JPH05328171A - 画像信号の輪郭強調回路 - Google Patents

画像信号の輪郭強調回路

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JPH05328171A
JPH05328171A JP4157334A JP15733492A JPH05328171A JP H05328171 A JPH05328171 A JP H05328171A JP 4157334 A JP4157334 A JP 4157334A JP 15733492 A JP15733492 A JP 15733492A JP H05328171 A JPH05328171 A JP H05328171A
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Japan
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signal
sequential
contour
contour correction
signals
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JP4157334A
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Masaru Osada
勝 長田
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、画像の種類に応じて適正な輪
郭強調が行なえる状態に切換えることのできる画像信号
の輪郭強調回路を得る。 【構成】 原点順次信号における3原色の各原色信号中
の任意の原色信号を任意の比率で加算することによって
加算生成信号を発生させ、それを3原色の各原色信号に
よる点順次信号に付加した状態の新たな点順次信号を生
成させる。新たな点順次信号の構成信号それぞれについ
て同一の輪郭補正信号発生回路50により、前記の各構
成信号と個別に対応している各別の輪郭補正信号による
点順次輪郭補正信号を作る。新たな点順次信号による本
線信号に、前記の点順次輪郭補正信号における各別の輪
郭補正信号を加算して輪郭強調を行なうようにしたり、
あるいは前記の本線信号に対して、加算生成信号と対応
して発生された輪郭補正信号を共通に加算して輪郭強調
を行なうようにしたり信号切換回路19で切換える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号の輪郭強調回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】表示画像の鮮鋭感を向上させるために、
画像信号に輪郭強調を施すことは従来から一般的に行な
われている技術手段である。図8は入力端子35,3
6,37に対して、個別に供給された3原色信号におけ
る各原色毎の画像信号R,G,Bを、それぞれ対応して
設けられている特定な加算器41,42,43の一つに入
力させるとともに、前記の入力端子35,36,37に
個別に供給された3原色信号における各原色毎の画像信
号R,G,B毎に、それぞれ個別に設けた輪郭補正信号
発生回路38,39,40により、各原色毎の画像信号
の輪郭補正信号Rc,Gc,Bcを発生させ、前記の各原
色毎の画像信号の輪郭補正信号Rc,Gc,Bcを、そ
の輪郭補正信号によって補正の対象にされている特定な
原色の画像信号が供給されている加算器41,42,43
に供給して、前記の加算器41,42,43から輪郭強調
された状態の各原色信号R,G,Bを出力端子44,4
5,46に出力させるような構成態様とした画像信号の
輪郭強調回路の従来例である。
【0003】また、図9は入力端子35,36,37に
対して、個別に供給された3原色信号における各原色毎
の画像信号R,G,Bを、それぞれ対応して設けられて
いる特定な加算器41,42,43の1つに入力させる
とともに、前記した各原色信号R,G,Bを加算信号発
生回路47に供給し、加算信号発生回路47において前
記した3原色信号を適当な比率で加算することにより加
算信号Y(例えば輝度信号)を発生させ、前記した加算
信号Yを輪郭補正信号発生回路48に供給して前記した
輪郭補正信号発生回路48から加算信号Yによる輪郭補
正信号Ycを発生させて、前記の輪郭補正信号Ycを前
記した加算器41〜43のすべてのものに供給し、入力
端子35〜37に供給された各原色毎の画像信号R,
G,Bを、前記した輪郭補正信号発生回路48から出力
された共通の輪郭補正信号Ycによって輪郭補正を行な
って、前記の加算器41,42,43から輪郭強調された
状態の各原色信号R,G,Bを出力端子44,45,46
に出力させるような構成態様とした画像信号の輪郭強調
