つの制御信号を対応付
    けて出力する制御信号対応付け手段を有する端末装置で
    ある事を特徴とする多地点間映像通信装置。
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