回路の従来例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像信号に
対する輪郭補正が、各原色信号毎に発生させた輪郭補正
信号を用いて行なわれるようにしている図8に示した従
来例回路は、輪郭強調の対象にされている画像信号が、
例えば、人工画のような原画像に基づいて発生された画
像信号に対して良好な輪郭強調効果を与えることがで
き、また、画像信号に対する輪郭補正が、各原色信号を
加算した信号(例えば緑に重みをおいた輝度信号)によ
って発生させた輪郭補正信号を用いて行なわれるように
している図9に示した従来例回路は、輪郭強調の対象に
されている画像信号が、例えば、自然画のような原画像
に基づいて発生された画像信号に対して良好な輪郭強調
効果を与えることができるから、画像信号に輪郭補正を
施す際には、原画像の種類に応じて、それぞれ良好な輪
郭強調効果が得られるような輪郭補正回路を用いること
が望ましい。それで、原画像の種類に応じて、それぞれ
良好な輪郭強調効果が得られるような複数個の輪郭補正
回路を用意しておき、画像信号に輪郭補正を施す際に
は、原画像の種類に応じて輪郭強調のために使用される
輪郭補正回路を、前記した複数個の輪郭補正回路の内か
ら選択して使用するような構成とすることが考えられる
が、前記のような構成の画像信号の輪郭強調回路には、
常に一部の回路構成部分しか使用されないために、無駄
な構成部分を備えている状態のものとなり、しかも、複
雑な構成となって価格も高くなる、というような欠点が
ある。そのために前述のような欠点がなく、しかも、原
画像の種類に応じて、それぞれ良好な輪郭強調効果が得
られるような輪郭補正回路の出現が求められた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は原画像における
縦横に配列されている画素と対応して発生された少なく
とも3原色の各原色信号による点順次信号を含んで構成
されている原点順次信号に基づいて、前記した入力信号
中の3原色の各原色信号による点順次信号と、前記の3
原色信号中の任意の原色信号を任意の比率で加算して得
た加算生成信号とからなる新たな点順次信号を生成させ
る手段と、前記した新たな点順次信号の構成信号となっ
ている3原色信号における各原色信号と加算生成信号と
のそれぞれについて同一の輪郭補正信号発生回路を用い
て、前記の各構成信号と個別に対応している各別の輪郭
補正信号を発生させて前記した各別の輪郭補正信号によ
る点順次輪郭補正信号を得る手段と、前記の新たな点順
次信号による本線信号に対して、前記の点順次輪郭補正
信号における各別の輪郭補正信号を、それと対応する本
線信号中の各個別の構成信号に加算して行なわれる第1
の輪郭強調態様により輪郭強調を行なうようにしたり、
前記の新たな点順次信号による本線信号に対して、前記
の新たな点順次信号における加算生成信号と対応して発
生された輪郭補正信号を、それと対応する本線信号中の
各個別の構成信号へ共通に加算して行なわれる第2の輪
郭強調態様により輪郭強調を行なうようにしたり切換え
る手段とを備えてなる画像信号の輪郭強調回路を提供す
る。
【0006】
【作用】原画像における縦横に配列されている画素と対
応して発生された少なくとも3原色の各原色信号による
点順次信号を含んで構成されている原点順次信号におけ
る3原色の各原色信号中の任意の原色信号を任意の比率
で加算することによって加算生成信号を発生させる。前
記の加算生成信号を前記した原点順次信号における3原
色の各原色信号による点順次信号に付加した状態の新た
な点順次信号を生成させる。前記の新たな点順次信号の
構成信号となっている3原色信号における各原色信号と
加算生成信号とのそれぞれについて同一の輪郭補正信号
発生回路を用いて、前記の各構成信号と個別に対応して
いる各別の輪郭補正信号を発生させて前記した各別の輪
郭補正信号による点順次輪郭補正信号を作る。前記の新
たな点順次信号による本線信号に対して、前記の点順次
輪郭補正信号における各別の輪郭補正信号を、それと対
応する本線信号中の各個別の構成信号に加算して輪郭強
調を行なうようにしたり、あるいは前記の新たな点順次
信号による本線信号に対して、前記の新たな点順次信号
における加算生成信号と対応して発生された輪郭補正信
号を、それと対応する本線信号中の各個別の構成信号へ
共通に加算して輪郭強調を行なうようにしたり切換える
ようにして、同一の輪郭補正信号発生回路から出力され
た各別の輪郭補正信号による点順次輪郭補正信号を用い
て、原画像の種類に応じて、それぞれ良好な輪郭強調効
果が得られるようにする。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の画像信号
の輪郭強調回路の具体的な内容を詳細に説明する。図1
は本発明の画像信号の輪郭強調回路の一実施例を示すブ
ロック図、図2及び図7は図1に示してある本発明の画
像信号の輪郭強調回路の一部の構成部分の構成例を示す
ブロック図、図3は輪郭補正信号を生成するための隣接
画素と係数との一例を示している図、図4及び図5は信
号の構成例図、図6は輪郭強調動作を説明するための信
号波形図である。図1に示す本発明の画像信号の輪郭強
調回路において1は輪郭強調のための信号処理の対象に
される画像信号の入力端子であり、この入力端子1には
原画像における縦横に配列されている画素と対応して発
生された少なくとも3原色の各原色信号による点順次信
号を含んで構成されている原点順次信号が供給される。
図4の(a)〜(c)は、入力端子1に供給された原点
順次信号の信号配列の状態を例示している信号の構成
を、デジタルデータの配列として示している信号の構成
図であり、図4の(a)〜(c)において「Ron−
1」,「Gon−1」,「Bon−1」,「K」,「Ron」…
によって示されている順次のデジタルデータにおける
R,G,B,Kの表示において、Rは赤の原色信号のデジ
タルデータ、Gは緑の原色信号のデジタルデータ、Bは
青の原色信号のデジタルデータ、Kは黒信号のデジタル
データを示している。前記した点順次信号を構成してい
る順次の信号データは、時間軸上にτずつの間隔(標本
化周期τ)で並んでいる。(以下の説明においては、例
えば、「赤の原色信号のデジタルデータ」を、「赤の原
色信号」のように「デジタルデータ」の記載を省略する
簡略化した記載の仕方が用いられる場合もある)
【0008】図4の(a)は原画像中における(n−
1)番目の線上における画素配列と対応して得られた3
原色信号R,G,Bと黒信号Kとによる点順次信号を示
しており、図4の(a)において「Ron-1」は原画像
中のn−1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発生
された3原色信号の内で赤の原色信号の最初の信号Ro
であることを示しており、また「Gon-1」は原画像中
のn−1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発生さ
れた3原色信号の内で緑の原色信号の最初の信号Goで
あることを示し、さらに「Bon-1」は原画像中のn−
1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発生された3
原色信号の内で青の原色信号の最初の信号Boであるこ
とを示しており、Kは黒の信号を示している。また、前
記した黒の信号Kの次に示してある「R1n-1」は原画
像中のn−1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発
生された3原色信号の内で赤の原色信号Roの次の赤の
原色信号R1であることを示しており、「G1n-1」は原
画像中のn−1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して
発生された3原色信号の内で緑の原色信号Goの次の緑
の信号G1であることを示し、「B1n-1」は原画像中の
n−1番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発生され
た3原色信号の内で青の原色信号Boの次の青の信号B
1であり、Kは黒の信号を示している。
【0009】次に、図4の(b)は原画像中におけるn
番目の線上における画素配列と対応して得られた3原色
信号R,G,Bと黒信号Kとによる点順次信号を示してお
り、図4の(b)において、「Ron」は原画像中のn
番目の線上に並ぶ順次の画素と対応して発生された3原
色信号の内で赤の原色信号の最初の信号Roであること
を示しており、また「Gon」は原画像中のn番目の線
上に並ぶ順次の画素と対応して発生された3原色信号の
内で緑の原色信号の最初の信号Goであることを示し、
さらに「Bon」は原画像中のn番目の線上に並ぶ順次
の画素と対応して発生された3原色信号の内で青の原色
信号の最初の信号Boであることを示しており、Kは黒
の信号を示している。図4の(a)及び図4の(b)の
一部を参照して行なって来た点順次信号の内容に関する
説明の仕方は、図4の(b)の途中以降から図4の
(c)の終りまでに示されている信号の内容の説明にも
同様に適用できるので、その詳細な記述は省略する。
【0010】前記した図4の(a)〜(c)に例示され
ているような原点順次信号は、入力端子1を介して信号
生成回路3の入力端子aに供給される。この信号生成回
路3では、端子2を介して入力端子cに供給された重み
付け係数を用いた信号処理動作、その他の信号処理動作
を、入力端子aに供給された原点順次信号に施すことに
より、原画像における縦横に配列されている画素と対応
して発生された少なくとも3原色の各原色信号による点
順次信号を含んで構成されている図4の(a)〜(c)
に例示されているような原点順次信号を、前記した入力
信号中の3原色の各原色信号による点順次信号R,G,
Bと、前記の3原色信号中の任意の原色信号を任意の比
率で加算して得た加算生成信号Yとからなる図4の
(d)に例示されているような新たな点順次信号を生成
して、出力端子bから遅延素子6と1H遅延回路4とに
供給する。
【0011】図2は前記した信号生成回路3の具体的な
構成例を示しているブロック図であり、この図2中に示
されている信号生成回路3の入,出力端子a,b,cは
図1中にブロック3によって示されている信号生成回路
3の入,出力端子a,b,cと対応している。図2にお
いて入力端子aに順次に供給される図4の(a)〜
(c)に例示されているような原点順次信号R,G,
B,Kが、τの時間遅延量を有する遅延素子23に入力
されると、前記の遅延素子23には、それぞれ時間遅延
量がτの遅延素子24,25が縦続接続されているか
ら、前記した原点順次信号は前記した遅延素子23,2
4,25によって順次にτずつの時間遅延を受けてか
ら、前記した遅延素子25の出力信号(出力データ)が
データセレクタ31に供給されるとともに、乗算器28
にも与えられている。また、前記した遅延素子23から
の出力信号(出力データ)は乗算器26にも供給されて
おり、遅延素子24からの出力信号(出力データ)は乗
算器27にも供給されている。
【0012】図2に示す信号生成回路3において、前記
した各乗算器26〜28には、端子cに供給された重み
付け係数Kr,Kg,Kbの内の所定のものが供給され
ているが、信号生成回路3の入力端子aに供給されてい
る原点順次信号を構成しているR,G,Bの各信号デー
タが、図2中に例示されているような状態において、前
記の各乗算器26〜28ではR,G,Bの各信号データ
の個別のものに、それぞれ対応する重み付け係数Kr,
Kg,Kbを乗じて加算生成信号Yを生成する。そし
て、前記した乗算器26〜28からの出力信号(出力デ
ータ)は、加算器29,30で加算されることにより加
算生成信号Y(加算生成信号のデータY)として前記し
たデータセレクタ31に供給される。49は前記した加
算生成信号Yの発生部を示している。データセレクタ3
1では、前記した遅延素子25から順次に送出された各
原色信号R,G,Gの点順次信号と加算器30から出力
された加算生成信号Yとからなる新たな点順次信号{例
えば図4の(d)に示されているような信号構成の点順
次信号}を出力端子bに出力する。
【0013】信号生成回路3から出力された前記の新た
な点順次信号は、1H遅延回路4,5と、4τの時間遅
延量を有する遅延素子6〜9(例えばシフトレジスタ6
〜9)と、係数乗算器7〜13と、加算器14〜17な
どによって構成されている輪郭補正信号発生部50に供
給され、前記の輪郭補正信号発生部50では、前記の新
たな点順次信号における時間軸上に順次に並ぶ信号デー
タ毎に輪郭補正信号を発生する。図3は前記した輪郭補
正信号発生部50における輪郭補正信号の発生の態様を
説明するための図であって、図3の(a)は前記した輪郭
補正信号発生部50において、例えば赤の原色信号R1
nに関して輪郭補正信号を発生させる場合に、輪郭補正
信号の発生のために使用される赤の原色信号Ro,R2
n,R1n−1,R1n+1を示しており、また、図3の(b)
−0.5,2等の数値は輪郭補正信号発生部50におい
て、前記した図3の(a)に示されている赤の原色信号R
1n,Ro,R2n,R1n−1,R1n+1を用いて輪郭補正信号
を発生させる場合に、前記の各信号に対してそれぞれ乗
じるべき係数値を示している。
【0014】そして、前記した輪郭補正信号発生部50
においては、信号生成回路3から出力された前記の新た
な点順次信号における時間軸上に並ぶ順次の信号毎に、
輪郭補正信号を発生させるが、前記の新たな点順次信号
における時間軸上に並ぶ順次の信号毎の輪郭補正信号の
発生に際しては、一例として図3を参照して赤の原色信
号R1に関する輪郭補正信号の発生時における赤の原色
信号R1n,Ro,R2n,R1n−1,R1n+1等を用いて輪
郭補正信号を発生させる場合と同様な関係にある複数の
信号が用いられるのである。輪郭補正信号発生部50か
ら出力される前記した輪郭補正信号は、既述した新たな
点順次信号の構成信号となっている3原色信号における
各原色信号R,G,B(添字を省略)と加算生成信号Y
とのそれぞれについて個別に対応している各別の輪郭補
正信号CR,CG,CB,CY(添字を省略)が時間軸
上に並んでいる図4の(e){図5の(a)も同じ}に
例示されているような点順次輪郭補正信号である。
【0015】輪郭補正信号発生部50から出力された図
4の(e){図5の(a)も同じ}に示すような輪郭補
正信号は、信号切換回路19における入力端子aに供給
される。信号切換回路19の具体的な構成例を示す図7
において、aは各別の輪郭補正信号CR,CG,CB,
CY(添字を省略)が時間軸上に並んでいる点順次輪郭
補正信号の入力端子、bは輪郭補正信号の出力端子、c
は切換制御信号の入力端子である。この図7中に示され
ている信号切換回路19の入,出力端子a,b,cは図1
中にブロック19によって示されている信号切換回路1
9の入,出力端子a,b,cと対応している。図7にお
いて入力端子aには遅延回路32とラッチ回路33とが
接続されており、前記した入力端子aに供給された各別
の輪郭補正信号CR,CG,CB,CY(添字を省略)
が時間軸上に並んでいる点順次輪郭補正信号は、遅延回
路32を介してデータセレクタ34に与えられる。前記
したラッチ回路33は、ラッチパルスの供給端子33a
に供給されたラッチパルスによって、前記した入力端子
aに供給された各別の輪郭補正信号CR,CG,CB,
CY(添字を省略)が時間軸上に並んでいる点順次輪郭補
正信号中の輪郭補正信号CY(添字を省略)をラッチし
てデータセレクタ34に与える。
【0016】データセレクタ34では、切換制御信号の
入力端子cに供給された切換制御信号によって、遅延回
路32から出力された各別の輪郭補正信号CR,CG,C
B,CY(添字を省略)が時間軸上に並んでいる状態の
図5の(a)に例示されているような点順次輪郭補正信
号を信号切換回路19の出力端子bに出力させたり、あ
るいは前記したラッチ回路33によってラッチされた図
5の(b)に例示されているような輪郭補正信号CY
(添字を省略)を信号切換回路19の出力端子bに出力
させたりする。加算器18には遅延回路21の出力とし
て供給された図5の(c)に例示されているような本線
信号が供給されるとともに、信号切換回路19の出力端
子bから出力された図5の(a)に例示されているよう
な輪郭補正信号、または信号切換回路19の出力端子b
から出力された図5の(b)に例示されているような輪
郭補正信号CY(添字を省略)とが供給されることによ
り、前記の加算器18からは、画像信号の輪郭強調回路
の出力端子22に対して輪郭強調された状態の画像信号
が出力される。なお、前記した遅延回路21における時
間遅延量と、信号切換回路19中に設けられている遅延
回路32における時間遅延量とは等しい時間遅延量であ
り、また、前記した遅延回路21における時間遅延量
は、前記したラッチ回路33から出力させた図5の
(b)に例示されているような輪郭補正信号CY(添字
を省略)を信号切換回路19から加算器18に供給し
て、加算器18において図5の(c)に例示されている
ような本線信号の輪郭強調を行なうようにする場合に、
前記の両信号間に時間ずれが生じないような時間値に設
定される。図6は画像信号の輪郭強調効果を示すための
波形例図であり、図6の(a)は遅延回路21の出力と
して供給された図5の(c)に例示されているような本
線信号の波形例図、図6の(b)は信号切換回路19の
出力端子bから出力された図6の(b)に例示されてい
るような輪郭補正信号(Sb)の波形例図、図6の(c)
は加算器18から画像信号の輪郭強調回路の出力端子2
2に出力される輪郭強調された状態の画像信号の波形例
図を示している。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の画像信号の輪郭強調回路は、原画像に
おける縦横に配列されている画素と対応して発生された
少なくとも3原色の各原色信号による点順次信号を含ん
で構成されている原点順次信号における3原色の各原色
信号中の任意の原色信号を任意の比率で加算することに
よって加算生成信号を発生させて、前記の加算生成信号
を前記した原点順次信号における3原色の各原色信号に
よる点順次信号に付加した状態の新たな点順次信号を生
成させ、そして、前記の新たな点順次信号の構成信号と
なっている3原色信号における各原色信号と加算生成信
号とのそれぞれについて同一の輪郭補正信号発生回路を
用いて、前記の各構成信号と個別に対応している各別の
輪郭補正信号を発生させて前記した各別の輪郭補正信号
による点順次輪郭補正信号を作り、前記した新たな点順
次信号による本線信号に対して、前記の点順次輪郭補正
信号における各別の輪郭補正信号を、それと対応する本
線信号中の各個別の構成信号に加算して輪郭強調を行な
うようにしたり、あるいは前記の新たな点順次信号によ
る本線信号に対して、前記の新たな点順次信号における
加算生成信号と対応して発生された輪郭補正信号を、そ
れと対応する本線信号中の各個別の構成信号へ共通に加
算して輪郭強調を行なうようにしたり切換えるようにし
て、同一の輪郭補正信号発生回路から出力された各別の
輪郭補正信号による点順次輪郭補正信号を、原画像の種
類に応じてそれぞれ良好な輪郭強調効果が得られるよう
な状態で使用するようにしたから、簡単な構成の回路配
置の画像信号の輪郭強調回路によって、原画像の種類に
応じて、それぞれ良好な輪郭強調効果が得られるような
輪郭補正回路を容易に提供できたのであり、本発明によ
れば既述した従来の問題点を良好に解決することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像信号の輪郭強調回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1に示してある本発明の画像信号の輪郭強調
回路の一部の構成部分の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】輪郭補正信号を生成するための隣接画素と係数
との一例を示している図である。
【図4】信号の構成例図である。
【図5】信号の構成例図である。
【図6】輪郭強調動作を説明するための信号波形図であ
る。
【図7】図1に示してある本発明の画像信号の輪郭強調
回路の一部の構成部分の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】画像信号の輪郭強調回路の従来例のブロック図
である。
【図9】画像信号の輪郭強調回路の従来例のブロック図
である。
【符号の説明】
1…輪郭強調のための信号処理の対象にされる画像信号
の入力端子、3…信号生成回路、4,5…1H遅延回
路、6〜9…遅延素子、14〜18,29,30…加算
器、7〜13…係数乗算器、19…信号切換回路、2
1,32…遅延回路、23〜25遅延素子、26〜28
…乗算器、31,34…データセレクタ、33…ラッチ
回路、35〜37…入力端子、38〜40…輪郭補正信
号発生回路、41〜43…加算器、44〜46…出力端
子、47…加算信号発生回路、48…輪郭補正信号発生
回路、50…輪郭補正信号発生部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像における縦横に配列されている画
    素と対応して発生された少なくとも3原色の各原色信号
    による点順次信号を含んで構成されている原点順次信号
    に基づいて、前記した入力信号中の3原色の各原色信号
    による点順次信号と、前記の3原色信号中の任意の原色
    信号を任意の比率で加算して得た加算生成信号とからな
    る新たな点順次信号を生成させる手段と、前記した新た
    な点順次信号の構成信号となっている3原色信号におけ
    る各原色信号と加算生成信号とのそれぞれについて同一
    の輪郭補正信号発生回路を用いて、前記の各構成信号と
    個別に対応している各別の輪郭補正信号を発生させて前
    記した各別の輪郭補正信号による点順次輪郭補正信号を
    得る手段と、前記の新たな点順次信号による本線信号に
    対して、前記の点順次輪郭補正信号における各別の輪郭
    補正信号を、それと対応する本線信号中の各個別の構成
    信号に加算して行なわれる第1の輪郭強調態様により輪
    郭強調を行なうようにしたり、前記の新たな点順次信号
    による本線信号に対して、前記の新たな点順次信号にお
    ける加算生成信号と対応して発生された輪郭補正信号
    を、それと対応する本線信号中の各個別の構成信号へ共
    通に加算して行なわれる第2の輪郭強調態様により輪郭
    強調を行なうようにしたり切換える手段とを備えてなる
    画像信号の輪郭強調回路。
JP4157334A 1992-05-26 1992-05-26 画像信号の輪郭強調回路 Pending JPH05328171A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743799A3 (en) * 1995-05-16 1997-05-02 Ikegami Tsushinki Kk Method and device for contour correction of color image signals

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0743799A3 (en) * 1995-05-16 1997-05-02 Ikegami Tsushinki Kk Method and device for contour correction of color image signals
US5731845A (en) * 1995-05-16 1998-03-24 Ikegami Tsushinki Co., Ltd. Method and apparatus for correcting contour of color image signal

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